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ソウル市、今年の秋の毎週日曜日に「潜水橋フェスティバル」開催

8/28~10/30、毎週日曜日12~21時「2022 潜水橋フェスティバル」を開催 車のない潜水橋を散歩しながら、様々な文化体験や休息を楽しむ このフェスティバルを通じて歩行橋に対する市民の反応を把握し、交通状況を考慮したうえで潜水橋の完全歩行化を検討する計画 今年の秋、毎週日曜日になると、漢江を一番近くで見られる「潜水橋(チャムスキョ)」が歩行橋に変身する。車両を通行止めにした潜水橋では、路上ライブ、フリーマーケット、野外シネマなどが行われる。夏の終わりから秋真っ盛りまで、季節の趣漂う潜水橋の上を散歩しながら、様々な文化体験をしたり、癒しの時間を過ごすことができる。 ソウル市は、8月28日(日)から10月30日(日)までの毎週日曜日に「2022 潜水橋フェスティバル~車のない潜水橋を歩こう~」を開催すると発表した。(12:00~21:00・秋夕休み除く) このフェスティバルは、市民が潜水橋を100%利用する第1歩と言える。安全に橋を直接渡る体験の機会を市民に提供すると同時に、文化や休息が共存するソウルの新たな観光資源としての漢江の可能性を模索することができるためだ。 また、ソウル観光が本格的に再開される時期に合わせ、セビッソム、月光虹(ウォルグァンムジゲ)噴水など漢江の代表的な観光名所が集まった盤浦(バンポ)漢江公園にもうひとつの名所を加えることで、ソウルを訪れる外国人観光客の足を引き寄せられると思われる。 「2022 潜水橋フェスティバル」は、車が走らない潜水橋を安全に歩きながら、▲フリーマーケット、▲路上ライブ、▲フードトラック、▲野外シネマ、▲フォトゾーンなど様々なイベントプログラムを楽しめる。 ソウル市は、フェスティバル期間中、潜水橋の交通規制によって生じる不便さを最小限に留めるために交通対策も打ち出している。潜水橋南端の回転交差路は通常通り運営される。オリンピック大路やセビッソムにつながる経路は維持する一方、潜水橋を通る路線バス(405番、740番)は盤浦大橋を臨時迂回する予定。 ソウル市は、新型コロナの拡大状況に応じてプログラムの縮小や時間変更などフェスティバルを柔軟に運営する考えだ。また、フェスティバルに参加する市民には、ソーシャルディスタンスの確保やマスクの着用など防疫規則の順守について積極的に案内する予定だ。 市は、今回のフェスティバルを通じて歩行橋に対する市民の反応を把握し、交通対策を綿密に見直した後、長期的に「潜水橋」を歩行者専用橋として活用する方法を検討する。 ソウル市のユン・ジョンジャン漢江事業本部長は「このフェスティバルを通じて、市民の安全を守る象徴的な空間であり歩行者や自転車利用者が最も多く訪れるこの潜水橋が、市民によって完全に享受される場になれば」としがら「8月末から毎週日曜日に美しい風景と共に始まるこのフェスティバルに、誰もが参加しソウルの魅力を満喫していただきたい」と述べた。
SMG 180

オ市長「グレートサンセット漢江プロジェクト」で3千万観光時代を開く

オ・セフンソウル市長がWCS(世界都市サミット)に参加するために訪問したシンガポールで、ソウル観光の新たな分岐点になる「グレートサンセット漢江プロジェクト」について発表した。プロジェクトのキーワードは、「美しい夕焼けで再発見する漢江」。 オ市長は8月1日午後(現地時間)、シンガポールの代表的なサンセットスポットである「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the Bay)」を訪れ、夕方になるとオレンジ色に染まる漢江の至る所にビュースポットを設け、海外観光客3千万人時代を本格的に切り開いていくと明らかにした。 このプロジェクトの中核は、上岩(サンアム)から汝矣島(ヨイド)、龍山(ヨンサン)、ノドゥルソム、盤浦(バンポ)、トゥクソム、蚕室(チャムシル)まで、漢江を中心に南と北をジグザグでつなぐ「サンセット漢江ライン」に、世界が注目するようなサンセット名所を造成すること。世界最大級の大観覧車から水上芸術舞台、文化を楽しめる歩行橋など、漢江と夕日が織りなす様々な絶景スポットを構築し、市民や観光客の視線を引き付けるという構想になっている。 本プロジェクトは、最短4年から最長10年以上を見込んでいる中長期プランで、▲サンセット拠点の名所化、▲サンセット名所の発掘・造成、▲水辺の更なる活用という3大戦略を軸に進められる。 まず、毎日音楽と芸術を楽しめる「グローバル芸術島」を目指してリニューアルを準備しているノドゥルソムには、島のどこから見ても造形美や芸術性が感じられるルーフ付き「サンセットランドマーク」をつくる。サンタ・カテリーナ・メルカート(スペイン、バルセロナ)やメトロポール・パラソル(スペイン、セビリア)、ガーデンズ・バイ・ザ・ベイのスーパーツリー(シンガポール)のように、夕焼けを360°で眺望できる造形物をつくることがソウル市の計画だ。 この計画は、ノドゥルソムの「グローバル芸術島マスタープラン」の策定と連携して推進する一方、創造的なデザイン設計のために国内外の懸賞公募の開始も検討している。 また、オレンジ色に染まる漢江の魅力を一目で見渡せるよう、世界最大の大観覧車「ソウルアイ(仮)」も設置する。高さ165mで最大780人まで乗れる「世界一高い大観覧車」の「シンガポールフライヤー」を超える規模を計画している。 現在、上岩洞一帯やトゥクソムのレミコン工場敷地(ソウル森近く)など、多数の候補地を検討しているが、交通の利便性、接近性、江南と江北の均衡発展など多様な要素を考慮したうえで最適な立地を選定する方針だ。 そして夕日がオペラ舞台の背景になり、川水がミュージカルの小物になるなど観客に特別な文化経験を提供する「ソウル型水上芸術舞台」も造成する。水上の舞台や水辺の客席で有名なシンガポールの「フロートアットマリーナベイ」のような公演会場をベースにして、K-popコンサートからミュージカル、オペラ、スポーツイベントまで様々なタイプの公演が行われるよう、最小3千から最大3万席までを自由に設置できる会場を検討している。 また、「湖上のオペラ」で注目を集め世界的なフェスティバルとして愛されているオーストリアの「ブレゲンツ音楽祭」のように、水上芸術舞台で行われる公演をソウルフェスタのハイライトにすることでソウルフェスタを全世界が楽しむ特別なフェスティバルにしていく構想も提示した。 ソウル型水上芸術舞台が多数の観客を収容する空間なだけに、交通の利便性や接近性を最優先に考慮し、盤浦や汝矣島漢江地区などを候補地としてリストアップするなど、構築の構想を具体化している。 そのほかにも、いつも車でいっぱいになる潜水橋は、文化や食べ物を楽しめる風変わりな夕日名所に生まれ変わる。8月28日から10月30日まで毎週日曜日になると潜水橋は「車のない橋」に変わり、路上ライブやフードトラックがある「2022車のない潜水橋で歩くフェスティバル」が開催される。潜水橋については適応期を経て段階的に歩行橋への転換を推進していく予定だ。 漢江の至る所で楽しめるサンセット名所が拡大するよう、民間にインセンティブも提供する。漢江沿いにある民間の建築が、誰もが利用できるオープンなサンセットスペースを提供したり、漢江につながる別の区間を設けたりすると、容積率などインセンティブを付与し、できるだけ眺望スペースを確保する考えだ。 特に、この「グレートサンセット漢江プロジェクト」には、民選8期のソウル市が提示する中核政策、「弱者との付き添い」の基調も反映されている。漢江の夕日という無形の資産が特定の世代や団体によって占有されないよう、高齢者や障がい者のような弱者も不便なく利用できるユニバーサルデザインの適用を原則にして推進する。 オ市長は「漢江で日が暮れはじめたらソウルの魅力はより際立つ。漢江の隠れた魅力である「サンセット」を3千万ソウル観光時代の戦力ポイントに据え、ソウルを訪れる観光客に胸がいっぱいになるような感動を与える一方、ソウルの経済も活気づけていきたい」としながら「特に、上岩から蚕室まで続く『サンセット漢江ライン』が海外の観光客のマストゴースポットになれるよう、魅力あふれるサンセット拠点を構築していきたい」と述べた。 【添付】参考写真 サンタ・カテリーナ・メルカート(出所:arquitecturaviva.com) ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(出所:公式ホームページ) メトロポール・パラソル1(出所:arquitecturaviva.com) メトロポール・パラソル2(出所:arquitecturaviva.com) シンガポールフライヤー(出所:visitsingapore.com) フロートアットマリーナベイ(出所:stadiumdb.com) ブリゲンツ音楽祭(出所:newsfounded.com)
SMG 349

世界最大のEVレース「ソウルフェスタ2022」10日(水)蚕室競技場で華麗に開幕

オ・セフン市長の祝辞から始まり、PSYやRain(ピ)などK-POPスターの祝賀公演で開幕 EVレースのほか、漢江や明洞、光化門広場で多彩な関連イベントを開催 安全と感染防止対策に万全を期し、停滞する観光業界の回復と新規観光客の誘致に注力 ソウル観光再開のシグナルとなる「ソウルフェスタ2022(SEOUL FESTA2022)」が8月10日(水)、蚕室(チャムシル)競技場で華麗に開幕。5日にわたる世界的観光イベントがスタートする。 <8月10日(水)、蚕室メイン競技場で行われる開幕式を飾る夢の公演> 「ソウルフェスタ2022」の開幕式には、国内外から約3万人の観客が参加する中、ソウル市のオ・セフン市長の祝辞から始まり韓国を代表するK-POPスターたちによる約120分間の祝賀公演が行われる。 開幕式の司会進行役はASTROのチャ・ウヌとキム・セジョンが務め、総勢13組のK-POPスターが出演し観客の目と耳をわしづかみにする華麗なパフォーマンスを披露する。 オープニングではクロスオーバーグループのForestellaがソウルの代表的な名所を紹介するホログラムを背景に、希望と感動のハーモニーを奏でる。Rain(ピ)とPSYが独創的なパフォーマンスでそれぞれ1部と2部のエンディングを飾るほか、TigerJK&ユン・ミレ&Bizzy、NATURE、THE BOYZ、LE SSERAFIMらK-POPアーティストが「ソウルフェスタ2022」開幕式のステージを華やかに彩る。 市は、新型コロナウイルス感染拡大の懸念から、開幕式の来場者を蚕室メイン競技場の最大収容人数(6万9000人)の半分に当たる3万5000人に減らすほか、会場の内外を消毒し、観覧者の0.3%以上のスタッフを配置するなど、安全に万全を期すとしている。 <イベント開催期間中、市民の五感を満足させる多彩な楽しみが満載>  8月13日(土)と14日(日)の両日、蚕室総合運動場一帯で行われる「2022ソウルE-PRIX」は、今シーズンの最後を飾るレースだけに世界中のモータースポーツファンの注目を集めることが予想される。  市民の心をつかむのは開幕式での公演やEVレースだけではない。「ソウルフェスタ2022」開催期間中、蚕室総合運動場一帯をはじめソウル全域でソウルを楽しむ市民のための多彩な関連イベントが開催される。 8月10日(水)から31日(水)まで、大規模バーゲンセール「2022ソウルショッピングフェスタ」を開催。ソウルを代表する観光・ショッピングイベント「ソウルショッピングフェスタ」は「ソウルフェスタ2022」と同時開催され、ソウルを訪れる観光客にコストパフォーマンスのいい消費の楽しさを提供する一方、停滞する流通および観光業界に相乗効果をもたらすことが期待される。  「ソウルフェスタ2022」に先立ち、8月6日(土)にリニューアルオープンする光化門(カンファムン)広場には大型スクリーンが設置され、蚕室総合運動場一帯で行われるソウルフェスタの開幕式はもちろん、E-PRIXのレースや授賞式を映像で見られるようにするなど、「ソウルフェスタ2022」の会場を訪れることができない市民にもイベントを楽しんでもらうための工夫がなされている。  ほかにも、「2022漢江フェスティバル『夏』」(7月29日~8月15日)、「清渓(チョンゲ)広場、有望中小企業販売展」(8月11日~13日)、「相生(サンセン)商会『ソウル市民福伏(ポクポク)フェスタ』」(8月10日~14日)、「明洞(ミョンドン)チェミ路コンテンツ祭り」(8月10日~14日)など、「ソウルフェスタ2022」の開催期間中、漢江(ハンガン)公園や明洞、光化門などソウル全域がお祭りムードに包まれる。「ソウルフェスタ2022」と連携した様々なイベントに関する詳しい情報は、ソウルフェスタ公式ホームページ(https://seoulfesta.com)から確認できる。  ソウル市のチェ・ギョンジュ観光体育局長は「『ソウルフェスタ2022』は新型コロナ以降、ウィズコロナになって初めて開催される3年ぶりの対面イベントのため、観光産業の回復とソウルを訪れる新規観光客の誘致に向け万全を期してきた」としながら、「『ソウルフェスタ2022』で世界中の注目がソウルに集まるこの機会に、停滞するソウル観光の回復はもちろん、『格式高いグローバル都市ソウル、グローバルTOP5都市ソウル』に再び飛躍できるよう最善を尽くしたい」と語った。 世界最大のEVレース「ソウルフェスタ2022」10日(水)蚕室競技場で華麗に開幕
SMG 345

オ市長、技術スタートアップのベトナム進出を支援、成長と雇用のきっかけにつなぐ

3日(水)、 ベトナム科学技術部と「スマートモビリティにおける協力体系の構築に関するLOI」を締結 2050年までEV100%転換を目標に掲げたベトナム…スマートモビリティの機会が沢山存在する巨大な市場 優秀な技術を有する企業を発掘し、技術提携・産学協力を重点的に支援…今後AI、ロボットなどに拡大 ベトナムに進出した韓国経済人やスタートアップ代表らと懇談会を開き、政策アイデアを模索 オ・セフン市長は、ソウルの優秀な技術を有するスタートアップがベトナムに進出・安着できるようベトナム政府や大学と力を合わせる。ベトナムはこの世界的景気低迷にも関わらず、2年連続でプラス成長を成し遂げるほど、スタートアップ市場においてアジアで最も活発なところと言える。 オ市長は3日(水)午後2時20分(現地時間)に「ソウル創業ハブ・ホーチミン」で、ベトナム科学技術部の傘下機関であるNATEC(National Agency for Entrepreneurship and Commercialization Development、技術企業・商用化開発局)と、スマートモビリティなど未来成長を牽引する産業分野との技術提携や協力体系の構築に向けた宣布式を開き、共同意向書(LOI)を締結した。 LOIには、カーボンニュートラルやESG経営が世界の話題になっている中、有望産業として注目されている「スマートモビリティ」分野で、韓国技術企業がベトナムに進出できるよう、企業発掘から技術提携、産学協力などを支援するという内容が盛り込まれている。 ベトナム科学技術部は今回の締結を通じて、同部が造成した企業支援施設でありソウル創業ハブ・ホーチミンに入居している「テックトレードセンター」内の空間を、ソウルとホーチミン企業間の技術提携やR&Dのための共用空間として提供することにした。 ソウル市(SBA)はこのような内容を実行するために、ベトナム科学技術部、ホーチミン大学、HUTECH大学など、ベトナム関係機関と協力ネットワークを構築する予定だ。 ベトナムは、2050年までEV(電気自動車)100%転換を目標に掲げ、EVの拡大のために登録税や特別消費税の減免など、国家レベルで様々な政策を打ち出しているだけに、スマートモビリティ分野で成長の可能性が大きい市場であるほか、韓国企業にとっては機会の市場であると思われる。 ソウル市は今回の協力を皮切りに、今後AI、ロボットなど第4次産業に関わる技術全般において、企業支援体系を精密に整える計画だ。 市は、ベトナム科学技術部だけでなく、国立ホーチミン大学傘下のITP(Information Technology Park、産学県境および大学生創業支援機関)、IPTC(Intellectual Property and Technology Transfer Center、知識財産・技術交流センター)とも協力し、韓国企業とベトナム大学の産学協力も支援することにしている。 韓国企業が現地人材を採用したり、共同で技術を開発したりするなど、ソウルとホーチミンスタートアップ間の同伴成長を支える方針だ。 ソウル市は、ベトナム科学技術部の南部庁(SRO MOST、National Agency for Southern Affairs of Ministry of Science and Technology)と協力し、昨年5月、海外都市としては初めてホーチミンの「テックトレードセンター(3階)」に、韓国スタートアップのアクセラレート拠点「ソウル創業ハブ・ホーチミン」を開館した。 <ベトナムに進出した韓国経済人やスタートアップ代表とそれぞれ懇談会を開き、政策アイデアを模索> オ市長はこの日の午後2時(現地時間)、ベトナムに進出したスタートアップ企業を激励するために、「ソウル創業ハブ・ホーチミン」内に設けられた展示空間を訪問し、12社のスタートアップの技術・製品を見回った。また、先頭に立ち「ハイ・ソウル企業」製品のベトナム輸出を進めているベトナム現地パートナー企業3社に「ハイ・ソウルフレンズ」指定書も授与した。  午後4時(現地時間)には、ベトナムに進出したスタートアップ15社の代表らと懇談会を開き、現場で求められているソウル市の支援政策についてヒアリングを行った。  午前10時(現地時間)には、ベトナム政府が世界的なハイテック企業を誘致するために造成した「3大クラスター」の「サイゴン・ハイテックパーク」に入居している「サムスン電子ホーチミン家電複合(SEHC、Samsung Electronics HCMC CE Complex)」を訪問し、製品の生産現場や展示館などを視察した。 午後7時(現地時間)には、SEHCなどベトナムに進出した韓国企業の代表や法人長など韓国経済人約40名との会合を開き、ベトナムで感じる企業進出の効果やソウル市の支援方法などについて議論した。 オ市長は「これから両国のスマートモビリティを含め、AIやロボットなど第4次産業技術の発展や雇用創出に貢献できるよう、支援を惜しまない考え」としながら「今回のベトナム科学技術部とソウル市が行う協力事業を皮切りに、韓国とベトナム両国のEV、自動運転など技術・サービスの実証および商用化・高度化の土台が作られたらと思う」と述べた。
SMG 441

オ市長、ホーチミンでソウル観光セールズ…パク・ハンソ監督を広報大使に委嘱

3日(水)、ホーチミンで旅行会社やメディアを対象に「ソウル観光説明会」を開催 ベトナムサッカーの新しい歴史を刻んでいるパク・ハンソ監督をソウル観光広報大使に委嘱し、ソウル観光を全方位からPR ベトナム現地の旅行会社50社が参加する「トラベルマート」を開き、ソウル観光商品を開発するためのビジネス商談を進行 韓流文化や韓国のビューティー、ファッションへの関心が非常に高いベトナム観光市場を攻略するために、オ・セフン市長がソウル観光セールズに乗り出す。 ソウル市とソウル観光財団は3日(水)、ホーチミンロッテホテルサイゴンで、ソウルとホーチミンの旅行業界を対象に、ソウル観光説明会「Soulful Seoul Night」を開催した。 ベトナムは、コロナ禍が始まる3年前の2019年に全訪韓客数で7位になるなど、観光分野において重要な隣国と言える。2019年約55万人のベトナム観光客が韓国を訪れているが、これは前年に比べ21%増加した数値だ。2018年には一年前より41%の成長率を記録した。 ベトナムは韓国大衆文化やビューティーに対しても非常に大きな関心を持っている。ベトナム統計庁によると、2020年ベトナム化粧品輸入市場で韓国が占める割合は48.1%と、日本(16.1%)、フランス(10.8%)を追い抜いて5年連続1位を記録している(出所:大韓化商品産業研究院「Global Cosmetics Focus」2022年6月)。韓国国際文化交流振興院が実施した「2022年海外韓流実態調査」によれば、ベトナムで韓国文化コンテンツ別消費率は、ビューティー(42.2%)、ドラマ(38.6%)、音楽(38.5%)の順に大きかった。 特にこの日、オ市長は観光説明会で「ベトナムサッカー英雄」と言われるパク・ハンソ国家代表監督を、ソウル観光グローバル広報大使として委嘱した。 オ市長は「パク監督の眩しい活躍のおかげで、韓国やソウルに対するベトナム国民の好感度が上がった」としながら「パク監督にはソウルとベトナムの架け橋としてソウルの魅力をベトナムに発信していただきたい」とお願いした。 ソウル観光説明会「Soulful Seoul Night」は、コロナ禍により長く停滞しているソウル観光の再開を知らせるきっかけの合図として、ソウル観光トラベルマートを兼ねて開催された。 ソウル観光説明会の会場は、芝生の床と漢江の夜空を連想させる壁のほかに、ベンチやテーブルを置いて、漢江でピクニックを楽しむような雰囲気で造成され、人々の目を引いた。市は、説明会でソウルの新しい名所やソウルビューティーマンス(Seoul Beauty Month)など、今年下半期に開催されるソウルの様々なフェスティバルを紹介した。 トラベルマートでは、ソウルの観光会社10社とベトナム現地の旅行会社50社が参加し、ソウル観光商品の開発に向けたビジネス商談を活発に進めた。 オ市長は、行事のオープニングセレモニーで「今年は韓国とベトナムの国交樹立30周年を迎える節目の年で、両国は観光分野において重要なパートナー関係にある」と話し、青瓦台、セビッソム、DDPなど美しいソウルの名所や韓流、ビューティーなどソウルで楽しめるものを直接紹介した。 一方、ソウル市はホーチミンに続き、5日(金)マレーシアでも「ソウル観光説明会」を開き、ソウル観光セールズを進める予定だ。
SMG 195

ソウル市、政府と協力して日本・台湾・マカオからビザなし渡航認める 8月限定

訪韓観光客2・3位の日本、台湾、マカオからビザなし観光が可能 8月限定 「ソウルフェスタ2022」開催など、外国人観光客の誘致に注力…ソウル観光需要の回復を期待 ソウル市、8~9月新型コロナの再拡大を防ぐため、徹底した感染防止対策を講じて市民の懸念を解消 ソウル市は、8月3日(水)、文化体育観光部、法務部、外交部、疾病庁などが参加した「第100次海外流入状況評価関係部署会議」で議論した結果、8月の一か月間、日本・台湾・マカオなど3か国から、ビザなし観光を認めることを明らかにした。訪韓外国人の多い主要国を対象に行われたビザ免除措置により、ソウルを訪れる観光需要回復が期待できる。 韓国政府は、ビザ免除国112か国のうち104国を対象にビザ免除措置を再開したものの、訪韓観光客数2位、3位(‘19年基準、訪韓観光客数:日本327万人(2位)、台湾126万人(3位)、マカオ5万人(23位))の日本、台湾に対しては、国家間相互主義を理由にビザ免除措置を停止してきた。 市は、新型コロナにより冷え込んでいる観光業界の回復のシグナルとなる「ソウルフェスタ2022」を開催(8月10~14日)に当たり、グローバルフェスティバルに規模を拡大する計画をまとめ、外国からの観光客誘致に向け、ビザなし観光を進めてきた。 市は、6月から文化体育観光部、法務部、外交部、疾病庁などと日本、台湾、マカオの3か国へのビザ免除措置を再開するために協議してきた。観光業界も訪韓観光需要を回復させるために、政府にビザ免除国の拡大を求めてきた。 最近、訪韓観光の需要が急増し、日本など、在外公館でビザ発給に3~4週がかかるなど、観光客誘致に支障が生じてきたものの、今回のビザ免除措置の再開により、この3か国からの渡航がよりスムーズになることが見込まれる。 ただし、韓国が’21年9月からビザなし入国が可能な国を対象に電子旅行許可制度(K-ETA)を行っているため、ビザなし渡航が認められても出発する72時間前にK-ETAホームページ、またはモバイルアプリケーションにてK-ETAを申し込んで許可を得る必要がある。 *個人および団体申し込み可能、団体観光客は代表者が1回に30人まで申請可能。(ホームページ www.k-eta.go.kr / モバイルアプリケーション : K-ETA) 一方、新型コロナの再拡大を懸念する市民の不安を解消するために、市は、大規模イベントにおける感染防止対策基準を設け、徹底して取り組む計画だ。 「ソウルフェスタ2022」の場合、開会式およびフォーミュラEが開かれる「蚕室オリンピック主競技場」は、最大収容人数(6万9千人)の50%に当たる3万5千席規模に縮小する。また、会場の消毒、体温測定、観覧客の感染防止対策遵守、および安全・安心なイベントのための保安要員配置など、満を持する予定だ。 ソウル市のチェ・キョンジュ観光体育局長は、「主要3か国へのビザ免除措置の再開といううれしいニュースが、苦しんできた観光業界が観光客誘致にさらに力を注ぐきっかけになった」としながら、「たとえ、8月限定ではあるものの、ソウルを訪れた外国人観光客が、グルメ・夜景・ビューティーなど、ソウルならではの魅力を満喫できるよう、ソウル市は観光業界の回復、またソウル観光活性化に向けて最善を尽くして行きたい」とコメントした。
SMG 198

オ市長、シンガポール長官らと会合…住宅・健康関連政策における交流・協力を深める

国家開発部長官に会い、「需要者満足」「住居安定」を同時に成し遂げたシンガポールの住宅政策をヒアリング 「ホワイトサイト」など柔軟な都市計画事例から旧都心の複合開発政策に関する様々なアイデアを模索 シンガポールの保健部長官と健康増進委員会の代表に会い、公共スマートヘルスケア政策について議論 WCS(世界都市サミット)に参加するためシンガポールを訪問しているオ・セフン市長は、8月1日(月)にシンガポール政府当局を率いる長官らに会い、住宅や健康管理など市の中核政策における交流や協力を深める予定だ。 午後2時半(現地時間)マリーナベイサンズコンベンションセンター(4階)で、シンガポールの住宅供給や都市インフラを総括する国家開発部のデスモンド・リー(Desmond Lee)長官と会談を行う。「需要者満足」と「住居安定」を同時に成功させたシンガポールの住宅政策モデルや都心複合開発事例から政策に関するインサイトを得る狙いだ。 国家開発部傘下のHDB(住宅開発庁)では、都心のようにアクセスの良い立地に中・低賃金の労働者が負担できる(周辺地域の相場に比べ約20%安い水準)高密開発公共住宅を提供するために、新概念の住宅モデルPLH(Prime Location Housing)をローンチした。 オ市長は、交通の便が良い場所などに複合開発を通じた職住混合住宅の供給を推進しているソウル市に適用できる部分はないかを議論する予定だ。 また、シンガポールの旧都心の複合開発の成功事例をヒアリングするほか、30日(土)に訪問したプンゴル(Punggol)のエコタウンの開発過程やノウハウなどについても話を聞く計画だ。 <保健部長官、健康増進委員会の代表に会い、公共のスマートヘルスケア政策について議論> オ市長は午後4時半(現地時間)、オンイェクン(Ong Ye Kung)保健部長官と保健部傘下の健康増進委員会のテ・チュンホン(Tay Choon Hong)CEOと共に、長官執務室で面談を行い、公共スマートヘルスケア政策について話し合う。 2021年11月ソウル市がローンチし、現在5万人が利用しているスマートヘルスケア「手首ドクター9988」は、シンガポールの「ルミヘルス(Rumi Health)」が母体となった。 「手首ドクター9988」は、満19~64歳のソウル市民を対象にスマートバンドを貸し出し、バンドとモバイルアプリを連動させ市民の健康管理を支援する事業だ。コロナ禍で健康管理への需要やデジタル・非対面ヘルスケアに対する関心が高まり、現在利用者は5万人に達している。
SMG 171

オ市長、「世界都市サミット」でDX・カーボンニュートラルのビジョン発表

31日、WCSでゲストスピーチ…DXとカーボンニュートラルに関するソウル市の主な政策を発表 2023年度WCS市長フォーラムのソウル開催を決定…付き添い・魅力の特別市、ソウルへ世界都市の市長らを招待 ソウル広報館でソウルの姿を公開…イカゲーム内のメンコ遊びなど、体験空間を設け、観覧客に楽しみを提供 オーストリア・ウィーン、エストニア・タリンの市長に会い、公共住宅・スマートシティなど政策協力策を話し合う オ・セフン市長は、7月31日(日)から8月1日(月)までシンガポールのマリーナベイサンズコンベンションセンターで開かれた「世界都市サミット(WCS)」に参加し、世界90あまりの都市から来た市長や代表団、国際機関の議長・関係者らに「付き添いと魅力の特別市、ソウル」について発信し、都市問題に対する協力方法について議論を行った。 31日(日)にオ市長は、3年ぶりにオフラインで催された「世界都市サミット・市長フォーラム(WCSMF、World Cities Summit Mayors Forum)」でゲストスピーカーとしてスピーチを行った。今年のアジェンダである「デジタルトランスフォーメーション(DX)とカーボンニュートラル」について約7分30秒間英語でプレゼンを行い、ソウル市の様々な政策を発表した。 オ市長は「人類は、今都市生活のパラダイムシフトの時代を迎えている。第4次産業革命や気候変動、感染病、戦争のような世界的変化や危機に見舞われ、もはや以前の生活方式では通用しなくなっている」と口火を切り、ソウル市の「人に向かうデジタルコネクション」と「世界と連帯するカーボンニュートラル」の戦略を発表した。 まず、DX分野では「DXの究極的な目標は、人と人とのつながりを補うことにある。我々はこの事実を決して忘れてはいけない」と強調した。このような基調のもと、時空間の制約がない行政サービスを提供するための世界初の「メタバース・ソウル」、AI・ビッグデータなど最先端技術をベースにしたスマート交通政策、教育格差を解消するための「ソウルラーン(Seoul Learn)」など、市の様々な政策を紹介した。 カーボンニュートラルにおいては、「都市や国家を超え、地球という惑星に住む運命共同体として『カーボンニュートラル』という目標に向かい、共に連帯していかなければならない」と訴えた。大都市ソウルの特性を考慮し、市民の自発的な参加を引き出すための市の政策的努力を紹介し、他の都市の参加を促した。 <来年「WCS市長フォーラム」ソウル開催確定…世界都市の市長をソウルに招待>  また今回のWCSで、2023年度の「世界都市サミット・市長フォーラム(WCSMF)」の開催地としてソウルが決まった。  オ市長は31日(日)午後5時25分(現地時間)に、WCSMFの主管機関であるシンガポール「暮らしやすい都市センター(CLC、Centre for Liveable Cities)」のヒュー・リム(Hugh Lim)センター長とソウル開催を確定する業務協約を結んだ。  翌日の8月1日(月)午前8時半(現地時間)には、WCSの開会式で行った世界都市の市長らをソウルに招待する特別演説を通じて、「付き添いと魅力の特別市・ソウル」の青写真を紹介した。特に、コロナ禍によって深刻になった二極化を解消する方法として「安心所得」を提示し、市民の暮らしを豊かなものにする様々な議論をソウルで続けていこうと提案した。 <ソウルの姿をダイナミックに紹介する「ソウル広報館」…イカゲームのメンコ遊びも>  オ市長はWCSMF終了後の31日(日)午後6時(現地時間)に、シンガポールの国家開発部の長官などと共に、マリーナベイサンズのコンベンションセンターに設けられたソウル広報館を訪れた。  広報館では、ソウルを代表する空間であり都市計画を通じて変化や発展を成し遂げた崇礼門(スンレムン)、光化門(クァンファムン)、ソウル広場、DDP、漢江(ハンガン)などの姿を、シミュレーションゲーム「シティズスカイライン」の映像で披露し、注目を浴びた。また、韓国企業が制作した案内ロボット「クロイ」や、世界的人気を博したドラマ「イカゲーム」内のメンコ遊びなどを経験できる体験空間などは、現地の観覧客に楽しみを与えた。 <ウィーン、タリンの市長に会い、公共住宅やスマートシティなど政策協力に関する方法を模索> 31日(日)の夕方には、オーストリア・ウィーンのミカエル・ルードビッヒ市長と、エストニア・タリンのミハイル・コルバート市長とそれぞれ会合を開き、公共住宅やスマートシティなど共同懸案について話し合いながら政策協力の方法について模索した。 8月1日(月)午前7時(現地時間)には、「リー・クアンユー世界都市賞」の歴代授賞都市の朝餐懇談会に参加し、都市計画・開発について議論を行った。シンガポールのインドラニー・ラージャ国家開発部第2長官が主催したこの会議には、オーストリア・ウィーンの市長を含め、スペイン・ビルバオなど歴代授賞都市の関係者が参加した。 オ市長は「今回の世界都市サミットへの参加を通じて、都市のリーダーたちが悩む様々な問題を共有し、暮らしやすい良い都市を作るための様々な方法への気付きを得られた。これを持ち帰り、来年の市長フォーラムを成功させるために必要な準備に満を持すつもりだ」と述べた。
SMG 237

オ・セフン市長、「ASEAN戦略都市」シンガポール・ホーチミンに初海外出張

7.29.(金)~8.4.(木)、WCS(世界都市サミット)に出席するためシンガポール、ホーチミンを訪問 90の都市に「同行・魅力特別市」のビジョンを示すとともに、DXなどグローバルアジェンダ関連政策を発信 密度の高い複合開発、世代統合型住居など、シンガポール政策の代表例となる現場を訪問して政策模索 ベトナムの経済首都ホーチミンでは、ソウル観光の再開を広報、未来の成長動力と雇用創出に注力 オ・セフン市長が、シンガポールで開催される「世界都市サミット(WCS)」に招かれて、ASEAN戦略都市であるシンガポールとベトナムのホーチミンに7月29日(金)~8月4日(木)の間、初の海外出張する。 「世界都市サミット(WCS)」は、世界諸都市の首長・代表者等が集まり、持続可能な都市づくりのための課題解決について話し合い、新たなパートナーシップを築く場である。シンガポールの暮らしやすい都市センター(CLC)と都市再開発庁(URA)の主観で隔年で開催される国際会議だ。今年は「暮らしやすくて持続可能なとし:より強く浮上する」というテーマで7月31日(日)~8月3日(水)のあいだ開かれる。 オ市長は、シンガポールを訪問し、7月30日(土)~8月1日(月)マリーナベイサンズのコンベンションセンターで開かれる「世界都市サミット(WCS)」に出席する。 世界の90余りの都市に「同行・魅力特別市、ソウル」のビジョンを示すとともに、3年ぶりに対面イベントで開かれる「世界都市サミット市長フォーラム(WCSMF)」にも出席し、円説を通じてDX(デジタルトランスフォーメーション)とカーボンニュートラルなど、グローバルアジェンダに関してソウル市が先駆けている政策を発信する。 また、オ市長は、公共住宅、都心複合開発、スマートヘルスケアなど、シンガポールの優秀な政策をソウル市に提供する方策も模索する。シンガポールはソウル市と人的交流、政策交流がもっとも活発な都市であり、オ市長はシンガポールの優れた政策に関心を示してきた。 これに関して、オ市長は世代統合型公共住宅「Kampung Admiralty」、超高密複合開発団地「Marina One」など、好事例に挙げられる現場を訪問する。デズモンド・リー(Desmond Lee)国家開発部長官など、シンガポール政府高官とも会うことになっている。 8月2日(火)~3日(水)には、ベトナムの経済首都ホーチミンで両市の協力をさらに広げ、未来の成長動力や雇用の創出に力を注ぐ。 ベトナムは、世界的な景気低迷にもかかわらず、2年連続プラス成長を記録した、極めて有望な市場で、スタートアップ、大企業問わず進出し、活発にビジネスを展開している国である。ホーチミンはベトナムの経済中心地で、市は昨年5月、ソウル市スタートアップのグローバル成長拠点第1号「ソウル起業ハブホーチミン」をオープンするくらい、緊密に連携している。 オ市長は、ファン・バン・マイホーチミン市長(人民委員長)と両市のパートナーシップを固めるために面談する。ベトナム政府(科学技術部)とも協力体制を構築することで、ソウルの技術分野スタートアップのベトナム進出を支援していく。 また、ベトナムで新たな道を開拓しているスタートアップ代表らとも懇談会を設け、ソウル市の支援が求められるところや、現地での困難な問題などについて話を聞く。 なお、ベトナム政府がIT企業を誘致するために作った先端クラスターである「サイゴンハイテクパーク」に訪れ、輸出成果を上げている韓国企業を訪問し、ベトナムに進出している企業の代表、駐在員など40人と話し合い、現地での課題について話を聞き、ソウル市の協力方策を議論する。 オ市長は、ホーチミンで観光商品の広報にも力を入れる。ソウル市は、コロナかで2年以上滞っていた海外観光が再開されているだけに、ソウル観光再跳躍のシグナルとなるソウル観光プロモーション、現地の旅行会社向け説明会を開催する。 オ市長は、イベント上に出席し、トークショーなどを通じてホーチミン市民とベトナム観光業界関係者らにダイナミックなソウルの変化や青瓦台、光和門広場など、ソウルの新しい観光名所を直接紹介する予定だ。 オ市長は、「この度、シンガポールベトナムホーチミンを訪れる海外出張を機に、同行・魅力特別市ソウルのビジョンを世界中に発信し、ソウル観光の再跳躍の宣言したい」としながら「特に、シンガポールとベトナムホーチミンは、ASEAN戦略都市として、未来の成長動力と雇用を創出するチャンスを秘めている市場であるだけに、都市間の協力をより一層深め、韓国企業の進む道を広げていきたい」と述べた。
SMG 199

10年間放置状態の「龍山整備廠」、未来の新中心地・国際業務地区に生まれ変わる

オ市長、龍山整備廠一帯約50万㎡の開発ガイドライン「龍山国際業務地区開発構想」を発表 超高層ビルの間に公園や緑地が広がりグローバルハイテック企業が集まるアジアのシリコンバレーを目指す 雇用、住居、余暇、文化の「職住混合」を実現する多用途複合開発、地上部の緑地率を50%以上に ソウル市初の「立地規制最小区域」を指定し容積率を1500%↑、非住居用途を70%滋養に 公共(SH公社とKorail)が先に5兆ウォンを投じインフラを開発した後、民間が段階的に完成していくプロセスを実現 オ・セフンソウル市長は、約50万㎡の「龍山(ヨンサン)整備廠」一帯に対する開発の青写真、「龍山国際業務地区開発構想」を発表した。未来都市というキーワードのもと、グローバル都市競争力や技術革新をリードする新中心地として龍山整備廠を国際業務地区に作っていくことを明らかにした。 龍山整備廠の敷地はソウルのど真ん中にあり、汝矣島(ヨイド)公園の2倍、ソウル広場の40倍にあたる規模であるだけに、非常に高価なところでもある。ソウルに残った最後の大規模な可用地で、発展の潜在力も高い中心拠点だが、2013年「龍山国際業務地区における都市開発事業」が一頓挫し、青写真の不在などにより10年間放置されてきた。 ソウル市の構想によれば、龍山整備廠一帯は、超高層ビルの間に広い公園や緑地が造成され、グローバルハイテック企業が我先にと居住したがるアジアのシリコンバレーに生まれ変わる。 雇用やR&D、MICE、住居、余暇、文化生活など、都市の全ての機能が集まった「職住混合都市」として造成される龍山整備廠には、外国企業のほか、人材の誘致・定着を手助けする国際教育施設や病院のような外国人向け生活インフラも入る。 そのためにソウル市は、ソウル市初の「立地規制最小区域」を指定し、法的上限容積率1,500%を超える超高層ビルの建設を許可する計画だ。全敷地の7割以上を業務・商業など非住居用途にし、高密開発による副作用を解消するとともに公共性を確保するため、全敷地に対する基盤施設の割合を4割水準に指定した。 大規模な中央公園や鉄道敷地の線形公園など緑地生態空間を至る所に造成し、地上部の5割以上を緑地として確保し、車は地下で移動する「地下交通システム」を構築する。緑地や歩行空間が龍山駅、龍山公園、そして漢江まで続くため、龍山一帯は緑色に染まる。 また、交通から防災、安全、環境、エネルギーに至るまでICT基盤の都市インフラが整った最先端スマート都市を目指す。地下道路はもちろん、未来交通手段であるUAM(Urban Air Mobility、未来航空交通)やGTX、地下鉄など様々な交通手段を連携させた「モビリティハブ」が形成される龍山は、ソウル都心と江南(カンナム)、仁川(インチョン)空港、首都圏の全駅をつなぐ新交通拠点になる。 事業の推進方法においては、実現性を高められることに重点を置いている。金融危機など外部環境の変化に伴うリスクが大きく、過去龍山国際業務地区事業が頓挫した原因として働いたPFV(Project Financing Vehicle、プロジェクト金融投資会社)主導の全開発の代わりに、公共機関のSH公社とKorail(韓国鉄道公社)が「共同事業施行者」として事業を「段階的・順番通り」に開発していく。 これは、公共が先に約5兆ウォンを投じ敷地やインフラを造成し、民間が個別の敷地を一つずつ完成していく方式だ。 市は、来年上半期まで都市開発区域を指定した後、具体的な開発計画を策定し、2024年下半期に基盤施設の着工を、2025年にはアンカー敷地での着工を目指して事業をスピーディーに推進していく計画。 全体構想としては、龍山国際業務地区(産業)を中心に、汝矣島金融エリア(金融)と、芸術島への変身を準備しているノドゥル島(文化)を三角軸にし、ソウルの都市競争力を引っ張っていく魅力あふれる拠点を完成するという考えだ。 今回発表した「龍山国際業務地区開発構想」の事業区域は、龍山整備廠の敷地、線路敷地、龍山変電所敷地、龍山裏面敷地を含めると、全部で49万3千㎡になるが、これは事業の実現可能性と土地の活用性を考量した上で定まったものだ。 龍山国際業務地区は、①24時間様々な活動が可能な「流合・複合国際都市」、②暮らしの質を高め快適な生活環境が提供される「緑地生態都市」、③世界につながる四通八達の「立体交通都市」、④最先端スマート技術革新の前哨基地「スマート都市」に造成される。 未来都市キーワード:AI(人工知能)、UAM(未来航空交通)、自動運転、スマート物流、ロボティクス、エネルギー自立、フィンテック、スマートエコ、IoT(モノのインターネット)、資源循環 <龍山国際業務地区 造成鳥瞰図(案)> <①融合・複合国際都市:職住混合を実現したビヨンドゾニングの多用途複合開発を許可> 第一に、雇用、住居、余暇、文化など都市生活に必要な全ての活動が一か所でできる職住混合の融合・複合型国際都市を造成する。平日退社後の夜間時間帯や週末に空っぽになる都市ではなく、24時間活気あふれる都市にすることが目標だ。 (雇用) ICTテック企業、R&D研究所、国際機関など (住居) 都心型住居、スタジオハウスなど (文化) e-スポーツコンプレックス、VR(拡張現実)公演会場など (余暇) 緑地余暇空間、フラグシップショップ、Night Life ストリートなど ここには、最先端テック企業やR&D・AI研究所、国際機関などが入居できる業務スペース、MICE施設、ビジネスホテル、eスポーツコンプレックスなどが入る。特に、今年2月に新設された「ソウル投資庁」を通じてグローバル企業や海外資本を誘致すると同時に、ここで暮らす人たちが定着できるよう教育・医療など全ての生活サービスが提供される国際都市環境も整える。 ソウル市は、このような融合・複合都市を実現するために、龍山整備廠の敷地全体を複数の区画地に分け、各区画地に対して業務、住居、商業など様々な機能が入る「多用途複合開発」を許可する。「2040ソウル都市基本計画(案)」で提示されている「ビヨンドゾニング(Beyond Zoning)」という概念が初めて全面適用されることになる。 <龍山国際業務地区 複合用地 計画(案)> <②緑地生態都市:緑地率50%以上を確保、南北緑地軸の完成…龍山駅とつなげ立体歩行路を造成> 公園や建物内の緑地を含め50%以上の緑地率を確保することで、摩天楼の間に公園や緑地が広がる姿が見られるようになる。北漢山(ブッカンサン)~ソウルの都心~南山(ナムサン)~龍山公園~龍山国際業務地区~漢江(ハンガン)につながる南北緑地軸も完成する。  そのため、龍山国際業務地区から龍山公園や漢江につながる放射型緑地を構築する。中央には、どこからもアクセスできる大規模な中央公園を設置し、鉄道敷地には線形公園を造成する。  龍山国際業務地区の内部から地上・地下・空中を通じて龍山駅まで続く「立体歩行ネットワーク」も作る。例えば、ビルとビルの間にブリッジ(空中)を設置し、地下へつながる地下歩行路を作るなど、天気を気にせず安全かつ便利に移動できるようになる。また、ビルの低層部や地下空間には様々な商業・文化施設が造成されると思われる。 <③立体交通都市:地上部は緑地・歩行、車は地下へ…モビリティハブ第1号を造成> 地上部を緑地や歩行など人を中心とした空間として設定している一方、地下は車両中心の道路交通体系が適用された空間に構築する。これで龍山は都心や江南だけでなく、空港や首都圏全域、そして全国につながる交通拠点として生まれ変わる。  川辺北路(カンビョンブンノ)、漢江大路(ハンガンデロ)、青坡路(チョンパロ)など主な幹線道路と直接つながる地下道路を開設し、ソウルの都心、江南、仁川空港への接近性を確保する。龍山駅近くの敷地には、UAM、GTX、地下鉄、バス、タクシーなど様々な交通手段に簡単に乗り換えやすい「モビリティハブ」を造成する。 特にUAMの場合、2025年を予定する機体商用化に合わせ、金浦(キンポ)空港~龍山国際業務地区間のテスト路線を運営し、今後仁川空港や蚕室(チャムシル)、水西(スソ)などソウル市内の主な拠点をつなぐUAM路線を完成する計画だ。完成後には、仁川や金浦空港からUAMで龍山に着いたらGTXや地下鉄にすぐ乗り換えられるため、移動がもっと便利になる。 <龍山「モビリティハブ」造成構想(案)> <④スマート都市:自動運転、デジタルツインを活用した災害対応などスマートシティインフラ> 第四に、AIや自動運転、スマート物流などICT基盤の未来都市インフラを都市全域に構築し、スマート技術をリードする最先端都市に造成する。例えば、ITS(Intelligent Transport Systems、知能型交通体系)やV2X(Vehicle to Everything、自動車とあらゆるモノをつなげる無線通信技術)のように自動運転のできる道路環境を造成するほか、住宅にはIoT基盤の管理システムを搭載する。 また、実際の都市と同じ仮想の都市を生成し、様々な危機的状況をシミュレーションできる「デジタルツイン技術」ベースの「知能型統合防災システム」を構築し、火災などの災害への対応力を高める。電力網にICT技術をつなぎ合わせた「スマートグリッド」なども適用し、エネルギーの効率を高めると同時に炭素も低減させる。...   Read more
SMG 1,081

ソウル市、リアルタイムの3Dホロポーテーション「マイバーチャル光化門広場」オープン…実感型体験ゾーンを運営

8/6~7の2日間、最先端技術と新媒体を結合させたデジタルコンテンツサービスを公開 光化門広場の重要スポットを没頭感の高いシネマチックの実感型コンテンツに制作 3Dで再現した600年前の六曹の街を背景に撮った記念写真をすぐメールで転送するサービスも フュージョン国楽グループ「ビダン」の実感型ライブ、ソウル市の青年広報大使「YT(仮想人間)」との特別なイベントなど ソウル市は、光化門広場の再開場に合わせて、8月6日(土)から7日(日)まで2日間、ヘチマダンで融合・複合コンテンツを楽しめる「バーチャル光化門広場実感スポット体験ゾーン」を運営すると発表した。 歴史と文化が混ざり合う新しい光化門広場(仮想空間)の様々な場所を没頭感の高いホログラム機器で直接見て回り、朝鮮王朝時代の六曹の街を背景に写真撮影もできるデジタルコンテンツサービスも提供する。 体験ゾーンで経験できる「デジタルツイン型実感コンテンツ」は、世界的なリアルタイム3D制作ツールで作った高いクオリティのグラフィックと、ホロポーテーション通信プラットフォーム機器を結合させた最初の事例だ。 ※ホログラム(Hologram)とテレポーテーション(Teleportation)の造語。リアルタイムで立体の映像(ホログラム)を転送(テレポーテーション)する技術を意味する。 3Dグラフィックで実現された仮想空間ではあるが、現実の空間のように感じさせる超高解像度のシネマチック映像をホログラム機器で転送し、見どころ満載の光化門広場をゲームのように楽しめる。 今回の行事では、六曹の街の姿と生まれ変わった光化門広場を仮想体験することで、時空間を超える特別な経験を提供する。 「マイバーチャル光化門広場」を思い出の写真に残せるよう、イメージファイルをメールで転送してくれる次世代融合・複合コンテンツも公開する計画だ。 この体験は、ホログラム機器と連動したメディアパッドに、希望する時間や空間、季節、天気などを設定すれば、リアルタイムで機器とパッドが相互作用し超高解像度のグラフィックが現れるだけでなく、地上や航空写真モードなどを自由に選べて様々な視点で映像を眺望できるように制作されている。 フュージョン国楽グループ「ビダン(Vidan)」は、韓国初でホロポーテーション機器「プロト」を使って8月5日(金)に実感メディアライブを披露する。 事前公開行事でビダンは特別なミニコンサートを行う。奚琴(へグム)や伽倻琴(カヤグム)を含めた様々な伝統楽器で「聖雄の朝」や「英雄談」などの曲を演奏する予定で、「プロト」を活用しイメージの整合技術と繋ぎ合わせた新しい形の実感型ライブをヘチマダンで公開する。 また、7月18日にソウル市の青年政策広報大使に選ばれた「未来型インフルアンサー(仮想人間)」のYT(ワイティ)との特別なイベントも用意されている。 YTは、高解像度の透明ディスプレイに等身大の立体ホログラムとして登場し、森と木影の多い公園のような光化門広場で、読書や運動を楽しんだり司憲府門(サホンブムン)跡の前で歴史体験をしたりする姿を公開する。自撮りをしているYTと一緒に写真を撮ることもできる。 自分の顔がアバターのイメージに変わった状態で、AI技術で誕生した仮想インフルアンサーと楽しくコミュニケーションをしているうちに、市民の一人ひとりが自然とバーチャル光化門広場の広報大使になっていくと思われる。 ニューメディア担当官のイ・ジョンソン課長は「これから最先端技術を駆使した新しい体験型コミュニケーションコンテンツを企画し、MZ世代が親しみを感じる、魅力あふれるデジタルコンテンツサービスを提供し続けたい」と話した。
SMG 220

アバターモデル、DDPモールの衣装を着てメタバースファッションショー

アバターモデルがDDPモールの4つのブランド衣装20着を着てメタバースファッションショー ソウル施設公団・ソウルデザイン財団と協力してDDPファッションモールに入店している店舗を支援 ソウル施設公団(理事長 ハン・クックヨン、 www.sisul.or.kr)は、アバターモデルのメタバースファッションショー「DDPファッションモール メタバースファッションショー動画」を製作し、発信することを22日明らかにした。 動画は、DDPファッションモールの知名度を高めて売り上げにつなげようとする狙いでソウル施設公団とソウルデザイン財団の協力のもとで完成した。ソウルデザイン財団が「ゼペット」に再現したDDPファッションショーを動画化した。アバターが着ている衣装は全てDDPファッションモールで実際販売しているものであり、デジタル作業を経てアバター向けにした。また、ファッションショーの背景をDDPなど、ソウルの名所にしたためさらに見どころがある。 「DDPファッションモール メタバースファッションショー動画」は、各店舗別30秒と、1分40秒のフルバージョンで構成されている。5人のアバターモデルがDDPファッションモールで販売している4つのブランドのサマーシーズン衣類20着を着てランウェイを歩いた。 ファッションショーの背景は、DDPをはじめ、興仁之門、東大門ファッションストリート、ソウルタワーなど、ソウルの名所をメタバースに再現し、さらに見どころが満載。特に現実では訪れられない「DDPループトップ」をイメージ化して紹介している。 メタバースファッションショーの動画は、DDPの5つの屋外スクリーンと、16の室内スクリーンで8月中旬まで流れる。また、ソウル施設公団のYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/seoulsisul)にもアップされている。 DDPファッションモールを盛り上げるために、公団はスタジオ構築、ルックブック製作、またライブコマースなど、様々な支援に取り組んでいる。 ソウル施設公団のハン・クックヨン理事長は、「昨年に続き2回目のメタバースファッションショーを動画化してご覧いただけるようにした」としながら、「DDPファッションモールの知名度を引き上げ、購入につなげるよう、オンライン・オフラインを問わず取り組んでいきたい」と語った。
SMG 188