環境/エネルギーニュース

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  • 韓国仏教を代表する寺院の曹渓寺(チョゲサ)が「エネルギー10%削減運動」に積極的に取り組む

    SMG 1592
  •     韓国仏教を代表する寺院の曹渓寺(チョゲサ)は、仏陀の根本的な教えである「不殺生戒」を実践するため、省エネと気候変動に対応できるよう、大衆的キャンペーンを通じて「エネルギー10%削減運動」に積極的に取り組むことにした。

        曹渓寺はソウル市のエネルギー政策である「原発一基削減事業」の一環として進められている省エネ実践公募事業の支援の下に、曹渓寺の管内の建物3棟25の事務所を対象に、10月31日まで使用エネルギーを10%削減するという計画を立てた。

        曹渓寺は今までも毎月1日(旧暦)に行われる法会や、アースアワー(世界中の人々が同じ日同じ時刻に電気を消すイベント、3月23日)、アースデイ(地球の日、4月22日)など、地球環境にとって意味のある日には、消灯して蝋燭に火を灯し、環境イベントを開催してきた。

        曹渓寺の建物をはじめとし、様々な団体が常駐している3棟の建物は、宗教空間であると同時に共同生活空間である。そこで、深刻なエネルギー問題について共有することにより宗教界を含む社会全体へ省エネの必要性に対する認識を広め、省エネへの参加を誘導するという計画を立てた。

        ソウル市は使用エネルギー10%削減の目標を達成するため、ソウル市が育成した「ソウルエネルギー管理士」を派遣してエネルギー診断を行い、曹渓寺をはじめとする仏教界の正確なエネルギー使用実態を把握する。

        また、省エネの必要性と重要性に関する共感を得るため、エネルギー管理士が中心となって宗務員やボランティア、施設物の管理者を対象に待機電力の遮断や効率的な省エネ方法に関する教育を3回以上行う。

        冷温水型浄水器に対してタイマー付きマルチタップを提供し、節電効果を点検すると同時に、参加施設物の省エネルギー量を毎月集計する。こうして節電所の状況掲示版により節減状況に関する情報を共有して省エネを奨励する計画である。また、節減を実践した建物やオフィスに対しては、褒賞を通じて省エネを持続的に奨励する計画である。

        曹渓寺はソウル市のエコマイレージ制度、エネルギー診断、節約実践教育を市民に広め、気候変動に対して積極的に対応していく。

        ソウル市は昨年末と今年始めにカトリックやプロテスタント教会とともに原発一基削減事業と省エネ実践に関する了解覚書(MOU)を締結した。今回、仏教界まで省エネ実践に積極的に参加するようになれば、ソウル市の原発一基削減事業が宗教界でも大きな成果を上げることができると期待される。