世宗大王は朝鮮王祖(1392~1910)の四番目の王である。1397年5月15日に誕生して、1450年4月8日(54歳)に昇遐した。 世宗大王は聡明な資質と気性に恵まれた上に、学問が好きで王であった32年間に歴代君王の中でも最も優れた業績を残した。
学者と技術者を優待して世界最初の測雨器を始め日時計、水時計、天体観測器など人類生活に必要ないろいろな器具を発明・製作した。そして活字を改良して音楽と楽器を発展させた。また世界の文字の歴史上独歩的な存在である訓民正音、即ちハングルを作った。ハングルは科学と哲学の合奏曲として韓国の精神と知恵が入れられた人類文化の宝である。ユネスコから文盲退治の功労者に授与する国際的な'世宗大王賞'もこういう訓民正音の創製者の名を借りたものだ。世宗大王の墓地は京畿道驪州郡陵西面ワンデ里にある英陵である。
一方、世宗大王銅像の周りには世宗の六陣開拓、訓民正音の頒布など業績を描写した総8個の浮彫と渾天儀・自擊漏・仰釜日晷など発明品の模型も配置されている。