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ソウル通信

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自尊心・自立の意志を育むオ・セフン(呉世勲)印の「希望の人文学」…今年も社会的弱者一千人を支援

福祉/健康/安全ニュース

2024/05/07 47

自尊心・自立の意志を育むオ・セフン(呉世勲)印の「希望の人文学」…今年も社会的弱者一千人を支援

ホームレス・低所得者層を対象に人文学講義・心理相談プログラム・自助グループの運営を支援 資格取得・就職連携・創業支援など受講生の実質的な自立・社会復帰に向けた個別支援を強化 ソウル市がホームレスと低所得者層の自尊心を回復させ、自立の意志を高めるために実施しているオ・セフン(呉世勲)印の「弱者との同行」の代表事業である「希望の人文学」。今年はより一層充実した内容を提供する。 特に今年からは「心の筋肉」を鍛える人文学講義に加え、参加者の自立に実質的に役立つ資格取得、就職連係など体系的な事後管理を提供する。また、人との触れ合いの中で心身を癒せるように受講生による自助グループの運営を支援する。 ソウル市は「希望の人文学」2024年課程を開始することを明らかにした。「希望の人文学」は22年に10年ぶりに再開され、今年で再開3年目を迎える。今年の「希望の人文学」には約1,000人のホームレスや低所得者が参加する。 オ・セフン(呉世勲)市長は、「『希望の人文学』が夢と未来に向かって進んでいく新たなきっかけになることを願い、夢と希望を与える自立の土台になるよう、ソウル市が支援する」と述べた。 4月30日(火)に開かれた「2024年希望の人文学」の入学式では、オ・セフン(呉世勲)市長や受講生約230人などが出席し、前年度の修了者による事例発表などが行われた。
「暖かい春の日、ソウルで会いましょう」…外国人観光客向け「ソウルおもてなし週間(5月3日~5月10日)

ニュース

2024/05/07 64

「暖かい春の日、ソウルで会いましょう」…外国人観光客向け「ソウルおもてなし週間(5月3日~5月10日)

連休を含む5月3日(金)~5月10日(金)の8日間、外国人観光客向け「2024ソウルおもてなし週間」春シーズンを運営 代表的な観光スポットのミョンドン(明洞)におもてなしセンターを設置…ソウル旅行相談所、ラッキードロー(抽選)などおもてなしイベントが盛りだくさん ソウル市とソウル観光協会は5月3日(金)から10日(金)までの8日間を外国人観光客向け「2024ソウルおもてなし週間(Seoul Welcome Week 2024)」に定め、春を迎えて外国人観光客向けのおもてなしイベントを開催する。 外国人観光客が多く訪れるミョンドン(明洞)では、おもてなしセンター(通訳サービス)を設置し、▴旅行相談所▴K-工芸体験▴ウェルカムドリンク(歓迎の意味を込めてお飲み物を提供するイベント)▴ソウル観光特別記念品に当たるラッキードロー(抽選)など様々な歓迎イベントを実施することでおもてなしの雰囲気を盛り上げる。 ※ ミョンドン(明洞)おもてなしセンターの概要 ‧ 場所:ミョンドン(明洞)ミリオレ前(ミョンドン駅6番出口) ‧ 運営時間:5月3日(金)~5月10日(金) / 11:00~18:00 また、ソウル市は今回のおもてなし週間で外食業総合プラットフォーム「CATCH TABLE」と協力し、K-グルメに関心の高い外国人観光客を対象に▴飲食店の予約・順番待ちシステムサービス▴特別クーポンの提供など多くの特典を用意している。 一方、ソウル市は新型コロナのエンデミック以降、昨年の秋シーズン(9月28日~10月6日)にソウルおもてなし週間を再開し、外国人観光客のソウル訪問の活性化に力を入れており、今年のソウルおもてなし週間の運営で「ソウル観光3‧3‧7‧7」の達成を目標に掲げている。 ※「ソウル観光3‧3‧7‧7」とは、「26年までに▴外国人観光客3,000万人▴1人当たり支出額300万ウォン▴滞在期間7日間▴リピート率70%を達成するというソウル観光の未来ビジョンを意味する。 「2024年ソウルおもてなし週間」ポスター 2023年秋のミョンドン(明洞)おもてなしセンターの様子 2023年ミョンドン(明洞)おもてなしセンターでの投壺体験 2023年ミョンドン(明洞)おもてなしセンターでの抽選イベント 2023年ミョンドン(明洞)おもてなしセンターでの参加イベント 外国人観光客と一緒に写真を撮るオ・セフン(呉世勲)ソウル特別市長
ソウル市、全国で初めて「出産した住宅非保有世帯」に住居費を支援

福祉/健康/安全ニュース

2024/05/07 74

ソウル市、全国で初めて「出産した住宅非保有世帯」に住居費を支援

誕生応援ソウルプロジェクトの一環…出生児1人あたり月30万ウォン、2年間で合計720万ウォンを支援 昨年ソウルからキョンギ(京畿)・インチョン(仁川)へ転居した人の61%にあたる20万人が「家族」と「住宅」を理由に移住 社会保障制度に関する協議など事前手続きを経て来年から施行…年間1万世帯への支援を期待 学業や仕事のためにソウルに住んでいたものの、結婚や出産について考える時期になると家賃の高さからソウルを離れる決心をする若者が多い。ソウルより安い新居を求めたり、あるいは子どもが生まれてもっと大きな家が必要になるなど、「住宅」や「家族」を理由にソウルからキョンギ(京畿)・インチョン(仁川)地域に移住する人口は年々増加しており、昨年だけで約20万人に上る。 このようにソウルの高い住居費は夫婦が出産をためらう最大の理由となっている。統計庁によると、ソウルに住む新婚夫婦のうち住宅を保有していない世帯の割合は64.9%で、住宅を保有していない新婚夫婦の半分以上(57.4%)は子どもがいないのに対し、ソウルに住宅を保有していて子どもがいない新婚夫婦の割合は46.3%だった。 そこでソウル市は、少子化対策のための「誕生応援ソウルプロジェクト」の新たな「住居」政策の一つとして、子どもが生まれた住宅非保有世帯に最大2年間、住居費を全国で初めて支援すると明らかにした。市が最近発表した「1人自営業者・フリーランサー出産給付支援計画(4月22日)」*に続く破格の少子化対策だ。 * 本人または配偶者が妊娠・出産した1人自営業者・フリーランサーを対象に出産支援金を支給 「出産した住宅非保有世帯に対する住居費支援事業」は社会保障制度の新設に関する保健福祉部との協議や条例改正などの事前手続きを経て、2025年から施行される予定であり、市は本政策の施行によって年間約10,000世帯が住居費の支援を受けられるものと見込んでいる。 ※出産・育児支援ホームページ(韓国語) : https://umppa.seoul.go.kr 「出産した住宅非保有世帯に対する住居費支援事業」のポスター
花金には無料で文化的な生活を!毎週金曜日に楽しむ「ソウル文化の夜」(~12月)

文化/観光ニュース

2024/05/03 364

花金には無料で文化的な生活を!毎週金曜日に楽しむ「ソウル文化の夜」(~12月)

夜も文化・芸術プログラムを楽しめるよう夜9時まで市立文化施設を開館する特別プログラム「ソウル文化の夜」が始まった。ⓒキム・ドヨン 何の予定もない金曜日の夜、仕事が終わって家にそのまま帰るのはちょっと寂しいときがある。「何をしようかな」と悩んだときは、文化に彩られたソウルのあちこちを巡ってみよう。一人でも大丈夫。お金がなくてもいい。ソウル市民なら誰でも毎週金曜日の夜、文化の薫り漂うソウルを無料で堪能することができるから。 ☞文化の夜に関するご案内(韓国語):https://culture.seoul.go.kr/culture/main/contents.do?menuNo=200037&btnId=cont_4 毎週金曜日の夜、市立文化施設9か所が夜間開館を実施する。ⓒキム・ドヨン 「ソウル文化の夜」とは、夜も市民が文化と芸術を楽しめるように市立文化施設9か所を夜9時まで開館し、特別夜間プログラムを運営する事業のこと。今回はソウル市立美術館とソウルウリソリ(民謡)博物館、ソウル図書館の3か所を訪れ、金曜日の夜をどう満喫したか皆さんにご紹介しよう。 ①ソウル市立美術館で繰り広げられるサンドアートパフォーマンス 金曜日の夕方、仕事を終えてソウル市立美術館に足を運んだ。ここでは夕方7時からサンドアーティストのセラ・キムによる、砂を使ったヒーリングアートパフォーマンスが行われる予定。場所はソウル市立美術館の庭で、40席ほどの客席が用意されていた。早めに来て待っている人もいて、子ども連れの市民やサラリーマンが見かけられた。 地下鉄シチョン駅10番出口から徒歩4分のところにソウル市立美術館がある。ⓒキム・ドヨン ソウル市立美術館を訪れた市民の様子ⓒキム・ドヨン まもなく公演が始まり、さらに多くの市民が集まってきた。「サンドアート」とは砂を使った絵のパフォーマンスのことで、数回手を動かすだけであっという間に絵が完成していく様子が印象的だった。また、海の中のイルカを描くときはアニメ「リトル・マーメイド」の主題歌が、ソウルの主要スポットを描くときは民謡風のダイナミックな歌が流れるなど、絵のテーマに合った選曲がさらに場を盛り上げた。 サンドアートを観覧する子どもたちと市民の様子ⓒキム・ドヨン 砂で表現されたクァンファムン(光化門)の様子に市民は大歓声を上げた。ⓒキム・ドヨン パフォーマンスを楽しんだ後は、夜の9時まで開館しているソウル市立美術館ソソムン(西小門)本館を観覧するのもおすすめ。「時空シナリオ」をはじめとする様々な展覧会を無料で楽しむことができる。また、毎月第一金曜日7時には「ソウル文化の夜」と連携した聴覚障害者向け手話通訳付きの解説プログラムが行われている。 ソウル市立美術館の内部の様子ⓒキム・ドヨン 「ソウル文化の夜」の金曜日は午前10時から午後9時まで開館。ⓒキム・ドヨン ② ソウルウリソリ(民謡)博物館、韓屋で聴く韓国のソリ文化! 次にチャンドックン(昌徳宮)トンファムン(敦化門)の向かい側に位置するソウルウリソリ(民謡)博物館を訪れた。そこではソウル文化の夜を迎え、国楽グループ「L’ART POUR L’ART」の伝統音楽公演が行われた。韓国初の民謡博物館であるソウルウリソリ(民謡)博物館では韓国の様々な郷土民謡が紹介されていて、民謡の楽曲を直接聴くこともできる。 地下鉄アングク駅4番出口から徒歩4分のところにソウルウリソリ(民謡)博物館がある。ⓒキム・ドヨン 韓国の民謡を直接聴くことができる。ⓒキム・ドヨン 静けさに包まれた韓屋で行われた今回の公演では、カヤグム(伽耶琴)とセンファン(笙簧)の美しいハーモニーが繰り広げられた。約20席の客席は満席となり、一部の市民は後ろに立って国楽の公演を鑑賞していた。一曲終わるたびに客席から拍手が沸き起こる。韓国の民謡を聴いていると、仕事から受けた一週間のストレスや家事に追われて溜まっていた疲れが一気に吹き飛ぶような気がした。 カヤグム(伽耶琴)とセンファン(笙簧)の演奏の様子ⓒキム・ドヨン ソウルウリソリ(民謡)博物館ヌマルで行われた国楽の演奏ⓒキム・ドヨン ソウルウリソリ(民謡)博物館は毎週金曜日のソウル文化の夜には夜9時まで開館する。ただ、地下1階と地下2階の展示空間は運営されず、1階の音源鑑賞室、テーマ展示空間、後苑のみ利用することができる。一度は耳にしたはずだが、詳しくは知らない韓国の民謡をもっと身近に感じることができて、とても有意義な時間だった。 ソウル文化の夜には、博物館の1階のみ開館する。ⓒキム・ドヨン   ③ソウル図書館センガンマルで開催されるブックトーク 最後に訪れたソウル図書館では、作家と触れ合えるブックトークが開催されていた。この日は『賢い人はどう考えてどう質問するのか』の著者イ・シハンさんがAI時代の今、賢く質問する方法について語った。夕方7時から90分間行われたブックトークには、足を踏み入れることができないほど多くの市民が客席を埋め尽くした。 ソウル文化の夜のプログラムが行われるソウル図書館の様子ⓒキム・ドヨン 作家イ・シハンさんが「賢く考えて質問する方法」について語る。ⓒキム・ドヨン 中でも「メタバース」という仮想世界を背景に、内気な主人公がパーティーにうまくなじむようにAI(人工知能)ベースのキャラクターがアドバイスしてくれるシミュレーションを見て、AI技術が驚くべきスピードで進歩している中でそれを賢く利用することこそが競争力につながるという作家の言葉に大いに共感した。ソウル文化の夜と連携したこれらのイベントは今年の12月までソウルの各地で開催される予定だ。 ソウル文化の夜についてのさらに詳しい内容は、ソウル文化ポータルのホームページ(韓国語、https://culture.seoul.go.kr/culture/main/main.do)から確認することができる。金曜日に夜間開館する文化施設9か所や各施設の詳細なプログラムスケジュールが掲載されている。一部のプログラムは事前予約の必要があるため、事前にチェックして金曜日の夜は文化を思う存分楽しんでみよう。 ソウル文化ポータルのホームページから「ソウル文化の夜」に関する情報を確認することができる。ⓒキム・ドヨン 「ソウル文化の夜」の運営に関するご案内   期間:4月~12月毎週金曜日 場所:都心の主な市立文化施設(9か所)及び代表的な文化ランドマークなど -[博物館(4か所)]:ソウル歴史博物館、ハンソンベクチェ(漢城百済)博物館、ソウル工芸博物館、ソウルウリソリ(民謡)博物館 -[美術館(1か所)]:ソウル市立美術館 -[その他(4か所)]:ソウル図書館、セジョン(世宗)・チュンムゴン(忠武公)物語、ナムサンコル(南山谷)韓屋村、ウンヒョングン(雲峴宮) 主な内容:毎月第一金曜日に文化施設の夜間開館、文化プログラムの運営、夜間公演の観覧券の提供 プログラムの詳細スケジュール:ソウル文化ポータルホームページ→文化情報→文化政策→日常文化→ソウル文化の夜 お問い合わせ:ソウル市文化政策課 +82-2-2133-2538   ソウル市立美術館 住所:ソウル特別市チュン(中)区トクスグンギル61 ホームページ お問い合わせ:+82-2-2124-8800   ソウルウリソリ(民謡)博物館 住所:ソウル特別市チョンノ(鐘路)区ユルゴンロ96 ホームページ...   Read more

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