ソウルになみなみならぬ愛情を持ち、それぞれの場でソウル市政の発展に貢献した「2022年ソウル特別市外国人名誉市民」候補者について、5月9日(月)から6月26日(日)まで推薦を受け付ける。

推薦の対象となるのは、公告日時点でソウルに3年以上継続して(または累積5年以上)居住している外国人のうち、対外・対内的にソウル特別市の存在感を大きく高めた者、市民の生活及び文化活動増進に大きく貢献した者、経済発展に大きく寄与した者、科学・技術等の分野で新しい技術を導入するのに大きく寄与した者などである。

ソウル市外国人名誉市民の推薦は、公共団体の長(国家機関・地方自治体の長もしくはそれらより存立目的が付与された法人・団体の長)もしくは社会団体の長の推薦、または30人以上のソウル市民による連帯署名があればすることができる。

ソウル特別市外国人名誉市民は、ソウルと世界をつなぐ素晴らしい架け橋の役目を遂行し、他者にとって模範となるソウル在住外国人の功労に感謝し、グローバル友好協力を強化することを目的に1958年から運営している制度であり、現在までに市政に功労を挙げた外国人をはじめ、ソウルを訪問した外国貴賓、駐韓外交使節など合計100か国891名が名誉市民に選定されている。

ソウル市名誉市民に選ばれた外国人は、ソウル市ホームページに写真とプロフィールが掲載され、市の主管する各種イベントに招待、市政関連委員会の委員として委嘱されるなどさまざまな市政参加機会を受けることができるほか、ソウル市立美術館特別展やソウル大公園などの入場料も免除される。

推薦したい者がいる場合、下の方にある推薦様式を作成して6月26日(日)までに郵便・訪問・メールを通じてソウル市国際交流担当官あてに提出することで推薦することができる。

受け付けられた候補者は、市政及び内部・外部の国際分野専門家による公的審査とソウル特別市議会の同意を経て、外国人名誉市民に最終選抜される。ソウル特別市外国人名誉市民証の授与式は11月～12月中に開催予定である。