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ソウル市、医療観光協力機関を増やし領域を拡大へ  200の新規機関を募集

医療機関、外国人患者の誘致機関、観光分野のサービス機関が対象。8月12日まで募集。 ウェルネス分野の新設、協力機関規模の拡大(約200機関)で、ソウル医療観光の領域を拡大。 公式証書の提供に加え国内外へのマーケティング機会、体験費用など各種の支援で医療観光の再跳躍へ ソウル市とソウル観光財団が「持続可能な医療観光都市ソウル」を一緒につくっていく協力機関を新たに募集する。募集分野は医療機関、外国人患者の誘致機関、観光分野のサービス機関で、募集期間は8月12日(木)までだ。 今回の募集する協力機関には新たにウェルネス機関を追加したほか、協力機関の規模も200あまり(現在は166)に拡大し、医療観光領域の拡大だけでなく、医療観光トレンドの変化にも素早く対応していく。 選定された協力機関に対しては、△ソウル特別市の医療観光協力機関であることを証明する公式証書(指定日から3年間有効)が提供されるとともに、△公式ホームページやヘルプデスクなどを通じたオン・オフラインでのPR、△外国人患者の誘致に必要な国内外へのマーケティング、△協力機関同士のネットワーキング、△通訳コーディネーター・送迎サービス・ウェルネス体験費用などを支援する。 申込資格は分野ごとに異なる。ソウル市に所在する医療機関および外国人患者誘致機関の場合、2019年1月1日以降、医療法違反による登録取消や是正命令を受けた事実のない機関でなければならない。観光分野のサービス機関は、ソウル市所在のウェルネス・宿泊・ショッピング・交通・観光地などの関連施設であれば申し込むことができる。 医療観光協力機関は第1次の定量評価、第2次の定性評価、第3次の現場評価の点数を合算し選定する。審査は、機関の海外医療観光客の受け入れ環境、国内外のネットワークの構築現況、医療観光客の誘致計画および医療観光協力機関との協業計画などの項目を総合して評価する。 募集期間は8月12日(木)午後6時までで、参加申し込みフォームなどの関連書類はソウル市ホームページ(http://www.seoul.go.kr)又はソウル観光財団ホームページ(http://www.sto.or.kr/)でダウンロードすることができ、申し込みはEメール(seoul@radkorea.com)で受け付けている。詳細についてのお問い合わせは運営事務局(☎070-5220-0325)まで。 ソウル市のチェ・ギョンジュ観光体育局長は「新型コロナにより落ち込んだ医療観光需要の回復のために、安全かつ信頼できるソウル医療観光環境をつくり、ソウルのビューティー・ウェルネスを含めた医療観光分野を積極的に支援していきたい」としながら、「ソウルの素晴らしい医療技術についての積極的なPRや官民協力により、ポストコロナ時代に向けソウルの医療観光に再び弾みがつくよう、最善を尽くしていきたい」と意気込みを見せた。
SMG 546

ソウル市、地域の特色活かした魅力的な都市景観づくりへ  5つの対象地を選定

歴史的・文化的価値や地域活性化要素がある地域に公共の直接支援を行う「都市景観事業」 美術館が密集するジャハムンロ(紫霞門路)のまちをギャラリーに、プッチャンドン(北倉洞)グルメ通り・伝統市場を整備し利用客拡大へ 計59億ウォンの市費・区費を投入。設計は来年まで、景観改善工事は2023年までに完了。 ソウル市が、歴史的・文化的価値や地域活性化要素があるにもかかわらず、疎外され老朽化している主要地域の特性を活かし、魅力的な都市景観を生み出す「都市景観事業」を推し進める。今年の対象地として5か所が選定された。地域別に最大で15億ウォン、計59億ウォン(市費35億ウォン、区費24億ウォン)を投じる。 「都市景観事業」は、景観の改善が必要な主要地域に対して公共の直接支援を行うことで、より快適で魅力的なソウル景観を造成する事業。街路環境の整備・改善、緑化、夜間景観の整備、歴史的・文化的景観の形成など景観改善に関する様々な事業を、事業地ごとの特性に合わせて総合的に推進する。 ソウル市は対象地の選定にあたり、地域の景観特性を体系的に分析し、地域の強みを最大化できる場所を選定することに主眼を置いた。 今年の対象地には、①衿川区(クムチョング)始興行宮(シフンヘングン)の歴史文化保存、②中区(チュング)の北倉洞(プッチャンドン)グルメ通り、③鍾路区(チョンノグ)の紫霞門路(ジャハムンロ)一帯、④道峰区(トボング)の倉洞(チャンドン)横丁市場周辺、⑤江東区(カンドング)秦皇島路(ジンファンドロ)の5か所が選定された。 <5つの景観事業> ① 衿川区始興行宮の歴史文化保存:地域の歴史・文化資源である「始興行宮」と「保護樹」の景観を保全し、歩行・街路環境と夜間景観を改善することで、歴史と自然が調和した地域環境づくりを進める。 ② 中区北倉洞グルメ通り:1970年代から形成されてきたソウルを代表するグルメ通りであり外国人観光客必見スポットでもある、グルメ通りならではの個性を活かすことに重点を置く。デザイン的な要素を適用して建物の立面とまとまりのない看板を整備し、劣悪な歩行環境を改善することで、停滞気味のまちに活力を注ぐ。 ③ 鍾路区の紫霞門路一帯:大林(テリム)美術館などが位置する一帯を、まちそのものがギャラリーとなる文化芸術通りに変身させ、日常がもう一つの展示空間に生まれ変わるということを示す計画だ。近隣の美術館のキュレーターやインスタレーションアーティストなどが参加する。 ④ 道峰区の倉洞横丁市場周辺:倉洞横丁市場、シンチャン市場などがある人通りの多い地域で、安全な歩行空間を造成し、市場を訪れる利用客の便宜を図る。伝統市場施設の現代化事業などと連携させ、雑多な市場周辺のイメージを新しく変える。 ⑤ 江東区秦皇島路:秦皇島路で唯一緑のない灰色の街路空間に「街路森道」をつくり癒しの街路として生まれ変わらせるほか、憩いの場なども造成する。 一方、ソウル市は2009年からの「都市景観事業」を通じて、これまで道峰区倉洞駅舎の下部空間、良才(ヤンジェ)R&D特区に隣接する瑞草区(ソチョグ)東山路(トンサンロ)など、計61の地域(完了44、進行中17)をより快適で魅力的な場所へと変身させた。 ソウル市のチェ・ジンソク都市計画局長は「都市景観事業は地域の特性を活かせるにもかかわらず、これまで疎外され老朽化している地域を見いだし公共の直接支援を行うことで、その地域の魅力を際立たせ、快適な景観を創り出す事業だ」としながら、「この10年間、市民から好評を得ているので、今年もさらに5つの地域を対象に事業を推し進める。ソウルの至る所にまちを代表する景観が生まれるよう、今後も継続して景観事業を進めていきたい」と述べた。
SMG 787

環境にやさしい電気タクシーの第3次普及を開始 330台に最大1800万ウォンを支援

一般電気乗用車より800万ウォン多い購入補助金を支援、2日からオンライン申請。 熱い反響に今年分の予算早くも使い切り、増えた需要に追加普及で積極対応。 電気タクシー、個人タクシーの義務休業制廃止で全曜日に運行。環境にやさしいタクシーの活性化を ソウル市が環境にやさしい電気タクシーの第3次普及事業に参画する個人及び法人タクシー事業者を募集すると発表した。今年2月と5月の2回にわたり電気タクシー300台を普及させたソウル市は、今回、第3次(追加)普及分の330台について、8月2日から申請を受け付ける予定だ。 今回の追加普及は、今年の普及台数300台分の補助金を早くも上半期中に使い切った後も、多数の運輸事業者らが電気タクシーへの切り替えを希望していることから、追加予算を確保し進められるもので、特に、下半期に発売された国産電気自動車の購入を希望するタクシードライバーにとっては大きなメリットとなりそうだ。 補助金額は第1次・第2次と同じで、車の価格や性能に応じて差をつけて支給される。9千万ウォン以上の高価な車は補助金支援の対象から除外し、6千万ウォンの未満の車については最大限度額の補助金を支援する。 また、タクシーは一般乗用車より1日の走行距離が7~13倍長く、電気自動車に切り替える場合、温室効果ガスの削減効果が大きい。そのため、一般乗用車より800万ウォン多い、最大1800万ウォンの補助金が支給される。 ソウル市は、2015年の60台を皮切りに、2021年7月まで計1335台の電気タクシーを普及しており、今回の第3次普及が完了すれば、合計1665台の電気タクシーが普及されることになる。 ※2015年60台、2018年100台、2019年479台、2020年396台、2021年7月300台 電気タクシー普及事業への参画及び補助金申請は、8月2日(月)午前9時から、環境部の低公害車統合ホームページ(www.ev.or.kr)でオンライン受付が開始される。より詳しい内容については、2日からソウル市ホームページ(www.seoul.go.kr)で確認できる。 特に、電気タクシーの場合、昨年11月から個人タクシーの義務休業制の廃止により、全曜日にタクシーを運行できるという利点がある。そのため、電気タクシーなど環境にやさしいタクシーの普及を促し、気候危機への対応をリードすることが期待される。 ソウル市のペク・ホ都市交通室長は「環境にやさしい電気タクシーに対する事業者の皆さんからの熱い反響により、今年の普及分が上半期中に全て支給されただけに、今回の追加普及にもたくさん関心を寄せていただければと思う」としながら、「今後も電気タクシーを持続的に普及させ、2040年までにソウルタクシーの100%をエコカーに切り替えることができるよう努めていきたい」と話した。
SMG 455

選別診療所行く前に「スマート・ソウルマップ」で混雑具合の確認を

各選別診療所の混雑具合を▲混雑(90分以上)▲少し混雑(60分程度)▲普通(30分以内)で案内 アプリをインストールする必要なくスマートフォン・タブレット・PCからのアクセスで確認可能 待ち時間が長引くことによる市民の負担と感染リスクを減らし、各所に効率的に分散  ソウル市は、新型コロナウイルス検査を受ける市民が、暑さの中、長時間待たされることがないよう、今日(7月12日)からソウル市内の選別診療所と臨時選別検査所のリアルタイムの混雑具合と予想される待ち時間を「スマート・ソウルマップ(map.seoul.go.kr)」で案内する。  特にアプリやプログラムをインストールする必要がなく、スマートフォンやPCからインターネットに接続し、アドレスバーにスマート・ソウルマップのURL(map.seoul.kr)を入力して「選別診療所の混雑状況」のアイコンをクリックするだけで確認できる。  マップにアクセスすると、各選別診療所の▲混雑(予想待ち時間90分以上)▲少し混雑(60分程度)▲普通(30分以内)▲消毒中(毎日1時間)▲受付終了(当日の受付が終了した場合)など、リアルタイムで混雑状況が表示される。それぞれの表示をクリックすると、該当の選別診療所の住所や運営時間など詳細な情報を確認できる。  ソウル市は、スマート・ソウルマップで各選別診療所の混雑具合や住所、運営時間などの情報を提供することで、市民がもっとも早く検査を受けられる場所がどこかを把握し、それにより自ずと各所に分散され、結果、待ち時間を減らせると期待している。また、市民が選別診療所にその都度、電話をかけて待ち時間を確認する必要がなくなり、忙しい現場の業務負担も減ることが見込まれる。  これに先立ち、ソウル市のオ・セフン市長は9日(金)、龍山(ヨンサン)駅の臨時選別診療所を訪問し、特定の選別診療所に人が集中し、待ち時間が2、3時間に及べば市民に負担をかけることになるため、これを解消する方法を考える必要があると述べていた。  これを受け、ソウル市は各選別診療所の待ち状況をオンラインマップ「スマート・ソウルマップ」に表示する機能を追加し、各選別診療所が直接、PCやスマートフォンからリアルタムで混雑状況をアップデートできるよう工夫した。  ソウル市は、現場の人々が簡単に混雑状況を入力できるようマニュアルを作成して配布し、各選別診療所の状況に応じて専門のリソースを追加するなどのサポートも行う。  ソウル市のオ・セフン市長は「暑さに加え検査の需要も高まり、選別診療所の医療従事者はもちろん、市民も待ち時間が増えることで大きな負担を強いられている」としながら、「スマート・ソウルマップを活用して市民の負担を減らし、選別診療所の密と感染リスクを減らせるよう運営していきたい」と語った。
SMG 393

ソウル市、失われた朝鮮時代の軍器寺と宮中儀礼をAR・VRで体験

軍需分野を担った官庁「軍器寺」が約1世紀ぶりにAR・VRで復元され、当時の武器体験も可能に 朝会・祝宴など景福宮で行われていた宮中儀礼もARで再現、スマートフォンの画面に現れる仕組み 既存の「敦義門ARアプリ」で体験でき、「歴史+技術+ストーリーテリング」で歴史文化観光の新モデル提示  朝鮮建国と同時に設立され、武器など軍事物資の製造を担った朝鮮時代の官庁「軍器寺(クンギシ)」が、AR・VR技術で約1世紀ぶりに蘇る。朝鮮時代の王宮、景(キョン)福宮(ボックン)で行われていた様々な宮中儀礼もARで再現される。  ソウル市は、文化財庁や宇美(ウミ)建設、第一企画と共に、約1世紀前に失われた「軍器寺」と景福宮の宮中儀礼をAR・VRなどのデジタル技術で復元・再現し、文化観光融合型体験コンテンツとして開発すると発表した。公開は来年を予定している。  「軍器寺」は、ソウル市庁の地下にある「軍器寺遺跡展示室」内に残存する遺跡5棟を復元する。かつての軍器寺の内・外部の姿をAR技術でリアルに蘇らせ、VRを通じて全体の姿を眺める。世界初のロケット弾発射器「神機箭(シンギジョン)」をはじめ軍器寺で開発された伝統の武器を体験できるコンテンツも企画している。  宮中儀礼については、景福宮の勤(クン)政(ジョン)殿(ジョン)で王と主要な官吏が大小様々な国政について議論した朝会(チョフェ)や宮中で行われていた祝宴をはじめ様々な宮中行事をARで再現する。これまで特別なイベントでのみ再現されてきた宮中儀礼だが、これからはスマートフォンでいつでもリアルに体験できるようになる。  ソウル市は、すでに行われている敦(ト)義門(ニムン)のデジタル復元と共に、2019年にリリースした「敦義門ARアプリ」の機能を拡張して1つのアプリで敦義門や軍器寺、景福宮の宮中儀礼をすべて体験できるようにする計画だ。  城門(敦義門)に続き官庁(軍器寺)、王宮(景福宮)までコンテンツを広げることで、個々に散在している文化遺産をデジタル技術で融合させる「ヘリテージ・ユニバース(Heritage Universe)」を構築する。  また、ソウルの文化遺産を代表する漢(ハニ)陽(ャン)都城(トソン)の18.7㎞の全区間を実際に撮影し、エンターテイメントの要素を加味してVRコンテンツを制作した。まるで飛行するように城郭に沿って漢陽都城を巡ることができ、今月から敦義門博物館村体験館(3階)で体験できる。  ソウル市のチョ・インドン行政1副市長は「今回の提携により、歴史とテクノロジー、ストーリーテリングが融合した新しい体験・観光資源を持続的に開発していけるようになった。市民が実生活の中で歴史の息遣いを感じ、さらにはソウルの文化遺産に誇りを感じられるよう最善を尽くして推進していきたい」としながら、「このような官民協力の成功事例が重なり、新型コロナで停滞する観光産業が活力を取り戻す契機となることを願っている」と語った。
SMG 461

ソウル市、下水管路の欠陥検知に全国初のAI活用

ソウルデジタル財団「人工知能基盤の下水管路欠陥検知システム」開発、来年すべての区に適用 人の肉眼でのモニタリング→AIが欠陥のタイプと位置を自動で判別し通知へ 検知の精度が高まり、判読時間が短縮されることで事故の予防と行政の効率化を図る 市が保有する5万枚の空港映像をAIに学習させ、建物の増改築などの変化を検知する事業も推進  ソウル市は、これまで人が肉眼で行っていた下水管路の穿孔や崩壊などの検知作業に、全国で初めてAI・人工知能技術を活用することを明らかにした。  ソウル市デジタル財団は、コンピュータに画像や映像を理解させる「コンピュータビジョン」を使って下水管路の監視カメラ映像から欠陥を自動で識別する「人工知能基盤の下水管路欠陥検知システム」を昨年、開発したと発表した。  下水管路の欠陥検知はこれまで、ソウル全域の全長9千㎞の円形下水管路の監視カメラ映像を検査官が一つひとつ肉眼でモニタリングしていた。そのため、かなりの時間とコストがかかるだけでなく、検査官の専門レベルによって検査結果にばらつきが出るなどの課題があった。  今後はAIが監視カメラの映像資料を判読し、下水管路の欠陥のタイプと位置を自動で識別して検査官に通知する。財団は下水管路の欠陥を10タイプに分け、監視カメラの映像データ(5千個)をAIに学習させていた。  ソウル市は「人工知能基盤の下水管路欠陥検知システム」が導入されれば、欠陥の検知精度が向上し作業時間も短縮されるため、事前に保守作業を行えるなど事故を予防できると期待を寄せる一方、現業の担当者の疲労を軽減し、行政の効率も大幅に高められるとしている。  財団は今年4月下旬、ソウル市の2区(広津(クァンジン)区・東大門(トンデムン)区)を対象に試験的に同システムを導入し、下水管路の欠陥タイプを19種類に増やして検知精度を改善するための研究を始めた。この試験的事業と研究結果を反映し、来年には市内のすべての区に拡大する方針だ。  また、ソウルデジタル財団は、AIで建物の増減や増改築によって建物が変化するのを検知する「航空映像都市建物変化検知データ」事業も6月からスタートさせる。これは、市が保有する航空映像を基に14万6千棟(総面積160㎢)、5万枚に及ぶ人工知能学習用データを構築し、都市建物の変化を自動で検知するAIモデルを開発する事業だ。  人工知能技術が導入されれば、少数の専門家が肉眼で建物の変化を判読していた業務が自動化され、業務の処理スピードが格段に上がる。判読精度が高まれば、無許可の建物が建設されていないか迅速に把握できる一方、こうした建物の崩壊や火災事故にも対応できることが期待される。  ソウルデジタル財団のイ・ウォンモク理事長職務代行は「ソウルデジタル財団は、都市行政の効率を高め、安全対策の欠如による事故を防止すべく、人工知能を適用した革新的行政システムを本格導入する。市政の革新課題の掘り起こしに留まらず、ソウル市における人工知能基盤行政サービスの安定的な定着に向け、試験的事業や実証研究にも努力を傾けている」としながら、「現場のニーズを反映し、実際に現場に適用できるレベルに技術を向上させ、人工知能基盤の革新的行政サービスの完成度を高めたい。人工知能を活用して業務の自動化を進めることで、行政の科学化と市民生活の質の向上を図る」と語った。
SMG 415

ソウル市、コロナ禍でも6年連続「国際会議開催世界TOP3都市」に

ソウル市、2020年、オンライン・ハイブリッド形式のイベントを含む国際会議の開催件数で世界TOP3に コロナ禍でも民間のMICEのオンライン化を積極的に支援する政策がもたらした価値ある成果 昨年、MICE分野の国際賞(ICCA Best Marketing Award)を受賞し、MICE都市ナンバー1の名声  ソウル特別市(以下、ソウル市)が、昨年1年間、新型コロナウイルスの感染拡大の最中にも世界で3番目に国際会議を多く開催した都市に選ばれた。2015年から2020年まで6年連続の受賞となる。  6月18日(金)、国際団体連合(UIA・Union of International Associations)は「国際会議統計」を発表し、2020年、150件の国際会議を開催して世界市場の3.5%を占めたソウル市を国際会議開催都市TOP3に選定した。 主要都市別順位は、1位シンガポール(780件)、2位ブリュッセル(290件)、3位ソウル(150件)、4位東京(122件)、5位ウィーン(109件)だった。  国際団体連合は、2020年の1年間、世界802都市で開催された国際会議は合わせて4242件で、新型コロナウイルスの影響で前年(2019年は1万2472件)に比べ66%減少したと発表した。開催件数にはオンラインで開催されたイベントのほかに、オンラインとオフラインのハイブリッド形式で開催された国際会議も含まれている。  ソウル市とソウル観光財団は、昨年から続く新型コロナウイルスの影響を打破すべく、現場での開催に主眼を置いてきた支援政策を、オンラインやハイブリッド形式のイベントにも拡大するなど、MICEのオンライン化に力を入れている。 ソウル市は、こうした取り組みを基に2020年、国際会議分野のオスカーと呼ばれる「ICCA BEST Marketing Award(国際会議協会マーケティング最優秀賞)」を受賞する一方、MICE分野の権威ある賞を毎年受賞するなど、MICEのトップ都市として世界に認められている。  ソウル市のチュ・ヨンテ観光体育局長は今回の受賞について「新型コロナウイルスという困難の中でも、逸早くオンライン形式に切り替え、ソウルMICEの国際的存在感を改めて示した喜ばしいニュースだ」としながら、「コロナ後に新たに再編されるMICE市場でも一番行きたい都市、安全でスマートなMICE都市ソウルを目指し、支援を惜しまない」と語った。
SMG 439

ソウル市、検査キットで感染者の早期発見に効果

コールセンター・物流センター・寄宿学校など15万3127件の検査を実施、コールセンターで4人の感染確認 感染者の早期発見で職員へのPCR検査を実施し、新たに14人の感染を確認するなど、感染拡大を防止 基本的な感染対策を遵守し、自宅でできる検査キットの活用で積極的防疫の効果を確認 市は、感染リスクの高い施設やオフィスでの自主的な使用に向けたきっかけになればと期待  ソウル市は、自宅で使える「検査キットの導入に向けた試験的事業」を通じて4人の感染が確認され、その後、PCR検査を行った結果、新たに14人の感染が確認されるなど、検査キットが感染者の早期発見に役立つことが分かったと評価した。  市は、高齢者をはじめ病院や療養施設での1回目のワクチン接種が完了する7月頃まで、感染拡大を防ぐべく、コールセンターや物流センター、寄宿学校を対象に5月17日から6月18日まで行われた「検査キットの導入に向けた試験的事業」を評価し、全15万3127件の対象のうち4人の感染を早期確認し、集団感染を未然に防ぐことができたと発表した。 6月18日現在、延べ15万3127件の検査を実施した結果、検査キットで陽性反応が出たのは8件で、このうち、PCR検査を行い最終的に感染が確認されたのは4人だった。 検査キットでの陽性率は0.0026%(5週間で13万3127件中、感染者4人)だった。 ※ 全国の病院や療養施設などの感染が広がりやすい施設での定期PCR検査の陽性率は、0.0027%(13週間で595万1052件、感染者164人) 今回の検査キットの導入に向けた試験的事業を通じて感染が確認されたのは4人で、全員がコールセンターの職員だった。  感染が確認された4件のコールセンターの職員と家族には追加でPCR検査を行い、うち1件のコールセンターで同僚12人、その家族2人の陽性が早期に確認され、感染拡大を未然に防ぐことができた。  ソウル市のコールセンター関連の集団感染で、感染が確認されるまでに要した日数(発症から陽性が確認されるまで)は平均3.5日だったが、事業に参加したコールセンターの職員の場合は2.7日で、検査キットの定期的な使用が感染の早期発見に役立つことが分かった。  また、コールセンター関連の感染が把握しきれないほど拡大した事例も3.6%あるが、検査キットの導入に向けた試験的事業に参加した企業の場合、何次感染か早期に把握できるなど、集団感染を未然に防ぐ効果もあると評価された。  現在、京畿(キョンギ)道(ド)、仁川(インチョン)、忠(チュン)清(チョン)北道(プクト)など約10の自治体で検査キットを導入しており、公共機関や大学、企業など民間のオフィスでも自主的に活用する事例が増えている。  今回の試験的事業とは別に、市民が自発的に検査キットを利用して感染が確認された数は6月22日現在、127人に達している。このうち、検査キットで陽性反応が出た後、家族全員でPCR検査を受け、感染を早期に確認するなど、検査キットの使いやすさが功を奏したケースも見られた。  ソウル市のパク・ユミ市民健康局長は「検査キットの利用が、感染リスクの高い施設での感染拡大を防ぐのに役立つことが確認された。今回の試みが、今後、民間や公共機関での自主的な使用が広がるきっかけになることを期待している」と語った。
SMG 539

ポストコロナ時代、外国人観光客は集まれ! ソウル市がおすすめする観光地TOP6

ポストコロナ時代、ソウル市を訪れる外国人観光客におすすめしたい6観光地をご紹介 東大門デザインプラザ(DDP)、敦義門博物館村、ソウルの森、COEX MALL、景福宮、文化備蓄基地 ソウル市、様々な観光地の広報を支援し、ソウル市観光活性化と外国人観光客の満足度UPを期待 ワクチンパスポートやトラベルバブルなどで世界的に旅行への期待が高まる中、ポストコロナ時代にソウルを訪れる外国人観光客におすすめしたい観光地TOP6を紹介する。 1.東大門デザインプラザ(DDP):「デザイン+メディア+科学技術」未来志向産業の前哨基地  東大門デザインプラザ(DDP)は、世界的建築家ザハ・ハディド氏が設計を手掛けた複合文化空間で、アパレル産業の聖地・東(トン)大門(デムン)に建設された。ファッションショーや博覧会の観覧はもちろん、ショッピングも楽しめる。全長35mに及ぶ超大型LEDディスプレーを備えたソウル市常設テレビ会議専門スタジオ「ソウルON」では、各種オンラインイベントやトークショー、フォーラム、講演など様々なオン・オフラインイベントを体験できる。また、9月16日から10月31日まで、2021ソウル都市建築ビエンナーレ(SBAU)が開催される。 2.敦義門博物館村:漢陽都城の全空間をVRで!  104年前の首都、漢(ハニ)陽(ャン)の姿を見てみたい。鳥に乗って空から漢(ハニ)陽(ャン)都城(トソン)の城郭を巡ってみたい。敦(ト)義(ニ)門(ムン)博物館村の敦義門体験館では、そんな夢の体験がVRを通じて楽しめる。「敦義門」から「漢陽都城」までの全長約18.7mをAR・各超現実技術で復元し、VR・仮想現実機器で4D旅行を体験できる文化財とエンターテイメントの融合コンテンツがもうすぐ公開される。  その他、敦義門博物館村では1960~80時代の生活様式や市民ギャラリーなど各種展示会はもちろん、韓紙工芸や国楽体験、陶芸工房などあらゆる体験プログラムを実施している。 VRで体験できる漢陽敦義門の風景 3.ソウルの森:広々とした森の中で満喫する心の癒し  ソウルのセントラルパーク、ソウルの森は、ソウルの東側にあるトゥク島が再開発される際につくられた市民の森で、広大な土地に様々なテーマを持った公園が整備されている。森を散策中に出会えるキバノロやエゾシカはソウル市の名物! 週末にはファミリー向けに生態体験プログラムも実施している。ソウル市では森林セラピーをはじめヒーリングや瞑想、フィットネス、総合病院、皮膚科、歯科など様々な医療機関との協力を通じてウェルネス医療エコシステムを広げ、心と体の癒しをサポートしている。 (※メディカルツアー・ソウル https://medical.visitseoul.net) 4.COEX(コエックス):ショッピング、文化生活、グルメを一度に!  ソウル三星(サムソン)洞(ドン)159番地一帯の地下につくられた大規模複合ショッピング施設で、蚕室(チャムシル)主競技場の15倍の規模を誇るコエックス。映画館やアクアリウム、大型書店、コンベンションセンターをはじめ様々なブランドやレストラン、カフェが入居している。韓国有名ブランドの服や小物、雑貨はもちろん、全国の人気飲食店を一度に楽しめる。 5.景福宮:都市の中で出会う歴史の息吹  光化門(クァンファムン)世宗(セジョン)大路(テロ)の先、北岳山(プガクサン)の麓に佇む朝鮮時代の王宮、景(キョン)福宮(ボックン)。高層ビルが立ち並ぶ都心で歴史の息遣いが残る景福宮は、世界中の人々にもっとも愛される観光地に選ばれている。史跡第117号に登録されていて、朝鮮王朝の中心だっただけに規模からして並外れている。王宮を取り囲む垣は全長2404mに達し、王と官吏が政務を行った官庁や中宮(チュングン)殿(ジョン)、東宮(トングン)殿(ジョン)、宮中の人々が暮らした内(ネジ)殿(ョン)がある。景福宮では春と秋の2回、王宮の夜の景色を堪能できる夜間特別観覧が行われており、入場券はインターネットを通じて数量限定で販売される。 6.文化備蓄基地:古びたオイルタンクを文化公園に  麻浦(マポ)区城山(ソンサン)洞(ドン)にある文化備蓄基地は、閉鎖された石油備蓄基地をリノベーションして市民に開放している文化公園だ。かつて稼働していた6つのタンクはそれぞれ講演会場、展示会場、情報交流センターとして生まれ変わり、広い野外スペースは市民の憩いの場として、様々なコミュニティー活動を行える文化広場として親しまれている。今年7月からは文化備蓄基地内にある「アートラボ(ART LAB)」でVR展示会や映画、サーカスなど様々な芸術作品を体験できる。  ソウル市のオ・セフン市長は「ワクチン接種やトラベルバブルに関する議論などで観光産業の復活が期待されている」としながら、「今後もソウル市を訪れる外国人観光客にソウル市の様々な魅力をアピールし、満足度の向上や観光活性化を図りたい」と強調した。 【添付】ソウル市の下半期、主な展示会・公演リスト ※参考:VISITSEOUL.NET(https://visitseoul.net) 【添付】ソウル市の下半期、主な展示会・公演リスト   テーマ 場所 内容 日程 問い合わせ 1 2021南山コル 伝統体験HOME SWEET HOME 南山コル 韓屋村 韓屋村の模型組み立て、伝統文様づくりなどのオフライン体験 21年3月16日~ 21年11月20日 02-2266-6923 2 都城一の橋 廣通橋 ソウル 歴史博物館 朝鮮時代から2005年の復元を経て現在までの廣通橋の姿を振り返る 21年6月10日~ 21年11月7日 02-2286-3462 3 京春線、 大学時代の思い出...   Read more
SMG 742

ソウル市「訪問公演」年末まで延長 6月は若者とプレママ・パパに公演のプレゼント

市民の心の防疫に向け今年5月に始まった「文化で癒す訪問公演」を6月も開催 6月24日(木)、「ソウル生活文化センター西橋」に歌手「キム・ピル」が出演、若者向け「青年音楽会」 6月26日(土)、「円仏教少太山記念館」に歌手「V.O.S」が出演、プレママ・パパ向け「胎教音楽会」 誰でもホームページから観覧したい公演の申請が可能。YouTubeなどで公演映像の配信も  新型コロナウイルスの影響で会場を訪れるのが難しい市民の元を訪れ、公演を届ける「文化で癒す訪問公演」。6月は「若者」と「プレママ・パパ」を対象に「青年音楽会」と「胎教音楽会」を開催する。市は、今年5月からスタートした「訪問公演」を年末まで開催を延長し、市民に日常の楽しみを提供する。  6月24日(木)、「ソウル生活文化センター西橋(ソギョ)」で行われる「青年音楽会」は、「ソウルに生きる若者の物語」をテーマに、ソウルで暮らす若者の日常で起きた様々なエピソードを募集し、採用された若者を招いて、応募者が今もっとも会いたい歌手に選んだキム・ピル氏の公演を開催する。  6月26日(土)には「円(ウォン)仏教(ブルギョ)少太山(ソテサン)記念館」で「胎教音楽会」の開催を予定しており、「元気な赤ちゃんを夢見る夫婦の物語」というテーマで、ソウルに暮らすプレママ・パパたちの心温まるエピソードを募集し、100人のプレママ・パパを招待して公演をプレゼントする。  「文化で癒す訪問公演」は、感染対策を徹底して行う小規模の公演だ。ソウル市は招待された市民以外にも、外に出るのが難しい市民が家の中で観覧できるよう、すべての公演の様子をYouTubeやNAVER TVで配信する予定だ。 公演映像配信先  -「文化で癒す」YouTube: www.youtube.com/c/culturetodak  -「文化で癒す」NAVER TV: tv.naver.com/culturetodaktodak  ソウル市は、エピソードを募集するタイプの公演だけでなく、車を利用して社会福祉施設や団地、公園などを訪れ、市民の日常の中に様々な公演を届けていく予定だ。エピソードは市民の誰もが応募でき、応募方法や公演に関する詳しい内容は「文化で癒す」ホームページから確認できる。 – 「文化で癒す」HP: www.cultureseoul.co.kr  ソウル市のペク・ウンソク文化政策課長は「『訪問公演』に寄せられる市民の関心の大きさに、これまでソウル市民の方たちがどれほど強く文化を求めていたか、改めて知った」としながら、「これからも『訪問公演』への応援と多くの方の参加をお願いしたい」と語った。
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ソウル市、8月から南山公園の観光に 「エコな電気ノンステップバス」の利用呼びかけ

8月1日から南山公園への「ディーゼル観光バス」立入制限を全面施行、煤煙・歩行の侵害などの解消期待 7月1日から南山公園と都心つなぐ「グリーン循環バス」の運行を増やして待ち時間↓・運行間隔↑ 03番路線の一部区間を04番路線と統廃合し、南山経由02・04番路線に3台を追加投入 南山芸場公園バス乗換え駐車場で観光バスとグリーン循環バス間のワンストップ連携  ソウル市は、観光バスで南山(ナムサン)公園を訪れる観光客に対し、8月1日(日)からは南山(ナムサン)芸場(イェジャン)公園から環境配慮型電気ノンステップバス「グリーン循環バス」を利用するよう呼びかけた。 ソウル市は、グリーン交通地域内でのディーゼル車の運行制限により利用者に不便をかけないよう、路線バスとの連携が不十分だった区間を補完するべく、2020年1月から「グリーン循環バス」の運行を開始した。 ソウル市、8月から南山公園の観光に 「エコな電気ノンステップバス」の利用呼びかけ 都心の循環電気バス(車道面) 都心の循環電気バス(歩道面) 市は、今年8月から大気汚染物質を排出するディーゼル車の南山公園への立入りを全面的に制限する。5等級のディーゼル車の立入り制限に続き、今後は等級にかかわらずすべてのディーゼル車の侵入が禁止される。 ソウル市は6月から南山公園へのディーゼル車の侵入制限を試験的に行っていたが、約2ヵ月の周知期間を経て、全面禁止に踏み切る。  市は、▴南山頂上への観光バスの長期駐停車▴空吹かしによる騒音・煤煙・大気汚染▴歩道・自転車専用道路への侵入による移動の妨害などが解消され、南山公園を訪れる市民がより快適に公園を利用できるようになると期待を寄せる。  ソウル市は、市民と観光客がより快適に南山公園を利用できるよう、南山公園を経由・循環する環境配慮型電気ノンストップバス「グリーン循環バス」を7月1日(木)から運行本数を増やすと発表した。  市はまた、新型コロナウイルス終息後に旅行や観光が回復し、南山を訪れる国内外の観光客の増加が見込まれることから、今後、グリーン循環バスを追加投入してより利用しやすい公共交通インフラを拡充していく方針だ。 2020年12月から南山芸場公園駐車場内に観光バスとグリーン循環バス間の乗換所を作り、「ワンストップ連携」を実施している。東(トン)大入口(デイプク)、南山図書館、南山階段停留所の3つの乗換所からグリーン循環バスに乗換え、南山公園内の名所探訪を楽しめるようになる。  ソウル市のペク・ホ都市交通室長は「南山公園をよりクリーンで澄んだ環境循環型公園として運営すべく、南山公園内へのディーゼル車の通行を制限し、乗換え用の停留所を新設、グリーン循環バスを運行するなど、多角的な改善事業を推し進め、有機的な効果を創出できるよう期待している」としながら、「ソウル市は今後も人と公共交通が中心の環境循環型交通パラダイムを確立していく。グリーン循環バスへの関心を持ち、市民の皆様に利用していただきたい」と呼びかけた。 参考:南山公園グリーン循環バス走行の様子
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<ソウルを愛する外国人を探しています!> ソウル市の名誉市民に推薦します

ソウル市、6月21日(月)から7月23日(金)まで「2021ソウル特別市外国人名誉市民」候補者の推薦受付け 経済・文化・教育・保険など様々な分野で市政の発展に貢献したソウル在住の外国人が対象 1958年の施行以来、延べ880人を選抜、審査委員会の審査や市議会の同意を経て最終決定  ソウル市は、ソウルを愛し、経済・文化・観光など様々な分野で国民、外国人を問わずすべての人が幸せに暮らせるソウルの実現に向け貢献してきた「2021年ソウル特別市外国人名誉市民」候補者の推薦を6月21日(月)から7月23日(金)まで受付ける。  推薦の対象は告知日現在、ソウル特別市に継続して3年(または累積5年)以上居住している外国人のうち▶国内外でソウル特別市の存在感を大きく高めた者▶市民の生活や文化活動の増進に大きく貢献した者▶市の経済発展に大きく貢献した者▶科学・技術などの分野で先進技術を導入するために大きく貢献した者。  候補者を推薦できるのは、国家機関や地方自治体の長またはそれらに存立目的が付与された法人、団体、社会団体の長であり、個人が候補者を推薦する場合にはソウル市民30人以上が連署した推薦書を添付する必要がある。  推薦書の様式は【ソウル市ホームページ(http://www.seoul.go.kr)>ソウルからのお知らせ>告知・告示>「2021ソウル特別市外国人名誉市民候補者推薦のお知らせ」】から確認でき、7月23日(金)まで郵便・訪問などで受付け可能。その他、詳細はソウル特別市国際交流担当官(☎02-2133-5281)まで。  ソウル市は、受理された候補者の功績確認調査およびソウル市政と国際交流分野の専門家からなる「名誉市民証授与審査委員会」の厳正なる審査を行い、ソウル特別市議会の同意を経て最終的に受賞者を選定する。名誉市民証授賞式は今年11月に開催予定だ。  ソウル特別市外国人名誉市民制度は、1958年、戦後の都市再建に尽力した外国人に「功労市民」を授与して以来、ソウルの市政発展に寄与した外国人やソウルを訪問する外国元首、外交使節を対象に、ソウル市政の発展への功労に感謝し、友好協力の観点から授与しており、これまで延べ880人が名誉市民に選ばれている。  ソウル市のチェ・ギョンジュ国際協力官は「新型コロナウイルスで困難な状況にあるにもかかわらず、誰よりもソウルを愛し、国民、外国人を問わず、すべての人の模範となるような生き方を実践しているソウル居住の外国人の方が非常に多い。その方たちをソウル市名誉市民に選定し、感謝を伝えられるよう、候補者を積極的に推薦していただきたい」と語った。
SMG 380