ソウル市の創造経済は、シルバー産業やデジタルとモバイルの融合、文化コンテンツなど、未来産業分野における起業・マーケティング支援、研究開発支援、企業立地支援などを通じて実現を目指します。
公共機関の地方移転に伴い、ソウル市が買収した韓国農村経済研究院(2万1937㎡、東大門区所在)を活用、産学研官連携を通じ、シルバー産業のエコシステムを構築し、「ホンヌン(洪稜)スマート・エイジング・クラスター」を建設する計画です。
また、ケポ(開浦)外国人学校の敷地(16,077㎡)に「デジタル革新パーク」を建設し、2016年から運営します。融合技術研究所やデッキショップ、コ・ワーキングセンターなどを創設し、創造力とチャレンジ精神を持った人が集まり、デジタルとコミュニケーション技術を基盤に学び、遊び、楽しみ、協業し、新たなアイデアを生み出す、24時間開かれた空間として運営される予定です。
地域の特性に合った都市再生の推進に向け、専門組織「都市再生本部」を新設し、各地域の都市再生支援センターの育成はもとより、向こう4年間で都市再生事業に2兆ウォンを投じる計画です。チャンシン(昌信)やスンイン(崇仁)、カリボン(加里峰)地区など6カ所が優先推進対象地域です。
ソウル市を訪れる外国人観光客2千万人達成を、当初の目標よりも2年前倒しして2018年以内に達成し、より充実した観光振興政策を推進する計画です。主要拠点と各路地ごとにソウルならではの物語をたっぷり秘めた「ストーリーテリング・ソウル」を実現するとともに、観光客の不満を徹底して改善し、中国人観光客を中心にリピーター増加を目指す計画です。
起業失敗経験者の再起業を支援する「チャレンジ1000プロジェクト」等の起業支援と技術教育革新を通じて若年雇用を支援するとともに、女性に適した働き口として介護、健康、安全分野の社会サービス雇用の創出に注力します。