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選別診療所行く前に「スマート・ソウルマップ」で混雑具合の確認を

各選別診療所の混雑具合を▲混雑(90分以上)▲少し混雑(60分程度)▲普通(30分以内)で案内 アプリをインストールする必要なくスマートフォン・タブレット・PCからのアクセスで確認可能 待ち時間が長引くことによる市民の負担と感染リスクを減らし、各所に効率的に分散  ソウル市は、新型コロナウイルス検査を受ける市民が、暑さの中、長時間待たされることがないよう、今日(7月12日)からソウル市内の選別診療所と臨時選別検査所のリアルタイムの混雑具合と予想される待ち時間を「スマート・ソウルマップ(map.seoul.go.kr)」で案内する。  特にアプリやプログラムをインストールする必要がなく、スマートフォンやPCからインターネットに接続し、アドレスバーにスマート・ソウルマップのURL(map.seoul.kr)を入力して「選別診療所の混雑状況」のアイコンをクリックするだけで確認できる。  マップにアクセスすると、各選別診療所の▲混雑(予想待ち時間90分以上)▲少し混雑(60分程度)▲普通(30分以内)▲消毒中(毎日1時間)▲受付終了(当日の受付が終了した場合)など、リアルタイムで混雑状況が表示される。それぞれの表示をクリックすると、該当の選別診療所の住所や運営時間など詳細な情報を確認できる。  ソウル市は、スマート・ソウルマップで各選別診療所の混雑具合や住所、運営時間などの情報を提供することで、市民がもっとも早く検査を受けられる場所がどこかを把握し、それにより自ずと各所に分散され、結果、待ち時間を減らせると期待している。また、市民が選別診療所にその都度、電話をかけて待ち時間を確認する必要がなくなり、忙しい現場の業務負担も減ることが見込まれる。  これに先立ち、ソウル市のオ・セフン市長は9日(金)、龍山(ヨンサン)駅の臨時選別診療所を訪問し、特定の選別診療所に人が集中し、待ち時間が2、3時間に及べば市民に負担をかけることになるため、これを解消する方法を考える必要があると述べていた。  これを受け、ソウル市は各選別診療所の待ち状況をオンラインマップ「スマート・ソウルマップ」に表示する機能を追加し、各選別診療所が直接、PCやスマートフォンからリアルタムで混雑状況をアップデートできるよう工夫した。  ソウル市は、現場の人々が簡単に混雑状況を入力できるようマニュアルを作成して配布し、各選別診療所の状況に応じて専門のリソースを追加するなどのサポートも行う。  ソウル市のオ・セフン市長は「暑さに加え検査の需要も高まり、選別診療所の医療従事者はもちろん、市民も待ち時間が増えることで大きな負担を強いられている」としながら、「スマート・ソウルマップを活用して市民の負担を減らし、選別診療所の密と感染リスクを減らせるよう運営していきたい」と語った。
SMG 333

ソウル市、失われた朝鮮時代の軍器寺と宮中儀礼をAR・VRで体験

軍需分野を担った官庁「軍器寺」が約1世紀ぶりにAR・VRで復元され、当時の武器体験も可能に 朝会・祝宴など景福宮で行われていた宮中儀礼もARで再現、スマートフォンの画面に現れる仕組み 既存の「敦義門ARアプリ」で体験でき、「歴史+技術+ストーリーテリング」で歴史文化観光の新モデル提示  朝鮮建国と同時に設立され、武器など軍事物資の製造を担った朝鮮時代の官庁「軍器寺(クンギシ)」が、AR・VR技術で約1世紀ぶりに蘇る。朝鮮時代の王宮、景(キョン)福宮(ボックン)で行われていた様々な宮中儀礼もARで再現される。  ソウル市は、文化財庁や宇美(ウミ)建設、第一企画と共に、約1世紀前に失われた「軍器寺」と景福宮の宮中儀礼をAR・VRなどのデジタル技術で復元・再現し、文化観光融合型体験コンテンツとして開発すると発表した。公開は来年を予定している。  「軍器寺」は、ソウル市庁の地下にある「軍器寺遺跡展示室」内に残存する遺跡5棟を復元する。かつての軍器寺の内・外部の姿をAR技術でリアルに蘇らせ、VRを通じて全体の姿を眺める。世界初のロケット弾発射器「神機箭(シンギジョン)」をはじめ軍器寺で開発された伝統の武器を体験できるコンテンツも企画している。  宮中儀礼については、景福宮の勤(クン)政(ジョン)殿(ジョン)で王と主要な官吏が大小様々な国政について議論した朝会(チョフェ)や宮中で行われていた祝宴をはじめ様々な宮中行事をARで再現する。これまで特別なイベントでのみ再現されてきた宮中儀礼だが、これからはスマートフォンでいつでもリアルに体験できるようになる。  ソウル市は、すでに行われている敦(ト)義門(ニムン)のデジタル復元と共に、2019年にリリースした「敦義門ARアプリ」の機能を拡張して1つのアプリで敦義門や軍器寺、景福宮の宮中儀礼をすべて体験できるようにする計画だ。  城門(敦義門)に続き官庁(軍器寺)、王宮(景福宮)までコンテンツを広げることで、個々に散在している文化遺産をデジタル技術で融合させる「ヘリテージ・ユニバース(Heritage Universe)」を構築する。  また、ソウルの文化遺産を代表する漢(ハニ)陽(ャン)都城(トソン)の18.7㎞の全区間を実際に撮影し、エンターテイメントの要素を加味してVRコンテンツを制作した。まるで飛行するように城郭に沿って漢陽都城を巡ることができ、今月から敦義門博物館村体験館(3階)で体験できる。  ソウル市のチョ・インドン行政1副市長は「今回の提携により、歴史とテクノロジー、ストーリーテリングが融合した新しい体験・観光資源を持続的に開発していけるようになった。市民が実生活の中で歴史の息遣いを感じ、さらにはソウルの文化遺産に誇りを感じられるよう最善を尽くして推進していきたい」としながら、「このような官民協力の成功事例が重なり、新型コロナで停滞する観光産業が活力を取り戻す契機となることを願っている」と語った。
SMG 365

ソウル市、下水管路の欠陥検知に全国初のAI活用

ソウルデジタル財団「人工知能基盤の下水管路欠陥検知システム」開発、来年すべての区に適用 人の肉眼でのモニタリング→AIが欠陥のタイプと位置を自動で判別し通知へ 検知の精度が高まり、判読時間が短縮されることで事故の予防と行政の効率化を図る 市が保有する5万枚の空港映像をAIに学習させ、建物の増改築などの変化を検知する事業も推進  ソウル市は、これまで人が肉眼で行っていた下水管路の穿孔や崩壊などの検知作業に、全国で初めてAI・人工知能技術を活用することを明らかにした。  ソウル市デジタル財団は、コンピュータに画像や映像を理解させる「コンピュータビジョン」を使って下水管路の監視カメラ映像から欠陥を自動で識別する「人工知能基盤の下水管路欠陥検知システム」を昨年、開発したと発表した。  下水管路の欠陥検知はこれまで、ソウル全域の全長9千㎞の円形下水管路の監視カメラ映像を検査官が一つひとつ肉眼でモニタリングしていた。そのため、かなりの時間とコストがかかるだけでなく、検査官の専門レベルによって検査結果にばらつきが出るなどの課題があった。  今後はAIが監視カメラの映像資料を判読し、下水管路の欠陥のタイプと位置を自動で識別して検査官に通知する。財団は下水管路の欠陥を10タイプに分け、監視カメラの映像データ(5千個)をAIに学習させていた。  ソウル市は「人工知能基盤の下水管路欠陥検知システム」が導入されれば、欠陥の検知精度が向上し作業時間も短縮されるため、事前に保守作業を行えるなど事故を予防できると期待を寄せる一方、現業の担当者の疲労を軽減し、行政の効率も大幅に高められるとしている。  財団は今年4月下旬、ソウル市の2区(広津(クァンジン)区・東大門(トンデムン)区)を対象に試験的に同システムを導入し、下水管路の欠陥タイプを19種類に増やして検知精度を改善するための研究を始めた。この試験的事業と研究結果を反映し、来年には市内のすべての区に拡大する方針だ。  また、ソウルデジタル財団は、AIで建物の増減や増改築によって建物が変化するのを検知する「航空映像都市建物変化検知データ」事業も6月からスタートさせる。これは、市が保有する航空映像を基に14万6千棟(総面積160㎢)、5万枚に及ぶ人工知能学習用データを構築し、都市建物の変化を自動で検知するAIモデルを開発する事業だ。  人工知能技術が導入されれば、少数の専門家が肉眼で建物の変化を判読していた業務が自動化され、業務の処理スピードが格段に上がる。判読精度が高まれば、無許可の建物が建設されていないか迅速に把握できる一方、こうした建物の崩壊や火災事故にも対応できることが期待される。  ソウルデジタル財団のイ・ウォンモク理事長職務代行は「ソウルデジタル財団は、都市行政の効率を高め、安全対策の欠如による事故を防止すべく、人工知能を適用した革新的行政システムを本格導入する。市政の革新課題の掘り起こしに留まらず、ソウル市における人工知能基盤行政サービスの安定的な定着に向け、試験的事業や実証研究にも努力を傾けている」としながら、「現場のニーズを反映し、実際に現場に適用できるレベルに技術を向上させ、人工知能基盤の革新的行政サービスの完成度を高めたい。人工知能を活用して業務の自動化を進めることで、行政の科学化と市民生活の質の向上を図る」と語った。
SMG 351

ソウル市、コロナ禍でも6年連続「国際会議開催世界TOP3都市」に

ソウル市、2020年、オンライン・ハイブリッド形式のイベントを含む国際会議の開催件数で世界TOP3に コロナ禍でも民間のMICEのオンライン化を積極的に支援する政策がもたらした価値ある成果 昨年、MICE分野の国際賞(ICCA Best Marketing Award)を受賞し、MICE都市ナンバー1の名声  ソウル特別市(以下、ソウル市)が、昨年1年間、新型コロナウイルスの感染拡大の最中にも世界で3番目に国際会議を多く開催した都市に選ばれた。2015年から2020年まで6年連続の受賞となる。  6月18日(金)、国際団体連合(UIA・Union of International Associations)は「国際会議統計」を発表し、2020年、150件の国際会議を開催して世界市場の3.5%を占めたソウル市を国際会議開催都市TOP3に選定した。 主要都市別順位は、1位シンガポール(780件)、2位ブリュッセル(290件)、3位ソウル(150件)、4位東京(122件)、5位ウィーン(109件)だった。  国際団体連合は、2020年の1年間、世界802都市で開催された国際会議は合わせて4242件で、新型コロナウイルスの影響で前年(2019年は1万2472件)に比べ66%減少したと発表した。開催件数にはオンラインで開催されたイベントのほかに、オンラインとオフラインのハイブリッド形式で開催された国際会議も含まれている。  ソウル市とソウル観光財団は、昨年から続く新型コロナウイルスの影響を打破すべく、現場での開催に主眼を置いてきた支援政策を、オンラインやハイブリッド形式のイベントにも拡大するなど、MICEのオンライン化に力を入れている。 ソウル市は、こうした取り組みを基に2020年、国際会議分野のオスカーと呼ばれる「ICCA BEST Marketing Award(国際会議協会マーケティング最優秀賞)」を受賞する一方、MICE分野の権威ある賞を毎年受賞するなど、MICEのトップ都市として世界に認められている。  ソウル市のチュ・ヨンテ観光体育局長は今回の受賞について「新型コロナウイルスという困難の中でも、逸早くオンライン形式に切り替え、ソウルMICEの国際的存在感を改めて示した喜ばしいニュースだ」としながら、「コロナ後に新たに再編されるMICE市場でも一番行きたい都市、安全でスマートなMICE都市ソウルを目指し、支援を惜しまない」と語った。
SMG 382

ソウル市、検査キットで感染者の早期発見に効果

コールセンター・物流センター・寄宿学校など15万3127件の検査を実施、コールセンターで4人の感染確認 感染者の早期発見で職員へのPCR検査を実施し、新たに14人の感染を確認するなど、感染拡大を防止 基本的な感染対策を遵守し、自宅でできる検査キットの活用で積極的防疫の効果を確認 市は、感染リスクの高い施設やオフィスでの自主的な使用に向けたきっかけになればと期待  ソウル市は、自宅で使える「検査キットの導入に向けた試験的事業」を通じて4人の感染が確認され、その後、PCR検査を行った結果、新たに14人の感染が確認されるなど、検査キットが感染者の早期発見に役立つことが分かったと評価した。  市は、高齢者をはじめ病院や療養施設での1回目のワクチン接種が完了する7月頃まで、感染拡大を防ぐべく、コールセンターや物流センター、寄宿学校を対象に5月17日から6月18日まで行われた「検査キットの導入に向けた試験的事業」を評価し、全15万3127件の対象のうち4人の感染を早期確認し、集団感染を未然に防ぐことができたと発表した。 6月18日現在、延べ15万3127件の検査を実施した結果、検査キットで陽性反応が出たのは8件で、このうち、PCR検査を行い最終的に感染が確認されたのは4人だった。 検査キットでの陽性率は0.0026%(5週間で13万3127件中、感染者4人)だった。 ※ 全国の病院や療養施設などの感染が広がりやすい施設での定期PCR検査の陽性率は、0.0027%(13週間で595万1052件、感染者164人) 今回の検査キットの導入に向けた試験的事業を通じて感染が確認されたのは4人で、全員がコールセンターの職員だった。  感染が確認された4件のコールセンターの職員と家族には追加でPCR検査を行い、うち1件のコールセンターで同僚12人、その家族2人の陽性が早期に確認され、感染拡大を未然に防ぐことができた。  ソウル市のコールセンター関連の集団感染で、感染が確認されるまでに要した日数(発症から陽性が確認されるまで)は平均3.5日だったが、事業に参加したコールセンターの職員の場合は2.7日で、検査キットの定期的な使用が感染の早期発見に役立つことが分かった。  また、コールセンター関連の感染が把握しきれないほど拡大した事例も3.6%あるが、検査キットの導入に向けた試験的事業に参加した企業の場合、何次感染か早期に把握できるなど、集団感染を未然に防ぐ効果もあると評価された。  現在、京畿(キョンギ)道(ド)、仁川(インチョン)、忠(チュン)清(チョン)北道(プクト)など約10の自治体で検査キットを導入しており、公共機関や大学、企業など民間のオフィスでも自主的に活用する事例が増えている。  今回の試験的事業とは別に、市民が自発的に検査キットを利用して感染が確認された数は6月22日現在、127人に達している。このうち、検査キットで陽性反応が出た後、家族全員でPCR検査を受け、感染を早期に確認するなど、検査キットの使いやすさが功を奏したケースも見られた。  ソウル市のパク・ユミ市民健康局長は「検査キットの利用が、感染リスクの高い施設での感染拡大を防ぐのに役立つことが確認された。今回の試みが、今後、民間や公共機関での自主的な使用が広がるきっかけになることを期待している」と語った。
SMG 462

ポストコロナ時代、外国人観光客は集まれ! ソウル市がおすすめする観光地TOP6

ポストコロナ時代、ソウル市を訪れる外国人観光客におすすめしたい6観光地をご紹介 東大門デザインプラザ(DDP)、敦義門博物館村、ソウルの森、COEX MALL、景福宮、文化備蓄基地 ソウル市、様々な観光地の広報を支援し、ソウル市観光活性化と外国人観光客の満足度UPを期待 ワクチンパスポートやトラベルバブルなどで世界的に旅行への期待が高まる中、ポストコロナ時代にソウルを訪れる外国人観光客におすすめしたい観光地TOP6を紹介する。 1.東大門デザインプラザ(DDP):「デザイン+メディア+科学技術」未来志向産業の前哨基地  東大門デザインプラザ(DDP)は、世界的建築家ザハ・ハディド氏が設計を手掛けた複合文化空間で、アパレル産業の聖地・東(トン)大門(デムン)に建設された。ファッションショーや博覧会の観覧はもちろん、ショッピングも楽しめる。全長35mに及ぶ超大型LEDディスプレーを備えたソウル市常設テレビ会議専門スタジオ「ソウルON」では、各種オンラインイベントやトークショー、フォーラム、講演など様々なオン・オフラインイベントを体験できる。また、9月16日から10月31日まで、2021ソウル都市建築ビエンナーレ(SBAU)が開催される。 2.敦義門博物館村:漢陽都城の全空間をVRで!  104年前の首都、漢(ハニ)陽(ャン)の姿を見てみたい。鳥に乗って空から漢(ハニ)陽(ャン)都城(トソン)の城郭を巡ってみたい。敦(ト)義(ニ)門(ムン)博物館村の敦義門体験館では、そんな夢の体験がVRを通じて楽しめる。「敦義門」から「漢陽都城」までの全長約18.7mをAR・各超現実技術で復元し、VR・仮想現実機器で4D旅行を体験できる文化財とエンターテイメントの融合コンテンツがもうすぐ公開される。  その他、敦義門博物館村では1960~80時代の生活様式や市民ギャラリーなど各種展示会はもちろん、韓紙工芸や国楽体験、陶芸工房などあらゆる体験プログラムを実施している。 VRで体験できる漢陽敦義門の風景 3.ソウルの森:広々とした森の中で満喫する心の癒し  ソウルのセントラルパーク、ソウルの森は、ソウルの東側にあるトゥク島が再開発される際につくられた市民の森で、広大な土地に様々なテーマを持った公園が整備されている。森を散策中に出会えるキバノロやエゾシカはソウル市の名物! 週末にはファミリー向けに生態体験プログラムも実施している。ソウル市では森林セラピーをはじめヒーリングや瞑想、フィットネス、総合病院、皮膚科、歯科など様々な医療機関との協力を通じてウェルネス医療エコシステムを広げ、心と体の癒しをサポートしている。 (※メディカルツアー・ソウル https://medical.visitseoul.net) 4.COEX(コエックス):ショッピング、文化生活、グルメを一度に!  ソウル三星(サムソン)洞(ドン)159番地一帯の地下につくられた大規模複合ショッピング施設で、蚕室(チャムシル)主競技場の15倍の規模を誇るコエックス。映画館やアクアリウム、大型書店、コンベンションセンターをはじめ様々なブランドやレストラン、カフェが入居している。韓国有名ブランドの服や小物、雑貨はもちろん、全国の人気飲食店を一度に楽しめる。 5.景福宮:都市の中で出会う歴史の息吹  光化門(クァンファムン)世宗(セジョン)大路(テロ)の先、北岳山(プガクサン)の麓に佇む朝鮮時代の王宮、景(キョン)福宮(ボックン)。高層ビルが立ち並ぶ都心で歴史の息遣いが残る景福宮は、世界中の人々にもっとも愛される観光地に選ばれている。史跡第117号に登録されていて、朝鮮王朝の中心だっただけに規模からして並外れている。王宮を取り囲む垣は全長2404mに達し、王と官吏が政務を行った官庁や中宮(チュングン)殿(ジョン)、東宮(トングン)殿(ジョン)、宮中の人々が暮らした内(ネジ)殿(ョン)がある。景福宮では春と秋の2回、王宮の夜の景色を堪能できる夜間特別観覧が行われており、入場券はインターネットを通じて数量限定で販売される。 6.文化備蓄基地:古びたオイルタンクを文化公園に  麻浦(マポ)区城山(ソンサン)洞(ドン)にある文化備蓄基地は、閉鎖された石油備蓄基地をリノベーションして市民に開放している文化公園だ。かつて稼働していた6つのタンクはそれぞれ講演会場、展示会場、情報交流センターとして生まれ変わり、広い野外スペースは市民の憩いの場として、様々なコミュニティー活動を行える文化広場として親しまれている。今年7月からは文化備蓄基地内にある「アートラボ(ART LAB)」でVR展示会や映画、サーカスなど様々な芸術作品を体験できる。  ソウル市のオ・セフン市長は「ワクチン接種やトラベルバブルに関する議論などで観光産業の復活が期待されている」としながら、「今後もソウル市を訪れる外国人観光客にソウル市の様々な魅力をアピールし、満足度の向上や観光活性化を図りたい」と強調した。 【添付】ソウル市の下半期、主な展示会・公演リスト ※参考:VISITSEOUL.NET(https://visitseoul.net) 【添付】ソウル市の下半期、主な展示会・公演リスト   テーマ 場所 内容 日程 問い合わせ 1 2021南山コル 伝統体験HOME SWEET HOME 南山コル 韓屋村 韓屋村の模型組み立て、伝統文様づくりなどのオフライン体験 21年3月16日~ 21年11月20日 02-2266-6923 2 都城一の橋 廣通橋 ソウル 歴史博物館 朝鮮時代から2005年の復元を経て現在までの廣通橋の姿を振り返る 21年6月10日~ 21年11月7日 02-2286-3462 3 京春線、 大学時代の思い出...   Read more
SMG 662

ソウル市「訪問公演」年末まで延長 6月は若者とプレママ・パパに公演のプレゼント

市民の心の防疫に向け今年5月に始まった「文化で癒す訪問公演」を6月も開催 6月24日(木)、「ソウル生活文化センター西橋」に歌手「キム・ピル」が出演、若者向け「青年音楽会」 6月26日(土)、「円仏教少太山記念館」に歌手「V.O.S」が出演、プレママ・パパ向け「胎教音楽会」 誰でもホームページから観覧したい公演の申請が可能。YouTubeなどで公演映像の配信も  新型コロナウイルスの影響で会場を訪れるのが難しい市民の元を訪れ、公演を届ける「文化で癒す訪問公演」。6月は「若者」と「プレママ・パパ」を対象に「青年音楽会」と「胎教音楽会」を開催する。市は、今年5月からスタートした「訪問公演」を年末まで開催を延長し、市民に日常の楽しみを提供する。  6月24日(木)、「ソウル生活文化センター西橋(ソギョ)」で行われる「青年音楽会」は、「ソウルに生きる若者の物語」をテーマに、ソウルで暮らす若者の日常で起きた様々なエピソードを募集し、採用された若者を招いて、応募者が今もっとも会いたい歌手に選んだキム・ピル氏の公演を開催する。  6月26日(土)には「円(ウォン)仏教(ブルギョ)少太山(ソテサン)記念館」で「胎教音楽会」の開催を予定しており、「元気な赤ちゃんを夢見る夫婦の物語」というテーマで、ソウルに暮らすプレママ・パパたちの心温まるエピソードを募集し、100人のプレママ・パパを招待して公演をプレゼントする。  「文化で癒す訪問公演」は、感染対策を徹底して行う小規模の公演だ。ソウル市は招待された市民以外にも、外に出るのが難しい市民が家の中で観覧できるよう、すべての公演の様子をYouTubeやNAVER TVで配信する予定だ。 公演映像配信先  -「文化で癒す」YouTube: www.youtube.com/c/culturetodak  -「文化で癒す」NAVER TV: tv.naver.com/culturetodaktodak  ソウル市は、エピソードを募集するタイプの公演だけでなく、車を利用して社会福祉施設や団地、公園などを訪れ、市民の日常の中に様々な公演を届けていく予定だ。エピソードは市民の誰もが応募でき、応募方法や公演に関する詳しい内容は「文化で癒す」ホームページから確認できる。 – 「文化で癒す」HP: www.cultureseoul.co.kr  ソウル市のペク・ウンソク文化政策課長は「『訪問公演』に寄せられる市民の関心の大きさに、これまでソウル市民の方たちがどれほど強く文化を求めていたか、改めて知った」としながら、「これからも『訪問公演』への応援と多くの方の参加をお願いしたい」と語った。
SMG 277

ソウル市、8月から南山公園の観光に 「エコな電気ノンステップバス」の利用呼びかけ

8月1日から南山公園への「ディーゼル観光バス」立入制限を全面施行、煤煙・歩行の侵害などの解消期待 7月1日から南山公園と都心つなぐ「グリーン循環バス」の運行を増やして待ち時間↓・運行間隔↑ 03番路線の一部区間を04番路線と統廃合し、南山経由02・04番路線に3台を追加投入 南山芸場公園バス乗換え駐車場で観光バスとグリーン循環バス間のワンストップ連携  ソウル市は、観光バスで南山(ナムサン)公園を訪れる観光客に対し、8月1日(日)からは南山(ナムサン)芸場(イェジャン)公園から環境配慮型電気ノンステップバス「グリーン循環バス」を利用するよう呼びかけた。 ソウル市は、グリーン交通地域内でのディーゼル車の運行制限により利用者に不便をかけないよう、路線バスとの連携が不十分だった区間を補完するべく、2020年1月から「グリーン循環バス」の運行を開始した。 ソウル市、8月から南山公園の観光に 「エコな電気ノンステップバス」の利用呼びかけ 都心の循環電気バス(車道面) 都心の循環電気バス(歩道面) 市は、今年8月から大気汚染物質を排出するディーゼル車の南山公園への立入りを全面的に制限する。5等級のディーゼル車の立入り制限に続き、今後は等級にかかわらずすべてのディーゼル車の侵入が禁止される。 ソウル市は6月から南山公園へのディーゼル車の侵入制限を試験的に行っていたが、約2ヵ月の周知期間を経て、全面禁止に踏み切る。  市は、▴南山頂上への観光バスの長期駐停車▴空吹かしによる騒音・煤煙・大気汚染▴歩道・自転車専用道路への侵入による移動の妨害などが解消され、南山公園を訪れる市民がより快適に公園を利用できるようになると期待を寄せる。  ソウル市は、市民と観光客がより快適に南山公園を利用できるよう、南山公園を経由・循環する環境配慮型電気ノンストップバス「グリーン循環バス」を7月1日(木)から運行本数を増やすと発表した。  市はまた、新型コロナウイルス終息後に旅行や観光が回復し、南山を訪れる国内外の観光客の増加が見込まれることから、今後、グリーン循環バスを追加投入してより利用しやすい公共交通インフラを拡充していく方針だ。 2020年12月から南山芸場公園駐車場内に観光バスとグリーン循環バス間の乗換所を作り、「ワンストップ連携」を実施している。東(トン)大入口(デイプク)、南山図書館、南山階段停留所の3つの乗換所からグリーン循環バスに乗換え、南山公園内の名所探訪を楽しめるようになる。  ソウル市のペク・ホ都市交通室長は「南山公園をよりクリーンで澄んだ環境循環型公園として運営すべく、南山公園内へのディーゼル車の通行を制限し、乗換え用の停留所を新設、グリーン循環バスを運行するなど、多角的な改善事業を推し進め、有機的な効果を創出できるよう期待している」としながら、「ソウル市は今後も人と公共交通が中心の環境循環型交通パラダイムを確立していく。グリーン循環バスへの関心を持ち、市民の皆様に利用していただきたい」と呼びかけた。 参考:南山公園グリーン循環バス走行の様子
SMG 425

<ソウルを愛する外国人を探しています!> ソウル市の名誉市民に推薦します

ソウル市、6月21日(月)から7月23日(金)まで「2021ソウル特別市外国人名誉市民」候補者の推薦受付け 経済・文化・教育・保険など様々な分野で市政の発展に貢献したソウル在住の外国人が対象 1958年の施行以来、延べ880人を選抜、審査委員会の審査や市議会の同意を経て最終決定  ソウル市は、ソウルを愛し、経済・文化・観光など様々な分野で国民、外国人を問わずすべての人が幸せに暮らせるソウルの実現に向け貢献してきた「2021年ソウル特別市外国人名誉市民」候補者の推薦を6月21日(月)から7月23日(金)まで受付ける。  推薦の対象は告知日現在、ソウル特別市に継続して3年(または累積5年)以上居住している外国人のうち▶国内外でソウル特別市の存在感を大きく高めた者▶市民の生活や文化活動の増進に大きく貢献した者▶市の経済発展に大きく貢献した者▶科学・技術などの分野で先進技術を導入するために大きく貢献した者。  候補者を推薦できるのは、国家機関や地方自治体の長またはそれらに存立目的が付与された法人、団体、社会団体の長であり、個人が候補者を推薦する場合にはソウル市民30人以上が連署した推薦書を添付する必要がある。  推薦書の様式は【ソウル市ホームページ(http://www.seoul.go.kr)>ソウルからのお知らせ>告知・告示>「2021ソウル特別市外国人名誉市民候補者推薦のお知らせ」】から確認でき、7月23日(金)まで郵便・訪問などで受付け可能。その他、詳細はソウル特別市国際交流担当官(☎02-2133-5281)まで。  ソウル市は、受理された候補者の功績確認調査およびソウル市政と国際交流分野の専門家からなる「名誉市民証授与審査委員会」の厳正なる審査を行い、ソウル特別市議会の同意を経て最終的に受賞者を選定する。名誉市民証授賞式は今年11月に開催予定だ。  ソウル特別市外国人名誉市民制度は、1958年、戦後の都市再建に尽力した外国人に「功労市民」を授与して以来、ソウルの市政発展に寄与した外国人やソウルを訪問する外国元首、外交使節を対象に、ソウル市政の発展への功労に感謝し、友好協力の観点から授与しており、これまで延べ880人が名誉市民に選ばれている。  ソウル市のチェ・ギョンジュ国際協力官は「新型コロナウイルスで困難な状況にあるにもかかわらず、誰よりもソウルを愛し、国民、外国人を問わず、すべての人の模範となるような生き方を実践しているソウル居住の外国人の方が非常に多い。その方たちをソウル市名誉市民に選定し、感謝を伝えられるよう、候補者を積極的に推薦していただきたい」と語った。
SMG 301

中米経済統合銀行の誘致成功、金融の中心地汝矣島に開設

ソウル市、中米経済統合銀行の韓国事務所の誘致を3ヵ月で確定 ※CABEI:中米地域のインフラ・エネルギー分野への投資を担う国際開発金融機関 世界的金融機関・金融大学院など金融インフラが集積する「ソウル国際金融オフィス」に入居 市は、国際金融機関の誘致で金融の中心地としての存在感を高め、都市経済力の向上を期待  ソウル市は6月21日(月)、中米経済統合銀行(CABEI)の韓国事務所を開設すると発表した。ソウル市が中米経済統合銀行(CABEI)側に誘致の意志を伝え、交渉をスタートさせてからわずか3ヵ月での快挙だ。  中米経済統合銀行(CABEI)は、中米5ヵ国が地域の均衡的開発と経済統合に向けた「公共民間投資支援」に向け、1960年に設立された国際開発金融機関だ。特に中米地域のインフラやエネルギー分野への投資に精通しており、現在は15ヵ国が加盟している。 中米経済統合銀行とは、2020年1月に韓国も加盟した国際開発金融機関だ。中米経済統合に関する一般条約に基づき、域外の資本を誘致し、中米地域の持続可能な経済開発や成長、社会開発、域内の協力促進に向けて必要な金融資本の投入を担う。*CABEI:Central American Bank for Economic Integration  中米経済統合銀行(CABEI)は、年内に韓国の金融の中心地、ソウル市汝矣(ヨイ)島(ド)(ONEIFC16階、ソウル国際金融オフィス)に「韓国事務所」を開設し、韓国と中米地域の戦略的パートナーとしての活動を始める。 韓国事務所は韓国企業の中米市場進出を助ける窓口となり、政府省庁と専門機関、地方資本市場、緑の気候基金、韓国の民間および他の国際開発金融機関をつなぐ経済・投資協力促進の仲介役としての役割を遂行する。  ソウル市は交渉の際、汝矣島にある世界的金融機関や人材育成を目的とする金融大学院に集積された金融インフラに関する情報を提供するなど、韓国事務所の誘致に積極的に取り組んだが、とりわけ韓国の「優れた金融人材」への関心が高かった。特に、国内での採用が予定されていて、国際金融機関での勤務を希望する国内の人材にはチャンスとなり得る。  ソウル市のキム・ウィスン経済政策室長は「中米統合銀行韓国事務所の誘致は、汝矣島という金融の中心地がアジアの金融ハブに成長するための意義深い飛躍」であるとしながら、「新型コロナウイルスがもたらした世界的危機に立ち向かうという共通の責任感が高まっており、国際開発金融機関への加盟を機に協力に参加することで、国際社会における韓国の影響力が高まり、企業の世界市場進出の機会にもなると考えている」と語った。
SMG 296

来年8月、ソウルで国内初の世界的電気自動車レース開催 ソウル観光フェスティバルも同時開催

「ABBフォーミュラE世界選手権・ソウル大会」(SEOUL E-PRIX2022)、来年8月13日から14日に開催 低騒音・無公害の最先端電気自動車による都心でのレースで、選手や運営スタッフなど2千人以上が訪問 ソウル市、K-POP・ビューティー・グルメが終結「SEOUL FESTA 2022」同時開催で相乗効果を期待 オ・セフン市長、18日(金)にソウル市-FEK-KBS間で覚書締結し、ソウル観光・経済の活性化に向けタッグ  来年8月、世界的自動車メーカーの最先端電気自動車がソウルの都心を駆け抜けるレースと、K-POPなど世界を席巻する韓流コンテンツが一堂に会するソウル観光フェスティバルが同時に開催される。  ソウル市は、選手と運営スタッフなど大会関係者だけで2千人以上が訪問する見込みの世界的電気自動車レースと、ソウル観光フェスティバルの2大イベントを同時開催することで、新型コロナウイルスにより長く低迷しているソウル観光を再起させる転換点にしたいと期待を寄せる。  電気自動車のF1と呼ばれる「ABBフォーミュラE世界選手権(ABB FIA Formula E World Championship)」ソウル大会、「SEOUL E-PRIX 2022」が来年8月13日と14日の両日、蚕室(チャムシル)総合運動場一帯で開催される。  「SEOUL E-PRIX 2022」は、年末から開催される2021~2022シーズンの最後を飾る大会で、ソウル大会が事実上の決勝戦となる。 ABBフォーミュラE世界選手権(ABB FIA Formula E World Champion)とは、国際自動車連盟(FIA)が主催する電動フォーミュラカーによるレースだ。ちなみに、フォーミュラEではグランプリではなく、E-PRIX(イープリ)と呼ばれる。 ソウル大会は2022年8月13日と14日の日程で開催されることが決まり、2021~2022シーズン全体の公式スケジュールは7月に開催される世界モータースポーツ協議会での承認を得て発表される予定だ。  「ABBフォーミュラE世界選手権」は韓国にとって新たなジャンルであり、国内で開催されるのはこれが初めてとなる。よく響くエンジン音の代わりに低騒音・無公害の電気自動車が世界の主要な都市の走り、スピードと技術を競う。大会のためにソウルを訪れる関係者はもちろん、全世界数億人の視聴者にソウルを知ってもらう機会になると期待される。  ソウル市は「SEOUL E-PRIX2022」と世界的ソウル観光フェスティバル「SEOUL FESTA 2022」を同時開催(2022年8月10日から14日)することで、両イベントの相乗効果を狙う。  中でも期待されるのが広報大使を務める防弾少年団(BTS)の活躍だ。ビルボード1位のトップアーティスト、防弾少年団(BTS)が、ソウル観光名誉広報大使と「ABBフォーミュラE世界選手権」のグローバル広報大使を兼任し、広報効果の最大化が見込まれる。  ソウル市のオ・セフン市長はこれに関連し、18日(金)午前11時、ソウル市庁映像会議室で、ABBフォーミュラE世界選手権ソウル大会「SEOUL E-PRIX2022」を誘致した「フォーミュラEコリア(FEK)」と大会を放送する「韓国放送公社KBS」との3者間で覚書を締結する。 当日はソウル観光名誉広報大使であり、ABBフォーミュラE世界選手権のグローバル広報大使である防弾少年団(BTS)がビデオメッセージで「SEOUL E-PRIX2022」の開催決定にお祝いのメッセージを寄せ、「SEOUL FESTA 2022」の成功に向けた抱負を伝える予定だ。  3者は「SEOUL E-PRIX2022」と「SEOUL FESTA 2022」を成功させ、ソウルの観光産業と地域経済を同時に活性化できるよう相互協力を約束する。
SMG 577

ソウル市-愛敬産業(株)、52億寄付金贈呈式 オ・セフン市長、ソウル愛の実名誉会長に就任

ソウル市、愛敬産業㈱、ソウル愛の実は16日(水)、ソウル市庁で寄付金贈呈式を開催 愛敬産業㈱は52億ウォン相当の自社製品を贈呈、2012年から累積263億ウォン相当を寄付 オ・セフン市長、ソウル愛の実第3代名誉会長に就任 新型コロナウイルスで委縮した企業による社会貢献の活性化とソウル市の分かち合い文化の普及に期待  ソウル市は16日(水)午後2時、ソウル市庁で愛敬(エギョン)産業㈱、ソウル愛の実と共に低所得層の生活の質の向上と分かち合いの文化を広めるための寄付金贈呈式並びにソウル愛の実名誉会長就任式を開催する。  愛敬産業㈱は、低所得層の生活の質の向上に向け、洗剤やシャンプー、石鹸、化粧品など自社の様々な生活用品を贈呈する。  同日に行われるソウル愛の実名誉会長就任式では、2007年、ソウル愛の実第1代名誉会長に就任したオ・セフン市長が14年ぶりに第3代名誉会長に就任する。オ市長は今後、ソウル愛の実と緊密な協力を図り、新型コロナウイルスで停滞している分かち合いの文化を広めるために先頭に立って取り組んでいく。  愛敬産業㈱のイム・ジェヨン代表理事は「新型コロナウイルスの影響を受け、特に困っている人々に少しでも力になりたいという思いで今年も寄付を行った」としながら、「愛敬という名の通り『愛』と『尊敬』の意味が込められた品々が、助けを必要としている人たちのもとへしっかり届くことを願っている」と述べた。  ソウル愛の実のユン・ヨンソク会長は「愛敬産業㈱のような、社会に貢献する企業の積極的なご支援と、ソウル愛の実名誉会長に就任されるソウル市長の応援に後押しされ、ソウル市に分かち合いの文化を広められるよう最善を尽くしたい」と語った。  一方、ソウル市のオ・セフン市長は「ソウル愛の実の初代名誉会長に就任してから14年、この度、第3代名誉会長を務めることになり、非常に感慨深い」としながら、「コロナ禍でも途切れることなく分かち合いを実践している愛敬産業㈱に感謝申し上げ、今後、ソウル愛の実名誉会長として『分かち合いを通じて共に生きる福祉都市ソウル』を築くために尽力していく」と意気込みを語った。
SMG 365