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ソウル市、 伝統市場の商品を当日・早朝に届ける「我が市場・スピード配送」 開始

清凉里・岩寺・鷺梁津市場でサービスを開始…市場内の小型物流倉庫→当日・早朝・同梱発送で「品質・効率↑」 市場商人86%が変化を支持…商品管理や物流の効率化を図り、配送料の削減も実現 市場で購入した商品を自宅まで届ける配送サービスを開始…12月にはNaver、タングンマーケット、シジャンモールなどオンラインへ販路を拡大 注文は簡単に、配送は早く…伝統市場の魅力と競争力を高め「小商工人と市民のみんなが満足できるようにしたい」 これから伝統市場でもネット注文から早朝配送・当日配送・同梱配送まで、革新的な物流サービスを利用できるようになり、伝統市場の利用がより便利になる見通しだ。 直配送を通じて、生鮮食品や様々な特産物など、伝統市場が持つ強みを生かし、市民の満足度の向上とともに、古くなった施設により、遅れを取っていたオンライン配送システムの改善や販路の確保を通じて、売上の増加が見込まれ、伝統市場に新しい活力を与えられると予想される。 ソウル市は、清凉里(チョンニャンニ)総合市場、岩寺(アムサ)総合市場、鷺梁津(ノリャンジン)水産市場の3ヵ所に、MFC(小型物流施設)の造成やデジタル物流プラットフォームの導入を完了し、11月22日(火)から「我が市場・スピード配送」を全国で初めて開始すると発表した。 〈伝統市場に革新的な物流体系を導入…手記からデジタルへ、配送の効率を上げる〉 「我が市場・スピード配送」は、市場内でMFCやデジタル物流システムなどの流通インフラを構築し、注文と配送システムを改善するという実証事業だ。 これまでは電話や手記だけで管理されてきた注文方式が、これから全てのプロセスがデジタル化し、市場内の物流を効率よく統合管理できる体系が整えられる。 〈「我が市場・スピード配送」システム導入前後〉 「我が市場・スピード配送」システム導入前後/caption> 区分 現在 改善 注文管理 電話、手記 デジタル化:受付から配送までの全過程を実装したオンラインプラットフォームを支援 物流施設 物流専用の施設なし MFC造成:商品の保管・包装・配送の全ての過程に対応する小型物流施設 販売方式 訪問客を中心に対面営業を展開 当日配送・早朝配送・同梱配送のサービスを提供 ソウル市は、本事業を推進するにあたり、2022年4月に自治区および市場法人を対象に、参加機関募集告知を実施した。特に、スピード配送の実証事業が成功できる可能性を高めると同時に、一回性で終わらないことを担保するため、市場内の商人の同意率60%以上の確保など、参加機関の審査基準を設けた。その結果、最終的に清凉里総合市場、岩寺総合市場、鷺梁津水産市場が選定された。 現在、3つの伝統市場における商人の平均同意率は86%と、「我が市場・スピード配送」に参加したい商人から実に熱い反応を得ている。このような支持を背景に、事業は成功裏に遂行されている。 <商人は商品管理に集中できる…ソウル全域に様々な形の配送を支援、一括配送で安価な配送料を実現> 物流インフラの導入により、市場内の注文や配送プロセスも画期的に改善される。これまでは商人が個人で全ての過程を処理しなければならなかったが、今後はピックアップ、保管、分類、配送など手間のかかる作業は、物流専門機関が運営するMFCで一括処理する。 配送の場合、当日配送・早朝配送・同梱配送など、多様な種類の配送サービスが導入される。 消費者は訪問した伝統市場で購入したものを自宅まで届けてもらえるだけでなく、オンラインで様々な商品を簡単に購入できる。配送対象地域は、ソウル全域と一部の京畿道地域。 「我が市場・スピード配送」により、消費者はもっと便利にかつ安価で商品を届けてもらえるようになる。市場全体の物量をまとめて効率よく配送することで、配送単価がこれまでより約30%以上安くなるためだ。 市は、ひとまずオフライン注文に対するスピード配送サービスを支援し、12月からはオンライン注文に対してもスピード配送を適用する計画だと明らかにした。 合わせて、年内に3つの伝統市場を対象に実証事業を実施し、配送件数、売上高の増加率、商人・市民の満足度などを評価し、今後「我が市場・スピード配送」システムを構築する参加市場数の拡大について検討する考えだ。 ソウル市のペク・ホ都市交通室長は「ソウル市が、全国で初めて始める『我が市場・スピード配送』事業は、大型スーパー、ショッピングモールなどにより、伝統市場に対する若い消費者の関心が薄れている状況の中で、伝統市場を再び元気づける新しい運営方式になると思われる」としながら「オンライン注文、様々な配送タイプなど、きめ細かなサービスを提供し、市民と商人が共に満足できる流通・物流環境をつくっていきたい」と述べた。
SMG 181

ソウル投資庁-韓国投資証券が100余りのグローバル投資家にソウルの企業をPR

11.21.(月)~22(火)「ソウルインベスターズフォーラム」(Seoul Investors Forum) 米・欧・亜・中東などグローバル投資家30人余りを招き、ソウル市の有望企業をマッチングする対規模の投資家向け説明会を開催 ネットフリックスの子会社「Eyeline Studios」、ソウルに特殊効果映像スタジオを新設し5年間1億ドルを投資 グローバル投資家による世界的な金融危機に際する投資戦略アドバイスを受け、投資家心理を回復する打開策を模索 「ソウル投資庁」を中心にソウルの企業への投資誘致・企業の海外進出を支援 アメリカ、ヨーロッパ、アジア、中東などの大口投資家30人余りと韓国国内投資家100人余りとソウルの企業28社など計150余りの企業・機関投資家が「汝矣島」に集結する。ネットフリックスの子会社である「Eyeline Studios」は、ソウルに特殊効果映像スタジオを新設、今後5年間1億ドル規模の投資計画をまとめた。 グローバルな景気減速や利上げによる金融危機により、企業に資金が回らないという厳しい状況を受け、ソウル投資庁と韓国投資証券が連携し、大口投資家を対象に競争力あるソウルの企業を紹介するとともに、今後も持続的な投資を行うとの方向性を共有する。 市は、「ソウルインベスターズフォーラム」 (Seoul Investors Forum)을を11月21日(月)と22日(火)2日間、ヨイドにあるコンラッドホテルで開催することを明らかにした。2日間 ▲投資誘致説明会 ▲グローバル特殊効果映像制作会社との投資誘致業務協約の締結 ▲ブルームバーグコリアがまとめたM&Aの傾向と現状(講演)など多彩な行事が予定されている。 「ソウルインベスターズフォーラム」は、21日(月)、オ・セフン市長の開会の辞で幕を開ける。それから「 EURAZEO」(フランス)、「Fosun Capital」(中国)、「Cento Ventures」(シンガポール)、Verizon Communications(米国)など、100人余りの国内外の投資家を対象に、次世代ユニコーン企業と評価される半導体設計企業「SemiFive」を皮切りに、グローバルマーケットで通用する技術力、成長可能性などをアピールする。 また、市とグローバル特殊効果映像制作会社である「Eyeline Studios. Inc.(アイラインスタジオ)」はMOUを締結する。ネットフリックスの子会社であるアイラインスタジオは、ソウル市に特殊効果映像スタジオの新設、今後5年間1億ドル規模の投資、また最低200人の人材を採用する計画を発表する。 本格的な投資誘致説明会は、21日(月)午後から22日(火)まで行われる。参加する海外投資家には事前にソウルの企業情報を提供し、参加を希望する企業とマッチングして2つのグループを組み、同時に進める方式で行われる。 投資誘致や海外進出を模索している企業のための講演も行われる。22日(火)には、ブルームバーグコリアによるグループM&Aの傾向と現状(テーマ: Korea Cross Border Deals : Highlights & Trends)をまとめた公園や、スタートアップ向け法律事務所である法務法人セウムによる海外投資家向け韓国投資実務講演(テーマ:海外投資家の韓国企業への投資手続き及びファンド運用ガイド)も予定されている。 市のファン・ボヨン経済政策室長は、「今回のフォーラムは今年2月に発足したソウル投資庁が初めて開催するグローバル投資誘致フォーラムだ。世界的に景気が低迷している状況で、投資家心理が冷え込み、経営難を懸念している企業、または成長するために海外の投資を誘致したいソウルの企業と国内外の投資家を積極的にマッチングし、機会を与えるための努力の一環である」としながら、「フォーラム終了後にも、引き続き企業・投資家間の橋渡し役を果たして、投資誘致に向けた取組みが効果的に実を結ぶように積極的に支援していきたい」と述べた。
SMG 297

世界が注目したソウル市のデジタル弱者との同行、SCEWCで最高都市賞を受賞

ソウル市の「弱者との同行」の価値を盛り込んだデジタルインクルージョン政策を世界が注目 世界最大規模である「スマートシティアワード」で最優秀都市賞を受賞 SCEWCで「ソウル館」を開き、市の政策・イノベーション企業の優れたソリューションをPR ソウル館の開館式でデジタルヒューマンの司会で行うオープンセレモニーを披露 グローバルスマートシティ政策フォーラムで企業間のビジネスミーティングなども開催 ソウル市は、16日(水)世界最大規模のスマートシティアワードである「2022 SCEWC (Smart City Expo World Congress)」に招かれ、「ソウル市のデジタル弱者との同行」に対し、最高賞である「都市」部門で最優秀都市賞を受賞した。 SCEWCの主なプログラムの1つである「World Smart City Awards」は、毎年、スマートシティ分野で先を行く優秀都市とリーダーシップ・革新的なアイデアやプロジェクトを表彰する場で、今年は60余りの国と337の都市が参加した。 SCEWCアワードで最高部門である「都市」では、市民向けのプロジェクト、目標を達成するための計画とその政策を実現し、先端的なグローバル戦略を提示した6の都市が本賞を受賞、そのうちソウル市が最優秀都市賞を受賞した。 第4次産業革命とパンデミックに直面し、デジタルデバイドが深刻になる今、市は、スマートシティインフラをもとに積極的に取り組んでいるデジタルインクルージョン政策をSCEWCに提案、最高のスマートシティであること認められた。 「World Smart City Awards 2022」は、ソウル市の「同行・魅力特別市、ソウル」の核となる価値を反映した「デジタル弱者との同行(Partnering with the Digitally Vulnerable)」政策を世界に発信する契機になった。また、社会的弱者に合わせたデジタルサービスを提供することが現代の都市・社会問題の重要な解決策であり、それを行う市の政策の優秀性をアピールできたと言える。 市は、15年、市民向け電子投票サービスで「プロジェクト」部門本賞受賞をはじめ、16年、19年には「都市」部門で本賞を受賞。それから今年は最優秀都市賞を受賞し、名実ともにスマートシティを率いる都市のステイタスを確固たるものにした。 バルセロナのLaia Bonet副市長は、「ソウルのデジタルインクルージョン政策は、世界がDXに没頭している今、格差について改めて気づくきっかけを与えた。また、都市の中心は人でなければならないという事実を見せてくれた。ソウルの業績は今回のSCEWCのモットーを真に尊重している。「人にインスパイアされた都市(Cities Inspired by People)」そしてその人々はこれ以上取り残されないだろう」と受賞の背景を紹介した。 直接参加したソウルデジタル財団のカン・ヨシック理事長は、「オ・セフン市長の代わりに審査委員会の関係者らに感謝する。「メタバースソウル」プラットフォームが11日、米Time誌の2022 ベスト・イノベーションに選ばれたことに続き、ソウル市民に良いニュースを伝えることができ、うれしく思っている」と感想を述べた。 また、市とソウルデジタル財団は、「SCEWC 2019」でソウル館を初めてオープンして以来、3年ぶりに設け、ソウルの最先端のスマートシティ政策や事業を参加者に紹介した。そこには、9のイノベーション企業とともに展示会に参加し、優秀な製品とソリューションをアピールできる場を提供し、海外進出を支援した。 ソウル館では、15日午前10時(バルセロナ現地時間)、デジタルヒューマンの司会で行われたオープンセレモニーが開かれた。そこでは、展示以外にもスマートシティソウル政策フォーラム、海外機関との業務協約式など様々なイベントが開催された。 特に、展示会が行われる3日間、AI・ビックデーター、デジタルインクルージョン、クロスオーバーの3つのテーマで構成されたスマートシティソウル政策フォーラムでは、バルセロナCIO、メトロポリス関係者など、スマートシティ分野で著名な有識者の講演も行われた。 市のイ・ヘギョンデジタル政策官は。「パンデミックにより、非対面ライフスタイルが広がり、デジタル化を加速した。非対面社会への転換は、私たちに人とのつながりとコミュニケーションが持つ価値がどれだけ大事なのかを改めて気づかされた」としながら、「スマートシティとしてのソウル市のグローバルステイタスは、世界最高のスマートソウルプラットフォームをもとに、デジタルを活用した都市問題の解決に積極的に参加してくださるスマートシチズンがいてこそ可能だった。これからも社会的弱者向け技術・サービスに持続的に取り組み、「デジタル弱者との同行」の価値を世界に発信してNo.1グローバルスマートシティに跳躍したい」と受賞の感想をコメントした。
SMG 254

米TIME誌、「メタバース・ソウル」を「2022 ベスト・イノベーション」に選定

メタバース・ソウル、「ベスト・イノベーション」のメタバース分野で初の革新事例として選出 世界的な関心も高まっている世界初の自治体独自のメタバース・プラットフォーム 世界最大規模の週刊ニュース誌、TIMEの掲載により、ソウル市のメタバース事業への注目度が高まると予想 ソウル市は、「メタバース・ソウル」が世界最大規模の週刊ニュース誌、タイム(TIME)で「2022 ベスト・イノベーション」の一つとして選出されたと発表した。 「メタバース・ソウル」は、27つのカテゴリーのうち、メタバース分野でベスト・イノベーションとして選定されており、この分野初の革新事例として認められている。 TIMEは、「ベスト・イノベーション200」を作成するため、世界中の編集者・記者による推薦や、オンラインによる受付を経て、電気自動車、エコエネルギー、メタバースのような成長が見込まれる分野で注力している候補を募集した。 今回のリストのうち、ソウル市の「メタバース・ソウル」が、メタバースのカテゴリーで公共分野としては初めて選出されており、これを通じて世界的な企業らの革新的な発明品と肩を並べるようになったといえる。 一方、「メタバース・ソウル」は、自治体レベルでは初めて構築が進められるメタバース・プラットフォームであるだけに、正式なリリース前から世界的な関心が集まっていた。 2022年4月には、カナダ・サレー市のポットキャスト「サレー・エコノミック・インサイト(Surrey Economic Insights)」で、ソウル市のメタバース事業が紹介され、2022年5月には、毎年米マサチューセッツ工科大学(MIT)で開催されるデジタル技術交流イベント「フューチャー・コンピュート(Future Compute)」で、自治体としては唯一ソウル市の「メタバース・ソウル」が紹介された。 また、インドネシアのバンドン市やドイツの連邦議会など、海外の自治体や議会もメタバース・ソウルに大きな関心を示し、関連事業に関する説明や諮問などを求めた。 メタバース・ソウルが正式にリリースされる前にTIME誌で今年のベスト・イノベーションに選ばれるなど、ソウル市が進めているメタバース事業のプレゼンスもより高まるものと予想される。 ソウル市は、これまで世界デジタル政府ランキングで2003年から2019年まで8回連続で1位になるなど、スマート都市として評価されてきたが、メタバース分野においても世界をリードする取り組みからメタバース事業の優秀性を認められ、ベスト・イノベーションに選定されたと分析している。 メタバース・ソウルは、韓国内の自治体だけでなく、世界都市政府レベルでも初めて進められるソウル市独自のメタバース・プラットフォームである。 市は、2021年10月策定された「メタバース・ソウル推進基本計画」に基づき、2022年から「メタバース・ソウル第1段階推進事業」に着手し、2022年上半期には「メタバース・ソウル市庁」というパイロットサービスを、8月には「メタバース・ソウル非公開テスト運営(CBT)」を実施した。現在は、11月末まで実際のサービスの提供に向け、プラットフォームの完成度を高める作業に取り掛かっているところ。 ソウル市のイ・ヘギョンデジタル政策官は「TIME誌だけでなく、海外の多くの機関やメディアから注目が大きいだけに、ソウル市もメタバース・ソウルを前向きに見ている」とし「今年、第1段階事業を成功させ、その後残りの第2・3段階事業を通じて、世界最高レベルのメタバース・プラットフォームを目指して徐々に完成度を引き上げ、スマート都市をリードするソウルのプレゼンスを高めていきたい」と述べた。
SMG 252

ソウル市、タバコのポイ捨てを拾うイベント開催「ゼロカフェ」コーヒーワゴンでリターナブルカップを紹介

12日、汝矣島(ヨイド)漢江公園の「禁煙キャンペーン」イベントで「ゼロカフェワゴン」を運営しリターナブルカップを紹介 ごみ排出1位はタバコのポイ捨てと使い捨てカップ…ごみ減量対策の一環として推進 今後、使い捨てカップが多く使われる屋外イベントやフェスでリターナブルカップ使用を拡大する計画 ソウル市は、最近イベントやフェスティバルなどで頻繁に登場するコーヒーワゴンの使い捨てカップ使用を減らすために、リターナブルカップを使用する「ゼロカフェワゴン」を運営すると発表した。12日(土)、汝矣島(ヨイド)漢江公園で行われる「禁煙キャンペーン」のタバコのポイ捨てを拾うイベント参加者にリターナブルカップを紹介する。 今回、ゼロカフェワゴンで行われるリターナブルカップ体験は、不法投棄されるごみ1位であるタバコのポイ捨てと使い捨てカップによる環境問題の深刻さを発信し、その解決策としてリターナブルカップを提案する狙いで設けられた。市は、「ゼロカフェ」事業を推進する財団法人Happy Connectと共にコーヒーワゴンを用意した。 環境運動連合が2020年7月11日から8月8日まで韓国全域の14の海辺で3,879個のごみを回収し、分別した結果、全体の54%がタバコのポイ捨てで最も多かった。 タバコのポイ捨ては、環境汚染だけでなく、排水機能にも悪影響を与える。今年の8月、豪雨被害の原因の1つとしてタバコのポイ捨てをはじめとするごみの不法投棄が指摘された。 「ゼロカフェワゴン」は、顧客がコーヒーワゴンでリターナブルカップを利用する際にデポジット金1,000ウォンを決済して、カップを返却すると1,000ウォンをもらえるようにし、カップをリユースする。 市は、今回のリターナブルカップ体験イベントをきっかけに、他のコーヒーワゴンでも十分リターナブルカップを採用できることをPRする計画だ。主に実店舗を中心に行われてきたリターナブルカップ普及事業の裾野を広げ、屋外イベントやフェス、アイドルや俳優などスターを応援するコーヒーワゴンでも活用できるよう、事業者の参加を促していく。 市は、今回のタバコのポイ捨てを拾うボランティアとリターナブルカップ体験参加者インタビューを含め、「ゼロカフェ」PR動画を製作し、ソウル市気候環境本部のユーチューブチャンネル「ゼロソウル」を通じて配信する。 *ゼロソウルユーチューブチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCbUyBfET4eJv0qXKevfWMpQ ソウル市のユ・ヨンシク気候環境本部長は、「漢江は多くの市民が訪れるだけに、タバコのポイ捨て、使い捨て容器などのごみ問題が指摘されている」と強調しながら、「今回のイベントを通じて、屋外でもリターナブルカップを活用し、使い捨てカップのごみの減量すると共に、体にはもちろん環境にも悪いタバコを止めるキャンペンを行うのは非常に意義深い」と述べた。
SMG 188

ソウル市、9号線の混雑率を緩和…2024年初に48両追加運行

地下鉄9号線の混雑緩和および利用の利便性向上に向け、2024年初まで48両(8編成)の追加を推進 48両(8編成)を追加運営する場合、急行列車の混雑率が150%→120%と、大幅に改善されると予想 8両車両の運営は、機械・信号の改良などが必須なために改善工事が2032年に終わると予想され、長期の推進が必要 混雑度が特に高い駅には安全スタッフ39人を集中配置、混み合う車両の乗車時間や位置を案内 市、「混雑を緩和する対策づくりに総力…車両追加時期の短縮に向け、関係機関との話し合いを重ね、車両を適時に導入するよう取り組む」 ソウル市は、地下鉄9号線の混雑を根本的に緩和するため、2024年初めまで、862億ウォンを投じて製作した新しい列車48両(8編成)を追加運営する発表した。また、9号線の混み具合の改善や地下鉄を利用する市民のニーズの増加などを考慮し、なるべく早期に車両が追加できるよう、運行開始時期の短縮に総力を挙げる方針だ。 地下鉄9号線の場合、増車を続けた結果、現在全て6両で運行されているなど、ソウル市は、混雑を緩和するための対策を推進してきた。しかし、最近ソーシャル・ディスタンスの緩和や地下鉄路線の延長などにより、利用需要と混雑度はますます高まる一方である。 これらを受け、ソウル市は9号線の混雑による市民の不便さや安全問題を解決すべく、2024年初めまで新しく製作する48両(8編成*6両)を追加し、急行列車の混雑率を平均150%から120%にまで減少させる計画だ。 また、地下鉄の混雑による安全事故を予防し、市民の自発的な参加で、混み具合がより緩和できるよう、案内やPR活動を並行する。 〈2024年初、9号線48両の追加運営を開始…車両の製作、テスト運転期間の短縮など〉 市は、9号線の車両の追加編成を進めるため、2020年12月からすでに48両(8編成*6両)の契約を締結するなど、混雑を緩和するための段階的な事業を実施してきた。これにより、2022年3月から製作が始まった1号車の場合、2023年3月に完成の計画で、2023年12月には、全車両が入庫される予定。2023年12月、全車両が入庫されたら、鉄道安全管理体系の変更承認などの手続きを経て、2024年には運営に投入される。 ソウル市は、9号線の混雑度をできるだけ早期に緩和すべく、9号線の連携路線の拡大や車両追加の時期を早めるために、各関係機関と協議し、運行開始時期を最大限短縮する考えだ。 〈6両→8両の拡大は、32年に可能…混雑の早期改善に向け、効率的な車両追加へ〉 現在9号線は6車両の45編成で、合計270両が走っている。9号線のホームは、建設段階から空港鉄道との乗り換えを考慮し、8両規模で設計されているものの、運行の要である信号や設備が6両規模で設計され、今は6両の運行となっている。 9号線を8両に拡大するには、現在6両基準で作られた機械設備や信号システムを改良し、留置線を拡大しなければならないため、全ての関連工事は、2032年に完了するものと分析されている。 これらを検討した市は、8両の運営を進めるより、6両でも早く増加させた方が、効率がいいだけでなく、9号線の混雑も早期に緩和できる方法だと判断した。 〈混雑率の高い駅舎に安全スタッフを増加・配置…市民の利用を分散させる努力も〉 ソウル市は、9号線の車両追加に伴い、安全事故を予防するために、混雑率の高い駅舎には、出勤時間帯に駅務員や安全スタッフなど39人を主な密集区間に配置すると明らかにした。また、これから安全スタッフを追加配置し、安全管理を強化していく。 6つの駅舎に配置した安全スタッフ数(22年11月9月現在) 6つの駅舎に配置した安全スタッフ数(22年11月9月現在) 合計 金浦空港 塩倉 堂山 汝矣島 鷺梁津 高速ターミナル 33人 8人 6人 5人 5人 8人 7人 混雑率の高い駅の車両には、乗降車の時間や位置をすぐ把握できるように表示するとともに、ホームには四列乗車の矢印を分かりやすく付着する。また、駆け込み乗車を止めるよう案内放送も強化する。 このような対策を設けるほかにも、9号線を利用する市民の積極的な協力を求めるPR活動にも力を入れる計画だ。 ソウル市のペク・ホ都市交通室長は、「現在ソウル市は、通勤時の利用が多い9号線の混雑を緩和する対策づくりに本腰を入れており、車両の導入時期を最大限短縮できるよう、ヒュンダイ・ロテムや韓国交通安全公団、国土交通部などと緊密に協議を行うなど、全ての努力を傾けるつもり」としながら「市民の皆さんにも乗降車時には安全スタッフの案内に従い、安全な利用に向け秩序を守っていただくようお願い申し上げたい」と述べた。
SMG 806

オ・セフン市長、五輪の総本山といえるスイスのローザンヌで「国際スポーツ都市ソウル」を掲げてスポーツ外交

ソウル市長としては初めて「オリンピック開催都市連合(WUOC)定例会議」に出席…友好関係を深める IOC会長と面会し、メガスポーツイベント開催都市ソウルのビジョンを積極的に提示 WUOC会長、国際競技連盟の関係者らとも面会…五輪誘致の基盤を整える ソウル市のオ・セフン市長は、「五輪の総本山 」といえるスイスのローザンヌを訪問し、「国際スポーツ都市ソウル」を発信するスポーツ外交に乗り出した。 オ市長は24日(月)午前9時(現地時間)、ローザンヌにある国際オリンピック委員会(IOC)本部オリンピックハウスで開かれた「2022オリンピック開催都市連合(WUOC, World Union of Olympic Cities)定例会議」(10.24.~26.)に出席。五輪開催都市との友好関係を深めた。ソウル市長としては初めての出席である。 オ市長は定例会議が開かれるオリンピックハウスでトーマス・バッハ(Thomas Bach)IOC会長と面会した。国際スポーツ都市に跳躍するためのソウル市民のビジョンと、ソウル市がメガスポーツ大会を開催できる最適都市であることを積極的に発信した。 また、ローザンヌ市長でもあるグレゴワール・ジュノー(Gregoire Junod)オリンピック開催都市連合会長と面会し、ソウル市が五輪開催都市としてアジアの中心的なスポーツ都市になるための相互協力について話し合った。 一方、オ市長は、国際スポーツ大会をソウルで開催するために、IOCの eスポーツ責任者、国際水泳連盟(FINA)など、国際スポーツ関係者らとも面会した。国際競技連盟(IFs)の関係者にもメガストーン大会開催都市としてのソウルの魅力を紹介し、誘致したいとの意思を積極的に示した。 市は、今回のローザンヌ訪問を通じて、国際スポーツ関係者を対象にソウル市が持つ国際スポーツ大会を開催できる力量を示すとともに、国際スポーツ界との協力をもとにメガスポーツイベントの誘致に向けて一歩近づいたと評価している。
SMG 150

世宗文化会館の公演を光化門広場で楽しめる…開館50周年を控え全面改装

ソウル市長、捨てられた工場敷地から文化施設に変身したセガン島の「セーヌ・ミュージカル」を訪問(10/22) 23日、フィルハーモニー・ド・パリで世宗文化会館の再整備に関する構想を発表 光化門広場との連携:会館の外壁に大型映像システムを設置、広場での公演観覧を可能に…28年度の再開館を目指す 大劇場:歴史的な象徴性を考慮し、外観はそのままにするが、内部は全面改築を行う計画(客席数の縮小、客席から舞台までの距離を縮小、最先端システムを導入するなど) ソウル・フィルハーモニー専用の「クラシック・コンサートホール」を造成…全ジャンルを上演できる公演会場に ソウル市のオ・セフン市長は、10月23日午後2時(現地時間)に、フランス・パリを代表する文化芸術施設である「フィルハーモニー・ド・パリ」を訪問した後、世宗(セジョン)文化会館を光化門(クァンファムン)広場と連携し、ソウルを代表する「次世代感性文化プラットフォーム」にすると発表した。世宗文化会館の改装は、1978年開館以来44年ぶりのことで、2028年再開館を目標に進められる予定。 名実ともに韓国の公演芸術界の生きた歴史ともいえる世宗文化会館の全面改装は、40年以上の歳月による建物の老朽化、観客ニーズの多様化、文化芸術環境の変化のような問題に対応すると同時に、新しい時代の新しい施設として生まれ変わるべきという判断によるもの。 今年の8月に再開場した「光化門広場」と連携することで、より多くの市民に文化を楽しめる機会を与えられる芸術文化空間としての跳躍を試みる。 ソウル市は、今回の改装を通じて「世宗文化会館」を、ソウル・フィルハーモニー専用のクラシック音楽ホールに加え、全てのジャンルの公演を上演できる「公演芸術の完全体」として仕上げる計画だと説明する。 ひとまず、既存の大劇場の場合、韓国を代表する芸術空間という象徴性を持っているだけに、外観はそのまま維持する一方、内部空間は全面リフォームし、ミュージカルやオペラなどの公演ができる最先端システムを実装する。公演会場の規模についても、これまでの3022席から席数を減らすだけでなく、客席と舞台間の距離も縮小させる。 大劇場以外の空間は全面改築し、ソウル・フィルハーモニー専用の「クラシック・コンサートホール」を新しく造成する。これまでクラシック音楽の公演会場がなかったソウルの江北圏において最初の空間になるこのコンサートホールは、ライブ音響に最適化されたフル編成オーケストラ公演を上演できる「音楽専用ホール」にする。 このホールの外部には、大型外壁映像システムを設置し、光化門広場にいる誰もが公演実況をリアルタイムで観覧できるようにする。 また、大劇場とクラシック・コンサートホールの間には光化門広場と直接つながる大規模なオープンスペースをつくり、スタンディング公演やセミナー、設置美術など、様々な形の未来型芸術を披露する空間として活用する予定だ。
SMG 221

ソウル市長、K-Beauty産業の拡大に向け、美の本場フランスでMOU締結

10/23、ソウル市とコスメティック・バレーが在仏韓国文化院でMOUを締結 ソウル型ビューティー産業を育成する総合対策を樹立…有望な中小企業の販路開拓を支援、東大門のハブ化を推進 化粧品・香水の国際博覧会「コスメティック360」とソウル・ビューティーウイークのコラボで、産業効果を最大限に オ市長「フランスをスタートに、韓国ビューティー企業の海外進出を増やし、グローバル販路開拓を手助けする」 ソウル市のオ・セフン市長が、K-Beauty産業の海外進出を支援するために、積極的に乗り出す。 オ市長は10月23日(日)午前11時(現地時間)、在仏韓国文化院で世界一のビューティー産業クラスターである「コスメティック・バレー」の会長、マーク・アントワーヌ・ジャメ氏に会い、「ビューティー産業の活性化のためのMOU」を締結した。 今回のMOUは、韓国コスメティックス産業が2年連続輸出世界3位という史上最高の輸出実績(10兆5099億ウォン、前年比21.3%増加)を記録した中、両機関間の交流を通じて、ビューティー産業の最大マーケットであるフランスを拠点に、韓国ビューティー企業の海外進出の可能性を広げ、業界従事者間の協力基盤を構築するためのもの。 主な内容は、①有望なビューティー企業を支援するために、ソウル市とコスメティック・バレー間のパートナーシップを構築、②「コスメティック360」と「ソウル・ビューティーウイーク」がコラボし、参加企業の製品PRや販路開拓を支援、③交流に必要な協力(ビューティー人材の養成やネットワークの形成、情報共有など)を常時行うことなどだ。 ソウル市は、有望なビューティー企業の販路開拓に必要なビジネス拡大に焦点を合わせ、協力や支援を進める計画だ。 「コスメティック360」は、コスメティック・バレーが毎年10月パリで開催する化粧品・香水産業分野の国際博覧会で、有名な化粧品ブランドやベンチャーブランド間のネットワークづくり・ミーティングの機会を提供し、完成品、原料、容器、包装、テスト、流通など、化粧品産業に関する全般的なプレセスを確認できる交流の場と言える。 MOU締結に先立ち、ソウル市は韓国の化粧品産業をソウルの未来を率いる中核産業とみなし、今年4月、ソウル・ビューティー企業を育成する総合対策を発表してから、ビューティー産業の現場で活躍する人材を育成するとともに、中小企業の認知度を引き上げられる様々な販路開拓事業を支援している。東大門(トンデムン)一帯をビューティー・ファッションのハブとして構築するために、「東大門ビューティー・ファッション特定開発振興地区」の指定を推進している。 ソウル市は、「ソウル・ビューティー産業の育成事業」の一環として、今年からビューティー産業のフェスティバルといえる「ソウル・ビューティーウイーク」を開催し、9月30日から10月2日までの3日間、およそ3万人の市民が「ソウル型ビューティー」を体験する一方、ビューティー分野の中小・中堅・大企業500社は、販路拡大や投資誘致の機会を得られた。 また市は、ソウル・ビューティーウイークで有望な中小企業のビューティーブランドのPR・体験・展示ブースを運営するだけでなく、世界進出に向けたオンラインローンチショーや輸出商談会、販路開拓を支援するビジネスミットアップ・ピッチング、人材育成に役立つヤング—ビューティー・コンテストなど、様々な支援事業を行った。 DDPデザイン市場では、ビューティー複合文化空間である「Be the Beautiful」を設け、ビューティーテックの体験空間やイベント体験ゾーンを運営するなど、体験型店舗の造成を通じて、市民が有望なブランドやビューティー・ファッション文化に自然と触れるような機会を提供した。
SMG 197

ソウル市長、欧州出張で競争力ある都市構築の戦略を練る

10/21~31、革新的な都市建築、緑の都心、ビューティー・バイオなど、都市の競争力の強化策を模索 フランス:感性文化と緑の都市づくりの現場を訪問、K-Beautyの育成・拡大に向けた協力 スイス:オリンピック開催都市世界連合年次会議に参加、バーゼルとバイオ・都市建築分野での協力を推進 スペイン:道路空間の再編による余暇空間の造成、雨水トンネル、環境配慮型木造建築などをベンチマーク オランダ:柔軟な制度で創造的な建築デザインを引き出したアムステルダムなどの事例を集中的に視察 ソウル市のオ・セフン市長が10月21日(金)から31日(月)までの9泊11日の日程でヨーロッパ地域を訪問する。訪問地域は、フランスのパリ、スイスのローザンヌとバーゼル、スペインのマドリードとセビリア、オランダのアムステルダムとロッテルダム。 今回の表敬訪問では、革新的な都市建築システムから、水辺・生態が合わさった都心開発、文化芸術・スポーツ、ビューティー・バイオ産業に至るまで、ヨーロッパ地域の様々な事例を通じて、趣があって世界の人々が暮らしたい・訪れたい・投資したいと思うソウルを目指し、政策構想を提示する計画だ。 <フランス:感性文化の都市、緑の都心に関する政策現場を訪問、K-Beautyの育成・拡大への協力> まず、31年間友好関係を築いてきたフランス・パリ(10/21~23)では、「感性文化都市」、「緑の都心」などから、市政における中核事業を実現するために必要な様々なアイデアを得る予定だ。 世界3大庭園フェスティバルの一つである「ショーモン国際ガーデンフェスティバル」に参加し、「ソウル庭園博覧会」の発展方策を模索する。フランスの代表的な名所であり、2030年までより多くの緑地が造成される予定の「パリ8区」と、ビルの高さに対する大胆な規制緩和を通じて再開発が進んでいる工業地域「リヴ・ゴーシュ」にも足を運ぶ。 また、フィルハーモニー・ド・パリやセーヌ川にあるセガン島の複合文化空間に新しく建てられた「セーヌ・ミュージカル(Seine Musicale)」など、パリを代表する文化・芸術施設も訪れる。 パリは世界のビューティー産業の本場と呼ばれるだけに、世界一のビューティー産業クラスター「コスメティック・バレー」のマーク・アントワーヌ・ジャメ会長と会談を開き、K-Beauty産業と韓国企業のヨーロッパ進出における活性化方策について議論を行う。 〈スイス:IOC本部「WUOC年次会議」に参加、バーゼルとバイオ・都市建築分野での協力を強化〉 オリンピックの首都とも言われるスイス・ローザンヌ(10/23~24)では、「2022 オリンピック開催都市世界連合(WUOC)年次会議」に参加する。IOC(国際オリンピック委員会)の主要関係者や会議に参加する会員都市の市長らとの面談の時間を設け、国際スポーツ都市としてのソウルのプレゼンスを高める予定だ。 世界的バイオ産業の中心地であるスイスのバーゼル(10/25)では、ソウルの優秀なバイオ・医療スタートアップとの研究開発や海外進出を手助けするため、バーゼル州政府、グローバル製薬会社Novartisなどと協力関係を構築する。さらに、両都市間の協力関係を都市建築分野などに拡大する方策についても議論する。スイスに進出した韓国出身の企業人、商工人、製薬・バイオ分野の従事者などに会い、海外進出の効果やソウル市にできる支援策などについて意見を聴取する。 <スペイン:道路空間の再編による余暇空間や雨水トンネル、木造建築物などの造成現場を訪問> スペインの首都、マドリード(10/26~27)では、地上道路によって断絶されていた水辺の空間から、道路の地下化により市民の余暇空間へ生まれ変わった「リオ公園」を訪問し、道路の活用可能性について確認する。マドリードのホセ・ルイス・マルティネス・アルメイダ市長と会談を行い、両都市間の交流・協力の方法について話し合う。 また、ソウル市が2027年まで江南駅、光化門(クァンファムン)、道森川(トリムチョン)一帯の3ヵ所に大深度雨水排水施設を設置することに関連し、マドリードのマンサナレス川にあるヨーロッパ最大規模の地下雨水貯留槽「アロヨフレスノ・ストームタンク(Arroyofresno storm tank)」を視察する。 スペインのセビリア(10/27)では、セビリアを代表する建物であり、世界で最も大きい木造建築物である「メトロポール・パラソル」を訪問し、環境にやさしい木造建築物の活性化について模索する。 <オランダ:柔軟な制度で創造的な建築デザインを後押ししたアムステルダムなどの事例を視察>  最後に、オランダのアムステルダムとロッテルダム(10/28~30)では、世界の建築トレンドをリードしているオランダの創造的・革新的な建築システムを集中的に見る予定だ。アムステルダムのフェムケ・ハルセマ市長との会談を通じ、イノベーティブな建築を導入する支援システムの構築方法を共有する。  オ市長は、普段からロッテルダムのユニークで魅力あふれる建築デザインの背景や建築制度に深い関心を持っているだけに、オランダの事例を通じて、ソウルで革新的なデザインの都市建築を活性化できる方法について様々な側面からアプローチする考えだ。
SMG 182

市民1万人が語る「ソウルは○○だ」

ソウル市、ソウルの新しい都市ブランドを作るためにソウルの価値を見出す公募を実施 ニューヨーク、シドニー出身など、外国人1647人を含め計10714人の意見が寄せられた 答えは、夢、未来、unlimited、smartness、感性都市、harmonyなど 寄せられた意見を集めソウルの価値を見出し、12月には新しいブランドを作る予定 ソウル市はここ10年間低足踏み状態だったソウルの都市競争力を引き上げると共に、グローバルTOP5都市の役割を果たして世界を率いる新しいブランドの開発の向けて8月にそのプランを発表した。 第一歩としてソウルのダイナミックさや魅力、グローバルTOP都市として目指す方向性が詰められたブランドを見出すために「ソウルの価値を見出す市民公募―ソウルは○○だ」を約40日間行った。 その結果、参加者は1647人の外国人を含め計10714人で、夢・未来・unlimited・smartness・感性都市・ harmonyなどのキーワードが寄せられた。 「夢」は、平等に与えられた機会を通じてそれぞれの夢を叶えられる都市、誰もが夢見る都市 「未来」は、未来志向のソウルのインフラ、未来遺産のある都市 「unlimited 」は、時間・空間・文化の制約がなく、多様性に満ち溢れる都市 「smartness 」は、デジタル技術が都市の隅々まで浸透していて、利便性の高い最先端の都市 「感性都市」は、山や川など自然豊かで景色が美しい都市 という意味を持っていた。 市は、市民が答えた単語に詰められた意味を見出して。新しいブランドに反映する計画だ。 また、「この公募を通じて、ソウルの魅力やアイデンティティについて改めて考えてみるいいきっかけになった」としながら、「市民が肌で感じるソウルの価値を盛り込んだ新しいブランドを12月に発表する」と説明した。 ソウル市のチェ・ウォンソク広報企画官は「住みたい、泊まりたい、投資したい都市ソウルのユニークなイメージを投影し、ソウルがグローバルTOP5都市としての役割を果たせる新しいブランドを作りたい。多くの市民の皆さんが興味を持っていただけたらうれしい」と述べた。
SMG 192

ソウル市、外国人住民の安全安心な帰宅のために「アンシミ」アプリ英語・中国語・日本語に対応

10月1日(土)から外国語に対応…必要な場合には通話で通訳を提供し、緊急時に即時対応・警察が出動 ソウル市民の安全安心な帰宅をサポートする「ソウル市アンシミアプリ」が10月1日(土)から多言語(英語・中国語・日本語)に対応する。ハングルに慣れていない外国人住民や、ソウルを訪れる観光客など、外国人もより便利に利用できるようになり、帰宅がさらに安全になると期待している。 市は、外国人住民の数、また今年に入って外国人による犯罪の件数がいずれも増加傾向にあり、不安を感じる外国人向けの犯罪予防対策の一環として外国語サービスを開始すると発表した。 <多言語に対応するアンシミアプリの画面> 英語 中国語 日本語 「アンシミ」アプリは、ソウル市と自治区(防犯カメラ管制センター)、警察がともに一人世帯、女性など、ソウル市民の安全安心な帰宅をサポートするサービスだ。ソウル全域に設置されている7万の防犯カメラとアンシミアプリを繋げ、防犯カメラ管制センターで移動ルートをリアルタイムでモニタリングし、危険な状況だと判断した場合、即時通報して警察が現場に出動する仕組みになっている。 ユーザーが利用したい言語を選択すると、アプリ上のメインメニューが当該の言語で表示される。アプリで安全帰宅を申し込むと、当該自治区の防犯カメラ管制センターが周りの映像をモニタリングする。必要な場合には通訳が提供されるため3者間通話を行い、迅速に対応する。 市のキム・ソンスン女性家族政策室長は、「市民の帰宅を安全に守ってくれるアンシミアプリが多言語に対応し、韓国語に慣れていないソウルで暮らす外国の方の安全な日常をサポートする」とし、「深夜の帰り道、ストーキング、遭難など、あらゆる不安な状況で活用できるサービスであるだけに、多くの市民がアンシミアプリをダウンロードして必要な時に使ってほしい」と述べた。
SMG 262