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プレスリリース

  • 「永東大路複合乗り換えセンター」漢江の水でエコな冷暖房、初の河川熱導入

  • プレスリリース SMG 457
    • 市と韓国水資源公社は24日、永東大路複合乗り換えセンターへ河川熱ヒートポンプ導入に向け業務協定
    • 公共インフラに国内初の試み、全冷暖房の約70%を河川熱でエコ供給
    • 温室効果ガスを年間約1千トン、電気料金など運営費、毎年3億の削減効果を期待
    • 他の再生可能エネルギーより約205億↓、冷却塔による騒音や振動のない快適な緑の広場と憩いの場に

    ソウル市は、2027年に完工予定の「永東大路(ヨンドンデロ)複合乗り換えセンター」に漢江の河川水を利用した水熱源ヒートポンプを導入し、環境に優しい冷暖房システムを構築する。 民間ではすでに導入されているが、公共のインフラに水熱源ヒートシステムを導入するのは、全国でソウル市が初めて。水熱源ヒートを活用するシステムは、フランス・パリ(42,000RT)、カナダ・トロント市(75,000RT)など世界の一部大都市圏ですでに導入されており、韓国国内では2014年、ソウル市内のロッテワールドタワー(3,000RT)などに導入されている。 水熱源ヒートポンプとは、温度が夏は大気より低く、冬は高い水の特性を生かした新しい概念の環境配慮型冷暖房技術だ。永東大路複合乗り換えセンターの近隣を通る漢江水広域原水管(八堂(パルダン)→富平(ブピョン)、D2,200㎜×2列)の水を利用し、熱交換システム「ヒートポンプ」で河川水の熱(エネルギー)を室内の熱・冷気と交換し冷暖房に利用する原理だ。 ソウル市は、永東大路複合乗り換えセンターで使用する冷暖房の約70%を水熱源ヒートポンプでまかなう計画だ。実現すれば、通常の冷暖房を使用するより温室効果ガスを年間約1千トン削減でき、大規模地下空間における冷暖房の運営に必要な電気などの運営費も毎年3億ウォン削減できると見込んでいる。 また、他の再生可能エネルギーとは異なり敷地を必要としないため、敷地補償費や設置工事費など、約205億ウォンの削減効果もある。 さらに、大型施設の冷暖房には建物の外に冷却塔を設置する必要があるが、水熱源ヒートポンプの場合はそれが不要になるため、市民に騒音や振動のない緑の広場を提供でき、都心のヒートアイランド現象の緩和も期待される。 ソウル市は、「永東大路複合乗り換えセンサー」に再生可能な水熱源ヒートポンプを導入すべく、韓国水資源公社と広域管路原水の活用を骨子とした業務協定を24日(木)に締結する。 協定により、両機関は ▲永東大路複合乗り換えセンター内に水熱源を先行適用 ▲広域上水道の原水の安定的な供給および技術支援 ▲事業推進に向けた実務協議体を構成 ▲環境に優しい都市空間の造成などで協力する。 ソウル市と韓国水資源公社は、業務協定に続いて段階的に基本協定および実施協定を締結し、事業内容を具体化するとともに水熱源ヒートポンプを設置、稼働させる考えだ。 一方、「永東大路複合乗り換えセンター」は、永東大路を通過する5つの鉄道交通や地上バスをまとめて東南圏国際交流複合地区の公共交通の体系を支え、文化・講演・展示会など様々なコンテンツも導入される予定だ。 ソウル市のパク・サンドン都市基盤施設本部長は「永東大路複合乗り換えセンターに漢江の河川水を活用した環境配慮型冷暖房技術「水熱源ヒートポンプ」を導入し、大規模な予算削減を図るほか、毎年1千トンの温室効果ガス削減効果を見込んでいる。特に、公共インフラに水熱源ヒートポンプを全国で初めて導入し、これまでにない再生可能エネルギーの活性化にも乗り出す」とし「今後、他の事業にも、韓国水資源公社と共に水熱源ヒートポンプの活用方法を積極的に発掘し、適用できるよう最善を尽くして推進していきたい」と語った。

    【添付】鳥観図


    1. 夜景景観鳥観図


    2.地上広場全景鳥観図

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