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環境/エネルギー

ソウル市、浄水センターから給水管まで改善し、安心して飲めるアリスを供給

環境/エネルギーニュース

2024/02/26 722

ソウル市、浄水センターから給水管まで改善し、安心して飲めるアリスを供給

浄水施設~上水道管~屋内給水管を含む水道水供給設備の改善に5千億を投入 浄水センターの本格的な整備を進め、年内62㎞、2040年までに上水道管計3千㎞を交換 ソウル市は、市民に世界最高品質の水道水を供給するため、老朽化した浄水センターの本格的な整備に乗り出し、年内には上水道管62.5kmを交換し、2040年までに計3,074kmを整備すると明らかにした。 今年から浄水施設と上水道管、老朽住宅内の給水管までを含む水道水の生産・供給設備を改善していくことで、水道水の品質を世界的なレベルに引き上げ、安心して飲める水道水を供給するということだ。このため、ソウル市は巨額の投資を行う計画だが、浄水センターの本格的な整備はもちろん、上水道管の交換・洗浄、老朽化した給水管に対する総合支援という3つの分野に計5,553億ウォンが投じられる。 一方、「アリス」の水質検査項目と検査地点も増やしていく。水質検査項目は、昨年より2項目増やした「352項目」を検査し、これまで527カ所あったリアルタイム水質観測所も552カ所に増やす。これによって市民は、アリス本部のホームページ(https://arisu.seoul.go.kr/(韓国語))を通じて、自分の住んでいる町のアリスの水質を20分単位で確認できるようになる。 世界保健機関(WHO)は、水質検査において166項目を検査することを推奨しているが、アリスは、これより2倍以上多い項目、法定の「飲み水の水質基準」より約6倍多い項目を検査している。 現在、ソウル市内に住む人なら誰でも申請できる無料水質検査サービスである「アリス品質確認制」が実施されているが、当市は、2026年までに100万カ所での水質検査を実施する計画だ。
気候同行カード、初日売上6万2千枚…便利な利用法

環境/エネルギーニュース

2024/01/30 708

気候同行カード、初日売上6万2千枚…便利な利用法

ソウル市、1月23日(火)に「気候同行カード」を販売開始···27日(土)から本格サービス 初日に6万2千枚を売り上げ(モバイル27,000枚、実物35,000枚) 「モバイルカード」は、Androidスマホから無料でダウンロードし、口座振替でチャージして使用 「実物カード」は、まずTmoney「カード&ペイ」ホームページに登録 ソウル市は1月23日(火)、「気候同行カード」の販売を開始した。初日だけで、合計6万2千枚を売り上げた。 23日午前7時から24時までモバイルカードは2万7千枚、実物カードは3万5千枚が販売された。実物カードの販売量は、ソウル交通公社の販売量とコンビニの販売量を合算した数字だ。 「気候同行カード」をより便利に利用するには、「モバイルカード」を使った方がいい。カードを購入する必要がなく、無料でモバイルTmoneyアプリケーション(アプリ)をダウンロードして使うことができ、連携口座で簡単にチャージもできる。 但し「モバイルカード」は、Androidスマートフォンでしか使うことができず、iPhoneユーザーは「実物カード」を利用するしかない。「実物カード」は、ソウル交通公社が運営する1号線から8号線の駅舎内の顧客安全室において、現金のみで3千ウォンで購入でき、駅の近くのコンビニではカード決済でも購入できる。 <気候同行カードのチャージ端末> <気候同行カードをチャージ> 一方、「実物カード」は購入した後、Tmoney「カード&ペイ」ホームページに登録する必要がある。登録されたカードに限って「タルンイの利用」や「払い戻し」が可能であり、今後改善されるサービスも、登録されたカードにのみ適用される。カードを登録すると、リアルタイムで利用履歴を確認することができ、Tmoneyカカオチャンネルを通じて多様な情報を案内してもらえるので、かなり便利だ。 Tmoney「カード&ペイ」ホームページ(pay.tmoney.co.kr)→気候同行カードの利用案内→実物気候同行カードの「カード登録のショートカット」 <モバイル気候同行カードをダウンロード> <実物気候同行カードダウンロードのショートカット> 「モバイルカード」と「実物カード」をチャージする時は、当日を含めて5日以内に使用開始日を指定し、30日間利用できる。 例えば、2月1日に気候同行カードをチャージした場合、5日までに使用開始日を指定し、使用開始日から30日間利用できる。 気候同行カードは、1月27日(土)の始発電車から利用できる。
ソウル市、2024年の「建築物エネルギー効率化」300億ウォン無利子融資支援…18日から申請

環境/エネルギーニュース

2024/01/22 1,378

ソウル市、2024年の「建築物エネルギー効率化」300億ウォン無利子融資支援…18日から申請

断熱建具、高効率照明への交換などエネルギー性能改善工事費用を0%金利で融資 保証保険料率23.7%以下で市民の負担を最小限に…手抜き施工会社の管理強化 ソウル市が、老朽化した建物の温室効果ガス排出を削減するため、エネルギー効率を高める工事費を無利子融資で支援する、「2024年建築物エネルギー効率化(BRP)融資支援事業」を、1月18日(木)から開始すると発表した。 *建築物エネルギー効率化事業(Building Retrofit Project)とは、高効率資材(建具、断熱材、照明など)への交換等を通じて、建物の非効率的な要因を改善し、利用効率を高めてエネルギーを削減する事業であり、2008年から施行されている。 ソウル市の温室効果ガスの約70%が建物分野から排出されており、新築の建物より単位面積当たりの温室効果ガス排出量が2倍以上高い老朽化した建物が、ソウル市内のすべての建物のうち半数以上(竣工30年以上54.3%)を占めるだけに、管理対策が求められているといえる。 < 融資支援規模300億ウォンに拡大 >ソウル市は2024年、民間建築物のエネルギー性能改善を促進するため、無利子融資の支援規模を2023年より80億ウォン増額した300億ウォンまで拡大した。 *建築物エネルギー効率化(BRP)支援システム(https://brp.eseoul.go.kr)を通じて申請書を受け付けると、ソウル市融資審議委員会を開催して、適合性・妥当性などを審議して、工事終了後は規定された金融機関のローン手続きに従って工事費用の支援を受けられる。 < 市民の負担をさらに緩和・手抜き施工会社の管理強化 >2024年は、市民の経済的負担を軽減するため、住宅部門のローン契約時に加入が義務化されている保証保険の加入料率を、前年の2023年比23.7%に引き下げた。 ※ 1,000万ウォン融資の場合、平均保険料約12万ウォン → 約9万ウォンに減少 また、事業参加者の満足度と事業の信頼度を高めるため、専門家の投入など現場点検を強化して、施工会社の違反事項に対する措置基準を細分化するなど、管理を強化する予定だ。 また、ソウル市は2月1日(木)午後2時、ソウル市庁ソソムン(西小門)庁舎厚生棟4階講堂にて、建築物エネルギー効率化事業に関心を持つ建物・住宅所有者、施工会社などを対象とする説明会を開催する。説明会では、建物エネルギーの性能改善に関するソウル市政策を紹介して、2024年変更された内容と手順についても案内する予定だ。参加を希望する者は、申請者名(会社名)と電話番号を記入して、メール(seoulbrp@citizen.seoul.kr)で申請する。 改修・補修前 低炭素建物に転換 改修・補修後 現場点検の様子
ソウル市、マイカップ活性化政策として、眠れるマイカップ10万個を呼び起こす

環境/エネルギーニュース

2024/01/03 1,177

ソウル市、マイカップ活性化政策として、眠れるマイカップ10万個を呼び起こす

「マイカップ利用追加割引制」、「マイカップ利用の日」により、約10万個に及ぶマイカップ利用を引き出す ソウル市は、全国で初めて試験的に実施した「マイカップ(タンブラー)追加割引制」などのマイカップ活性化支援新規事業を推進したことにより、約10万個のマイカップの利用を引き出したと発表した。 マイカップ(タンブラー)の普及の広まりにより、1人あたり平均2~3個のカップを保有しているものの、実際の利用頻度は低いことから、マイカップの利用を活性化させ、使い捨てカップの利用を減らすべく「マイカップ利用追加割引制」や「マイカップ利用の日(タンブラーデー)」を推進した結果である。 * マイカップ利用追加割引制とは、9月~11月にかけ、マイカップ割引制を独自に運営中であるか運営計画のあるカフェを募集し、ソウル市が300ウォンを追加割引するテスト事業であり、韓国で初めて実施したものである。マイカップ割引店舗の発掘と、マイカップ利用特典の強化という2重の効果により、市民のマイカップの利用を促進した。 * マイカップ利用の日(タンブラーデー)は、マイカップを持参した市民を対象に、ソウル市が飲み物を無料で提供し、市民が実践できるイベントを推進する等、市民向けのマイカップ利用PRキャンペーンである。 ソウル市は、2024年からマイカップ活性化事業の成果及び市民の意見などを反映し、「ソウルペイと連携したマイカップ利用ポイント制」を本格的に実施する計画である。マイカップ利用ポイント制を通じて、マイカップを利用する市民はマイカップの利用に伴うポイントを貯め地域サラン商品券として利用することができ、小規模カフェを運営する個人事業主はソウルペイを通じた決済をすることでカード手数料などを抑えることができるものと予想される。 (マイカップ利用追加割引制) 参加店舗の広報物(ノウォン(蘆原)区) (マイカップ利用の日) キャンペーンに参加したサンシン(上新)小学校の生徒 (マイカップ利用の日) 使い捨てカップを減らすための自分との約束を書いている市民 (マイカップ利用の日) マイカップを利用している教室(ソウル・セジョン(世宗)高等学校)