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開浦デジタル革新パークにイノベーションアカデミー(仮称)設立

ソウル市と科技情通部、イノベーションアカデミーをソフトウェア人材養成拠点に フランス「エコール(École)42」をベンチマーク、革新的な3無(教員なし、教材なし、学費なし)教育 年間500人のソフトウェア人材輩出、就職・創業への結びつけも ソフトウェア人材の育成を目標に、3無(教授なし、教材なし、学費なし)を掲げた韓国初の革新学校、イノベーションアカデミー(仮称)がソウル開浦デジタル革新パークに開校する。 ソウル市は2月12日開浦デジタル革新パークにて、科学技術情報通信部(長官ユ・ヨンミン、以下「科技情通部」)と「イノベーションアカデミーの共同設立に向けた業務協約(MOU)」を締結したと発表した。 この業務協約は、ソウル市と科技情通部が共同で開浦デジタル革新パーク(ソウル市江南区 開浦路416)に、韓国初の革新学校となる「イノベーションアカデミー」を設立することを骨子としている。 具体的には、ソウル市と科技情通部は、第4次産業革命時代に求められる人材を企業に供給し、創業生態系の活性化に必要な最高水準のソフトウェア人材を養成するために役割を分担して協力する。 一方、MOU締結に次いで行われた懇談会では、企業関係者、専門家、学生、ソウル市、科技情通部の関係者が集まり、グローバル最高水準のソフトウェア人材を養成する「イノベーションアカデミー」の運営方策について議論した。 パク・ウォンスンソウル市長は「韓国の経済危機を克服する方法は、人材の競争力を高め、それを産業の競争力につなげることから模索すべき」とし「ソウル市と政府、そして企業がともにつくるこのイノベーションアカデミーが革新人材の養成拠点となり、ここで育った人材が韓国全域で企業と産業の革新をリードし、世界を舞台に挑戦し続けていくだろう」と話した。 科技情通部のユ・ヨンミン長官は「韓国社会と経済広範に急激な変化をもたらしている超連結知能化革命の中核はソフトウェア」であると強調し、「第4次産業革命を先導するためには、優秀なソフトウェア人材を育てることが何よりも重要だ。イノベーションアカデミーがその鍵を握るだろう」と述べた。
SMG 823
ソウル市、2022年倉洞・上渓洞に韓国初のロボット科学館を設立

ソウル市、2022年倉洞・上渓洞に韓国初のロボット科学館を設立

ソウル市、トルコ出身建築家による非線型の外観設計案を確定、2022年建立 国際公募に47チーム参加、建築・デザイン・サービスにロボットを適用するプロジェクトを進行 最先端ロボットの紹介・体験など差別化された経験を提供する北東アジアの科学文化ハブを造成 市、地域産業やロボット産業に影響をもたらすために建立の全課程で革新を追求 2022年、新たな経済中心地である倉洞・上渓洞に韓国初のロボット科学館が建立される。ロボット科学館は道峰区倉洞1-25に地下1階~4階、延べ面積6,305㎥の規模で造成され、計307憶ウォンの予算が投じられる。 国際公募を通じて決定されたロボット科学館の設計案は、未来科学技術の象徴である「ロボット」のアイデンティティが際立つ外観やロボットを活用した施工計画などが、審査委員から革新的で独創的だという評価を得ている。 当選作を設計したトルコ出身の建築家メリケ・アルティニシク(Melike Altinisik)氏は、47チーム(韓国30チーム、海外17チーム)が参加した今回の公募で高い競争率を勝ち抜き、基本・実施設計の優先交渉対象に選ばれた。 ロボット科学館は、AI(人工知能)、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、ホログラムなど最新ロボット技術を体験できる機会を提供し、新ロボットについて深く学習できる教育課程を運営するなど、科学文化を拡大する拠点としての役割を果たす。 最先端技術や最新の研究動向を来場客の目線に合わせて解釈し、基礎工学の原理からロボット研究の在り方までを提示できる専門科学館を造成する。 ソウル市経済政策室のチョ・インドン室長は「ロボット産業は未来志向的で成長潜在力の高い分野なので、ロボット科学館が科学文化のランドマークとして位置づけられ、ひいては地域経済の活性化や様々な文化・教育を体験できる機会の拡大に貢献したい」と話した。 添付:当選作の鳥瞰図 添付:当選作の鳥瞰図 鳥瞰図 当選作 業者名(代表者) Melike Altinisik Archikects (Melike Altinisik、トルコ)
SMG 1,069

大韓体育会、2032夏季五輪の招致都市にソウルを選定…南北共同開催に弾み

11日、大韓体育会代議員総会でソウル市長がソウルの経験・インフラ・競争力を発表 最終開催地選定に向けIOC基準に沿った招致戦略策定、国民の支持獲得など準備を本格化 統一部・文体部など中央政府とともに「ソウル・平壌共同開催」に本腰 パク・ウォンスン市長「韓半島の運命を変え新たな南北時代を切り開くために南北共同招致に注力したい」 東西冷戦の緊張を緩和し、韓国を世界中に発信した和解と和合の国際イベント「1988 ソウル五輪」の感動が再びソウルで実現されるだろうか。ソウル市が、2032年夏季五輪の開催地選定に向けた第一の関門を突破した。最終選定されると、1988年のソウル五輪以降、44年ぶりのソウル開催となる。 ソウル市は2月11日(月)、忠清北道鎮川郡にある国家代表選手村で開かれた大韓体育会代議員総会の投票の結果、「2032年第35回夏季五輪」の国内招致都市にソウルが選定されたと発表した。 投票に先立ち、パク・ウォンスンソウル市長は、ソウルで五輪を開催すべき理由や招致案について、15分間プレゼンテーションを行った。パク市長は発表の中で、625年間韓半島を代表する都市としてあり続けてきた象徴性や歴史のほか、安定した大会開催に向けたソウル市の財政力、十分な社会インフラ、グローバル競争力、そして南北共同開催に必要な準備などについて積極的に訴えた。 国内招致都市に選ばれたことを皮切りに今後、「2032年第35回夏季五輪」の最終開催地選定に向けたソウル市の取り組みが本格化する見込み。 ソウル市は候補都市間での差別化を図るために、IOC(国際オリンピック委員会)が提示した「オリンピックアジェンダ2020」を満たす効率的な招致戦略を立てる予定。「オリンピックアジェンダ2020」は競技場を新設せず、可能な限り既存の施設を活用することで経済的なオリンピックを目指すIOCのビジョンのこと。 ※ オリンピックアジェンダ2020 – 2014年12月8日、IOC(国際オリンピック委員会)でオリンピックを通じたスポーツの発展を図るために採択された40条項の決議文。 – 主な内容には、オリンピック運営費の削減および柔軟性の強化、すべての側面における持続可能性の考察、選手の保護、規定の順守、倫理の強化、多様なプログラムの開発などがある。 国際スポーツ都市としての経験や魅力の発信にも取り組む。2020年11月にソウルで開かれる「第25回 国家オリンピック委員会連合(ANOC)総会」を積極的に支援し、ソウルを訪問するIOC委員やNOC(国家オリンピック委員会)の執行委員に大型国際イベントの開催力やノウハウをアピールする。 2018年の南北首脳会談の合意事項である「2032年五輪の南北共同開催に向けた協力」も本格的に推進される予定。ソウル市は、2016年「ソウル・平壌包括的都市協力構想」の発表以来、社会・文化、経済開発、都市インフラの分野において平壌との交流に向けた準備を多方面から行ってきただけに、今後の議論に弾みがつくものと期待される。ソウル市は2016年「ソウル・平壌包括的都市協力構想(3大分野・10大課題)」を発表して以降、南北関係の改善や交流協力のための様々な事業に取り組んできた。2018年11月11日に南北協力推進団を新設し、400億ウォン規模の南北協力基金を造成したほか、2018年2月15日に開催した南北テコンドー協会合同公演、2018年2月15日の三池淵管弦楽団の韓国公演、2018年8月11日の南北労働者統一サッカー大会に支援するなど、平壌との交流を継続するために多角的に努力を重ねてきた。 ※ ソウル・平壌包括的都市協力構想(3大分野・10大課題) 1.社会文化交流の分野:①文化・体育 2.経済開発協力分野:②産業協力、③電子政府、④森林協力、⑤環境協力、⑥保健協力 3.都市インフラ協力分野:⑦都市再生・計画、⑧道路・交通、⑨都市安全、⑩上下水道 ソウル市は上半期中に大韓体育会と五輪招致に向けた基本計画策定に着手し、文化体育観光部の国際行事開催計画書の承認や企画財政部の妥当性調査および承認などの残りの手続きを進め、南北間の議論のために統一部や文体部など中央機関と具体的な協議に入る計画。その後、IOCに招致申請書を提出する予定。 ※ IOCの開催都市選定の日程によって時期は変更可能性あり。 最終結果の発表後、パク・ウォンスン市長は「2032年夏季五輪がスポーツ祭典を超え韓半島の運命を変えるきっかけとなるよう、中央政府と協力していく考えだ。2032年まで南北が足並みをそろえ着実に準備していけば、同じ民族の絆を再確認し、社会・文化・経済的にともに発展していく新南北時代の土台になるはず」とし「中央政府や大韓体育会などの関係機関との緊密な協力を通じて、近いうちに平壌側の関係者との協議チャンネルを構築し、南北首脳が合意した共同招致を実現できるよう総力を挙げる。1988年ソウル五輪が東西冷戦のさなかに和解五輪の象徴となり、2019年平昌五輪が平和の土台になったように、2032年ソウル・平壌夏季五輪が平和の終着点になるよう取り組んでいきたい」と抱負を語った。
SMG 674
ソウルタクシー業界に新しい風…完全月給制の自動配車・女性専用タクシー

ソウルタクシー業界に新しい風…完全月給制の自動配車・女性専用タクシー

ソウル市、4千5百台のタクシーを確保した(株)タゴソリューションズの加盟事業免許を承認 乗車拒否のない自動配車サービス「ウェイゴーブルー」、女性専用予約制の「ウェイゴーレディー」を開始 運輸事業従事者の劣悪な待遇の主要因である社納制を廃止、民間がリードする完全月給制を実施 ソウルタクシー情報システムで自動配車を拒否したり乗客を選んで乗せたタクシーを排除しサービスの水準を維持 ウェイゴーレディー、韓国初チャイルドシート設置タクシー…2020年までに女性約1千人を雇用する計画 早ければ2月中にソウル市内で運転手が乗車拒否のできない「自動車配車コールタクシー」と「女性専用タクシー」が登場する。これらのタクシーは、運輸業従事者の劣悪な待遇の主な要因とされてきた「社納金制(運転手が毎日一定額の売り上げを会社に納める制度)」を廃止し、政府や自治体の支援を受けず100%民間主導のもと「完全月給制」を実施する。サービス教育や新規採用を通じて良質の雇用を創出し、乗客には差別化したサービスを提供する計画だ。 (株)タゴソリューションズが約4,500台のタクシーを募集しソウル市に申し込んだタクシー運輸加盟事業の免許を、2019年2月1日付でソウル市が付与し、ソウル市のタクシー業界に新しい風が吹こうとしている。 乗車拒否が不可能な自動配車コールは「ウェイゴーブルータクシー(Waygo Blue Taxi)」、女性専用タクシー予約コールは「ウェイゴーレディータクシー(Waygo Lady Taxi)」という名称でサービスを展開する。 「ウェイゴーブルータクシー」は、乗客が予約すると最寄りのタクシーが自動で配車される方式で、運転手は利用者を乗せるまで目的地がわからず、配車を拒否することもできない。構造上、乗車拒否が根本的に不可能な初めての事例だといえる。 女性専用予約制コールタクシーの「ウェイゴーレディータクシー」は、運転手と乗客がすべて女性だが、小学生までは男子児童も乗ることができる。テストサービス期間から、韓国初の試みとしてチャイルドシートが提供されるが、モニタリングを通じてチャイルドシートの追加導入や「ウェイゴーブルータクシー」への適用についても検討予定。 「ウェイゴーレディータクシー」は20台からテストサービスを開始し、2020年までに計500台、運転手1,000人規模に拡大することで女性の雇用創出につなげる計画。「ウェイゴーブルータクシー」と同様に完全月給制を適用し、運送サービス業への女性の進出をサポートするためにフレキシブル勤務制および福祉厚生制度も導入する。 本事業を展開するにあたり、「ウェイゴーブルータクシー」と「ウェイゴーレディータクシー」のサービス開始以降、3か月間のテスト期間が設けられる。また、この期間はタクシー料金とは別に、2,000ウォンから3,000ウォンまで、時間帯によって付加サービス料金が追加される。 ソウル市は今後も引き続き「ペットタクシー」、「需要応答型タクシー(ハイヤー)」、貨物運送・便利屋タクシー、老人福祉タクシーなど様々な付加サービスも段階的に追加し、タクシーサービスの競争力を強化していく考え。 ソウル市都市交通室のコ・ホンソク室長は、「タクシー運送加盟事業を通じて、市民により満足度の高いタクシーサービスを提供すると同時に、タクシー運送加盟サービスが迅速かつ安定的に定着できるよう政策や制度面でも支援を惜しまない」と述べている。 【添付】参考写真:「ウェイゴーブルータクシー」(ソウル市の承認後デザインを適用)
SMG 629

ソウル市、26か国45名からなる「第2期外国人住民代表者会議」を発足

18日(金)、外国人住民と市政をつなぐコミュニケーション窓口「第2期外国人住民代表者会議」の委嘱式を開催 中国、中央アジア、欧州、南アジアなど、多様な国の外国人住民のみで構成 政策立案、課題提起など、外国人関連政策を形成する常設諮問機関として機能 ソウル市は1月18日(金)、 外国人住民と市政をつなぐコミュニケーション窓口の役割を担う「第2期外国人住民代表者会議」を発足する。 ソウル市は、外国人住民が42万人に及ぶなど国籍の多様化が進んでいる多文化時代への備えとして、2015年12月、外国人住民のみで構成された会議体「外国人住民代表者会議」を発足し運営している。 ※ 第1期外国人住民代表者会議の構成員:23か国36名 2016年から2018年までの3年間、「第1期外国人住民代表者会議」は、実効性ある外国人政策づくりと課題解決を目的に活動を展開。これまで計80件の政策をソウル市に提案し実際に政策に反映されるなど、ソウル市の外国人関連政策の形成過程に実質的に参画する常設諮問機関としての機能を果たしてきた。実現した主な政策事例:▲結婚移住者の子女に対する教育支援 ▲外国人登録事実証明書への家族事項の記載 ▲ソウル市の地図および案内板の改善(各国大使館の位置案内をその国の言語で表記するなど) ソウル市は、このような第1期外国人住民代表者会議の成果を受け継ぎさらに発展させるために、昨年8月から「第2期外国人住民代表者会議」の発足に向けたTF(作業部会)を構成。公開募集と公正な審査を経て「第2期外国人住民代表者会議」を選定した。 ソウル市に居住する外国人の構成比を踏まえ選出された26か国45名の「第2期外国人住民代表者会議」は、これから2年間活動を行うことになる。構成員の内訳は、中央アジア11名、中国7名、南部アジア5名、欧州5名、ベトナム4名など。 「外国人住民代表者会議」は分科委員会を構成し、意見を集め議論した案件をもとに、全体会議でパク・ウォンスンソウル市長に市の外国人住民に関する政策を直接提案する役割を担う。 これに関しソウル市は、18日(金)午前10時、ソウル市庁の市民聴テピョンホールにて「第2期外国人住民代表者会議」の委嘱式を開催し、同会議を正式に発足する。 ソウル市のムン・ミラン女性家族政策室長は、「今やソウル市民の23人に1人が外国人住民であるにもかかわらず、政策の立案や実行の課程に外国人住民が直に参加できるルートはほとんどなかった。ソウル市は、外国人住民代表者会議を通じて、外国人住民が主体となった政策づくりを行い、社会の一員として暮らしやすい環境を整えていけるよう、引き続きサポートしていきたい」と話す。
SMG 618

ソウル市、自治体では初めて「技術研究院」を発足、 技術革新のハブに

ソウルの都市問題を解決するための技術科学R&Dコントロールタワーの役割 第4次産業革命に備え、現場密着型・開放型・協力型の研究事業を発掘して施行 応用技術と融・複合研究により、ソウルの都市問題を改善し、ソウル型スマートシティー構築 12月12日(水)に開院式を開き、「科学技術研究分野のシンクタンク」、「技術革新のハブに」とのビジョンを宣言 12月12日(水)開院式を開催、ビジョン・パフォーマンスを披露 ソウル市は、12月12日午前11時、上岩洞(サンアムドン)DMC産学協力研究センターの1階で、「ソウル技術研究院」の開院式を開き、公式に発足する。 科学技術R&Dシンクタンク、技術革新のハブの役割を期待 ソウル市は、技術科学R&Dのコントロールタワーの役割を果たすソウル技術研究院を設立した。本院では、ソウルの都市問題を解決すべく、直接研究を行い、研究の力量を蓄積していく計画。 2015年から研究院の設立を推進、議会・政府と協議を積み重ねた成果 ソウル技術研究院の必要性については、ソウル市の職員や外からの専門家によって、10年以上も前から提起されてきた。朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は2014年から、「道路・橋梁などの都市インフラ分野に特化した科学技術関連の研究院が必要」とし、「2~300人程度の技術分野の研究員が勤める専門研究機関を設立しなければならない」と持続的に強調してきた。 応用技術と融・複合研究によるソウルの都市問題の改善 ソウル技術研究院は、ソウルの特性に適した技術を発掘し、現場に即時適用できる、実用的な研究を進めるため、①社会インフラが丈夫な都市研究、②災難・災害に安全な都市研究、③市民の暮らしと環境にやさしい都市研究、④未来をリードする先端融合都市研究に力を入れていく方針。 現場密着型・開放型・協力型の研究に注目 ソウル技術研究院では、現場中心の研究に焦点を当てていく。実用的でない研究は課題の発掘段階から積極的に排除し、現実離れの研究は避ける。「答えは現場にある」という考えで、ソウル市の政策懸案を積極的にサポートし、社会に適用可能な現場密着型の研究を遂行していく。 研究課題の企画段階から、市民や民間団体などの多様なチャンネルを通じて、アイデアを受け入れ、クリエイティブな提案を検討することのできる環境をつくる。その上で重点課題を発掘し、ソウル市の関連部署と継続的に協議することで、バランスの取れた研究を進める。 あわせて、先導的な研究技術を保有している政府や民間研究院と協力するネットワークを構築し、共同研究の推進を強化していく計画。 研究インフラの構築、力量の強化および成果の拡大 ソウル技術研究院は、ビジョンの導出と発展方向性の設定、未来のソウルのための新しい研究コンテンツの発掘、研究分野の拡大などを含めた中・長期発展戦略を立てている。 研究院の競争力を確保するため、段階的に優秀な人材を採用する。研究院の機能が多角化することにより、研究分野を拡大する上で、現場の重要性を認識し、クリエイティビティと柔軟な考えを持った人材を優先して採用する計画。
SMG 754
ソウル市制作のウェブ・ドラマ「風鈴」 大韓民国コミュニケーション大賞で優秀賞

ソウル市制作のウェブ・ドラマ「風鈴」 大韓民国コミュニケーション大賞で優秀賞

ソウル市が制作したウェブ・ドラマ「風鈴」が、大韓民国コミュニケーション大賞で優秀賞受賞 「第1回ソウル・ストリー・ドラマ台本公募展」受賞作のウェブドラマ化、日本など海外に輸出 11月30日に「第2回ソウル・ストリー・ドラマ台本公募展」も成功裏に終了。全515編の公募作のうち、優秀作4編を選定。大賞の「宮けつの恋人」などに授賞完了 ソウル市が制作したウェブ・ドラマ「風鈴」が、「2018大韓民国コミュニケーション大賞」の広報映像物部門で優秀賞を受賞した。授賞式は12月6日(木)午後2時、韓国プレスセンターの国際会議場で開かれる。 「風鈴」は、昨年行われた「第1回ソウル・ストリー・ドラマ台本公募展」の受賞作をウェブ・ドラマにしたもので、計10話のドラマ。ソウルを素材に書いて市民が公募に出した脚本を、ソウル市が企画・制作したウェブ・ドラマ第1号となった。 昨年10月撮影を終了した「風鈴」は、世界に発信するオンライン・プラットフォームの楽天ヴィキー(Rakuten Viki)と、日本の代表的なエンターテインメント会社で、映像コンテンツ輸入会社でもあるエイベックス(Avex)などと、すでに輸出契約を完了している。本ドラマは、ソウル市としては初めて、海外120ヵ国以上に発信される予定。 「風鈴」の内容は、養子になって海外に渡った男子主人公「ダニエル」が、世界的な小説家になってソウルに戻る。そして、自分を養子に出した家族に再会して起こることを描いたもので、韓流アイドルB1A4のジニョンとAOAのミナが男女主人公を演じた。 一方、昨年に次いで2回目となった「ソウル・ストリー・ドラマ台本公募展」も、成功裏に終了した。9月いっぱい公募した結果、計515編の脚本のうち、審査を経て計4編の作品(大賞1編、優秀賞1編、奨励賞2編)が選定され、11月30日授賞式が行われた。 ソウル市のチュ・ヨンテ観光体育局長は、「市民と共に作ったドラマが、内外でソウルを広報する大衆的なコンテンツとなることが期待される。ウェブ・ドラマやウェブ・ムービーなどの、トレンディーなコンテンツを通じて、ソウルならではの風景と感性を世界に広げ、観光客の誘致にも繋げていきたい」と述べた。 添付:参考写真 <ウェブ・ドラマ「風鈴」ポスター。メイキング・フィルム・イメージ・スチールカット> <ウェブ・ドラマ「風鈴」ポスター。メイキング・フィルム・イメージ・スチールカット> <第2回ドラマ公募展授賞式> <第2回ドラマ公募展授賞式>
SMG 784
I・SEOUL・Uとコラボした「ミッキーマウス」のソウル初訪問、 3泊4日のソウル・ツアー

I・SEOUL・Uとコラボした「ミッキーマウス」のソウル初訪問、 3泊4日のソウル・ツアー

「I・SEOUL・U」の3周年と「ミッキーマウス」誕生90周年記念で、ミッキーマウスが11/28~12/1ソウル・ツアー 光化門(クァンファムン)、汝矣島(ヨイド)漢江(ハンガン)公園など、ソウルの名所で市民との出会い。「I・SEOUL・U」のフェイスブックで日程確認可能 初日の28日、市民聴のオープン・ラウンジで開かれる、低所得家庭の子どものためのギフト・ラッピング・イベントでサンタクロースに扮する アニメやテレビで馴染みのミッキーマウスに、3泊4日間ソウルで直接会うことができる。今年で90周年となったミッキーマウスの初めての韓国訪問。あのミッキーマウスが馴染みの黒いジャケットと赤いズボンを着て、ソウルのあっちこっちを巡り、市民たちに出会う。 ソウル市は、ディズニーの代表的なアイコンで、世界の子どもたちの永遠なる友達であるミッキーマウスが、「I・SEOUL・U」の3周年と「ミッキーマウス」の誕生90周年記念のブランド・コラボ・キャンペーンのため、11月28日(水)ソウルにやってくると発表し、スケジュールを公開した。ミッキーマウスは、11月27日(火)入国し、28日(水)から3泊4日の予定で、ソウルの名所を訪れる。 まず、初日の28日午前11時は、ソウル市庁の市民聴のオープン・ラウンジで、サンタさんに扮する。ChildFund KOREA主催の社会貢献イベント、「2018サンタ隊『I WISH サンタさん、私の願いはね』」で、今年のクリスマスに低所得家庭の子ともたち500人に贈るプレゼントを包装する予定。当日は、俳優のイ・ジュンギ、女優のシン・セギョン、ソウル市の職員や、ウォルト・ディズニー・カンパニ・KOREAの全役職員など、約200人が参加する。 <「I・SEOUL・U」とミッキーマウスのコラボ・イベント、ChildFund KOREA 2018サンタ隊> ChildFund KOREAサンタ隊は、厳しい状況にいる子どもたちが、暖かい冬を過ごせるよう、願い事を書いてもらい、それを叶えてあげるChildFund KOREAの代表的な年末キャンペーンのこと。特に、今年は、ソウル市が場所を提供し、ウォルト・ディズニー・カンパニ・KOREAが子どもたちへのプレゼントを用意した。プレゼントは、ミッキーマウス・キャラクター入りの生活用品や、タンブラー、文房具など。 今年のキャンペーンでは、知的障害のある兄の世話に忙しく、友達と遊べなくても、いつでもお兄ちゃんのことが一番という9歳の女の子の願いを叶えてあげる予定。彼女の願いは、「パパとお兄ちゃんと一緒にテーマパークに行きたい」。普通の子どもたちが当たり前のように楽しんでいることを、一度も楽しんだことのない子も周りにいるという現実を、みんなに気づかせてくれる、有意義な時間になると思われる。 ミッキーマウスは、28日(水)光化門からスタートし、30日(金)は汝矣島の漢江公園、12月1日(土)はNソウルタワー、東大門デザインプラザ(DDP)などと、ソウルの名所に突然現れ、韓国のファンたちに出会う予定。 ミッキーマウスのソウル・ツアーのスケジュールは、「I・SEOUL・U」の公式フェイスブック(https://www.facebook.com/iseoulukr/)と、ウォルト・ディズニー・カンパニKOREAの公式フェイスブック(https://www.facebook.com/DisneyKorea)で確認することができる。 ミッキーマウスのソウル・ツアーは、ソウルの代表的なブランド「I・SEOUL・U」の3周年と、「ミッキーマウス」の誕生90周年を記念したコラボ・ブランド・キャンペーン「I・MICKEY IN SEOUL・U」の一環で行われる。 ソウル市は、ミッキーマウスのソウル訪問に先立ち、コラボ・ブランド・キャンペーンとしてミッキーマウスのキャラクター入りの「I・MICKEY IN SEOUL・U」ロゴを作り、「I・SEOUL・U」ブランドの公式フェイスブック、ソウル市のグローバル・ホームページ、ディズニーの公式SNSチャンネルに公開し、世界に向かって「I・SEOUL・U」を広報している。また、「I・SEOUL・U」がミッキーマウスの誕生日を祝う映像と、ミッキーマウスがソウルに来てからの主な活動を紹介する映像を作り、ソウル市庁の本館の屋外ビジョンや、ソウル地下鉄のモニターなどを通じて発信している。 ソウル市のユ・ヨンシク市民疎通企画官は、「『I・SEOUL・U』は、市民の生活の中で息をし、市民を支えるブランドとなることを目指してきた。ミッキーマウスがソウルを巡り、市民に出会うことで、『I・SEOUL・U』も市民に一歩近づくことができるだろう。特に『I・MICKEY INSEOUL・U』のコラボ・ロゴを、ディズニーの公式グローバルSNSチャンネルで公開することにより、『I・SEOUL・U』を世界に広く紹介する機会にもなれると期待している」と述べた。
SMG 567

古いディーゼル車の低公害化で今年約58トンのPM2.5を削減

2018年1月~10月まで、早期廃車やDPF(ディーゼル微粒子除去装置)装着などにより、約3万台を低公害化 根本的な対策である「早期廃車」を柱に、古いディーゼル車の低公害化事業を改変 11月7日公害車両の運行制限を違反した車両1,189台に10万ウォンの過料を科す 2019年からソウル型公害車両の運行制限を首都圏に拡大するなど、強力な対策をとる計画 ソウル市が、2018年度(2018年1月~10月)、ディーゼル車を含め、29,957台の古い自動車(建設機械を含む)に対し、早期廃車やDPF装着などの低公害化を行った結果、PM2.5(微小粒子状物質)とNOx(窒素酸化物)が大きく減少した。特に、低公害化の対策のうち、発がん物質グループ1のNOxの削減にもっとも有効な対策は、古いディーゼル車の場合、PM-NOx(粒子状物質と窒素酸化物の同時削減装置)の装着、建設機械の場合はエンジンの交替であることが分かった。 <古い自動車の低公害事業による大気質の改善と排出量の減少> 2015年から2018年まで、ソウル市は、計87,566台の古い自動車(建設機械を含む)に対し、低公害対策を完了した。ソウル市の古い車両に対する低公害事業の推進により、ソウル地域のPM2.5の排出量が大きく減少し、濃度も低くなっていることが分かった。2011年の1,553トンに比べ、2015年のPM2.5の排出量は1,314トンと、4年間で239トンが減少したもの。 PM2.5とNOxの濃度の場合は、2003年から2年間のモデル事業以降、事業が本格的に展開された2005年度と2017年度を比較すると、PM2.5は58㎍/㎥から44㎍/㎥へ、NOx(NO2基準)は34ppb(2005年)から30ppb(2017年)へと改善している。 <古いディーゼル車の削減に向けた政策の強化> 一方、政府は、ディーゼル車を削減するために、大型トラックに対する廃車補助金(現行最高440~700万ウォン)を実現するほか、「クリーン・ディーゼル政策の廃棄」を宣言するなど、古いディーゼル車に対する管理・規制を強化している。ソウル市も、2005年以前に登録した古いディーゼル車に対し、早期廃車のような低公害事業とソウル型運行制限制度を強く進めていく計画。 ソウル市は、11月7日(水)、PM2.5から市民の健康を守るべく、PM2.5を削減するために、「ソウル型公害車両の運行制限」により、2005年12月31日以前に登録したディーゼル車に対する運行制限を初めて実施した。同運行制限を違反した車両(1,189台)に対し、10万ウォンの過料が科される予定で、「秩序違反行為規正法」第16条および第18条により、事前通知期間中に納付する場合、20%が軽減された金額で納付することができる。 ※違反車両:2005年12月31日以前に首都圏で登録した重量2.5トン以上のディーゼル車 特に、ソウル市は、古いディーゼル車を削減するため、大気環境改善効果の高い早期廃車を中心に、低公害事業を全面的に修正する計画。2005年以前に登録した古いディーゼル車の持ち主は、早期廃車およびDPF装置の装着などの低公害対策をとる場合、補助金を支援してもらえる。早期廃車などの対策に関する問い合わせは、韓国自動車環境協会のホームページ(www.aea.or.kr)や電話(早期廃車:02-1577-7121/DPF装置:02-1544-0907)まで。 ソウル市のイ・ヘウ大気企画官は、「これまで古いディーゼル車の早期廃車などの低公害事業を展開した結果、ソウル地域のPM2.5とNOxが減少し、濃度も改善するなど、大きな効果が得られた。古いディーゼル車を画期的に削減するため、廃車に対する支援金を増額し、公害車両の運行地域も首都圏へと拡大するなど、持続的かつ強力な対策をとっていく計画」と述べた。
SMG 857
15日からソウルを走る電気バス、年内に3路線の29台に拡大

15日からソウルを走る電気バス、年内に3路線の29台に拡大

11月15日から年末まで3つの路線(1711、3413、6514)に29台の電気バスを導入 EV導入計画の初年度目標を実行し、2025年までにエコバス3千台の確保を目指す 全車ノンステップバスおよびバス情報端末(BIT)による到着情報の表示で利便性を向上 メーカー別に電気バスの性能をモニターし、ソウル型標準モデルを作る ソウル市が、電気路線バスの運行をはじめ、PM2.5の削減に乗り出す。11月15日から、ソウル都心部を貫く1711番バスで運行を開始し、年内に3つの路線(1711、3413、6514番)で計29台に拡大するモデル事業をスタートすると発表した。 電気バスは、走行中、大気汚染物質を排出しないため、天然ガス車よりも環境にやさしい交通手段と評価されている。今回導入する電気路線バスは、全車がノンステップバスとなり、交通弱者の便宜性を向上することにも貢献する見通し。 今回の電気バスの運行開始は、昨年発表した「2025 EVが便利な都市、ソウル」の初年度目標を実行すること。ソウル市は、2025年までに、汚染物質を排出しない路線バスを3千台規模にまで拡大する計画と説明した。 ソウル市は、テスト運行期間中、メーカー別の車両・バッテリーの性能、安全性、便宜性、アフター・サービスなどの項目について、持続的にモニターし、「ソウル型電気路線バスの標準モデル」を作る。そうすることにより、今後電気バス導入政策の方向性を決める予定。 ソウル市のコ・ホンソク都市交通本部長は、「ヨーロッパをはじめ、世界の主要都市が一斉に『脱内燃機関』を叫び、公共・民間部門がそろってエコカーの生産と導入に拍車をかけている。ソウル市も、今回のモデル事業を機に、汚染物質を排出しないエコ公共交通機関へのシフトを図るほか、韓国産の電気バスの技術開発にも力を入れ、持続可能なソウルづくりに取り組んでいきたい」と述べた。 「参考」 電気路線バスの運行時期およびEV充電ステーションの写真 運行開始日 運行路線 台数 運行会社 メーカー 備考 11/15~20 1711番(国民大学 ~孔徳洞、29km) 9 トウォン交通 現代自動車 貸切・廃車日程にあわせ、順時投入 11/26 3413番(江東公営車庫地 ~水西警察署、46㎞) 5 ソウル乗合 現代自動車   12/3 5 エヂソン・モータース   12/5~10 6514番(陽川公営車庫地 ~ソウル大学、50km) 10 トウォン交通 ハイガー 仁川港の通関手続きのため、12月初めから運行 写真 < 電気路線バス > < EV充電ステーション>
SMG 1,187

小児患者への医療費支援、オリジナル技術の導入など、 ソウルの発展に貢献した外国人投資企業を表彰

11月13日、ソウル市外国人投資企業アワードで、投資誘致や社会貢献をリードした外国人投資企業を市長表彰 抗体ライブラリーのオリジナル技術の韓国導入・小児患者への医療費支援・ホームレスへの無料給食など ソウル市、企業が投資しやすい環境を構築し、雇用創出・人材誘致に力を入れる計画 海外のオリジナル技術を韓国に導入し、抗体新薬候補物質を研究・開発している「エイ・バイオテック」の吉見邦一会長、小児患者とその家族のために、医療費を支援し、本も寄贈している「有限会社P&G KOREA」、持続的にソウル駅のホームレスに対して無料給食活動を展開している「㈱ジヤトコ韓国エンジニアリング」。以上のように、投資誘致と社会貢献をリードし、ソウルの発展に貢献してきた外国人投資企業がソウル市長表彰を受賞する。 ソウル市は、活発な投資や社会貢献活動を通じ、ソウルの経済と社会の発展に貢献した優秀な外国人投資企業と企業家を表彰し、持続的な投資活動を促すために、「2018ソウル市外国人投資企業アワード」を、11月13日(火)の18時、ウェスティン・チョースン・ソウルのグランドボールルームで開催すると発表した。 「2018ソウル市外国人投資企業アワード」は、今年で3回目となり、ソウル市の経済発展のために共にがんばっている外国人企業を対象に、投資誘致と社会貢献の2つの部門について、ソウル市長表彰が行われる。 まず、投資誘致部門では、抗体ライブラリーのオリジナル技術を韓国に導入・投資した「エイ・バイオテック」の吉見邦一会長が受賞する。 吉見会長は、海外の抗体ライブラリーのオリジナル技術を、韓国に導入し、抗体新薬の研究開発専門企業、㈱エイ・バイオテックを設立した。そうすることにより、ソウル市のバイオ産業中核都市支援政策に貢献したことが評価されている。㈱エイ・バイオテックは、今年の1月、ソウルの上岩(サンアム)DMC産学協力研究センターに入居して以来、抗体ライブラリー技術を移転し、抗体新薬候補物質の研究開発を進めている。 次に、社会貢献部門では、ソウル市民の格差問題を解消するために、教育の機会を提供したり、社会的弱者を支援するなど、社会貢献活動をリードしてきた①有限会社P&G KOREA、②㈱ジヤトコ韓国エンジニアリングの2つの企業が選ばれた。 アメリカに本社を置いている、グローバルな生活用品流通会社の有限会社P&G KOREAは、今年6月、ソウル特別市こども病院と、社会福祉法人Kids and Future財団との業務協約を結び、病院の環境改善や、図書および備品の寄付、医療費の支援など、厳しい状況にある小児患者とその家族たちに、経済的かつ精神的支援を行っている。 ㈱ジヤトコ韓国エンジニアリングは、日本の日産自動車の系列会社の韓国法人で、自動車の無段変速機(CVT)市場で大活躍している。同社は、会社が所在する衿川区(クムチョング)地域の児童センターを定期的に訪問したり、ソウル駅のホームレスたちへの無料給食活動を行うなど、多様な非営利団体と協力し、持続的に社会貢献活動を展開している。 ソウル市のキム・テヒ経済企画官は、「外国企業の投資は、新製品と新サービスの導入、技術移転、雇用創出など、ソウルの経済に与えるポジティブな効果が大きい。ソウル市は、これから革新成長をリードするICT、バイオ、R&Dのような産業において、外国人の投資誘致を促すとともに、ソウルでの外国人のビジネス環境をさらに改善していく」と述べた。 「添付」「ソウル市外国人投資企業の日」イベントおよび受賞企業の概要 「添付」「ソウル市外国人投資企業の日」イベントおよび受賞企業の概要 受賞部門 受賞企業名 概要 投資誘致 吉見邦一 (㈱エイ・バイオテック会長) 出生:1955年 主要功績 – ㈱エイ・バイオテック設立、DMC産学協力センターに入居(2018年1月) – ソウル市-香港友池有限公司の投資誘致MOU締結 – (2018年4月) – 抗体ライブラリーのオリジナル技術を韓国に導入 社会貢献 有限会社 P&G KOREA 設立年度:1992年 代表:Balaka Niyazee 業種:卸売り・小売業(流通) 主要功績 – ソウル特別市こども病院の環境改善事業 – 子ども病院に図書寄付、小児患者たちへの医療費支援 ㈱ジヤトコ韓国 エンジニアリング 設立年度:2004年 代表:田中寛康 業種:工学・技術研究開発 主要功績 –...   Read more
SMG 1,159

ソウル市「タクシーの乗車拒否OUT」、15日から直接強力な処罰を

乗車拒否に対する取り締まり・通報による処分権限を自治区から市へ移し、今月初は専門組織を新設 タクシー会社に対しても市がまとめて処罰。スリーアウト制を厳しく適用し、乗車拒否するタクシーに警戒心を与える 「ワンストライク・アウト」への法令改正を建議、代替する交通手段を導入するなど、あらゆる手を使って乗車拒否ゼロを目指す ソウル市は、今月15日(木)から、タクシーの乗車拒否に対する処罰権限を、自治区から取り戻し、直接処分する。そして、スリーアウト制を厳しく適用することにより、乗車拒否を抜本的になくしていくと発表した。現在は、市民が通報した件において、タクシー運転手に対する処分とタクシー会社に対する1回目の処分の権限を、自治区に委任している。その処分権限までをすべてソウル市が取り戻し、処罰を直接与えることで、乗車拒否の根絶を図る。 ソウル市は、昨年12月、乗車を拒否し、現場での取締りで摘発されたタクシー運転手に対する処分権を、自治区から取り戻した。今後は、通報による処分も市が直接担当する計画。タクシー会社に対する処分も、市がまとめて担当する。乗車を拒否したタクシー運転手だけでなく、指導・管理を怠ったタクシー会社も、市が一から処分することにより、会社レベルでの努力も期待される。 ※対象別の行政処分の権限(取り戻し前後) タクシーの乗車拒否については、「タクシー運送事業の発展に関する法律」において、スリーアウト制が導入され(2015年1月29日)、タクシー運転手やタクシー会社の過去2年間の違法行為が累計3回になると、それぞれ、資格取り消しと免許取り消しの行政処分が科される。しかし、現在までは、タクシー運転手の場合、現場での取り締まりで摘発された件のみを市レベルで処分していた。一方、市民から通報された件に対しては、処分する権限が自治区にあったため、処分率が低く、スリーアウト制がうまく適用されていなかった。タクシー会社に対しても、スリーアウト制は厳しく適用されてこなかった。1回目の処分権をもっていた自治区からの処分が甘かったため、2回目、3回目の処分に繋がらなかったのだ。 ※乗車拒否に対する市民の通報および処分の現状(2015~2017) 区分 計 2015年 2016年 2017年 市民通報件数 22,009 7,760 7,340 6,909 処分件数 2,591 739 912 940 処分率(%) 11.8 % 9.5% 12.4% 13.6% 今回の対策は、ここ3年間のタクシーに関する苦情のうち、もっとも大きな割合を占めた乗車拒否に対する処分を強化し、乗車拒否だけは必ずゼロにするという強い目標意識から進められたもの。実際、昨年末、市が現場での取締りによる処分権を取り戻した後、処分率が87%にまで上っている。この期間中スリーアウトされた人も3人もいる。 ソウル市は、昨年9月、処分権限の取り戻し計画を発表し、今月1日は、乗車拒否などに対する行政処分を扱う「タクシー管理チーム」を新設した。現在、自治区などの関係機関と意見を交わしてから、関連制度の整備(事務委任規則改正案2018年11月15日公布・施行)も完了した。 一方、ソウル市は、乗車拒否の通報が実際の処分に繋がるには、現場で証拠を確保することがもっとも大事だと強調した。客が乗っていないことを確認し、行き先を言ったにもかかわらず、運転手が「行けない」と拒否した場合は、音声を録音する。何も言わずに行ってしまう場合は、それを録画し、動画にしておけば、処分の際に役に立つ。乗車拒否の通報は、電話で120番にまで。関連の証拠資料は、Eメール(taxi@seoul.go.kr)に転送すれば良い。乗車拒否に該当するか否かは、国土交通部の取り締まりマニュアルを参照することができる。 また、ソウル市は、乗車拒否を1回犯した時に科される「警告」処分が、市民が感じる不便に比べて弱すぎると判断し、その処分を「資格停止10日」に強化するよう、「ワンストライク・アウト」への法令改正を強く訴えている。さらに、最近話題になっている、スマートフォンのタクシーアプリでの行き先露出による乗車拒否問題を解決するために、タクシー仲介業者を規制する権限を、管轄官庁に与える内容の法令の制定も求めている。 ソウル市のコ・ホンソク都市交通本部長は、「自治区に委任されていた乗車拒否に対する処分の権限を、ソウル市が完全に取り戻し、迅速かつ厳重な処分を科することにより、乗車拒否を繰り返すタクシー運転手とタクシー会社は、業界から追い出されるという警戒心を与えたい。『処分権限の完全取り戻し』という強力な対策を打っても、乗車拒否が根絶されない場合は、オルペミ・バス(かげろうバス)など、タクシーに替わる交通手段を追加的に導入するなど、あらゆる努力を尽くして、今回だけは必ず乗車拒否をゼロにする」と強い意志を表明した。
SMG 575