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プレスリリース

  • ソウル市、結婚式場ラッシュで予約ができなかったカップルに市庁舎、公園など公共式場を開放

  • プレスリリース SMG 286
    • 不妊夫婦への支援に続き、結婚式場の予約ができないカップルの目線に合わせた対策
    • 4月から北ソウル夢の森など、19か所を新たに開放…庁舎・公園などを開放し、カップルの結婚を後押し
    • 複雑な結婚式の準備で苦労するカップル向けの1:1相談やプランニングも支援
    • 3月29日から申し込み…ファミリーソウルホームケアにて場所・日程確認可能 事前相談☎1899-2154

    ソウル市は、最近新型コロナによって先送りされてきた結婚式の需要の急増を受け、ソウルあちこちの魅力的な公共施設を公共結婚式場として開放する「自分ウェディング」支援を始める。

    結婚式やウェディング撮影ができるように、4月から北ソウル夢の森、ソウル市庁舎、漢江公園、韓屋(ハノク)など19か所の公共施設を新たに開放し、専門のブライダル会社を通じて企画から式までリーズナブルな値段で気楽に準備できるように手助けする。愛の実を結ぶ夫婦誕生の瞬間が幸せでときめく思い出になるよう、市が積極的にサポートするという趣旨だ。

    20~30代人口数、韓国の結婚式場数
    区分 2018年 2022年 増減
    20~30代人口数 14,094千人 13,033千人 1,061千人 (7.5%) 減少
    韓国の結婚式場数 951か所 750か所 201か所 (21.1%) 減少
    市の調査によると、未婚の若年層が想定する結婚費用はトータルで「1,000万ウォン以上」が64.8%だった。ある結婚相談所の「2023結婚費用実態報告書」によると、結婚式にかかる費用(ウェディングホール+ウェディングパッケージ)は平均1,390万ウォンで、1年前の調査(1,278万ウォン)より112万ウォン上昇した。

    市は、子供が欲しい「不妊夫婦」に対する支援策に続き、結婚はしたいものの結婚ラッシュによって予約ができなかったり、準備が複雑だったりする様々な問題で結婚をためらう「カップル」向けの支援を通じて、需要を把握して解決する、体感できる政策を講じる計画だ。

    そのために市は、カップルの目線に合わせてこの政策を設けた。まず、式場として使われる公共施設は公園、韓屋、公共庁舎内のホールなど、市民コンペで公募した。

    市の調査によると、ソウルの若年層10人のうち7人以上が公共施設で結婚式を挙げることについて「前向き」だと答えた。その理由は「値段の条件が透明で合理的だと思うから」が半分以上(55.3%)を占めた。公共式場のタイプとしては、公園(54.0%)が最も人気があることが分かった。

    今回公共式場として新たに開放される19か所は、北ソウル夢の森、城北芸香斉(イェヒャンジェ)、汝矣島(ヨイド)水の光舞台などである。良才市民の森など今も運営している公共式場4か所を含めると計23か所で結婚式を挙げられる。

    屋内(会議室、ホール)はソウル市庁舎の多目的ホール、ソウル市人材開発院(人材ホール)などの8か所、屋外は北ソウル夢の森、漢江公園の水の光舞台、ソウル子供大公園内にある森中の舞台などの15か所である。漢方振興センター、城北芸香斉、南山コル韓屋村では韓国の伝統的な結婚式を挙げられる。

    結婚式の申し込みは29日(水)から常時で受け付け、式は4月から挙げられる。実際に可能な日程は各所によって異なる。カップル2人のうち1人がソウル市民(居住または生活圏域)であれば、誰もが申し込みできる。

    貸館料金は一般の式場と比べてお手頃な金額にする。19か所のうちソウル市庁の市民庁、クァンナルのバラ園などの3か所は無料であり、ほかの所も2万~50万ウォンで利用できる。

    特に、複雑な結婚式の手続きにより苦労しているカップルのために1:1相談やプランニングをフルパッケージとして支援。結婚式の準備にかかる手間を省きながらも品のある式を挙げられるようにサポートする。

    スタジオ撮影・ドレス・メイクアップにはいくらかかるのか、結婚式を準備するスケジュールはどう組めばいいのか、自分が望む結婚式のコンセプトはどうやって実現できるのかなどをきめ細かく相談すれば、カップルが夢見てきた結婚式を準備してくれる。

    カップルに相応しい雰囲気の漢江、韓屋、一味違う場所などソウルの観光名所と清渓川(チョンゲチョン)にある「プロポーズウォール」でウェディング撮影ができるように支援する。

    ファミリーソウルのホームページ(https://familyseoul.or.kr)で予約可能な日程と空間などの情報を確認してから相談ダイヤル(☎1899-2154)を通じて事前相談を行った後、提携会社(4社)と詳しい相談を経て結婚式契約を結ぶ流れとなっている。

    ソウル市のキム・ソンスン女性家族室長は「ソウル市は、結婚準備をしているカップルの負担を軽減するために公共施設を結婚式場として利用できるよう、開放することにした」とし、「激しい予約ラッシュにより悩んでいるカップルが合理的かつ個性的な結婚式を挙げられるようにサポートする。夫婦の始まりの瞬間を準備するカップルが興味をもって利用してくれたらうれしい」と語った。

    添付 ソウル市の公共結婚式場のイメージ

    北ソウル夢の森 (例)

    漢方振興センター(例)

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