メインコンテンツに移動
  • ソウル市ニュースレター購読 刊行物
  • visiting seoul?

プレスリリース

search form

ソウル市、電柱無くし329kmの電線埋設…地中化率67%目指す

「架空配電線路地中化事業基本計画」策定し歩行の妨げになる電柱・電線の地中化優先順位決定 2029年までに4車線以上の道路の地中化率を94.16%に、ロンドン、東京水準目指す 地域間均衡、駅勢圏、観光特区などの流動人口、市民の安全を脅かす区間など総合的観点から選定 ソウル全域の体系的な整備と一貫性確保を期待…事業費は市、区、韓国電力公社が分担 ソウル市が、329kmに渡って空中にクモの巣のように張り巡らされている電線(架空配電線路: Overhead Electric Line)区間の地中化を2029年までに進める。歩道に乱立し安全な歩行と都市美観の妨げとなっているうえ、強風などによる転倒の恐れもあり、市民の安全問題に直結する電信柱(電柱)の無電柱化を推進する計画。 無電柱化が進むと、現在59.16%(2018年12月時点)のソウル市全体の地中化率は3.16%p増加し、2029年には67.2%(再開発・再建築の地中化分4.9%を含む)に増加する見込み。  生活道路を除く4車線以上の主要道路を基準とした場合、94.16%(現在は86.1%)まで増加する。ソウル市は、ロンドン、パリ、シンガポール(100%)、東京(86%)など、世界の大都市と肩を並べる水準まで地中化率を引き上げ、歩行者中心の都市空間づくりを目指す。 ※最近5年間のソウル市の投入予算と地中化率 2018年12月基準   2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 投入予算(百万ウォン) 3,240 4,040 9,720 10,380 9,820 地中化率(%) 56.91 57.59 58.18 58.47 59.16 ソウル市は、ソウル全域の架空配電線路を対象に、地中化事業の優先推進対象地と中長期推進計画を盛り込んだ「ソウル市架空配電線路地中化事業基本計画」を発表した。電柱と電線類を埋設する地中化事業に関する、ソウル市としては初の総合計画となる。 現在、地中化については、自治区が要請すれば韓国電力公社(電気事業法及び架空配電線路の地中移設事業運営基準に基づく電気事業者)が評価・承認し、ソウル市が地中化にかかる費用の25%(市:区:韓電が25:25:50の割合で分担)を自治区に補助する方式で進められている。特に、地中化事業の大部分が新規開発地に集中しているため、相対的に開発が進んでいない江北地域の地中化率が低く、地域間における差も大きくなっている。25の自治区のうち、地中化率が最も高い中区(87.37%)と最も低い江北区(31.37%)とでは、56%pの差が生じている。 基本計画はソウル全域の4車線以上の主要道路(1,049か所/945km)を候補群とし、地域間均衡、歩行環境の改善、都市景観、地域経済活性化などを踏まえ、幹線道路別地中化事業の優先順位を定めた。2024年までの短期目標として約164.7kmを、2025年から2029年までの中期目標としてさらに約164.3kmの地中化を進め、計329kmを体系的に地中化する。 ※ソウル市 架空配電線路地中化事業 基本計画目標 (単位:億ウォン)   計画年度 地中化延長 総事業費 ソウル市予算 地中化率(%)増加 短期 2020年~2024年 164,732 6,012 1,503 1.58 中期 2025年~2029年 164,275 5,996 1,499 1.58...   Read more
SMG 1,238

ソウル市、SKTと5G・AI活用した自律走行必須インフラ「リアルタイム超高精度道路地図」共同開発へ

上岩・汝矣島・江南大路など12の道路121.4㌖を対象に来年までに地図制作完了 センサー装着バス、タクシー1,700台が映像収集後5Gでサーバーへ伝送、AIが変化を判断し自動制作 実証結果から市全域を対象に地図制作拡大を検討、自律走行など未来交通システムの産業化を支援 23日「未来交通時代に備えたリアルタイム高精度道路地図技術開発及び実証」業務協約へ ソウル市とSKテレコムが、自律走行の必須インフラである「リアルタイム超高精度道路地図」を来年までに共同で開発する。超高精度地図は、5Gや人工知能(AI)などの先端技術を活用し、従来の高精度3次元地図(HDマップ)よりも、道路状況把握の正確性とスピードをもう一段階進化させた地図のことである。 手作業で道路状況をアップデートする従来の高精度3次元地図に対し、今回制作される超高精度地図は、道路情報のみならず、道路陥没や工事情報など都度変化する状況をリアルタイムで反映する。また、車両が収集した映像データを、5G通信網を通じて中央サーバーへ伝送すると、人工知能(AI)が各種変化を自ら判断し、自動で地図を制作する。 「高精度地図」は、自律走行車が自力で目的にたどり着けるよう、信号、橋梁、道路の停止線といった情報を3次元で制作した地図。従来は、各種装備が装着された車両が道路を走行しながら収集した映像データ(MMS測量方式)を分析し、手作業で制作していたため、各種車線、道路施設、表示施設の変更や工事、道路陥没の発生など、刻一刻と変化する道路状況を都度反映するには限界があった。 高精度道路地図には、▲道路の車線(規制線、道路境界線、停止線)▲道路施設(中央分離帯、トンネル、橋梁、地下車道)▲表示施設(交通安全表示、路面表示、信号など)などの情報が含まれる。 特に、市は、計1,700台の車両(ソウルバス1,600台、タクシー100台)に前方追突、車線離脱などを感知する先進運転支援システム(ADAS)ビジョンセンサーを装着し、実験用車両(Probe vehicle)として活用する。 先進運転支援システム(ADAS, Advanced Driver Assistance System)は、センサーから収集する映像分析を通じて、前方追突、車線離脱、歩行者を検知し運転者に知らせるシステム。 超高精度地図は、市と国土交通部が推進するC-ITS(次世代知能型交通システム)の計画区間を対象に制作される。上岩(サンアム)DMC、汝矣島(ヨイド)、江南(カンナム)大路、道峰(トボン)・弥阿(ミア)路、水色(スセク)・城山(ソンサン)路など12の道路全121.4㌖m。市は、今年中に上岩DMC区間の地図制作を終え、来年には残りの地域の地図制作を全て完了する計画。 市とSKテレコムは、まずは121.4㌖に対するリアルタイムの超高精度地図制作を実証した後、その結果に基づいて市全域を対象に地図制作を拡大するとしている。 なお、十分な検証過程を経て正確性が立証されれば、国土部と協議し、自律走行関連の新生企業、学界、ナビゲーション・IT企業などに提供し、多様な分野で活用できるようにし、関連産業育成に向けた支援を行う。また、先月発足した「高精度地図共同構築体系設立委員会」とも積極的に協力し、民間企業の自律走行技術開発支援も行う予定。 これに関連し、ソウル市は、SKテレコムと共に23日(木)午後3時から、SKテレコム本社にて「未来交通時代に備えたリアルタイム高精度道路地図技術開発及び実証業務協約」を締結する。 市は、リアルタイムの超高精度道路地図が制作されれば、自律走行時代早期実現のきっかけとなるだけでなく、超高精度の道案内、道路交通施設物管理自動化システム分野、C-ITS、交通ビッグデータ分析分野に至るまで活用の幅が広がり、未来のモビリティ進化を促すだろうと説明する。 また、リアルタイムの超高精度道路地図制作に活用される先進運転支援システム(ADAS)を通じて、前方追突注意、歩行者回避、車線離脱警報、道路陥没など道路上の危険を検知し、前方の工事状況を知らせるなど、交通安全にも大きく貢献するものと期待されている。 ソウル市都市交通室のコ・ホンソク室長は、「今回、企業の技術力とソウル市の交通インフラを結合し、自律走行車の必須インフラの構築に乗り出す。これまで経験したことのない超高精度の道案内、コネクテッドモビリティなど、新産業育成の礎になるだろう」とし「ひいては、民間企業と5G、コネクテッドカー、自律走行分野の協力を強化し、ソウルが未来交通時代においても世界都市をリードできるよう備えていきたい」と話す。
SMG 405

ソウル市、夏休み期間中「外国人留学生インターン」募集

「第24期ソウル市グローバルインターンシップ」に参加する外国人留学生を6月3日(月)まで募集 2019年から法務部の協力のもと、社会統合プログラム成績優秀履修者から特別選考 7月1日~8月16日の7週間、週5日・1日6時間、市庁、事業所、出捐機関などに配置され、通訳・翻訳、海外政策事例の調査・分析業務を担当 ソウル市は6月3日まで「第24期ソウル市グローバルインターンシップ」プログラムに参加する外国人留学生のインターン31名を募集すると発表した。市は、国内政府関連機関としては初めて、2008年から毎年夏休みと冬休みの期間中、外国人留学生を対象にソウル市政に参加できる機会を提供するグローバルインターンシップを運営しており、これまで計84か国671名の留学生が参加した。 第24期インターンシップの運営期間は2019年7月1日(月)から8月16日(金)までの7週間。ソウル所在の大学・大学院に在学中で韓国内の滞在期間が2019年8月17まで有効な外国人留学生なら誰でも応募できる。 ソウル市のグローバルインターンに選抜されると、本庁、事業所、出捐機関などに配置され、夏休み期間中週5日、1日6時間勤務することになる。各部署への配属後は、主に海外政策資料の収集・分析、国際行事の開催、海外マーケティング、通訳・翻訳支援など様々な業務に携わる予定。特に、今回選抜される第24期生からは、ソウル市・法務部協力事業の一環としてインターンシップ最終選抜人員の10%(3名)を、法務部社会統合プログラムの成績優秀履修者から選抜する計画だ。 最終合格者は1次書類審査と2次面接審査を経て、6月21日(木)に発表される。募集の詳細に関する問い合わせは、ソウル市外国人多文化担当官(☎02-2133-5077)で受け付けている。 ほかにも、ソウル市は市政や韓国文化に対する理解を深められる文化体験や先輩留学生との交流など、留学生に役立つ様々な活動を企画している。また、福祉施設を訪問し障がい者を手伝うなど、分かち合いの精神を実践する有意義なボランティア活動も実施する予定だ。 グローバルインターンシップに関する詳細や申請方法などはソウル市(http://www.seoul.go.kr)とソウルグローバルセンター(http://global.seoul.go.kr)で確認できる。 ソウル市女性家族政策室のムン・ミラン室長は「外国人留学生にとって、今回のグローバルインターンがソウル市政や組織文化を経験し就職競争力を高めることはもちろん、韓国社会に対する理解を深められる機会になれば」とし、「今後彼らが祖国と韓国間の交流や友好関係の増進において、重要な役割を果たすことを期待したい」と述べた。
SMG 489

ソウル市、事業化控えた「AI技術開発企業」に最大3億ウォン支援

産学研連携のAI技術開発に総額28.8億ウォン、年間最大3億ウォン支援 AI技術の事業化を目前に控えた企業(ソウル所在)、大学、研究機関がコンソーシアム構成 市、人材養成および共同研究開発の支援拡大などを並行し企業の力量強化へ ソウル市とソウル産業振興院(以下、「SBA」)は、第4次産業革命の中核技術とされる「人工知能(AI)」に携わる産学研連携の技術開発に向け、コンソーシアム別に最大3億ウォン、計28億8千万ウォンの技術開発費用を支援すると発表した。 今回の支援事業は、試作品製作段階である技術成熟度6~7段階目の事業化直前の段階を対象としている。事業化を控えた企業が主管企業となり、企業の改善支援のために大学や研究機関が協力するコンソーシアムを構成し支援を申請する。コンソーシアム1つ当たり最大3億ウォンの支援が受けられ、早期事業化のために支援期間は1年間に設定されている。 支援対象の選出課題は、融合・複合時代に自律的な製品やサービス技術開発を促すという趣旨のもと、「人工知能関連技術分野」と「人工知能の適用可能な産業分野全体」をテーマに自由に提出する。なお、主管機関の所在地は必ずソウルであることが条件で、協力機関の所在地は問わない。 6月28日(金)までSBA R&D支援センターのホームページで受け付けを行い、良才(ヤンジェ)R&D革新ハブに入居中または入居予定の企業は選定時に優先される。 詳しい条件や申請資格は、SBA R&D支援センターのホームページ(http://seoul.rnbd.kr)で確認できる。申請後は、7月中の選定評価を経て、8月以後に審議と協約締結が行われる。 本支援事業に関する問い合わせは、SBA R&D事業チーム(☎02-2222-3834、✉rnd@rba.kr)で受け付けいる。 ソウル市拠点成長推進団のイ・フェスン団長は、「今年から良才人工知能、Gバレー情報通信、東大門ファッション、洪陵バイオなど、拠点別ソウル型R&D支援に集中する計画」とし「人材育成、共同研究開発など支援プログラムを拡大し、人工知能技術を活用した中小企業の力量強化のために引き続き努力していきたい」と話す。 ※添付 □ 技術成熟度(技術準備水準) TRL:Technology Readiness Level 特定技術の成熟度を評価したり、異なるタイプの技術水準を比較する際の目安となる体系的な測定手段 1989年NASAが開発し、客観性と一貫性のある指標として活用されている 技術成熟度9段階 技術成熟度9段階 基礎研究段階 1段階 基礎理論/実験 2段階 実用目的のアイディアや特許などの概念定立 実験段階 3段階 実験室規模で基本性能を検証 4段階 実験室規模で素材/部品/システムの中核性能を評価 試作品段階 5段階 確定された素材/部品/システム試作品を製作、性能評価 6段階 パイロット規模で試作品を製作、性能を評価 実用化段階 7段階 信頼性や需要企業を評価 8段階 試作品の認証および標準化 事業化 9段階 事業化
SMG 407

ソウル市、22日から空港リムジン23路線の交通カード料金1,000ウォン値下げ

5月22日(水)からソウル市空港リムジン23路線の交通カード料金を1,000ウォン値下げ 値下げに伴うサービス低下を防ぐべく運輸会社と協力体制を強化 2019年5月22日(水)より、ソウル市の空港リムジン路線のうち、高級タイプに分類される23路線の交通カードの料金が1,000ウォン値下げされる。 空港リムジンの料金値下げについては以前から市と運輸会社間で協議が進められてきたが、今年4月、空港リムジン会社4社のうち3社(空港リムジン、ソウル空港リムジン、韓国都心空港)の料金変更申告書を受理し、5月22日(水)の始発バスから値下げが適用される。 慢性的な赤字を抱えるKALリムジンについては、料金を凍結する代わりに、運送原価の安定化に向けた自助対策を求める計画。 空港リムジンの料金値下げについては、昨年9月から継続的に協議が行なわれてきた。値下げ料率は、会計分析サービス、2018年〜2019年初旬の運行・経営実績、市民の満足度調査の結果などを総合的に判断のうえ決定した。市は、2018年9月から空港リムジンの料金値下げに関する交渉を進めてきた。第三者(新韓会計法人)に依頼し、空港バス運送原価サービス(2018.12)の施行、財務諸表の検討、乗客需要推移などの分析を経て今回の値下げを決定した。また、仁川国際空港第2旅客ターミナル開港(2018.2)に伴う運送原価の上昇、新交通体系の競争激化、交通手段分担率の鈍化、赤字転落によるサービスの低下などを踏まえ、適正水準の方策を検討した。 市民は、交通カードを空港リムジン内の端末にかざして乗車した場合や、仁川国際空港内のRF端末で発券する場合、料金の割引を受けられる。 市は、割引を受けるために、市民に対し空港リムジン利用時、交通カードを利用した乗車方法(乗車時に端末にタッチ、仁川国際空港の券売所内のRF端末での発券など)を勧めている。なお、現金を支払ってバスに乗車または乗車券を発券する場合は、従来と同じ料金が適用される。 市と空港リムジン会社は、料金の値下げを通じて市民がより空港リムジンを利用しやすくなるように今回の値下げを決定した。また、今回の値下げによってサービスが低下しないように努めると同時に、引き続き、交通機関の利便性向上に向け取り組む予定。 市は今後も、料金の値下げや52時間勤務制度の導入を通じてサービスの質の低下を防ぐべく、運輸会社と協議を続けるとしている。 【空港バス料金調整比較表(2019年5月22日施行)】 【空港バス料金調整比較表(2019年5月22日施行)】 運輸業者 タイプ バス番号 出発・終着 支払い 料金調整 変更前 変更後 空港リムジン(8路線) 高級 タイプ 6001 仁川空港・東大門 交通カード(現金) 14,000 (15,000) 13,000 (15,000) 6005 仁川空港・仁寺洞 6010 仁川空港・往十里 6015 仁川空港・明洞駅 6017 仁川空港・ソウル湖岩教授開館 6018 仁川空港・新道林D-Cubeシティ 6019 仁川空港・内方駅 6030 仁川空港・キャピタルホテル ソウル空港 リムジン (11路線) 6006 夢村土城駅・仁川空港 6009 逸院洞・仁川空港 6020 駅三駅・仁川空港 6200 黃山・仁川空港...   Read more
SMG 482

ソウル市、蚕室総合運動場にBTSなど有名スターの手形レリーフ設置

国内外の有名ミュージシャンによる蚕室総合運動場での公演を記念し、オリンピック競技場周辺に手形レリーフを展示した「ミュージックスターゾーン」設置 ホドリ広場、オリンピックスターロードなどを背景に「フォトゾーン」も設置 ソウル市体育施設管理事業所(所長:パク・ヨンジュン)が、蚕室(チャムシル)総合運動場で公演を行ったBTS(防弾少年団)をはじめ、国内の有名ミュージシャンの手形を象った「ミュージックスターゾーン」を設けると発表した。「ビルボード200」チャートで3度目の1位を獲得したBTSをはじめ、HOT、TWICE、ソテージ、チョ・ヨンピルなど、合わせて12チーム35人の有名ミュージシャンの実物大の手形と主な経歴を銅板で制作し設置した。特に、今回設けられた「ミュージックスターゾーン」に手形レリーフが並ぶ国内ミュージシャンは、国内だけでなく海外でも多数のファンを有する韓流スターであるという点から、蚕室総合運動場を訪れる海外観光客の新しい観光名所になることが予想される。 また、ソウル市体育施設管理事業所は、蚕室総合運動場を訪れる国内外の訪問者がソウルオリンピックの歴史を象徴するモニュメントと緑地を背景に写真撮影ができる「フォトゾーン」も設置した。オリンピックメインスタジアム、オリンピックスターロード、ホドリ像、孫基禎(ソン・ギジョン)の銅像、雄飛(ウンビ)像、ミュージックスターゾーンなど、ソウルオリンピックの生き生きとした感動と有名アーティストの公演の思い出となるモニュメントを背景に写真が撮れるフォトゾーンは、蚕室総合運動場内に8か所設置された。BTSなど韓流トップスターの手形レリーフを背景に写真撮影ができるため、訪問客はより一層特別な思い出を作ることができる。 ソウル市体育施設管理事業所のパク・ヨンジュン所長は「蚕室総合運動場で公演を行った有名アーティストのミュージックスターゾーンとフォトゾーンを設置することで、国内外の訪問客にとって特別な思い出となる新しい観光名所が誕生したことを嬉しく思う」と話す。 【添付1】ミュージックスターゾーン ミュージックスターゾーン ミュージックスターゾーン1 ミュージックスターゾーン2 ミュージックスターゾーン3 ミュージックスターゾーン4 ミュージックスターゾーン5 【添付2】フォトゾーン フォトゾーン   フォトゾーンモニュメント 制作年度 作品構成 1 雄飛(ウンビ)像 1986年 作家:オム・テジョン(ソウル大美術学科名誉教授) 1986年アジア競技大会記念モニュメント 気をテーマに制作した作品 朝鮮白磁を象り飛翔する翼のイメージを表現 2 孫基禎(ソン・ギジョン)銅像 2006年 作家:西洋画家カン・ヒョング、彫刻家パク・チョルチャン 1936年ベルリン五輪マラソン優勝記念 1936年ベルリン五輪マラソンで優勝のゴールテープを切る様子を再現 3 オリンピックメインスタジアム 1984年 1986年ソウルアジア競技大会、1988年ソウル五輪の開会・閉会式開催場所 朝鮮白磁を象って建立 4 ホドリ像 1988年 1988年ソウル五輪記念モニュメント 1988年ソウル五輪マスコットの「ホドリ」を大型モニュメントで制作 幅7.3m、高さ8.2m 2か所に設置(東門、西門) 5 オリンピックスターロード 2007年 五輪メダリストの活躍を表現 ステンレスと特殊ガラスでメダリストの競技場面を再現 1936年ベルリン五輪から2012アテネ五輪まで計245人のメダリストを象ったもの 6 ミュージックスターゾーン 2019年 蚕室総合運動場でのアーティスト公演記念 国内有名アーティスト12チーム35人の手形レリーフゾーン設置(BTSほか11チーム) 国内外の有名アーティスト10人の標石(マイケルジャクソン、チョ・ヨンピルなど)...   Read more
SMG 5,670

ソウルに残された唯一の伝統庭園「城楽園」一般公開

4/23~6/11の期間限定で市民に公開、韓国伝統庭園の価値を広く伝えるきっかけに ソウル市と文化財庁が総合整備計画を策定し年次別・段階的復元・整備事業を推進 朝鮮王族としては唯一抗日闘争に乗り出した義親王が35年間離宮として使用 北漢山(ブッカンサン)のふもとにある広さ1万6千㎡の規模を誇る韓国の伝統庭園「城楽園(ソンラグォン)」が、4月23日(火)から6月11日(火)まで一般向けに開園される。城楽園はソウルに残された唯一の伝統庭園。城楽園は元々、朝鮮王朝25代王、哲宗(チョルジョン)の時代に、吏曹判書(イジョパンソ)だった沈相應(シム・サンウン)の別荘だったが、後に、朝鮮王族としては唯一、抗日闘争に積極的に乗り出した義親王(ウィチンワン)が35年間離宮として使用した、ソウル内にある数少ない別墅庭園。都心では珍しく風景の保存状態が良好で、1992年史跡第378号に指定されたが、2008年改めて名勝第35号に指定された。 現在、城楽園は個人の所有となっているが、施設を管理する家具博物館(館長:チョン・ミスク)が復元の完了する前にそのままの姿の城楽園を市民向けに期間限定で公開し、ソウルに残された唯一の韓国伝統庭園の価値を伝えるための場を設けた。 城楽園という名前には「都城の外の自然の美しさを楽しむ庭園」という意味が込められており、岩盤や渓谷などの自然の地形を最大限に生かし朝鮮時代の庭園の粋を集めたとして評価されている。城楽園は、地形に沿って分かれているそれぞれの空間で自然の美しさと人工的な美しさが調和をなしている。内苑に造られた蓮池「影碧池(ヨンビョクチ)」の岩には、朝鮮末期に活動した秋史(チュサ)・金正喜(キム・ジョンヒ)が書いた文字が刻まれている。 1992年に文化財に指定されて以降、城楽園の本来の姿を取り戻すための様々な復元事業が進められている。 ソウル市と文化財庁は、「城楽園総合整備計画」を策定し、総合整備計画の結果に応じて段階的に復元・整備事業を進める計画。2017年に2億ウォン、2018~2019年は25億ウォンを投じて城楽園総合整備計画を策定し、現在は城楽園の進入路と管理棟の改築、松石亭(ソンソクチョン)の蓮池渓流の復元、休憩空間の造成、樹木整備(造景)などに関する年次別・段階別計画を推進している。 ソウル市と文化財庁、家具博物館は、市民にソウルの伝統庭園を知ってもらうきっかけを設けるために、4月23日(火)から6月11日(火)まで期間限定で城楽園を公開する。事前予約を通じて週3日(月・火・土)、一回の観覧につき20人ずつ観覧できる。観覧は韓国家具博物館(代表電話:02-745-0181)に電話またはE-mail(info.kofum@gmail.com)で申し込みが可能。 予約受付:韓国家具博物館 代表番号:02-745-0181韓国家具博物館 E-mail:info.kofum@gmail.com 観覧曜日:毎週月曜、火曜、土曜 観覧時間: 観覧時間 回 時間 説明言語 備考 1 11:00~12:00 韓国語 1日7回観覧(韓国語5回、英語2回) 1回の観覧につき最大20人まで 観覧所要時間1時間(城楽園の観覧45分、コットゥ特別展15分) 観覧料:1万ウォン(現地で現金払いまたは事前口座振替) 2 14:00~15:00 韓国語 3 14:30~15:30 英語 4 15:00~16:00 韓国語 5 15:30~16:30 韓国語 6 16:00~17:00 英語 7 16:30~17:30 韓国語 ソウル市歴史文化財課のチョン・ヨンジュン課長は「文化財庁と城楽園の復元・整備を推進すると同時に、所有者側と協議のうえ開放時間を増やし、より多くの市民が訪問できるようにする予定」とし「家族、団体訪問など、城楽園でソウルの春を感じてほしい」と話す。 添付.城楽園の観覧とコットゥ特別展運営計画 期間:2019年4月23日~6月11日(毎週月曜、火曜、土曜 午前11時~午後6時) 所要時間:1時間(城楽園45分、コットゥ特別展15分)※コットゥ:葬儀の時、棺を運ぶ喪輿(サンヨ)についている人物、動物、植物の形をした木の飾り。 観覧方式:要事前予約のガイドツアー方式(文化解説者が案内)1日計7回実施(韓国語5回、英語2回) 観覧ルート:正門→ 雙流洞天(サンリュドンチョン)、龍頭假山(ヨンドゥガサン)→影碧池(ヨンビョクチ)→松石亭(ソンソクチョン)蓮池→松石亭(コットゥ展示)観覧→茶亭(タジョン)→影碧池→正門 観覧の申し込み: 韓国家具博物館(☎02-745-0181)またはE-mailで受付(info.kofum@gmail.com) 観覧時間 回...   Read more
SMG 701

ソウル市「5等級車低公害措置支援」への申請件数、2か月で38,869件

粒子状物質特別法の施行(2/15)に先立ち、運行制限対象の5等級車へ積極的に案内、参加を呼びかけ 2月以降18,658台の煤煙低減装置・早期廃車などの「低公害措置」完了…年間計画量の43% 政府と協力し889億ウォンの追加補正予算を編成、2万5千台に追加支援…申請車両は年内に措置完了 3月の3日連続非常低減措置発令時、5等級車の通行量18%減、低減装置付着車両は4.7%増 ソウル市が、粒子状物質特別法の施行(2019年2月15日)に伴い、「高濃度粒子状物質非常低減措置」発令時に運行制限対象となる「排出ガス5等級車」に対する「低公害措置」の申請受付を開始してから2か月間(2月1日から3月31日まで)で、合わせて38,869台の申請があったことを明らかにした。 申請書を提出した38,869台のうち、2.5トン以上は13,649台、2.5トン未満は25,220台。低公害措置の内容は、煤煙低減装置の付着が33,393件、早期廃車が4,586件、その他が890件だった。これとは別で、2月から現在まで18,658台の車両につき煤煙低減装置(DPF)付着、早期廃車などの「低公害措置」を完了しており、これはソウル市の2019年度低公害措置計画量である4万4千台の43%に相当する。具体的には、早期廃車15,606台、DPF付着2,856台、PM-NOxの付着および1トン貨物車のLPGへの切り替え150台など。 <表1> 2019年低公害措置事業の推進状況 (単位:台) 2019年低公害措置事業の推進状況 (単位:台) 区分 5等級低公害化(車両) 計 早期廃車 DFP付着 PM-NOxの付着 LPG車 計画 43,519 40,000 3,369 100 50 実績 18,658 (43%) 15,606 (39%) 2,856 (85%) 146 (146%) 50 (100%) ソウル市は、粒子状物質特別法の本格的な施行に先立ち、ソウルで登録されている5等級車約23万台に対し、郵便などを通じて運行制限の対象となる旨を案内し、低公害措置申請の案内文を発送するなど、積極的な参加を呼びかけてきた。また、ソウル市内の各種掲示板やメディアボード、電光板、地下鉄など、様々な媒体を通じて運行制限に関する広報キャンペーンを展開した。 排出ガスの等級制に基づく車両運行制限は初の試みであるうえ、低公害措置には一部自己負担が発生するにもかかわらず、わずか2か月で4万台近くが申請するなど、市民も同制度に賛同し積極的に参加しているだけに、市は政府と協力して追加補正予算を編成し申請車両に対する低公害措置を年内に完了する計画。これに関連し市は、889億ウォンの追加補正予算を編成し、政府に国費445億ウォンを要請している。追加補正予算が確定すれば、当初の目標値よりも2万5千台(低減装置付着1万5千台、早期廃車1万台)多い、計6万9千台につき低公害措置を支援することができる。 とりわけ、今年の上半期からは現在猶予されている2.5トン未満の5等級車にまで運行制限対象の範囲が拡大し、漢陽都城内16.7㎢の「グリーン交通振興地域」における5等級車の運行制限テスト運営も始まるため、「低公害措置」の申請は今後大きく増えるものと予想される。 ソウル市は、低公害措置の申請受付は3月31日に終了したが、ソウル市のホームページに追加掲載された「排出ガス5等級車の低公害措置希望志願書」を作成し提出すれば、既存の申請者への支援が終了次第、追加補正予算の範囲内で最大限支援を行う予定。 <3月の3日連続非常低減措置発令時、5等級車の通行量18%減、低減装置付着車両は4.7%増> 一方、このようなソウル市の政策的努力とソウル市民の自発的な参加の結果、粒子状物質特別法施行後、排出ガス5等級車の通行量は減少し、煤煙低減装置付着車両の運行比率も増加傾向にあることがわかった。3日連続で非常低減措置が発令された3月4日から6日まで、ソウル市が5等級車(2.5トン以上)運行制限を実施した結果、通行台数は計30,215台で、前週の平日(36,866台)に対し通行量は18%(6,651台)減少した。過怠料の賦課件数も、一日平均4.307件(3日間合計12,921件)と、前回の非常低減措置発令日である2月22日(7,630件)よりも大幅に減少した。3月の取り締まり件数30,215件のうち、取り締まり除外車両、猶予対象となる低公害措置申請書提出済み車両を除く過怠料の賦課件数は12,921件で、市はこれらの車両に対し、過怠料賦課に関する事前通知書を送付した。(※事前通知期間中に自主的に納付した場合20%減軽) <表1> 運行制限施行日別の1時間当たりの平均通行量と変化 (単位:台) 運行制限施行日別の1時間当たりの平均通行量と変化 (単位:台) 日時 区分 運行制限対象車両 過怠料賦課 小計 2.5トン未満(A) 2.5トン以上(B) 合計   55,826 25,521 30,215...   Read more
SMG 582

<2019文化が流れるソウル広場>…ポール・ポッツ出演のクラシック公演で26日幕開け

4/26(金)、ソウル広場の代表イベント<2019文化が流れるソウル広場>開幕 「奇跡の歌声」ポール・ポッツ、ソプラノ歌手キム・スニョン、ミレニアム・オーケストラが開幕式で協演 10月までソウル広場の特設ステージでクラシック、ジャズ、国楽など多彩な公演を上演 平日の夕方や週末の午後を広場の芝生で文化芸術を楽しみながら心の余裕を感じる時間に 4月26日(金)午後7時、ソウル広場の代表イベント<文化が流れるソウル広場>が今年も開かれる。ソウル広場を訪れる市民や観光客に様々な文化芸術公演を披露する<文化が流れるソウル広場>は、例年にも増して充実したプログラムで今年10月まで観客を迎える。 今回は、公演のない日はステージ上に「市民ラウンジ」を設け、ソウル広場の訪問客に憩いの場を提供し、市民が写真撮影できるフォトゾーンや、誰でも自由に演奏できるピアノを設置し、市民が直接楽しめるステージを用意する。 また、今回の<2019文化が流れるソウル広場>は特別な公演で幕を開ける。平凡な携帯電話ショップの販売員から一躍世界的な声楽家となったポール・ポッツ、オペラとミュージカルで目覚ましい活躍を見せるソプラノ歌手キム・スニョン、世界トップクラスのソリストとの協演でその実力を証明したミレニアムシンフォニーオーケストラが共に舞台に上がり、素晴らしいハーモニーを奏でる。 <2019文化が流れるソウル広場>は、開幕公演を皮切りに、10月まで毎月特別なテーマで多彩な公演を上演する。5月は、<月明かりの下のタルダルピクニック>というテーマで、ポップオペラ、ジャズ、映画音楽など多様なジャンルの公演が予定されている。 開幕公演や詳しい公演日程、出演者情報は、ソウル文化ポータル(culture.seoul.go.kr)または文化が流れるソウル広場ホームページ(www.cultureseoul.co.kr)で確認できる。その他の問い合わせはソウル市文化政策課(☎02-2133-2541)まで。 ソウル市文化政策課のソ・ヨングァン課長は「<文化が流れるソウル広場>は、市民や国内外の訪問客が公演場ではない広場の芝生に自由に座り、多様な文化芸術に触れることのできる機会」とし「今年10月まで多彩なジャンルの公演が上演されるソウル広場で、文化芸術を楽しみながら日常の中で心の余裕を感じてほしい」と話す。
SMG 488

今年上半期、海外から7千人がソウルに「インセンティブ旅行」…昨年比75%増

インドネシア「アリアンツ」、香港「プルデンシャル」など1千人規模の大手企業4社から団体観光客がソウルへ 従来のMICE支援政策を強化した<PLUS SEOUL>ブランド発足…誘致・支援に総力 昨年から東南アジア7か国(台湾、シンガポール、ベトナムなど)の現地説明会など海外広報マーケティングを集中展開 今年の上半期、従業員数1千人以上の大手企業から、計7千人の観光団体がインセンティブ旅行でソウルを訪問している。インドネシアのアリアンツ生命保険、香港のプルデンシャル生命保険など4社が既にソウルを訪問、あるいは今年上半期中に訪問する予定。インセンティブ旅行のソウル訪問者は昨年比75%(2018年上半期は3件、4千人)増加した。 さらに、団体ツアーのみならず「2022アジア太平洋肝臓学会総会」(計3,000人、外国人1,800人)、「2023国際全身エリテマトーデス会議」(計1,500人、外国人1,200人)といった大規模な国際会議のソウル誘致にも相次いで成功し、外来観光客の流入効果への期待が高まっている。 ソウル市とソウル観光財団は、海外企業のインセンティブ旅行の増加と、大規模国際会議など世界各国のMICEがソウルで開催されることを受け、<PLUS SEOUL>ブランドを新しく立ち上げ、支援に総力をあげるとともに誘致拡大に注力する計画。 インセンティブ旅行と国際会議の誘致拡大は、ソウル市とソウル観光財団が、これまで中国の団体観光客が中心だったソウル観光とMICE市場の裾野を広げるために集中的に取り組んできた結果だといえる。両機関は、昨年から海外で開催される主なMICE専門展示会に参加し、外国バイヤーを対象に誘致相談を行い、海外でのマーケティングを積極的に展開してきた。 <PLUS SEOUL>支援プログラムは、ソウルで2連泊以上、計100泊の宿泊(参加者全体の累計宿泊数)をする外国人が参加する企業会議とインセンティブ旅行団体を対象に実施する。基本支援は、会議施設の賃貸料や観光施設、サービス利用料の支援を行い、特別支援は個々の企業に合わせたイベント、プログラムを支援する。 現にソウルを訪問したインドネシアのアリアンツ生命保険の団体観光客は(1次:3/25~3/30に885人訪問、2次:4/25~5/1に1,145人訪問)、ソウル市が支援する<PLUS SEOUL>プログラムの一環で、訪問期間中、企業ロゴのラッピングを施した約20台のバスに乗ってソウルの至る場所を旅行した。 その他にも、4/9から4/13までの5日間ソウルを訪れた香港のプルデンシャル生命保険の団体観光客(1,700人)は、チームビルディングプログラムで料理教室に参加した。また、インドネシアのマニュライフ生命保険(4/9~4/12に236人訪問)には、企業ストーリーを盛り込んだ公演プログラムと、ソウルのユニークべニュー(Unique Venue)利用特典、企業ロゴ入りのクッキーなどを提供した。 ソウル市とソウル観光財団は<PLUS SEOUL>プログラムに参加する企業の満足度を高めるために、支援内容の充実を図り、MICE専門媒体と展示会を通じて引き続き積極的な広報マーケティングを展開する計画。 ソウル市観光体育局のチュ・ヨンテ局長は「中国の団体観光がやや活気を失った今、その他の国の企業の団体観光や経済的波及効果の大きい大規模国際会議の誘致に成功したことは大変励みになる」とし「ソウルへのリピート率を高めるために個別プログラムを拡大し、歓待サービスに万全を期して訪問者の満足度を高めると同時に、ソウルでの思い出もプラス(PLUS)できるよう努めたい」と話す。 ◆ 添付1:PLUS SEOUL支援プログラム写真 PLUS SEOULによる企業インセンティブ旅行団体への個別特別支援(インドネシア「アリアンツ生命保険」ラッピングバス) PLUS SEOULによる企業インセンティブ旅行団体への個別特別支援(インドネシア「マニュライフ生命保険」企業ロゴ入り記念クッキーと企業ストーリー公演プログラム) ◆ 添付2:2019年ソウル特別市MICE産業支援計画公告
SMG 554

ソウルグローバル文化体験センター開館9周年…約101万人訪問

2009年の開館以降、外国人住民・観光客にソウル生活・観光情報、伝統・韓流文化体験を提供 民画づくり、K-POPダンス教室など約26万人が体験、プログラム満足度94.20% 4/24(水)「2019ソウルグローバル文化体験センター説明会」開催…年間運営スケジュールなどを案内 外国人住民や観光客などを対象に、ソウルの生活・観光情報、各種文化体験を提供しているソウルグローバル文化体験センター(中区明洞所在)。2009年3月の開館以来9年間、合わせて101万4,999人が訪問し、26万人余りが民画づくり、K-POPダンス教室など伝統・韓流文化を体験した。 体験プログラムに対する満足度は94.20%、施設およびサービスへの満足度は95.01%だった。(2014~2018年に実施した独自満足度調査および韓国能率協会コンサルティング調査を合算) これに関連しソウル市は、4月24日(水)午後3時から多様な文化体験と交流を通じてソウルの生活と文化を発信する「2019ソウルグローバル文化体験センター説明会(Welcome to Seoul Global Cultural Center)」を開催する。 外国人住民、ソウル所在の語学堂、留学生コミュニティの関係者などを対象に、ソウルの生活情報や体験プログラムの年間運営スケジュールなどを紹介し、同センターの人気体験プログラムである「K-POPダンス教室」と「韓紙工芸体験」を経験できる機会を設ける。 ※ 体験プログラム参加方法:センターホームページのオンライン申し込みまたは訪問申し込みを通じて各プログラム40人ずつ先着順で受け付け また、外国人を対象とした1DAYフリーパスの「ディスカバーソウルパス」、多様な体験コンテンツを紹介する「ワンモアトリップ」などを紹介し、ソウルの生活に役立つ情報と、ハッチホールやセミナー室など外国人コミュニティの活動支援のための無料貸館サービスについても案内する予定。 ソウルグローバル文化体験センターは、外国人を対象とした多様な文化体験プログラムを年中運営している。外国人住民および観光客なら誰でもホームページ(www.seoulculturalcenter.com)から事前申し込みを通じて無料体験に参加できる。 チェ・スンデ外国人多文化担当官は「今回の説明会が、外国人住民がソウルの生活と文化について理解し交流できる疎通の場になればと思う」とし「多文化時代を迎え、今後も伝統・韓流文化、そしてグローバル国際交流に対するニーズと関心に応えられるよう、引き続き良質のプログラムを運営しソウルのグローバル競争力を強化したい」と話す。
SMG 508

「暖かい春、笑顔あふれるソウルへようこそ」 ソウル市、 2019年春の外国人観光客歓待週間を実施

日本と中国の大型連休迎え4/26(金)~5/6(月)、外国人観光客歓待週間を実施 明洞・弘大・江南などで韓流体験、民間企業によるプロモーションイベント実施 歓待週間を機にリピート率向上、イメージ改善図り停滞気味の観光業界に追い風を ソウル市とソウル観光財団が、4月26日から5月6日までの11日間を「2019年外国人観光客歓待週間」(春シーズン)に指定し、外国人観光客を迎えるための大々的な歓待イベントを開催する。 今年、日本のゴールデンウィーク(4/27~5/6)や中国の労働節(5/1~5/4)など、主要な国の大型連休が例年よりも長期になることを受け、ソウル市は、市内の至る所で歓待ムードを醸成し、外国人観光客の誘致に総力を挙げる。 とりわけ、日本は天皇が生前退位する4月30日と新天皇が即位する5月1日が祝日に指定されたことに伴い史上最長のゴールデンウィークとなるため、多くの日本人観光客がソウルを訪れる見込み。また、THAAD(終末高高度防衛ミサイル)配備を巡る混乱や限韓令(韓流禁止令)などにより停滞していた中国人観光客の訪韓率も増加が期待される。 4月26日(金)、明洞歓待センターで開かれる開幕式を皮切りに「2019年外国人観光客歓待週間」が本格的に幕を開ける。開幕式では、マーチングバンドによるオープニングセレモニーや明洞歓待センターの除幕式、ストリートキャンペーンなど、外国人観光客を歓待するための行事が多数用意されている。 主な行事には、観光業界の第一線で外国人観光客を迎える「動く観光案内所」所属の「レッドエンジェル」、国内の観光名所を中心に安全活動に取り組む「名誉観光保安官」や「観光警察」、外国人観光客歓待週間サポーターズの「Seoulyz(ソウリーズ、Seouly+Lovely)」、韓国居住の外国人インフルエンサーグループ「Global Seoul Mate」など100人余りが周辺の商人や市民を巻き込み、歓待ムードを高めるためのストリートキャンペーンを実施する。 今年4月に選抜された「ソウル歓待サポーターズ」5期(70人)も、歓待行事に参加し歓待ムードを盛り上げる。ソウルの観光活性化に強い関心を持つ大学生が参加する歓待サポーターズは、1年間オンラインやオフラインで活動しながら、外国人観光客のもてなし方や歓待意識を広めるなど、ソウルの観光活性化に向けて様々な取り組みを行う計画。 開幕式のみなならず、外国人観光客が多数訪れる仁川・金浦空港とソウル市内の観光名所でも歓待ムードを実感できるよう取り組む予定。歓待週間の期間中は、仁川・金浦空港やソウル駅、龍山駅などの主要区間、ソウル全域の観光案内表示板に歓待メッセージを表示する。 また、弘大、江南地域の歓待センターでは、日本人・中国人観光客などメインターゲットを対象に、観光通訳案内サービスを提供する。 ※歓待センターの設置場所と運営時間表 歓待センターの設置場所と運営時間表   設置地域 設置場所 運営期間 1 明洞 明洞観光情報センター 4/26(金)~5/6(月) 11:00~20:00 2 弘大 弘大歩きたい通り (8番出口付近) 3 江南COEX COEX東門入口 4 清渓広場 清渓広場 (光化門5番出口付近) 5/2(木)~5/4(土) 11:00~20:00 それぞれの歓待センターでは、△韓国伝統文化体験、△ソウル観光名所の「絵を探そう」、△ソウル観光名所VR体験、△K-Beauty(ネイルアート)体験、△K-Star写真撮影、△ソウルウィッシュツリー(Wish Tree)、△「ポストカードを送ろう」、△ソウル観光名所訪問「認証ショット」イベント、△ワンモアトリップ(One More Trip)商品体験イベント、△ラッキードローイベントなど、オンラインとオフラインを交えた様々なイベントを実施し、外国人観光客のバイラル効果を有効活用する計画。 特に、明洞・弘大歓待センターでは、世界的な人気を誇るBTS(防弾少年団)のフォトゾーンを設置し、写真プリントサービスも提供する。 5月2日から4日までの3日間、光化門駅近くの清渓広場では、国内の観光関連企業5社が参加する歓待ブースを増設・運営し、ショッピング・体験・公演・展示など外国人観光客を対象に様々な特典を提供する。 歓待センターの設置場所と運営時間表 K-Beauty(ネイルアート) K-Star写真撮影(BTS) ワンモアトリップ(風景スケッチ) ※2019年外国人観光客歓待週間の記念品と割引特典一覧 2019年外国人観光客歓待週間の記念品と割引特典一覧   区分 内容 1 ロッテデパート 10%割引券、無料ドリンククーポン...   Read more
SMG 488