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DDP、 東大門(トンデムン)ファッション市場へのライブコマース導入をリード… 地域が助け合うデザインに本腰を入れる

「Online東大門ファッションフェア(11月27日〜29日)を通じて、東大門ブランドを対象とする支援事業を展開 「See Now, Feel Now, Buy Now, Wear Now」を実現するオンラインファッションマーケットフェスティバル ネイバーショッピングと、3日間のライブコマースと3か月間のeコマースを運営 DDPと東大門ファッションが助け合うイベントで、持続的な未来の方向性を提示 ソウルデザイン財団(代表取締役 チェ・キョンラン)が、東大門ブランドの特徴と長所を生かしたオンライン・ライブコマース・ファッションフェスティバル「Online東大門ファッションフェア(www.dotff.co.kr)」を開催する。 本イベントは、ポストコロナ時代における東大門デザインプラザ (以下DDP)とともに東大門ファッション商圏の活性化に貢献するという趣旨で企画された。東大門ファッション商圏のスピードと革新という長所を基に「See Now, Feel Now, Buy Now, Wear Now」を実現する。 東大門の象徴で、ファッションと文化のブランドとして定着した「DDP」を始めとしてデジタル空間で展開される「Online東大門ファッションフェア」は、ネイバーショッピングと一緒に行われるライブコマース・ブランド別のファッションフィルム・参加型イベントなどのファッションコンテンツを通じて消費者の関心を高め、参加ブランド30社の収益創出を実現する。 「Online東大門ファッションフェア」に参加する企業には、オンラインコマース向けの商品企画とコマースコンサルティング運営を通じてブランド別の特性を反映した広報向けのファッションフィルム及びルックブックの制作を支援する。他にも、ネイバーショッピングの生配信によるライブコマースと10社以上の主要eコマースの出店・販売ができるように支援する。イベントが終了した後も、主要eコマースの企画展が開始される予定だ。この企画展を通じて、参加ブランドがオンラインビジネスに転換できるように助力する。 「Online東大門ファッションフェア」事業は、「ソウルデザイン財団『東大門ファッション商圏の活性化に向けた方案の研究(イ・ジョンミン、キム・スンヒョン、キム・ヒョンミン研究員、2020.04.10)』」を基に、東大門ブランドのオンライン・オフラインマーケテイングの支援策を設けるために企画された。 こうした先行研究を基に、財団は優秀なデザインを有する東大門ブランドがD2Cビジネスに転換できる契機を作り、合わせてドメスティックブランドのオンライン・オフライン消費者の接点を拡大させデジタル基盤のファッション転換期において新たな道標を提示する役割を果たしたいと考えている。 ソウルデザイン財団のチェ・キョンラン代表取締役は、「Online東大門ファッションフェアを機に、DDPと東大門ファッションが助け合い、財団は持続可能な未来の在り方を提示できる有意味な支援を続ける計画だ。東大門商圏の活性化に向け、DDP暮らしの場にある「D-森」のインターフェースを活用して、惜しまないコマーシャル支援と周辺の商圏をつなぐ役割を担いたい」と述べた。
SMG 466

ソウル市のブランド、「I・SEOUL・U」5周年… 市民の認知度88%、好感度75%にアップ

1,500人のソウル市民を対象にソウルのブランド、「I・SEOUL・U」に対するアンケート調査を発表 認知度(2019年の86.6%→2020年の88.3%)、好感度(2019年の73.3%→2020年の75.1%)アップ ソウル市の新型コロナウイルスの感染拡大に対応する防疫システムを71.7%が肯定的に評価 ソウル市は、ソウルのブランドであるI·SEOUL·Uの5周年を向かえ、ソウル市民1,500人を対象にI·SEOUL·Uの認知度及び好感度に対してアンケートを行った。今回のアンケートは、ソウル市が専門調査機関の㈱アジアリサーチアンドコンサルティングに依頼して、今年の9月28日から11月3日まで、20代以上の1,500人のソウル市民を対象にオンライン調査(Online-Survey)を実施・分析したものだ。 今年で5周年を迎えるソウルのブランドのI·SEOUL·Uに対して、一般市民10人中約9人近く(88.3%)が認知していた。主な認知経路は、「TV・新聞・ラジオなどメディアのニュースを通じて(47.4%)」、「ポータルサイトなどインターネット(47.1%)」、「ソウル市関連の行事や広報資料、制作物を通じて(33.2%)」などであることが分かった。 特に、ソウルのブランドに対する認知度は、2016年(63.0%)、2017年(66.3%)、2018年(84.0%)、2019年(86.6%)、2020年(88.3%)で、年々市民の日常生活に深く定着していることが分かった。 「ソウル市民:年度別に見るソウルのブランドにおける認知度の結果に対する推移」 合わせて、ソウルのブランドへの好感度は、2016年(52.8%)、2017年(57.1%)、2018年(70.7%)、2019年(73.3%)、2020年(75.1%)で、時間が経つにつれてI·SEOUL·Uが市民に愛されていることが分かった。 「ソウル市民:年度別に見るソウルブランドにおける好感度の結果に対する推移」 ソウル市に合うイメージに対する質問には、活気あふれる・力動的だ(56.7%)、現代的だ(53.7%)、バリエーションに富む(49.1%)、国際的だ(24.1%)、楽しい都市(19.6)が挙げられた。 今後、ソウル市民が求めるソウルのイメージには、安全だ(38.4%)、余裕がある(31.3%)、安心できる(28.8%)、国際的だ(23.6%)、美しい(21.8%)などがあると分かり、ソウル市民はソウルが安全かつ余裕があり、安心できる国際的な美しい都市であることに重きを置いていることが分かった。 特に、新型コロナウイルスの感染拡大に対応するソウル市の防疫システムに対する調査では、71.7%が新型コロナウイルスの感染拡大に対してきちんと対応していると肯定的に答え、感染防止及び拡散遮断の政策に対して高く評価した。 ソウル市のパク・ジニョン市民疎通企画官は、「今年に入って、ソウルのブランドに対する認知度及び好感度が高まったのは、ソウル市の新型コロナウイルスの防疫政策に積極的に協力した市民の自発的な参加によるものだと考えている。今回のアンケート調査で分かるように、ソウル市民が求める都市のイメージは、安全・余裕・安心・国際化・美しさなどだ。それらをソウルのブランド政策に反映して、グローバルな安全都市のソウル、余裕があり美しい都市にすることで、世界におけるプレゼンスを高めるとともに市民がプライドを高く持てるよう積極的に努力していきたい」と述べた。
SMG 456

ソウル市、11月13日からマスク未着用時に10万ウォンの罰金を科す

直ちに処罰するより、マスク着用を推奨した後もマスクを着用しない場合に罰金を科す…防疫の強化・市民の健康が優先 取り締まりを始めてまもない時期に発生しかねない混乱に備え、各自治区では24時間体制のマスク苦情の緊急対応チームを運営 13日の午前、地下鉄駅・バス停でマスク着用の取り締まりを開始、マスク着用のキャンペーンを展開 コロナ禍が長引く状況に備えるため、マスク着用が本格的に義務化される。ソウル市は、マスク着用の義務化に関して一定の周知期間を設けた上で、11月13日からはマスク未着用の場合、10万ウォンの罰金が科されると明かした。 公共施設・室内体育施設・公演会場・塾・漫画喫茶など室内施設だけでなく、室外での集会、デモ場所・行事場所などでも、マスクを着用していない場合は罰金対象となる。 保健用マスク・サージカルマスク・飛沫防止マスク・布マスク・不織布マスクなどを着用した場合に限ってマスク着用と認められ、メッシュマスク・バルブマスク、スカーフや服で顔を隠すことはマスク着用と認められない。また、鼻と口がきちんと覆われるように着用する必要がある。健診・手術・治療でマスク着用が困難な時、顔を出す必要がある公演(舞台にいる時に限る)、番組の出演(撮影時に限る)、手話通訳の時、運動選手が試合をする時、プールやふろ場など水中にいる時、結婚式場で花婿と花嫁が式を挙げる時などは、マスクを着用しなくても罰金が科されない。 ソウル市は、マスク未着用による罰金は処罰そのものが目的ではなく、市民が正しくマスクを着けることこそがみんなの健康を守る道につながるという社会的雰囲気を作るためのものだという。取り締まりの際にも、直ちに処罰するよりマスクを着用するよう指導し、指導を拒む場合に罰金を科す予定だ。 ソウル市は、11月13日から27日までの2週間、各自治区で24時間体制のマスク苦情処理の緊急対応チームを運営するが、取り締まりを始めてまもない時期に発生しかねない苦情に速やかに対応するためだ。 一方、ソウル市は、マスクを着用しないと罰金が科される措置が始まる初日の13日午前、地下鉄駅とバス停でマスク着用キャンペーンを展開する。許可されたマスクをきちんと着用しているのかを取り締まり、市民に正しくマスクを着用する方法についても案内する予定だ。 ソウル市のハン・ゼヒョン安全総括室長は、「冬が近づき、感染の危険がより高まると予想されていることから、マスク着用がこれまで以上に重要となっている。マスクは、感染病の予防と拡散を防止できる簡単で確実なワクチンで、もはやマスク着用は選択ではなく必須となった。これまでも市民の皆さんがよく協力してくれたと思うが、これからも愛する家族と隣人、みんなの健康のために日常での積極的なマスク着用を実践していただきたい」と述べた。
SMG 413

ソウル市、成長期のスタートアップ企業向けに3,250億ウォン規模の ファンド組成…ユニコーン企業へと成長できる呼び水

ソウル市は初めて成長期のスタートアップ企業の持続的な成長に集中するファンドを組成…12月から投資を展開 初期企業向けのファンドより6倍多い平均1,265億ウォン規模、企業別の投資金額を4倍以上増加 起業して3~7年目の成長潜在力が高い、シリーズB段階のスタートアップ企業に平均30億ウォンの大規模な連続投資を開始 コロナ禍の中で継続して成長できるように支援し、未来のユニコーン企業として成長できる土台作りに乗り出す…企業におけるエコシステムのスケールアップをけん引 エンジェル投資からシリーズA・シリーズBなど段階別に投資を受けて成長したV社。この事例は、スタートアップ企業なら誰もが夢見る理想の在り方だが、現実はそう簡単にはいかない。規模が大きい連続投資であるほど誘致が困難な上に、コロナ禍が長引くことからスタートアップ企業への投資誘致はより困難になっている。さらに、自前の資金で大規模の連続投資を賄うことができるベンチャーキャピタル(VC, Venture Capital)も国内にそう多くないのが現状だ。 これを受けて、ソウル市が、成長期のスタートアップ企業を支援対象とする3,250億ウォン規模の投資ファンドを組成して、12月から投資をスタートすると明かした。成長期のスタートアップ企業の持続的な成長に集中するのは、ファンドでは今回が初めてだ。従来のソウル市のスタートアップファンドは、主に起業する初期の企業に焦点を当てて支援を展開してきた。 「スケールアップ」という名前は、規模(Scale)を拡大(Up)するという意味から名付けられたが、この名前のように従来のソウル市が作って投資・運用している初期企業向けのファンド(平均250億ウォン規模)より規模が大きい。1ファンドあたりの規模は従来に比べて約6倍の平均1,625億ウォンに増額し、1社あたりの投資平均金額も4倍以上(初期企業向けファンドは平均7億ウォン)の30億ウォンに増額した。 ソウル市は、民間の投資を引っ張る公共資金における呼び水としての役割が非常に重要なだけに、スタートアップ企業への連続投資を持続できるようにするためには、一生懸命に成長しているスタートアップ企業がコロナ禍という危機にも継続して成長できるよう支援すると強調した。ひいては、未来のユニコーン企業へと成長できるように土台を作るのが目標だ。 投資対象は、起業して3~7年のシリーズB段階以上の成長期のスタートアップ企業だ。特に、ソウル市は、ここ3年間、売上または従業員数が毎年20%以上急速に増加した高成長企業を対象に、集中投資を行う計画だ。 投資規模は計3,250億ウォンで、大型ファンド2件(▲2,000億ウォン▲1,250億ウォン)を組成し、ソウル市も計100億ウォンを出資する。ネットワークと資金力を持つ専門運用会社(KBインベストメント・KTBネットワーク)を指定して、本格的な企業投資に乗り出す。 企業選抜において最も重要な基準となるのは、「成長の潜在力」だ。成長期の企業を対象とするファンドを運営した経験が豊富で、海外進出を支援できる力量がある専門運用会社が企業の発掘から投資に至るまでの過程を担当する。 ソウル市は、コロナ禍により国内企業が成長エンジンを失わないようにスタートアップ企業育成における3大戦略(①技術人材向けの人件費の支援②スタートアップ企業の成長を支援する総合パッケージ③スケールアップ向けの大型ファンドの組成)を稼働しているが、今回のスケールアップに向けた大型ファンドの組成も、その一つだ。 ソウル市のキム・イスン経済政策室長は、「これまでソウル市は、初期のスタートアップ企業のためにシードマネーのファンドを組成・運用して様々な成長例を作ってきた。こうした成功例を基に、今回は成長期のスタートアップ企業がコロナ禍と投資誘致の困難に直面して挫折することがないように、大規模の連続投資ファンドを組成することにした。今回のスケールアップファンドの支援が、有望スタートアップがユニコーン企業へと成長できる呼び水になれるよう集中して支援する。加えて、スタートアップ企業育成における3大戦略を通じて、韓国企業のエコシステムもスケールアップできるように力を尽くす」と述べた。
SMG 413

市民の参加で輝くデザイン感性…癒しのメッセージを伝える 「ソウルライト」のオンライン展示を開始

2020年における癒しと希望、応援のメッセージが込められたメディア作品のオンライン展示を開始 コロナ禍の克服に向け、市民の希望のメッセージが込められた『Face of City』、『自分の中のブルーライト』展示 10月30日から2週間、東大門(トンデムン)デザインプラザ(DDP)のホームページとYouTubeを通じてインターネット配信 クリエイティブなコンテンツの持続的な発信を通じて潜在的な観光需要を発掘、東大門の活性化に貢献 2019年末、世界的なメディアアーティストが参加した「ソウルライト」は、約100万人の観覧客を集めることに成功するなど、ソウルの代表的なメディアファサードフェスティバルとして定着した。東大門の商業活性化とデザイン産業の発展に向け、ソウル市とソウルデザイン財団(代表取締役 チェ・キョンラン)が企画した2020ソウルライト秋イベントの「DDP LIGHT ON」。本イベントでは、10月30日から2週間、インターネットを通じて、コロナ禍で疲れ果てた市民にデザイン感性で癒しと応援のメッセージが込められたメディアファサード作品を伝える。 特に、今年は市民の参加で作られた作品に出会える。市民が応募した約600点のブルーカラーの写真を活用して作った映像と、観覧者が抱いた印象によって変化する市民の顔を視覚化するインタラクティブ作品がDDPの外壁に投射される。主催機関のソウルデザイン財団は、距離確保の実践と非対面時代に合わせて、DDPのホームページと様々な映像配信サイトを通じて事前に撮影したメディアファサード作品を送出する計画だ。 この秋に披露する作品には、長く続いているパンデミックに疲れ果てている市民に癒しと希望のメッセージを伝え、危機を克服するために頑張っている隠れ英雄に送る応援のメッセージが込められて ソウルライト 1感謝 自分の中の ブルーライト 市民参加作品 – 市民が応募した603点のブルーカラーの写真を活用 – 写真でマッピングされ、飛び上がる青い折り鶴の強い羽ばたきを再現することで、希望とエールのメッセージを伝える 希望 FACE OF CITY (イ・ジェヒョン作) – 人工知能の分析を通じて、市民の感性を視覚化するインタラクション作品 – 一般市民の感情のテキストを学習し、テキストの肯定・否定を分析して市民の表情に反映 ヒーリング モネの庭 (Quayola) – 豊かな自然を通じて癒しのメッセージを伝える – フランスの印象派画家、クロード・モネの作品をオマージュして製作 – 画家が観察したイメージが機械を通じて再創造された作品で、アナログとデジタル技術の調和を基に作られた作品 市民参加作品の『自分の中のブルーライト』には、日常の様々なものを犠牲にしながら防疫の最前線で戦っている市民英雄たちに送る応援と感謝のメッセージが、韓国作家のイ・ジェヒョンの作品の『Face Of City』には、危機の克服に関する希望のメッセージが、世界的なメディアアーティストのクアヨラ(Quayola)の作品の「モネの庭(Jardins d’Été)」には、自然から癒されて得られる慰みとヒーリングのメッセージが込められている。 クアヨラは、「芸術は、究極的に私たちを結束に導かせ、前代未聞の困難の時期を乗り越えることができるようにする。強力な人生の在り方だ」と述べ、今回のイベントに参加したことへの感想を明かした。イ・ジェヒョン作家も、「人工知能で表現された市民の笑顔は、コロナ時代に私たちが分かち合うべき希望」と感想を述べた。振付師のジェイ・キムは、「コロナ時代は、このようなメディアの重要性がもっと大きく問われる時期ではないだろうか。精神的に疲れているこの時期に、最も効果的で淡白なプロジェクトを行ったと思った」と付け加えた。 ソウルデザイン財団のチェ・キョンラン代表取締役は、「世界的なメディアアーティストフェスティバルと言われるソウルライトは、2019年に世界の人々に感動を伝えることで、ソウルのグロバルデザインという位置に見合うメディアコンテンツとして定着できた。この秋のオンライン展示は、距離確保の実践と危機による混乱の時期を一緒に乗り越えたいという趣旨で企画されたが、多くの市民が一丸となって参加したことから大きな意味を持つ。市民の公募作はもちろん、DDPならではのデザイン感性が込められた作品は、市民に癒しの瞬間を与えるだろう。コロナ禍による危機が収まると、今年の冬には再び220メートルに渡るDDPの外壁に投射された光の絶景に会えるだろう。また、ソウルライトが東大門の商圏と落ち込んでいる観光産業の活性化にも貢献できると期待する」と企画意図を明かした。 今年、ソウルライトの総監督は、ソウルとDDPを愛するトルコ出身のアーティストのレフィーク・アナドール(Refik Anadol)だ。レフィークは、2019年のソウルライトで「ソウルヘモン(夢解き)(SEOUL HAEMONG)」を披露したが、ソウルライトを一気に世界的なメディアファサードフェスティバルと肩を並べられるようにした主役とも言える。
SMG 397

ソウル市、ソウルグルメガイド「ソウルレストラン&バー100選」選定

ソウル市、ソウルグルメの多様性と特別さを堪能できる100ヵ所のレストラン&バーを選定 韓国料理のみの単調な構成ではなく、洋食・アジアン・バー・カフェーなども追加…グローバルトレンドを反映 選定された100選の中から有名なレストラン(10ヵ所)とホテル(2か所)、「ソウルグルメ週間(11.11~15日)の間、デリバリー・ドライブスルーで特選メニューを限定販売する『ソウルレストラン@ホーム』を開催」 「世界的なグルメ都市、ソウル」を代表するグルメ都市のガイドブック、ソウル観光の活性化をけん引すると期待 最近、世界的にK-Pop・K-Food・K-Contentsなど韓流文化への関心が高まっている。こうした中、ソウル市が、ソウル観光を代表する未来の稼ぎ頭として「ソウルのグルメ」を挙げ、「レストラン&バー100選」を新たに選定した。ソウル市は、今回選定した「レストラン&バー100選」を載せた「ソウルグルメガイド」を制作したが、ソウルならではの多様かつ特別なグルメ文化を楽しめる観光コンテンツとして積極的に活用する計画だ。 今回の「レストラン&バー100選」は、「世界的なグルメの都市、ソウル」をアピールして、ソウル観光をけん引できる世界性・専門性・話題性などを踏まえて選定された。特に、韓国人にはありきたりな韓国料理のみの単調な構成から脱して、洋食・アジア料理・カフェー&デザートなどソウルで楽しめる7つの様々なカテゴリーでメニューを構成したというのが最も大きい特徴だ。 選定には、フードコンテンツ専門家・外食トレンド専門家・シェフ・グルメ旅行家及びメディア開発者など様々な分野の専門家がパネルとして参加して、公正性を高めた。専門家らは、ソウルのグルメの特徴として「スピディーなトレンドの変化」を挙げた。それに加えて、変化をセンシティブに受け入れる消費者とレベルの高い個人ブランドの登場によって、多様性と競争力を有するグローバルレベルのグルメ文化が作られたと分析した。 選定に参加したチェ・スグン韓国調理博物館長は、「レストランは、疲れ果てて癒しを求める現代人においしい料理を通じて憩いと癒しを提供する所だ。暮らしの活力を取り戻し、人と人をつなぐ場所でもある。韓国の首都、ソウルのグルメも伝統と現代を、韓国と世界をつなぐグルメ文化に発展しており、これからも持続的な努力が必要だ」と感想を明かした。 一方、ソウル市は、11月11日(水)から15日(日)まで、新たな跳躍の準備に向けて枠にとらわれない非対面「ソウルグルメ週間(Taste of Seoul)」を開催し、ソウルのグルメ文化の多様性と優秀性をアピールする「ソウルレストランウィーク」を行う。コロナ禍によって大きな打撃を受けている観光及び飲食業界と一緒に危機を乗り越えるためだ。 イベント期間中、有名シェフが参加する動くグルメ「ソウルレストラン@ホーム」を進行する計画だが、普段はデリバリーサービスを提供しない高級レストランの料理を自宅や職場で楽しむことで癒されるというのがイベントの柱だ。 ソウルレストラン&バー100選 区分 日付 地域 参加企業 シェフレストラン デリバリー (10ヵ所) 11月11日(水) 龍山区(ヨンサング) グランアムール・休135 11月12日(木) 中区(チュング) 珠玉(ジュオク)、ゼロコンプレックス 11月13日(金) 鍾路区(チョンノグ) 韓食空間、レストランオンジウム 11月14日(土) 江南区(カンナムグ) ジョンシクタン・ミングルス 11月15日(日) 瑞草区(ソチョグ) スワニイェ・テーブルポポ ドライブスルー (2か所) 11月11日(水)~15日(日)   グランドインターコンチネンタル ソウルパルナス(江南) ホテルソウルドラゴンシティー(龍山) それだけでなく、海外でもソウルのグルメを堪能できる「ライブクッキングクラス(11.13~14)」を準備、ソウルの有名なスターシェフ(韓食空間:チョ・ヒスク、ミングルス:カン・ミング)の料理教室が繰り広げられる。ヨーロッパ現地の韓国文化院(イタリアのローマ、ベルギーのブリュッセル)とコラボレーションする今回のクッキングクラスは、ZOOMやYouTubeを通じてリアルタイムで配信される。番組別の詳しい内容と日程は、11月3日(火)からソウルグルメ週間のホームページ(tasteofseoul.visitseoul.net)で確認できる。 ソウル市のジュ・ヨンテ観光体育局長は、「伝統と現代の共存及び自然と先端の調和が相まって、味と赴きが文化とともに溶け込んでいるソウルのグルメは、すでに世界と肩を並べられるレベルに達している。今後、新型コロナウイルスの感染拡大が収まり、ソウルを訪れた方々が今回に選定された100選のメニューとソウルグルメガイドを通じて、ソウル観光の魅力をたっぷりと感じられることを願う」と述べた。
SMG 556

ソウル市のスマートシェルター、 効率性・経済性を備えた合理的な事業モデルを作る

スマートシェルター、未来型の交通インフラのテストベットとしての役割…公共交通サービス・市民の満足度の向上に大きく貢献できると期待 今年のテスト設置以降、来年に民間投資事業へと転換などを検討…非予算の運営・税収増大に効果 従来の中央バス停に比べて利便性が高く、相対的に格安…交通福祉に高い効果 確保済みの今年度予算を投入して真剣に推進、公共施設運営の透明性・共益性に焦点 フィージビリティスタディ・公共管理を通じて収益構造を評価…民間投資事業の公正な施行の土台になると期待 2020年の10ヵ所→2023年の373ヵ所へと段階的に拡大…未来交通システムを導入する時期を短縮 市民向けの交通福祉と先制的な未来交通システムの実現を掲げ、ソウル市が今年10月から本腰を入れて導入を目指している「スマートシェルター」。効率性と経済性の向上を基に、より合理的に運営される見通しだ。 <最先端のバス停、「スマートシェルター」の導入に拍車…段階的な手順を経て非予算民間投資など事業モデル検討を推進> ソウル市は、従来の時代遅れのバス停から脱し、最先端のICT技術を採用して新しく披露する「スマートシェルター」が、段階的な手順を経て非予算民間投資事業として施行できるように、事業モデルの検討を進めていると明かした。 ソウル市が導入する「スマートシェルター」は、バス停に様々な便宜施設(自動停車システム・空気清浄機・エアカーテン・防犯カメラ・冷暖房機・スマートフォン用のワイヤレス充電・Wi-Fiなど)が組み合わされた未来型バス停で、開設より15年が経過したことから現状に合わないバス停の改善及び公共交通サービスの向上に大きく貢献できると期待されている。 10月からテストモデルに対する取り組みをスタートした「スマートシェルター」は、周辺現況や利用現況などを踏まえて弘大入口(ホンデイック)駅・合井(ハプチョン)駅・往十里(ワンシムニ)広場など10ヵ所を対象にテスト設置に入った。今年までは公共交通サービスの定着に向けてソウル市がテスト設置を担当するが、来年からは社会基盤施設に対する民間投資法の推進手続きにより、予算を投入せず民間投資事業に転じるなどサービスを拡散する方案などを検討している。 <未来の交通システムを導入する「テストベッド」…確保済みの今年度予算を投入、投入する予算に比べて交通福祉に高い効果> 今年、テスト設置する「スマートシェルター」は、未来の交通システムを導入するための実験的なプラットフォームとして、いわばテストベッド(Testbed)の役割をすると思われている。乗降人員・路線・規模・機能によって設置できる様々なオプションと形態があり、費用も約2.5億から様々に適用できる。 特に、便宜機能が全くなく、1ヵ所に当たり8メートル規模のシェルターを3つ設置した現在の中央バス停の場合、あらゆるスマート機能と交通情報を提供するための総合システムが採用され、最大60メートルでシェルターの規模が大きいという点から、2.5億~6億ウォンという「スマートシェルター」の設置費は、民間事業者が1ヵ所当たり約2.5億~3億ウォンの事業費を投じたことを踏まえると、従来の中央バス停に比べると相対的に格安と言えるもので、これから民間投資事業の合理的な施行の礎として活用される予定だ。 それだけでなく、今後の拡大設置に備えて、全ての「スマートシェルター」において遠隔のメンテナンス・運営・管理できる「シェルターサーバーと統合管制システム」と中央バス停でバスが停車する位置を知らせる「バス自動停車案内システム」まで含まれ、未来交通システムの導入時期をより縮めることができる。 <世界で初めて総合サービスを提供する「スマートシェルター」…ソウル市、公共交通の先進都市としての位置を確立> ソウル市は、中国(北京)の自動運賃徴収システムの構築(2006年)を皮切りに、エジプト(カイロ)の都市鉄道のコンサルティング(2017年)に至るまで、17か国に交通インフラを輸出するなど安全かつ便利な交通システムを備えていることで海外からも高く評価されている。 「スマートシェルター」により、さらなる跳躍を経て未来の交通インフラを先制的に構築し、世界的な「公共交通の先進都市」としての位置を確固たるものにする契機になることを期待する。また、スマート時代に合致すると同時に、障害者などの交通弱者向けのカスタマイズ型サービスを提供することで、公共交通の公共性をさらに強化できる。 それに加えて、マスク着用の義務付け・徹底した防疫消毒・ホームドアの頻繁な開放・換気措置などを行い、光プラズマ空気殺菌機と体温測定器・抗菌LED照明などの施設も用意するなど、新型コロナウイルスへの心配を減らせて安全に利用できる環境の構築に集中する。 一方、ソウル市は、現在の10ヵ所でのテスト設置を経て、来年からは民間投資事業を通じて「スマートシェルター」を段階的に全面拡大する予定だ。1年目の120ヵ所、2年目の126ヵ所、3年目の127ヵ所など3か年計画の策定を検討している。これを受け、2023年には373ヵ所となり、37倍増加する見込みだ。 ソウル市のファン・ボヨン都市交通室長は、「市民を優先的に配慮する交通環境をモットとして、市民向けの交通福祉を提供する予定だ。先端のIT技術と情報を基にしている『スマートシェルター』を通じて、グローバルレベルに相応しい公共交通システムを構築し、市民の高まった期待に応えられるよう最善を尽くす」と述べた。 テスト設置デザイン 現場設置のシミュレーション鳥瞰図 (室内型シェルター1個・室外型シェルター2個が組み合わされた形態) 鳥瞰図 (室内型シェルター1個・室外型シェルター2個が組み合わされた形態) 側面図 室内型シェルターの内部
SMG 734

ソウル市、観光特区の案内表示板の外国語の表記ミスを一斉整備

「外国人現場点検団」36人と共に明洞、梨泰院など観光特区6か所の案内表示板を現場で点検 224件に対し11月中に整備、誤字・脱字など単純な誤りがほとんどのため、ステッカーなどで緊急補修 コロナ以降、ソウルを訪れる観光客が困ることがないよう、品格ある観光案内サービスの提供を目指す ソウル市は「外国人現場点検団」36人と共に明洞や梨泰院など観光特区6か所の「外国語の観光案内表示板」の点検で確認された表記ミスを11月までに一斉整備すると発表した。 ソウル市の観光特区として指定されているのは▲梨(イ)泰院(テウォン)観光特区▲明洞(ミョンドン)・南(ナム)大門(デムン)・北倉(プクチャン)洞(ドン)・茶(タ)洞(ドン)・武(ム)橋(ギョ)洞(ドン)観光特区▲東(トン)大門(デムン)ファッションタウン観光特区▲鐘(ジョン)路(ノ)・清渓(チョンゲ)観光特区▲蚕室(チャムシル)観光特区▲江南(カンナム)マイス観光特区の6区域。  ソウル市は表記ミスが確認された外国語の観光案内表示板にステッカーを貼って誤字を修正するほか、表示板のシートを丸ごと交換するなど、緊急補修を実施する計画だ。  ソウル市は、外国人の視点からわかりにくい表記を見つけ、コロナ以降、再びソウルを訪れる外国人観光客らの不便さを解消し、品格ある観光案内サービスの提供を目指す。  今回、点検の対象となった「外国語観光案内表示板」は、外国人観光客が主に参考にしている ①観光案内表示板 ②デジタルサイネージ ③観光案内サイン ④ソウル街歩きマップ ⑤ソウル巡礼マップの5種類。 ソウル市は新型コロナウイルスの感染拡大を防止すべく、オンラインでオリエンテーションを実施。現場点検は外国人現場点検団が2週間(8月31日~9月13日)に渡り、1人2区域を点検する形で行われた。  点検の結果、確認された外国語の表記ミスは全部で224件(英語79件、中国語40件、日本語105件)に上り、誤字や脱字など単純な誤りがほとんどだった。ソウル市は毎年、外国人現場点検団と共に持続的な点検活動を行った結果、表記ミスの件数や重大な表示の誤りが減少しているとしている。 市は、2015年から外国人現場点検団を運営し始め、毎年、外国語の観光案内表示板の表記ミスを見つけて修正している。  ソウル市のイ・ウニョン観光産業課長は「観光案内表示板の外国語の表記ミスなど、小さいところから改善していくことで、より正確かつ体系的な観光案内システムを構築し、ソウル観光の品格を高めたい」としながら「コロナ以降、再びソウルを訪れる外国人観光客を迎えて観光業界が回復するその時に備え、万全の準備をしていきたい」と語った。  【添付1】表記ミスの例 単純な表記ミスの例 単純な表記ミスの例 韓国語名 現在の表記 修正した表記 備考 송파구 보건소(英) Songpa gu Office Songpa-gu Community Health Center 保健所を役所と誤表記 동대문역(英) Heunginjimun Gate Dongdaemun Station 東大門地下鉄駅を興仁之門と誤表記 봉은사역(英) Maebong Station Bongeunsa Station 奉恩寺駅を鷹峰駅と誤表記 봉은사역(日) ポンウンサヨク ポンウンサ駅 駅と韓国語読みのヨクと誤表記 광장시장(日) チョンノオ駅 クァンジャン(広蔵)市場 広蔵市場を鐘路5駅と誤表記 평화시장(日)...   Read more
SMG 558

ソウル市、「民間のMICE企業のオンライン化」において 全ての段階を支援、ニューノーマル時代に備える

ソウル市、全国の1万人を対象に「私を癒してくれる食べ物、コンフォートフード10選」の選定結果、トッポッキ・チキン・キムチチゲ・サムギョプサル・ラーメン・テンジャンチゲ・ケーキ・牛肉・タッパル順 「ソウルグルメ週間(11.11~15)」には、観光特区を中心に100社の食堂でテイクアウトと配達サービス実施 グルメの都市、ソウルで食べ物を通じて慰みたいという気持ちを伝える…ソウル観光の新たな活力になると期待 新型コロナウイルスの感染拡大が招いたパンデミックにより、国家間の移動制限を避けられないことから、国際的な対面ビジネスが柱のMICE産業は前代未聞の打撃を受けている。ソウルの場合、今年の上半期に予定されたMICE行事の90%が全面キャンセルまたは延期され、産業そのものが崩壊しかねないという危機に直面している。 ※MICE産業は、ビジネスミーティング(meeting)・インセンティブ旅行(incentives)・ コンベンション(convention)・展示(exhibition)を含む複合産業で、2.8万人(全国基準)の産業従事者を持ち、5兆5千億ウォン以上の売上を有する代表的な高付加価値産業だ。 ソウル市は、民間のMICE行事のオンライン化を全面的に支援する方針だが、コロナ禍を乗り越えてポストコロナによるニューノーマル(New Normal)時代におけるMICE産業の変化に先制的に対応するためだ。オフライン中心の支援政策から脱し、オンラインとハイブリッド(オンラインとオフラインの同時開催)まで拡大する。 下半期からは、行事をソウルに誘致するためのコンサルティングから、参加者を募集するための海外広報はもちろん、ウェビナー(Webinar、ウェブとセミナーを組み合わせた造語)・仮想展示プラットフォームなどシステム・コンテンツ制作まで全ての段階において支援を行う。特に、オンライン・オフラインで同時開催する場合、支援金を従来の120%まで引き上げる。 これとは別に、グローバル行事へと成長する可能性がある、または革新性を基盤にする展示や企画案に最大1億ウォンを支援する。計32の展示会及び企画案の選定を完了した。冷え込んだ展示業界には新たな跳躍の足掛かりとなり、ソウルの展示多様性と競争力を同時に確保するという趣旨を持っている。 これからオフラインで開催されるMICE行事の場合、「安全」を最優先にできるように防疫ゲート(防疫ゲートを通らないと入場不可)・顔認証体温測定器・サーマルカメラ・専門の衛生や防疫サービスといった防疫インフラを新たに支援する。感染病の予防と危機状況の対応に向けた案内書の制作も完了した。海外からの参加者には安心保険の加入支援と24時間対応する外国語相談のコンシェルジュサービスを国内で初めてスタートする。 ソウル市とソウル観光財団(代表取締役 イ・ジエソン)は、こうした内容を柱とする「ソウル型革新MICE支援対策」を発表した。単発性の支援ではないMICE業界のファンダメンタルズを変えることができるより抜本的な支援策を実施することで、新型コロナウイルスの感染拡大による打撃から速やかに回復し、ニューノーマル時代にふさわしいグローバル競争力を高めることが目標だ。 今回の対策は、3つの柱を持っている。①オフライン(On-site)行事中心の支援策をオンライン(Virtual)・ハイブリッド(Hybrid)行事にまで拡大 ②成長段階別の32の展示会を選定・支援 ③「安全」と「防疫」に重点を置くオフライン行事のための行事場所・参加者・主催者の支援強化だ。 第一に、従来のオフラインのMICE行事と同じく、7月からは外国人参加者が50人以上のオンライン行事もソウル市の費用支援をもらえる。オンライン行事はオフライン行事(最大2億ウォン、平均2千万ウォン支援)の80%、オンライン・オフラインで同時開催する行事は従来の支援金の120%まで引き上げられた金額をもらえる。 こうした支援を通じて、「2020大韓皮膚科医者会の国際学術大会(12月)」、「2020国際医療美容コンファレンス(11月)」など30余りの国際会議がオンライン・ハイブリッド方式で開かれる予定だ。 第二に、公募を通じて4つの成長段階別に選定した計32の展示(企画)には、1千万ウォン~1億ウォンの支援金(革新及び危機対応戦略の実行費・広報マーケテイング)とともに、コンサルティング・防疫・人材などを総合支援する。2~4段階の展示の場合、今後3年間の発展計画を総合的に審査して選定する。 1段階(パイロットMICE):バイオ・医療、文化コンテンツ、スマートインフラなどソウル市が力点を置いて進めている未来有望産業分野の新規展示企画案(10件)を発掘、これから実際の展示に発展できるように支援する。 2段階(次世代有望):今年、ソウルで開催される小規模展示会(「コリアペットショー2020(10月)」、「VRエキスポ2020(12月)」など)の中から、今後の発展可能性に重点を置く審査を通じて10の展示会を選定した。 3段階(国際化):ソウルで4回以上開催された展示会で、国際的行事へと成長する可能性がある10の展示会を選定した。代表格として「2020国際病院医療産業博覧会(10月)」、「第15回ソウル国際食品産業展(11月)」などを挙げられる。 4段階(グローバル):30以上の海外参加メーカーを含めて計300以上のメーカーが参加し、海外バイヤーの参加者が1000人以上のグローバル行事1個(「ソウルカフェーショー(11月)」)を選定した。 第三に、これから開催されるオフライン行事も、参加者と行事場所の安全を徹底的に守れるよう行事場所・参加者・主催者の状況に合わせて支援する対策を用意した。 行事場所(ソウル MICE Safe Zone):行事場所に空間の殺菌・防疫ゲート・サーマルカメラ・マスク及び手指消毒液などを支援して、防疫を徹底的に行えるようにする。 主催者:感染病の予防と危機状況の対応に向けた「ソウル開催MICE行事の感染病対応の安全運営案内書」の制作を完了し、各自治区などを通じて行事を主催者に提供する。 案内書には、行事段階別(計画~開催~終了)に確認が必要な事項と関連主体別(主催者・行事場所・運営者・参加者)の対応要領が盛り込まれている。 参加者:ソウルで開かれるMICE行事に参加する外国人には、安心保険の加入費支援と24時間対応のコンシェルジュサービスに構成された「ソウルMICE安心ケア」を始めて支援する。従来の海外参加者に支援される「ソウルMICEウエルカムキット(些細なお土産・ソウルに関する広報物)」に加えて、より安全な滞在ができるように支援するためだ。 ソウル市のジュ・ヨンテ観光体育局長は、「MICE産業が世界的に低迷している中、ソウルの民間企業がグローバルMICE産業の全般で起きている変化を先制的にけん引して、グローバル競争力を備えられるように、ソウル市がMICE支援のシステムを改変した。K-防疫のおかげで防疫模範国として名高いこの頃、『安心して参加できる、最適のMICE都市』としてのソウルのイメージを引き上げる必要がある。世界のMICE市場は、新型コロナウイルスが終息すると回復傾向に転じるだろう。その市場をリードして、世界最高のMICE都市として進んで行きたい」と述べた。
SMG 573

コロナ時代、私を癒してくれる食べ物?1位はトッポッキ… ソウル市、コンフォートフード10選を紹介

ソウル市、全国の1万人を対象に「私を癒してくれる食べ物、コンフォートフード10選」の選定結果、トッポッキ・チキン・キムチチゲ・サムギョプサル・ラーメン・テンジャンチゲ・ケーキ・牛肉・タッパル順 「ソウルグルメ週間(11.11~15)」には、観光特区を中心に100社の食堂でテイクアウトと配達サービス実施 グルメの都市、ソウルで食べ物を通じて慰みたいという気持ちを伝える…ソウル観光の新たな活力になると期待 コロナ時代、コロナ疲れが絶えない私たちの心を癒してくれる食べ物は何だろう?ソウル市が、全国の1万人を対象に「私を癒してくれる食べ物」について調べた結果、「トッポッキ」が1位となった。続いて、チキンとキムチチゲ、サムギョプサル、サムゲタンが次々とランク入りした。今年9月、インターネット上でアンケートした結果、トッポッキ・チキン・キムチチゲ・サムギョプサル・ラーメン・テンジャンチゲ・ケーキ・牛肉・タッパル(鶏足の激辛炒め)が心を癒してくれる食べ物であることが分かった。他にも、ピザ・アイスクリーム・カルビチム・キムチ・ミヨックク(わかめスープ)なども上位にランク入りした。アンケートに参加した1万人の割合を見ると、女性が57%で、男性が43%だった。年齢層を見ると20~30代(61%)が最も多く、地域分布を見るとソウル(32.6%)・京畿道(キョンギド)(23%)の順で多かった。 今回の調査は、今年の11月11日(水)から15日(日)まで行われる予定の「ソウルグルメ週間」行事の一環として実施された。ソウル市は、コロナ禍で疲れ切っている市民を応援するため、「食べ物」と「癒し」をテーマとして枠にとらわれないグルメ行事を準備しているが、 小規模企業事業者との助け合いに向けた行事の基礎資料として今回の調査結果を積極的に活用する計画だと明かした。 特に、今回の調査に参加した市民のほとんどが、「お母さんがよく作ってくれた食べ物だから」、「子ども時代に好きだったお母さんの味」などを選定理由に挙げ、「お母さん」と「食べ物」から癒しを感じるという点から注目を集めた。 また、ソウルに住んでいる外国人50人の「私を癒してくれる食べ物」のランキングが、韓国人のランキングと大差ないということも、興味深いと言える点だ。これを通じて、ソウル市は、私たちが普段よく食べている韓国料理の活用こそ、最も良いグローバル戦略であることを確認した。今後、海外観光客を対象とするカスタマイズ型コンテンツを制作する際、この点を参考にする計画だ。ナイジェリア人のアイヤンヨ・ティティさんは「トッポッキ」を1位に挙げ、「辛すぎてドラマのヒロインにでもなったように泣いてしまったが、おいしくて食べ続けた思い出がある」と述べた。パキスタン人のマザード・ムスタクさんは、「身を切るような寒さの中、サムゲタンがないと冬の寒さを耐えられない」と言いながら、食べ物に関するエピソードを紹介した。 それとともに、ソウル市は、イラストレーターのノ・イシン作家との協業を通じて、トッポッキとチキンなど「私を癒してくれる食べ物」10選のメニューをかわいいスタンプに作る予定だ。観光特区を中心に、行事に参加する食堂を利用した市民には、カカオトークのスタンプを無料ダウンロードできるサービスを提供することで、行事の雰囲気を盛り上げると同時に些細な楽しみを与える計画だ。「ソウルグルメ週間(11.11~15)」の間、観光特区を中心として、行事に参加する食堂を利用する市民なら無料で提供されるカカオトークスタンプは、ダウンロードしてから1か月間使用できる。 一方、ソウル市は、コロナ禍のため売上に大きな打撃を受けたソウル市内の観光特区との助け合いプロジェクトを準備している。「ソウルグルメ週間」が行われる間(11.11~15)、ソウル市は従来にテイクアウトや配達サービスを提供しなかった食堂にテイクアウトシステムや環境に配慮したお弁当パッケージなどを支援して、小規模企業の売上の向上に実質的に役立つ取り組みを行う計画だ。 それだけでなく、新型コロナウイルスの感染拡大を克服するために全力投球している医療従事者とボランティアのための「車輪のついた食堂」、有名人とともにインターネット上での旅行を楽しむ「都市・楽コンサート」など様々なプログラムを進行する予定だ。各プログラムに関する詳しい内容と日程は、10月19日(月)からソウルグルメ週間のホームページ(www.tasteofseoul.visitseoul.net)、公式Facebookページ(www.facebook.com/tasteofseoul2020)、公式Instagramページ(www.instagram.com/tasteofseoul2020)から確認できる。 ソウル市のジュ・ヨンテ観光体育局長は、「様々なものが止まったり、遠くなったり、また変わっていったりしているコロナ時代だが、ソウル観光に新たな活力を与えるための変化を試みることになった。どんな人も、どんな物も、自分を慰めることは何もないと思ってしまう時は、おいしい食べ物で慰みたいという気持ちを伝えるという言葉のように、食べ物を通じてお互いを応援して、グルメの都市のソウルの真の味を経験できることを願う」と述べた。
SMG 567

ソウル市、国内初の水素生産・供給ワンストップ 「上岩水素ステーション」、19日オープン

充電能力の性能改善工事完了→市民の不便さを解消し、充電インフラを拡大 水素生産量は2倍以上、1日の充電可能台数3倍、充填圧力は2倍にそれぞれ拡大 1回の充電でソウル―大邱間往復可能、運営時間は平日・週末8時~22時、年末まで予約制で無料提供 運営費削減・水素安定供給・エコを可能に、20日から第2回水素自動車補助金申請の受付開始 ソウル市は、国内で初めて環境に優しい水素エネルギーの独自生産と供給がワンストップで行える水素自動車充電スタンド、「上岩(サンアム)水素ステーション」を19日(月)にオープンする。ソウル市民であれば誰もが今年の年末まで無料で利用できる。  ソウル市は、充電インフラを拡大し市民の不便さを解消すべく「上岩水素ステーション」の充電能力をアップグレードする性能改善工事を昨年10月から実施してきたが、今年10月、工事とテスト運転を終え、正式運営を開始することとなった。  「上岩水素ステーション」は、研究目的としてワールドカップ競技場付近に2011年に設置された。2018年、水素自動車の商用化に伴い市民に無料開放されたが、水素生産量の限界や充填圧力不足など、充電ステーションの利用環境は十分ではなかった。  そのため市は、性能改善を通じて、一日の水素生産量は2倍以上(75㎏→160㎏)に、充電可能台数は3倍(10数台→30数台)にそれぞれ拡大した。  充填圧力も350barから700bar(水素自動車NEXO:700bar)に、2倍に拡大している。従来は1回の充電で50%の充電しかできなかったが、今回の改善で100%の充電が可能となった。1回の充電で走行可能な距離は約2.3倍(300㎞→最大609㎞)に延びたが、これはソウルから大邱(テグ)まで往復できる距離だ。  「上岩水素ステーション」は、国産の水素抽出技術を用い、水素の生産から充電まで一度に解決できる「オンサイト型」の充電ステーションだ。水素を直接生産するため、遠方の水素生産地から水素を輸送する必要がなく運送費を削減できるほか、供給の安定性を高められるという利点がある。  「上岩水素ステーション」の運営は、エネルギー専門機関である「ソウルエネルギー公社」が担う。人員を拡充して週末も運営し、充電可能時間も8時から22時(以前は平日9時から18時)に延長するなど、水素自動車の利用者が充電スタンドを利用しやすくする計画だ。  ソウル市は、より多くの市民が利用できるよう、1回の水素充電容量を4㎏に定め(1回最大6㎏)、一日の充電台数を40台に増やした。予約制で運営され、来年以降は有料化される。  「上岩水素ステーション」は充電スタンドとして2011年に運営を開始して以来、一度も事故が起きておらず、ソウル市は、自治区(麻浦(マポ)区)や韓国ガス安全公社と協力し、毎月1回以上、安全点検を実施するなど、安全を最優先に運営していく計画だ。  一方、ソウル市は「上岩水素ステーション」の性能改善および再稼働に伴い、20日(火)から抵公害車購入補助金支援システム(www.ev.or.kr)から第2回水素自動車補助金申請の受付を開始し、全部で300台に支援を行う計画だ。(第1回の支援対象の650台は選定済み)  市は、今年の交通分野における大気の質を改善すべく、環境に優しい水素自動車、1237台の普及を目標に補助金を支給する。電気自動車と併せてエコカーの大衆化を行い、ソウル都心の大気汚染物質を低減し、温室効果ガスを削減したい考えだ。  ソウル市のチョ・ワンソク気候変動対応課長は「ソウル市の水素自動車の普及は、大気汚染物質排出ゼロのエコカーでグリーンニューディールを推進し、市民が健康な都市の実現と、気候の危機に先んじて対応する政策」であるとしながら、「今回の上岩水素ステーションの性能改善工事の完了により、充電インフラが拡充された。一日の充電可能台数や、1回の充電可能容量が大幅に拡大されたことで、市民が水素自動車をより便利に利用できるようになると期待される。環境に配慮した水素自動車の普及と活性化に向け、今後も関連の政策を滞りなく推進していきたい」と語った。 【添付】上岩水素ステーションの画像 ソウル特別市 上岩水素ステーション(太陽光1.5kW、風力設備1kWを含む)全景
SMG 578

ソウル市広報大使、ピンキッツ Baby sharkと <本当にありがとう!>応援キャンペーン

ソウル市広報大使、ピンキッツ Baby sharkとの市民応援キャンペーン<本当にありがとう!>を実施 12日(月)から1か月間、ソウル広場の芝生の上にもピンキッツ Baby sharkとの応援メッセージを表示 ソウル広場の「I・SEOUL・U」の前にマスク姿の3mの超大型ピンキッツ Baby sharkを設置 市庁・南山タワー・DDP・世宗・セビッソムで、市民へのエールをピンク色のライトアップで表現  ソウル市は、新型コロナウイルスの長期化で疲れた市民の心を癒し、政府と自治体の指針に積極的に参加する市民への感謝とエールを伝えるべく、10月12日(月)から1か月の間、市民応援キャンペーン「本当にありがとう!」を開催する。 <本当にありがとう! 新型コロナ防疫の主体である市民に贈る感謝の思い>  今回の市民応援キャンペーンは、今年、キャラクターとして初めてソウル市の広報大使に就任したピンキッツ Baby sharkと共に実施する。今年7月に制作された「本当にありがとう!」ソングの映像をきっかけに企画された今回のキャンペーンは、①「本当にありがとう!」応援メッセージをソウル広場に表示、②3mの超大型ピンキッツ Baby sharkをソウル広場に設置、③一緒に応援しよう! ピンクライトキャンペーンなどが予定されている。 2020年6月、ピンキッツ Baby sharkがキャラクターとして初めてソウル市の広報大使に就任した。面白い映像コンテンツを中心に、ソウル市の乳幼児政策や市政の様々なシーンで多彩な広報活動を行っている。  「本当にありがとう!」ソングは、今年7月末、キャラクターとして初めてソウル市広報大使に就任したピンキッツ Baby sharkと共に世界的人気を博している「Baby shark」ソングの替え歌コンテンツとして制作・発表された。歌詞には生活の中での距離の確保やマスク着用など、新型コロナウイルスの感染予防要領をはじめ、暮らしの中での防疫に取り組む市民に対する感謝のメッセージが込められている。 ※動画リンク ソウル市チャンネル  https://youtu.be/_6N0gN_VTNo ピンキッツチャンネル https://youtu.be/vTCqoh8oc9U <ソウル広場で出会えるピンキッツ Baby shark> ソウル市広報大使のピンキッツ Baby sharkが、ソウル広場で市民への感謝の思いを伝える。ソウル広場西側に設置されている「I・SEOUL・U」の前に、3mの超大型ピンキッツ Baby sharkのキャラクターが登場。ピンキッツとBaby sharkは「本当にありがとう」という文言が入ったマスク姿で、コロナ禍で生活の必需品となったマスク着用の重要性を改めて強調する。 ソウル広場の芝生にも、生活防疫の最前線で主体的に参加している市民への感謝のメッセージを表示。芝生には「新型コロナウイルスを一緒に乗り越えてくれる皆さん、本当にありがとう!」とハングルで書かれたメッセージが、広報大使ピンキッツ Baby sharkと共にプリントされている。 <一緒に応援しよう! ピンクのライトアップキャンペーン>  ソウル市がピンク色に染まる。今年4月、医療陣への感謝を込めた「ブルーライトキャンペーン」に次ぐキャンペーンとして、今回は市民へのエールを広報大使ピンキッツのカラーであるピンクのライトで表現した。12日(月)夕方以降、ソウルを象徴する主な5施設がピンク色にライトアップされ、応援メッセージも表示される。(ソウル市庁、南山(ナムサン)ソウルタワー、東(トン)大門(デムン)デザインプラザ(DDP)、世宗(セジョン)文化会館、セピッソム)  パク・チニョン市民疎通企画官は「これまで、社会的距離の確保や秋夕(チュソク)特別防疫など、新型コロナウイルスを克服するための生活防疫の主体となってくれた市民の皆様に感謝する」としながら「この過程で多くの市民の方々が経済的・心理的に厳しい状況に置かれることとなったが、ソウル市広報大使のピンキッツ Baby sharkが、この困難を乗り越える力になれたら」と願った。 【写真】
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