ソウル市は9月から非定型交差点を対象としてピンク色の走行誘導線(Color Lane)を試験的に設置・運営する。非定型交差点や支障物がある交差点は、運転者が通行経路を混同して間違って進入したり、走行車両間のすれ違い現象が発生して事故につながる危険がある。
実際、ソウル市内の全体交通事故件数は2015年基準で最近5年間ほとんど変化が見られなかったが、交差点の交通事故は約9%も増加した。それに対してソウル市は、非定型交差点のうちテスト設置の3地点[ヨンドゥンポ(永登浦)ロータリー、イス(梨水)交差点、ノクサピョン駅交差点]を選定して運転者の走行軌跡を案内するピンク色の走行誘導線を設置した。
今後市は試験的に設置した地点の3か所のモニタリングを実施し、定量的効果分析を経て2017年から拡大する計画だ。また、正確な走行誘導線の利用方法を積極的に広報し、運転者の意見を集めるためのアンケート調査を実施してより効率的な運営体系を構築する予定だ。