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  • ハンガン(漢江)の夕焼けに似た「スカイコーラル」…2024ソウルの色に選定

  • ソウル市総合ニュース SMG 4,608

    2024年ソウルの色は?スカイコーラル

    ソウル市は毎年、変化する市民のライフスタイルと関心事を盛り込んだ「今年のソウルの色」を選定して発表します。30日には、ハンガン(漢江)の夕焼け色に似た「スカイコーラル」が、「2024ソウルの色」として選定されました。ハンガン(漢江)のピンク色の空から抽出された色なだけに、ひときわ目を惹きます。都市にバイタリティと活力を吹き込む「ソウルの色」の選定・活用計画を見てみましょう。

    ソウル市は2024年から毎年、その年の「ソウルの色」を選定して発表する。ソウル市は30日、2024ソウルの色「スカイコーラル(SkyCoral)」を公開した。2023年において、ソウル市民がレジャー活動するために最も多く訪れた「ハンガン(漢江)のピンク色の空」から抽出されたカラーで、今後ソウル市内の主なランドマークとグッズを通じて「スカイコーラル」カラーを楽しめるようになる。

    2024ソウルの色「スカイコーラル」を活用した製品

    ソウル市は、2008年丹青の赤・花垣の黄土色・ハンガン(漢江)の銀白色など計10種類の「ソウルの色」を開発した。当時は、市内の景観を整えるための環境色を中心に選定しており、多方面に活用するためには限界があった。今回は、市民が日常で幅広く活用できるカラーの開発に集中した。

    ハンガン(漢江)のピンク色の空から生まれた2024ソウルの色「スカイコーラル」は、▴来年2024年のソウルの主なイシューを反映しながら、▴ソウル市民のライフスタイルが込められ、▴一緒に共感してコミュニケーションを交わせる色という3つの基準をもとに選定された。

    2024ソウルの色「スカイコーラル(SkyCoral)」

    「スカイコーラル」が選ばれた理由は?

    ソウルの色の開発に先立ち、ソウル市が最近の市民の日常の中の主な関心事と場所を踏まえて「2024年ソウル市民ライフスタイルおよびトレンド」を予測して導き出したキーワードは、「ハンガン(漢江)」だった。「ハンガン(漢江)」は、新型コロナ感染症の流行が徐々におさまっていった2022~2023年のソウル市民がレジャー活動をするために最も多く訪れた場所であることが調査を通じて明らかになった。

    市民は日常で「レジャー活動・運動・就職・公演・ショッピング・カフェ・トレンド・ワークライフバランス・旅行」などについて頻繁に語り、コロナ禍前後でレジャー活動は約27.3%増加し、多くの人々が訪れた場所は「ハンガン(漢江)」だった。

    市民1,014名・色彩専門家45名を対象とするアンケート調査で、「ソウル市民が考えるソウルのランドマーク」、「2024年ソウルで頻繁に行きたい場所」として、すべてハンガン(漢江)が1位を占めた。特に、6~9月の気温が高い夏の夕方に見られる「ピンク色の夕焼け」の検索数が急増したことから、記念すべき第1回目の「今年のソウルの色」としてスカイコーラルが開発された。

    ソウル市はアンケート調査を通じて、市民は新型コロナ感染症の余波が残っていた2023年を「寒色(Cold Color)」のように感じており、「2024ソウルの色」には、心があたたまることだけが起こるよう願む想いや希望を込めたぬくもりを感じる「暖色(Warm Color)」を反映したと説明した。

    「ソウルの色」は、市内の主なランドマークの照明に活用される。

    ソウルの色、どこに活用されるの?

    今後、毎年選定される「ソウルの色」は、市内の主なランドマークの照明やグッズ(企画商品)にも活用される。

    また、都心の冬祭り「ソウルウィンター2023」開幕前日の12月14日まで、毎日夜8~10時ちょうどに30秒ずつ「2024ソウルの色」を照らして、シンヘンジュテギョ(新幸州大橋)などハンガン(漢江)の橋梁27か所、サムソンドン(三成洞)の屋外広告物自由表示区域などへも適用を拡大していく予定だ。

    企業協業を通じた多彩な商品で2024ソウルの色「スカイコーラル」を見ることができます。▴ノルペイントはハガキタイプの「ソウルスタンダードカラーブック」を制作して、▴LG化学×ハ・ジフン作家は廃プラスチックをリサイクルしたミニお膳、▴コスメブランドのトゥーヒルミー(TOhealME)はソウルの色の口紅などを発売する。

    ソウル市は、ソウルの色の多彩な商品への活用に先立ち、LG化学・ノルペイント・レミジェイ・KKDC・TOhealMEと「今年のソウルの色の拡散及び具現のための業務協約(MOU)」を締結した。

    ソウル市は今後、ソウルの色を景観改善、グッズ制作、照明演出など公共・民間のさまざまな分野で活用できるよう活性化する一方で、本読むソウル広場、クァンファムン(光化門)本マダン、ソウル広場アイスリンクなどのプログラムと連携した「ソウルの色フェスティバル」を推進して、市民とコミュニケーションを交わして共感していく予定だ。

    「2024ソウルの色」の開発には、色彩だけでなく環境・視覚・ファッション・デザインなどさまざまな分野の専門家が参加した。ソウル市のキム・ヒョンジュンデザイン名誉市長は、「ソウルの色は、『都市のイメージ』となる色で、何よりも『市民の暮らし』を反映する役割を果たすべき」とし、「観光・文化など産業に積極的に活用できるよう、明るく魅力的なカラーが開発されるべき」と述べた。

    また、諮問に参加したユ・ウンミ韓国色彩学会会長は、「2024ソウルの色には、過去から現代までの環境色彩エディタ、ソウル市民の関心事、専門家アンケート調査などの分析をもとに、社会的・経済的・文化的イシューに対する叙事がストーリーテリングとして盛り込まれるべき」と語った。

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