造成概念
湿地地区では、水生植物や水棲昆虫やカエリなどを観察することができます。水の深さによってスイレン・アサザ・蓮の花・水ダルゲビなどを観察することができます。そしてコガマ・Typhaceae・葦・マコモ・ショウブなど水辺の周りに生きる植物、空のかりうどのトンボ・アメンボ・水ベアンイ・ゲンゴロウ・ミズカマキリ・コオイムシなどの水棲昆虫を観察することができるように用意しております。
造成概念
湿地と関連された生物たちの生態的な安定と生活を手伝うための棲息環境を造成
水棲昆虫:主要目標生物種の生活史に関連された棲息環境を造成
湿地植物:水環境の条件による生育有形別に分類して造成
水棲昆虫/湿地生物
主要目標生物種:カエリ、トンボ
成虫の天敵である鳥類や爬虫類は人為的に調節できないので、自然的に誘導
トンボの幼虫やおたまじゃくしが生きる湿地環境を回りの生物と連係して造成
* トンボの一生:交尾及び卵産み- 幼虫-成虫(不完全変態)
* カエリの一生:交尾及び卵産み- 卵の孵化-おたまじゃくし-カエリ
湿地植物
湿地内の淡水地域は淡水環境の条件(水の墓さ)によって区分
1区域:水深 50cm-60cm
2区域:水深 10cm-20cm
3区域:水深 10cm以内
淡水地域内の植物は水環境の条件によって造成
水中植物:ヒシ、まつもなど水中で生きる植物
浮遊生物:スイレン、水ダルゲビ、ウキクサなど水面に浮かんでいる植物
出現植物(2区域):コガマ、葦、ワイルド・ライスなど背の高い植物
出現植物(3区域):ミゾソバなど背の低い植物
水辺地域:好湿性の植物
造成内容及び観察の方法
造成内容
面積:14,774m2
殖財
喬木類:オオヤマザクラ外7種164株
灌木類:ネコヤナギ外4種670株
類:葦外38種71,160本
施設物
デッキ(木の橋)484m
講義場, 小川、魚の非難地、堰止め
観察方法
湿地に生きる多様な植物、昆虫などを観察します。
湿地には水深によって生きる植物が違います。水中で生きる昆虫やカエリを見ることが出来ます。
湿地に生きるいろいろの生物を観察して見ましょう。
足を止めて観察します
植物と昆虫は動きが遅くて小さくて、見落としやすいです。
一所で足を止めてよく観察しましょう。
違う時間に観察します。
植物と昆虫は時間によって多様な姿を見せます。
同じ場所を違う時に訪問して観察してみましょう。
観察日誌を作成します。
見て、聞いて、観察した内容を小さい本に記録して見ましょう。
○日時、天気を詳しく記録します。
○観察場所を詳しく記録します。
○観察内容を記録して、簡単な絵を書きます。
○観察内容を記録した観察日記と絵は探訪客案内所に提出すると展示できます。