造成概念
教育及び情報を提供するための探訪客案内所、野外展示台、野外講義場、パーゴラが揃っていて、公園内の生物棲息地域を一目に見ることができる野外観察台がある。観察をする前に生態公園に対する情報と観察方法などを事前に学習する空間である。
- 基本方向
ビジターセンター開館以前に臨時案内所を設置して運営
- 公園の開園年度(99年)とビジターセンターの開館(予想:2001年)時期が相違
- ビジターセンター開館前に生物棲息地に対するモニターリング/研究/観察によって資料の拡充及び標本確保、情報構成などが先行
ビジターセンターは300坪規模の自然生物館と資料展示館で構成
- 資料展示館:案内、生態情報・資料展示、管理などの機能
- 自然生物館:温室でチョウ及び自生魚類を展示
臨時案内所は30坪規模の移動できる丸太の家で計画して管理の効率性を増進
生物の棲息地を観察する前に事前教育及び講義できる屋外空間を造成
土の包装は透水性の材料を使って造成
- ビジターセンター
I温室形態の自然生物館とインフォメ―ションセンター性格の資料展示館として二分化
自然生物館は棲息環境と生物との活動関係などを詳しく観察することができるように生物棲息地の環境を人為的に造成
資料展示館には生態的期作の理解を手伝うように生態展示機能と公園の管理、研究実験室などを配置
資料展示館
公園の総合的な管理運営に必要な空間と野外観察園では見られない生態的期作に対する図式的な展示空間
展示物はアニメーション、立体模型などを利用して興味を誘発
導入機能および施設
- 生態展示:生態的な期作を図式的に展示した空間
- 管理運営:展示/ラウンジ、案内デスク、管理事務室など
- 研究・実験:同好人/研究会 事務室、研究室など
- 情報・教育:VTR上映室、関連册子及び広告資料室など
自然生物館
チョウの生態および生活環境を展示/観察する温室
湖沼内の棲息環境と魚類を展示する総合水族館と自生魚類を種類別に展示する個別水族館
4階規模の温室として造成
導入機能及び施設
- チョウ園:チョウ展示室、チョウ誘引用樹液の公給台、チョウ説明板、チョウ誘引植物、幼虫繁殖室など
- 魚類水族館:総合水族館、自生魚類個別水族館
- 臨時案内所
インフォメーションセンターの完成までに利用可能
組み立て式の丸太小屋で30坪規模を予定
公園の切符売り場として利用
様々な機能
- 展示/ラウンジ:訪問客案内所、壁や立面サンプル展示及び説明案内板、写真展示または説明板等
- 教育/会議:教育用VTR、教育空間、同好会の会議室
- 案内/管理:案内デスク、関連書籍及びパンフレット装置用デスク、管理員用の脱衣室や洗面所、管理倉庫等
造成内容および観察方法
- 造成内容
面積 : 5,165m2
殖財
香木類:チョウセントネリコ外 4種 88株
灌木類:ネコヤナギ外 1種 14,285株
ハーブ類:葦外 20種 27,680本
施設物
探訪客案内所、切符売り場。自転車保管台、総合案内板、野外講義場、野外展示台、簡易お手洗い、公衆電話、パーゴラ、ゴミ分離収去箱、野外観察台
- 観察方法
パーゴラの周りで植物の名前を当ててみましょう。
野外観察台で生態公園の全体を見回してみましょう。