- 9月24日(日)~26日(火)DDPで「世界都市サミット市長フォーラム」開催…コロナ禍収束後、最大規模の国際会議
- 48の海外都市代表団、国際機関、ビジネスリーダーなど計300眠余りが3日間ソウルに集結
- 持続可能でレジリエンスのある抱擁都市に向けた政策交流、最先端ライフスタイルも披露
- オ市長、市政最優先の価値「弱者との同行」をグローバル議題として提示…同行魅力特別市を発信
持続可能でレジリエンスのある抱擁都市づくりに向け、世界33カ国48都市の代表団が「ソウル」に集結する。
ソウル市は、第12回「世界都市サミット市長フォーラム」を9月24日(日)から9月26日(火)から3日間DDPで開催すると発表した。コロナ禍が収束以降ソウルで開催される最大規模の国際会議である。
2023年世界都市サミット市長フォーラム開催地が「ソウル」に決まった背景には、2018年「リー・クアンユー世界都市賞」の受賞がある。受賞した都市がフォーラム開催都市になる仕組みとなっている。
第23回「世界都市サミット市長フォーラム」には48の都市代表団⋆、国際連合人間居住計画(UN-Habitat)、メトロポリス(Metropolis)などの国際機関、ビジネスリーダーなど300人余りが出席する。市は、参加者らがソウルに滞在する3日間をソウルを発信する大事なチャンスとして活用する計画。
⋆ Tory Whanau ニュージーランドウェリントン市長、Wayne Chiang Wan-an 台湾台北市長をはじめとする48の都市の市長と副市長が参加 ※23年8月28日参加登録済み
市長フォーラム初日、オ・セフン市長は、各都市の代表団が「住み続けられる持続可能な都市づくり」の政策事例を共有する現場で、ソウル市政における最優先価値である「弱者との同行」政策を持続可能でレジリエンスのある都市づくりに欠かせない議題として提示する。
フォーラムは①抱擁する社会 ②文化遺産保存 ③カーボンニュートラルと気候回復力の強化 ④イノベーション及びクリエイティビティー促進に関する4つのセッションで構成され、セッション別2~3の都市の事例発表が行われる予定。
海外都市の市長団と国際機関の関係者が一堂に会するだけに、安心所得、ソウルラーンなど、ソウルを代表する同行魅力政策を紹介する他にも、ロボット、バイオなどソウルの最先端ライフスタイルを体験できる革新的な企業の技術展示館も運営する予定。
スマート都市、上水道など、代表団が訪問を希望する政策現場にツアープログラムを用意し、ソウルの政策ノウハウを共有するとともに、政策輸出まで繋げる「現場訪問プログラム」も行う計画だ。
「ソウルの過去・現在・未来」というテーマで行われる政策現場訪問は、第4回ソウル都市建築ビエンナーレ、ソウル特別市交通情報センター(TOPIS)、 清渓川などをツアーしながら密集都市ソウルの発展像と青写真を紹介する。
ソウル市のキム・テギュン経済政策室長は、「コロナ禍収束後、ソウルで開催される大規模の国際イベントである『2023世界都市サミット市長フォーラム』を通じて、都市問題解決に向けた国際交流の場を設けるとともに、世界都市の市長に『同行魅力特別市ソウル』の抱擁政策と魅力を発信し、ソウル市のグローバルリーダーシップを強化していきたい」と述べた。