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ソウル市、ビューティー・医療・ウェルネス ウィズコロナ観光市場先取り「ソウル国際トラベルマーケット」

10月26日から11月5日<ソウル国際トラベルマート×ソウル医療観光国際トラベルマート>オンライン併催 コロナで委縮する国内外の観光業界ネットワークの回復とウィズコロナ時代のソウル観光復活を牽引 ビューティー・医療・ウェルネスなどニューノーマルのトレンドにスポットを当て、1対1商談やショーファレンス、韓服ファッションショーなど開催 オ・セフン市長、26日(火)セビッソムでの開幕式で国内外観光業界にエールと希望のメッセージ発信へ  ソウル市とソウル観光財団(代表理事キル・ギヨン)は、新型コロナウイルスの影響で委縮している国内外観光業界のネットワークを回復させ、ウィズコロナ時代の観光市場を先取りすべく「ソウル国際トラベルマーケット(SITM)」を10月26日(火)から11月5日(金)までの9日間、開催する。  とりわけ、今年はソウル観光の未来をリードするニューノーマル観光トレンドとして浮上しているビューティー、医療、ウェルネスなどの産業競争力を積極的に知らせるべく「ソウル医療観光国際トラベルマーケット(SITMMT)」を統合し、1つのイベントとして開催する。観光やMICE分野はもちろん、医療観光・ウェルネス系企業、観光系スタートアップなど、参加企業を増やすことで国内外の観光業界のPRとビジネスチャンスを幅広く提供していく。  旅行会社、ホテル、航空会社など国内企業と世界約40ヵ国のバイヤーによる1対1のオンライン商談会も開催し、海外への販路開拓はもちろん、業界内の連携を全面的に支援する。新型コロナで困難を強いられている国内観光業界の意見の聞き取りも行う。  また、ソウル観光説明会を開催し、最新のソウル観光コンテンツを紹介する一方、国内外の医療・ウェルネス観光の専門家が参加するショーとカンファレンスが一体となった「ショーファレンス」を開催し、ソウル医療観光競争力を強化するための戦略を模索する。人気のビューティー・クリエイターRISABEによるデモンストレーションや、BLACK PINKのミュージックビデオの衣装を手掛け、世界中の韓流ファンに韓服を広めたデザイナー、キム・ダナの韓服ファッションショーも注目だ。  ソウル市は以上のような内容で「2021ソウル国際トラベルマート×ソウル医療観光国際トラベルマート(SITM&SITMMT2021)」を開催すると発表した。光の島「セビッソム」と3D仮想イベント・プラットフォーム「Virtual Seoul」でオン・オフライン併催のハイブリット方式で開催する。昨年は新型コロナのため完全オンラインで開催された。  今年のトラベルマートの主なプログラムは、▲開幕式 ▲ソウル観光説明会 ▲ソウル医療・ウェルネス観光ショーファレンス ▲ソウル観光トークコンサート ▲ビューティー観光商品PRゾーン ▲ソウル観光ラウンドテーブル ▲オンライン1対1ビジネス商談会(B2Bトラベルマート)など。  メインプログラムの1つ、オンライン1対1ビジネス商談会は10月27日(水)から11月5日(金)、Virtual Seoulで24時間開催される一方、開幕式を含むその他のプログラムは26日(火)、ソウル市瑞草区(ソチョ・グ)にあるセビッソムを会場にオフラインで開催される。  開幕式(10月26日):ソウル市のオ・セフン市長出席の下、新型コロナで困難な状況にある国内外の観光業界関係者にエールと希望のメッセージを伝える。  ソウル観光説明会(10月26日):イベント最初のプログラム。ソウル市内の区と国内観光業界のニューノーマル・ソウル観光コンテンツをPRする。ウェルネス・プレミアム観光関連の主要な事業を推進している永(ヨン)登浦(ドゥンポ)区と江南(カンナム)区、スマート技術基盤の観光トレンドをリードする観光業界4社(VuNeX、yanolja、Discovery of Difference、Startrip)が参加する。  ソウルの医療・ウェルネス観光ショーファレンス(10月26日):「医療・ウェルネス観光の新たな地平」をテーマに国内外の医療・ウェルネス観光の専門家が参加し、医療・ウェルネス産業の流れを共有するなど、ソウル医療観光の競争力を強化するための戦略を模索する。  ソウル観光トークコンサート(10月26日):最近、話題のウェルネスやエモーショナルな観光トレンドをはじめ、世界中の注目するKビューティーのトレンドに合わせ「ビューティー」をテーマにトークを行い、ソウルならではの美を世界と共有する。トークコンサートには韓国を代表するビューティー・インフルエンサーであり、ソウル・ビューティー・クリエイター広報大使のRISABEと、BLACK PINKのミュージックビデオの衣装を手掛けたことで知られるデザイナーのキム・ダナが登壇する。  ビューティー・観光商品PRゾーン(10月26日):セビッソムの2階ロビーに設置されるこのゾーンでは、ソウル観光(The Capsule、ARTSOOMBI)やファッション、ビューティー関連企業(ART LAB、Virtualive、VuNeX、Maion Danha)の体験型コンテンツをPR。映像も公開する予定だ。  ソウル観光ラウンドテーブル(10月26日):ソウル観光やMICE分野を代表する協団体の会長をはじめとする理事会が参加する懇談会で、観光業界の現場の意見を聞くための場として実施される。業界の現状を共有し、ウィズコロナ時代の観光業界の活性化とビジネス・ネットワークを強化するための方策について様々な意見を汲み上げる予定だ。(※非公開で実施)  オンライン1対1ビジネス商談会(10月27日から11月5日):今年はウェルネス、ビューティー、観光系スタートアップ分野のバイヤーやセールスパーソンを新規で招待するなど、これまでのトラベルマートに比べニューノーマルな観光ビジネス分野の商談機会を広げる。現在、世界38か国のバイヤーが参加を申請しており、ソウル市は、商談が円滑に行えるよう日英中露の各言語の通訳サポートも行う。 商談支援センター通訳支援  昨年の「ソウル国際トラベルマート」と「ソウル医療観光国際トラベルマート」は新型コロナの影響で完全オンライン開催されたにもかかわらず、合わせて3301件のバイヤーとセールスパーソンによる商談が行われた。参加企業の満足度を調査したところ、海外のバイヤーは87.4%、国内のセールスパーソンの81%が満足と回答しており、コロナ禍でもオンライン開催を試み、ビジネス・ネットワークの形成の場を設けたことへの業界の評価は高い結果となった。  ソウル市のチェ・ギョンジュ観光体育局長は「新型コロナが長期化する中、国内外の業界間ネットワークは断たれ、販路開拓が難しくなるなど韓国観光市場は大きな浮き沈みを経験している」と述べ、「ウィズコロナに向かおうというこの時期に開催する『2021ソウル国際トラベルマート×ソウル医療観光国際トラベルマート』が観光業界のネットワークを回復させる貴重な機会となり、ソウル観光が再び飛躍し、ウィズコロナ時代の観光市場を先取りする足がかりになることを願っている」と語った。
SMG 361

オ市長、「タルンイ」シーズン2開始を宣言 来年までに6000台を追加導入

22日午前、ソウル市のオ市長が市庁附近の貸出所を訪問。増台計画を発表し市民の意見聞き取る 来年までに6000台を新規導入に先立ち利用状況を調査。貸出所250ヵ所、駐輪スタンド3000台を追加予定 インフラ拡大し続け現在3万7500台、貸出所2500ヵ所、会員数325万人突破 自転車専用通行帯はじめ関連インフラを持続的に拡充し、安全・運営効率化など質の面での改善にも拍車  ソウル市は公共のレンタル自転車「タルンイ」の利用の増加や生活の交通手段としての役割を強化すべく、年末までに3000台、来年にも3000台を追加導入すると発表した。これにより、来年、タルンイの総台数は4万3500台に増加する。  タルンイの増台に伴い、新たに貸出所250ヵ所、駐輪スタンド3000台を設置する。  ソウル市のオ市長は年内に3000台、来年にも3000台を追加導入し、貸出所も増やして市民の利便性を向上させる一方、安全強化や運営の効率化など質の面での改善も並行して取り組むことを明らかにした。  また、アプリから寄せられる市民の要望に応えて貸出所の設置事業を持続的に推進するなど、利用者としての立場に留まらず市民自ら政策作りの当事者として市とともに公共のレンタル自転車政策を作り、自動車中心の交通環境をエコな交通手段が共存する新しい環境に変化させていきたいと強調した。  市はこれまで、財政を手中的に投入し、貸出所など公共のレンタル自転車「タルンイ」のインフラを持続的に拡大。現在までにタルンイ3万7500台、貸出所2500ヵ所余りを運営している。  インフラが拡大するに伴い、タルンイの利用率も大幅に上昇。現在、会員数は325万人を突破している。「タルンイ」の今年1月から9月までの利用率は昨年同期比36.4%増。特に通勤時間帯(8時から10時)の利用率は58.68%、帰宅時間帯(18時から20時)の利用率は41.91%増など、市民にとって生活の交通手段となっている。  累積利用件数も2020年の約5900万件から2021年には約8400万件と40%急増するなど、毎年、成長を続けている。  ソウル市は貸出所を増設後、さらにモニタリングを行い、利用状況に合わせて弾力的に台数を調整し、運営効率を高めたい考えだ。  台数の拡大とともに運営の効率化や安全強化など質的な改善にも取り組む予定だ。 ビッグデータ基盤の自転車配置プログラムで、通勤や帰宅時間帯に貸出所によって台数にばらつきが生じる問題を解決し、現場の整備を強化するなど、運営効率の向上に取り組む。これにより、追加導入される台数以上に、利用する市民が十分な台数が用意されていることを実感できるよう努める。 また、市民が安全に自転車を利用できるよう、追加で導入されるタルンイはすべてトップチューブを補強するなどタルンイ自体を強化する一方、夜間の視認性を改善すべく、タイヤホイールの反射板を2枚に増やした。  タルンイの政策作りには、市民のさらなる参加を促したい考えだ。 タルンイ専用のアプリがおすすめする利用率の高い貸出所でレンタルし、配置台数が不足しがちな貸出所に返却した場合、インセンティブを付与(1日1回限り)する案を検討している。 今年から始まったタルンイアプリから市民の意見を募り、市民の要望に応えた貸出所の設置事業も継続する計画だ。  市は、自転車専用通行帯を開通し、都心から漢(ハン)江(ガン)まで直通の自転車専用道路を完成させた。  来年6月には清渓(チョンゲ)川(チョン)と貞(チョン)陵(ヌン)川(チョン)を自転車の橋として連結し、高麗(コリョ)大学や誠(ソン)信(シン)女子大など東北エリアの大学から漢江をつなげる自転車専用通行帯を設ける予定だ。今後も持続的に自転車専用通行帯を拡大し、安全かつ便利に自転車での移動をしやすくする方針だ。  ソウル市のオ・セフン市長は「多くの市民がタルンイを利用してくださっていることに感謝する」としながら、「タルンイの追加導入の取りやめは事実ではない。むしろタルンイをシーズン2として、公共のレンタル自転車のインフラを一層グレードアップさせ、利用状況を全数調査し利用のしにくさを解消していく」と語った。また、「年末までに3000台、来年にも3000台を追加導入するのはもちろん、今後も市民の皆様のタルンイの利用に不便がないよう丁寧にニーズを分析するなど、タルンイの運営効率を高めていく」と強調した。
SMG 313

世界のトレンドをリードする 「ビューティー都市ソウル」のブランドを一緒に作りませんか

「ビューティー都市ソウル」ブランド名・映像公募、10月18日から11月7日まで開催。海外からも参加可能 「ビューティー都市ソウル」や関連政策を象徴するブランド名(英文)と映像コンテンツ 全20作品を選定し、賞金最大500万ウォン授与。受賞作は国内外のSNSなどで活用 ソウル市は世界的都市競争力を回復させ、再び人と企業と投資が集まる魅力的な都市づくりのための戦略の中核としてビューティー産業を集中的に育成している。そんな中「ビューティー都市ソウル」への国内外の関心を高めるべく、ブランディングを本格化させる。 ソウル市はその第1弾として「ビューティー都市ソウル」ブランド名と映像を募る公募を10月18日(月)から11月7日(日)までの3週に渡り開催すると発表した。テーマは「世界のビューティートレンドをリードし世界のビューティー産業の中心都市として飛躍するソウル」だ。 ソウル市は「ビューティー都市ソウル」をよく表現し、関連政策まで象徴し得るブランド名と映像コンテンツで世界中の人々の関心を集中させ「最新のビューティートレンドを知りたければソウルに行こう」というメッセージを発信する。 ソウル市は、KpopやKドラマなど様々なジャンルのKコンテンツが世界のトレンドをリードしている今、韓流から始まったソウルの都市ブランドと波及力をKビューティー産業全般に拡大したい考えだ。ソウル市のオ・セフン市長は、今後10年を見据えたソウル市政マスタープラン「ソウルビジョン2030」を通じて、ソウルをKビューティー、Kファッション、Kライフスタイルに出会える「世界ビューティー産業ハブ」にすると発表している。 こうした趣旨で実施される公募は、市民はもちろん、ソウルを愛し、Kビューティーに関心のある国内外の外国人も参加可能だ。 公募はブランドのネーミングと映像の2部門で行われる。▲ブランドのネーミングは「ビューティー都市ソウル」を表すブランド名を英文で提出(英文30文字以内) ▲映像は広告、アニメーション、VR、ミュージックビデオなど形式に制限はなく、20秒以内で制作しMP4ファイルで提出する。(1902×1080px推奨) 公募に関する詳しい内容は「手の平の中のソウル」(mediahub.seoul.go.kr)と「ソウル市外国語ホームページ」(english.seoul.go.kr)から確認でき、サイト内からGoogleフォームを通じて申請・提出(10月18日から11月7日)を行う。 ソウル市は市の代表コミュニケーション・チャンネル「手の平の中のソウル」と「ソウル市外国語ホームページ」にバナーを表示し、公募専門ウェブサイトにもポスターを掲載するなど積極的にPRする計画だ。 受付:【Korean】https://forms.gle/kezNaNC5bdJ9ZE299 【English】https://forms.gle/KuAVQG5pUDn7NJiy7 ネーミング部門の審査は予備審査(1回)、専門家による審査(3回)、市民による審査(1回)の3段階に分けて行われる。映像部門の審査は予備審査(1回)、専門家による審査(2回)の2段階に分けて行う。結果は12月中にソウル市のホームページと「手の平の中のソウル」ホームページ上で発表する。 受賞者には最大500万ウォンの賞金が授与され、ソウルのビューティー産業育成に向けた事業および事業の広報に活用される。ブランド名は「ビューティー都市ソウル」事業広報映像、広告などの制作に、映像はソウル市の国内外向けSNSからの発信や市のイベントで活用される予定だ。 受賞作は部門別に▲金賞各1点▲銀賞各4点▲銅賞各5点の全部で20点を選定する。 ネーミング部門:金賞1名(500万ウォン)、銀賞4名(250万ウォン)、銅賞5名(各20万ウォン)に授与する。 映像部門:金賞1名(100万ウォン)、銀賞4名(各50万ウォン)、銅賞5名(各20万ウォン)に授与する。 ソウル市のユン・ジョンジャン市民疎通企画官は「ソウル市は今後10年を見据えたソウル市政の総合計画『ソウルビジョン2030』の重要課題である世界ビューティー産業のハブを目指し、様々な発展・育成政策を推進する一方、ソウルKビューティー産業を世界に広めるためのブランディングにも積極的に取り組む」としたうえで「ソウルを愛し、Kビューティーに関心のある世界中の市民から寄せられる優れた作品を通じて『ビューティー都市ソウル』への関心を高めていきたい。多くの方のご参加をお待ちしている」と語った。
SMG 334

ありきたりなのはイヤ!世界中のMZ世代の好奇心を刺激する 「ソウル韓流オンラインツアー」

韓流スターのキム・ヨハンやモデルのチャ・スミンとソウル韓流ホットスポットを巡るオンラインツアー 新鮮な経験を求め、旅行のトレンドをリードする世界中のMZ世代の心をわしづかみにするコンテンツ 韓流人気とウィズコロナで高まる韓流ファンの期待に応えるスペシャルなプレゼント  旅したい韓流都市ソウルならではの魅力を世界に発信すべく、ソウル市は差別化されたオンライン・コンテンツを制作し、海外の韓流観光客の取り込みに乗り出す。市は、人気急上昇中の韓流スター、キム・ヨハンやモデルのチャ・スミンとともに、韓流第1世代のソウルの有名ロケ地から今話題のホットスポットまで、多彩なソウルの表情を収めたトレンディーな映像を公開すると発表した。 <韓流スター、キム・ヨハンと巡るソウル韓流の旅40コースでオンラインデート>  第1弾は、タイムトラベラーになってオリジナルなソウル韓流旅行コースを作る「タイムトラベル・イン・ソウル」(Time Travel in Seoul)のストーリーテリングを活かした映像が公開される。韓流スター、キム・ヨハンとのオンラインデートをコンセプトに制作されたこの映像は、新鮮な経験を楽しみたいMZ世代の心をわしづかみにする没入型コンテンツだ。思い出の韓流名所から最新のトレンドのスポットまで、ソウル韓流の過去と現在、未来をテーマに40の旅行コースを自分でアレンジできる。  参加者は5つのテーマ別に30ヵ所を選び、オリジナルのソウル韓流の旅40コースを作る。YouTubeチャンネル、ビジット・ソウルTV(www.youtube.com/user/visitseoul)で19日(火)に公開予定。 ソウル韓流×キム・ヨハンのTime Travel in Seoul編 <ソウル韓流×キム・ヨハンのTime Travel in Seoul編> ソウル韓流旅行ガイド ソウル韓流<過去> ソウル韓流<未来>  コロナ終息後、最初の旅行先としてソウルを希望している韓流ファンのために、ただ見るだけのオンラインツアーではなく、自分でツアー・コースをアレンジし間接的にソウル旅行を体験できる機会を提供する。  1つ目のテーマである「K-Drama」編では、2000年から2021年までのソウルを代表する韓流ロケ地であるソウルチェッポゴ、ノドゥル島、世運(セウン)商店街(サンガ)を紹介する。2つ目のテーマ「K-pop」編では、ミュージックビデオのロケ地として有名な乙支(ウルチ)路(ロ)の路地、西巡邏(ソスンラ)キル、盤(パン)浦(ポ)大橋(テギョ)など美しいソウルの名所が登場。3つ目のテーマ「K-Fashion・Beauty」編では、弘(ホン)大(デ)、東(トン)大門(デムン)、東廟(トンミョ)などソウルを代表するショッピングエリアからファッションを完成させるヘアショップまで、様々なビューティー名所を紹介。最後に、MZ世代に人気のローカルな名所を紹介する「K-Food,Trend」編では、美食の街ソウルの韓国料理、創作料理、ビーガン・レストラン情報からギャラリー、スタートアップ支援センターまで、隠れたスポットを紹介している。 <ソウルのトレンディーな文化施設で撮るモデル、チャ・スミンの映画のワンシーンのような日常>  トレンディー(Trendy) 漢(ハン)南(ナム)、レトロ(Retro)乙支(ウルチ)路(ロ)、スタイリッシュ(Stylish)狎(アッ)鴎亭(クジョン)、リラックス(Relax)聖水(ソンス)など、今話題のソウルを代表するエリアをフィルムに収めた「エクスプレス・ユアセルフ」(Express Yourself from Seoul)も公開予定だ。  ソウルの新たな観光競争力として注目されている文化施設を背景に、モデルのチャ・スミンの映画のワンシーンのような日常を収めた映像を制作。見慣れた風景を新しい視線で撮影した今回の映像は、旅行のトレンドをリードするMZ世代のソウル旅行への好奇心を刺激すること間違いなし。 ソウル韓流×チャ・スミン Express yourself from Seoul編 ソウル韓流×チャ・スミン Express yourself from Seoul編 漢南 乙支路 狎鴎亭・新沙 聖水  また、実際に撮影が行われたキム・ヨハンの「ビューティールーム」とチャ・スミンの「レトロカフェ」をVRで再現し、リアル感満載のオンライン韓流体験を国内外の潜在観光客に提供する。 ソウル観光公式SNSチャンネル、VisitSeoul(インスタグラム、TikTokなど)では、キム・ヨハンとチャ・スミンの旅のスタイルを紹介するインタビュー映像や撮影エピソードを盛り込んだメーキング映像も順次公開する。クイズなど様々なオンラインイベントも予定されている。  ソウル市のチェ・ギョンジュ観光体育局長は「今回のソウル韓流オンラインツアー映像が、最近、トレンドの鍵を握るMZ世代の心をつかむコンテンツになると期待している」としながら、「世界中で巻き起こる韓流人気と日常への回復が迫る今、高まる韓流ファンの期待を満足させられるようなスペシャルプレゼント、楽しい間接的経験になることを願っている」と語った。
SMG 640

ソウル市、スタートアップ9社に中東最大IT展示会での 投資誘致・販路開拓を支援

ソウル市は中東最大ICT展示会「GITEX」にパビリオンを設置し、ソウルの企業や市の広報に取り組む グローバル市場で競争力持つソウルの有望ICT企業9社が参加し、投資誘致や販路開拓を狙う 現地の海外投資家とのネットワークを強化し、海外投資誘致に向け潜在投資の確保へ ソウル市は、世界144ヵ国から14万人余りが参加する中東最大ICT展示会「GITEX Future Stars」(10月7日から21日)へのソウルの有望ICTスタートアップ9社の参加を支援し、投資先としてのソウル市の魅力をアピールすると発表した。市は同展示会にソウル企業ブースを設置し、本会場にはソウルの投資誘致環境をPRするソウル広報ブースを出展する。 ソウル市は「GITEX Future Stars」にソウル企業を紹介するためのパビリオンを設置し、市の有望ICT企業9社の技術力と各社製品の広報に取り組む。また、潜在投資家を見出し販路を確保すべく、1社当たり毎日3、4件の輸出商談およびネットワーク作りの機会を提供する。 「GITEX Future Stars」は、展示会場全5つのエリアの中でもスタートアップに特化した展示エリアで、約60ヵ国から700社余りのスタートアップと400人余りの海外投資家が訪れ、ネットワークを形成する。また、参加企業間のPitch Competitionやメンタリングセッション、ビジネスマッチングなど様々なイベントを通じて中東地域の投資家やバイヤーとのネットワーク拡大の機会を提供している。 参加企業は、人工知能やヘルスケア、IoTなどの分野別に国内外の投資家から推薦された37社のうち、外部の専門家による審査を経て今年6月に選定した。 人工知能(AI):DEEPBRAIN AI、Nota、DABEEO、SEOUL ROBOTICS、スマイルベンチャーズエヌシング、ヘルスケア:ROOTONIX、IoT:DOT、クラウド:DATA COMMAND また、本会場にはソウル市を紹介するためのパビリオンを設置し、韓国とソウルの投資環境や市の投資融資政策を紹介する一方、現地の海外投資家とのネットワーク作りに努め、将来的な投資誘致に向けた潜在投資家を積極的に取り込む考えだ。 ソウル市のペ・ヒョンスク新成長産業企画官は「中東市場はオイルマネーをベースに豊富な資金力を有しており、脱石油時代に備えICT分野に国レベルで惜しみない支援を行っているため、韓国企業にとっては無限の可能性を秘めた地域」だとしながら、「今回の展示会への参加により、ソウルの企業らが中東地域に有力なパートナーを見つけられることを願っている」と語った。 GITEX homepage GITEX 2020のソウルパビリオン(オンライン) GITEX、GITEX Futures Starsのホームページ
SMG 323

国内最大のデザイン専門ビジネスローンチショー 「DPPデザインフェア」19日開幕

19日から25日までオンライン併催。1人世帯・ペット・ホームオフィスなど変化するライフスタイルを提案 小規模事業者×デザイナー106組が5ヵ月に渡り協力して開発したトレンドの新製品106点を初公開 中小デザインスタジオ64社の新製品とデザイン界をリードする9社による未来ビジョンの提示 「バイヤー商談会」には百貨店・大型スーパーなど流通100社以上が事前登録し期待増  製造分野の小規模事業者とデザイナーが共同で製作したこれまでにないデザインの製品をはじめ、デザイン系企業の新製品が一堂に会する国内最大のデザイン専門ビジネスローンチショー「2021DDPデザインフェア」が19日(火)から25日(月)まで開催される。  今年は「Wonderful Life~日常を美しく彩れば人生は豊かになります~」をテーマにハイブリッド形式で開催される。世界中が新型コロナウイルスの影響を受ける中、より良い日常のためのデザインのトレンドを提案し、デザイナーと小規模事業者中心のデザイン産業支援策を模索する。  今年は小規模事業者×デザイナー106組が5ヵ月を費やし共同で開発したトレンドの新製品106点を初公開。3Dプリント技術で製作した自分の体形にぴったり合う1人用チェア「The Butterfly」(スタジオプラスティック×JHスタジオ)、廃棄物を減らせる段ボール家具「Workshopスツール」(STUDIO PESI×PAPERPOP)、在宅勤務に快適なホームオフィスを提案する「パイプスタンド」(メイクメイク×HWANGDUCK ENG.CO.,LTD)など、変わりゆくライフスタイルを反映した様々な製品を出展する。  このほか、64の中小デザインスタジオによるホームダイニングやペット、ガーデニング用品など、コロナがもたらした巣ごもり生活や環境を考慮した新製品を紹介する。cowayやNAAVAなど、デザインのトレンドをリードする9社は企業の社会的価値とデザインについて未来ビジョンを示す。  中でも今年初めて開かれるデザイナー、小規模事業者とバイヤーをつなげる「バイヤー商談会」は、百貨店や大型スーパーマーケット、セレクトショップなど流通100社以上のバイヤーが事前登録を済ませているだけに、期待が高まる。  ソウルデザイン財団(代表理事イ・ギョンドン)はこうした内容で「2021DDPデザインフェア」を開催すると発表した。今年は小規模事業者×デザインナーによるトレンドの新製品106点をはじめ全部で170製品が出展する。 「DDPデザインフェア」はソウル都心の製造産業の活性化とデザイン産業の雇用創出を支援すべく、小規模事業者と若手デザイナーをつなぎ、協力して製品開発を行えるようサポートするプロジェクトだ。2019年にスタートし、今年で3回目を迎える。  主要プログラムは、①トレンドのデザインの新製品展示、②市民参加型プログラム。 <3つのエリアで1人用家具・ペット・ホームオフィス・環境循環型など変化するライフスタイルを提示>  今年、2年ぶりにオフラインでも開催される展示会は、1人用家具やペット、ホームオフィス、環境循環型製品など、変わりゆくライフスタイルを反映したコンテンツが目立つ。▴中小の製造業者とデザイナーが共同で開発した新製品を展示する「コラボエリア」▴中小のデザインスタジオが新製品を披露する「ローンチエリア」▴企業の社会的価値をデザインの価値と融合させ未来ビジョンを提示する「トレンドエリア」の3つの展示エリアを用意した。  今年はDDPデザインフェア期間中「DDPデザインマーケット」を新たに設置し、国内最大のデザイン専門ビジネスローンチショーとして内容を拡充している。ソウルのライフスタイルをリードするDDPデザインストアがキュレーションを担うこの特別マーケットでは、日常に楽しさをプラスする様々なデザインの製品を紹介する。  一方、若者のクリエイティブなアイディアが際立つDDPブランドの商品も展示される。迫り来る未来のソウルをテーマに公募を行い、寄せられた若者のアイディアから実際の製品を作り、期間中、毎日展示するほか、一部製品は今年の年末、DDPデザインフェアの優秀な製品とともにDDPデザインストアで販売する予定だ。 <「バイヤー商談会」百貨店・大型スーパーなど流通100社以上が事前登録し期待感↑>  展示品を見るだけでなく、市民も参加できるプログラムも用意されている。▴デザイン系企業の販路開拓を後押しする「バイヤー商談会」▴デザインビジネスとトレンドに新たな一石を投じる「DDPデザインフェアセミナー」▴若手デザイナーの就職難を解消するための現場「DDP若手デザイナージョブフェア就職コンサルティングプログラム」▴今年のナンバーワン製品を決める「DDPベストデザインアワード」▴市民体験プログラムなど。  オフラインでの参加を希望する場合、10月18日(月)までDDPデザインフェアのホームページ(http://ddpdesignfair-ex.or.kr)から事前予約が必要だ。  「2021DDPデザインフェア」の詳しい内容は公式ホームページ(www.ddpdesignfair.or.kr)やインスタグラムから確認できる。  「2021DDPデザインフェア」の総監督を務める韓国デザイン団体総連合会イ・ギリョン会長は「DDPデザインフェアはデザイン産業をリードする未来のビジネスと新たなコンテンツで産業的価値を高める場となるだろう」と述べ、「国内外のネットワークを基盤にグローバルなコンテンツ交流の拡大と国際的な活路の構築につながるよう期待している」と語った。 [添付1]2021DDPデザインフェアのポスター
SMG 358

ソウル市主導「世界スマートシティ機構(WeGO)」 10周年記念ソウル総会

第5回総会「ニューノーマル時代、すべての人のためのスマート・ソリューション」が18日、DDPで開催 議長都市ソウルをはじめ約50都市の代表や国際機関、ICT企業など150人余りが出席 新型コロナの影響で1年延期された創立10周年記念総会では、WeGOアワードはじめ多彩なイベントを予定 オ・セフン市長、開会式で「WeGO通じて都市間のデジタル格差縮め市民の暮らしの質高めるため先頭に」 ソウル市の主導で創立されたスマート都市分野初にして最大の国際組織「世界スマートシティ機構(WeGO)」の第5回総会(ソウル総会)が、18日(月)15時から東大門デザインプラザで開催される。オンライン併催の総会の模様はライブソウル(http://tv.seoul.go.kr)とWeGOのYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/channel/UCZlWjleK_PwJuSgOgTxFipA)で生配信される。 総会では「ニューノーマル時代、すべての人のためのスマート・ソリューション(New Normal with Smart Sustainable Solutions for All)」をテーマに、議長都市であるソウル市をはじめモスクワやウェリントン、成都、バンコク、ウランバートルなど世界50都市余りの代表や国際機構、ICT企業など150人余りがオンラインで参加し協議を行う。 今回のソウル総会は創立10周年を迎えた昨年に行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で1年延期され、今年、議長都市ソウルで開催されることになった。前回の第4回総会以来、4年ぶりの開催となる。 世界スマートシティ機構(WeGO, World Smart Sustainable Cities Organization)は世界の都市や企業間でのスマートシティ協力・交流を促進させ持続可能な発展の道を模索すべく、ソウル市主導で創立されたスマート都市分野初の都市と企業による国際パートナーシップ(PPP、Public Private Partnership)だ。 WeGO創立10周年を記念して行われる今回のソウル総会は、WeGO議長を務めるオ・セフン市長のビデオメッセージで幕を開ける。当日は▴創立10周年記念行事(開幕式)▴WeGO持続可能都市アワード授賞式▴機構の運営方策を話し合う本会議▴都市やIT企業による広報などのプログラムが用意されている。 10周年記念行事を兼ねる開幕式では、ソウル市のオ・セフン市長の開会のあいさつに続き、バンコク都副知事やサンパウロ市長の祝辞、国連ハビタット事務局長の基調演説が行われる。 今年は4回目となる「WeGO持続可能スマートシティアワード」授賞式(以下、WeGoアワード)も行われる。 「WeGOアワード」は世界の優秀なスマートシティ開発の事例を伝えるために制定されたもので、①効率的な政府、②新技術、③移動性、④包摂的な都市、⑤安全都市、⑥持続可能な都市など6分野で各3つ以上(Gold、Silver、Special Mention)の賞を授与しており、それぞれの分野で1位に輝いた高陽(コヤン)、城南(ソンナム)、ジョージタウン(マレーシア)、サンパウロ(ブラジル)、メキシコシティ(メキシコ)、イスタンブール(トルコ)の関係者が参加する。 ソウル市のオ・セフン市長は開会式で「我々が直面している第4次産業革命と新型コロナウイルスは非対面の日常化とデジタル化を加速させた。都市行政のパラダイムもスマート技術を基盤に再編されつつある。ソウル市は、ソウルの優れたスマートシティインフラと民間の最先端スマート技術を融合させ、様々な行政分野にデジタルを導入したスマートシティづくりを進めている」としながら、「WeGOを通じて世界各都市の優秀なスマートシティのノウハウを共有し協力し合うことで、都市間のデジタル格差を縮め市民の生活の質を高められるよう先頭に立って取り組んでいきたい」と語った。
SMG 433

THE HYUNDAI SEOULに新進気鋭ブランドのショールーム登場 12ブランドの新作をお披露目

ソウル市は東大門ファッションフェア開催。THE HYUNDAI SEOULに新進ブランドのショールーム設置 東大門新進12ブランド、THE HYUNDAI SEOUL(地下1階)大イベント会場で今シーズンのコレクション披露 これまでオンラインでしか購入できなかったデザイナーズブランドを実際に手に取って着られる機会に MZ世代ターゲットに、ラッパーのMiraniを広報大使に任命。新進ブランド認知度高め、販路開拓を支援 これまでオンラインでのみ購入可能だった東大門(トンデムン)の新進気鋭12ブランドの2021ソウル・ファッション・ウィーク出品作を、試着・購入できるショールームタイプのポップアップストアがTHE HYUNDAI SEOULに登場。百貨店地下1階、100坪ほどの大イベント会場で10月15日から21日までの7日間、開催される。 ポップアップストアで購入できるブランドは、Near&Dear、VERVE、Coett、ACUD、NOTA、benetme、GAYEON LEE、VEILGA、SECONDARY LEGEND、KIPOP、ROO.MU、WALTHAMMER。 ソウル市は、THE HYUNDAI SEOULがこれまでの百貨店とは異なりMZ世代をメインターゲットとしていることに着目し、単なる買い物の枠を超え、各ブランドの個性とストーリーを伝えられる空間づくりで訪れる人を迎える。 ポップアップストアを訪れた人は、普段はオンラインで購入するしかなかったデザイナーズブランドを実際に手に取り、新作の試着もできる。また、イベントに訪れた人を対象にインスタグラムで来場投稿イベントも実施する。 今回のポップアップイベントは「オンライン東大門ネットワークファッションフェア」(以下、「東大門ファッションフェア」)の一環として開催される。東大門を拠点に展開するファッションブランドのうち公募で選ばれた30ブランドを対象にオン・オフラインでのポップアップ企画展やライブコマース、オンライン海外受注などを支援する事業だ。 市は「東大門ファッションフェア」の広報大使にMZ世代に響くトレンディーなスタイルとヒップホップなイメージを持つラッパーのMiraniを抜擢し、ファッション・フィルムやインタビュー映像を制作。公式ホームページ(onddmff.com)やYouTube、インスタグラムを開設してイベントの広報に取り組んでいる。 公式ホームページ: https://onddmff.com 公式YouTubeチャンネル: https://www.youtube.com/channel/UCRLKklXjngGvZwO9QycMigA ソウル市のパク・テウ経済雇用企画官は「今回のイベントを通じて東大門ファッションを牽引する新進気鋭のデザイナーやブランドと消費者との接点を広げられる様々なチャンネルを活用していく」と述べ、「各ブランドにまつわるストーリーやイベントなど様々な形で楽しんでいただけるよう準備してきたので、多くの市民に関心を持っていただき、お越しいただきたい」と語った。
SMG 370

ソウル・ファッション・ウィーク、 世界120ヵ国で4千万再生達成 開催3日で史上最多

ソウル・ファッション・ウィーク、開催3日で840万再生記録。前回の472万再生上回り過去最多 今年に入り、ソウルを代表する名所を舞台に映像美と完成度の高い80編のファッション・フィルムを制作 TikTokやインスタグラムなど国や世代を超えた参加促し、これまでに4千万再生突破 市は、オンライン開催はKファッションの存在感を高める有意義な試みと評価 ソウル市が誇る5大宮殿や東大門デザインプラザなど、ソウルを代表する名所を舞台に、同じくソウルを代表するデザイナーらのコレクションを発表するソウル・ファッション・ウィークが完全事前制作のオンライン開催と、MZ世代との活発なコミュニケーションをベースに過去最多の再生回数を記録している。 ソウル市は10月7日(木)から15日(金)まで開催される「2022S/Sソウル・ファッション・ウィーク」が、開催わずか3日で全世界120ヵ国、840万再生を達成したと発表した。ソウル・ファッション・ウィークは完全事前制作のオンライン・ファッションショーとして開催中だ。 今年から運営が始まった「ソウル・ファッション・ウィーク」公式TikTokアカウントでは、今月2日からファッションに関する動画共有チャレンジ「ファッション1年生」と「ファッショニスタ」で「#ソウル・ファッション・ウィーク」イベントを開催し、こちらも開始10日で4千万再生を突破した。 景(キョン)福宮(ボックン)や徳(トク)寿宮(スグン)など、ソウルの歴史と現在をつなぐ名所を舞台に全世界同時配信された「2022S/Sソウル・ファッション・ウィーク」は、有名ヒップホップ・ミュージシャンのDPR LIVEのステージで幕を開け、開催3日で延べ840万再生(10月11日現在)を記録した。今年3月に行われた前回の「2021F/Wソウル・ファッション・ウィーク」開催全期間で記録した472万再生をわずか3日で塗り替えたことになる。 ソウル・ファッション・ウィークの公式ホームページをはじめ、YouTubeやNAVER TV、tvNDでの配信を合わせた合計再生回数。 ソウル・ファッション・ウィークは2000年に始まり、新型コロナウイルス長期化の影響で一時は開催中止もささやかれたが、オンライン開催に切り替えたことでソウルのファッションはもちろん、韓国固有の文化遺産や観光名所を世界に発信する広報大使の役割を果たしている。 「2021F/Wソウル・ファッション・ウィーク」では、国立中央博物館や国立現代美術館が初めてランウェイの舞台に登場したが、「2022S/Sソウル・ファッション・ウィーク」では韓国を代表する5大宮殿を舞台に80編のファッション・フィルムが制作された。完全事前制作のため映像美や完成度が非常に優れているのはもちろん、ソウルを代表する名所で繰り広げられるランウェイが世界中の人々の注目を集め、記録につながったと見られている。 また、グローバル広報大使に世界的な人気を誇るアーティスト、KAIを任命するなど、韓国を代表するデザイナーの作品やソウル・ファッション・ウィークへの関心を高めた。とりわけ、ショーの随所にヒップホップ・ミュージシャンや韓国伝統音楽を継承する歌手のステージを盛り込む演出は、ファッションと文化が融合したコンテンツの可能性を示す機会となった。 特に、オンラインでのファッション・ウィーク開催に向け、ファッションショーとMZ世代の距離を縮め関心を持ってもらえるよう、TikTokやインスタグラムなどSNSを積極的に活用したこともショーの成功に大きく貢献した。 今月2日からTikTokで「#ソウル・ファッション・ウィーク」イベントを実施し、参加デザイナーやクリエイターによるファッション・ライブやファッション・チャレンジ・イベントを開催。その結果、4千万回以上の再生回数を記録することができた。 ソウル市のアン・ヒョンジュン製造産業革新課長は「オンラインで開催される2022S/Sソウル・ファッション・ウィークは、ソウルを代表する名所を舞台に世代を超えて支持され、Kファッションを世界的に知らせる有意義な試みだ」と語った。
SMG 358

ソウル市、自宅隔離の状況確認にAI電話サービスを活用

ソウル市はSKテレコムと提携し、人工知能(AI)電話サービス「NUGU carecall」を2022年9月20日まで延長 人工知能(AI)を利用した音声電話で、1日1回、隔離状況を確認し担当職員の業務負担を軽減 持続的な抜打ち電話で自宅隔離中の外出など違反を即確認、告発など感染症に徹底対応  ソウル市は、新型コロナウイルスによる自宅隔離中の行動制限を効率よく管理すべく、人工知能(AI)電話サービス「NUGU carecall」で自宅隔離中の人に毎日電話をかけ、健康状態を確認している。  人工知能(AI)電話サービスを通じて自宅隔離中の人に発熱や咳など新型コロナの症状が出ていないかを確認し、通話内容は区の総括モニタリング担当者に随時、提供される。  区は「NUGU carecall」で自宅隔離の手引きなど各機関からのお知らせを作成(設定)し、自宅隔離中の人に案内することができる。  ソウル市は昨年9月にSKテレコムと提携してAI電話サービス「NUGU」を利用した自宅隔離状況の確認を行ってきたが、今回、SKテレコムとの業務提携期間を延長し、来年9月まで電話サービスを継続することにした。  人工知能(AI)電話サービスは、新型コロナの影響で自宅隔離のケースが増加する中、効率的に自宅隔離中の人をケアする必要が高まったことから導入されたが、担当職員の健康や業務負担の軽減に大きく役立っていることから、現在は様々な地方自治体で活用されている。  市が25の区を対象に人工知能(AI)電話サービスの満足度を調査したところ、調査対象189人中182人(96.3%)が業務負担を軽減できたと回答しており、自宅隔離中の人など市民の満足度も86.8%と良好だった。  市はまた、自宅隔離中の状況を把握するため市内25区で抜打ち点検班を組織して随時確認に当たっているほか、隔離期間中に違反があった場合には感染症予防法第79条3に従い1年以下の懲役または1千万ウォン以下の罰金に処する場合がある。  ソウル市のハン・ジェヒョン安全総括室長は「自宅隔離中の人が隔離期間中に困ったことはないか確認するうえで、民間の優れた情報通信技術(ICT)を活用することは行政の効率アップのために非常に必要だ」としながら、「今後も自宅隔離中の人へのケア体制を持続的に点検するなど、感染症に徹底して取り組んでいきたい」と語った。
SMG 361

ソウル市、帰宅途中の安全を守る 近づくと点灯する「スマート保安灯」設置

IoT技術を適用し見守りアプリと連携した「スマート保安灯」を暗い道など2941ヵ所に設置 保安灯に近づくと自動で灯りがつき、緊急時にはスマートフォンを振るだけで点灯し位置確認も 今後は監視カメラ、防犯パトロール、防犯環境設計と連携し地域の総合安全ネットワーク形成 ソウル市は、暗く人目のつかない道などの付近に住む市民の帰宅途中の安全を守るため、人が近づくと自動で点灯する「スマート保安灯」を設置する。13の住宅街(10区)の老朽化した保安灯2941個を年末までに交換する。 「スマート保安灯」は近距離無線通信技術基盤のIoT(モノのインターネット)信号機付きLED照明だ。ソウル市が市民の安全な帰宅を支援する「見守りアプリ」と連携し運営する。 見守りアプリを起動させ「安心帰宅モニタリング」を実行してスマート保安灯が設置された道を歩くと、保安灯から25m~30m以内に近づいた時点で自動で点灯し、暗い夜道を明るく照らす。また、視認性が低かった従来の保安灯をLED保安灯に交換することで、暗い道を通る市民がより鮮明に周辺状況や物体を認識することができるようになる。 従来の保安灯はエネルギー効率が低く、灯りの色もオレンジのため視認性が低い問題があった。光害への市民の認知度の高まりや技術の発達により、アイボリーの灯りで眩しさを軽減し、やわらかい印象を与えるナチュラルホワイトのLED保安灯に改善した。 緊急時にはスマートフォンを振るだけで見守りアプリの「緊急通報」機能を起動させ、各区や監視カメラ管制センター、警察署に即連絡、スマート保安灯も点灯させる。出動した警察はもちろん、周囲を通行中の人も危険が発生した位置を迅速に把握できるようになる。 ※見守りアプリの連携図 ソウル市は今年の年末までに2941ヵ所の古くなった保安灯をスマート保安灯に交換し、来年も設置ヵ所を増やす方針だ。  市は今後「スマート保安灯」を設置した地域の居住環境の安全性を最大限に高めるべく、事業を並行して推進するほか、地域統合安全ネットワークを形成する計画だ。監視カメラの設置拡大、地域の防犯パトロール隊による見回り、暮らしの安全を守る防犯環境設計を適用した地域単位の生活環境改善など相乗効果を期待できる事業を並行して推進していく。  ソウル市のイ・ヘソン一人世帯特別対策推進団長は「夜間の暗く人目につきにくい道を歩くたびに不安を感じている市民のため、IoT技術を適用し見守りアプリと連携した『スマート保安灯』を設置することで、暗い夜道を明るく照らすのはもちろん、危険が発生した場合も迅速な対応が可能になる」としながら「ソウルに居住する一人世帯に限らず、すべての市民の帰宅途中の不安を解消し、夜間にも安心できる歩行環境を整えられるよう最善を尽くして取り組みたい」と語った。
SMG 294

市、「食品振興基金」で飲食自営業者に20億の緊急低利融資

一般・酒類を販売できない小規模店舗・ベーカリー対象「コロナ緊急運営資金融資」、7日から受付け開始 人件費、賃貸料など運営資金を支援通じて固定費負担増の自営業者に実質的な救済になることを期待 年1%の固定金利、2年据置き、3年分割返済条件に1店舗につき2千万ウォン上限に支援  ソウル市は、新型コロナウイルスの長期化で人件費や賃貸料など固定費が大きな負担となっている飲食店を営む自営業者を救済すべく「食品振興基金」を活用した「新型コロナ緊急運営資金融資」を開始する。総額20億ウォン規模で1店舗当たり最大2千万ウォンまで、年1%の低金利で融資を受けられる。7日(木)から受付けを開始する。  食品振興基金を通じた融資はこれまでも行われてきたが、用途が施設の改善などに限定されていた。今回、実施する「新型コロナ緊急運営資金融資」は新型コロナウイルスの影響で苦境に立たされている飲食店を営む自営業者に実質的に必要な人件費や賃貸料など、従事者、施設管理および運営に必要な運営資金まで用途を大幅に拡大した。 「新型コロナ緊急運営資金融資」は「災害および安全管理基本法」に基づき、警戒または深刻と見なされた場合に限り、一時的に支援するもの。  ソウル市は新型コロナウイルスが長期化により、外食業界の自営業者らの人件費や賃貸料といった固定費の負担が深刻なレベルに増している中、今回の「新型コロナ緊急運営資金融資」で少しでも安心してもらいたいと期待を寄せている。  支援対象はソウル市内で一般・酒類を販売できない小規模店舗・ベーカリーなどを営む飲食・接客業の従事者。所得制限などは設けていない。1店舗当たり最大2千万ウォンまで支援を受けられる。(最大100店舗)  年1%の固定金利で、返済条件は2年据置き、3年均等分割返済。その他の融資商品や金融機関による融資に比べ有利な条件だ。2千万ウォンの融資を受けた場合、一般の銀行で融資を受けた場合に比べ5年で100万ウォン程度、負担を減らせる見込みだ。  緊急運営資金の申請は7日(木)から、店舗所在地を管轄する区の食品衛生部署で行う。申請書類も簡素化されており、提出するのは融資申込書、営業申告証、事業者登録証の写本および同意書のみ。  市は、来年には1000店舗以上が支援を受けられるよう、融資の規模を拡大する計画だ。  ソウル市はまた、「中小企業育成基金」からも飲食関係の自営業者を含む中小企業・小規模自営業者に様々な融資を行っている。  ソウル市のパク・ユミ市民健康局長は「新型コロナの長期化で苦しむ飲食店自営業者が危機を乗り越え、営業を正常に行えるよう議論を重ね、融資を拡大することにした」としながら「ソウル市は今後も食品関連の職能団体や経営者から十分に意見を聞きながら飲食店を営む自営業者への支援政策を拡充していきたい」と語った。
SMG 278