ソウルの北部、江北(カンブク)地域の住民たちにも家の近くで楽しむことができる大型緑地公園「北ソウル夢の森」が、江北区樊洞(ポンドン)の66万2627㎡の敷地(ドリームランド跡地)に造成され、2009年10月オープンしました。この「北ソウル夢の森」は、「ワールドカップ公園」、「オリンピック公園」、「ソウルの森」に続き、ソウルで4番目に大きい公園です。江北区、城北区、道峰区、蘆原区、東大門区、中浪区の住民267万人の暮らしの中の憩いの公園として定着しています。
「北ソウル夢の森」の中心部には、高さ7mの「月光滝」と「エウォル亭(東屋)」がある大きな池「月影池」をはじめ、ソウル広場の2倍の広さを誇る大型の芝広場が広がっています。そして「月影池」の周辺には、韓国の伝統家屋「昌寧尉宮斎舍(登録文化財第40号)」があり、伝統の香りが漂っています。
また、ソウル市内を一望できる49.7mの展望台は、「北ソウル夢の森」の特別スポットです。北には北漢山(プッカンサン)、道峰山(トボンサン)、水落山(スラクサン)の絶景が広がり、南には南山(ナムサン)、漢江(ハンガン)まで一望できます。駐車場の裏側に造成された水路庭園、四季園、ブラウン・ガーデン、花木園など5つのテーマ「野生草花園」や渓流に沿って流れてくる水を7つの滝で演出した「七滝池」も見どころです。
複合文化芸術空間である「夢の森アートセンター」は、ミュージカルやオペラなどの公演が可能なパフォーマンス・ホール(283席)、リサイタルやコンサートなどが可能なコンサート・ホール(297席)、講演や会議などができる多目的ホール、ギャラリーなどの施設を備えており、コンサート、ミュージカル、演劇など、高品格文化芸術を一年中楽しむことができます。