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ソウルフェスタ2023「光化門広場でソウルを体験してベリークマにも会いましょう」

4月30日(日)から5月7日までソウルで行われる体験型フェスティバル「ソウルフェスタ2023」 フェスティバル期間中、光化門広場に設置される「ソウルカルチャースクエア」、ソウル観光のスタート地点かつインフォメーション ベリークマ、ハングル名付け所、ソウルMBTIトリップ、観光セレクトショップなど、見どころ満載 空の旅ができなかったコロナ期間中、韓国のブランド価値はさらに上がった。K-POPとK-ドラマが世界で1位になったというニュースはもはや珍しくはない。ソウル市は、ここ3年間ソウルに行きたくても叶わなかった観光客のソウル訪問を促すために「ソウルフェスタ2023」を開催する。 4月30日(日)から5月7日(日)までの8日間行われる「ソウルフェスタ2023(SEOUL FESTA 2023)」は、コロナ禍により冷え込んでしまった観光産業の復興や外国人観光客の誘致、韓国内における消費促進のために企画された。 今年2回目を迎える「ソウルフェスタ2023」は、ソウルの魅力を五感で楽しめる体験型プログラムで構成されている。市は、ソウルを訪れた外国人観光客にソウルならではの魅力を満喫してもらうために「Feel the Real Seoul」というスローガンのもと、多彩なイベントを開く。 光化門広場に大々的に設置される「ソウルカルチャースクエア」は、「Feel the Real Seoul」が実現されるソウルフェスタ2023のメインイベント。「アートワークゾーン」、「K-カルチャー体験ゾーン」、「ソウル観光セレクトショップ」などで構成され、注目を集める。 「ソウルカルチャースクエア」のスタート地点である「アートワークゾーン」には、華やかな造形物と人気キャラクターのベリークマなど、魅力的なフォトゾーンが設置され、イベントに対する期待感をさらに高めている。 遊びマダンで開かれる「K-カルチャー体験ゾーン」には、観光客がソウルの旅行情報を確認したり、楽しんだりできる「ソウル観光広報ゾーン」のほか、世界の韓流を率いるドラマ、ビューティー、ファッションをテーマにしたワクワク体験ゾーン「ソウルドラマゾーン」「ソウルビューティーゾーン」「ソウルファッションゾーン」が用意される。 世宗大王の銅像の裏には、料理、伝統工芸、文化芸術などを体験し、完成品を持ち帰ることができる魅力満点のソウル体験マーケット「ソウル観光セレクトショップ」が開かれる。 マイ印鑑作り、伝統民画体験など、現場で手軽に楽しめる「体験観光ブース」をはじめ、かわいいデザインでついつい欲しくなってしまう「手作り工芸品販売ブース」、ソウルの昔と今のデザートが味わえる「ソウルスタイルデザートブース」も予定されている。 ソウルフェスタ2023へようこそ!「ウェルカムゲート」と「アートワーク休憩ゾーン」 光化門広場の李舜臣将軍銅像の前には、華やかな造形物が建てられる。まずは入口の「ウェルカムゲート」が観光客を迎える。ウェルカムゲートを通ると、「アートワーク(Artwork) 休憩ゾーン」が待っている。ソウルフェスタ2023のロゴを活用し、市民にひと時の安らぎを与える大型ベンチを設置する。 アートワーク休憩ゾーンに行けば、昨年4月に蚕室を「お花見写真スポット」にした「ベリークマ」にも会える。SNSフォロワー145万人を誇る「ベリークマ」は、ドイツ、アメリカなど海外でも人気のグローバルキャラクターだ。「ベリークマ」は、大規模観光イベント「ソウルフェスタ2023」をさらに華麗なフェスティバルにしてくれるだろう。 ソウルのライフスタイルを体験する「K-カルチャー体験ゾーン」 光化門広場の遊びマダンで行われる「K-カルチャー体験ゾーン」は、ソウルを訪れた観光客にソウルの魅力をたっぷりと伝え、ソウルの各観光名所にいざなう「ソウル観光のスタート地点」になる予定。ソウルシティーツアーバスの中に作った「ソウル観光広報ゾーン」では、「ソウル観光デジタルサイネージ」、「ソウルMBTIトリップ」、「ソウル名所VR TOUR」など、ソウル旅行の情報を、流行りのコンテンツを楽しみながらゲットできる。 「ソウル観光デジタルサイネージ」では、観光客がK-POPアーティストとTV番組を選択すると、それに関するソウル観光地の情報を確認できる。「ソウルMBTIトリップ」では、簡単な性格診断テストをすると、そのタイプごとに観光地をオススメしてもらえる。「ソウル名所VR TOUR」では、韓国初心者の外国人観光客に徳寿宮や漢陽都城などソウルの観光地・景色の魅力を間接的に紹介する予定。 さらに進んでいくと、韓流の主役であるドラマ、ビューティー、ファッションをより楽しく体験できる「ソウルドラマゾーン」、「ソウルビューティーゾーン」、「ソウルファッションゾーン」が広がる。 「ソウルドラマゾーン」は、韓国の人気ドラマがテーマ。観光客が直接参加できるプログラムが用意されている。ドラマのサウンドトラックのイントロを聞いてドラマのタイトルを当てる「K-DRAMAサウンドトラッククイズ」、また外国人観光客の顔を見てハングルの名前を付けてくれる「ハングル名付け所」などのプログラムは、参加者にとって楽しい思い出となるに違いない。 「ソウルファッションゾーン」では、「K-POPファッションルック」、「タイムスライス体験ゾーン」、「カスタマイズファクトリー」を用意。観光客が直接参加し思い出を作る場所にしている。 「K-POPファッションルック」では、大型LEDで流されるIVE、ENHYPENなどのK-POPスターと写真が撮れる。ひと味違う写真を撮りたい人は、「タイムスライス体験ゾーン」でソウルの主要観光地を背景に合成し、360度から自身を撮影できる。「カスタマイズファクトリー」では、自分が選んだデザインでエコバッグを作り、持って帰ることもできる。 「ソウルビューティーゾーン」では、世界の美容市場で勢いを増しているK-ビューティーを体験できる。ビューティー業界のスタートアップと連携し、韓国で今流行っているメイクや消えるタトゥーをやってみたり、ソウルの景色を盛り込んだ香水も楽しめる。これらのプログラムがソウルフェスタをより華やかなイベントにしてくれると期待されている。 料理、伝統工芸、文化芸術まで揃った「ソウル観光セレクトショップ」 「ソウル観光セレクトショップ」は、ソウル各地で楽しめる体験型観光をその場でできる「ソウル観光コンテンツゾーン」、フェスティバルを盛り上げる「ソウル魅力市場」、昔と今の食べ物を同時に味わえる「ソウルデザートゾーン」で構成される。 「ソウル観光コンテンツゾーン」では、伝統民画、マイ印鑑作り、組み紐(メドゥプ)体験ができ、作品は持ち帰りできる。「ソウル魅力市場」では、手作り工芸品、簡単な食べ物など、ソウル所在の優秀な企業の商品が並ぶ。「ソウルデザートゾーン」では、2022年「ソウルグルメ100選」に選ばれたソウルスタイルのデザートが用意されており、外国人には目新しい伝統酒や韓菓体験もできる。 ソウル市は、ソウルフェスタ2023のメインイベント会場の光化門広場に設置される「ソウルカルチャースクエア」を通じて、より多くの人々がK-コンテンツ、ビューティー、ファッションを楽しめるように案内することで、ソウルを「ぜひ行くべき都市」としてブランディングし、観光需要を掘り起こしていく。 ソウル市のキム・ヨンファン観光体育局長は、「ソウルの魅力を発信するためにソウル市が一所懸命準備したソウルフェスタ2023を国内外の観光客はもちろん、ソウル市民も楽しめるフェスティバルにしていきたい」としながら、「出かけやすい4月末から5月の頭に、家族と一緒にソウルで楽しい思い出を作っていただけたら嬉しい」と述べた。 添付1 ソウルフェスタ2023ポスター・イベントイメージ <ウェルカムゲート> <ベリークマフォトゾーン> <ソウル観光広報館 > <ソウルドラマゾーン> <ソウルファッションゾーン> <ドラマの名曲が聴ける観光広報ゾーン> <ソウルドラマゾーン ハングル名付け> <ソウルカルチャースクエア北側入口>
SMG 461

ソウル市、K-カルチャー体験型プログラムを披露…観光韓流の魅力を発信

「ソウルフェスタ2023」期間中、訪韓観光客向け韓流体験型プログラムを運営 大衆文化から伝統文化に至るまで、韓流を代表する企業と連携し、ひと味違うテーマを企画 5月2日(火)から「ハイカーグラウンド(HiKR GROUND)」にて、韓流ファン向けの観覧 ・参加型展示イベントを実施 訪韓観光市場活性化のために、大韓航空との31の路線におけるキャンペーンなど、共同プロモーションを推進 ソウル市は最大級の観光イベント「ソウルフェスタ2023」(4.30.~5.7.)を皮切りに、韓流中心地としてのソウルの魅力を直接見て、感じて、楽しめる「韓流体験型プログラム」を再開すると発表した。 「韓流体験型プログラム」はコロナ禍以前、第1次韓流ブームがあった中国・日本・東南アジアを含め、東ヨーロッパ、アフリカ、中東、南米に至るまでの68か国から4千人余りが申し込んだソウル特化体験型観光プログラムである。 3年ぶりに再開する「韓流体験型プログラム」は、Kコンテンツに興味がありソウルを訪れた幅広い年齢層の観光客が参加できるように構成した。大衆文化からソウルのライフスタイルを盛り込んだローカルコンテンツまで、Kカルチャー全般に領域を広げ、テーマを企画。差別化されたソウルならではのコンテンツを提供するために、韓流を代表する企業及び空間とコラボレーションし、共同でプログラムを運営する。 運営されるテーマは全部で6つ。大衆文化を体験できる ▲K-Beauty 韓流スターメイク ▲K-Pop ダンスクラス ▲K-Entertainment解説付きツアー、韓国の伝統的な食文化を体験できる ▲K-Cocktail ▲K-Food ▲キムチ博物館ツアーがある。コラボレーションには、現代百貨店、YGX ACADEMY、S.M.entertainment、CJ The Kitchen、Pulmuwon ミュージアムキムチ間(カン)、ワールドクラスコリアなどが参加する。 5月1日から「ソウルフェスタ2023」特別プログラムとして行われる各プログラムは、4月19日(水)ソウル観光ホームページ「Visit Seoul」にて申し込みできる。ソウル滞在期間、応募理由などを考慮して選定する。外国人の観光客であれば誰でも申し込み可能。 5月1日(月)に現代シティアウトレット東大門店で行われる「K-Beautyメイククラス」は、韓流スターのスタイリングを担当するALUUのイ・スンヨン副院長が、アイドルのステージメイクから女優の日常メイクに至るまでの最新トレンドやノウハウを説明する。 5月2日(火)の「K-Popダンスクラス」では、振付師のソン・スビンがBLACKPINKの代表曲の振付とリール動画制作方法を伝授。YGXアカデミーの練習場で行われる。 5月3日(水)の「K-Cocktail クラス」は、伝統酒及びサステナブルな食材をテーマに、ワールドクラスコリアのバーテンダー、イム・ビョンジン、キム・ドヒョンが講師を務める。ソウルグルメ100選とAsia’s 50 Best Barsに選ばれた「Bar cham」、「ZEST」にて行われる。 5月4日(木)の「K-Entertainment解説付きツアー」は、韓流の元祖であるS.M.entertainmentのレコーディングスタジオ、A&Rセンター、コンセプトスタジオなどを、解説付きで見学できるスペシャルプログラムとなっている。 5月5日(金)の「K-Food クッキングクラス」は、人気バラエティーに登場した粉食を作って食べるクラス。クッキングスタジオ「CJ The Kitchen」の専門シェフのレシピが提供される。 最後に、5月6日(土)の「K-Culture Museum Kimchikan tour」では、博物館にて韓国の発酵食文化を学んだり、キムチ作り体験ができる。自分が作ったキムチは持ち帰ることもできる。 市は、「ソウルフェスタ2023」特別プログラム終了後には、これをレギュラープログラムとして再編成し、6月から10月まで運営する予定だ。 韓流スポット「HiKR GROUND」では、K-Popファン向けの展示が開かれる。5月2日から7日まで、グローバルファンダムメディアプラットフォーム「STARPLAY」が共同運営する「ソウル韓流グラウンド」イベントは、▲ソウル韓流旅ゾーン ▲韓流アーティスト投票ゾーン ▲メディアゾーン ▲フォトゾーンなど、韓国人も外国人も楽しめる観覧型プログラムと参加型プログラムで構成される。 旅ゾーンでは、ソウルの名所を盛り込んだ『ソウル韓流旅ガイド』とM.V.Pテーマコース情報などを案内する。投票ゾーン、メディアゾーン、フォトゾーンは、K-Popファンが作った動画や画像など見ながら、好きなアーティストに投票する空間である。外国人観光客限定イベントとしては、ハングルでの名入れキーホルダー作り(1日50人)と、SNSキャンペーンイベントが行われる。 また、インバウンド観光を活性化するために、ソウルフェスタの期間中は大韓航空とタッグを組み、個人観光客を対象に共同プロモーションも推進する。海外発ソウル着の6か国31の路線を利用した訪韓観光客に対し、5~10%の割引キャンペーンを行う。 大韓航空の現地接続の外国語ウェブサイトにて5月1日まで購入でき、搭乗期間は5月31日までである。 ソウル市のキム・ヨンファン観光体育局長は、「映画、K-PopなどのK-コンテンツに魅了されソウルを訪れる韓流観光客が引き続き増加傾向にある」としながら、「韓流観光客の心を掴める体験型イベントを民間企業と一緒に企画した」と述べた。また「これからも外国人観光客の旅行満足度を高める多彩な体験型プログラムを設け、韓流観光の裾野を広げていきたい」と付け加えた。 添付1 2023年 ソウル 韓流体験型プログラム概要 □ プログラム概要 運営機関:5月~10月 参加対象:ソウルを訪れる外国人観光客...   Read more
SMG 402

オ・セフン市長の目玉事業「西海船路」が本格化…汝矣島に新たな船着き場を建設

汝矣島に漢江~京仁アラベッキル(船路)を通る様々な 船舶が接岸できる船着き場を建設 年間150回以上定期運航、多彩な旅行商品を提供する民間の船会社を選定済み 24年までに汝矣島船着き場完工及び運営開始、25年には西海ベッキルにおける観光を活性化、26年にはソウル港開港を目指す オ・セフン市長が本腰を入れている「グレート漢江プロジェクト」の主要事業である西海ベッキル事業が本格化し始めた。ソウル市が26年上半期に開港する予定のソウル港の建設に先立ち、漢江~アラベッキルの運航に必要なインフラ施設の拡充や船舶運航の活性化に向けて、汝矣島漢江公園内に新たな船着き場を作る。 新たな船着き場は、麻浦大橋の南側とソウル港予定地の間にある空間で、色々な規格の船舶が同時に停泊し、できる限り多くの船舶が活発に行き来できるよう設計する計画だ。 汝矣島の船着き場の完成と同時に、市は民間の船会社と協力し、漢江~アラベッキルを結ぶ定期運航路線(年間150回、1日1回基準)を本格的に運営する予定だ。基本路線は汝矣島船着き場~アラ金浦旅客ターミナル~アラ仁川旅客ターミナルである。今後民間の船会社及び隣接自治体と協力して、西海島嶼地域など、運航路線を次第に拡大していく方針だ。 汝矣島に船着き場が建設されれば、24年からは漢江に1千トン級の旅客船などを停泊することができ、ソウル市民やソウルを訪れる国内外からの観光客は、水上と陸上を問わないシームレスな観光が可能になる。 さらに、26年の上半期にソウル港が完成すれば、西海から出発した5千トン級のクルーズ船が漢江に停泊し、ソウルの観光スポットを訪問するなど、寄港地における観光ができる。また、漢江からスタートして群山港と木浦港を経て、済州港までクルーズ旅行もでき、漢江を訪れるより多くの観光客のニーズに応えられると期待される。 市は、26年国内港の完工に続き、28年までにCIQ(税関・出入国管理・検疫所)を導入するなど、国際港も完成させるとの目標を掲げている。 ソウル市は、26年ソウル港の完成までの期間に、汝矣島船着き場を利用する船舶を定期的にモニタリングし、西海ベッキルの運航における補完事項を点検・解消していく予定だ。 今回の船着き場建設事業は、民間から募集して事業者を選定し、船着き場の建設及び船舶の導入は100%民間の資本で行われる。市は、事業に必要な行政的支援を担当する。船着き場は、23年4月から設計に入り、早ければ24年の1月にテスト運航を経て、漢江の結氷期が終わる24年2月からは本格的な運航が始まる。 また、ソウル市は公共性を高めるために、船着き場を作る民間の船会社との協力のもと、西海ベッキルを利用したい他の船会社の船舶も自由に係留または停泊できるように開放する。 なお、市は「弱者との同行」という市政哲学を掲げているだけに、毎年社会的弱者2千人余りに無料で乗船できる機会を提供するほかにも、小中高生を対象に船舶における安全教育・職業体験などの学習プログラム運営も手掛ける計画だ。 オ・セフン市長は、「外国の方は人口1千万の大きい都市の真ん中に川幅が約1㎞もあり、莫大な水量を持つ漢江を見て感心する」とし、「インバウンド需要3千万時代を切り開いていくために、今回の汝矣島の船着き場建設を皮切りに、漢江~京仁アラベッキルにおける定期運航、ソウル港開港などの計画を具体化していくと同時に、地道にコミュニケーションを重ねながら補完策を講じ、漢江の自然も最大限に守る形で事業を進めていきたい」と述べた。 添付 現場の写真 汝矣島斑岩公園内の官公船向け船着き場及び漢江ルネッサンス号 アラタワー展望台で撮影した京仁港 アラタワー展望台で撮影したアラ仁川旅客ターミナルと漢江ルネッサンス号 アラ漢江閘門(漢江→京仁アラベッキル)
SMG 186

「犯罪不安ゼロ」ソウル市防犯・安心グッズの支援拡大・強化で安心特別市を目指す

ホーム セキュリティ用「安心ホームセット」の必須品目2種を直接指定、支援対象も全ての1人世帯に拡大 音声認識非常ベル、デジタルドアロックなど、「ストーカー対策」必須支援品目を2種→4種に拡大 今年計1,600余りの1人世帯(店舗)及びストーカー被害者などに防犯・安心グッズ支援…被害があった店舗・多発地域を優先 ソウル市が住居侵入及びストーカー行為などのあらゆる犯罪から1人世帯を守るために「ソウル市防犯・安心グッズ支援事業」を今月から本格的に始める。 市は、1人世帯、女性1人で営む店舗、ストーカー犯罪の被害者などの被害を防止するために、スマートドアベル、家庭用防犯カメラなどの防犯グッズを支援している。昨年の1年間で計2,400余りの世帯・店舗が支援を受けており、4.5点(5点満点)という高い評判を受けている。 従来は、各自治区によって支援グッズが異なっていたものの、これからは1人世帯が最も不安を感じている要因の一つである不法侵入の防止に効果的な2種類のグッズを必須品目として指定し、家の外はもちろん、中の安全まで確保していく狙いだ。 市が指定した「1人世帯安心ホームセット」の必須品目2種は、▲帰宅前後に携帯で玄関の状況をリアルタイムで確認できる「スマートドアベル」と、▲お出かけの時に家の中を確認できる「家庭用防犯カメラ」である。自治区別に必須品目2種に加えて、支援グッズをさらに受け取れる。 「1人世帯安心ホームセット」の支援対象も拡大する。これまでは家賃が割と低い1人世帯に限られていたが、今年からは賃貸住宅かどうかに関係なく1人世帯であれば誰もが利用できるようにする。 なお、ソウル市はストーカー犯罪被害をさらに防ぐために、女性が一人で経営する店舗に現在でも支援している「音声認識非常ベル」をストーカー犯罪被害者にも与え、危険な状況が発生した時、すぐに通報できるようにサポートする。さらには、すぐにロックされる機能を備えた「デジタルドアロック」も支援し、必須支援グッズを昨年の2台から4台にまで増やした。 女性が1人で経営している店舗には、通報が入った際に区役所の防犯カメラ管制センターと連携して警察がすぐに出動できる「音声認識非常ベル」を支援する。犯罪被害があった店舗や犯罪多発地域 にある店舗、小規模店舗などを優先的に支援する。 支援を希望する市民は、各区役所のホームページにて申込書類をダウンロードし、必要書類を添付して担当者にメールを提出することで申し込み可能。 ソウル市のキム・ソンスン女性家族政策室長は、「ソウル市の防犯・安心グッズ支援事業は市民から4.5点をつけてもらうなど、高く評価されている事業である。今年はより安全に守れるように必須支援品目を指定したり、支援対象を拡大したりするなど、さらにきめ細かな防犯に注力した」とし、「防犯・安心グッズが欠かせないソウル市の1人世帯、ストーカー被害者など、防犯対策が切実な市民であればぜひ申し込んで安心安全な日常を過ごしてほしい」と述べた。
SMG 120

ソウルならではの魅力を放つ「ソウルフェスタ2023」開幕セレモニーのチケット1次販売

「ソウルフェスタ2023」、K-Popスターのコンサートで蚕室主競技場にて盛大に開幕(4.30.) ENHYPEN、THE BOYZ、OH MY GIRL、ATEEZ、STAYC、Youngji Leeなど豪華な1次ラインナップを公開 4.30.(日)~5.7.(日) の8日間、ソウル全域でK-POP·K-スタイル·夜景・グルメフェスティバルも開催 8日間のグローバル観光フェスティバル「ソウルフェスタ2023(SEOUL FESTA 2023)」が、30日(日)に蚕室主競技場にて行われる盛大な開幕セレモニーを皮切りに、幕を開ける。ソウル観光再開のシグナルになる模様だ。 ソウル市は、「ソウルフェスタ2023」開幕セレモニーの1次ラインナップを公開。7日の正午(昼12時)からウィメプ(We Make Price)にてチケット販売を開始すると発表した。 4月30日19時30分から蚕室主競技場で開かれる「ソウルフェスタ2023」の開幕セレモニーには、 、THE BOYZ、BE’O、STAYC、iKON、ATEEZ、ENHYPEN、YoungJi Lee、OH MY GIRL、P1Harmony、Kep1erなど、数多くのK-Pop スターが出演。蚕室主競技場を埋め尽くす4万余りの観客を魅了するパフォーマンスを披露する。MCはTHE BOYZのメインダンサーであるジュヨンと、最近NETFLIX配信のドラマ「The Glory」で話題になったシン・イェウンが務め、世界中の韓流ファンを迎える。 昨年8月に開催された「ソウルフェスタ2022」開幕セレモニーのチケットは、販売開始直後に最大5万2千人が販売サイトにアクセスし、わずか5分で売り切れになった。それを踏まえると、今年のチケット競争も激しくなる見通しだ。 開幕セレモニーチケットは、公式インスタグラム(https://www.instagram.com/seoulfesta_official/)で行うイベントを通じても提供される予定だ。2次販売は4月21日(金)に開始。 4月30日の開幕セレモニーを皮切りに、5月7日までの8日間、光化門広場を中心に漢江、明洞などソウル全域で開かれる「ソウルフェスタ2023」は、「Feel the Real Seoul」というスローガンを掲げている。暖かい春の日差しの下でソウルならではの魅力を五感で楽しむ体験型フェスティバルであり、国内外の環境客を魅了する予定だ。 < ソウルフェスタ2023 主要イベント > ソウルフェスタ2023 主要イベント イベント 日 程 場 所 ソウルフェスタ2023開幕セレモニー 4.30.(日)19:30~21:30 蚕室主競技場 ソウル カルチャースクエア 4.30.(日)~5.7.(日)12:00~20:00 光化門広場 ソウル ブリッジマッケット(マッ:味を意味する韓国語) 5.6.(土)11:00~20:00 潜水橋南側 漢江 ドローンライトショー 4.29.(土), 5.1.(月),5.5.(金), 5.6.(土)20:00~20:10 トゥクソム漢江公園...   Read more
SMG 167

オ・セフン市長、漢江における植樹活動を3倍にし、生態系保護みんなで享受するグレート漢江

ソウル市、樹木・カワウソ・鳥類・魚類などが生息する生態系を保護し、より魅力的な漢江に 漢江ルネッサンス(2007)の成果を生かして保全・利用が調和する漢江公園づくり エコパークの再整備、自然型護岸の完成、自然に優しい空間の拡大などサステナブルな生態環境づくりに注力 ソウル市は、漢江の豊かな自然の保護・自然と人間が共生する環境づくりに向けて、漢江の自然を回復させるための方向性や内容を具体的に示し、サステナブルな生態環境を整備していくことを明かした。 これは3月9日にオ・セフン市長がまとめたグレート漢江プロジェクトの4つの戦略のうち、1つ目の中核戦略。「自然と共生する漢江」を本格化する戦略であり、ソウルの肺として機能する漢江の、自然のポテンシャルを高める狙いだ。 07年に漢江ルネッサンス事業を積極的に推進した際にも、漢江の自然再生はそれなりの成果を見せた。エコパークの拡大、自然型護岸づくりなどの自然再生事業を行った結果、漢江と支川でカワウソやジムグリガエルなどの絶滅危惧種が相次いで発見されるなど、生態系は順調に回復してきた。 市は、ソウルが世界都市競争力5位の都市になるための目玉戦略である「グレート漢江プロジェクト」をうまく推進させるには、自然との共生が必須になるため、漢江の自然再生事業に本腰を入れる。 調和のとれた自然の保全・利用「漢江エコパークの再整備」 まず、作られてから平均18年が過ぎた漢江エコパークを「保全に向けた利用・利用のための保全」という方向性の下で再整備する。そのために「漢江エコパーク再整備基本計画」を外部の専門家に委託し、25年までに再整備を終える計画だ。 漢江エコパークでカギとなるのは、市民の利用が多い一般的な漢江公園とは異なり、生態系が自ら変化・発展し生物多様性を維持できるようにすることだ。そのため、市はそれぞれのエコパークの環境を総合的に調査・分析した後、市民の利用と生態系の保全を同時に考慮した整備目標を設定。市民と自然が互いに向き合える特化公園にしていく考えだ。 市は、今年の10月までに「漢江エコパーク再整備基本計画」を策定し、25年までに健康な漢江エコパークを完成させ、市民と自然がポジティブなエネルギーを送り合う好循環を生み出していく方針だ。 コンクリートを取り除き、土・砂利に入れ替え…「自然型護岸づくり完了」 2つ目の戦略として、川による浸食を防ぐために、コンクリートなどの人工素材で作られた護岸を土・砂利・石など自然の素材に変える「自然型護岸づくり事業」を25年までに終える。 自然型護岸づくりは単純に護岸の形を変えるだけでなく、生物の生息地を復元する役割を果たす重要な事業である。 その結果、河川の生態系が生まれ変わることで漢江の生息種と生物多様性が豊かになり、水辺の景色が美しくなり、水と人間、そして自然が共生する空間ができる。 371万本の木が呼吸する漢江公園「漢江森づくり」 3つ目の戦略は、植樹により快適かつ健康な漢江にする漢江森づくりである。これは、漢江の護岸・水際に森を作り、自然の回復・PM2.5の解消・気候危機への対応など、都市環境の改善に一助するために推進する事業である。 漢江の自然回復には木が重要であるため、毎年漢江森づくりに取り組んでいる。23年3月時点、漢江公園には約350万本の木があり、05年と比べると約311%増加した規模である。 市は、回復した漢江の自然をより安定的に維持していくため、「グレート漢江プロジェクト」の計画に沿って25年までに約21万本の木を植え、計371万本の木が息づく緑豊かな漢江公園を作っていく計画だ。 その結果、漢江の動物・植物に生息地を提供、市民には快適な憩いの場を与える他、PM2.5・温室効果ガスなど都心の大気改善にも一役買っていくと期待される。 家族でピクニック?ぜひ自然豊かな漢江で!「自然型プール」にリノベーション 最後の4つ目は、漢江の老朽化したプールを今の技術・感覚で自然型プールへとリノベーションすることだ。24年に蚕室(チャムシル)のプールからスタートし、クァンナル、蚕院(チャムウォン)、望遠(マンウォン)にまで徐々に拡大していく。 自然型プールとは、森の公園、エコプールなどの利用施設を1年中活用することで、漢江の自然が回復できるようにするエコフレンドリーな空間のことだ。 90年代に作られ30年が過ぎた蚕室漢江公園のプールが自然型プール第1号になる予定であり、今年11月に完成される。 漢江の美しい景色を眺めながら散歩・水遊びを楽しめるだけでなく、フリーマーケット・ヨガなど多彩なプログラムを1年中提供し、楽しいピクニック空間になると期待できる。 ソウル市のジュ・ヨンテ漢江事業本部長は、「我々の大切な漢江の自然を回復させ、人と自然が共生できる環境づくりに最善を尽くしたい」とし、「保全に向けた利用・利用のための保全が好循環をなして、さらに魅力的な漢江になるよう応援していただきたい」と述べた。
SMG 105

2023年、さらに進化したソウルヤングテク!…相談回数増加、金融コミュニティ拡大

若年層の提案を反映し、相談回数2回→3回(基本2回+モニタリング1回) オン・オフラインの金融コミュニティを新設…参加者間での情報共有の場・コミュニティ新設 専門家による講演を月1回開催、レベル・テーマ別に細分化した金融教育を毎週提供 人工知能(AI)セルフ診断サービスの提供システム、2024年完成に向け準備中 1:1財務相談を希望する19~39歳のソウル在住の若年層を対象に、ホームページにて募集 ソウル市が、4月3日(月)午前9時から2023年ソウルヤングテク財務相談への参加者1万人を募集する。資産形成のための個人型財務相談を希望する者のうち、ソウル在住の19~39歳であれば、誰でも青年モンタン情報通にて申し込みできる。 ソウルヤングテクは、若年層が体系的に資産を形成していく力を育てられるよう、若年層に特化して財務相談と金融教育を提供するという、ソウル市ならではの事業だ。今年、事業開始から3年目を迎え、4つの施策を設けてさらにレベルアップを図る。 1つ目は、昨年相談を受けた参加者からの提案を受けて、専門財務設計者1)の1:1個人型財務相談の回数を2回から3回に増やしたことだ。基本的な相談を2回行った後、財務的ルーティンを守る努力をしているのか点検し、実践を促すためのモニタリング相談が1回分追加された。 すでに相談を受けている21~22年の参加者は、従来の相談内容をもとに資産形成が体系的になされているのか確認できる年次相談を、年に2回受けられる。相談の後には、財務状況が改善されたかどうかを見える化した10ページのパーソナル結果報告書も提供する。 相談は、対面と非対面に分けて行われる。対面相談は、居住地や職場の周辺など、参加者が希望する場所を訪問する。非対面相談は、電話、ビデオ会議(ZOOM、Google Meet)、Emailなどから選択して受けられる。 2つ目は、ソウルヤングテク参加者のために、オン・オフラインにおける金融コミュニティを新設したことだ。コミュニティの活性化に向けて支出ゼロチャレンジ、貯金チャレンジなど、若年層の間で流行っている「チャレンジ」を生かしたイベントを開催。財務管理のノウハウや失敗談など、情報交換ができるようにし、参加者が自ら財務管理力を身につけられるようにする。また、専門家と話せる場などを設けることで、参加者間での繋がりをサポートする。 3つ目は、既存の金融教育プログラムをさらに細分化した「ソウルヤングテクアカデミー」の運営である。22年に多くの反響が寄せられたものの、不定期開催だった専門家による講演を月1回定期的に開催し、レベル(初・中・高級)、テーマ(若年層の住居・生活経済・投資・基礎支出管理)ごとにカテゴライズした金融教育を毎週提供する。履修すると修了証書も授与される。 4つ目は、24年からビッグデータ基盤の人工知能(AI)財務診断サービスを提供するため、「ソウルヤングテク財務情報システム(仮称)」の開発に着手したことだ。このシステムでは、個々人の消費スタイル、投資能力の測定などをセルフで診断できる。若年層が経済的に独立する力を育てられると期待される。 ソウル市のキム・チョルヒ未来青年企画団長は、「親の支援がなくても自ら資産を形成できる力を養えるように始めたソウルヤングテク事業が、今年3年目を迎えてさらにグレードアップした」としながら、「魚を与えるのではなく釣り方を教えようとするのが、ソウルヤングテク事業の趣旨である。参加者たちがこの事業を未来へ一歩踏み出すためのチャンスとして捉えてくれたら嬉しい」と述べた。
SMG 135

オ・セフン市長、京釜幹線道路の上部空間に公園づくり漢南から良才まで最大7㎞に上る「ソウルリニアパーク」を開発

ソウル市、京釜幹線道路の地下化を開始…上部空間活用に向け外部機関と協力、構想案を提示。 地下化により生まれる上部の空間を緑地・複合文化空間に…江南都心を中心に東西の地域を連結・空間再編の機会に 瑞草IC・良才ICなど大規模な利用可能土地を開発し、ソウルを象徴する未来ハブ空間に 市民・専門家の意見を収集・検討を重ねて活用構想案を年内にまとめ、計画を推進 ソウル市のオ・セフン市長が力を入れている京釜幹線道路の地下化・上部空間における公園開発事業が本格的に進められる。 ソウル市が、京釜幹線道路の地下化により生まれる上部空間の活用に向けて動き出した。1月、京釜幹線道路の地下化事業を円滑に推進するため、ソウル市‐国土交通部などが業務協約を締結し、事業推進ロードマップを具体化。市は上部空間の活用策をいち早く講じるべく、構想案の作成を開始した。 ソウル市内の良才~漢南(7㎞)区間は、京釜高速道路の地下化事業の中でも特に注目を集めている。市は、1970年の京釜幹線道路開通以降、50年間断絶されていた江南の東西地域を連結することで、都市空間の再編も可能になると見込んでいる。 今回の計画は、昨年実施した京釜幹線道路の機能高度化についての検討結果と連携したもの。道路上部空間の戦略的活用策など、地域一帯の統合的空間構想の策定に力を入れていく方針だ。 市は昨年、道路の地下化に関する専門家のディスカッション、道路機能の高度化の検討などを通じて、京釜幹線道路の地下化構想案をまとめた。また、今年は韓国地方行政研究院(LIMAC)の妥当性調査、ソウル市の投資審査などを実施し、26年に中心道路の地下化(良才~盤浦)事業に着工する計画だ。 今回、ソウル市は、①京釜幹線道路の地下化の後、上部の空間を緑地・一般道路化、環境にやさしい複合文化空間に再編 ②瑞草IC、良才ICなど大規模な利用可能土地を、アイデンティティと競争力のあるハブとして開発 ③ロッテ七星の敷地など、周辺の開発事業区域との連携策などを検討する。 今回の空間構想には、長さ7㎞の線形公園「(仮称)ソウルリニアパーク(Seoul Linear-Park)」の開発案も含まれる。70年代から開発が急ピッチで進められてきた結果、緑地が乏しい状態だった江南エリアに、新たな活力を与える寛ぎの場ができる予定だ。 高速道路の地下化に伴い生じた上部空間に公園を作った事例は、すでに海外で前向きに捉えられている。昨年10月、オ市長が訪問したマドリードの「リオ公園」などが地域断絶の解消、緑地・レジャー空間の創出、地上・地下の立体的な活用など、多岐にわたる効果を証明。都市競争力の向上に貢献していることが分かった。 なお、瑞草IC(8.3万㎡)、良才IC(7.3万㎡)などの大規模な利用可能地域の場合、ソウルの玄関口としてのアイデンティティを盛り込むとともに、革新的なデザイン、グローバル競争力を備えた未来ハブ空間としての開発策を提示する構えだ。 オ・セフン市長は、「都心で肺のような役割を果たす緑地は、市民の健康的で豊かな暮らしにおいて極めて大切だ」とし、「市民の意見やアイデアに耳を傾け積極的に検討した上で、世界的名所になれるように力を尽くす」と述べた。 添付 京釜幹線道路における上部空間活用構想案の対象地域
SMG 204

ソウル市、19~24歳の青年15万人に公共交通費給付…1年間最大10万ウォンまで

経済的自立はできていないものの、公共交通割引対象ではなくなった20代前半が対象 実際使った交通費の20%を公共交通機関で利用可能な交通マイレージとして還元 3月28日(火)~5月31日(水)の2カ月間「青年モンタン情報通」にて普段から使っていたカードで申し込み 大人になって初めて出会うソウルの青年向け政策、個人型青年政策の情報も提供 ソウル市は、3月28日から5月31日まで「2023年 青年公共交通費支援事業」の参加者を募集する。ソウルに住んでいる19~24歳の青年であれば、誰もが青年モンタン情報通(youth.seoul.go.kr)にて申し込みできる。 「青年公共交通費支援事業」は、大人になったばかりで経済的に自立できていないものの、青少年向け割引が受けられなくなった20代前半の青年に公共交通費の一部を交通マイレージに還元する政策だ。勉強・バイトなどで公共交通機関を頻繁に利用する青年が交通費の負担により様々なチャンスを諦めることがないよう、昨年から始めた政策である。 「青少年基本法」上の青少年の範囲は19~24歳であるにも関わらず、「青少年福祉支援法施行令」では公共交通機関の利用による交通費割引の範囲を9~18歳に定めており、大人になると公共交通費が市内バス料金基準720ウォンから1,200ウォンへと67%高くなる。 青年公共交通費支援事業は、青年が実際に使った交通費に比例してマイレージを還元する事業で、公共交通機関の利用回数が多い青年が恩恵を受けられる生活密着型の支援事業である。 施行初年度だった22年には計152,015人が申し込み、136,028人に一人当たり平均7万4千ウォンを給付した。これはソウル市内バスの基本料金基準、毎月5回、年60回利用可能な金額だ。 市は今年も市費150億ウォンを投じ、19~24歳の青年15万人を支援する予定だ。ソウル市の一つの青年政策としては支援対象が最も多く、また同時に、大人になって初めて出会う政策としてより多くの青年が幅広く体感できるよう、知名度を上げていく計画だ。 23年「青年公共交通費支援事業」の対象は、申請日を基準にソウルに住んでいる19~24歳の青年だ。ソウル市青年手当、ソウル市妊産婦交通費支援事業、雇用労働府の国民就職支援制度など、類似事業に参加している青年は対象外となる。 事業に申し込むために別途交通カードを作る必要はなく、使っているカードで申し込める。 (*協約締結カード会社:T-money、BCカード、Samsungカード、Shinhanカード、Wooriカード、Hanaカード、Hyundaiカード、KB国民カード) 最終的に選定された青年には、交通カードで実際に使った交通費の20%(年間最大10万ウォン限度)を上・下半期の年2回交通マイレージの形で還元する。申し込み方法、マイレージ支給方式などの詳しい内容は青年モンタン情報通の「よくある質問(FAQ)」で確認できる。また、「お問い合わせ(Q&A)」にて気になる点も直接問い合わせ可能だ。 なお、市は公共交通費だけでなく、青年個々人に必要な個人型の青年政策に関する情報も提供する。公共交通費の支援を申し込む際に「青年モンタン情報通」にて興味のある情報を設定しておくと、それをもとに市が推進している5つの分野(雇用、教育・文化、福祉・生活、参加・空間)における54の事業を適時にお知らせし、本人に必要な政策を知らなかったり、時期を逃してしまったりすることを未然に防ぐ狙いだ。 ソウル市のキム・チョルヒ未来青年企画団長は「社会に第一歩を踏み出したばかりの19~24歳の青年は、行ってみたいところ、やってみたいことが人生で最も多いダイナミックな世代だ。公共交通費支援事業が単純に交通費を支援するのではなく、青年たちの目と足になり、世の中で多彩な経験ができる機会を与える、意義深い政策になってほしい」と述べた。
SMG 151

ソウル市、結婚式場ラッシュで予約ができなかったカップルに市庁舎、公園など公共式場を開放

不妊夫婦への支援に続き、結婚式場の予約ができないカップルの目線に合わせた対策 4月から北ソウル夢の森など、19か所を新たに開放…庁舎・公園などを開放し、カップルの結婚を後押し 複雑な結婚式の準備で苦労するカップル向けの1:1相談やプランニングも支援 3月29日から申し込み…ファミリーソウルホームケアにて場所・日程確認可能 事前相談☎1899-2154 ソウル市は、最近新型コロナによって先送りされてきた結婚式の需要の急増を受け、ソウルあちこちの魅力的な公共施設を公共結婚式場として開放する「自分ウェディング」支援を始める。 結婚式やウェディング撮影ができるように、4月から北ソウル夢の森、ソウル市庁舎、漢江公園、韓屋(ハノク)など19か所の公共施設を新たに開放し、専門のブライダル会社を通じて企画から式までリーズナブルな値段で気楽に準備できるように手助けする。愛の実を結ぶ夫婦誕生の瞬間が幸せでときめく思い出になるよう、市が積極的にサポートするという趣旨だ。 20~30代人口数、韓国の結婚式場数 区分 2018年 2022年 増減 20~30代人口数 14,094千人 13,033千人 1,061千人 (7.5%) 減少 韓国の結婚式場数 951か所 750か所 201か所 (21.1%) 減少 市の調査によると、未婚の若年層が想定する結婚費用はトータルで「1,000万ウォン以上」が64.8%だった。ある結婚相談所の「2023結婚費用実態報告書」によると、結婚式にかかる費用(ウェディングホール+ウェディングパッケージ)は平均1,390万ウォンで、1年前の調査(1,278万ウォン)より112万ウォン上昇した。 市は、子供が欲しい「不妊夫婦」に対する支援策に続き、結婚はしたいものの結婚ラッシュによって予約ができなかったり、準備が複雑だったりする様々な問題で結婚をためらう「カップル」向けの支援を通じて、需要を把握して解決する、体感できる政策を講じる計画だ。 そのために市は、カップルの目線に合わせてこの政策を設けた。まず、式場として使われる公共施設は公園、韓屋、公共庁舎内のホールなど、市民コンペで公募した。 市の調査によると、ソウルの若年層10人のうち7人以上が公共施設で結婚式を挙げることについて「前向き」だと答えた。その理由は「値段の条件が透明で合理的だと思うから」が半分以上(55.3%)を占めた。公共式場のタイプとしては、公園(54.0%)が最も人気があることが分かった。 今回公共式場として新たに開放される19か所は、北ソウル夢の森、城北芸香斉(イェヒャンジェ)、汝矣島(ヨイド)水の光舞台などである。良才市民の森など今も運営している公共式場4か所を含めると計23か所で結婚式を挙げられる。 屋内(会議室、ホール)はソウル市庁舎の多目的ホール、ソウル市人材開発院(人材ホール)などの8か所、屋外は北ソウル夢の森、漢江公園の水の光舞台、ソウル子供大公園内にある森中の舞台などの15か所である。漢方振興センター、城北芸香斉、南山コル韓屋村では韓国の伝統的な結婚式を挙げられる。 結婚式の申し込みは29日(水)から常時で受け付け、式は4月から挙げられる。実際に可能な日程は各所によって異なる。カップル2人のうち1人がソウル市民(居住または生活圏域)であれば、誰もが申し込みできる。 貸館料金は一般の式場と比べてお手頃な金額にする。19か所のうちソウル市庁の市民庁、クァンナルのバラ園などの3か所は無料であり、ほかの所も2万~50万ウォンで利用できる。 特に、複雑な結婚式の手続きにより苦労しているカップルのために1:1相談やプランニングをフルパッケージとして支援。結婚式の準備にかかる手間を省きながらも品のある式を挙げられるようにサポートする。 スタジオ撮影・ドレス・メイクアップにはいくらかかるのか、結婚式を準備するスケジュールはどう組めばいいのか、自分が望む結婚式のコンセプトはどうやって実現できるのかなどをきめ細かく相談すれば、カップルが夢見てきた結婚式を準備してくれる。 カップルに相応しい雰囲気の漢江、韓屋、一味違う場所などソウルの観光名所と清渓川(チョンゲチョン)にある「プロポーズウォール」でウェディング撮影ができるように支援する。 ファミリーソウルのホームページ(https://familyseoul.or.kr)で予約可能な日程と空間などの情報を確認してから相談ダイヤル(☎1899-2154)を通じて事前相談を行った後、提携会社(4社)と詳しい相談を経て結婚式契約を結ぶ流れとなっている。 ソウル市のキム・ソンスン女性家族室長は「ソウル市は、結婚準備をしているカップルの負担を軽減するために公共施設を結婚式場として利用できるよう、開放することにした」とし、「激しい予約ラッシュにより悩んでいるカップルが合理的かつ個性的な結婚式を挙げられるようにサポートする。夫婦の始まりの瞬間を準備するカップルが興味をもって利用してくれたらうれしい」と語った。 添付 ソウル市の公共結婚式場のイメージ 北ソウル夢の森 (例) 漢方振興センター(例)
SMG 287

ソウル市、世界10位の金融都市に選定…未来成長可能性の高い都市1位

ソウル市、世界主要都市の金融競争力を評価する国際金融センター指数(GFCI)10位…グローバルにおける金融競争力が上昇 「フィンテックランク」も2ランク上昇した12位を記録 デジタル金融都市ソウルの競争力を証明 インフラ及び都市に対する評価上昇で上位にランク…成長・発展の分野では昨年に続き1位 市、世界都市・デジタル金融市場を先取りするための規制改善など革新的な金融、投資環境が必要 ソウル市は、世界各国の金融取引において中心的役割を果たす「国際金融センター」としての競争力を評価する指標である「国際金融センター指数(GFCI33)」で、130の都市のうち10位にランクインした。15年 以降最も高い順位で、8年ぶりの10位以内ランクインを果たした。 〇 19年 30位圏外圏外 → 21年9月 13位 → 22年9月 11位 → 23年3月 10位 イギリスのシンクタンクZ/Yenグループが、世界130の都市を対象に分析した「国際金融センター指数(GFCI)33回報告書」を、韓国時間の3月23日(木)午後6時(イギリス時間午前9時)に開催されたウェビナーにて発表した。 〇 国際金融センター指数(GFCI)は、Z/Yenグループが07年から調査を開始した金融センターの国際的競争力を示す指標である。毎年3月と9月に発表される。 GFCI(Global Financial Centres Index)指数 定義:年2回(3月、9月)世界各国の金融取引において中心的役割を果たす「国際金融センター」としての競争力を評価する指標(07年~) 主管:イギリスZ/Yen、中国総合開発研究院(CDI)共同主管(16年~) 浄化指標:5分野の総合評価(ビジネス環境・人的資源・インフラ・金融都市(セクター)開発・評判)とオンラインアンケート 今回の「国際金融センター指数(GFCI)第33回報告書」によると、ソウル市は昨年9月に発表された総合ランキング11位から1位上昇した10位を記録した。ソウルの順位は、21年に汝矣島金融ハブ活性化政策を本格的に推進し始めて以降、着実な成長ぶりを見せていて、北京(13位)、パリ(14位)、東京(21位)より上位にランクインした。 〇上位を見ると、金融先進都市であるニューヨークが1位、ロンドンが2位を占め、シンガポール(3位)、香港(4位)がそれに続いた。 市は、5分野の評価項目のうち「ビジネス環境」、「インフラ」、「金融都市(セクター)開発」、「評判」の4分野でいずれも15位圏内に入る成果を上げた。特に「評判」では3ランク上昇した9位を記録、「インフラ」においても5位に上るなど、高評価だった。 また、未来浮上可能性では130の都市のうち1位となり、昨年に続き「未来成長可能性が高い都市」としてのステータスを維持した。 国際金融センター指数(GFCI)の評価分野のうち、「フィンテック」も昨年9月より2ランク上昇した12位になり、デジタル金融都市ソウルの競争力が認められた。 市は、今年の1月、デジタル金融スタートアップをサポートする第2ソウルフィンテックラボを開館するなど、前途有望なフィンテック企業を見つけ出し、相応する支援を行うことでユニコーン予備軍の成長を惜しみなく後押ししている。デジタル金融都市として競争力をさらに高めていく狙いだ。 またオ・セフン市長は、ソウルの金融都市としての競争力を高めるため、近ごろ金融先進都市ロンドンを訪問し「アジア金融ハブ」としてのソウルのビジョンを発表するなど、ソウルを世界5大金融都市にするとの目標を掲げ、金融産業育成に向けた総合計画の推進に拍車をかけている。 ただ、5分野のうち「人的資源」においては15位圏外、「ビジネス環境」・「金融都市(セクター)開発」においてはやや順位を落とした。その原因は各種金融・労働規制にあるとみられるだけに、グローバルスタンダードな金融・投資環境整備に向けた規制緩和などのイノベーションが求められると分析した。 ソウル市のキム・テギュン経済政策室長は「今回の国際金融センター指数(GFCI)の順位発表により、ソウルの国際金融センターとしての魅力や競争力が証明された」としながら「今後、より多くの海外資本、人材が集まるグローバル金融都市ソウルを目指していきたい」と語った。
SMG 401

ドッグフェスからグルメ、バレエ、オペラフェスティバルまで…ノドゥル島、今年新たなイベントを数多く誘致し「アートアイランド」へと躍進

ノドゥル島「グレート漢江プロジェクト」に合わせて今年の主要イベント・フェスティバル計画を公開 愛犬と一緒に楽しむ「ノムモンモハニ」、グルメフェス「ソウル飲食文化博覧会」、「ソウルグルメ週間」など独特なイベントがラインナップ 音楽、芸術、花火大会など多彩なイベントを通じて「グローバルアートアイランド」を目指す ソウル市は、漢江大橋のノドゥル島(龍山区 譲寧路 445)で23年に行われる主要イベント・フェスティバルの日程を公開した。近ごろ幕を開けた「グレート漢江プロジェクト」の一環として、ノドゥル島が「グローバルアートアイランド」に生まれ変わるように拍車をかける。 ノドゥル島は今年「フェスティバル」に集中したプログラムを開催する。特に、愛犬と一緒に楽めるフェスティバル▲ノムモンモハニ(4月1日(土))、国内外の飲食文化を披露する▲ソウル飲食文化博覧会(9月2日(土)~9月3日(日))▲ソウルグルメ週間(9月16日(土)~9月17日(日))、世界の作家たちによるフェスティバル▲2023ソウル国際作家フェスティバル(9月8日(金)~9月13日(水))など一味違うフェスティバルを新たに開催し、より多くの市民をノドゥル島に集める。 また、もともとノドゥル島の魅力だった「音楽」コンテンツを活用したイベント・フェスティバルもグレードアップする。▲ソウルジャズフェスタ(4月28日(金)~4月30日(日))、▲ソウルドラムフェスティバル(5月26日(金)~5月27日(土))、▲ソウルバスカーフェスティバル(8月25日(金)~8月27日(日))、▲ソウルミュージックフェスティバル(9月22日(金)~9月24日(日))を順次開催する。ノドゥル島に常設ステージを設け、週末になると無料コンサートを開く▲文化が流れる芸術マダンも5月6日に開幕。11月まで30余りのチームの音楽を無料で聞ける。 一方、ソウル文化財団と手を組み、▲ソウルBボーイフェスティバル(6月3日(土))、▲漢江ノドゥル島バレエ・オペラ(バレエ10月14日(土)~10月15日(日)、オペラ10月21日(土)~10月22日(日))を開催する。特に、昨年初めて開催され、市民から反響の大きかった屋外オペラ公演に、今年はバレエまで加わった。より多くの市民が身近なところで文化芸術を満喫できるようにする。 また、「花火大会スポット」として有名なノドゥル島で、市民が「ソウル世界花火大会(10月7日(土)」をより快適かつ安全に楽しめるように支援事業を展開する。 他にも、ソウルの体表的伝統行事である▲正祖大王陵行次 共同再現行事(10月8日(日))など、伝統と現代を同時に味わえるイベントも開催し、見どころを加える。 ノドゥル島の展示空間には、現在開催中の「エッグ博士の研究室 inノドゥル島」(3月1日(水)~6月30日(金))など、市民も参加できる「参加型展示」を数多く用意し、他との差別化を図る。 ノドゥル島にて開かれるすべてのイベント・フェスティバルの情報は、ノドゥル島ホームページとSNSでいつでも確認できる。特に今年からノドゥル島SNSチャンネルを生かしたコミュニケーションに力を入れ、より多くの市民がノドゥル島をオン・オフラインで楽しめるように工夫していく。 〇ノドゥル島ホームページ:nodeul.org ソウル市のチェ・キョンジュ文化本部長は「今年から『グレート漢江プロジェクト』に合わせてノドゥル島でのみ楽しめる一味違ったカルチャープログラムを多く開催する予定だ」とし、「美しい漢江の自然の中で開かれる多彩な文化芸術とともに『アートアイランド』として生まれ変わるノドゥル島に興味を持っていただきたい」と述べた。
SMG 100