韓国への入国簡素化及び新型コロナの経口治療薬拡大
5月23日(月)より海外入国者は迅速抗原検査(RAT)の陰性確認書提出も認める – 入国前の検査として、専門家用迅速抗原検査(RAT)と遺伝子増幅(PCR)検査を並行して認める(5月23日) – 入国後1日目に実施するとしていた遺伝子増幅(PCR)検査は3日以内に実施へと調整、6~7日目の検査は勧告(迅速抗原検査による自己検査)へと変更(6月1日) – 満18歳未満に対する接種完了基準等を変更することで、隔離免除対象者を拡大(6月1日) 新型コロナ経口治療薬(飲み薬)追加購入及び処方対象の拡大 – 経口治療薬100.9万名分追加購入、合計207.1万名分の経口治療薬の国内導入を推進 – 5月16日(月)より経口治療薬の処方可能対象を食薬処の緊急使用承認年齢(ファイザー社のパクスロビド:12歳以上、MSD社のラゲブリオ:18歳以上)の基礎疾患者まで拡大 ※ 現在は60歳以上、免疫低下者、40歳以上の基礎疾患者に限って処方中 1. ポスト・オミクロンに伴う海外入国管理の改編方案 中央防疫対策本部(本部長:チョン・ウンギョン)は、海外入国者の入国前・後の検査方法及び時期を調整し、満18歳未満の予防接種完了基準等について改善すると発表した。 中央防疫対策本部は、海外入国者の検査に対するアクセシビリティ及び利便性を考慮して、5月23日より入国時において、48時間以内に実施した遺伝子増幅(PCR)検査による陰性確認書と、24時間以内に実施した専門家用迅速抗原検査(RAT)による陰性確認書の両方を認めることに決定した。 また、6月1日より、これまで1日目に実施していた遺伝子増幅(PCR)検査*の時期を入国後1日から3日以内へと調整し、入国から6~7日目に義務付けられていた検査(RAT)については迅速抗原検査の自己検査を勧告するよう変更する。 * 遺伝子増幅(PCR)検査の方法 (無症状隔離免除書の未所持者) – 韓国人/長期滞在外国人は保健所にて検査 – 短期滞在外国人は、韓国内・海外で予防接種を完了している者の場合、インチョン(仁川)空港新型コロナ検査センターまたは医療機関にて検査、予防接種未完了者の場合は臨時生活施設にて検査 韓国の接種勧告基準を考慮し、満18歳未満に対する予防接種完了基準を改善し、満12歳未満には隔離免除を適用する。 満12~17歳の場合、3次接種勧告対象が限られている点を考慮して、2次接種後14日が経過したら接種完了と認め、満5~11歳の場合、基礎接種(2回)の勧告対象が限られている点を考慮して、 – 現在、接種を完了した保護者と同伴入国した満6歳未満に対して適用中である隔離免除を、満12歳未満へと拡大する。 中央防疫対策本部は、「ポスト・オミクロン対応計画に基づき海外入国管理体系を段階的に改善しているが、海外から流入する新種の変異株等を遮断するため、海外入国者は入国前の検査等関連手続きを必ず守っていただきたい」と念を押した。 区分 変更前 変更後 実施日 ① 入国前検査の調整 (PCR・RAT並行) 48時間以内のPCR検査 48時間以内のPCR または24時間以内のRAT 5月23日 ③ 入国後検査の縮小 (3日以内にPCR検査) 入国後1日以内にPCR * 入国後6~7日目にRAT 入国後3日以内にPCR (6~7日目にRAT勧告) 6月1日 3 満18歳未満の接種完了基準等変更 3次または2次接種(14~180日)時、接種完了 – 接種者と同伴した満6歳未満は隔離免除... Read more
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