4月28日(日)午前5時30分~11時、市内の一部区間における交通規制のご案内More +
メタバースソウルは、3次元の仮想空間で自分に代わるアバターを活用することで、経済・文化観光・教育・書類の発行など様々なソウル市の行政サービスが受けられるメタバースプラットフォームです。
世界の都市として初めて独自に構築したパブリックのメタバースプラットフォームであり、TIME誌の「2022年最高の発明品」に選ばれています。
非対面でのコミュニケーションチャンネルとして注目を集めるメタバースをソウル市の市政全般に導入することで、ソウル市ならではの時空を超えた新しい公共サービスを提供すると同時に、満遍なくすべての年齢層の人が、誰でも簡単に利用できるよう、技術的・制度的基盤を構築します。
ソウル市民は、3次元の仮想空間「メタバースソウル」で自分に代わるアバターを活用することで、経済・文化観光・教育・書類の発行など様々なソウル市の行政サービスを受け、他のアバターと一緒にコミュニケーションしながら、ソウルの未来の新しい姿を描くことができます。
現実では体験しにくい災害発生時の対処法を身につけることができる「市民安全体験館’」、不動産を契約する時の注意事項などが体験できる「不動産契約を体験する」、ソウルライトのシンボルとなっている観光スポット「トンデムン(東大門)デザインプラザ(DDP)」などを、仮想空間で体験することができます。
-推奨スペックのご案内
Android | ギャラクシーS10、ギャラクシータブS6または同等仕様以上 |
IOS | iPhone11、iPad(第10世代)、iPad Air(第4世代)、 iPad Pro 19年モデル以降、または同等仕様以上 |
PC | CPU:i5-10500/メモリ:8GB ハードディスクの空き容量:10GB/オペレーティングシステム:Windows10 64bit |
メタバースソウルの広報映像
ソウル市は、ポストコロナなど変化する市政環境に迅速に対応し、新発想の公共サービスを提供するための新技術基盤オンライン市政プラットフォームである「メタバースソウル」を構築・推進すべく、地方自治体初の総合計画である「メタバースソウル推進基本計画」(2022年~2026年)を策定・発表しました。 (2021年10月)
高性能な独自プラットフォームである「メタバースソウル」を2022年末までに構築し、2022年から3段階にかけて経済・文化・観光・教育・苦情など市政にまつわる全分野の行政サービスに、メタバースエコシステムを具現化していく計画です。
第一、経済(メタバースを活用した産業生態系の育成)
オフラインで行われてきた企業支援サービスをメタバース上に具現化し、海外投資誘致を支援するとともに企業間の教育・協力の場を設け、コロナ禍によって低迷した産業生態系の活性化を図ります。
企業育成のためのデジタルコンテンツ制作教育や、キャンパスタウン創業企業のネットワーキングも、メタバース空間で行われます。
第二、教育(メタバース基盤の体感型学習支援)
メタバースの導入が最も進んでいる「教育」分野では、ソウル市民大学の仮想キャンパスをメタバース上に造成し、「ソウルラーン」は講義、メンタリング、進路説明会などと連係してメタバース環境に馴染みやすい青少年を対象に様々な実感型コンテンツを提供します。
第三、文化観光(時間・空間の制約がない非対面型文化マーケティング)
ソウルならではの魅力あふれる観光資源を「メタバースソウル」に実装させて文化観光の競争力を高め、コロナ禍などのパンデミックによりオフラインでの開催が難しくなった各種フェスティバルと展覧会をメタバース上で開けるよう、実感型コンテンツサービスを提供します。
第四、コミュニケーション(市民中心のカスタマイズ型コミュニケーション)
苦情、相談、公共施設の予約など、市民が多く利用する公共サービスをメタバースを通じて提供することで利用者の利便性を高め、デジタル大転換時代に必要とされる市民のデジタル能力を向上させるための支援を行います。
第五、都市(現実と仮想を融合させたXR基盤の都市イノベーション)
仮想現実(VR)や拡張現実(AR)など、仮想と現実が融合したエクステンデッド・リアリティ(XR)技術を取り入れ、都市管理技法をさらにアップグレードし、体の不自由な人など社会的弱者の安全と便宜を図るためのサービスを開発します。
第六、行政(現実より便利な新発想の仮想行政)
ソウル市の行政にもメタバースを導入することで効率化を図り、環境の変化に素早く対応するとともに、市民目線に立った新発想の仮想行政サービスを提供します。
メタバースカンファレンスサービスを導入して、各種イベントの開催やコミュニケーションチャンネルとして活用し、各種新技術と連携したメタバース基盤の非対面勤務環境を構築します公共・民間ビッグデータを直観的に活用・共有できるビッグデータサービスを提供します。
第七、インフラ(「メタバースソウル」の安定的なインフラ構築)
これまで述べてきた各分野におけるメタバースサービスを安定的に運営するため、その物理的基盤となる「メタバースソウル」の構築を来年からスタートし、健全性確保のための制度的基盤の確立にも乗り出す計画です。
さらに、メタバースの不健全な活用と副作用を防止し、安全な利用環境をつくるための「メタバースソウル」構築・運営ガイドラインを策定するとともに標準的手続きを策定するなど、管理体制を整える計画です。
推進分野 | 推進目標 | 推進課題 | 推進年度 |
---|---|---|---|
経済 | 1. メタバースを活用した産業生態系の育成 | ① ソウルフィンテックラボ・プレイグラウンド | ’22 |
② インベストソウル | ’23 | ||
③ デジタルコンテンツ製作所 | ’24 | ||
④ Metaverse Campus Town | ’22 | ||
教育 | 2. MZ世代をターゲットにしたメタバース学習支援 | ① ソウルラーンメタクラス | ’22 |
② ソウルラーン青少年ドリームセンター | ’22 | ||
③ ソウル市民大学メタバースキャンパス | ’23 | ||
文化・観光 | 3. 時間と空間の制約がない非対面型文化マーケティング | ① メタバースソウル観光 | ’22 |
② メタバースフェスティバルサービス | ’23 | ||
③ メタバース展示・観覧サービス | ’23 | ||
コミュニケーション | 4. 市民中心のカスタマイズ型コミュニケーション | ① メタバース120センター | ’23 |
② メタバースソウルシチズンプラットフォーム | ’22 | ||
③ 仮想市長室 | ’22 | ||
都市 | 5. 現実と仮想を融合させたXR基盤の都市イノベーション | ① XR実感都市 | ’22 |
② 知能型都市管理 | ’22 | ||
行政 | 6. 現実より便利な新発想の仮想行政 | ① メタバースカンファレンスサービス | ’22 |
② メタバーススマートワーク | ’25 | ||
③ メタバースビッグデータサービス | ’23 | ||
インフラ | 7. メタバースソウルの安定的なインフラ構築 | ① メタバースソウルプラットフォーム | ’22 |
② メタバースガイドライン策定 | ’22 |
ソウル市は、行政サービスにブロックチェーン技術を取り入れて信頼性とセキュリティを向上させ、市民が日常生活で体感できる特化サービスを普及させるべく、ブロックチェーンプラットフォームを構築しました。
ブロックチェーンプラットフォームの運営により、
「デジタルソウルウォレット」とは、ソウル市民なら誰でも便利かつ安全に利用できる、ブロックチェーンを基盤とした非対面公共サービスで、2021年7月にオープンしました。
市民は、デジタルソウルウォレットを利用して身分を証明できるデジタルIDを発行してもらい、個人に合わせたデジタル行政サービスを利用することができます。
ソウル市・自治区・傘下機関が運営する体育施設、会議室、文化行事、教育など公共サービスの予約情報を統合照会、予約申請できる市民体感型サービスです。
市・自治区・傘下機関の公共サービス予約情報へのアクセス向上