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ソウル市、グローバル医薬品市場No.1のボストンでソウルのバイオ企業をPR「Invest Seoul Pitch Night」を開催

世界最大規模のバイオ博覧会、米「バイオUSA(BIO International Convention 6月5日~8日)」でソウルの企業10社をPR グローバル医薬品市場No.1のボストンで65カ国の8千社余りの企業とパートナーシップを構築…投資家をターゲット ソウル投資庁‐CIC、バイオUSAとソウルの企業への投資を誘致するための「Invest Seoul Pitch Night」を共同開催 市、バイオ分野への海外からの投資をさらに誘致し、アジアのバイオ医療産業における「ソウル」のステータスを高める狙い ソウル市は、北米地域のバイオ産業の中心であるボストンで6月5日から8日まで開かれる世界最大規模のコンベンションであるバイオインターナショナルコンベンション(BIO International Convention 2023、以下バイオUSA)に参加し、ソウルの企業への投資を誘致するためのPR活動に取り組む。 「バイオUSA」は、毎年アメリカで開催されるバイオ・医療産業の博覧会。世界65カ国の8千社余りの企業とパートナーシップ構築や技術移転、投資誘致などの可能性を模索できるイベントである。 市は、世界のバイオハブと言える「ボストン」地域の投資家をターゲットに、ソウルのバイオ産業の競争力を発信し、アジア地域におけるバイオ・医療産業の投資拠点としてのソウルのステータスを高めるために取り組む。 また、ソウル市の投資誘致を担当しているソウル投資庁(Invest Seoul)は、昨年に続き、今年もソウルの企業への海外からの投資を誘致するために、「企業の参加」から「現地での投資家ミーティング」までサポートする。 今年は、バイオ専門のベンチャーキャピタル、アメリカのバイオ専門家などがグローバルマーケットでの競争力・イノベーティブさなどを考慮して選んだ10社が参加する。▲NU Eyne ▲Mito Immune Therapeutics ▲BERTIS ▲Seven Point One ▲AmtixBio ▲ILIAS Biologics ▲onconic therapeutics ▲Karis Bio ▲todoc ▲HAIIなどである。 ソウル投資庁(Invest Seoul)は、バイオ・ヘルスケア産業のネットワークの中心地と言えるボストンのバイオクラスター(生命工学協力団地)の要である「ケンブリッジ・イノベーション・センター(CIC)」と手を組み、革新的な技術を紹介するプレゼンテーションを通じて投資を誘致できるようにきめ細かに支援する。 その他にも、バイオUSAに参加する有望なバイオ企業10社は、バイオUSAワンーオンーワンパートナリング(One-on-One Partnering、企業と投資家をマッチングするプラットフォーム)サービスも受けられる。投資家や製薬会社との実質的な話し合いができるようにサポートする。 また、6月5日(月)の夜(現地時間)には、Kendall Squareにある「ケンブリッジ・イノベーション・センター(CIC)」でソウル市とCICが「Invest Seoul Pitch Night」を共催する。 「Invest Seoul Pitch Night」では、▲ソウルのバイオ企業の投資誘致プレゼンテーション ▲企業のグローバル競争力・北米投資誘致戦略に関する現地投資家パネルディスカッション ▲企業‐現地投資家ネットワーキングが行われる。ソウルの有望なバイオ企業と現地の投資家、業界の専門家、主要製薬会社が交流し、新たなチャンスを生み出すための架け架け橋役割を担う。 今後もソウル投資庁は、グローバル投資家ネットワークを活かし、北米地域だけでなく、さまざまな戦略地域の投資家とソウルの有望なバイオ企業のマッチングを支援していく計画だ。 ソウル市のキム・テギュン経済政策室長は、「ソウル市はバイオ分野における起業拠点であるソウルバイオハブを中心に、韓国のバイオ医療産業のグローバル競争力の強化と起業の活性化に向けて積極的に支援している」とし、海外からの投資誘致や海外進出に続き、アジア地域におけるバイオ医療産業の投資拠点としてのソウルの底力を世界に発信するPR活動に総力を挙げて取り組みたい」と述べた。 添付 Invest...   Read more
SMG 480

100年後のソウル…市民と共に描く第4回ソウル都市建築ビエンナーレ

自然を尊重するチョ・ビョンス建築家が韓国人初単独ソウルビエンナーレ総監督に就任 パンデミックの終わりが視野に入っている今、歴代初の「屋外」展開となる第4回ソウル都市建築ビエンナーレ 地理的・歴史的意味をもつ「開かれた松峴(ソンヒョン)緑地広場」に建てられたテーマ館<ハヌルソ>を公開 国内外の優秀な建築家が参加し、環境にやさしい密集都市ソウルの100年後の姿に注目 ソウル市は「第4回ソウル都市建築ビエンナーレ」のシンボルとなる作品<ハヌルソ>の公開を皮切りに、行事の幕を開けた。 今年9月1日(金)~10月29日(日)に開催されるソウルビエンナーレは、ソウル市の主催で2年ごとに開かれる国際行事である。世界の都市と交流するグローバルネットワークプラットフォームで、これまでの観覧客は計183万人に上っている。 今回のビエンナーレを率いるチョ・ビョンス総監督は、素朴ながらも洗練されていて、自然を尊重する作品で有名な建築家。 これまでのソウルビエンナーレにおいて、韓国の建築家が単独で総監督に委嘱されたのは初めてのこと。チョ・ビョンス総監督は、アメリカのハーバード大学など多くの海外大学の建築学科で教鞭をとった経験があり、今はBCHO Patnersの代表を務めている。 「山道、水道、風道で構成されているソウルの伝統的な地理的環境と調和のとれた環境にやさしい密集都市ソウルの100年後を共に描いてみたい」という趣旨で、今回のテーマを「Land Architecture, Land Urbanism」に定めた。 ソウル市は、ソウルビエンナーレとしては初めて「屋外空間」である「開かれた松峴(ソンヒョン)緑地広場」をメイン展示場に選定した。 市は、3年以上続いたパンデミックが終息に向かっている今、疲れた体と心を回復し、新型コロナ以前の活気を取り戻すために、ソウルビエンナーレとしては初めて「屋外空間」である「開かれた松峴(ソンヒョン)緑地広場」をメインの展示場として選定。その他にもソウル都市建築展示館と市民庁でイベントを行う。 松の木が豊で、昔は「ソルゴゲ(松の丘)」、「ソルジェ(松の嶺)」と呼ばれた松峴洞の敷地は、植民地支配の時期には朝鮮殖産銀行の社宅、戦後は米軍宿舎、米大使館の宿舎などで使われてきたため、1世紀以上高い壁に囲まれていた。中を覗いてみることすらできなかった敷地が110年ぶりに「開かれた松峴(ソンヒョン)緑地広場」として市民に公開される。 一目で絶景を眺められる高さ12mの階段式造形物、テーマ館「ハヌルソ」が5月3日(水)にオープン式を終え、市民に公開された。 北岳山、仁王山、南山と向き合っている松峴緑地広場にある「空と出会う場所」という意味の<ハヌルソ>は、ビエンナーレの開催前までには市民に開放され、ソウルの過去と現在、そして周りの景色が眺められる展望台として活用される。 市民は、<ハヌルソ>でソウルの山・川・風・光がなす調和を理解すると同時に、階段を上りながらソウルの過去と現在、そして未来を順番に経験できる。 今回のソウルビエンナーレの5つの展示(テーマ展、ソウル100年マスタープラン展、ゲストシティー展、グローバルスタジオ、現場プロジェクト)を通じて、海外の優秀建築賞の受賞者ユルゲン・ヘルマン・メイヤー、スノヘッタ、トーマス・ヘザーウィックをはじめとする国内外の100チーム余りが提案する環境にやさしい密集都市ソウルのマスタープランのアイデアが盛り込まれた作品や考え方に出会える。 添付1 ソウルビエンナーレの概要 ソウルビエンナーレの概要 行事名 第4回 ソウル都市建築ビエンナーレ 日程 2023年9月1日~10月29日 場所 開かれた松峴緑地広場、ソウル都市建築展示館、市民庁および周辺一帯 主催・主管 ソウル特別市 企画・運営 ソウル特別市住宅政策室建築企画課(都市建築交流チーム)第4回ソウル都市建築ビエンナーレ運営委員会総監督および分野別キュレーター 展示 テーマ展-テーマを説明する展示で一般市民も分かりやすく構成-場所: 開かれた松峴緑地広場、ソウル都市建築展示館 100年ソウルマスタープラン展-ソウルの100年後を描くマスタープランを提案-場所:ソウル都市建築展示館 ゲストシティー展-テーマ:海外都市の政策およびプロジェクトを紹介-場所:ソウル都市建築展示館、市民庁 グローバルスタジオ-世界40余りの大学を招き、漢江の上部の活用・緑地をつなぐ方策を提案-場所: 開かれた松峴緑地広場 現場プロジェクト-現場にパビリオンを設置・関連公演など体験型展示-場所: 開かれた松峴緑地広場 添付2 関連イメージ 関連イメージ チョ・ビョンス総監督 ⓒキム・ジェギョン ハヌルソ ⓒソウル市 ハヌルソ ⓒソウル市 ハヌルソ ⓒソウル市 ハヌルソ ⓒソウル市 ハヌルソ ⓒソウル市 ハヌルソ ⓒソウル市 ハヌルソ ⓒソウル市
SMG 1,087

ユネスコのビジョンを盛り込んだプロジェクト大募集ソウルデザインアワード、規模を倍増へ

ソウルデザインアワード受付の締め切りである6月28日(水)24時(韓国時間)までD-30 テーマは、「人・社会・自然の調和のとれた持続可能なデザイン」 タイトルを変え、「都市」から「日常」へとソリューションの範囲を拡大 今年のイシュー賞、リサーチ賞などを新設…表彰部門が12→25に拡大 受賞者に賞牌、賞金(大賞5千万ウォン)、DDP作品展示の機会を提供 日常の様々な課題を解決できるクレーティブかつサステナブルなソリューションを提案するデザイナーに与える国際デザイン賞「ソウルデザインアワード(以下アワード)」の受付の締め切りまで残り1カ月。 ソウルデザインアワードじゃ。2019年からデザインを通じて複雑な都市のいろいろな課題を解決してきた「ヒューマンデザインアワード」の新たなタイトルである。「都市の変化」に注目してきたこれまでのアワードとは異なり、「持続可能な日常」のためのあらゆるデザインに範囲を広げた。 今年のアワードは、ユネスコの持続可能な発展目標(SDG, Sustainable Development Goals)の達成に向けて「人、社会、環境の調和を目指す持続可能なプロジェクト」にフォーカスし、受賞者を選定する。 今年の審査基準は以下の通りである。 持続可能で調和のとれた日常のための公共デザインであるのか。 人類と環境が共生する文化と文明のビジョンに貢献するのか。 参加と協力を通じて課題を解決し、世界に拡大・共有するくらいの波及効果があるのか。 変わったのはタイトルだけではない。持続可能なデザインの優秀事例を世界に発信するために、多くのグローバル専門家を招いた他にも、受け付ける分野や授賞部門も拡大した。 グローバル専門家が計15人(選考委員5人、諮問委員10人)だったが、今年からは28人(選考委員15人、諮問委員13人)に倍増された。応募した作品は、世界的に有名な選考委員会の公正な評価を受けることになる。 また、リサーチ賞、今年のイシュー賞(デジタル部門)などが新設。表彰部門が従来の12部門から25部門に拡大された。基本的に「5年内に実現されたデザインプロジェクト」という条件はあるものの、今年からは実現されていないリサーチプロジェクトの応募できる。(但し、リサーチプロジェクトは、特別賞である「リサーチ賞」のみ受けられる) プロジェクトの受付は、6月29日(水)の24時(韓国時間)まで。世界中のデザイナー個人か団体であれば誰もが応募できる。受付は、ソウルデザインアワードのホームページ(https://seouldesignaward.awardsplatform.com)で可能。英語で提出しなければならない。 審査は7月~9月にかけて行われ、受賞者は10月25日ソウルデザインアワードの授賞式で発表。その後DDPホームページ(www.ddp.or.kr)で公開される。 受賞者はトロフィー、賞牌、賞金をもらえる。また、1年間アワードのロゴを使える。授賞式は、10月にDDPで開かれる。受賞作は約100日間(9月27日~12月31日)DDPで展示される。 大賞を受賞した1チームには、賞金5千万ウォンが、ベストオブベストの3チームには賞金1千5百万ウォンが与えられる。その他にも、優秀賞、リサーチ賞、今年のイシュー賞にはそれぞれ賞金5百万ウォンが与えられる。 授賞式は、10月にソウルで開かれる大規模のデザインフェスタ「ソウルデザイン2023」お開幕セレモニーとともにDDPで開かれる予定だ。 ソウル市が後援、ソウルデザイン財団が主催・主管するソウルデザインアワードは、デザインのポジティブな影響力とバリューを伝えていくという趣旨で2019年に初めて開催された。ソウルデザインアワードは、国際デザイン賞を超え、様々なデザインに合える共有の場として、目まぐるしく変化している日常の中で予測できない未来に向けて挑戦し続けている。 歴代受賞作は、南アフリカ共和国のドゥヌン地域で、空間デザインを活用し低所得層の子供のための図書館と教育施設を作った「ドゥヌン学習革新プロジェクト(Dunoon Learning and Innovation Project, 2019)」とイタリアのシチリア島の古い古民家を新たな芸術的空間に様変わりさせた「カウントレス・シティーズ (Countless Cities, 2020)」、中国河南省登封市に長らく放置されてきた洞窟を住民コミュニティー空間に作り上げた「夢の家(House of Dreams, 2021)」などがある。 添付 ソウルデザインアワードのポスター
SMG 397

数百人が並んだ話題のグッズソウル地下鉄のマスコット「トタ」のキャラクターグッズを数量限定で販売

ソウル交通公社のマスコット「トタ」キャラクターグッズを4つの地下鉄駅のT-luggageで限定販売 ネット限定のグッズに対して現場販売を求める声を受け、現場販売を決定 人気を集めた「トタバッジ」を含め計4つのグッズを限定販売 これからソウル地下鉄旅行の思い出を残せる商品など、市民の意見を反映した商品を開発 これまでネットでしか買えなかったソウル交通公社のマスコット「トタ」のキャラクターグッズが駅で販売される。ソウル交通公社(以下「公社」)は、22日(月)に4つの地下鉄駅のT-luggageで、公社のマスコットである「トタ」のキャラクターグッズ販売を開始。ネットでも販売していなかった商品もいくつかあり、今回の販売を通じて商品性を見極めてから拡大していく予定だ。 トタは、2017年に公社の創立とともに「また(ト)乗りたい(タゴシップン)ソウル地下鉄」の頭文字をとって名付けたマスコット。横から見た電車の姿がかわいく表現されており、社内掲示板にトタのグッズが欲しいと投稿されたり、公社内に「トタ会」ができたりするなど、職員の間でも大人気だ。 職員だけでなく、市民からも人気を集めている。2021年4月1日、光化門駅でトタのぬいぐるみを販売し始めて2時間で、用意されたぬいぐるみ600個、エコバック80個を完売した。当時トタのぬいぐるみとエコバックを買うために、数時間前から長い行列ができるなど、大きな反響を呼んだ。 ▲2021年4月1日販売したキャラクターのぬいぐるみ(左)、長い行列(中、右) トタのキャラクターグッズは、ソウル駅、弘大入口駅、明洞駅、金浦空港駅に設置されているT-luggageで購入できる。T-luggageの主な利用客は外国人観光客であるため、思い出を残せる記念品かつソウルを代表するお土産になれると期待される。 購入できる商品は、トタバッジ・ぬいぐるみ・フィギュア、エコバックの4つである。そのうちトタのバッジとエコバックはT-luggage限定であり、数量も限られているため急いだ方がよろしい。商品の価格は以下の通りである。 ○トタのぬいぐるみ・フィギュアはネットでも購入可能(送料別) ○トタのぬいぐるみ・フィギュアはネットでも購入可能 トタぬいぐるみ トタフィギュア トタバッジ トタエコバッグ 10,000ウォン 10,000ウォン 4,000ウォン 15,000ウォン トタのキャラクターグッズを対面で販売するのは今回が初めてである。これまでは一部の商品のみネットで販売してきたものの、現場での販売を求める市民の声があったため、現場販売を決めた。 ソウル交通公社のペク・ホ社長は、「これまで愛されてきたトタのキャラクターグッズが、現場で市民に直接会う機会ができてうれしい」とし、「今回のテスト販売期間中に寄せられる市民からの意見を反映して、トタキャラクターグッズの事業性を見極め、今後ソウル地下鉄旅行の思い出を残せる商品などを引き続き紹介していきたい」と述べた。 添付 トタキャラクターグッズ販売のイメージ ▲ トタキャラクターグッズの展示・販売している弘大入口駅/明洞駅のT-luggageのイメージ
SMG 722

ソウル市立科学館、40カ国が参加するイノベーターの祭り「Maker Faire Seoul」ソウルで開催

Maker Faire、2006年にアメリカのカリフォルニア州で初開催…今は40カ国以上に拡大 200以上の都市で発明家、芸術家、工学者など、様々なMakerの作品を披露 韓国は2012年6月以降毎年ソウルで開催…ソウル市立科学館で最大5年連続開催 Maker Faire Seoulが今年も開催される。 ソウル市は、2020年以降コロナ禍により中止されてきた「Maker Faire Seoul」が、これから最大5年間ソウル市立科学館で開催されると発表した。 Maker Faireは、2006年にカリフォルニア州サンマテオで初めて開催されたクリエイターのまつりであり、17年間ドイツ、日本、中国など40カ国以上・200以上の都市で開催されてきたグローバルイベントである。 特に、アメリカではかつてオバマ政権(2014)の時には、ホワイトハウスで開催されたこともある。出品されたイノベーティブかつクリエイティブな作品を直接体験する 大統領が姿が世界に広く知らされたことで、科学技術イノベーションに対するアメリカ政権の本気度がうかがえた。 韓国の場合、2012年6月、ソウル所在の「ソギョ芸術実験センター」で前衛芸術家を中心に第1回「Maker Faire Seoul」が開催された。毎年多くのクリエイターが参加し、その規模は拡大されてきたものの、コロナ禍の影響により2020年からは開催できなかった。 「ソウル市立科学館」は、最近アメリカのMake Community co.との協議を経て、最大5年間「Maker Faire Seoul」をソウル市立科学館で毎年開催することになったことを明らかにした。 今年は、10月8日(日)~9日(月)の2日間行われる。Maker Faire Adventure、Maker Faire Extendedなど、多彩な連携イベントも年中開催される予定である。 ソウル市立科学館は、Maker Faire Seoulの誘致をきっかけに、「創作と発明」に関するさまざまな展示や教育、文化イベントを順次に開催していく計画だ。 ソウル市立科学館のユ・マンソン館長は、「飛躍的に発展したAIが人間だけが持つ固有のスキルだと思われてきた「クリエイティブさ」を脅かしている今、手作業で行う創作活動から得られる経験の価値が、いつにもまして大切になっている」とし、「『Maker Faire Seoul』を通じて、新型コロナにより冷え込んでいる創作活動がソウルで再び花咲くことを願っている」と述べた。 添付1 ホワイトハウスで開かれたMaker Faire (出所:https://obamawhitehouse.archives.gov/) 添付2 Maker Faire Seoul 2018 (提供:(株)Bloter&Media)
SMG 309

“See You in Seoul, Be a Traveler in Seoul”ソウルでお会いしましょう!ソウル市、「2023 BTS FESTA」開催に際して観光活性化に注力

市、BTSデビュー10周年FESRA(2023 BTS FESTA)を後援…BTSファンのアーミーのソウル訪問に期待 セビッソム、DDP、ワールドカップ大橋などの観光スポットに紫色の照明を設置し、歓迎ムードを作る(6月12日~25日) 6月にBTSのデビュー10周年を記念して、市民も観光客も楽しめるコンテンツなど、多彩な対面・非対面イベントで構成された「BTSデビュー10周年FESTA(2023 BTS FESTA)」(主催:(株)BIGHIT MUSIC/主管:(株)HYBE)がソウルで開催。 「2023 BTS FESTA」は、6月1日(木)から対面・非対面の多彩なイベントで構成される。フェスティバルのメインイベントは、6月17日(土)汝矣島漢江公園で開かれる。今回のフェスティバルではBTSの過去と今、そして未来にスポットを当てる様々なコンテンツが公開される。特に、メインイベントは一般市民もファンも一緒に楽しめる見どころ満載のプログラムで作られる予定だ。 BTSは、2017年からソウル市の名誉観光広報大使として毎年ソウル観光の公式PR映像に出演し、ソウルの魅力を世界に発信するなど、ソウル市との付き合いが深いアーティストである。 BTSは、2013年のデビュー以降、「Dynamite」、「Butter」、「Permission to Dance」など、数多くのヒット曲を発表し、世界的人気を集めた。韓国のアーティストとしては初めてグラミー賞の候補になったり、アメリカのビルボードメインチャート「Hot 100」、「Billboard 200」で1位に上ったりするなど、「21世紀のポップアイコン」と呼ばれている。 また、ソウル市の名誉観光広報大使として「See You in Seoul」キャンペーンを実施したこともある。コロナ禍で会えない寂しさを慰めると同時に、ソウル観光に対する期待と知名度を高めたこのキャンペーンは、BTSのファンのアーミーだけでなく、ソウルに行きたい観光客の反響を呼んだ。 市は、約18万人の外国人観光客を誘致した5月のソウルフェスタ(4月30日~5月7日)に続き、6月にはBTSの「2023 BTS FESTA」の開催をサポートし、世界のアーミーを呼び込む狙い。新型コロナにより低迷していたソウル観光に活力を吹き込むことが期待されるだけに、ソウル市は安全事故の防止など、あらゆる面で支援する方針だ。 市は、イベント期間の6月12日(月)から6月25日(日)までの14日間、セビッソム、ソウルタワー、市庁舎、DDP、ワールドカップ大橋など、ソウルのランドマーク8カ所をBTSとアーミーのシンボルカラーであり紫色に染める。また世宗文化会館、セビッソム、ソウルタワーにメディアファサードも設置し、外国人観光客を迎える歓迎ムードを盛り上げる予定だ。 観光客の接点となる計14カ所のソウル観光情報センターと観光インフォメーションでは、観光案内士がBTSのグッズを着用したり、「2023 BTS FESTA」のポスターを飾ったりするなど、PRに取り組む。 メインイベント(6月17日)の日には、多彩な体験ブースを設けて豊かなコンテンツを提供する。ソウル市とソウル観光財団も「Seoul in Purple」というソウル観光広報ブースを構え、Map of the Seoul(スタンプラリー)、ハッシュタグイベントなど、色々なイベントを開きBTS関連の景品も差し上げる予定だ。 ブースでは、ソウルの観光スポット7カ所を案内する地図と各場所に似合うBTSの曲の歌詞が書かれているスペシャルカードを配る。 「2023 BTS FESTA」で撮った写真を指定のハッシュタグをつけてインスタグラムに投稿すると、ラッキードローを通じてBTSグッズなど、景品がもらえる。 スタンプラリーは、景福宮、漢江公園BTSの森など、BTSの聖地巡礼をして写真を投稿すると、抽選でBTSグッズなど景品をプレゼントし、ソウルに訪れたグローバルアーミーがソウルの観光スポットを体験できるようにする狙いだ。 市は、6月17日(土)に開催されるメインイベントに人波が押し寄せる状況に備え、行政1副市長が関連機関の協力・点検を呼びかける会議を行った。また、市民がフェスティバルを安全に楽しめるように管轄区庁である永登浦区と警察、消防、交通などと協力体制を構築し、準備を徹底する。 なお、市は今回のフェスティバルを機にソウルに訪れる観光客がソウルの魅力を満喫できるように、観光業界と積極的に協力して観光商品の開発やフェスティバルの広報に取り組む計画だ。 ソウル市のキム・ヨンファン観光体育局長は、「今回の『2023 BTS FESTA』は、世界の耳目を集め、ソウルの魅力を発信できる素敵なイベントであり、ソウル観光をさらに盛り上げるきっかけになることを期待している」とし、「市と関連機関が協力し、外国人観光客が存分に楽しめる安心安全なフェスティバルになれるように取り組みたい」と述べた。 添付1 2023 BTS FESTA 関連イメージ (写真提供:HYBE)
SMG 367

ソウル市が韓国初の取り組み、公共自転車を活用し温室効果ガスの排出権を確保

5月26日(金)T-moneyと外部事業者登録・温室効果ガスの排出権取引から得た収益の活用に関する協約を締結 5月末からコンサルティングを実施し、削減量の算定・妥当性の評価などの手続きを年末までに完了 自家用車の代わりにタルンイ(ソウル市の公共自転車)を利用する際に削減される温室効果ガスの排出量は年間数百トンに上る見込み 温室効果ガスの排出権取引により発生する収益はマイレージに還元 ソウル市がT-moneyと韓国で初めて公共自転車を活用し、温室効果ガスの削減量に対する排出権を確保する取り組みを実施する。 温室効果ガスの排出権取引制度は、政府が温室効果ガスを排出する企業ごとに1年単位で温室効果ガスの排出枠(キャップ)を定め、排出枠が余った企業と、排出枠を超えて排出してしまった企業との間で取引(トレード)する制度である。この制度に基づき2015年から排出量取引市場で取引が行われている。 ソウル市とT-moneyは、5月26日(金)に公共自転車である「タルンイ」事業を環境部の排出権登録システムに外部事業として登録し、温室効果ガスの排出権取引を行い、そこから発生する収益の活用策に関する業務協約を締結した。 5月末からはコンサルティングを行い、削減量と排出量をサ算定し、事業計画書の登録・国土交通部の妥当性評価などの行政手続きを進む。2024年の削減量から当該の排出権使って取引をする計画だ。 削減量は、自家用車の代わりにタルンイを利用して削減した移動距離に燃料の使用量、化石燃料排出係数などを掛けて算定する。正確な削減量はコンサルティングが終わった後に確認できるものの、タルンイ配送車両の運行、端末の電池の充電など、タルンイ事業で発生する温室効果ガスの量を反映しても、年間数百トンが削減できると見込まれる。市は、これを通じて毎年数百万ウォン程度の収益を確保できると期待している。 温室効果ガスの排出権は、2023年5月基準、韓国取引所(KRX::Korea Exchange)で1t当たり1万~1万2千ウォンでとりひきされている。 ソウル市とT-moneyは、タルンイによる販売収益は一部の運営コストを除いて、両社が協議しタルンイマイレージの形で市民に還元する予定。タルンイを利用した温室効果ガスの排出権の活用に関する業務協約を通じて、排出権の確保だけでなく、環境にやさしい交通手段・プラットフォームであるタルンイとT-moneyGOに対する知名度の高められると期待している。 ソウル市のユン・ジョンジャン都市交通室長は、「ソウル市が公共自転車事業を通じて排出権の確保・取引を韓国で初めて行うことになった」都市、「自家用車の代わりにタルンイを活用する場合、削減量が認められるだけに、交通手段としての公共自転車役割を果たせるようにインフラ整備にも取り組んでいきたい」とのべた。 添付 温室効果ガスの排出量取引構造
SMG 195

WEB3.0のハブを目指すソウル市、「ソウルWEB3.0フェスティバル2023」を開催

7月31日(月)から8月2日(水)までの2泊3日間、DDPで開催 ハッカソン、Demo Day、ネットワーキングパーティー、NFTフォーラムなど、様々なプログラムを実施 5月23日(火)~6月30(金)の間、国内外の青年・スタートアップなど100チームを募集 優勝した10チームには、ソウル市長賞、初期投資、アクセラレータプログラムなどを支援 ブロックチェーン専門企業である(株)バオバブパートナーズ、ソウルデザイン財団と共同主催…グローバル企業も多く参加 ソウル市は、(株)バオバブパートナーズ(代表 チェ・ジンボム)、ソウルデザイン財団(代表理事 イ・ギョンドン)と7月31日(月)から8月2日(水)までの2泊3日間、DDPで「ソウルWEB3.0フェスティバル(SWF2023)」を開催する。 「ソウルWEB3.0フェスティバル2023」は、ICT分野における革新的なアイデアの発掘およびグローバル都市ソウルのステータスの向上、また、目まぐるしく成長しているグローバルWEB3.0コミュニティの拡大の波に乗るために、ソウル市が民間と手を組んで初めて開催するイベントである。 今回のフェスティバルでは、△2泊3日間、マラソンのように休みを取らずプログラムを開発するハッカソン、△スタートアップ企業が自社のプロダクトや事業計画を投資家などにプレゼンするイベントであるDemo Day、△関連機関の関係者および一般参加者のネットワーキングパーティー、△DDP外装パネルをNFTデジタル資産として発行する「DDP45133プロジェクト」協力イベントなど、様々なプログラムが用意される。 0泊3日間行われるハッカソンイベントは、国内外の大学生やIT関係者2~6人で組まれたチームが参加。日常で活用できるWEB3.0技術を開発する。このイベントには100チーム(約400人)を募集し、最終優勝チームは10チームを選定する計画だ。 参加チームは、当日与えられたミッションを解決し、その結果を提出することになる。最終的に活用可能性、事業拡大可能性、チームワーク、アイデアなどを全体的に評価する。 WEB3.0技術とブロックチェーン企業のPRのためのイベントであり、国内外のブロックチェーン関連企業を対象とするDemo Dayや広報ブースも運営する。 参加対象は、国内外のブロックチェーン関連企業のみ。参加したい企業は、申請書、会社紹介、提案書をネットで提出する必要がある。参加費用はなく、書類審査を経て事前に8~10チームを選定する予定だ。 このイベントには、国内外のアクセラレータ、ベンチャーキャピタル、バイヤーなど、多様な投資家も招かれる。選ばれた企業は、投資家とのネットワーキングの他にも、IR(投資家向け情報提供)を行い投資誘致のチャンスも得られる。これを通じてブロックチェーン分野で成長や発展に向けた基盤を整えられる。 このイベントで紹介される「DDP45133プロジェクト」とは、ソウルデザイン財団がDDPを構成する45,133個の銀色のパネルをNFTとして発行する事業のこと。NFT所有者になる市民には、DDPコミュニティ参加など、色々な特典を提供する。 ソウルデザイン財団は、このプロジェクトがソウルのランドマークであるDDPをより独創的かつ特別な存在にするとともに、市民に分けて所有できるようにする公共施設の先進的事例になると見込んでいる。 財団はイベント期間中、DDP45133の紹介、NFT関連セッションを用意し、WEB3.0技術によるデジタルトレンドやイシューを共有するプログラムを運営する。 「ソウルWEB3.0フェスティバル(SWF2023」には、hexlant、Fingerlabsなど韓国企業だけでなく、Crypto.com、Cronos Labs、LBK Labs、HK Central Researchなどのグローバル企業の参加し、ICT分野におけるソウルの存在感を改めて確認できると期待される。 ハッカソンとDemo Dayの参加者のうち、優秀チームは、グローバル企業からアドバイス、初期投資、ネットワーキング、海外進出などのアクセラレータプログラムサポートも受けられる予定。 参加を希望する企業は、5月23日(火)から6月30日(金)まで、公式サイト(www.swf2023.com)にて申し込みできる。 ※ホームページは23年5月21日(日)18:00時にオープン 「Change、Chance、Challenge」というスローガンのもとで開催される今回のイベントは、ICT分野における革新的なアイデアを発掘し、参加者には投資誘致の機会を、一般市民にはWEB3.0に関する最新トレンドを提供するフェスティバルになることが期待される。 ※お問い合わせ:seoulweb3festival@gmail.com、02-711-2392 添付1 ソウルWEB3.0フェスティバル(SWF2023)」概要 行 事 名:ソウルWEB3.0フェスティバル2023 (Seoul Web3.0 Festival 2023) スローガン:Change、Chance、Challenge (変化、機会、挑戦) 日   時:2023年7月31日(月)~8月2日(水)、2泊3日間 場   所:DDP 東大門デザインプラザ 主   催:ソウル市、ソウルデザイン財団、(株)バオバブパートナーズ共同主催 フェスティバル計画(案) フェスティバル計画 日時 区分 内容 備考 7月31日(月) 開幕セレモニーオリエンテーション ・開会あいさつ・プログラム案内・国内外のご来賓の紹介・ハッカソンのテーマ発表   Demo...   Read more
SMG 199

ソウル交通公社、地下鉄駅↔空港間における双方向手荷物配送サービスを開始

出勤時に地下鉄駅で手荷物を預け、退勤後に空港で受け取って出国 外国人は地下鉄駅で重い手荷物を預けてから観光を楽しんだ後、目的地から近い駅で受け取るシステム 受け付けはネット・現場両方可能 地域経済活性化及び高齢者の雇用も創出 安定的な運営のために、配送範囲を次第に拡大する予定*(5月2日)ソウル駅、金浦国際空港駅など4カ所↔空港(仁川・金浦)(6月中旬)ソウル駅など269の駅、空港(仁川・金浦)↔空港(仁川・金浦) ソウル交通公社(以下「公社」)は、空港(仁川・金浦)に預けた手荷物を当日配送する地下鉄駅↔空港の「双方向手荷物配送サービス」(以下「配送サービス」)を22日(月)から始めると発表した。長い間、市民の足となってきた公共事業者として、市民に新たな経験を提供する。 <空港や地下鉄T-Luggage4カ所にて受付…ネットでもOK> 配送サービスは、ネットや現場で受け付ける。現場受け付けは、仁川空港第1・2ターミナルにあるハンジン宅配営業所とソウル駅、弘大入口駅、明洞駅、金浦空港駅に新たに設置されたT-Luggageにて行う。 T-Luggageとは、手荷物預かり及び配送サービスを提供する駅舎内の施設である。 ネット受け付けは、T-Luggageホームページ(tluggage.co.kr)にて行う。外国人のために3カ国語(英語・中国語・日本語)に対応する。 ネットで予約した場合、当日配送するサービスの特性上、運ぶ量や時間に制約があるため、申し込んだ日の翌日にサービスを利用できる。翌日ネットで予約した預かり場所に行って荷物を預け、楽しい時間を過ごした後、受取場所に行って手荷物を渡してもらうシステム。 預かり・受取場所はいずれも空港のハンジン宅配営業所及び4つの駅にあるT-Luggageである。 手荷物配送サービスの利用料金は、手荷物のサイズや配送エリア、利用日(平日/週末)によって決まる。週末は利用客が多いため(平日の日平均と比べ約2倍)、需要の分散のために料金が高くなる。 手荷物配送サービス料金表は以下の通り。サービス開始初期となる6月11日までにはプロモーションを行う計画だ。(プロモーション期間の延長可能性あり) サイズ 地下鉄駅 ↔ 地下鉄駅(金浦空港含め) 地下鉄駅 ↔ 仁川空港T1、T2 平日 週末 平日 週末 S 17,000 25,000 20,000 29,000 M(~23) L(23~27) 26,000 38,000 26,000 38,000 XL(27~) 31,000 45,000 31,000 45,000 <6月中旬以降、配送サービス提供エリアをソウルのあちこちに拡大> 公社は、サービスが安定化すると予想される6月12日をめどに、2号線の江南駅、蚕室駅、総合運動場駅のT-Luggageにも配送サービスを導入し、計7カ所に拡大する予定。 公社はT-Luggageの他にも、地下鉄駅にあるコインロッカー(T-Locker)にも手荷物を預けられるようにサービスを拡大する。ソウルのきめ細かい地下鉄インフラを活用し、有名な観光地に限らず、目的地から近い駅で思い手荷物を預けたり、受け取れるように取り組む計画だ。 サービスの拡大以降、配送サービス提供エリアは以下の通りである。 区分 地下鉄駅 仁川空港 T1、T2 場所 T-Luggage コインロッカー(T-Locker) ハンジン宅配営業所 数 7 269 2...   Read more
SMG 6,703

ソウル市、 国際コンペを通じてサムピョ敷地・聖水一帯を漢江沿いのグローバル未来業務地区に開発

「都市・建築デザイン革新計画」の一つである「建築デザイン革新型事前交渉」の初事例…5月に国際コンペ開催 デイヴィッド・チッパーフィールド、ユルゲン・マイヤーH、KPF、SOMなど…有名建築家が参加 コンペのテーマは、未来型先端産業(TAMI) )のグローバル企業を誘致するためのサムピョ敷地の開発計画とソウルの森・水辺・聖水一帯など周辺地域との連携施設に関するアイデア提案 コンペの日程は5月に発表…現場説明会・提案書の審査を経て9月に優先交渉者を選定 ソウル市が「都市・建築デザイン革新計画」の1つである「建築デザイン革新型事前交渉」 )の初事例となるサムピョ敷地を先端企業が集まるグローバル業務地区にするために、国際コンペを実施する。 ソウル市のオ・セフン市長は、今年の3月のヨーロッパ出張にて「サムピョ敷地・聖水一帯を漢江沿いのグローバル未来業務地区として開発する」との構想を明らかにした。それを受けて、官・民・有識者がともに国際コンペの計画を練り始め、最近完成した。 創意的・革新的デザインを見つける狙いで実施する今回の国際コンペには、世界的に有名な4人の建築家を招く。 まず、ソウル市は「都市・建築デザイン革新計画」の趣旨に合わせ、ソウル市の全般的なデザインとソウル市民の暮らしの質を向上させるために行う今回のコンペに参加を促す招待状を送った。 また、事業を担当するSP聖水PFV(株)がLOI(基本合意書)を発送。コンペに参加する建築家を選定した。 今回のコンペには、▲デイヴィッド・チッパーフィールド(英国、韓国の大手化粧品メーカー・アモーレパシフィックのソウルの新社屋などを設計)、▲ユルゲン・マイヤーH(ドイツ、ZIPPER, RKM 740 Towerなどを設計)、▲KPF(米国、10&30ハドソンヤードなどを設計) 、▲SOM(米国、ブルジュ・ハリファなどを設計)。以上4人の建築家を招いた。 コンペのテーマは、サムピョ敷地・聖水一帯の開発構想を実現であり、特にサムピョ敷地(事業地域および周辺地域を含む)に先端産業(TAMI)の拠点を作る計画を募集する。 最先端技術を活用した空間計画、国際認証を必要とするLEEDプラチナ認証を取得できる水準の計画など、未来型先端産業(TAMI)ハブ、グローバル企業が入居したい空間を作り上げる開発計画や、ソウルの森、水辺など周りとの調和をなす低層部、市民に開放する最上部、ソウル市が定めた都市建築における創意的・革新的デザインのガイドラインに沿った建築計画も立ててもらう。 また、事業地域と周辺地域の交通が混雑である状況を考え、合理的かつ立体的交通計画と、規制は最小限に抑え、自由な建築計画と複雑な交通問題を解決できるアイデアも提案してもらう。 次に、公共資産を活用し、ソウルの森・水辺・聖水一帯など、サムピョ敷地の周辺地域との連携策・施設特化策なども募集する。 周辺地域に関しては、ソウルの森・水辺・鷹峰山との調和、地下鉄駅(ソウルの森駅、トゥクソム駅、鷹峰駅)など、主な公共交通機関へのアクセス性の向上、またソウルの森内に使われていない敷地(乗馬練習場・駐車場)を活用し、サムピョ敷地で推進していく未来型企業と既に入居している企業の交流の場についてもアイデアを集める。 事業を担当するSP聖水PFV(株)は、15日に招待した建築家にコンペのガイドラインを配布。6月の頭には現場に招いてサムピョ敷地と聖水一帯について説明会を開催する。 その後、9月頃には提案書を受け、審査を経て優先交渉対象者を選定する計画だ。 ソウル市のホン・ソンギ未来空間企画官は、「世界的に有名な建築家が参加し、サムピョ敷地と聖水一帯をグローバル未来業務地区に発展させていける創意的・革新的な作品の誕を期待している」とし、「サムピョ敷地は、『都市・建築デザイン革新計画』の『建築デザイン革新型事前交渉』の初事例であるとともに、官民が手を組んで国際コンペを開催することも初めてであるため、必ず成功させ、今後他の民間事業にも積極的に参加できる一つのきっかけになれるように取り組んでいきたい」と付け加えた。 添付1 事業対象地のイメージ 添付2 招待した建築家
SMG 238

ソウル市Xソウル観光財団、海外の主要旅行会社を招き「ソウル・ライフスタイル・ファムトリップ」を成功裏に完了

日本、中国、英国など11の国や地域、15社の旅行会社が参加し、ソウルの観光地を下見 ソウルフェスタ2023の開幕セレモニー、テコンドー公演・K―ビューティー体験、青瓦台、光化門広場、梨泰院などを訪問 ファムトリップの満足度は4.7点、今後ファムトリップをもとにさらなるソウル観光商品の開発に注力 ソウル市とソウル観光財団(代表理事キル・ギヨン)は、4月29日から5月3日まで海外の主要旅行会社の関係者を対象に「ソウルのライフスタイル」をテーマにしたファムトリップ(下見招待旅行)を行った。 今回のファムトリップは、「海外主要旅行会社との協力体制の構築」事業の一環で行われた。当該の事業は海外各国の主要旅行会社とB2Bパートナシップを築き、ソウルの観光商品の開発や運営を積極的にサポートし、ソウル観光を盛り上げる事業だ。 現在、中国のトリップドットコム、日本のJTB、ライオントラベルなど、計21か国の主要旅行会社42社がソウル市と協約を締結し、緊密なネットワークを構築している。すべての旅行会社のリストは、当該事業のB2Bウェブサイトであるゴーソウルホームページ(goseoul.net)で確認できる。 今回のファムトリップは、日本、中国、台湾など主なターゲット市場11の地域の15社の関係者を招いて行われた。 ファムトリップに参加したのは、中国のChina Tourism Group、Trip.com Group、日本のJTB Corporation、台湾のLion Travel、香港のEGL Tours、フィリピンのIsland Resort Club、タイのDiscovery Korea、Journey Land、マレーシアのMayflower Holidays、Apple Vacations、インドネシアのDwidaya Tour、カザフスタンのGolden Tours、Ruvens Corporation、アラブ首長国連邦のSharaf Travel、イギリスのInside Asia Tours、計11地域の15社で、いずれも各国で売上・規模において1~2位を誇る主要旅行会社である。 ファムトリップ参加者らは、青瓦台、京東市場など韓国人が訪れる新しい観光地を訪問。また、梨泰院にあるリウム美術館、龍山工芸館を訪れ、芸術·工芸分野におけるKーカルチャーを体験した。 その後、現代シティアウトレット東大門とソウル韓方振興センターで現代と伝統のKービューティーを体験した。 特に参加者を魅了したのは「ソウルフェスタ2023(Seoul Festa 2023)」だった。開幕セレモニーに参加して世界のK-POPファンの反響を実感した。そしてソウル広場で開かれたテコンドー特別公演を観覧しながら韓国伝統武術にダンスを取り入れた新たなスタイルに目を奪われた。また、参加者らは光化門広場で行われた「ソウルカルチャースクエア」を訪れ、K-ドラマ、ビューティーなどソウルの多彩なライフスタイルを体験した。 ファムトリップ期間中、各国の詳細な観光動向も把握した。Kーコンテンツの世界的な人気を受けソウル観光の人気が高まったことに全関係者らが同意した。香港や台湾は登山、グランピングなどのアウトドアアクティビティ、イギリスはご当地の文化を体験できる伝統市場、インドネシアはK-POP関連観光地に大きな関心を示した。 ソウル市は、ファムトリップに参加した15社を対象に満足度アンケート調査を実施した結果、トータル満足度5点満点の4.7点を受けたと発表した。各旅行会社は、ファムトリップを通じて得られたソウルの観光情報を基に、ソウル観光商品の開発に努める。昨年のファムトリップの場合、19件のソウル観光商品が開発・販売される成果につながった。 台湾のLion TravelのHuang Yen Tiは「4泊5日間、ソウルの新しい観光地の下見ができてとても良かった」とし「特にテコンドー公演が印象深く、観光商品に適したプログラムだと思う」と述べた。また、タイのDiscovery KoreaのNantnapat Apijittiは「ファムトリップを通じて訪問したソウルの観光地をインセンティブや個別旅行(FIT)商品を構成する際に積極的に反映しようと思う」と語った。 ソウル市のキム·ヨンファン観光体育局長は、「今回のファムトリップを通じてソウルが持つ色んな魅力を感じる時間になれたら幸いだ」とし、「今後もソウル市と海外の主要旅行会社間の強固な協力関係を継続し、ソウル市ならではの観光商品を通じて観光を活性化していきたい」と述べた。
SMG 418

ソウル市とキャッチテーブルがコラボ「EAT!ソウル、EAT!泰院(テウォン)(梨泰院(イテウォン))」プロジェクト

5月8日(月)~19日(金)12日間、梨泰院・龍山区の商圏活性化のためにグルメマーケティングを実施 アプリ「キャッチテーブル」と協力…龍山区の飲食店に予約・訪問し、レビューを投稿するイベント 抽選で当たった30人にはソウルグルメ100選に選ばれた「JLデザートバー」利用券をプレゼント ソウル市は、梨泰院と龍山区の商圏活性化のために、5月8日(月)から5月19日(金)までの12日間、レストラン予約アプリ「キャッチテーブル」と協力し、美味しい料理と特別な経験「EAT!ソウル、EAT!テウォンプロジェクト」マーケティングを実施する。 キャッチテーブルアプリを通じて龍山区所在の飲食店と「ソウルグルメ100選」で選ばれたレストラン(19店舗、梨泰院周辺に9店舗)を訪問して口コミを投稿すると、抽選で計30人に2人特別メニュー利用券を差し上げる。 現時点、登録店舗数が5,000店舗以上、MAUが300万以上のレストラン予約アプリキャッチテーブルと手を組む。今のところアプリで龍山区所在の約400店舗のレストランに予約できる。 市は、ソウルの多彩な食文化を発信するために、20年から国内外のグルメ専門家が推薦するレストラン&バーのリストである「テイスト·オブ·ソウル(Taste of Seoul)」100選を発表している。 100選に選定された龍山区所在のレストランは、モス梨泰院、ボルゴ漢南、プラントビーガンレストランなど19店舗がある。そのうち特別メニュー利用権がもらえるJLデザートバーは、デザートカフェとバーが結合したかつてないデザートバー。新鮮な旬の料理と繊細なプレーティングで人々を魅了する。 市は、今回の「EAT!ソウル、EAT!テウォンプロジェクト」を通じて希望のメッセージを伝えるだけでなく、アプリを活用して実店舗への来店を促し、龍山区の商圏回復を狙う。 ソウル市のキム·ヨンファン観光体育局長は、「ソウルは、国内外のグルメトレンドを率いる美食都市であり、梨泰院はその中でも最も多様なグルメ文化を楽しめる地域だ」とし「龍山の慣れ親しんだ日常の回復と商圏の活性化のために多くの市民に参加していただきたい」と述べた。
SMG 266