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コロナ時代、私を癒してくれる食べ物?1位はトッポッキ… ソウル市、コンフォートフード10選を紹介

ソウル市、全国の1万人を対象に「私を癒してくれる食べ物、コンフォートフード10選」の選定結果、トッポッキ・チキン・キムチチゲ・サムギョプサル・ラーメン・テンジャンチゲ・ケーキ・牛肉・タッパル順 「ソウルグルメ週間(11.11~15)」には、観光特区を中心に100社の食堂でテイクアウトと配達サービス実施 グルメの都市、ソウルで食べ物を通じて慰みたいという気持ちを伝える…ソウル観光の新たな活力になると期待 コロナ時代、コロナ疲れが絶えない私たちの心を癒してくれる食べ物は何だろう?ソウル市が、全国の1万人を対象に「私を癒してくれる食べ物」について調べた結果、「トッポッキ」が1位となった。続いて、チキンとキムチチゲ、サムギョプサル、サムゲタンが次々とランク入りした。今年9月、インターネット上でアンケートした結果、トッポッキ・チキン・キムチチゲ・サムギョプサル・ラーメン・テンジャンチゲ・ケーキ・牛肉・タッパル(鶏足の激辛炒め)が心を癒してくれる食べ物であることが分かった。他にも、ピザ・アイスクリーム・カルビチム・キムチ・ミヨックク(わかめスープ)なども上位にランク入りした。アンケートに参加した1万人の割合を見ると、女性が57%で、男性が43%だった。年齢層を見ると20~30代(61%)が最も多く、地域分布を見るとソウル(32.6%)・京畿道(キョンギド)(23%)の順で多かった。 今回の調査は、今年の11月11日(水)から15日(日)まで行われる予定の「ソウルグルメ週間」行事の一環として実施された。ソウル市は、コロナ禍で疲れ切っている市民を応援するため、「食べ物」と「癒し」をテーマとして枠にとらわれないグルメ行事を準備しているが、 小規模企業事業者との助け合いに向けた行事の基礎資料として今回の調査結果を積極的に活用する計画だと明かした。 特に、今回の調査に参加した市民のほとんどが、「お母さんがよく作ってくれた食べ物だから」、「子ども時代に好きだったお母さんの味」などを選定理由に挙げ、「お母さん」と「食べ物」から癒しを感じるという点から注目を集めた。 また、ソウルに住んでいる外国人50人の「私を癒してくれる食べ物」のランキングが、韓国人のランキングと大差ないということも、興味深いと言える点だ。これを通じて、ソウル市は、私たちが普段よく食べている韓国料理の活用こそ、最も良いグローバル戦略であることを確認した。今後、海外観光客を対象とするカスタマイズ型コンテンツを制作する際、この点を参考にする計画だ。ナイジェリア人のアイヤンヨ・ティティさんは「トッポッキ」を1位に挙げ、「辛すぎてドラマのヒロインにでもなったように泣いてしまったが、おいしくて食べ続けた思い出がある」と述べた。パキスタン人のマザード・ムスタクさんは、「身を切るような寒さの中、サムゲタンがないと冬の寒さを耐えられない」と言いながら、食べ物に関するエピソードを紹介した。 それとともに、ソウル市は、イラストレーターのノ・イシン作家との協業を通じて、トッポッキとチキンなど「私を癒してくれる食べ物」10選のメニューをかわいいスタンプに作る予定だ。観光特区を中心に、行事に参加する食堂を利用した市民には、カカオトークのスタンプを無料ダウンロードできるサービスを提供することで、行事の雰囲気を盛り上げると同時に些細な楽しみを与える計画だ。「ソウルグルメ週間(11.11~15)」の間、観光特区を中心として、行事に参加する食堂を利用する市民なら無料で提供されるカカオトークスタンプは、ダウンロードしてから1か月間使用できる。 一方、ソウル市は、コロナ禍のため売上に大きな打撃を受けたソウル市内の観光特区との助け合いプロジェクトを準備している。「ソウルグルメ週間」が行われる間(11.11~15)、ソウル市は従来にテイクアウトや配達サービスを提供しなかった食堂にテイクアウトシステムや環境に配慮したお弁当パッケージなどを支援して、小規模企業の売上の向上に実質的に役立つ取り組みを行う計画だ。 それだけでなく、新型コロナウイルスの感染拡大を克服するために全力投球している医療従事者とボランティアのための「車輪のついた食堂」、有名人とともにインターネット上での旅行を楽しむ「都市・楽コンサート」など様々なプログラムを進行する予定だ。各プログラムに関する詳しい内容と日程は、10月19日(月)からソウルグルメ週間のホームページ(www.tasteofseoul.visitseoul.net)、公式Facebookページ(www.facebook.com/tasteofseoul2020)、公式Instagramページ(www.instagram.com/tasteofseoul2020)から確認できる。 ソウル市のジュ・ヨンテ観光体育局長は、「様々なものが止まったり、遠くなったり、また変わっていったりしているコロナ時代だが、ソウル観光に新たな活力を与えるための変化を試みることになった。どんな人も、どんな物も、自分を慰めることは何もないと思ってしまう時は、おいしい食べ物で慰みたいという気持ちを伝えるという言葉のように、食べ物を通じてお互いを応援して、グルメの都市のソウルの真の味を経験できることを願う」と述べた。
SMG 590

ソウル市、国内初の水素生産・供給ワンストップ 「上岩水素ステーション」、19日オープン

充電能力の性能改善工事完了→市民の不便さを解消し、充電インフラを拡大 水素生産量は2倍以上、1日の充電可能台数3倍、充填圧力は2倍にそれぞれ拡大 1回の充電でソウル―大邱間往復可能、運営時間は平日・週末8時~22時、年末まで予約制で無料提供 運営費削減・水素安定供給・エコを可能に、20日から第2回水素自動車補助金申請の受付開始 ソウル市は、国内で初めて環境に優しい水素エネルギーの独自生産と供給がワンストップで行える水素自動車充電スタンド、「上岩(サンアム)水素ステーション」を19日(月)にオープンする。ソウル市民であれば誰もが今年の年末まで無料で利用できる。  ソウル市は、充電インフラを拡大し市民の不便さを解消すべく「上岩水素ステーション」の充電能力をアップグレードする性能改善工事を昨年10月から実施してきたが、今年10月、工事とテスト運転を終え、正式運営を開始することとなった。  「上岩水素ステーション」は、研究目的としてワールドカップ競技場付近に2011年に設置された。2018年、水素自動車の商用化に伴い市民に無料開放されたが、水素生産量の限界や充填圧力不足など、充電ステーションの利用環境は十分ではなかった。  そのため市は、性能改善を通じて、一日の水素生産量は2倍以上(75㎏→160㎏)に、充電可能台数は3倍(10数台→30数台)にそれぞれ拡大した。  充填圧力も350barから700bar(水素自動車NEXO:700bar)に、2倍に拡大している。従来は1回の充電で50%の充電しかできなかったが、今回の改善で100%の充電が可能となった。1回の充電で走行可能な距離は約2.3倍(300㎞→最大609㎞)に延びたが、これはソウルから大邱(テグ)まで往復できる距離だ。  「上岩水素ステーション」は、国産の水素抽出技術を用い、水素の生産から充電まで一度に解決できる「オンサイト型」の充電ステーションだ。水素を直接生産するため、遠方の水素生産地から水素を輸送する必要がなく運送費を削減できるほか、供給の安定性を高められるという利点がある。  「上岩水素ステーション」の運営は、エネルギー専門機関である「ソウルエネルギー公社」が担う。人員を拡充して週末も運営し、充電可能時間も8時から22時(以前は平日9時から18時)に延長するなど、水素自動車の利用者が充電スタンドを利用しやすくする計画だ。  ソウル市は、より多くの市民が利用できるよう、1回の水素充電容量を4㎏に定め(1回最大6㎏)、一日の充電台数を40台に増やした。予約制で運営され、来年以降は有料化される。  「上岩水素ステーション」は充電スタンドとして2011年に運営を開始して以来、一度も事故が起きておらず、ソウル市は、自治区(麻浦(マポ)区)や韓国ガス安全公社と協力し、毎月1回以上、安全点検を実施するなど、安全を最優先に運営していく計画だ。  一方、ソウル市は「上岩水素ステーション」の性能改善および再稼働に伴い、20日(火)から抵公害車購入補助金支援システム(www.ev.or.kr)から第2回水素自動車補助金申請の受付を開始し、全部で300台に支援を行う計画だ。(第1回の支援対象の650台は選定済み)  市は、今年の交通分野における大気の質を改善すべく、環境に優しい水素自動車、1237台の普及を目標に補助金を支給する。電気自動車と併せてエコカーの大衆化を行い、ソウル都心の大気汚染物質を低減し、温室効果ガスを削減したい考えだ。  ソウル市のチョ・ワンソク気候変動対応課長は「ソウル市の水素自動車の普及は、大気汚染物質排出ゼロのエコカーでグリーンニューディールを推進し、市民が健康な都市の実現と、気候の危機に先んじて対応する政策」であるとしながら、「今回の上岩水素ステーションの性能改善工事の完了により、充電インフラが拡充された。一日の充電可能台数や、1回の充電可能容量が大幅に拡大されたことで、市民が水素自動車をより便利に利用できるようになると期待される。環境に配慮した水素自動車の普及と活性化に向け、今後も関連の政策を滞りなく推進していきたい」と語った。 【添付】上岩水素ステーションの画像 ソウル特別市 上岩水素ステーション(太陽光1.5kW、風力設備1kWを含む)全景
SMG 629

ソウル市広報大使、ピンキッツ Baby sharkと <本当にありがとう!>応援キャンペーン

ソウル市広報大使、ピンキッツ Baby sharkとの市民応援キャンペーン<本当にありがとう!>を実施 12日(月)から1か月間、ソウル広場の芝生の上にもピンキッツ Baby sharkとの応援メッセージを表示 ソウル広場の「I・SEOUL・U」の前にマスク姿の3mの超大型ピンキッツ Baby sharkを設置 市庁・南山タワー・DDP・世宗・セビッソムで、市民へのエールをピンク色のライトアップで表現  ソウル市は、新型コロナウイルスの長期化で疲れた市民の心を癒し、政府と自治体の指針に積極的に参加する市民への感謝とエールを伝えるべく、10月12日(月)から1か月の間、市民応援キャンペーン「本当にありがとう!」を開催する。 <本当にありがとう! 新型コロナ防疫の主体である市民に贈る感謝の思い>  今回の市民応援キャンペーンは、今年、キャラクターとして初めてソウル市の広報大使に就任したピンキッツ Baby sharkと共に実施する。今年7月に制作された「本当にありがとう!」ソングの映像をきっかけに企画された今回のキャンペーンは、①「本当にありがとう!」応援メッセージをソウル広場に表示、②3mの超大型ピンキッツ Baby sharkをソウル広場に設置、③一緒に応援しよう! ピンクライトキャンペーンなどが予定されている。 2020年6月、ピンキッツ Baby sharkがキャラクターとして初めてソウル市の広報大使に就任した。面白い映像コンテンツを中心に、ソウル市の乳幼児政策や市政の様々なシーンで多彩な広報活動を行っている。  「本当にありがとう!」ソングは、今年7月末、キャラクターとして初めてソウル市広報大使に就任したピンキッツ Baby sharkと共に世界的人気を博している「Baby shark」ソングの替え歌コンテンツとして制作・発表された。歌詞には生活の中での距離の確保やマスク着用など、新型コロナウイルスの感染予防要領をはじめ、暮らしの中での防疫に取り組む市民に対する感謝のメッセージが込められている。 ※動画リンク ソウル市チャンネル  https://youtu.be/_6N0gN_VTNo ピンキッツチャンネル https://youtu.be/vTCqoh8oc9U <ソウル広場で出会えるピンキッツ Baby shark> ソウル市広報大使のピンキッツ Baby sharkが、ソウル広場で市民への感謝の思いを伝える。ソウル広場西側に設置されている「I・SEOUL・U」の前に、3mの超大型ピンキッツ Baby sharkのキャラクターが登場。ピンキッツとBaby sharkは「本当にありがとう」という文言が入ったマスク姿で、コロナ禍で生活の必需品となったマスク着用の重要性を改めて強調する。 ソウル広場の芝生にも、生活防疫の最前線で主体的に参加している市民への感謝のメッセージを表示。芝生には「新型コロナウイルスを一緒に乗り越えてくれる皆さん、本当にありがとう!」とハングルで書かれたメッセージが、広報大使ピンキッツ Baby sharkと共にプリントされている。 <一緒に応援しよう! ピンクのライトアップキャンペーン>  ソウル市がピンク色に染まる。今年4月、医療陣への感謝を込めた「ブルーライトキャンペーン」に次ぐキャンペーンとして、今回は市民へのエールを広報大使ピンキッツのカラーであるピンクのライトで表現した。12日(月)夕方以降、ソウルを象徴する主な5施設がピンク色にライトアップされ、応援メッセージも表示される。(ソウル市庁、南山(ナムサン)ソウルタワー、東(トン)大門(デムン)デザインプラザ(DDP)、世宗(セジョン)文化会館、セピッソム)  パク・チニョン市民疎通企画官は「これまで、社会的距離の確保や秋夕(チュソク)特別防疫など、新型コロナウイルスを克服するための生活防疫の主体となってくれた市民の皆様に感謝する」としながら「この過程で多くの市民の方々が経済的・心理的に厳しい状況に置かれることとなったが、ソウル市広報大使のピンキッツ Baby sharkが、この困難を乗り越える力になれたら」と願った。 【写真】
SMG 881

ソウル市、地下鉄空気の質改善技術を見出す国際R&D大会、賞金は総額6億9千万ウォン

市、「技術コンテスト」と「科学コンテスト」の二分野で地下鉄の空気の質の改善技術を国際公募 技術コンテスト→全世界の企業・大学・研究所を対象にアイディアを募集し、試作品の開発を支援 学術コンテスト→粒子状物質やウイルスなど3つのテーマで地下鉄の空気の質に多角的にアプローチ 14日(水)から受付開始(3か月)→課題提出・審査(11か月)→2021年12月に授賞式開催  全世界の企業や大学、研究所が参加し、ソウル市が直面する都市問題の革新的ソリューションを見出す「国際競争型R&D」大会、「ソウルグローバルチャレンジ2021」が11か月の長期に渡り開催される。  今年から装いを新たに、①革新技術分野で本選に進出した企業に対し、試作品開発を支援して技術事業化の可能性を高め、②地下鉄の空気の質の改善に関する根本的かつ多角的な研究を支援すべく、新たに学術コンテストも実施する。  研究テーマは「地下鉄の空気の質の改善に向けた革新技術」で、①技術コンテスト(革新技術の開発)と②学術コンテスト(新しい論文の発掘)の二分野、25チームを選出し、計6億9千万ウォンの賞金を授与する。 ソウル市、地下鉄空気の質改善技術を見出す国際R&D大会、賞金は総額6億9千万ウォン 分野 順位 賞金 表彰 備考 総額6億9千万ウォン 25チーム 技術 大賞 (技術別に各1チームを選出) ※摩耗粒子低減は1~2チーム 各8千万~2億ウォン ソウル特別 市長賞 4~5チーム チャレンジ賞 各3千万ウォン 5~6チーム 学術 大賞 (テーマ別に各1チームを選出) 各1千万ウォン ソウル特別 市長賞 3チーム 最優秀賞 (テーマ別に各1チームを選出) 各5百万ウォン 3チーム 優秀賞 (テーマ別に各1チームを選出) 各3百万ウォン 3チーム 奨励賞 (テーマ別に各2チームを選出) 各1百万ウォン 6チーム  ①技術コンテストでは、世界中の企業や大学、研究所を対象に「地下鉄の粒子状物質の低減」に関する革新技術のアイディアを募集し、総額8億ウォンの試作品開発費用を支援する。性能評価をクリアした後、最終審査に残ったチームには、最大2億ウォンの賞金が授与される。▲摩耗粒子発生の低減▲除去性能の改善▲測定技術の改善▲駅舎内の空気の質統合管理の全4分野で技術公募を実施する。  技術コンテストの受付期間は今年12月までで、予選を通過した10チーム(程度)には、6か月間に渡り試作品開発支援が行われる。試作品開発費用は技術ごとに決められた金額が支援され、参加チームの要望があれば専門家のメンタリングや、試作品の開発に必要な場所の提供など追加の支援を行う計画だ。 ②学術コンテストは、地下鉄の空気の質の改善に関する3つのテーマで行われる。▲外気と地下鉄の空気の質との相互関係▲地下鉄内の粒子状物質の低減▲地下鉄内のウイルスの低減。未発表の新しい論文のみ受付可能で、予備審査および書面審査、プレゼンテーションを経て、最終的に選出された論文に対し最大1千万ウォンの賞金が授与される。学術コンテストは今年11月まで提案書および申請書を受付け、12月の予備審査を経て書面審査の対象者を選出する。選ばれた提案者は論文を作成し、2021年9月までに提出する。書面審査ではテーマごとに各10チームを選出し、その後に行われるプレゼンテーションの成績を合算して最終的に5チームの順位を決める。各テーマで大賞を受賞したチームには、それぞれ1千万ウォンの賞金を授与する。 ソウル市のキム・ウィスン経済政策室長は「今回の『ソウルグローバルチャレンジ2021』が、世界各国の人材の力を終結させ、関連の革新技術や研究レベルを飛躍的に高める契機となることを願う」としながら、「ソウルの地下鉄の空気の質が格段に改善されるよう、全世界の企業、大学、研究所からの多くの参加をお待ちしている」と語った。
SMG 536

ソウル型強小企業若者インターンシップで人件費250万ウォン支援

就職活動中の若者が強小企業で経験を積み、職務能力を身に着け就職のハードルを克服できるよう支援 10月7日(水)から各企業最大2人、若者インターンシップ採用→10月26日(月)から勤務スタート 現役・専門家コーチングによる「ポートフォリオ作成」就職支援教育で実務能力の向上をサポート インターンシップに参加した若者を正式採用した企業には200万ウォンのインセンティブを支給するなど、実質的な民間雇用の創出につなげる 新型コロナウイルスの長期化により、企業経営の不確実性が深刻化する中、若者の失業率が高まっている。大手企業は定期採用を減らし随時採用に切り替え、中小企業では経験者を優先的に選抜するなど、社会1年目の若者の就職機会の減少が著しい。  このため、ソウル市は停滞する若者の雇用市場の突破口を設けるべく、企業約150社(各企業2人以内)で「若者向けインターンシップ」を運営すると発表した。若者のインターンシップ採用の活性化に向け、1か月250万ウォンの人件費を支援する一方、インターンシップを経て直接雇用に切り替えた企業には、1人当たり200万ウォンのインセンティブを支給するなど、インターンシップを通じて若者の正規雇用につなげたい考えだ。 <インターンシップを通じて優秀な中小企業の組織文化を体験し、現場での職務経験を積む>  ソウル型強小企業661社のうち、インターンシップ採用を希望する強小企業約150社(各企業2人以内)によるインターンシップ採用の過程(10月7日~10月23日)を経て選ばれた若者は、ソウル市と若者インターンシップ勤労契約を結び、10月26日(月)から12月31日(木)まで業種別・職務別に専門化された分野で給与の支給を受けながら実務経験を積むことができる。 各企業の最終合格者は、ソウル市と若者インターンシップ勤労契約を交わし、市から直接、1か月250万ウォンの人件費(ソウル型生活賃金)の支給を受ける。 <体系的な就業支援プログラム→現役と専門家によるコーチングで実務能力を向上>  市はさらに、インターンシップ期間中に若者が職務経験を積み、就職活動で競争力を高められるよう、体系的な就職支援教育を提供する。  インターンシップ期間中、インターンシップ参加者は実際の業務で起こり得る課題を2~4つこなし、現役や専門家らのコーチングを受けながらオリジナルの職務関連ポートフォリオを作成する。遂行した課題に対して細やかな1対1のフィードバックを行うことで、1行の履歴や経歴、修了証に勝る価値ある経験を積めるようにするのがこのプログラムを運営する目標だ。 <インターンシップ後に採用した企業には追加のインセンティブ→民間雇用の創出向け支援>  市は、「ソウル型強小企業、若者インターンシップ」が一過性の短期の仕事の提供に終わらず、将来性ある中小企業への若者の正社員採用につなげられるよう、採用する企業へのインセンティブを強化する。インターンシップ終了後に正規採用したソウル型強小企業には、1人当たりの勤務環境改善金を1千200万ウォンまで(基本1千万ウォン支給、それ以外に200万ウォンの追加支援)支給する。  「ソウル型強小企業のインターンシップ」に参加を希望する若者は、ソウル型強小企業(www.seouljobnow.co.kr)、ソウル雇用ポータル(http://job.seoul.go.kr)の各ホームぺージから各企業の募集内容を確認できる。その他の問い合わせは、ソウル市雇用政策課(02-2133-5438、dlstod23@seoul.go.kr)で確認できる。  満18歳~34歳のソウル市に居住する若者の求職者なら誰もが参加可能であり、企業毎に求められる資格や証明資料のほか、ソウル市ニューディール雇用事業参加者に準ずる採用関連書類を提出する必要がある。  インターンシップ採用の手続きを行う企業約150社のリストと採用広告は、ソウル型強小企業ホームページ(www.seouljobnow.co.kr)に掲載される。  ソウル市のキム・ウィスン経済政策室長は「新型コロナウイルスによる企業の経営悪化と採用方式の変化により、就職のハードルは高まっている」として、「就職活動中の若者が中小企業の現場で実務経験を積んで職務能力を備えられるよう体系的にマネジメントする一方、中小企業に対しては組織文化の経験のある安定的な新入社員を採用できるよう、本制度を運営する」と語った。
SMG 610

ソウル市、世界金融競争力8ランク上昇(25位)… 未来に浮上する可能性が高い都市6位

2007年から年2回発表される世界金融センター指数(GFCI)でソウルは25位…グローバル金融競争力アップ フィンテック市場での競争力は18位(9ランクアップ)、未来に浮上する可能性が高い都市6位など成長可能性に評価 ソウル市、汝矣島(ヨイド)の金融センターでフィンテックスタートアップ企業を育成。現場中心の金融人材の育成に向けた集中的な投資が奏功すると期待 ビジネス環境・金融産業の発展・インフラ・人材などの項目を評価し、世界の主要都市の金融競争力を算出する代表的な指数である「世界金融センター指数(GFCI)」。このGFCIランキングで、ソウル市が121都市の中から25位となった。 GFCI(世界金融センター指数)指数 ・定義:年2回(3月・9月)公表、世界の108都市に対する金融競争力を評価してランキングを決める指数(2007年~) ・主管:英国のZ/Yenグループ・中国総合開発研究院(CDI)が共同主管 ・評価指標:5大評価項目(人材・企業環境・金融産業・基盤施設・評判)とインターネット上のアンケート調査 これは、33位だった2020年3月の発表に比べると8ランク上がった結果で、36位だった2019年9月の発表に比べると11ランク上がった数値だ。ソウルは、金融機関の地方移転が本格化した2015年を機に2019年の36位から下がったが、その後、地道に上昇傾向に転じている。上位にランクインした都市には、金融先進都市のニューヨークが1位、ロンドンが2位となり、上海(3位)と東京(4位)が続いた。 新型コロナウイルスの感染拡大で、121都市の全体平均スコアが今年の3月に比べて6.25%(41ポイント)下落した中、ソウルは評価水準を維持できたため、国際競争力を高めることができた。特にソウルは、フィンテック市場での競争力部門で121都市のうち18位となり、未来に浮上する可能性が高い都市部門では6位となった。未来に浮上する可能性が高い都市部門でソウルが6位となったが、この部門は今後2~3年以内に現在よりもっと重要な位置を占める可能性が高い都市を意味するランキングだ。ソウルは、10位の香港や15位のニューヨークに比べて、さらに良い評価を受けた。 ソウル市は、金融センターの「汝矣島」に「ソウルフィンテックラボ(100社の企業、1000人が常駐できる韓国最大規模のフィンテックスタートアップ育成機関)」、「デジタル金融専門大学院(汝矣島の金融センター内に初めて開館)」、「ソウル市国際金融オフィス(国内外の金融機関を誘致するために作っている)」など金融競争力の強化に向けて投資に力を入れている。 ソウル市のキム・イスン経済政策室長は、「世界経済がパンデミックによる急激な経済低迷という危機状況に直面している中、これまでソウル市が推進してきたアジアにおけるフィンテックの中心地の育成及び金融中心地の活性化戦略が成果につながっている。混沌と不確実性が共存する時期ではあるが、コロナ禍に対応するため非対面・デジタル方式の金融革新に向けて集中的な支援を行い、金融センター内の国内外の金融機関の誘致及びネットワーキングを通じて、ソウルの金融競争力を高められる機会にしたい」と述べた。
SMG 486

「永東大路複合乗り換えセンター」漢江の水でエコな冷暖房、初の河川熱導入

市と韓国水資源公社は24日、永東大路複合乗り換えセンターへ河川熱ヒートポンプ導入に向け業務協定 公共インフラに国内初の試み、全冷暖房の約70%を河川熱でエコ供給 温室効果ガスを年間約1千トン、電気料金など運営費、毎年3億の削減効果を期待 他の再生可能エネルギーより約205億↓、冷却塔による騒音や振動のない快適な緑の広場と憩いの場に ソウル市は、2027年に完工予定の「永東大路(ヨンドンデロ)複合乗り換えセンター」に漢江の河川水を利用した水熱源ヒートポンプを導入し、環境に優しい冷暖房システムを構築する。 民間ではすでに導入されているが、公共のインフラに水熱源ヒートシステムを導入するのは、全国でソウル市が初めて。水熱源ヒートを活用するシステムは、フランス・パリ(42,000RT)、カナダ・トロント市(75,000RT)など世界の一部大都市圏ですでに導入されており、韓国国内では2014年、ソウル市内のロッテワールドタワー(3,000RT)などに導入されている。 水熱源ヒートポンプとは、温度が夏は大気より低く、冬は高い水の特性を生かした新しい概念の環境配慮型冷暖房技術だ。永東大路複合乗り換えセンターの近隣を通る漢江水広域原水管(八堂(パルダン)→富平(ブピョン)、D2,200㎜×2列)の水を利用し、熱交換システム「ヒートポンプ」で河川水の熱(エネルギー)を室内の熱・冷気と交換し冷暖房に利用する原理だ。 ソウル市は、永東大路複合乗り換えセンターで使用する冷暖房の約70%を水熱源ヒートポンプでまかなう計画だ。実現すれば、通常の冷暖房を使用するより温室効果ガスを年間約1千トン削減でき、大規模地下空間における冷暖房の運営に必要な電気などの運営費も毎年3億ウォン削減できると見込んでいる。 また、他の再生可能エネルギーとは異なり敷地を必要としないため、敷地補償費や設置工事費など、約205億ウォンの削減効果もある。 さらに、大型施設の冷暖房には建物の外に冷却塔を設置する必要があるが、水熱源ヒートポンプの場合はそれが不要になるため、市民に騒音や振動のない緑の広場を提供でき、都心のヒートアイランド現象の緩和も期待される。 ソウル市は、「永東大路複合乗り換えセンサー」に再生可能な水熱源ヒートポンプを導入すべく、韓国水資源公社と広域管路原水の活用を骨子とした業務協定を24日(木)に締結する。 協定により、両機関は ▲永東大路複合乗り換えセンター内に水熱源を先行適用 ▲広域上水道の原水の安定的な供給および技術支援 ▲事業推進に向けた実務協議体を構成 ▲環境に優しい都市空間の造成などで協力する。 ソウル市と韓国水資源公社は、業務協定に続いて段階的に基本協定および実施協定を締結し、事業内容を具体化するとともに水熱源ヒートポンプを設置、稼働させる考えだ。 一方、「永東大路複合乗り換えセンター」は、永東大路を通過する5つの鉄道交通や地上バスをまとめて東南圏国際交流複合地区の公共交通の体系を支え、文化・講演・展示会など様々なコンテンツも導入される予定だ。 ソウル市のパク・サンドン都市基盤施設本部長は「永東大路複合乗り換えセンターに漢江の河川水を活用した環境配慮型冷暖房技術「水熱源ヒートポンプ」を導入し、大規模な予算削減を図るほか、毎年1千トンの温室効果ガス削減効果を見込んでいる。特に、公共インフラに水熱源ヒートポンプを全国で初めて導入し、これまでにない再生可能エネルギーの活性化にも乗り出す」とし「今後、他の事業にも、韓国水資源公社と共に水熱源ヒートポンプの活用方法を積極的に発掘し、適用できるよう最善を尽くして推進していきたい」と語った。 【添付】鳥観図 1. 夜景景観鳥観図 2.地上広場全景鳥観図
SMG 585

「ソウルで会いましょう」BTSのソウル観光PR映像、公開10日で1億ビュー突破

世界的スーパースター、BTSが出演したソウル観光PR映像が、公開わずか10日で1億ビューを突破 「旅行できるようになったら、真っ先にソウルに行きたい」といったコメントだけで15万7千件余り 一日平均1000万ビュー以上増加、ソウルを訪れたいという世界中の韓流ファンに希望と力を届ける メーキング映像公開、隠れた絵を見つけるなど「1億ビュー突破感謝イベント」を10月30日まで実施 #ソウルのすべてが私をときめかせる。いつか夢の街を旅行できたら(Rihne、YouTube) #人生で少なくとも一回は韓服を着てソウルの街を歩きながら、道端で色んなものを食べたい(makeitsprite、YouTube) #アーミー(ARMY)になって韓国の持つ美しさに気づいた。私の旅はきっと、ソウルから始まる(safieravm、インスタグラム)  世界的スーパースター、BTS(防弾少年団)とソウル市が共同制作した「ソウル観光PR映像」が、公開からわずか10日で1億ビューを突破するという大記録を打ち立てた。ソウル市とソウル観光財団は、9月11日(金)に公開したPR映像が、メンバーそれぞれのカウントダウン映像を含めて全1億489万3,115ビューを達成(9月21日、午前0時現在)したと発表した。これは、ソウル市がソウル観光PR映像を公開し始めた2017年以来、最短の記録となる。  再生回数を見てわかるように、PR映像への反響は大きい。15万7千件余りに達するコメントからは、世界中の韓流ファンが抱くソウル旅行への期待と希望をうかがい知ることができる。「BTSのおかげでソウルの美しさを知った」「初めての海外旅行は絶対、ソウルがいい」など好意的なコメントが主に寄せられている。  この大記録達成を記念し、ファンに感謝の気持ちを伝えるべく、ソウル市とソウル観光財団はメーキング映像を公開し、隠れた絵を見つけるなどの「1億ビュー突破感謝イベント」を実施。10月30日(金)まで行われる本イベントは、旧暦の盆に当たる秋夕(チュソク)の連休中に帰郷することのできないファンへのささやかなプレゼントとなるよう願っている。  特に、9月28日(月)から全世界配信予定の「メーキング映像」には、PR映像の撮影現場やBTSのメンバーそれぞれの素顔が収められ、韓流ファンの期待を一層高める映像となっている。美しい都市ソウルを背景に、BTSのメンバーや世界レベルの映像技術が加わり、最高の映像が誕生する過程を披露する。  ソウル観光PR映像「1億ビュー突破記念イベント」に関する詳細は、ソウル観光公式ホームページ(www.visitseoul.net)と、YouTubeチャンネル(www.youtube.com/visitseoul)の他、FacebookやInstagramなど、様々なSNSチャンネルから確認できる。  ソウル市のチュ・ヨンテ観光体育局長は「今は新型コロナウイルスでお互いに会うことが難しい状況だが、BTSと共に制作したソウル観光PR映像を見ながら、世界中の韓流ファンたちがLAN回線を通じてソウルを旅行し、ソウルを夢見る時間を過ごせることを願う」としながら「今回のイベントも単なるプロモーションではなく、ソウル旅行を切望する方たちに秋夕の満月のような大きな心の贈り物になれば」と語った。 【添付1】ソウル観光PRポスターおよびメーキングフィルムイメージ ソウル観光PRポスターとメーキングフィルム ソウル観光PRポスター:午前編 ソウル観光PRポスター:午後編 メーキングフィルム
SMG 703

「21S/S ソウルファッションウィーク」DDPデジタルランウェイで初開催…オンライン時代 Kファッション世界へ

ソウルデザイン財団「2021S/S ソウルファッションウィーク」10.20.~25. DDPなどで非対面開催 デジタルテクノロジーを取り入れた実験的な方式で低迷しているファッション分野、グローバルデザイン市場の先導目指す 中国での1日利用者数12億のWeChatと提携し、Kデザイナーの商品をオンライン販売「ライブコマース」 合計96の韓国ブランド、海外有数のバイヤーと繋がり1日180回のオンライン受注商談会 新型コロナウィルスの感染拡大以来、中止になっていた「ソウルファッションウィーク」(「2021 S/S ソウルファッションウィーク」)が来る10月20日(火)から25日(日)まで(6日間)「DDPデジタルランウェイ」を初めて試み、非対面で開かれる。オンライン時代を迎え、既存のファッションショーの枠を超えた実験的な方式でKファッションを世界に発信し、ファッション分野でもグローバルデザイン市場をリードしていく考えである。 国内外の有名人や海外のバイヤーが座る席でもあり、ファッションショーにおいて権力の象徴とされてきたフロントロー(Front Row、ランウェイの最前列)の概念がなくなり、全世界の誰もが各自好きな場所で、オンライン上の最前列でファッションショーを楽しめる。デザイナーにとっても典型的なファッションショー会場という空間的限界から逸脱し、ソウルの様々な場所で多様なデジタル技術・技法をもってクリエイティブな方式を披露するチャンスになると期待される。 ファッションショーで見た商品を当日すぐにオンラインで購入できる「シーナウバイナウ(SEE NOW BUY NOW)」方式も初めて導入される。一般的に、ランウェイで披露された商品は一定期間が過ぎてからショップで購入できたが、そのような慣行を超え、積極的に韓国国内デザイナーの販路を切り開くのである。毎晩10時にショーホストとデザイナー、モデルが「ライブコマース」の生放送を行う。 全てのファッションショーとライブコマース放送は、中国の国民的チャットアプリ「WeChat」や「ネイバー」などグローバルオンラインプラットフォームを通じて全世界の人々に公開される。特に「WeChat」は中国で1日あたりのアクティブユーザー数(DAU、Daily Active Users)が12億人であり、韓国ブランドが中国の消費者にKファッション商品を直接販売し、巨大マーケットを開拓する上で絶好のチャンスになると期待される。 「2021 S/S ソウルファッションウィーク」はWeChat、Naverを始め、ソウルファッションウィーク公式ホームページ(http://www.seoulfashionweek.org)とユーチューブ、DDP公式ユーチューブチャンネルから見ることができる。 ソウル市は「DDPデジタルランウェイ」で開かれるソウルファッションウィークを、ポストコロナ時代にデザイナーブランドが追及すべきコレクションの表現・発表の変化を実験できる場とし、また、最先端のデジタル方式でKファッションのダイナミックでクリエイティブな面を披露し、 Kファッションのグローバル化を進めるきっかけにしたいと述べた。 ソウルデザイン財団(代表取締役:チェ・キョンラン)はこうした内容を基に「2021 S/S ソウルファッションウィーク」を開催すると明かし、三大主要プログラム ①合計45人のデザイナーが催すファッションショー ②新商品コレクションがその場で購入できるライブコマース ③韓国国内デザイナーと海外バイヤー間の1対1オンライン商談会を紹介した。 第一に、ソウルファッションウィークのメインイベントであるファッションショーは6日間、延べ45回のショーが続く。「今年の名誉デザイナー」、チ・チュンヒの「Miss Gee Collection」(20日午後8時)がそのスタートを切る。韓国のトップデザイナー35人が披露する「ソウルコレクション」と新進デザイナー10人の「ジェネレーションネクスト」に分けられる。 今年の「ソウルコレクション」は、2014年からソウルファッションウィークの公式ファッションショー会場として愛されてきたDDPから離れ、各デザイナーが選んだソウルのあらゆる場所を背景に行われる予定だ。 「ジェネレーションネクスト」は「デジタルDDPデジタルランウェイ(Digital DDP Digital Runway)という名の下、DDP内部のファッションショー会場ではなく、DDPの独特な外観を舞台として開かれる。 第二に、「シーナウバイナウ」のための「ライブコマース」は10月21日(水)から25日(日)まで毎晩10時から1時間の間、ライブコマース専用スタジオで行われる。その日、ランウェイ中に見て気に入った商品を間接的に体験でき、気になる点があればリアルタイムチャットによるやり取りを行なった後に購入できる。 第三に、韓国国内のデザイナーと海外有数のバイヤーを繋ぎ、韓国ブランドの海外受注を支援するトレードショーである「ジェネレーションネクストソウル」(10.14~.21.)も今年はオンライン開催となる。合わせて96の韓国ブランドが参加し、ブラントごとに平均10回以上(1日180回)、バイヤーとのオンライン受注商談ができるように支援する。ソウルデザイン財団が招請した海外有数のバイヤーが「ジェネレーションネクストソウル」専用のB2Bオンラインプラットフォーム(b2b.tradegns.com)を通して韓国国内ブランドのルックブックや商品別の詳細内訳を確認、1対1のビジネスマッチングを申し込む形で行われる。 ソウルデザイン財団のチェ・キョンラン代表取締役は、「今回のデジタルランウェイへの転換とライブコマースの導入は一時的な支援策ではく、ポストコロナ時代にソウルのファッションビジネスの活力とデザイナーブランドの成長支援のための代案へと拡大し、発展させていくための先導的な事例になるだろう」と述べた。
SMG 607

ソウル市、「スマートシェルター」は韓屋(ハノク)の美を活かしたデザインに… 10月には弘大入口(ホンデイック)駅などでテスト設置に乗り出す

市民のアイディアを募集する公募展を開いた結果、韓屋を現代化した「韓国の美」が47.3%の支持率を獲得…10月末にテスト設置 「雨天時、傘を差さなくても大丈夫」…屋根のデザインを大幅に改善、急に天気が変わっても乗降が便利 利便性・安全性・エネルギー効率性を強化、メディアファサードを設置して文化スペースとしての役割にも期待 崇礼門(スンネムン)・独立門(トンニンムン)公園・往十里(ワンシムニ)広場・旧把撥(クパバル)駅・弘大入口駅・合井(ハプチョン)駅などにテスト設置 来年から予算は投入せず、民間投資事業でスマートシェルターの段階別設置を拡大する予定 未来型の中央バス停が登場するのではないかと、市民から多くの関心が寄せられた 「スマートシェルター」。そのスマートシェルターのデザインと設置日程が確定された。ソウル市は、「スマートシェルター」のデザインに韓屋の優雅な曲線と軒のラインを現代風にアレンジした「韓国の美」が最終的に選定され、今年の10月末からテスト設置に乗り出す計画だと明かした。 これに先立ってソウル市は、今年6月10日から24日まで、スマートシェルターに対する市民の認識を高めて、市民の好みに合うデザインを選定するため、市民のアイディアを募集する公募展を行った。最終的に選定された「韓国の美」のデザインは、韓屋の形態と線を現代的に再解釈した外観イメージを持っており、市民投票を行った結果、47.3%の支持率を得たデザインでもある。 <物寂しい環境から四季が感じられる「都心庭園」へと…急に天気が変わっても便利に乗車・下車可能> 今後、設置されるスマートシェルターは、従来の物寂しく老朽化した環境から脱し、緑と四季が感じられる交通シェルターに生まれ変わる予定だ。横断歩道に設置されている中央分離帯のガードレールの代わりに作られた緑のネットワークや壁面に施された緑のカーテンのおかげで、バスを待ちながらも都心庭園の雰囲気を満喫できる。 特に、乗り降りする際に日常的に経験してきた不便さが一気に改善され、交通利用環境が大きく向上できると期待されている。これまでは、バス停の屋根が狭いため、雨が降る日には乗り降りするたびに傘を開いたり畳んだりする必要があった。さらに、屋根から埃が混ざった水滴が落ちて服が汚れることから、多くの市民が不便を感じていた。実際、ソウル市が行ったアンケート調査でも、多くの市民が不便を感じていると自ら訴えるなど改善を求める声が多かった。 ソウル市は、こうした市民の意見を受け入れ、屋根のデザインを改善して、カスタマイズ型の設計を完了した。最も大きい新型電気バスより高めの屋根を作り、天気や季節の変化にも十分にバスを覆うことができるよう、屋根をバスが停車する方向に60㎝延長する。 それだけでなく、太陽光パネルを設置し、環境に優しいエネルギーを直接生産するなど未来型運営にも本腰を入れる。特に、太陽光パネルを屋根の曲線面と一体化させ、高層ビルから見下ろす際の都市景観を考慮しただけでなく、未来型デザインを感じられるようにした。一体感が感じられるように、冷暖房の室外機は、シェルターの上部空間に設けるなど外には見えないようにした。 デザインの優秀性とともに、安全性も強化できるように補強する。外壁のほとんどがガラスでできている分、衝撃と風圧に強くて冷房施設の効率を向上できるよう熱輻射を遮断する効果が高い特殊な強化ガラスを取り入れた。 象徴性のある地域に設置されるスマートシェルターには、後面にメディアファサードといったディスプレイを設置して、市政情報などを宣伝する。メディアアートグラフィックを送出して、屋外デジタルギャラリーとしての効果も最大化させる。ただの交通施設や構造物にとどまらず、様々なイベントとメッセージを伝えることで、市民が楽しいと感じられる文化スペースとして生まれ変わる。 <モジュール化を導入して標準デザインを適用、設置の効率を高め…ユニバーサルデザインで交通福祉を実現> スマートシェルターは、モジュール化のデザインといった概念を取り入れ、1つのシステムに複数の機能的構成要素(モジュール)を組み合わせることで完成できるように設計した。標準デザインを取り入れて自由にシステムにモジュールを加えたり削ったりすることができるという点は、モジュール化の最も大きい特徴で、長所とも言われる。 これを受け、現場の状況に合わせてシェルターの形態を選択でき、室内型・開放型を配分する数を調節できる。また、システムのカスタム化(Customization)ができ、空気清浄機・空気質測定器・冷暖房機・公共Wi-Fi・スマートLED・スマート情報案内機器など様々な先端の情報通信技術(ICT)を加えるなど先端のスマートサービスが強化される。 何より重要なのは、新しいスマートシェルターによってあらゆる市民が生活の利便性を享受できるよう、交通福祉を実現するという点だ。利用者が性別・年齢・障害・言語などでハードルを感じられないように設計するユニバーサルデザイン(Universal Design, 普遍設計, 普遍的な設計)を具現して、従来の交通環境の限界を乗り越え、市民の暮らしが直接的に変化できるようにする。 例えば、交通弱者の障害者が乗車待機ボタンを押すと、低床バスの到着予定時間を知らせ、運転手にもスマートシェルターに障害者が待っていると伝える。また、外国語の案内や視覚障害者向けの音声案内サービスも提供される。また、女性も安心して利用できるようにCCTVが設置され、非常ベルが警察地区隊と連携できるように進める計画だ。 <10月末からテスト設置に乗り出す…来年から予算を投入することなく、民間投資事業で施行> 入札及び契約の手続きが完了する10月末からテスト設置に乗り出す。テスト設置の候補地は計10ヵ所で、崇礼門中央バス停の1ヵ所・往十里広場・旧把撥駅2番出口・独立門公園など市街地のバス停の3ヵ所と広域バス乗り換え停留所(中央車線)の弘大入口駅の2ヵ所、合井駅の2か所だ。それに加えて、空港大路に新設されるBRT中央バス停の2か所にも推進する計画だ。このうち、早いところは12月には完了し、順次市民に開放され、1~2ヶ月のテスト運営及び安定化期間を持つと予想される。 設置候補地は、バス停の周辺現況及び利用現況などを基にして選定された。特に、地域の均衡発展・地域の拠点としての象徴性、ランドマークになれると同時に、運営上従来の市停留所の施設物の管理運営権を持っている民間会社と円滑に協議できるか否かを踏まえた結果だ。市街地の場合、スマートシェルターの設置によって市民が歩行困難にならないよう、十分にスペースを確保して工事を進める予定だ。 事業規模を見ると、スマートシェルター1個の規格は長さ15m・幅3.5m・高さ4.7mだ。それぞれの地域と規模に合わせて、室内・室外に分けて最適の形態で設置・運営される。そのため、市街地の停留所・中央車線停留所・広域バス乗り換え停留所(中央車線)の乗降人員と停車路線などを綿密に分析してモニタリングを実施した。 このうち、室内型シェルターは、新型コロナウイルスの拡散防止に向けて最低1ヵ所に制限して設置され、利用する際にもマスク着用が義務付けられる。徹底した防疫消毒作業を行うだけでなく、ホームドアの頻繁な開放・換気措置、光プラズマ空気殺菌機、体温測定器も備えて、ウイルスの予防措置及び安全な公共交通環境づくりに貢献する。 ソウル市は、来年から施行されるスマートシェルター事業には予算を投入せず、民間投資事業として進めることを検討している。社会基盤施設に対する民間投資法推進の手続きに基づき、妥当性を検討する計画だ。 ソウル市のファン・ボヨン都市交通室長は、「ソウル市が世界で初めて導入するスマートシェルターは、未来型の交通環境に見合う革新の始まりになるだろう。公共交通を利用する市民の安全を守りながら、スマート機能を活用して様々なサービスを提供するなど、市民のより高まった期待に応えられるよう努力する」と述べた。   テスト設置デザイン 現場設置シミュレーション鳥鑑図 (室内型シェルター1つ・室外型シェルター2つが組み合わされた形態) 鳥鑑図 (室内型シェルター1つ・室外型シェルター2つが組み合わされた形態)
SMG 1,080

ソウル市、巣ごもりで韓流スターSEVENTEENと一緒に 「4色ソウル韓流体験」

ソウル市、韓流スターのSEVENTEEN(セブンティーン)とK-Pop・K-Food・K-Drama・K-Cultureといった4つのテーマを持つ多彩なソウル韓流体験プログラムを紹介 19日(土)、ソウル観光の公式YouTubeチャンネルの「ビジットソウル」を通じて、韓流ファンたちとリアルタイムチャットでコミュニケーション…続いて公開される韓流体験コンテンツでソウル観光を間接的に経験 旅行が制限されるコロナ時代、世界中の韓流ファンたちに非対面という形で慰みと楽しみをお届けする 男性アイドルグループのSEVENTEENが韓流の魅力をアピールするガイドとなる。ソウル市は、SEVENTEENと一緒に世界中の韓流ファンにソウルの魅力あふれる韓流名所と多彩な韓流プログラムを紹介する計画だと明かした。 ソウル市は、韓流文化を活かした体験型観光プログラムを運営しているが、観光客の旅行満足度を高めるため、専らソウルではなければ経験できない特別な観光コンテンツを提供している。ソウル市は、物理的な移動が難しい現在の状況に合わせ、非対面コンテンツを企画・制作してソウルの韓流文化を持続的にアピールしようとする。 SEVENTEENのソウルの韓流プログラム体験記は、YouTubeチャンネルのビジットソウルTVで公開される。K-Pop・K-Food・K-Drama・K-Cultureの4つをテーマとして、代表的なソウル韓流プログラムを中心に人気ドラマに登場した料理作りや最新のファッションスタイリング情報などを披露する計画だ。 ビジットソウルYouTubeアドレス: https://youtu.be/1cYdvTJCToE まず、19日(土)には、K-Food・K-Dramaをテーマに、SEVENTEENのメンバーのジョンハン・ジュン・ミンギュ・バーノンが出演して、YouTubeのライブショーの「ソウル韓流オンラインツアー」を進行する。ファンとのリアルタイムチャットをベースに、ソウルの韓流名所とプログラムを体験することで、一緒に旅行する気分を感じられるよう進行する計画だ。 K-Food・K-Dramaに続き、K-Culture・K-Pop映像も順次公開して、インターネットを通じて様々な韓流文化を紹介する。 ソウルが盛り込まれた韓国文化とリアルキムジャン(キムチ漬け)体験(9月25日に映像公開) ソウルを躍らせるK-Popツアー(9月25日に映像公開) ソウルの韓流文化を紹介するガイド役として参加するSEVENTEENのメンバーたちは、「世界中の韓流ファンに、目で見て楽しんで味わえる多彩な韓流観光のテーマを直接紹介することができ、非常に光栄だと思っている。私たちとのコミュニケーションを通じて、韓流文化に好奇心を持ち、ソウルに行きたいと思えるようプライドを持って撮影に臨みたい」と述べた。 ソウル市のイ・ウニョン観光産業課長は、「コロナ禍のためソウルを訪ねることができないという現状から、日常から非日常に転じた旅行が懐かしいと思っている世界中の韓流ファンたちが多いと思う。今回のソウル韓流オンラインツアーコンテンツを通じて、彼らに些細な慰みと楽しみをお届けすることができるようにと願う」と述べた。
SMG 552

「新型コロナウイルスを吹っ飛ばすFighting-KICK!!」 再び、韓国のテコンドーが世界中の人々を魅了する… 2020ソウル市オンラインテコンドー公演

非対面が日常となり、世界中の人々が感じている窮屈さをテコンドー公演で吹っ飛ばす! 話し上手として有名な芸能人の「イトゥク」と英国出身の「エバ・ポピエル」が進行を担当 2020年9月16日(水)12時、「ノルジャテコンドー師範団」の公演を皮切りに、パワフルなスタート! 11月まで、計8回のオンライン生中継で開かれる武芸のお祭り 2020年、世界中をパンデミックという危機に陥らせた新型コロナウイルスの感染拡大が、相変わらず深刻化を増している。ソウル市は、韓国が自慢するテコンドー公演の「オンライン無観衆生中継」を行うが、巣ごもり生活で崩れやすい健康への意志を呼び起こし、文化・観光への渇きを解消するためだ。ソウル市のテコンドー公演は、2007年から毎年、南山(ナムサン)韓屋(ハノク)村の常設公演と出張型の街公演で行われる。ソウル市を代表する公演の一つとして、ソウルを訪ねる国内外の観光客に喜びを与えてきた。2020年は、オンライン公演を進めて、より多くの見どころと喜びを与える計画だ。 2020年9月16日(水)12時、「ノルジャ」テコンドー師範団とビー・ボーイングチームのコラボレーション舞台を皮切りに、11月まで韓国を代表する計7つのチーム(8回公演予定)が国技院の常設公演場と南山韓屋村の泉雨閣(チョヌガク)、世界テコンドーの聖地と言われるテコンドー院(全羅北道(チョルラプクト)茂朱(ムジュ)郡)のT1競技場などで「テコンドー伝統師範公演」と「テコンドー創作文化公演」をオンライン生中継で公開する。9月16日水曜日の「オンライン生中継」の初公演は、ノルジャテコンドー師範団と世界大会の「バトル・オブ・ザ・イヤー」のパフォーマンス部門で韓国人初の1位となったビー・ボーイングチームとの協業を通じて、独創的な動きと音楽の極大化で観客の五感を魅了する。 また、韓流スターのスーパージュニアのメインボーカルで、多くの番組でMCとして活躍している「イトゥク」と英国出身の芸能人「エバ・ポピエル」が、テコンドーの素晴らしさを伝える旅を一緒にして公演の醍醐味を増し、テコンドーの価値と優秀性を発信する予定だ。 YouTubeとNaverTVに公式チャンネルを開設し、公演の生中継及びストリーミング映像をアップロードして、ハイライト映像とエピソードなどを持続的に掲載して購読者数を増やしていく計画だ。 ソウル市のジュ・ヨンテ観光体育局長は、「『2020 ソウル市オンラインテコンドー公演』が、コロナ禍で疲れを感じている人々の日常に活力を与えることを期待する。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、公演に参加する全員のマスク着用及びサーモグラフィカメラによる体温モニタリングなど新型コロナ感染防止に向けた防疫指針を徹底的に順守して、非対面公演の模範事例になることを願う」と述べた。
SMG 467