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「素敵なテコンドーに出会う」ソウル市、テコンドー公演で観光客を誘致

5月1日夜7時、ソウル広場にてテコンドー特別公演を開催。「ソウルフェスタ2023」と連携 国技院K-タイガーズなど、テコンドー公演チーム揃え…「JUST JERK」「ジュニエル」など、豊富なラインナップ コロナ禍により中止されていた「南山韓屋村」の常設公演(5月12日~10月29日)も再開 公演の後、外国人観光客を対象に体験型プログラムも…プムセ、撃破体験を直接体験 ソウル市は、5月1日にソウル広場で開催されるテコンドー公演を皮切りに、ソウルを訪問した感顧客のための様々なテコンドー公演や体験型イベントを披露する。 市は、テコンドー公演をソウルの代表的な観光商品として定着させるために、07年からテコンドー常設公演を運営してきた。特に今年は、エンターテインメント要素とテコンドーを合わせた公演を通じて、外国人観光客の目を引く狙い。 今回のテコンドー公演は、体験型フェスティバル「ソウルフェスタ2023」と連携し、「テコンドーと韓流の出会い」というテーマで、5月1日(月)19時から20時40分までソウル広場で行われる。今回の公演は、国楽人のパク・エリとポップピン・ヒョンジュンが司会を務め、国技院やK-タイガーズ、リトルK-タイガーズ、ビガビなど、多彩な魅力を持つテコンドー公演チームが参加する。 特に今回の公演は、国技院とエレクトリック・ヴァイオリン奏者ソ・ジウのコラボ公演、K-popに合わせてテコンドーの動作を披露する公演、テコン打楽パフォーマンスなど、韓国の国技であるテコンドーとエンターテインメントを合わせた公演であり、観客にこれまでなかったひと味違う楽しさを与える狙いだ。 また、ダンスサバイバル番組「Street Man Fighter」の優勝チーム「JUST JERK」と、ラッパーの「ソ・チュルグ」、シンガーソングライターの「ジュニエル」の公演など、様々なパフォーマンスも用意され、見どころ満載の公演になる予定。 一方、ソウル市はここ10年間国内外の観光客から愛されてきたものの、コロナ禍により中止された「南山韓屋村」の常設公演も今年から再開する。5月12日から10月28日まで(7,8月は除外)毎週金曜日と土曜日の16時から行われる。 常設公演は、テコンドーの迫力ある公演や、テコン打楽との出会い(金)、テコンドーのグローバリゼーションを率いる国技院の素敵で爽快な撃破公演、節度あるプムセ公演(土)など、韓国の伝統芸能を合わせた公演で、外国人観光客の目を引くと期待される。 また、外国人観光客には毎週土曜日、テコンドーの体験型イベントを行う。 テコンドー道着試着、記念品、ポラロイド写真撮影など、韓国での思い出づくりになれるように用意した。 プログラムは毎週土曜日、公演が終わってから30分間行われ、テコンドーの歴史や意味を説明してから、防ぐ、蹴る、叩くなどテコンドーの基本的な動作やプムセ、テコンドー技術のコアである撃破まで体験できる。テコンドー体験プログラムに参加したい個人や団体は電話(☎ 070-8817-2441)にて申し込みできる。 2023ソウル市テコンドー特別公演は、ソウル市公共サービス予約システム(https://yeyak.seoul.go.kr/web/main.do) にて4月25日から予約できる。事前に予約しなかった場合でも、公演を見るのはできる。 ソウル市のキム・ヨンファン観光体育局長は、「テコンドーは、韓国の伝統武芸かつ国技である。テコンドー公演は、芸術性やエンターテインメント的要素を高く評価されている韓流コンテンツでもある」とし、「テコンドーが韓国を体表する観光文化ブランドに発展するように取り組みたい」と語った。 参考 2023ソウル市テコンドー公演の概要・進行順序 □ 公演概要 ① ソウルフェスタ連携テコンドー特別公演 日程:23年5月1日(月)19時~20時40分 場所:ソウル広場 アーティストラインナップ ‐<M   C> パク・エリ(国楽人)、ポップピン・ヒョンジュン ‐<プレ公演> ソ・ジウ(ヴァイオリニスト)、ジュニエル(歌手) ‐<本 公演> 国技院、ビガビ、リトルK-タイガーズ&K-タイガーズ ‐<特別公演> JUST JERK、パク・エリ&ポップピン・ヒョンジュン、ソ・チュルグ(ラッパー) □ 進行順序 進行順序 時   間 内   容 備  考 19:00~19:20 ソ・ジウ、ジュニエル プレ公演 19:20~19:30 パク・エリ&ポップピン・ヒョンジュン オープニング公演 19:30~19:50 ビガビテコンドー公演 テコンドー公演 19:50~20:10 リトルK-タイガーズ&K-タイガーズ 20:10~20:15...   Read more
SMG 559

漢江公園の危険地帯、ドローンパトロールで市民の安全を守る

大型イベントなど、人込みになった場合ドローンを活用し、全体の状況・危険地帯を把握 高性能のドローンで生態公園における違法行為を監視・火災予防モニタリング 自動警報システムを導入し、護岸の危険地域における安全事故を予防 ソウル市漢江事業本部は、自動経路飛行及び人工知能(AI)技術を搭載した高性能ドローンを活用し、あらゆる事故を未然に防ぎ、漢江に訪れた市民の安全を守ると発表した。 今年は、コロナ禍以降、本格的に開催される大型イベントにより、人込みが予想されるだけに、イベントを行う際に全体的な状況や危険な区域を素早く把握するといった徹底的な安全管理が求められる。 また、漢江公園の生態公園及び湿地の場合、直接歩くパトロールが難しく、事故の危険性が高い護岸の場合、防犯カメラの設置ができなかったり、目が行き届かない所があったりするため、安全事項の予防に限界がある。 これを受け、ソウル市漢江事業本部は、人口密集地域、パトロールが難しい地域、護岸の危険地域に対する安全事故を予防するために、様々なドローンを持ちいったパトロールを開始する。 「花火大会」のような大型イベント開催時、ドローンを飛ばして現場で迅速に状況を把握。これまできめ細かなパトロールができなかった生態公園及び護岸の危険な地域の場合、高性能ドローンを活用してモニタリングを行う計画だ。 特に、生態公園及び汝矣島の護岸を回るドローンには、飛行経路を事前に入力し、自動経路飛行を行ってから、センサーデータ基盤人工知能(AI)個体認識技術を活用(AIオープンデータ+実証データ学習)し、異常を検知した際、起動パトロール班のオフィスのPCにつなげ、リアルタイムでモニタリングを行う。 このようなドローンパトロールは、大型イベントの場合は4月から、江西湿地生態公園・岩寺生態公園は5月から、汝矣島の護岸は6月から順次導入する。 ソウル市のジュ・ヨンテ漢江事業本部長は、「今年はコロナ禍以降、あらゆるイベントに多くの人が密集すると予想されているため、ドローンを活用した素早い対応で市民の安全を守るとともに、パトロールができなかった地域・危険地帯に先端技術を用いたドローンを活用し、安全事故の予防に徹底していきたい」と述べた。
SMG 218

世界最大のeスポーツイベント「23年 リーグ・オブ・レジェンド ワールドチャンピオンシップ」決勝戦ソウルの高尺スカイドームで開催

11月19日、ソウルの高尺スカイドームでチャンピオンシップ決勝戦…ソウルPRと観光効果期待 韓国内決勝戦だけで2万人の観客が参加…高尺ドームでK-カルチャーのブームを巻き起こしていく狙い ソウル市、ゲーム制作から事業化までワンストップで支援し、ゲーム産業界に対するサポートに注力 光化門の街頭応援、ポップアップストア、eスポーツ体験など、ソウルを挙げてeスポーツ祭りを開催 世界で最も人気のあるeスポーツである「リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends, 以下LoL)」の最強チームを競う「2023 LoL ワールドチャンピオンシップ」決勝戦が11月19日(日)、韓国最大規模の室内競技場であるソウル高尺スカイドームで開催される。LoLは、2023年9月に予定されている第19回アジア競技大会(杭州)の正式種目に採択された。 今年の1月10日17時(現地時間)アメリカLAにあるライアットゲームズは、LoLの23年シーズン開幕を発表。「2023 LoL ワールドチャンピオンシップ」を韓国で開催することを明かし、開催都市ソウルが注目された。 「2023 LoL ワールドチャンピオンシップ」は、各国のリーグで上位になったチームが集まって、当該シーズンの最強チームを競う大会。世界のeスポーツ大会の中で最も多い視聴者数記録を持っている。21年基準、7,386人が同時に視聴した。 ソウル市は、「2023 LoL ワールドチャンピオンシップ」の誘致のために昨年5月からソウル観光財団・韓国eスポット協会と一緒に主催会社のライアットゲームズ、ライアットゲームズコリアの関係者らと協議し、「2023 LoL ワールドチャンピオンシップ」開催場所の高尺スカイドーム、大会運営方式などについて話し合ってきた。また、今後の大会運営におけるESGの実践、中小規模のゲーム会社との共生協約締結にも合意した。 なお、市はこのような大型イベントをきっかけにより多くの外国人観光客がソウルを訪問し、ソウルの多彩な魅力を体験できるようにイベント連携旅行商品を開発するなど、観光客の誘致に拍車をかける。 一方、4月8日(土)~9日(日)の2日間、韓国eスポーツの最強者を競う「リーグ・オブ・レジェンドチャンピオンスコリア()LCK」決勝戦がソウルの蚕室室内体育館で開催された。ソウル市とLCKが初めて共同主催した今回の大会には、2万人余りの観客が参加し、「ロールドカップ」への熱気が伝わった。 市は、未来のコメとも言えるゲーム産業やeスポーツの発展に向けて、ゲームの製作から事業化までワンストップで支援している。今後、海外マーケット参加をサポートするなど、中小規模のゲーム会社の海外進出まで支援の範囲を広げていく計画だ。 市は、今回のロールドカップ共同開催が、eスポーツ産業の成長や発展に大変重要な意味があるだけに、主管会社とともにeスポーツ文化ツアー、人材育成、光化門街頭応援などを通じて、eスポーツ産業に対する知名度を引き上げるなど、「世界ゲーム都市、ソウル」に向けて本格的に取り組んでいく。 ソウル市のキム・イスン行政1副市長は、「ソウル市がeスポーツ産業育成政策を本格的に推進していく今、『2023 LoL ワールドチャンピオンシップ』を誘致できたのは、非常に意義深い」とし、「今回の大会を通じてソウル市のeスポーツ産業がグレードアップし、より多くの観光客がソウルを訪れ、観光マイス産業にも役に立てればと思う」と述べた。また「今後もより多くの国際イベントをソウルに誘致するために取り組んでいきたい」と付け加えた。 添付 ソウルの高尺スカイドーム
SMG 402

ソウルフェスタ2023「光化門広場でソウルを体験してベリークマにも会いましょう」

4月30日(日)から5月7日までソウルで行われる体験型フェスティバル「ソウルフェスタ2023」 フェスティバル期間中、光化門広場に設置される「ソウルカルチャースクエア」、ソウル観光のスタート地点かつインフォメーション ベリークマ、ハングル名付け所、ソウルMBTIトリップ、観光セレクトショップなど、見どころ満載 空の旅ができなかったコロナ期間中、韓国のブランド価値はさらに上がった。K-POPとK-ドラマが世界で1位になったというニュースはもはや珍しくはない。ソウル市は、ここ3年間ソウルに行きたくても叶わなかった観光客のソウル訪問を促すために「ソウルフェスタ2023」を開催する。 4月30日(日)から5月7日(日)までの8日間行われる「ソウルフェスタ2023(SEOUL FESTA 2023)」は、コロナ禍により冷え込んでしまった観光産業の復興や外国人観光客の誘致、韓国内における消費促進のために企画された。 今年2回目を迎える「ソウルフェスタ2023」は、ソウルの魅力を五感で楽しめる体験型プログラムで構成されている。市は、ソウルを訪れた外国人観光客にソウルならではの魅力を満喫してもらうために「Feel the Real Seoul」というスローガンのもと、多彩なイベントを開く。 光化門広場に大々的に設置される「ソウルカルチャースクエア」は、「Feel the Real Seoul」が実現されるソウルフェスタ2023のメインイベント。「アートワークゾーン」、「K-カルチャー体験ゾーン」、「ソウル観光セレクトショップ」などで構成され、注目を集める。 「ソウルカルチャースクエア」のスタート地点である「アートワークゾーン」には、華やかな造形物と人気キャラクターのベリークマなど、魅力的なフォトゾーンが設置され、イベントに対する期待感をさらに高めている。 遊びマダンで開かれる「K-カルチャー体験ゾーン」には、観光客がソウルの旅行情報を確認したり、楽しんだりできる「ソウル観光広報ゾーン」のほか、世界の韓流を率いるドラマ、ビューティー、ファッションをテーマにしたワクワク体験ゾーン「ソウルドラマゾーン」「ソウルビューティーゾーン」「ソウルファッションゾーン」が用意される。 世宗大王の銅像の裏には、料理、伝統工芸、文化芸術などを体験し、完成品を持ち帰ることができる魅力満点のソウル体験マーケット「ソウル観光セレクトショップ」が開かれる。 マイ印鑑作り、伝統民画体験など、現場で手軽に楽しめる「体験観光ブース」をはじめ、かわいいデザインでついつい欲しくなってしまう「手作り工芸品販売ブース」、ソウルの昔と今のデザートが味わえる「ソウルスタイルデザートブース」も予定されている。 ソウルフェスタ2023へようこそ!「ウェルカムゲート」と「アートワーク休憩ゾーン」 光化門広場の李舜臣将軍銅像の前には、華やかな造形物が建てられる。まずは入口の「ウェルカムゲート」が観光客を迎える。ウェルカムゲートを通ると、「アートワーク(Artwork) 休憩ゾーン」が待っている。ソウルフェスタ2023のロゴを活用し、市民にひと時の安らぎを与える大型ベンチを設置する。 アートワーク休憩ゾーンに行けば、昨年4月に蚕室を「お花見写真スポット」にした「ベリークマ」にも会える。SNSフォロワー145万人を誇る「ベリークマ」は、ドイツ、アメリカなど海外でも人気のグローバルキャラクターだ。「ベリークマ」は、大規模観光イベント「ソウルフェスタ2023」をさらに華麗なフェスティバルにしてくれるだろう。 ソウルのライフスタイルを体験する「K-カルチャー体験ゾーン」 光化門広場の遊びマダンで行われる「K-カルチャー体験ゾーン」は、ソウルを訪れた観光客にソウルの魅力をたっぷりと伝え、ソウルの各観光名所にいざなう「ソウル観光のスタート地点」になる予定。ソウルシティーツアーバスの中に作った「ソウル観光広報ゾーン」では、「ソウル観光デジタルサイネージ」、「ソウルMBTIトリップ」、「ソウル名所VR TOUR」など、ソウル旅行の情報を、流行りのコンテンツを楽しみながらゲットできる。 「ソウル観光デジタルサイネージ」では、観光客がK-POPアーティストとTV番組を選択すると、それに関するソウル観光地の情報を確認できる。「ソウルMBTIトリップ」では、簡単な性格診断テストをすると、そのタイプごとに観光地をオススメしてもらえる。「ソウル名所VR TOUR」では、韓国初心者の外国人観光客に徳寿宮や漢陽都城などソウルの観光地・景色の魅力を間接的に紹介する予定。 さらに進んでいくと、韓流の主役であるドラマ、ビューティー、ファッションをより楽しく体験できる「ソウルドラマゾーン」、「ソウルビューティーゾーン」、「ソウルファッションゾーン」が広がる。 「ソウルドラマゾーン」は、韓国の人気ドラマがテーマ。観光客が直接参加できるプログラムが用意されている。ドラマのサウンドトラックのイントロを聞いてドラマのタイトルを当てる「K-DRAMAサウンドトラッククイズ」、また外国人観光客の顔を見てハングルの名前を付けてくれる「ハングル名付け所」などのプログラムは、参加者にとって楽しい思い出となるに違いない。 「ソウルファッションゾーン」では、「K-POPファッションルック」、「タイムスライス体験ゾーン」、「カスタマイズファクトリー」を用意。観光客が直接参加し思い出を作る場所にしている。 「K-POPファッションルック」では、大型LEDで流されるIVE、ENHYPENなどのK-POPスターと写真が撮れる。ひと味違う写真を撮りたい人は、「タイムスライス体験ゾーン」でソウルの主要観光地を背景に合成し、360度から自身を撮影できる。「カスタマイズファクトリー」では、自分が選んだデザインでエコバッグを作り、持って帰ることもできる。 「ソウルビューティーゾーン」では、世界の美容市場で勢いを増しているK-ビューティーを体験できる。ビューティー業界のスタートアップと連携し、韓国で今流行っているメイクや消えるタトゥーをやってみたり、ソウルの景色を盛り込んだ香水も楽しめる。これらのプログラムがソウルフェスタをより華やかなイベントにしてくれると期待されている。 料理、伝統工芸、文化芸術まで揃った「ソウル観光セレクトショップ」 「ソウル観光セレクトショップ」は、ソウル各地で楽しめる体験型観光をその場でできる「ソウル観光コンテンツゾーン」、フェスティバルを盛り上げる「ソウル魅力市場」、昔と今の食べ物を同時に味わえる「ソウルデザートゾーン」で構成される。 「ソウル観光コンテンツゾーン」では、伝統民画、マイ印鑑作り、組み紐(メドゥプ)体験ができ、作品は持ち帰りできる。「ソウル魅力市場」では、手作り工芸品、簡単な食べ物など、ソウル所在の優秀な企業の商品が並ぶ。「ソウルデザートゾーン」では、2022年「ソウルグルメ100選」に選ばれたソウルスタイルのデザートが用意されており、外国人には目新しい伝統酒や韓菓体験もできる。 ソウル市は、ソウルフェスタ2023のメインイベント会場の光化門広場に設置される「ソウルカルチャースクエア」を通じて、より多くの人々がK-コンテンツ、ビューティー、ファッションを楽しめるように案内することで、ソウルを「ぜひ行くべき都市」としてブランディングし、観光需要を掘り起こしていく。 ソウル市のキム・ヨンファン観光体育局長は、「ソウルの魅力を発信するためにソウル市が一所懸命準備したソウルフェスタ2023を国内外の観光客はもちろん、ソウル市民も楽しめるフェスティバルにしていきたい」としながら、「出かけやすい4月末から5月の頭に、家族と一緒にソウルで楽しい思い出を作っていただけたら嬉しい」と述べた。 添付1 ソウルフェスタ2023ポスター・イベントイメージ <ウェルカムゲート> <ベリークマフォトゾーン> <ソウル観光広報館 > <ソウルドラマゾーン> <ソウルファッションゾーン> <ドラマの名曲が聴ける観光広報ゾーン> <ソウルドラマゾーン ハングル名付け> <ソウルカルチャースクエア北側入口>
SMG 627

ソウル市、K-カルチャー体験型プログラムを披露…観光韓流の魅力を発信

「ソウルフェスタ2023」期間中、訪韓観光客向け韓流体験型プログラムを運営 大衆文化から伝統文化に至るまで、韓流を代表する企業と連携し、ひと味違うテーマを企画 5月2日(火)から「ハイカーグラウンド(HiKR GROUND)」にて、韓流ファン向けの観覧 ・参加型展示イベントを実施 訪韓観光市場活性化のために、大韓航空との31の路線におけるキャンペーンなど、共同プロモーションを推進 ソウル市は最大級の観光イベント「ソウルフェスタ2023」(4.30.~5.7.)を皮切りに、韓流中心地としてのソウルの魅力を直接見て、感じて、楽しめる「韓流体験型プログラム」を再開すると発表した。 「韓流体験型プログラム」はコロナ禍以前、第1次韓流ブームがあった中国・日本・東南アジアを含め、東ヨーロッパ、アフリカ、中東、南米に至るまでの68か国から4千人余りが申し込んだソウル特化体験型観光プログラムである。 3年ぶりに再開する「韓流体験型プログラム」は、Kコンテンツに興味がありソウルを訪れた幅広い年齢層の観光客が参加できるように構成した。大衆文化からソウルのライフスタイルを盛り込んだローカルコンテンツまで、Kカルチャー全般に領域を広げ、テーマを企画。差別化されたソウルならではのコンテンツを提供するために、韓流を代表する企業及び空間とコラボレーションし、共同でプログラムを運営する。 運営されるテーマは全部で6つ。大衆文化を体験できる ▲K-Beauty 韓流スターメイク ▲K-Pop ダンスクラス ▲K-Entertainment解説付きツアー、韓国の伝統的な食文化を体験できる ▲K-Cocktail ▲K-Food ▲キムチ博物館ツアーがある。コラボレーションには、現代百貨店、YGX ACADEMY、S.M.entertainment、CJ The Kitchen、Pulmuwon ミュージアムキムチ間(カン)、ワールドクラスコリアなどが参加する。 5月1日から「ソウルフェスタ2023」特別プログラムとして行われる各プログラムは、4月19日(水)ソウル観光ホームページ「Visit Seoul」にて申し込みできる。ソウル滞在期間、応募理由などを考慮して選定する。外国人の観光客であれば誰でも申し込み可能。 5月1日(月)に現代シティアウトレット東大門店で行われる「K-Beautyメイククラス」は、韓流スターのスタイリングを担当するALUUのイ・スンヨン副院長が、アイドルのステージメイクから女優の日常メイクに至るまでの最新トレンドやノウハウを説明する。 5月2日(火)の「K-Popダンスクラス」では、振付師のソン・スビンがBLACKPINKの代表曲の振付とリール動画制作方法を伝授。YGXアカデミーの練習場で行われる。 5月3日(水)の「K-Cocktail クラス」は、伝統酒及びサステナブルな食材をテーマに、ワールドクラスコリアのバーテンダー、イム・ビョンジン、キム・ドヒョンが講師を務める。ソウルグルメ100選とAsia’s 50 Best Barsに選ばれた「Bar cham」、「ZEST」にて行われる。 5月4日(木)の「K-Entertainment解説付きツアー」は、韓流の元祖であるS.M.entertainmentのレコーディングスタジオ、A&Rセンター、コンセプトスタジオなどを、解説付きで見学できるスペシャルプログラムとなっている。 5月5日(金)の「K-Food クッキングクラス」は、人気バラエティーに登場した粉食を作って食べるクラス。クッキングスタジオ「CJ The Kitchen」の専門シェフのレシピが提供される。 最後に、5月6日(土)の「K-Culture Museum Kimchikan tour」では、博物館にて韓国の発酵食文化を学んだり、キムチ作り体験ができる。自分が作ったキムチは持ち帰ることもできる。 市は、「ソウルフェスタ2023」特別プログラム終了後には、これをレギュラープログラムとして再編成し、6月から10月まで運営する予定だ。 韓流スポット「HiKR GROUND」では、K-Popファン向けの展示が開かれる。5月2日から7日まで、グローバルファンダムメディアプラットフォーム「STARPLAY」が共同運営する「ソウル韓流グラウンド」イベントは、▲ソウル韓流旅ゾーン ▲韓流アーティスト投票ゾーン ▲メディアゾーン ▲フォトゾーンなど、韓国人も外国人も楽しめる観覧型プログラムと参加型プログラムで構成される。 旅ゾーンでは、ソウルの名所を盛り込んだ『ソウル韓流旅ガイド』とM.V.Pテーマコース情報などを案内する。投票ゾーン、メディアゾーン、フォトゾーンは、K-Popファンが作った動画や画像など見ながら、好きなアーティストに投票する空間である。外国人観光客限定イベントとしては、ハングルでの名入れキーホルダー作り(1日50人)と、SNSキャンペーンイベントが行われる。 また、インバウンド観光を活性化するために、ソウルフェスタの期間中は大韓航空とタッグを組み、個人観光客を対象に共同プロモーションも推進する。海外発ソウル着の6か国31の路線を利用した訪韓観光客に対し、5~10%の割引キャンペーンを行う。 大韓航空の現地接続の外国語ウェブサイトにて5月1日まで購入でき、搭乗期間は5月31日までである。 ソウル市のキム・ヨンファン観光体育局長は、「映画、K-PopなどのK-コンテンツに魅了されソウルを訪れる韓流観光客が引き続き増加傾向にある」としながら、「韓流観光客の心を掴める体験型イベントを民間企業と一緒に企画した」と述べた。また「これからも外国人観光客の旅行満足度を高める多彩な体験型プログラムを設け、韓流観光の裾野を広げていきたい」と付け加えた。 添付1 2023年 ソウル 韓流体験型プログラム概要 □ プログラム概要 運営機関:5月~10月 参加対象:ソウルを訪れる外国人観光客...   Read more
SMG 607

オ・セフン市長の目玉事業「西海船路」が本格化…汝矣島に新たな船着き場を建設

汝矣島に漢江~京仁アラベッキル(船路)を通る様々な 船舶が接岸できる船着き場を建設 年間150回以上定期運航、多彩な旅行商品を提供する民間の船会社を選定済み 24年までに汝矣島船着き場完工及び運営開始、25年には西海ベッキルにおける観光を活性化、26年にはソウル港開港を目指す オ・セフン市長が本腰を入れている「グレート漢江プロジェクト」の主要事業である西海ベッキル事業が本格化し始めた。ソウル市が26年上半期に開港する予定のソウル港の建設に先立ち、漢江~アラベッキルの運航に必要なインフラ施設の拡充や船舶運航の活性化に向けて、汝矣島漢江公園内に新たな船着き場を作る。 新たな船着き場は、麻浦大橋の南側とソウル港予定地の間にある空間で、色々な規格の船舶が同時に停泊し、できる限り多くの船舶が活発に行き来できるよう設計する計画だ。 汝矣島の船着き場の完成と同時に、市は民間の船会社と協力し、漢江~アラベッキルを結ぶ定期運航路線(年間150回、1日1回基準)を本格的に運営する予定だ。基本路線は汝矣島船着き場~アラ金浦旅客ターミナル~アラ仁川旅客ターミナルである。今後民間の船会社及び隣接自治体と協力して、西海島嶼地域など、運航路線を次第に拡大していく方針だ。 汝矣島に船着き場が建設されれば、24年からは漢江に1千トン級の旅客船などを停泊することができ、ソウル市民やソウルを訪れる国内外からの観光客は、水上と陸上を問わないシームレスな観光が可能になる。 さらに、26年の上半期にソウル港が完成すれば、西海から出発した5千トン級のクルーズ船が漢江に停泊し、ソウルの観光スポットを訪問するなど、寄港地における観光ができる。また、漢江からスタートして群山港と木浦港を経て、済州港までクルーズ旅行もでき、漢江を訪れるより多くの観光客のニーズに応えられると期待される。 市は、26年国内港の完工に続き、28年までにCIQ(税関・出入国管理・検疫所)を導入するなど、国際港も完成させるとの目標を掲げている。 ソウル市は、26年ソウル港の完成までの期間に、汝矣島船着き場を利用する船舶を定期的にモニタリングし、西海ベッキルの運航における補完事項を点検・解消していく予定だ。 今回の船着き場建設事業は、民間から募集して事業者を選定し、船着き場の建設及び船舶の導入は100%民間の資本で行われる。市は、事業に必要な行政的支援を担当する。船着き場は、23年4月から設計に入り、早ければ24年の1月にテスト運航を経て、漢江の結氷期が終わる24年2月からは本格的な運航が始まる。 また、ソウル市は公共性を高めるために、船着き場を作る民間の船会社との協力のもと、西海ベッキルを利用したい他の船会社の船舶も自由に係留または停泊できるように開放する。 なお、市は「弱者との同行」という市政哲学を掲げているだけに、毎年社会的弱者2千人余りに無料で乗船できる機会を提供するほかにも、小中高生を対象に船舶における安全教育・職業体験などの学習プログラム運営も手掛ける計画だ。 オ・セフン市長は、「外国の方は人口1千万の大きい都市の真ん中に川幅が約1㎞もあり、莫大な水量を持つ漢江を見て感心する」とし、「インバウンド需要3千万時代を切り開いていくために、今回の汝矣島の船着き場建設を皮切りに、漢江~京仁アラベッキルにおける定期運航、ソウル港開港などの計画を具体化していくと同時に、地道にコミュニケーションを重ねながら補完策を講じ、漢江の自然も最大限に守る形で事業を進めていきたい」と述べた。 添付 現場の写真 汝矣島斑岩公園内の官公船向け船着き場及び漢江ルネッサンス号 アラタワー展望台で撮影した京仁港 アラタワー展望台で撮影したアラ仁川旅客ターミナルと漢江ルネッサンス号 アラ漢江閘門(漢江→京仁アラベッキル)
SMG 296

「犯罪不安ゼロ」ソウル市防犯・安心グッズの支援拡大・強化で安心特別市を目指す

ホーム セキュリティ用「安心ホームセット」の必須品目2種を直接指定、支援対象も全ての1人世帯に拡大 音声認識非常ベル、デジタルドアロックなど、「ストーカー対策」必須支援品目を2種→4種に拡大 今年計1,600余りの1人世帯(店舗)及びストーカー被害者などに防犯・安心グッズ支援…被害があった店舗・多発地域を優先 ソウル市が住居侵入及びストーカー行為などのあらゆる犯罪から1人世帯を守るために「ソウル市防犯・安心グッズ支援事業」を今月から本格的に始める。 市は、1人世帯、女性1人で営む店舗、ストーカー犯罪の被害者などの被害を防止するために、スマートドアベル、家庭用防犯カメラなどの防犯グッズを支援している。昨年の1年間で計2,400余りの世帯・店舗が支援を受けており、4.5点(5点満点)という高い評判を受けている。 従来は、各自治区によって支援グッズが異なっていたものの、これからは1人世帯が最も不安を感じている要因の一つである不法侵入の防止に効果的な2種類のグッズを必須品目として指定し、家の外はもちろん、中の安全まで確保していく狙いだ。 市が指定した「1人世帯安心ホームセット」の必須品目2種は、▲帰宅前後に携帯で玄関の状況をリアルタイムで確認できる「スマートドアベル」と、▲お出かけの時に家の中を確認できる「家庭用防犯カメラ」である。自治区別に必須品目2種に加えて、支援グッズをさらに受け取れる。 「1人世帯安心ホームセット」の支援対象も拡大する。これまでは家賃が割と低い1人世帯に限られていたが、今年からは賃貸住宅かどうかに関係なく1人世帯であれば誰もが利用できるようにする。 なお、ソウル市はストーカー犯罪被害をさらに防ぐために、女性が一人で経営する店舗に現在でも支援している「音声認識非常ベル」をストーカー犯罪被害者にも与え、危険な状況が発生した時、すぐに通報できるようにサポートする。さらには、すぐにロックされる機能を備えた「デジタルドアロック」も支援し、必須支援グッズを昨年の2台から4台にまで増やした。 女性が1人で経営している店舗には、通報が入った際に区役所の防犯カメラ管制センターと連携して警察がすぐに出動できる「音声認識非常ベル」を支援する。犯罪被害があった店舗や犯罪多発地域 にある店舗、小規模店舗などを優先的に支援する。 支援を希望する市民は、各区役所のホームページにて申込書類をダウンロードし、必要書類を添付して担当者にメールを提出することで申し込み可能。 ソウル市のキム・ソンスン女性家族政策室長は、「ソウル市の防犯・安心グッズ支援事業は市民から4.5点をつけてもらうなど、高く評価されている事業である。今年はより安全に守れるように必須支援品目を指定したり、支援対象を拡大したりするなど、さらにきめ細かな防犯に注力した」とし、「防犯・安心グッズが欠かせないソウル市の1人世帯、ストーカー被害者など、防犯対策が切実な市民であればぜひ申し込んで安心安全な日常を過ごしてほしい」と述べた。
SMG 200

ソウルならではの魅力を放つ「ソウルフェスタ2023」開幕セレモニーのチケット1次販売

「ソウルフェスタ2023」、K-Popスターのコンサートで蚕室主競技場にて盛大に開幕(4.30.) ENHYPEN、THE BOYZ、OH MY GIRL、ATEEZ、STAYC、Youngji Leeなど豪華な1次ラインナップを公開 4.30.(日)~5.7.(日) の8日間、ソウル全域でK-POP·K-スタイル·夜景・グルメフェスティバルも開催 8日間のグローバル観光フェスティバル「ソウルフェスタ2023(SEOUL FESTA 2023)」が、30日(日)に蚕室主競技場にて行われる盛大な開幕セレモニーを皮切りに、幕を開ける。ソウル観光再開のシグナルになる模様だ。 ソウル市は、「ソウルフェスタ2023」開幕セレモニーの1次ラインナップを公開。7日の正午(昼12時)からウィメプ(We Make Price)にてチケット販売を開始すると発表した。 4月30日19時30分から蚕室主競技場で開かれる「ソウルフェスタ2023」の開幕セレモニーには、 、THE BOYZ、BE’O、STAYC、iKON、ATEEZ、ENHYPEN、YoungJi Lee、OH MY GIRL、P1Harmony、Kep1erなど、数多くのK-Pop スターが出演。蚕室主競技場を埋め尽くす4万余りの観客を魅了するパフォーマンスを披露する。MCはTHE BOYZのメインダンサーであるジュヨンと、最近NETFLIX配信のドラマ「The Glory」で話題になったシン・イェウンが務め、世界中の韓流ファンを迎える。 昨年8月に開催された「ソウルフェスタ2022」開幕セレモニーのチケットは、販売開始直後に最大5万2千人が販売サイトにアクセスし、わずか5分で売り切れになった。それを踏まえると、今年のチケット競争も激しくなる見通しだ。 開幕セレモニーチケットは、公式インスタグラム(https://www.instagram.com/seoulfesta_official/)で行うイベントを通じても提供される予定だ。2次販売は4月21日(金)に開始。 4月30日の開幕セレモニーを皮切りに、5月7日までの8日間、光化門広場を中心に漢江、明洞などソウル全域で開かれる「ソウルフェスタ2023」は、「Feel the Real Seoul」というスローガンを掲げている。暖かい春の日差しの下でソウルならではの魅力を五感で楽しむ体験型フェスティバルであり、国内外の環境客を魅了する予定だ。 < ソウルフェスタ2023 主要イベント > ソウルフェスタ2023 主要イベント イベント 日 程 場 所 ソウルフェスタ2023開幕セレモニー 4.30.(日)19:30~21:30 蚕室主競技場 ソウル カルチャースクエア 4.30.(日)~5.7.(日)12:00~20:00 光化門広場 ソウル ブリッジマッケット(マッ:味を意味する韓国語) 5.6.(土)11:00~20:00 潜水橋南側 漢江 ドローンライトショー 4.29.(土), 5.1.(月),5.5.(金), 5.6.(土)20:00~20:10 トゥクソム漢江公園...   Read more
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オ・セフン市長、漢江における植樹活動を3倍にし、生態系保護みんなで享受するグレート漢江

ソウル市、樹木・カワウソ・鳥類・魚類などが生息する生態系を保護し、より魅力的な漢江に 漢江ルネッサンス(2007)の成果を生かして保全・利用が調和する漢江公園づくり エコパークの再整備、自然型護岸の完成、自然に優しい空間の拡大などサステナブルな生態環境づくりに注力 ソウル市は、漢江の豊かな自然の保護・自然と人間が共生する環境づくりに向けて、漢江の自然を回復させるための方向性や内容を具体的に示し、サステナブルな生態環境を整備していくことを明かした。 これは3月9日にオ・セフン市長がまとめたグレート漢江プロジェクトの4つの戦略のうち、1つ目の中核戦略。「自然と共生する漢江」を本格化する戦略であり、ソウルの肺として機能する漢江の、自然のポテンシャルを高める狙いだ。 07年に漢江ルネッサンス事業を積極的に推進した際にも、漢江の自然再生はそれなりの成果を見せた。エコパークの拡大、自然型護岸づくりなどの自然再生事業を行った結果、漢江と支川でカワウソやジムグリガエルなどの絶滅危惧種が相次いで発見されるなど、生態系は順調に回復してきた。 市は、ソウルが世界都市競争力5位の都市になるための目玉戦略である「グレート漢江プロジェクト」をうまく推進させるには、自然との共生が必須になるため、漢江の自然再生事業に本腰を入れる。 調和のとれた自然の保全・利用「漢江エコパークの再整備」 まず、作られてから平均18年が過ぎた漢江エコパークを「保全に向けた利用・利用のための保全」という方向性の下で再整備する。そのために「漢江エコパーク再整備基本計画」を外部の専門家に委託し、25年までに再整備を終える計画だ。 漢江エコパークでカギとなるのは、市民の利用が多い一般的な漢江公園とは異なり、生態系が自ら変化・発展し生物多様性を維持できるようにすることだ。そのため、市はそれぞれのエコパークの環境を総合的に調査・分析した後、市民の利用と生態系の保全を同時に考慮した整備目標を設定。市民と自然が互いに向き合える特化公園にしていく考えだ。 市は、今年の10月までに「漢江エコパーク再整備基本計画」を策定し、25年までに健康な漢江エコパークを完成させ、市民と自然がポジティブなエネルギーを送り合う好循環を生み出していく方針だ。 コンクリートを取り除き、土・砂利に入れ替え…「自然型護岸づくり完了」 2つ目の戦略として、川による浸食を防ぐために、コンクリートなどの人工素材で作られた護岸を土・砂利・石など自然の素材に変える「自然型護岸づくり事業」を25年までに終える。 自然型護岸づくりは単純に護岸の形を変えるだけでなく、生物の生息地を復元する役割を果たす重要な事業である。 その結果、河川の生態系が生まれ変わることで漢江の生息種と生物多様性が豊かになり、水辺の景色が美しくなり、水と人間、そして自然が共生する空間ができる。 371万本の木が呼吸する漢江公園「漢江森づくり」 3つ目の戦略は、植樹により快適かつ健康な漢江にする漢江森づくりである。これは、漢江の護岸・水際に森を作り、自然の回復・PM2.5の解消・気候危機への対応など、都市環境の改善に一助するために推進する事業である。 漢江の自然回復には木が重要であるため、毎年漢江森づくりに取り組んでいる。23年3月時点、漢江公園には約350万本の木があり、05年と比べると約311%増加した規模である。 市は、回復した漢江の自然をより安定的に維持していくため、「グレート漢江プロジェクト」の計画に沿って25年までに約21万本の木を植え、計371万本の木が息づく緑豊かな漢江公園を作っていく計画だ。 その結果、漢江の動物・植物に生息地を提供、市民には快適な憩いの場を与える他、PM2.5・温室効果ガスなど都心の大気改善にも一役買っていくと期待される。 家族でピクニック?ぜひ自然豊かな漢江で!「自然型プール」にリノベーション 最後の4つ目は、漢江の老朽化したプールを今の技術・感覚で自然型プールへとリノベーションすることだ。24年に蚕室(チャムシル)のプールからスタートし、クァンナル、蚕院(チャムウォン)、望遠(マンウォン)にまで徐々に拡大していく。 自然型プールとは、森の公園、エコプールなどの利用施設を1年中活用することで、漢江の自然が回復できるようにするエコフレンドリーな空間のことだ。 90年代に作られ30年が過ぎた蚕室漢江公園のプールが自然型プール第1号になる予定であり、今年11月に完成される。 漢江の美しい景色を眺めながら散歩・水遊びを楽しめるだけでなく、フリーマーケット・ヨガなど多彩なプログラムを1年中提供し、楽しいピクニック空間になると期待できる。 ソウル市のジュ・ヨンテ漢江事業本部長は、「我々の大切な漢江の自然を回復させ、人と自然が共生できる環境づくりに最善を尽くしたい」とし、「保全に向けた利用・利用のための保全が好循環をなして、さらに魅力的な漢江になるよう応援していただきたい」と述べた。
SMG 224

2023年、さらに進化したソウルヤングテク!…相談回数増加、金融コミュニティ拡大

若年層の提案を反映し、相談回数2回→3回(基本2回+モニタリング1回) オン・オフラインの金融コミュニティを新設…参加者間での情報共有の場・コミュニティ新設 専門家による講演を月1回開催、レベル・テーマ別に細分化した金融教育を毎週提供 人工知能(AI)セルフ診断サービスの提供システム、2024年完成に向け準備中 1:1財務相談を希望する19~39歳のソウル在住の若年層を対象に、ホームページにて募集 ソウル市が、4月3日(月)午前9時から2023年ソウルヤングテク財務相談への参加者1万人を募集する。資産形成のための個人型財務相談を希望する者のうち、ソウル在住の19~39歳であれば、誰でも青年モンタン情報通にて申し込みできる。 ソウルヤングテクは、若年層が体系的に資産を形成していく力を育てられるよう、若年層に特化して財務相談と金融教育を提供するという、ソウル市ならではの事業だ。今年、事業開始から3年目を迎え、4つの施策を設けてさらにレベルアップを図る。 1つ目は、昨年相談を受けた参加者からの提案を受けて、専門財務設計者1)の1:1個人型財務相談の回数を2回から3回に増やしたことだ。基本的な相談を2回行った後、財務的ルーティンを守る努力をしているのか点検し、実践を促すためのモニタリング相談が1回分追加された。 すでに相談を受けている21~22年の参加者は、従来の相談内容をもとに資産形成が体系的になされているのか確認できる年次相談を、年に2回受けられる。相談の後には、財務状況が改善されたかどうかを見える化した10ページのパーソナル結果報告書も提供する。 相談は、対面と非対面に分けて行われる。対面相談は、居住地や職場の周辺など、参加者が希望する場所を訪問する。非対面相談は、電話、ビデオ会議(ZOOM、Google Meet)、Emailなどから選択して受けられる。 2つ目は、ソウルヤングテク参加者のために、オン・オフラインにおける金融コミュニティを新設したことだ。コミュニティの活性化に向けて支出ゼロチャレンジ、貯金チャレンジなど、若年層の間で流行っている「チャレンジ」を生かしたイベントを開催。財務管理のノウハウや失敗談など、情報交換ができるようにし、参加者が自ら財務管理力を身につけられるようにする。また、専門家と話せる場などを設けることで、参加者間での繋がりをサポートする。 3つ目は、既存の金融教育プログラムをさらに細分化した「ソウルヤングテクアカデミー」の運営である。22年に多くの反響が寄せられたものの、不定期開催だった専門家による講演を月1回定期的に開催し、レベル(初・中・高級)、テーマ(若年層の住居・生活経済・投資・基礎支出管理)ごとにカテゴライズした金融教育を毎週提供する。履修すると修了証書も授与される。 4つ目は、24年からビッグデータ基盤の人工知能(AI)財務診断サービスを提供するため、「ソウルヤングテク財務情報システム(仮称)」の開発に着手したことだ。このシステムでは、個々人の消費スタイル、投資能力の測定などをセルフで診断できる。若年層が経済的に独立する力を育てられると期待される。 ソウル市のキム・チョルヒ未来青年企画団長は、「親の支援がなくても自ら資産を形成できる力を養えるように始めたソウルヤングテク事業が、今年3年目を迎えてさらにグレードアップした」としながら、「魚を与えるのではなく釣り方を教えようとするのが、ソウルヤングテク事業の趣旨である。参加者たちがこの事業を未来へ一歩踏み出すためのチャンスとして捉えてくれたら嬉しい」と述べた。
SMG 215

オ・セフン市長、京釜幹線道路の上部空間に公園づくり漢南から良才まで最大7㎞に上る「ソウルリニアパーク」を開発

ソウル市、京釜幹線道路の地下化を開始…上部空間活用に向け外部機関と協力、構想案を提示。 地下化により生まれる上部の空間を緑地・複合文化空間に…江南都心を中心に東西の地域を連結・空間再編の機会に 瑞草IC・良才ICなど大規模な利用可能土地を開発し、ソウルを象徴する未来ハブ空間に 市民・専門家の意見を収集・検討を重ねて活用構想案を年内にまとめ、計画を推進 ソウル市のオ・セフン市長が力を入れている京釜幹線道路の地下化・上部空間における公園開発事業が本格的に進められる。 ソウル市が、京釜幹線道路の地下化により生まれる上部空間の活用に向けて動き出した。1月、京釜幹線道路の地下化事業を円滑に推進するため、ソウル市‐国土交通部などが業務協約を締結し、事業推進ロードマップを具体化。市は上部空間の活用策をいち早く講じるべく、構想案の作成を開始した。 ソウル市内の良才~漢南(7㎞)区間は、京釜高速道路の地下化事業の中でも特に注目を集めている。市は、1970年の京釜幹線道路開通以降、50年間断絶されていた江南の東西地域を連結することで、都市空間の再編も可能になると見込んでいる。 今回の計画は、昨年実施した京釜幹線道路の機能高度化についての検討結果と連携したもの。道路上部空間の戦略的活用策など、地域一帯の統合的空間構想の策定に力を入れていく方針だ。 市は昨年、道路の地下化に関する専門家のディスカッション、道路機能の高度化の検討などを通じて、京釜幹線道路の地下化構想案をまとめた。また、今年は韓国地方行政研究院(LIMAC)の妥当性調査、ソウル市の投資審査などを実施し、26年に中心道路の地下化(良才~盤浦)事業に着工する計画だ。 今回、ソウル市は、①京釜幹線道路の地下化の後、上部の空間を緑地・一般道路化、環境にやさしい複合文化空間に再編 ②瑞草IC、良才ICなど大規模な利用可能土地を、アイデンティティと競争力のあるハブとして開発 ③ロッテ七星の敷地など、周辺の開発事業区域との連携策などを検討する。 今回の空間構想には、長さ7㎞の線形公園「(仮称)ソウルリニアパーク(Seoul Linear-Park)」の開発案も含まれる。70年代から開発が急ピッチで進められてきた結果、緑地が乏しい状態だった江南エリアに、新たな活力を与える寛ぎの場ができる予定だ。 高速道路の地下化に伴い生じた上部空間に公園を作った事例は、すでに海外で前向きに捉えられている。昨年10月、オ市長が訪問したマドリードの「リオ公園」などが地域断絶の解消、緑地・レジャー空間の創出、地上・地下の立体的な活用など、多岐にわたる効果を証明。都市競争力の向上に貢献していることが分かった。 なお、瑞草IC(8.3万㎡)、良才IC(7.3万㎡)などの大規模な利用可能地域の場合、ソウルの玄関口としてのアイデンティティを盛り込むとともに、革新的なデザイン、グローバル競争力を備えた未来ハブ空間としての開発策を提示する構えだ。 オ・セフン市長は、「都心で肺のような役割を果たす緑地は、市民の健康的で豊かな暮らしにおいて極めて大切だ」とし、「市民の意見やアイデアに耳を傾け積極的に検討した上で、世界的名所になれるように力を尽くす」と述べた。 添付 京釜幹線道路における上部空間活用構想案の対象地域
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ソウル市、19~24歳の青年15万人に公共交通費給付…1年間最大10万ウォンまで

経済的自立はできていないものの、公共交通割引対象ではなくなった20代前半が対象 実際使った交通費の20%を公共交通機関で利用可能な交通マイレージとして還元 3月28日(火)~5月31日(水)の2カ月間「青年モンタン情報通」にて普段から使っていたカードで申し込み 大人になって初めて出会うソウルの青年向け政策、個人型青年政策の情報も提供 ソウル市は、3月28日から5月31日まで「2023年 青年公共交通費支援事業」の参加者を募集する。ソウルに住んでいる19~24歳の青年であれば、誰もが青年モンタン情報通(youth.seoul.go.kr)にて申し込みできる。 「青年公共交通費支援事業」は、大人になったばかりで経済的に自立できていないものの、青少年向け割引が受けられなくなった20代前半の青年に公共交通費の一部を交通マイレージに還元する政策だ。勉強・バイトなどで公共交通機関を頻繁に利用する青年が交通費の負担により様々なチャンスを諦めることがないよう、昨年から始めた政策である。 「青少年基本法」上の青少年の範囲は19~24歳であるにも関わらず、「青少年福祉支援法施行令」では公共交通機関の利用による交通費割引の範囲を9~18歳に定めており、大人になると公共交通費が市内バス料金基準720ウォンから1,200ウォンへと67%高くなる。 青年公共交通費支援事業は、青年が実際に使った交通費に比例してマイレージを還元する事業で、公共交通機関の利用回数が多い青年が恩恵を受けられる生活密着型の支援事業である。 施行初年度だった22年には計152,015人が申し込み、136,028人に一人当たり平均7万4千ウォンを給付した。これはソウル市内バスの基本料金基準、毎月5回、年60回利用可能な金額だ。 市は今年も市費150億ウォンを投じ、19~24歳の青年15万人を支援する予定だ。ソウル市の一つの青年政策としては支援対象が最も多く、また同時に、大人になって初めて出会う政策としてより多くの青年が幅広く体感できるよう、知名度を上げていく計画だ。 23年「青年公共交通費支援事業」の対象は、申請日を基準にソウルに住んでいる19~24歳の青年だ。ソウル市青年手当、ソウル市妊産婦交通費支援事業、雇用労働府の国民就職支援制度など、類似事業に参加している青年は対象外となる。 事業に申し込むために別途交通カードを作る必要はなく、使っているカードで申し込める。 (*協約締結カード会社:T-money、BCカード、Samsungカード、Shinhanカード、Wooriカード、Hanaカード、Hyundaiカード、KB国民カード) 最終的に選定された青年には、交通カードで実際に使った交通費の20%(年間最大10万ウォン限度)を上・下半期の年2回交通マイレージの形で還元する。申し込み方法、マイレージ支給方式などの詳しい内容は青年モンタン情報通の「よくある質問(FAQ)」で確認できる。また、「お問い合わせ(Q&A)」にて気になる点も直接問い合わせ可能だ。 なお、市は公共交通費だけでなく、青年個々人に必要な個人型の青年政策に関する情報も提供する。公共交通費の支援を申し込む際に「青年モンタン情報通」にて興味のある情報を設定しておくと、それをもとに市が推進している5つの分野(雇用、教育・文化、福祉・生活、参加・空間)における54の事業を適時にお知らせし、本人に必要な政策を知らなかったり、時期を逃してしまったりすることを未然に防ぐ狙いだ。 ソウル市のキム・チョルヒ未来青年企画団長は「社会に第一歩を踏み出したばかりの19~24歳の青年は、行ってみたいところ、やってみたいことが人生で最も多いダイナミックな世代だ。公共交通費支援事業が単純に交通費を支援するのではなく、青年たちの目と足になり、世の中で多彩な経験ができる機会を与える、意義深い政策になってほしい」と述べた。
SMG 243