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プレスリリース

  • 「CES2022 ソウル館」約1万人訪問…8677万ドルの輸出商談など成果に注

  • プレスリリース SMG 115
    • ソウルデジタル財団、25社の革新企業と「ソウル館」を運営…CES観覧客4人の1人が訪問
    • 1/5~1/7(3日間)、835件の輸出商談、コロナ禍以前に比べ商談額は2倍↑
    • ユーリカパーク唯一ピッチングステージで毎日VC40人が参加、「ソウルピッチングデー」に好評

    2022年1月7日(現地時間)に閉幕した「CES 2022」で、 投資家やバイヤー、企業、機関関係者などおよそ1万人が史上最大規模で運営された「ソウル館」に足を運んだ。今年のCES観覧客が約4万人だったことを考えると、全体の4人に1人(25%)が「ソウル館」を訪れたことになる。

    ソウル市のサポートを受けて世界的舞台に立った革新企業25社の事業成果は眩しいものだった。3日間で約8677万ドル(約1041億ウォン)規模の輸出商談が行われたのだ。コロナ禍が始まる前に開催されたCES2020当時の輸出商談額に比べると200%近く上昇した数値だ。輸出商談件数は835件余りで、「ソウル館」の訪問客数が5倍多かったCES2020に比べれば、88%の水準だった。

    CES「ソウル館」の主管機関であるソウルデジタル財団の説明によると、2022年度CESの場合日程が短縮されるなど例年より大幅縮小された規模で開かれたが、そんな中でも「ソウル館」の韓国革新企業への高い関心が見て取れたという。

    ソウル市は、スタートアップの展示会場である「ユーリカパーク(Tech West)」で唯一ピッチング(発表)ステージを設置するなど、「ソウル館」でしか経験できない空間を設置し、様々なアイテムやプログラムを運営したことを「ソウル館」成功の主な理由だと分析している。

    企業別ブース展示とは別に、参加企業が直接自社のソリューションを発表・PRする「ソウルピッチングデー」が毎日開かれたが、グローバルVC(Venture Capital)やバイヤーなど40人が参加し企業ピッチングに合わせたフィードバックを提案するなど、会場は非常に盛り上がっていた。市は、今回CESに参加した企業の力量を強化するために、参加前から支援プログラムを用意して多角度でサポートするなど、様々な努力を傾けてきた。

    ソウルピッチングデーに参加したVCの殆どは、CES2022で多くの韓国企業が技術力を認めてもらっただけに参加企業の海外進出も前向きだと評価した。

    また、「ソウル館」のメインゲートに設置された300インチの大型スクリーンでソウル観光広報大使BTSの映像を流し「ユーリカパーク」を訪れた観覧客の注目を集めた。

    GoogleやPaypalのようなグローバル革新企業を育てた米シリコンバレーの投資会社Plug And Playの代表Saeed Amidi氏とソウルデジタル財団のカン・ヨシク理事長は、オンライン会談を通じて韓国スタートアップ企業の育成や海外進出のために交流・協力関係を深めていくことにした。

    展示会場を駆け回りながら参加企業を積極的に支えた「大学生サポーターズ」は、ソウル館ならではの特徴ある運営に貢献し、企業のみならず会場を訪れた観覧客にも深い印象を残した。25人で構成されたサポーターズは企業と1対1でマッチングし、投資家やバイヤーの発掘、招待レターの発送、商談日誌の作成などを助けるほか、優秀な言語能力を発揮しスムーズな商談のために通訳として活躍した。

    ソウルデジタル財団は、「ソウル館」に参加したい企業が増えているだけに、CES2023に向け、より充実したプログラムを企画したいと意気込んでいる。

    カン理事長は「CES2022は、グローバル企業が追及する技術の発展やその方向性について交流できる機会の場だった」としながら「準備段階から閉幕まで最善を尽くした革新企業25社を含め、25人のサポーターズ、その他運営人にも感謝する」と語った。

    ビッグデータ基盤の貨物運送プラットフォーム「CoconutSilo(ココナッツサイロ)」のキム・スンヨン代表は「有望な企業を発掘し、その会社の技術力や事業性を外部に公開できる良い機会だった」とし「企業が力量を強化するだけでなく、見聞を広げられる場でもあった」と話した。

    IoT栄養管理端末を通じて個人向け栄養管理サービスを提供するAlgocare(アルゴケア)のチョン・ジウォン代表は「イベント期間中、物理的な支援だけでなく、繊細な精神的サポートも受けられたことは大きな力になった」と感謝の意を表した。

    【添付】CES2022 ソウル館

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