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プレスリリース

  • ソウル市、「使い捨てカップのない」ゼロカフェ・飲食店・庁舎を拡大

  • プレスリリース SMG 126
    • (カフェ)使い捨てカップの代わりにマイカップ・リユーザブルカップを使う「使い捨てカップ1千万個削減」キャンペーンを推進
    • (飲食店)飲食店・イベント会場・葬式場にリユーザブル食器を導入・フードデリバリーアプリのリユーザブル選択機能も拡大
    • (公共)市の本庁舎の他にも別館、自治区、参加の出資・出捐機関も「エコ庁舎(機関)」として運営
    • 「使い捨てを捨て、リユーザブルをユーズ」民間補助事業者を4月4日まで募集・広告

    新型コロナ、一人世帯の増加などにより、ソウル地域のプラスチックゴミが約22%、市民1人当たりのプラスチックゴミ排出量が約24%増加している中、ソウル市が今年からより強力なゼロウェイスト(ゴミ削減)政策を進めると発表した。

    市は、使い捨てカップのない「ゼロカフェ」、リユーザブル食器を使う「ゼロ飲食店」を民間・公共で展開し、日常の中で使い捨てを使わない文化を定着させるとの方針である。

    <ゼロカフェを多重利用施設に拡大…マイカップ割を2倍に、スタンダードカップ開発で利便性↑>



    まず、「使い捨てカップ1千万個削減」を目指し、リユーザブルカップを使うゼロカフェを企業・競技場・映画館などの多重利用施設で増やしていく。特に、映画館・野球場・故宮など制約のある空間では別途のデポジットがなくてもリユーザブルカップを利用・返却できる「デポジットフリー・リユーザブルカップ」事業を開始する。

    また、マイカップの普及を促すために上半期中「マイカップ割2倍制度」をテストするとともに「環境活動家(Eco campaigner)」を運営し、個人事業主のカフェ、新たに事業に参加するカフェなどを対象にリユーザブルカップ活性化を後押しする。

    「マイカップ割2倍制度」はカフェでマイカップを利用した場合、割引となる200ウォンに加えてソウル市が200ウォンをさらに割り引く制度で、マイカップユーザーは計400ウォンがお得になる。

    市は公募を通じて個人が運営するカフェを優先的に選定し割引制度を3か月間テストした後、現状・問題点などを分析し、継続するかどうかを決める予定だ。

    リユーザブルカップのデポジット制度も全面的に再編する。すべての返却機に互換できる「ソウルカップ(仮)」のスタンダードモデルを製作し、特定のリユーザブルカップでしか返却できなかった不便さを解消、衛生基準の厳格化及び点検を通じて、リユーザブルカップの衛生管理も徹底する。

    <フェスティバル・葬式場にリユーザブル食器導入・ゼロ飲食店サービスを5→10自治区に拡大>



    市は年内にソウル市所在の売り場・施設・イベント会場・葬式場などにリユーザブル食器を導入する計画。特にフードデリバリーアプリのリユーザブル食器サービスは10の自治区にまで拡大する予定だ。

    テイクアウト、弁当屋やキッチンカー、葬式場で使われるリユーザブル食器の洗浄・収集・再供給費用を支援し、リユーザブル食器への変更を促す。

    フードデリバリーアプリ(配達の民族、ヨギヨ、クーパンイーツ、テンギョヨ)のリユーザブル食器注文は、現在サービスを提供している5の自治区(江南、瑞草、広津。冠岳、西大門区)をはじめ、計10の自治区に導入する予定である。対象地域はフードデリバリーの需要と洗浄施設(インフラ)を総合的に考慮して選定される。

    また、地域の自活センターと連携し、低所得層向けの弁当にリユーザブル食器を供給するなど、環境だけでなく、福祉政策にまでリユーザブルの輪を広げていく。

    <公共が率先して使い捨てのない庁舎・会議・イベント・フェスティバルを運営し廃棄物を削減 >



    市は、本庁舎の他にも区役所、傘下機関、出資・出捐機関、民間委託期間にまで「使い捨てのない公共機関」を適用。公共におけるゼロウェイストにも力を注ぐ方針だ。

    庁舎内で使い捨てカップの使用を制限するだけでなく、会議の際のドリンクはリユーザブルカップもしくはマイカップを使うようにする。また、イベント・フェスティバルの代行会社を選定する際にも「使い捨てカップの使用を制限」するという条件を掲げる計画だ。

    市は、今年のゼロウェイスト事業を進めるために「使い捨てカップ削減」及び「リユーザブルカップ活性化」の民間補助事業者選定を明らかにした。公告は4月4日までで、申込書類は4月4日(火)10時~4月5日(水)16時まで、ソウル市庁の資源循環課で受け付ける。

    ソウル市のイ・イングン気候環境本部長は「新型コロナの感染防止対策もあって、ここ2年間使い捨てのプラスチックの利用が急増した」としながら、「日常を取り戻しているだけに、マイカップやリユーザブルカップ・食器の利用がまるで呼吸のように自然なことになるよう、民間・公共の領域で様々な政策を推進していきたい。多くの市民の協力をいただきたい」と述べた。

    添付 関連イメージ
    リユーザブルカップのPR リユーザブルカップの返却機
    フードデリバリーアプリのリユーザブル食器案内 リユーザブル食器を使った弁当

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