ソウル市、ビッグデータを活用した外国人生活人口調査結果を発表
ソウル市は、ビッグデータを活用しての「ソウル市外国人生活人口分布」の調査結果を発表した。今回の調査は、市が保有している生活人口ビッグデータを通じて外国人密集地域の生活人口を把握し、外国人住民支援政策の参考資料として活用するために移民政策研究院と共同で協力して実施したものである。 ソウル市は、長期滞在外国人生活人口を、住居地域と生活地域に分けて2022年4月4日(月)午前3時、そして同日午後3時を基準に、ソウル市の25自治区及び425行政洞別に生活人口データを分析した。 調査結果によると、法務部の統計上ソウル市の外国人登録人口は2022年3月末を基準に36万3,887人であるが、ソウル市の生活人口は38万4,036人(2022年4月4日基準)であり、登録人口より多いものと分かった。 主に西南圏(クロ(九老)区・クムチョン(衿川)区・ヨンドゥンポ(永登浦)区)に集中しているように見える登録人口に比べ、生活人口はソウル市全域に比較的均等に分布していることが分かった。 425の行政洞別昼・夜間長期滞在外国人生活人口の分析結果、西南圏には主に夜間生活人口が多く、昼間にはソデムン(西大門)、マポ(麻浦)、チョンノ(鍾路)、クァンジン(広津)、カンナム(江南)等さまざまな地域で外国人が生活していることが確認できた。特にソデムン(西大門)区シンチョンドン(新村洞)、マポ(麻浦)区ソギョドン(西橋洞)一帯がソウルで生活する外国人が集まる新興密集地域として浮上していることが判明した。 また、ソウル市長期滞在外国人登録人口の追加分析結果、出身国籍及び言語県別に集中して居住地を形成する傾向があり、自治区によって在留資格・年齢の分布に差があることも明らかになった。 ソウル市は今回の調査結果をベースに、各自治区に密集する外国人生活人口の特徴に合わせた政策を策定・積極推進するつもりだ。
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