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ソウルシティツアーバス、到着案内サービスでよりスマートに

シティツアーバスがよりスマートなソウル観光を実現するために到着案内サービスを開始 ホームページ、モバイルウェブ、ARS、ポータルサイト(カカオバス、ネイバーマップアプリ)などでバスの位置情報をリアルタイム提供、観光地での不便さを改善 ソウルツアーを希望する観光客に便利なサービスを提供しソウルのブランドイメージ向上を図る ソウル市が、既存のバス情報システム(BIS、Bus Information System)技術をシティツアーバスに導入し、ソウル観光客向けにリアルタイムのバス到着案内サービスを提供する。 ソウルシティツアーバスはソウルの主な観光名所を巡るソウル観光商品。バスの予想到着時間をリアルタイムで提供することで、より便利で快適なソウル観光を実現する。 ホームページやモバイルウェブ、ARS、ポータルサイト、アプリなど様々な方法を通じてシティツアーバスの到着時間を確認できる。 ソウルシティツアーバス、到着案内サービスでよりスマートに サービス名 利用案内 1 ホームページ topis.seoul.go.kr Bus.go.kr TOUR01、02、 03 TOUR11、 12 路線番号で検索可能 2 モバイルウェブ m.bus.go.kr 3 アプリ ソウル交通ポータル 4 ポータルサイト カカオバス、ネイバーマップアプリ 5 ARS 1577-0287 停留所IDで検索可能 今回のサービス開始を記念して、ソウルシティツアーバス運営会社の(株)ソウルシティツアーバス、(株)黄色い風船シティバスが、下記の通りオンラインイベントを実施する。 □ イベント期間:12月16日(月)~12月31日(火) □ 応募方法:モバイルウェブ(カカオバス、ネイバーマップ、ソウル交通ポータル)、モバイルウェブ(m.bus.go.kr)のソウルシティツアーバス到着情報(TOUR01, 02, 03, 11, 12で検索)をスクリーンショットで撮影し、#ソウルシティツアーバス(#seoulcitytourbus #서울시티투어버스)タグをつけて本人のSNSに掲載 □ 景品:ソウルシティツアーバス搭乗券(1人2枚、運営会社別に10人ずつ計20人枚) □ 受け取り:チケット売り場でハッシュタグがついた写真を提示し引き換え(先着順配布) 都市交通室のファン・ボヨン室長は「2018年時点でソウルを訪問する海外観光客の数は1,500万人に上り、今やソウル市は、一歩進んだ公共交通乗換システムと世界レベルのIT交通技術を保有する観光都市となった」とし「今後、ソウル市の優れたIT交通技術力がけん引役となり、さらなる観光客誘致拡大の追い風になることを期待したい」と話す。
SMG 509

市民が選んだ2019年ソウル市10大ニュース、「タルンイ」3年連続1位 2位「公共Wi-Fi」、3位「ケアSOSセンター」

22の投資・出捐機関約2万人の「男女賃金格差現況」を9日ソウル市ホームページに掲示…討論会開催 男女賃金格差を国内で初めて分析・公開し、改善に向けた本格的な取り組みへ 労使、民間専門家が共同で作成した公示モデル提示、社会的な認識の変化を 22の機関で多様な男女賃金格差、女性の割合は18%、男性の平均勤続年数は女性よりも7.7年長い傾向 ソウル市、差別調査官など専門諮問団を各機関に派遣、改善計画を策定…民間への拡大に向け努力 今年も、ソウル市民からの反響が一番大きかったソウル市の政策は、公共自転車「タルンイ」だった。ソウル市は、今年11月からオンライン・オフライン上で実施した「私たちの暮らしを支えた2019年ソウル市10大ニュース」投票の結果、「タルンイ」が20,309票(6.4%)を獲得し、3年連続で1位になったと発表した。ソウル市民の生活と切っても切り離せないエコ交通手段としてすっかり定着した「タルンイ」に、市民からの継続的な関心が寄せられていることが見て取れる。 「私たちの暮らしを支えた2019年ソウル市10大ニュース」投票は、ソウル市の主な政策のうち30個から順位を問わず一人につき最大3つまで選択する形で行われた。投票期間の今年11月14日から12月8日までの約25日間、151,325人の市民が参加、総得票数は318,268票だった。 市民の暮らしに変化をもたらし、もっとも多くの支持を集めた第1位の政策「ソウル市公共自転車、タルンイ(20,309票、6.4%)」は、今年で累積会員数100万人(計117万人)を突破し、レンタル件数は3千万件以上に上る。ソウル市民一人当たり、約3回タルンイを利用した計算になる。 第2位は、「ソウルのどこでも無料Wi-Fiを利用できる公共Wi-Fi、S-Netの構築(19,881票、6.2%)」だった。ソウル市は、市内全域に計4,237kmの独自の通信網(有線・無線)を構築し、16,330台の公共Wi-Fi APを追加設置することで、ソウル全域で公共Wi-Fiを利用できるようにする計画だ。 第3位は、家事や看病のサポートが必要な市民のために、家庭内のあらゆる「ケア」の心配を解決する「ケアSOSセンター(17,619票、5.5%)」だった。「家庭内ケアの心配のないソウル」を目指し今年7月に発足したケアSOSセンターは、専門スタッフの「ケアマネージャー」を派遣し、急病や事故などで家事の手伝いや看病が必要になったときや、通院の付き添い、蛍光灯の交換、掃除、消毒など日常生活のサポートに至るまで、市民のニーズに沿った8つのサービスを提供する。この2か月間で計3,983件の利用があった。 今年は特に、若者や新婚夫婦の新生活の出発点となる住まいの問題を解決する「駅勢圏2030青年住宅(13,972票、4.4%)」や、新婚夫婦住居支援の拡大(13,105票、4.1%)など、青年向けの政策がトップ10にラインクインした。 ほかにも、高齢者など社会的弱者の福祉や健康をケアする「訪問型洞住民センター(4位、5.1%)」、ソウルに青空を取り戻す「大気汚染の心配のないソウル(6位、4.4%)」、今年開館した本と癒しの複合文化空間「ソウルチェクポゴ(9位、4.1%)」など、世代別・対象別の生活密着型政策も10位圏内に入っている。 ※2019年ソウル市10大ニュース投票結果 2019年ソウル市10大ニュース投票結果 順位 政策名 投票数 投票率 1 タルンイ:ときに車より速いエコ交通手段 20,309 6.4% 2 公共Wi-Fi S-Net:市民の通信基本権を全面的に保障 19,881 6.2% 3 ケアSOSセンター:申込みから管理までワンストップで! 17,619 5.5% 4 訪問型洞住民センター:住民と共に築く町の福祉 16,363 5.1% 5 日本軍「慰安婦」被害者追悼碑の設置:共に記憶すればそれが歴史となる 14,933 4.7% 6 大気汚染の心配のないソウル:ソウルに青空を取り戻そう! 13,993 4.4% 7 駅勢圏2030青年住宅:大学生・青年・新婚夫婦の住居安定化を目指して 13,972 4.4% 8 新婚夫婦住居支援の拡大:新婚夫婦の住まいの心配を解決 13,105 4.1% 9 ソウルチェクポゴ:本が宝物の複合文化スペース 13,010...   Read more
SMG 616

男女が同じスタートラインに国内初の「男女平等賃金公示制度」施行へ

22の投資・出捐機関約2万人の「男女賃金格差現況」を9日ソウル市ホームページに掲示…討論会開催 男女賃金格差を国内で初めて分析・公開し、改善に向けた本格的な取り組みへ 労使、民間専門家が共同で作成した公示モデル提示、社会的な認識の変化を 22の機関で多様な男女賃金格差、女性の割合は18%、男性の平均勤続年数は女性よりも7.7年長い傾向 ソウル市、差別調査官など専門諮問団を各機関に派遣、改善計画を策定…民間への拡大に向け努力 ソウル市は、男女が平等な労働のスタートラインに立てるよう支援すべく、今年3月8日の「国際女性デー」に発表した「男女賃金公示制度」を施行した。 ソウル市は、22の全ての投資・出捐機関につき、機関別の男女賃金格差と、職級別・職種別・在職年数別・人件費構成項目別の男女賃金格差を9日(月)ソウル市のホームページに公示(2018年ソウル市投資・出捐機関男女賃金格差現況)したと発表した。国内初の「男女賃金公示制度」の施行となる。 ※ ソウル技術研究院は2018年に設立され満勤者がいないため対象から除外。 「男女平等賃金公示制度」は、性別や雇用形態別の賃金や勤労時間など、労働に関する情報公開を義務化するもの。情報公開の透明性を高めることで性別による不合理な賃金格差を解消し、男女の平等な賃金体系を目指す。スイス、イギリス、ドイツなどではすでに同様の制度が施行されている。 ソウル市は、韓国がOECD加盟国で男女賃金格差ワースト1位という状況のなか、公共はもとより民間でも初めて男女賃金格差の分析に着手し、透明な情報公開に加え具体的な改善の取り組みを本格的に進めることが今回の公示の最大の狙いだと説明する。 女性・労働・市民団体、企業など、民間各界の専門家が参加するTFの主導のもと、22の機関の労使が対話、協力しながら推進したという点でも意義深いといえる。こうした一連の内容を男女賃金格差改善委員会(共同委員長:シン・ギョンア翰林大教授)が審議、議決し、市が最終的に公示した。 今回公示された男女平等賃金データによると、ソウル市の22の投資・出捐機関の男女賃金格差は46.42%~-31.57%と大きな開きがあった。「男女賃金格差」は、男女間の賃金の格差を比率で示したもの。例えば、30%の格差なら、男性の賃金を100万ウォンとした場合、女性の賃金は70万ウォンということになる。-30%の格差なら、男性の賃金を100万ウォンとした場合、女性の賃金は130万ウォンであることを意味する。 19の機関の男女賃金格差は、韓国の男女賃金格差(34.6%、2017年OECD発表)よりは低い結果となったが、改善すべき格差は依然存在している。 大部分の機関で、職級が高くなるほど女性の割合が低くなるという点や建築、土木、機械などの職種は、男性中心というイメージが未だ強いという点も、賃金格差発生の要因と考えられる。一例として、ソウル市農水産食品公社は、上位の職級(1~2級)には女性がいない。建築、土木などの職種が多いソウル住宅都市公社は、上位の職級(1~3級)で男性の割合が88%を占める。 ソウル市男女賃金格差改善委員会のシン・ギョンア委員長は、「ソウル市とソウル市の投資・出捐機関の労使がお互い尊重し協力し合った結果、国内初の男女平等賃金公示を施行することができた」とし「ドイツなどのヨーロッパでも国家の積極的な介入と改善の意思があったからこそ、男女の賃金格差を減らすことができた。ソウル市の今回の公示は、『労働尊重特別市ソウル』と軌を一にするもの。男女差別のない労働環境を築くための、長い道のりの第一歩になるだろう」と話す。 パク・ウォンスン市長は、「男女平等賃金公示の目的は、男女賃金格差の現状を公開し、原因を綿密に分析したうえで、改善策を提示し格差の是正に取り組んでいくところにある。男女賃金格差の改善は、男女が平等な労働のスタートラインに立つためのもっとも基本的な努力」とし、「国内で初めて公示を実施したところ、相対的に公正で透明な賃金体系を運用している公共機関においても男女賃金格差が見受けられた。合理的な理由のない理不尽な格差を解消するために、ソウル市が模範を示していきたい。そしてこの動きが民間に波及し、長年の慣行と社会的な認識に変化をもたらすことを期待したい」と話す。
SMG 758

外国人が選ぶ2019年ソウル市の優秀政策「無料公共Wi-Fi」が1位に

11/19~11/26の8日間、2019年ソウル市優秀政策アンケート実施 国内外の外国人計11,872人がオンライン投票に参加、得票数1位は「公共Wi-Fi構築」 外国人に支持される政策を把握し、関連コンテンツをソウル市外国語版ホームページやSNSでPRするなど、ソウル市の優秀政策の拡大に活用 ソウル市の都市ブランド担当室は、2019年11月19日から11月26日までの間、国内外在住のグローバル市民を対象に「2019年ソウル市優秀政策投票」を実施した。投票はソウル市の外国語版(6か国語)ホームページ(english.seoul.go.kr)に開設した特設ページを通じて計11,872人が参加した。このうち、英語圏の投票者が最も多く全体の73%を占めた。 投票の結果、1位は「2022年までにソウル全域に無料公共Wi-Fi構築」、2位は、国連公共サービス賞を受賞した「非常用公共ナプキン配置」、3位は自分自身の将来を自力で設計し社会に進出できるようサポートする「青年手当」が選ばれた。得票数はそれぞれ、6,244票(17%)、4,383票(12%)、3,597票(10%)だった。 12個の優秀政策候補は、外国語版ホームページで発信した政策を、投資、再生、環境、観光、文化、福祉などの分野ごとに分けて選定。言語圏別では、公共Wi-Fiの構築が全言語圏を通じて最も人気が高く、中国語繁体圏(香港、台湾など)と日本語圏では漢江モンタン・サマーフェスティバル、公共自転車タルンイもランクインした。 市民疎通企画室のパク・ジニョン企画官は「グローバル市民がソウル市政を身近に感じられるよう言語圏別にコンテンツを発信し、優秀政策のさらなる拡大に向けて取り組んでいきたい」とし「今回の得票結果は、今後、都市ブランドイメージ構築のためのコンテンツ制作の参考にしたい」と話す。 ◆ 外国人が選ぶ「2019年ソウル市優秀政策」投票結果 外国人が選ぶ「2019年ソウル市優秀政策」投票結果 順位 得票数 市政名 1 6,244 ソウル全域に無料公共Wi-Fi構築 2 4,383 非常用公共ナプキン配置 3 3,597 青年手当 4 3,421 公共自転車タルンイ 5 3,272 漢江モンタン・サマーフェスティバル 6 2,744 音楽島に生まれ変わった「ノドゥル島」 7 2,625 ソウル型有給病気休暇 8 2,381 グローバルスタートアップイベント 9 2,318 ソウルチェクポゴ(本宝庫) 10 2,064 新婚夫婦住居支援 11 1,537 都市建築ビエンナーレ 12 1,131 3.1独立運動100周年記念行事 ◆ 優秀政策説明資料 優秀政策説明資料 順位 政策名 参考内容...   Read more
SMG 545

ソウル市、産業と観光名所を掛け合わせた「産業観光10大テーマコース」発掘

ソウルの過去と現在、未来が共存する13分野88か所の「産業観光名所」発掘 産業名所、観光名所、食を一緒に楽しむ「産業観光10大テーマコース」公開 ソウル産業観光ガイドブックを多言語で発刊し、今月旅行会社に配布…ウェブでもコンテンツ拡散 ソウル市は、ソウルの過去と現在、未来が共存する様々な産業資源を体験、学習、見学しながら国内外の観光客の好奇心をくすぐる「産業観光名所」88か所を新たに発掘した。また、このような産業観光名所や近隣の観光名所、食を掛け合わせた「産業観光10大テーマコース」を公開した。 「産業観光10大テーマコース」は、ソウルの産業観光を楽しみ体験できる観光コンテンツ。友人や恋人、家族とともに産業観光名所を中心に巡りながら、新しいソウルの姿を発見できる。 ゲームスポーツテーマコース:VRステーション→スターフィールドCOEXモール→フットボールファンタジウム→文化備蓄基地探訪 エコ再生テーマコース:アリスナラ→トゥクソム漢江公園→ソウル新活用プラザ→清渓川(チョンゲチョン)散策路 K-POPテーマコース:現代カードビニール&プラスチック→梨泰院→SMタウンミュージアム→ソウルスカイ 未来技術テーマコース:SKテレコムNew ICT 体験館 T.um→タイムズスクエア→LGサイエンスホール→汝矣島(ヨイド)漢江公園 近代産業テーマコース:全泰壱(チョン・テイル)記念館→イウムピウム縫製博物館→東大門タッカンマリ通り→平和(ピョンファ)市場 歴史文化テーマコース:ソウル大学病院医学博物館→南山(ナムサン)豚カツ通り→文化駅ソウル284→ソウル路7017 漫画キャラクターテーマコース:ソウルアニメーションセンター→南大門(ナンデムン)市場→ライアンチーズボールアドベンチャー→Nソウルタワー 韓食文化テーマコース:韓国家具博物館→通仁(トンイン)市場→景福宮(キョンボックン)→ミュージアムキムチ間 ファッションビューティーテーマコース:広蔵(クァンジャン)市場~東大門(トンデムン)ファッションタウン~DDP 伝統工芸テーマコース:嘉会(カフェ)民画博物館~北村(ブクチョン)伝統工芸体験館~仁寺洞(インサドン)文化通り~益善洞(イクソンドン)カフェ通り ソウル市は、「産業観光名所」と「10大テーマコース」の情報を盛り込んだ<2019ソウル市産業観光ガイドブック>を多言語(日・英・中・韓)で制作し、今月中に主要旅行会社に配布する予定。詳細はウェブページ「ソウル市産業観光資源現況(https://seoulindustrialtour.com/)」で確認できる。 ソウル市観光体育局のチュ・ヨンテ局長は、「ソウルの発展をリードしてきた多様な産業観光地を紹介し、伝統と現代が共存するソウルならではの魅力を発信していきたい」とし、「国内外の観光客が楽しめるような多彩な産業観光名所と体験プログラムを開発しPRできるよう、今後も民間協力の可能性を模索していきたい」と話す。
SMG 605

2020年、ソウルで「ノーベル平和賞受賞者世界サミット」開催

パク市長とエカテリナ事務局長、5日の共同記者会見でソウル開催を公式発表 開催地選定理由:持続可能な平和に向けたソウルの努力、優れた国際基盤施設などを考慮 ノーベル平和賞受賞者、市民団体、大学生など約1千人による「平和を語る」国際会議 パク市長「2032五輪招致への国際的支持を集めるとともにソウルMICE産業発展のモメンタムを作りたい」」 世界の平和構築に尽力した歴代のノーベル平和賞受賞者や機関など、およそ1千人が一堂に会し、世界平和について議論する国際会議が来年ソウルで開催される。ソウル市は、2020年第18回「ノーベル平和賞受賞者世界サミット(WSNPL:World Summit of Nobel Peace Laureates)」の誘致に成功したと発表した。パク・ウォンスンソウル市長とエカテリナ・ザグラディナ事務局長は5日(木)、ソウル市庁で共同記者会見を開き、「ソウル」が第18回目の開催都市に選定されたと発表した。 WSNPL事務局は、「南北平和問題に世界が注目しているなか、持続可能な平和のために努力するソウルは、サミットの趣旨と目的に最も適った都市」とし「戦後の韓国の高度経済成長や文化繁栄、優れた国際会議施設が整っている点などに重きを置いて評価を行った」と述べた。 ソウル市は、ノーベル平和賞歴代受賞者が集まる権威ある国際サミットの開催を通じて、平和都市としてのソウルを世界に発信し、来年開催予定の「第1回ソウル平和フォーラム」を平和を象徴する代表的なフォーラムに育成したいとしている。 ソウル市とWSNPL事務局はこの日、来年の会議を成功させるためにMOUを締結する。特に、来年開かれる第18回のサミットに、ノーベル平和賞歴代受賞者はもとより、安保・平和分野の国際専門家を招き、南北関係と韓半島の平和定着に向け、国内外の関心と力量を集める計画。 パク・ウォンスン市長は「WSNPLの開催を通じて、韓半島の平和に対する国際的な関心を集め、戦争が残した傷跡や分断の歴史を乗り越え、平和の象徴としてのソウルを世界に発信するために準備に万全を期したい」とし「これを好機に、韓半島平和プロセスの推進に拍車をかけ、ひいては2032年夏季オリンピック・パラリンピックのソウル・平壌共同開催の実現に向けた国際的な支持を集めたい」と話す。 歴代開催都市 歴代開催都市 回数 開催地 期間 テーマ 備考 第1~8回 イタリア・ローマ 1999~2007 –   第9回 フランス・パリ 2008 Human Rights and a World without Violence   第10回 ドイツ・ベルリン 2009 Breaking Down New Walls for a World without Violence   第11回 日本・広島 2010 The Legacy...   Read more
SMG 1,038

ソウル市、韓国への思い入れがある外国人11人にハングルの名前をプレゼント

ハングルの日記念イベント「ハングルの名前つけます」に248名応募…パク市長直筆のハングル名贈呈 韓国生まれの子どもを養子に迎えた豪州人夫婦や韓国人と結婚した米国人など特別な思い入れがある応募者を選定 2次募集にも82か国から549名の申し込み、ハングルの名前に対する高い関心…新韓流コンテンツに #アメリカ在住のカミーユ・ボワヴェール・コ(Camille Boisvert Ko)さんは、幼い頃アメリカに移民した韓国人と結婚した。夫の家族ともっと親しくなりたいという思いから、ソウル市がハングルの日を記念して実施した「ハングルの名前つけます」キャンペーンに応募し、「コ・ウンギョル」という名前をもらった。この名前は、主人の姓である「コ」に、「心ゆかしい」を意味する「コウン」、「心根」を意味する「ギョル」という言葉を組み合わせてつけられた。「心がきれいな人になりますように」という意味が込められている。 #韓国から男の子2人を養子に迎えたオーストラリアのある夫婦は、子どもたちとの距離を縮めるためにハングルの名前を申し込み、「浩然の気(ホヨンジギ)」をまとった光(ビッ)という意味の「ホヨン・ビッ」と「浩然の気」が宿った松(ソル)という意味の「ホヨン・ソル」という名前をそれぞれ贈られた。この名前には、韓国とオーストラリア間の架け橋となっているこの夫婦が、これからも大きな志と広い心を持ち続けてほしいという希望が込められている。 ソウル市が、韓国に関する特別なエピソードや、普段から韓国や韓国文化に関心を持つ外国人11名にハングルの名前を贈る。ハングルの日(10月9日)を記念し「ハングルの名前つけます」イベントを今年初めて実施、応募を募った結果、世界52か国・地域から248名の申し込みがあった。ソウル市は、このうち11人(10か国・地域)を選定し、ハングルの名前をつけた後、パク・ウォンスンソウル市長直筆のハングル名を贈ると発表した。 応募者の中には、幼い頃に養子として海外へ渡った人や韓国文化に関心を持つ海外の韓流ファンなど、韓国への特別な思い入れがある外国人が多く見受けられた。 ハングルの名前は、応募者自身が希望する名前の意味やそれぞれのエピソードを考慮し、ハングル団体の協力を得て純粋なハングルで作られた。ハングルの姓は、韓国文化やハングルの魅力を伝えるために、既存の姓ではなく真新しい姓を作り名付けた。 ソウル市は、1次募集に続き、2次募集(10月7日から31日まで)を開始したところ、82か国・地域から549名の申し込みがあったと明らかにした。10月単月の応募者数は、計92か国・800人余りに上る。市は、クリスマスを記念して開始する予定の3次募集も、これまでの反響を踏まえ、当初11月末を予定していた募集締め切りを12月7日(土)まで延長した。最終選定者にはクリスマスイブにハングル名を贈る予定。 また、ハングルの名前に多くの外国人から関心が寄せられたことから、世界のいたるところに韓流が広まっていることを再認識し、このプロジェクトを来年も引き続き運営し、新しい韓流コンテンツとして育てていく考え。作名対象者選定過程に参加した世宗国語文化院のキム・スロン院長は「ハングルの名前こそもっとも韓国らしいもの」とし「ハングルの名前にこれほどの熱い関心が寄せられるとは思わなかった。ハングルの名前も、立派な韓流コンテンツになり得ることを証明できたと思う」と話した。 パク・ウォンスン市長は「植民地時代に独立運動を報道したイギリス人記者アーネスト・ベセル(ハングル名:ベソル)や、韓国の国権回復運動を積極的に支援したアメリカ人ホーマー・ハルバート(ハングル名:ホルボッ)など、外国人がこの地で、ハングルの名前で韓国人と共に韓国の歴史を刻んできたように、このプロジェクトが世界の人々とより親密にコミュニケーションできるきっかけになれば」とし「今回ハングルの名前ができた外国人の方々と一緒に、世界各地での韓国文化やハングルの魅力の発信に努めていきたい」と話す。
SMG 645

ソウル交通公社、南部ターミナル駅の遊休スペースで「青年都市農業」

公社と農村振興庁、駅舎両端の地下1・2・3階に延べ面積5,629㎡の「スマートファームプラットフォーム」造成 光、温度、湿度など植物の生育環境をICT技術で制御する「スマートファーム」 インキュベーション、生産物を活用したマーケット、創業キッチンなど都市農業分野の青年創業を支援 「南部ターミナルURBAN FARMコンソーシアム」を事業者に選定…年内着工、2021年運営開始 この10年間使用されていなかった地下鉄3号線南部(ナムブ)ターミナル駅舎内の遊休空間が、ソウル交通公社によって都市農業分野の創業を目指す青年のための「スマートファームプラットフォーム」に生まれ変わる。プラットフォームの運営は2021年開始予定。南部ターミナルの遊休空間は、1987年から民間企業(チルロ総合流通)が造成し運営してきたが、2008年に寄付採納された。その後、3回の入札が行われたが落札に失敗し、空きスペースのまま放置されていた。 「スマートファーム」は、ICT技術を活用した未来型室内農場。農産物の生産から加工・流通・販売までを一か所で行うことで、都市農業分野の青年雇用や関連産業への投資を促す複合空間だ。 「スマートファームプラットフォーム」は、南部ターミナル駅舎の両端(地下1・2・3階)の延べ面積5,629㎡に造成される予定。▲最先端のICT技術で生育やエネルギー、病虫害を自動管理する「スマートファーム」 ▲青年や社会的弱者層の雇用を創出する「インキュベーションスペース」▲生産した作物を活用した販売施設や食飲料売り場、青年創業キッチンなどの「ライフスタイル複合空間」で構成される。 ソウル交通公社はこれに先立ち、7号線上道(サンド)駅と5号線踏十里(タプシムニ)駅の駅舎内に韓国で初めてスマートファーム複合空間の「メトロファーム」を造成し、未来型都市農業の新しいビジョンを提示した。メトロファームは、地下鉄駅にスマートファームを設置したもので、ソウル交通公社の固有ブランド。 既存のメトロファームはスマートファーム体験や教育に集中していたが、今回造成する「スマートファームプラットフォーム」は、これに加えて都市農業における青年創業を支援する空間として運営される点が大きな特徴といえる。公社はスマートファームの拡大だけでなく、関連分野の生態系の革新にも意欲を見せている。 ソウル交通公社は、農村振興庁(庁長:キム・ギョンギュ)と、このような内容を盛り込んだ「遊休施設を活用した都市型スマートファームのテスト構築支援事業」を共同で推進すると発表した。本事業を推進すべく、公募を通じて「南部ターミナルURBAN FARMコンソーシアム」を最終事業者として選定した。 公社は、コンソーシアムの協力もと、農業分野にICTを融合し有能な人材を確保するとともに、関連事業の投資を誘導する空間として再構築する考え。年内に着工し、2021年から運営を始める予定。 ソウル交通公社のキム・テホ社長は「公社は、第4次産業革命の育成に向け国として投資を推進しているスマートファーム事業に積極的に取り組み、農業に対するポジティブなイメージづくりと二次収益の創出のために尽力している」とし「南部ターミナル駅で青年創業ファームや創業キッチンなどを運営し差別化を図ることで、新たな青年創業生態系を築いていきたい」と話す。
SMG 629

ソウル市、ワールドスマートシティアワード「都市部門賞」受賞

世界最大級の「2019 スマートシティエキスポ・ワールドコングレス(SCEWC)」でソウル市が「都市部門賞」受賞 450都市・機関がノミネート、ソウル市の先端技術・インフラ、データ活用政策を高く評価 米ラトガーズ大の「世界電子政府評価」7回連続1位にとどまらず、世界最高のスマートシティに SCEWCに設けた「ソウルパビリオン」でデジタル市民市長室などを紹介、民間企業・技術PRも ソウル市がバルセロナで開催された世界最大級のスマートシティイベント「2019 スマートシティエキスポ・ワールドコングレス(Smart City Expo World Congress)」で「都市部門賞」を受賞した。 毎年11月スペイン・バルセロナ市で開かれる「スマートシティエキスポ・ワールドコングレス(SCEWC)」は、世界中のスマートシティが都市課題のソリューションを提案する国際イベント。昨年は、147か国・700都市から1千社、約2万5千人の専門家が参加した。今年は現地時間の11月19日(火)から21日(木)まで、バルセロナグランビアベニュー(Barcelona Gran Via Venue)で開催された。 ソウル市は20日(水)、「スマートシティエキスポ・ワールドコングレス」で行われた「ワールドスマートシティアワード(World Smart City Awards)」で、「都市部門賞」を受賞したと発表した。合わせて450の都市と機関がノミネートされたが、ソウルを含め6つの都市が本賞を受賞した。 ※ 受賞都市(6):大韓民国・ソウル、イギリス・ブリストル、ブラジル・クリチバ、ウルグアイ・モンテビデオ、イラン・テヘラン、スウェーデン・ストックホルム 「ワールドスマートシティアワード」は毎年、最先端ICT技術が集結したスマートシティ分野をリードする先進都市や革新的なアイディア・プロジェクトを選定している。ソウル市が受賞した「都市部門賞」は、スマートシティに関する研究やイニシアティブ、政策の実現可能性など、未来都市のビジョンと戦略を提示した都市に贈られる。ソウル市は2015年「mVotingサービス」でプロジェクトアワード賞を、2016年には都市部門賞をそれぞれ受賞した。 今回の受賞は、世界最高水準の都市インフラと公共データを基に、都市現象や市民行動を分析し、市民と共に都市問題を解決する協治システムを構築したソウル市の取り組みが高く評価されたものといえる。 ソウル市は、米ラトガーズ・ニュージャージー州立大学が主要都市100か所を対象に実施する「世界電子政府評価」で7回連続で1位になったことに続き、今回の受賞により、世界最高の電子政府にとどまらず、世界最高のスマートシティの栄誉も手にした。 ソウル市のコ・ギョンヒスマート都市担当官は「ソウル市のスマートシティとしての国際的なプレゼンスは、世界最高水準のICTインフラを基盤とする革新的なアイディアを持つ企業と、都市の変化に積極的に対応し取り組んできたスマートシチズンにより創られたもの」とし、「今後、スマートソウルネットワーク(S-Net)、スマートソウル都市データセンサー(S-Dot)、スマートビックデータストレージ(S-Data)など、未来のスマートシティの根幹となる事業を他の都市に先んじて推進することで、世界電子政府1位という地位に安住せず、世界をリードするグローバルスマートシティへとさらなる飛躍を目指したい」と話した。
SMG 1,049

江南の道路で自律走行車試運転へ ソウル市、都心自律走行の実証インフラ構築

ソウル市と現代自動車、21日「世界最高の自律走行モビリティプラットフォームシティ育成に向けた提携」に関するMOU締結 江南、テヘラン路など23本の道路の老朽信号制御機70基の更新など、ソウル市がインフラ支援 現代自動車、早ければ12月から江南にて独自開発の水素電気自律走行車の実証試運転 上岩に続き江南、汝矣島に実証道路を拡大、自律走行車実用化の未来都市目指す 数多くの車が行き交い、世界でも最も複雑な都市のひとつといわれるソウル江南の道路で、自律走行の試運転が行われる。早ければ12月から自律走行車が江南の道路を走行し、都心における自律走行技術の実用化に向けた実証実験が実施される。 ソウル市は、21日(木)ソウル市庁(3階小会議室1)にて、グローバル自動車メーカーの現代自動車と「世界最高の自律走行モビリティプラットフォームシティ育成に向けた提携」に関するMOU(了解覚書)を提携したと発表した。 MOUの締結を機に、ソウル市は自律走行技術の開発・実証のための道路インフラを構築し、現代自動車などの民間企業がこれに基づき完全自律走行の実用化を早期に実現することで、未来の自動車産業における官民協働体制を構築する計画。また、これに先立ち、先日上岩(サンアム)で世界初の「5G自律走行テストベッド」を構築し今年9月民間に開放したことに続き、江南、汝矣島(ヨイド)などの都心にも自律走行実証道路を拡大し、未来交通の生態系の活性化を図る。 まず、ソウル市は早ければ今年の12月から江南大路、テヘラン路、彦州(オンジュ)路など、江南地域の23本の主な道路に設置された老朽信号制御機約70基を更新する。約104本の交叉路では、交通信号開放インフラ(信号オプションボード)の設置も始める。さらに、自律走行車が走行できるよう、交通状況のみならず、周辺の施設物や他の車両と双方向で情報交換ができる道路環境を構築する、C-ITS(Cooperative-Intelligent Transport Systems:次世代知能型交通システム)を融合する。 これが実現すれば、今年4月、世界で初めて韓国が実用化に成功した超高速、超低遲延5G通信網を通じて、24時間0.1秒単位で信号の色や信号が変わるまでの時間を自律走行車が知らせてくれる。雨が降ったり信号を認識するビジョンセンサーが故障しても、安全な都心自律走行が可能になる。 現代自動車は、早ければ12月から独自で開発した環境配慮型未来自動車である「水素電気自律走行自動車」6台を皮切りに、2021年1月までに最大15台投入し江南の道路で自律走行技術の実証実験を行う。 ソウル市と現代自動車は、2021年末までに実証実験を行い、世界最高レベルの都心自律走行技術を確保し、江南、汝矣島、上岩で、交通弱者をはじめとする市民のための「都心自律走行モビリティサービス」のテストを実施する計画。 またソウル市は、2024年までに世界に先駆けて都心自律走行技術の実用化を実現することを目標としている。世界で最も進んだ「水素電気自律走行車」を発売し、環境汚染や事故の心配がない未来交通都市のスタンダードを創るというビジョンも提示した。 ソウル市のファン・ボヨン都市交通室長は「未来交通は単に自律走行車が都心を走るのではなく、免許がない人や体が不自由な交通弱者など、誰もが移動の自由を享受できるようにし、市民を運転と事故から解き放ち、ゆとりある安全な暮らしを実現するもの」とし、「ソウルは世界最高の公共交通都市からさらに飛躍し、2024年までに世界に先駆けて自律走行の実用化を果たす未来交通都市になるだろう」と抱負を語った。 【参考資料1】ソウル江南自律走行実証道路概要 【参考資料2】現代自動車の自律走行車(水素電気自動車/背景:現代自動車自律走行センター)
SMG 723

ソウル市、バス車内でも無料Wi-Fiサービス 一日700万人利用見込み

ソウル市内のマウルバス全路線(235路線、1,499台)に公共Wi-Fi完備、広域自治体では韓国初の試み 市内や広域バス・フクロウバス・リスバス など、今年6千台に設置…来年は100%整備へ ソウルで市内・マウルバスを利用するソウル・首都圏の市民約700万人の通信費軽減効果期待 2020年までに大型公園24か所、2022年までに福祉施設1,289か所に公共Wi-Fi完備、情報格差の解消と通信福祉の向上図る 11月20日からソウルを走る全てのマウルバス*で公共Wi-Fiが無料で使えるようになる。オープン型の「PublicWiFi@Seoul」またはセキュリティ保護型の「PublicWiFiSecure@Seoul」のうちいずれかを選択してアクセスすれば使用できる。全てのマウルバスに公共Wi-Fiを設置するのは自治体としては初の試み。来年からは市内バスを含めフクロウバス**、リスバス***、広域バスでも公共Wi-Fiが100%整備される予定。走行中のバス車内で誰でも簡単に無料Wi-Fiが使えるようになる。 ソウルで市内バス、広域バス、マウルバスを利用するソウルおよび首都圏の人口は、一日平均約700万人(ソウル市内バス:一日平均577万人、マウルバス:一日平均118万人)。無料Wi-Fiが導入されることで、今後は通信費の負担も軽減されると見込まれる。 ソウル市は20日(水)、マウルバスの全路線(235路線、1,499台)と、市内バスおよび広域バスの81%(7,399台中6千台)に公共Wi-Fiの設置を終えサービスを開始すると発表した。現在マウルバスは、全路線にWi-Fiが完備されている。市内バスと広域バスは、科学技術情報通信部と韓国情報化振興院が共同で整備を進めており、来年には残りの1,399台にも設置し100%導入を完了する計画。 ※ マウルバスのWi-Fiアクセス:オープン型の「PublicWiFi@Seoul」またはセキュリティ保護型の「PublicWiFiSecure@Seoul」のうちいずれかを選択して使用。オープン型Wi-Fiは 、利用者が安全かつ快適に利用できるよう、全路線のWi-Fi SSID(アクセスポイントの識別名)を統一した。初回利用時に設定すれば、次回から全てのマウルバスで自動的にアクセスできる。 ※ 市内バスのWi-Fiアクセス:オープン型の「PublicWiFi@Bus_Free_(路線番号)」またはセキュリティが強化された「PublicWiFi@Bus_Secure_(路線番号)」のSSIDのうちいずれかを選択して使用。 <情報格差の解消に向け、福祉施設やコミュニティ空間348か所に公共Wi-Fi設置を完了> ソウル市は、情報弱者がよく利用する総合社会福祉館、高齢者福祉館、障がい者福祉館、青少年休憩センターなど市内の348か所の福祉関連施設にも今年公共Wi-Fiを追加設置した。既存の施設91か所に加え、現在合計439か所の施設でサービスを提供している。 市は2022年までにソウル市内の福祉関連施設1,289か所に無料Wi-Fiを設置し、市民間の情報格差を解消する狙い。 ※ 福祉施設における公共Wi-Fi設置状況および計画 福祉施設における公共Wi-Fi設置状況および計画 合計 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 施設数(か所) 1,289 91 348 300 300 250 AP設置数(台) 4,960 360 1,200 1,200 1,200 1,000 所要予算(百万ウォン) 9,255 563 2,028 2,184 2,328 2,152 ほかにも、バスを待ちながらWi-Fiを利用できるよう、来年上半期までに中央バス専用車路の全停留所358か所にも公共Wi-Fiを整備する。 <2020年までに汝矣島公園、南山公園などソウル市内の10万㎡以上の大型公園24か所整備> 日常生活でも市民が自由にWi-Fiを使えるよう、公共Wi-Fiの設置も拡大する。汝矣島公園や南山公園、文化備蓄基地などソウル市が管理する10万㎡以上の大型公園24か所にも、2020年までに公共Wi-Fiを構築すべく現在設計作業が進められている。  公共Wi-Fiの構築および拡大は、誰でもソウルのいたるところで無料Wi-Fiを使える「フリーデータシティ」の実現を骨子とした「スマートソウルネットワーク(S-Net)推進計画」の一環。市は、2022年までにソウル全域の公共空間にWi-Fi端末機器16,330台を追加設置し、市民の通信基本権を全面的に保障するとともに、スマートシティインフラを完成させるとしている。 ※ 公共Wi-Fi AP(端末機器)設置計画(2019年~2020年) (単位:台)...   Read more
SMG 652

ソウル市育成のフードスタートアップ、3年間で雇用創出181人、売上411億ウォン記録

韓国唯一の農食品分野の創業保育センター「ソウルフードスタートアップセンター」、106社を育成 3年間で累積売上411億ウォン、投資誘致60億ウォン、181人の雇用創出達成…入居競争率4対1 マーケティング、投資、R&D分野の専門家45人と1対1のメンタリング→投資商談会131件、博覧会への参加65社 30日(土)まで入居企業10社追加募集…第2・第3のフードスタートアップセンター開設も検討中 ソウル市は、2016年12月に開館した韓国唯一の農食品(Food-Tech, Agri-Tech)創業保育センターである「ソウルフードスタートアップセンター(Seoul Food Tech Startup Center)」で、この3年間、フードテック革新スタートアップ106社を育成し、入居企業の累積売上411億ウォン、投資誘致60億ウォン、雇用創出181人などの成果を収めた。2019年は、売上総額206億ウォン(49社)、投資誘致14億ウォン、新規採用44人、投資商談会131件・26社、博覧会への参加10回・65社、専門家によるメンタリング215回などの実績を上げている。 ソウル市育成のフードスタートアップ、3年間で雇用創出181人、売上411億ウォン記録 売上 投資誘致額 雇用創出 知的財産権 合計 411億ウォン 61.8億ウォン 181人 101件 2019年(10月) 206億ウォン 14億ウォン 44人 47件 2018年 120億ウォン 30億ウォン 77人 39件 2017年 85億ウォン 18.8億ウォン 60人 15件 「ソウルフードスタートアップセンター」は、農食品産業の有望なスタートアップを発掘するため、オフィススペースの提供はもちろん、マーケティングや投資誘致、技術開発など分野別の専門家メンタリング、国内外の展示会への参加支援、農食品関連企業と関連企業間のネットワーキング、入居企業間の協業などを支援している。 現在、入居している企業は計49社。伝統的な農食品メーカーや食品流通業界に革新をもたらすO2Oプラットフォーム、全国規模の農産物契約栽培を通じた「都農相生(都市と農村が共に成長する)」を実現する農業ベンチャー、未来の食料確保に向けた代替肉類の開発、ムクゲの食用化開発など、農食品を基盤とした様々な分野で、フードテック革新企業が活発に活動している。 センターには農食品分野の多様な企業が入居しているだけに、各企業の特性や成長サイクルに合わせた専門家マッチング、食品関連展示会への参加支援、大手企業や投資家とのネットワーキングイベントの開催など、きめ細かな支援を提供している。 創業予備期から成長期に至るまで、各企業のステージに合わせて専門家によるメンタリングも行われる。マーケティング、投資、R&Dなど9つの分野で45人の専門メンターが企業別に1対1のメンタリングを行うため、入居企業は適宜専門家のアドバイスが受けられる。また、育成担当マネージャーが常時相談に乗り、各企業の課題を把握し、最適なメンターをマッチングする体制も整っている。 併せて、スタートアップにとってもっとも重要な資金確保のための投資誘致も支援する。投資専門メンターとのマッチング、投資家や関連機関とのネットワーキングイベントの開催、専門機関との協業による成長支援プログラム(スケールアップ)の導入など、入居企業の優れた製品やサービスへの投資を積極的に誘致し、企業の成長を後押しする。 ソウル市は、11月30日(土)までソウルフードスタートアップセンターの入居企業を追加で10社募集すると発表した。農食品分野の革新的なアイディアや事業化能力を備え、ユニークな事業モデルを有する創業者なら誰でも申請できる。応募方法は申請書類と事業計画書をソウルフードスタートアップセンターホームページ(http://seoulfoodstartup.org)に提出。詳細の問い合わせはソウルフードスタートアップセンター(☎02-6978-1741)へ。  ソウル市都市農業課のソン・イムボン課長は「ソウル市はこの3年間の数多くの成果を土台に、有望な食品関連スタートアップの持続可能な成長をけん引する役割を拡大している」とし「食品分野スタートアップの入居ニーズが増え続けているだけに、今後、第2・第3のフードスタートアップセンターの開設も検討したい」と話す。  ☐ ソウルフードスタートアップセンター ソウルフードスタートアップセンター 入居企業間ネットワーキング 展示会 講師を招いた特別講義 オフィススペース
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