メインコンテンツに移動
  • ソウル市ニュースレター購読 刊行物
  • visiting seoul?
T T

国際交流

イノベーション都市シアトルの市長、最大規模の経済使節団を率いて「同行・魅力」政策学びにソウルへ

国際交流ニュース

2024/04/17 656

イノベーション都市シアトルの市長、最大規模の経済使節団を率いて「同行・魅力」政策学びにソウルへ

シアトル市長ブルース・ハレル氏を団長として政府・企業・学界などシアトルのグローバルリーダー67名が参加 安心所得‧ソウルラーンなど社会的弱者向け政策からグレートハンガン(漢江)プロジェクト‧先端産業など「魅力都市」ソウルの戦略を伝授 韓国戦争への参戦勇士の子であるブルース・ハレル(Bruce Harrell)シアトル市長は昨年6月、オ・セフン(呉世勲)ソウル市長との初対面でソウルを再訪することを約束した。ハレル市長はその約束を守り、67人の大規模な経済使節団を率いる団長として4月15日(月)ソウルを訪問した。 政府・企業・学界を網羅するグローバルリーダー67人が一度にソウルを訪問し、ソウル市の主な都市政策とノウハウを共有してほしいというシアトル側の要望を受け、ソウル市は都市政策や開発分野の政策専門家が政策の秘訣を伝授して歓迎した。 ソウル市は15日(月)ソウルを訪問した「シアトル経済使節団」のためにソウル市庁多目的ホールにて「同行・魅力特別市ソウル」の代表的な政策*をパッケージとして紹介し、意見交換の場を設けた。 ※代表的な政策には▲安心所得、▲ソウルラーン、▲気候同行カード、▲誕生応援ソウル▲手首ドクター9988、▲グレートハンガン(漢江)プロジェクト、▲緑地生態都心・庭園都市、▲創造産業の育成、▲自律走行バスなどが含まれる。 また、下半期に開催予定の「2024ソウル国際安心所得フォーラム」やグローバルスタートアップの祭典「トライ・エブリシング(Try Everything)2024」「ソウルスマートライフウィーク」など様々な国際イベントを紹介し、各分野の協力を強化することで両市の市民に実質的かつ体感可能な政策が実行されるように交流を続けるという相互の意思を確認した。
アマゾンの期待作、ソウルでロケ撮影...俳優兼プロデューサー「ダニエル・デイ・キム」がソウル市名誉市民に

国際交流ニュース

2024/03/26 428

アマゾンの期待作、ソウルでロケ撮影…俳優兼プロデューサー「ダニエル・デイ・キム」がソウル市名誉市民に

Amazonプライム・ビデオ『バタフライ(Butterfly)』、ソウルをロケ地に…ハンガン(漢江)、ヨイド(汝矣島)、トンデムン(東大門)等で撮影 ソウル市は、3月20日(水)、米ハリウッドで俳優・映画製作者・社会活動家としてマルチに活躍するダニエル・デイ・キム(Daniel Dae Kim)をソウル市名誉市民に決定したと明らかにした。同氏は、韓国ドラマをリメイクしたアメリカのテレビドラマであるABCの『グッドドクター 名医の条件』を製作し、ABCの『ロスト(LOST)』やCBSの『Hawaii Five-O(ハワイファイブオー)』などアメリカの人気ドラマで主演を務めた。 ダニエル・デイ・キムは現在、Amazonプライム・ビデオで公開予定のドラマ『バタフライ(Butterfly)』の主演としてソウルに滞在している。『バタフライ(Butterfly)』は、今年の2月末からソウルのチョンゲチョン(清渓川)、ヨイド(汝矣島)一帯でロケ撮影に入っており、6月末までプサン(釜山)、アンドン(安東)などでも撮影を行う。 『バタフライ(Butterfly)』のロケ撮影は、▲主演兼製作者のダニエル・デイ・キムが韓国への愛情とソウルへの関心▲韓国系アメリカ人作家であるステフ・チャ(Steph Cha)と、2023年ソウル市の招待ツアーに参加したメイン作家ケン・ウッドラフ(Ken Woodruff)が書いた「ソウルを背景にした物語」▲ソウル市が海外映画、ドラマなどのソウルでのロケ撮影を誘致・支援する「ソウルロケーション撮影支援事業」の三拍子が揃って実現した。 「ソウルロケーション撮影支援事業」は、2007年、オ・セフン(呉世勲)市長が海外映像作品のロケ撮影を誘致するために立ち上げた事業だ。韓国で4ヶ月以上撮影される『バタフライ(Butterfly)』は、国内での撮影が最も長い海外作品となる。 市は、海外映像作品(映画、ドラマ)の撮影を誘致するため、海外の有名な制作者らを招待し、様々なロケ候補地と映像制作のインフラを紹介する招待ツアーも運営している。 市は、『バタフライ(Butterfly)』が世界の人々にソウルの魅力と美しさを知ってもらう「広告効果」も期待している。 # Amazonプライム・ビデオの『バタフライ(Butterfly)』は、危険に満ちたスパイの世界を背景に家族の複雑な力関係を描くキャラクター中心のスパイスリラーだ。韓国に住んでいる正体不明な謎の男性デービッド・チョン(ダニエル・デイ・キム)は、米中央情報局(CIA)の元要員。過去の選択の結果と、彼を殺すために派遣された恐ろしいソシオパスのレベッカ(レイナ・ハディスティ)に追われることで、彼は崖っぷちに立たされることになる。   ダニエル・デイ・キムについて 名前 : ダニエル・デイ・キム(Daniel Dae Kim) 主な活動内容   ※1992年から52本の映画・テレビドラマに出演 韓国ドラマをリメイクした『グッドドクター 名医の条件』を製作 『ロスト(LOST)』『Hawaii Five-O(ハワイファイブオー)』などアメリカの人気ドラマで主演として活躍
ソウル市、「ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」を開始...途上国を支援

国際交流ニュース

2024/03/15 892

ソウル市、「ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」を開始…途上国を支援

全国自治体で初、途上国都市の援助ニーズを募集…3都市を支援 ソウルの圧縮型経済成長と都市開発政策に基づいた都市政策・開発ノウハウを共有 途上国における都市問題の解決に向け、政策諮問・能力強化などを本格支援へ ソウル市は、開発途上国の都市を支援するためのODA(政府開発援助)*事業「ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」を開始する。オ・セフン(呉世勲)市長の民選8期市政運営の中核となる「社会的弱者との同行」を世界に拡大した取組の一環だ。 ※政府開発援助(Official Development Assistance):国・自治体・公共機関が、OECDのDAC(開発援助委員会)でリストに挙げた援助受取国の経済発展と社会福祉増進に協力するため、開発途上国及び国際機関等に行う援助。 「ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」は、圧縮型経済発展を成し遂げてきたソウル市が都市開発および都市運営政策の経験を活かし、開発途上国の都市が直面している都市問題の解決を支援する協力事業だ。 従来の政府開発援助(ODA)事業の場合、中央政府や多国間開発銀行の主導による事業に参加する形となっていたが、今回のチャレンジ事業は、ソウル市が直接資金を投入して都市問題の解決を望む開発途上国の都市からの援助ニーズを発掘・実施する。 対象は開発途上国(DAC援助受取国)の地方政府であり、4月5日(金)までオンラインで申請を受け付ける。交通・環境・福祉などソウル市の都市政策や発展経験に基づき、3つの都市を選定して開発途上国の都市問題を解決する政策などをもって、各事業に最大3億ウォン(約25万ドル)の支援を行う予定だ。 事業の詳細は、ソウル市ホームページとソウル国際開発協力団(SUSA)ホームページ(https://susa.or.kr/home_eng/)で確認できる。 ソウル市は開発途上国の都市が申請した内容を基に、事業計画の適切性、事業内容の効果、持続可能性を評価した後、支援する都市を選定する予定だ。その後、事業ごとに国内の専門コンサルティング会社を指定して都市計画の策定、公務員の能力の強化、政策諮問、主なインフラを構築するためのフィジビリティスタディ(実現可能性調査)、モデル事業などを支援する。 ソウル市は、今回のチャレンジ事業で選定した事業の効果を高め、事業が持続的に行われるよう、国内の政府開発援助(ODA)専門機関や国際開発金融機関(MDBs:Multilateral Development Banks)などとも連携を強化し、国際開発事業を発掘・実施する予定だ。これにより、ソウル市が国際社会共通の目標である持続可能な開発目標(SDGs)の達成に貢献し、開発途上国の都市政府と交流を拡大することで世界5大都市へと一歩近づけるものと期待している。 政府開発援助(ODA)チャレンジ事業の公告 ソウル特別市公告第2024-704号 「2024ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」の募集公告 ソウル市は、開発途上国において持続可能な都市の発展を促進し、暮らしの質を向上させるための国際協力を積極的に取り組むため、「2024ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業」の申請受付について次のとおり公告します。 2024年3月6日 □事業概要 〇事業名:2024ソウル政府開発援助(ODA)チャレンジ事業 〇事業規模:海外の1都市当たり最大3億ウォンの事業費を支援(約25万ドル(USD))/3都市を選定 〇事業タイプ:マスタープランの策定、フィジビリティスタディ(実現可能性調査)、政策諮問、モデル事業、能力の強化など 〇事業の目的:開発途上国における都市問題を解決することで途上国の都市における持続可能な発展を実現する 〇対象事業:ソウル市の優秀政策を活かして都市問題を解決する事業 □申請資格及び方法 〇申請資格:開発途上国(DAC援助受取国)の地方政府 -開発途上国の地方政府、又は地方政府に所属する公共機関に限る 〇申請期間:2024年3月6日-4月5日 〇申請書類:当該都市の市長・州知事の書簡、事業申請書 〇提出方法:代表メールアドレス(SeoulODA@seoul.go.kr)宛てにオンラインで提出 □推進スケジュール 事業の公告・募集(2024年3月) 事業対象の選定(2024年4月) 現地調査(2024年5~6月) 用役の発注(2024年7~8月) 事業の実施(2024年9月)   政府開発援助(ODA)チャレンジ事業の公告(英文)
世界が注目するK-ファッション、ミラノ・ファッションウィークでデビュー…欧州輸出に道を開く

国際交流ニュース

2024/02/26 842

世界が注目するK-ファッション、ミラノ・ファッションウィークでデビュー…欧州輸出に道を開く

9月の「2025年春夏ミラノコレクション」で新作発表するブランドを選び、ショールーム展開など欧州進出を支援 20日(火)、「ミラノ・ファッションウィーク」の会場でソウル市とイタリアファッション協会、MOUを締結 今年9月、世界4大ファッションウィークの一つである「ミラノ・ファッションウィーク」の2025年春夏ミラノコレクションで、ソウル・ファッションウィークを代表する韓国人デザイナーがランウェイデビューを果たす。それに伴い、ヨーロッパのファッショントレンドを牽引するイタリア・ミラノでショールーム、セレクトショップを展開するなど中核的な流通拠点を活用したK-ファッションの輸出に道が開かれる見通しだ。 ソウル市は、世界的なファッションの都「ミラノ」を拠点に、ヨーロッパはもちろんグローバル市場へK-ファッションの価値を伝え、国内ファッションデザイナーの本格的な海外基盤づくりを支援することを明らかにした。 その基盤づくりのため、ミラノ・ファッションウィーク(2.20~2.26)が開幕した今年2月20日(火)、ソウル市とイタリアファッション協会は、イタリアファッション協会の本部で韓国ブランドのヨーロッパ進出を支援するための業務提携を骨子とするMOUを締結した。 これに基づき、ソウル市とイタリアファッション協会は、ヨーロッパ市場において競争力を有するものと期待される韓国のブランドを選び、2024年9月と2025年2月に開かれるミラノ・ファッションウィークの準備過程を支援する。 ソウル市は、ヨーロッパファッション市場の中心地である「イタリア・ミラノ」を皮切りに、高級ファッション市場の流通網を確保していく狙いだ。また、今後イタリアの中核的な流通拠点に韓国のコスメ・ファッション製品を扱うデパート、ショールーム、セレクトショップなどを展開するため、「ソウル市・イタリア国立ファッション協会・流通企業」の3者間で具体的な議論を続けていく計画だ。 写真:ソウル市とミラノファッション協会がMOUを締結