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プレスリリース

  • ソウル市、今年水道管の取り替え・洗浄に1175億ウォンを投入…不信感の払拭を

  • プレスリリース SMG 223
    • 長期間使用した水道管や住宅内の古いパイプの取り替え費用を支援、洗浄を強化することで水道管への不信感を払拭
    • パイプの整備に、今年916億ウォン投入…2024年まで5年間、455kmのパイプ整備に6736億ウォンを投入
    • 錆びやすい住宅内の水道水管を取り替える…今年は2万7千世帯に163億ウォンを支援
    • 「パイプ洗浄」に96億ウォンを投入…大型管(16km)と407の小型ブロック(700km)の水洗浄を実施

    ソウル市の上水道事業本部は、今年一年間1175億ウォンの予算を投じ、水道管の取り替えや洗浄を実施し、「水道管」に対する根深い不信感の払拭を図る。

    2021年環境部が発表した「2021年度水道水飲用実態調査」の結果によると、水道水に対する満足度の向上のためにやるべきこととして「老朽化した水道管の取り替え(27.8%)」が1位を占めた。

    1月21日(金)上水道事業本部の業務報告を受けたオ・セフン市長は、市民の健康に直結する水道管の取り替えおよび維持管理に徹底するほか、何より安全を最優先に事業を進めることを注文した。

    ソウル市は、水道水に対する不信感を払拭し、水道水の供給過程への信頼度を高めるべく、今年①長期間使用した上水道管の整備(取り替え・補修)(916億ウォン)、②老朽化した住宅内の水道管の取り替え費用の支援(163億ウォン)、③大型パイプの洗浄および小型ブロックの水洗浄(96億ウォン)などに集中的に投資を行う。

    使用年数が長くなったパイプの場合、水質事故が発生する前に先に取り替える。住宅内の古いパイプは、錆びないタイプのものに取り替えられるよう工事費用を支援する。埋め立てたパイプは定期的に洗浄を行う。このような政策全ては、アリス上水センターで生産した綺麗な水道水を各世帯まで安全に届けるという目標のもと行われる。

    <2024年まで6736億ウォンを投入…31年以上使用した上水道管455kmを順次整備>

    「古いパイプ」に対する市民の不安を解消すべく、長期間使用した上水道管を取り替えるなど、体系的な整備を行う予定だ。2024年まで約5年間およそ6736億ウォンを投入し、延べ455kmの水道管のメインテナンスを進める。

    錆びない2世代水道管のうち、31年間以上使用した水道管や漏水・異物混入の通報が多い地域の水道管を調査し、455kmの水道管を2024年まで優先的に整備する計画だ。

    市は2020年から2021年まで1346億ウォンを投入し、老朽化した上水道管86.5kmの整備を終えた。今年には916億ウォンを使い、58kmの水道管を整備する方針だ。

    これに先立ちソウル市は、錆びやすい1世代のパイプを錆びない2世代パイプに取り替える事業を進めている。1984年から2020年まで1万3432kmの水道管を取り替えているが、これは地球の周りの3分の1、朝鮮半島の13倍にあたる長さである。

    <錆びやすい住宅内の上水道管の取り替え…今年2万7千世帯に163億ウォンを支援>

    今年は、住宅内の錆びやすい上水道管の取り替えも積極的に支援する。これは、水道水に対する根強い不信感の主な理由である「錆びの水の発生」を根本的に防ぐためのもの。今年は、2万7517世帯を対象に取り替え費用163億ウォンを支援する。

    ソウル市は、2007年から2021年まで、取り替え支援対象56万5千世帯の87%にあたる49万5千世帯の古い水道管の取り替え工事を支援してきた。残っている世帯はおよそ7万世帯で、今年から2025年まで618億ウォンを投入し、錆びやすい水道管の取り替えを積極的に支援していく。

    支援額は全工事費の80%以下で、一階建てには最大150万ウォン、多世帯住宅には最大500万ウォン、アパートやマンションなど共同住宅には1世帯当たり最大140万ウォン(共用給水管60万ウォン含む)を支援する。

    <2022年には96億ウォン投入し、16kmの大型パイプ16kmと407の小型ブロック(700km)を洗浄>

    キレイな水道水を供給するため、上水道管の「洗浄」にも力を入れる。

    ソウル市は、2021年末、長期間使用した水道管や水系転換(水の流れを変えること)などにより発生しうる混濁水を予防するために、「年次別水道管洗浄基本計画」を策定した。

    2025年まで優先順位に沿って洗浄が必要な大型パイプ(400mm以上)の131kmのうち、今年は16kmの区間に対して42億ウォンを投じ、機械洗浄を行う。

    ソウル市は、本格的な洗浄に先立ち、パイプ洗浄における民間技術を発掘するため、2020年技術コンテストを開催したほか、2021年にはテスト事業としてソウル市内20ヵ所(8.6km)に対し、機械洗浄を完了した。

    ▲機械洗浄の装備を投入する(2021年) ▲機会洗浄を実施(模型、2021年)


    小型排水管・給水管(80~350mm)については、ソウル市の2037のブロックのうち、5分の1にあたる407の小型ブロックに54億ウォンを投入して水洗浄を行う計画だ。今年の洗浄対象の長さは、約700kmである。

    ソウル市のク・アミ上水道事業本部長は「ソウル市は、リアルタイムで水質自動測定機の運営はもちろん、定期的に水道管を取り替えたり洗浄したりするなど、様々な方法で水道水の供給過程を管理している」としながら「市民の皆さんが持っている水道管への不信感を払拭し、世界的水準の品質を誇るアリス(ソウル市が提供する上水道の名前)を、各家庭まで安全にお届けできるよう、最善を尽くしたい」と話した。

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