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交通

ハンガン・リバーバス、チャムシル(蚕室)~ヨイド(汝矣島)を30分で···ソウル市、水上公共交通の時代を開く

交通ニュース

2024/02/06 859

ハンガン・リバーバス、チャムシル(蚕室)~ヨイド(汝矣島)を30分で···ソウル市、水上公共交通の時代を開く

オ・セフン(呉世勲)ソウル市長、「ハンガン・リバーバス」の具体的な運航計画を発表···今年10月、計8隻が運航開始 時刻表通り定時運航、通勤時間帯は15分間隔、急行路線は1日計16回運航 チャムシル(蚕室、ソンパ区)からヨイド(汝矣島、ヨンドゥンポ区)をわずか30分で走破し、交通渋滞を避けて気楽に席に座って移動できる新しい公共交通機関がソウルに登場する。ソウル市は、今年10月からハンガン(漢江)の水路に沿ってソウルの主要スポットを結ぶ「ハンガン・リバーバス」の運航を開始すると発表した。環境にやさしい水上公共交通機関の時代が開かれるわけである。 「ハンガン・リバーバス」は、マゴク(麻谷)~チャムシル(蚕室)間の計7か所の船着き場を通勤時間帯に15分間隔で運航し、平日は1日68回にわたって上り・下りの片道を運航する。長さ35m・幅9.5mで、搭乗可能人数は199人、平均速度は17ノット(31.5km/h)、最大速度は20ノット(37km/h)である。 ソウル市は、ワークライフバランスが重視される今、陸上に偏っていた今までの公共交通機関の運行範囲を水上にまで拡大することで、ソウル市民の交通便益を高めると共にソウル各地の魅力的な観光スポットを結んで「観光客3千万人時代」を目指すソウルの重要な水上交通手段として位置づける狙いである。 <船着き場の位置>
ソウル市、早朝労働者のための「自律走行早朝同行バス」運営開始…最先端交通で市民生活を照らす

交通ニュース

2024/01/25 1,058

ソウル市、早朝労働者のための「自律走行早朝同行バス」運営開始…最先端交通で市民生活を照らす

2024年下半期に早朝労働者に合わせたカスタマイズ型自律走行車を運行予定、最も必要とされているところに交通政策ノウハウを適用 始発の時間を早めてほしいとの市民の声に積極的に答え、始発よりも早い3時30分頃より運行することで利便性アップ 1分でも早く出勤するために、毎日早朝、バスの始発に乗り込む乗客がいる。環境美化員、警備員などの早朝の出勤にバスを利用し、誰よりも早く朝を準備する人たちのために、ソウル市は自律走行の先端技術を組み合わせ、迅速な移動をサポートしつつ利便性も高めた「自律走行早朝同行バス」の運営を2024年に開始し、市民の生活と同行する交通政策を推進する。 ソウル市は、早朝時間帯労働者の交通公共機関による移動の利便性を高めるための「自律走行早朝同行バス」を、2024年下半期に運営開始すると発表した。 「自律走行早朝同行バス」は、ソウル市の有する自律走行の成果と配車・路線管理などハイレベルなバスサービスまで、優秀な政策ノウハウを組み合わせた新しい公共交通サービスである。 特に今回の事業は、オ・セフン(呉世勲)市長の弱者同行交通政策において「庶民中心の公共交通機関の利便性増進」という重点目標があるだけに、最も必要とされているところに自律走行の創造産業を適用し、社会的弱者階層までのすべての市民が先端的な公共交通機関革新を体感することができるように企画された。 運行時間は現在、市内バスの正式な始発である3時50分~4時よりも早い3時30分頃となる展望である。3時30分~4時頃、市内バス初発運行前に自律走行バスを先に運行させ、配車間隔を空けずに市内バスの初発を利用できるようつなぐ方法である。これまで、より早い時間帯に初発を運行してほしいとの市民の声がコンスタントに寄せられていただけに、初発が約30分早くなる効果があるため早朝出勤の不便を解消できるものとみられる。 早朝同行バスの全景 自律走行バス運行の全景 一方ソウル市は、今後2025年にも早朝の時間帯の利用ニーズと混雑度などを総合的に把握し、路線の選定を拡大していく計画だ。
ソウル地下鉄のPM2.5(超微小粒子状物質)を30%以上低減…トンネル・プラットホームなどに合わせたカスタマイズ対策

交通ニュース

2024/01/16 475

ソウル地下鉄のPM2.5(超微小粒子状物質)を30%以上低減…トンネル・プラットホームなどに合わせたカスタマイズ対策

ソウル交通公社「地下鉄の超微小粒子状物質総合対策」、2026年までに法的基準比36%低減 トンネル~プラットホーム~待合室における空気循環の全過程を改良…「トンネル」の砂利線路→コンクリートに変更 「プラットホーム」の強制排気設備、「待合室」のPM2.5吸着マットなど老巧化した設備の交換や新技術の導入 1日平均700万人の市民が利用するソウル地下鉄では、今後、目に見えない不安要素まで解消すべく綿密な対策を行う。「地下鉄の空気質」を画期的に改善するため、旧型の砂利線路を粉塵が発生しにくい「コンクリート」へと改良し、プラットホームの下部には韓国で初めて「強制排気設備」を導入する。 また、毎日多くの乗客が利用しているゲートの入口の床面に「PM2.5吸着マット」を設置するほか、乗客が駅舎内の空気質を自ら確認し、安心して利用できるよう、「屋内空気質管理総合情報網(韓国語、www.inair.or.kr)」を通じてプラットホームや待合室のPM2.5濃度を市民に公開する。 ソウル交通公社は、これらの内容を中心とした「地下鉄の超微小粒子状物質総合対策」を策定したと発表した。2024年から3年間にわたり、空気質の改善に向けて毎年1,000億ウォンずつ合計3,000億ウォンを投入する予定で、▴トンネル、▴プラットホーム、▴待合室など、各地点におけるPM2.5の発生原因に応じて「カスタマイズ型改善」することが中心となる。 公社は現在、平均38.8㎍/㎥程度であるソウル地下駅舎のPM2.5濃度を、2026年までに法的管理基準値の50㎍/㎥よりも36%低い32㎍/㎥以下へと引き下げることを目指して集中的な管理に取り組む。 本対策は、従来は部分的な設備修繕にとどまっていた地下鉄の空気室管理を、今後は駅舎内の空気室に影響を及ぼす全ての設備を対象にして包括的な改善に取り組むことで、トンネル~プラットホーム~待合室における空気循環の全過程を改良・高度化することを主眼としている。 ▴PM2.5吸着マットの設置例(スユ駅のテストベッド) ▲ 砂利道床 ▲ コンクリート道床 ▲ 線路の水洗い ▲ 汚泥の浚渫 ▲ 改良された空調設備 ▲ 天井の空気通路の洗浄 ▲ プラットホームの強制排気設備
出勤時間のソウル地下鉄4号線、座席なし電車をテスト運行

交通ニュース

2024/01/16 557

出勤時間のソウル地下鉄4号線、座席なし電車をテスト運行

10日の出勤時間から、4号線の1つの編成において、1車両のみ座席なしの電車を投入 混雑率が40%に改善し、1車両あたり12.6㎡の登場面積が確保されるため、乗客の利便性向上を期待 10日より、4号線を座席なしの電車が走る。ソウル交通公社は、10日の出勤時間から、4号線において混雑緩和のため座席を改良した電車車両の準備を終えており、運行を開始すると発表した。 今回のテスト事業実施により、4号線の1編成の1車両において、座席が取り払われる。4号線は、2023年第3四半期基準において最高混雑度が193.4%と、1~8号線のうちもっとも高い混雑度を示している。混み合う4号線をテスト事業対象に選定することで、混雑度改善効果を検証する予定だ。 *各号線の混雑度状況(2023年第3四半期基準) *各号線の混雑度状況(2023年第3四半期基準) 年度 1号線 2号線 3号線 4号線 5号線 6号線 7号線 8号線 2022年第4四半期 105.6% 172.3% 154.8% 185.5% 140.9% 113.8% 160.6% 136.8% 2023年第3四半期 108.2% 148.6% 144.2% 193.4% 130.9% 111.6% 164.2% 140.0% 今回の地下鉄4号線の混雑緩和に向けた座席なしのテスト電車運行は、電動車に適用された初の事例となる。座席を取り払った場合、地下鉄の混雑度は最大40%にまで改善され、1車両あたり12.6㎡の搭乗面積を確保して乗客の利便性アップに貢献すると見込んでいる。 ※ 座席撤去による期待効果(2023年第3四半期基準) ※ 座席撤去による期待効果(2023年第3四半期基準) 区分 変更前 (改善) 7人席のみ撤去(42人確保) 搭乗人数 混雑率 定員(160人) 混雑率 100% 160人 79.2% (△20.8%) 混雑 (320人) 混雑率 200% 320人...   Read more