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環境/エネルギー

ソウル市、季節管理制の実施以降、PM2.5濃度過去最低を記録

環境/エネルギーニュース

2024/04/05 1,178

ソウル市、季節管理制の実施以降、PM2.5濃度過去最低を記録

季節管理制の実施期間にPM2.5(微小粒子状物質)濃度が37%減少、PM2.5「良好」の日数が約4倍増加 輸送・暖房など4分野で16の施策を集中展開…PM2.5を約141トン(推算)削減 5等級車の運行制限違反件数は実施前より51%減少、ソウル型エコ工事現場の拡大 ソウル市が23年12月から24年3月末にかけて「第5次PM2.5季節管理制」(以下、「季節管理制」という)を実施した結果、19年の第1次実施以来、季節管理制の実施期間におけるPM2.5濃度が過去最低を記録したことを明らかにした。 ※「PM2.5季節管理制」とは、PM2.5高濃度現象が頻繁に発生する12月~翌年3月にかけて通常よりさらに強力な予防対策を展開することにより、高濃度PM2.5の発生頻度と濃度を減らすための集中管理施策のこと。第1次(2019年12月~2020年3月)、第2次(2020年12月~2021年3月)、第3次(2021年12月~2022年3月)、第4次(2022年12月~2023年3月)まで実施された。 ソウル市はこの4カ月間、冬季におけるPM2.5削減を目指して輸送・暖房・事業所など4分野で16の削減施策を集中的に展開してきた。市はこれによりPM2.5を約141トン、窒素酸化物を約2,873トン減らしたものと推算している。 これらの努力により、季節管理制の実施期間におけるPM2.5の平均濃度は、制度実施以来最も低い22㎍/㎥を記録した。季節管理制実施前の同期(2018年12月~2019年3月)に比べると、平均濃度は37%減少(35→22㎍/㎥)し、PM2.5「良好」(15㎍/㎥以下)の日数は約4倍(11→42日)増えた。 [ 季節管理制の実施期間におけるPM2.5の推移 ] ※ 第5次PM2.5季節管理制の実施期間におけるPM2.5の月平均濃度(㎍/㎥) ※ 第5次PM2.5季節管理制の実施期間におけるPM2.5の月平均濃度(㎍/㎥) 区分 実施前(’18.12.~’19.3.) 第1次(’19.12.~’20.3.) 第2次(’20.12.~’21.3.) 第3次(’21.12.~’22.3.) 第4次(’22.12.~’23.3.) 第5次(’23.12.~’24.3.) 平均 35 28 27 25 26 22 12月 24 28 27 23 19 21 1月 38 29 21 29 26 24 2月 35 28 29 26 30 23 3月 45 25 32 21 30...   Read more
歩くたびに春の香りがプンプン!...「ソウルの美しい春の花道173選」

環境/エネルギーニュース

2024/03/27 1,809

歩くたびに春の香りがプンプン!…「ソウルの美しい春の花道173選」

ソウル市、「ソウルの美しい春の花道173選」を選定…同行ガーデン・魅力ガーデンが楽しめる! 身近なお花見スポットに迷わず行けるように「スマートソウルマップ」から地図情報サービスを提供 ソウル市内の桜が4月3日頃開花して4月10日満開を迎えると予想される中、市は春の香りが満ち溢れる「ソウルの美しい春の花道173選」を発表した。 「ソウルの美しい春の花道173選」は、▲ソウル市ホームページ「ストーリー・イン・ソウル」 (https://www.seoul.go.kr/story/springflowerway)や▲スマートソウルマップ (https://map.seoul.go.kr/smgis2/short/6LEkv)で簡単に路線情報を確認することができる。(韓国語) スマートソウルマップの使い方 QRコード スマホで読み取って地図情報サービスにアクセス ソウルの主な春の花道 ▲ナムサン(南山)公園の散策路(桜) ▲キョンチュン(京春)線森の道(桜) ▲ソンドン(城東)区ウンボンサン(鷹峰山)(レンギョウ) ▲ワールドカップ公園ハヌル公園(レンギョウ) ▲チュンラン(中浪)区チュンナンチョン(中浪川)バラの街(バラ) ▲ソウル植物園(チューリップ、スイセンなどの球根類) ▲ソウルスプ(森)(チューリップ) ▲ソチョ(瑞草)区パンポ(盤浦)ソレ島(菜の花)
ソウル市、浄水センターから給水管まで改善し、安心して飲めるアリスを供給

環境/エネルギーニュース

2024/02/26 779

ソウル市、浄水センターから給水管まで改善し、安心して飲めるアリスを供給

浄水施設~上水道管~屋内給水管を含む水道水供給設備の改善に5千億を投入 浄水センターの本格的な整備を進め、年内62㎞、2040年までに上水道管計3千㎞を交換 ソウル市は、市民に世界最高品質の水道水を供給するため、老朽化した浄水センターの本格的な整備に乗り出し、年内には上水道管62.5kmを交換し、2040年までに計3,074kmを整備すると明らかにした。 今年から浄水施設と上水道管、老朽住宅内の給水管までを含む水道水の生産・供給設備を改善していくことで、水道水の品質を世界的なレベルに引き上げ、安心して飲める水道水を供給するということだ。このため、ソウル市は巨額の投資を行う計画だが、浄水センターの本格的な整備はもちろん、上水道管の交換・洗浄、老朽化した給水管に対する総合支援という3つの分野に計5,553億ウォンが投じられる。 一方、「アリス」の水質検査項目と検査地点も増やしていく。水質検査項目は、昨年より2項目増やした「352項目」を検査し、これまで527カ所あったリアルタイム水質観測所も552カ所に増やす。これによって市民は、アリス本部のホームページ(https://arisu.seoul.go.kr/(韓国語))を通じて、自分の住んでいる町のアリスの水質を20分単位で確認できるようになる。 世界保健機関(WHO)は、水質検査において166項目を検査することを推奨しているが、アリスは、これより2倍以上多い項目、法定の「飲み水の水質基準」より約6倍多い項目を検査している。 現在、ソウル市内に住む人なら誰でも申請できる無料水質検査サービスである「アリス品質確認制」が実施されているが、当市は、2026年までに100万カ所での水質検査を実施する計画だ。
気候同行カード、初日売上6万2千枚…便利な利用法

環境/エネルギーニュース

2024/01/30 806

気候同行カード、初日売上6万2千枚…便利な利用法

ソウル市、1月23日(火)に「気候同行カード」を販売開始···27日(土)から本格サービス 初日に6万2千枚を売り上げ(モバイル27,000枚、実物35,000枚) 「モバイルカード」は、Androidスマホから無料でダウンロードし、口座振替でチャージして使用 「実物カード」は、まずTmoney「カード&ペイ」ホームページに登録 ソウル市は1月23日(火)、「気候同行カード」の販売を開始した。初日だけで、合計6万2千枚を売り上げた。 23日午前7時から24時までモバイルカードは2万7千枚、実物カードは3万5千枚が販売された。実物カードの販売量は、ソウル交通公社の販売量とコンビニの販売量を合算した数字だ。 「気候同行カード」をより便利に利用するには、「モバイルカード」を使った方がいい。カードを購入する必要がなく、無料でモバイルTmoneyアプリケーション(アプリ)をダウンロードして使うことができ、連携口座で簡単にチャージもできる。 但し「モバイルカード」は、Androidスマートフォンでしか使うことができず、iPhoneユーザーは「実物カード」を利用するしかない。「実物カード」は、ソウル交通公社が運営する1号線から8号線の駅舎内の顧客安全室において、現金のみで3千ウォンで購入でき、駅の近くのコンビニではカード決済でも購入できる。 <気候同行カードのチャージ端末> <気候同行カードをチャージ> 一方、「実物カード」は購入した後、Tmoney「カード&ペイ」ホームページに登録する必要がある。登録されたカードに限って「タルンイの利用」や「払い戻し」が可能であり、今後改善されるサービスも、登録されたカードにのみ適用される。カードを登録すると、リアルタイムで利用履歴を確認することができ、Tmoneyカカオチャンネルを通じて多様な情報を案内してもらえるので、かなり便利だ。 Tmoney「カード&ペイ」ホームページ(pay.tmoney.co.kr)→気候同行カードの利用案内→実物気候同行カードの「カード登録のショートカット」 <モバイル気候同行カードをダウンロード> <実物気候同行カードダウンロードのショートカット> 「モバイルカード」と「実物カード」をチャージする時は、当日を含めて5日以内に使用開始日を指定し、30日間利用できる。 例えば、2月1日に気候同行カードをチャージした場合、5日までに使用開始日を指定し、使用開始日から30日間利用できる。 気候同行カードは、1月27日(土)の始発電車から利用できる。