希望日記

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  •  ソウル市の市政に関する報道が毎日マスコミを通じて公表・伝達されています。
    [朴元淳の希望日記178]

    SMG 827
  •     ソウル市の市政に関する報道が毎日マスコミを通じて公表・伝達されています。ここ約1年間で、ソウル市が職員と共に政策を立て、専門家と共に知恵を絞って処理してきた結果です。ところで皆さん、ソウル市が最近、2030年までに「世界最高のリサイクル都市」になることを宣言しましたが、ご存知ですか。

     

        ソウル市は、公共機関、大型流通センター、学校などと協力・推進する廃棄物ゼロ化『Zero waste、Seoul 2030プラン』を発表しました。現在ソウル市の資源ごみのリサイクル・リユース率は45.9%ですが、これを2030年までに世界最高のリサイクル都市であるドイツのフライブルクの66%の水準まで引き上げるという計画です。そこで住宅街に資源ごみ置き場を設置する「リサイクルステーション」事業を試験的に運営し、品目別に買い取り価格の変動が激しい資源ごみに関しては一定の水準を保障する「資源ごみ回収補償金制度」を導入します。

     

        「リサイクルステーション」とは、公営駐車場、空き地、遊び場などに日時を決めて資源ごみ置き場を設置し、周辺に住む住民が、空き缶・空き瓶・紙類・ペットボトル・金属塊などの資源ごみを定められた場所に分別して出すというものです。ここで出された資源ごみの管理は、各地域で古紙回収などで生計を立てているお年寄りに任せます。回収された資源ごみは全てリサイクル専門業者である社会的企業が買い取り、その売上金は管理人であるお年寄りに現金で支払います。これは雇用創出にもつながります。

        住宅街の「リサイクルステーション」事業が定着したら、次に周辺のコンビニ・薬局・ファーストフード店など資源ごみが大量に出される地域内の商店の資源ごみを回収します。また定められた時間に資源ごみが出せない共働き家庭の場合、各家庭の事情に合わせて回収方法を決めるシステムも構築する予定です。6ヵ月間の「リサイクルステーション」試験事業と併行して、回収管理人として参加するお年寄りが自立的協同組合を設立できるよう支援する一方、資源ごみの品目別の一定した買い取り価格をソウル市が保障する「資源ごみ回収補償金制度」も実施する予定です。

        資源ごみを収集・販売する「資源ごみリサイクル協同組合」は、資源ごみの回収、整備された作業環境、一定水準の固定的な収益の保障など体系的なシステムを構築した組職としてお年寄りの自立・自生を助けます。さらに一歩進んで、資源ごみ置き場周辺の掃除及び資源ごみの違法投棄の監視など管理者としての役割も果たします。洞(町)ごとに組合員が自律的に組織を形成し、市と自治区では人材の選抜や教育の実施、安全服やリヤカーの支給など安全な勤務環境を整えるための側面的な支援を行う予定です。

        また「資源ごみ回収補償金制度」とは、買い取り価格の変動が激しい資源ごみの特性を考慮し、品目別に買い取り価格がある一定の水準を下回った場合、ソウル市が不足の管理費用を補うという制度です。対象となる品目は廃ビニール類、空き瓶、ガラス、発泡スチロールなどです。またソウル市は、社会的企業エコシティソウル株式会社(SRセンター)を設立して小型廃家電のリサイクルに注力しており、今年も小型家電3,000トン、携帯電話30万台を目標に営業活動を強化しています。現在自治区の従量制ごみ袋の製作コストは年間約143億ウォンですが、リサイクル率が50%アップする場合、約72億ウォンの予算が節減できます。さらに従量制ごみ袋の使用により市民が負担している金額約1,027億ウォンの約50%の513億ウォンが軽減できると予想しています。

        資源ごみのリサイクル・リユースが活性化されれば、廃棄物の埋め立て問題も解決できるし、予算も節減できるし、雇用創出にもつながります。資源ごみの回収体制を改善する過程で創出された働き口は、各地域で生活苦を抱えているお年寄りの所得創出にも役立つことでしょう。今回推進中の資源ごみ回収体制改善事業を通じてリサイクル率をさらに上げていけるよう、市民の皆さん及び団体関係者の皆さんの深い関心、積極的な参加・ご協力をお願いします。皆さん、みんなで力を合わせて、ソウルを世界最高のリサイクル都市を作りましょう!