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プレスリリース

  • ソウル技術研究院、都市競争力を高める 超実感型メタバース試験的サービス開始

  • プレスリリース SMG 202
    • 5月2日(月)、ソウル技術研究院メタバースプラットフォームの試験的サービス開始
    • 市庁広場、コンベンションルーム、プレスルームなど仮想空間を構築し、年内の各種イベントに活用
    • ソウル市「グローバルビューティー産業ハブ、ソウル」および空間情報に関する市民向け革新サービス政策と連携し、民間と公共による経済、社会、文化への貢献を期待

    ソウル市とソウル技術研究院は、ソウルの都市競争力強化に向け、民間と公共による経済、社会、文化に貢献する超実感型メタバースサービスを来月2日、試験的に実施する。

    ソウル技術研究院は「メタバースソウルの構築に向けた超実感型プロトタイプの活用および分析研究」を通じて関連技術の調査や導入、テスト運用を行い、メタバースの市政への導入推進のあり方や発生しうる問題点に先んじて対応するための方策を見出している。

    本プロジェクトについては、メタバース分野のテクノロジー企業(株)3Dファクトリーが研究課題に協力し、自社が保有するメタバース開発およびサービス技術を通じてソウル技術研究院が企画した技術の実現や実証を行い、将来の拡大に向けた研究を共同で進めている。

     今回の超実感型メタバースの試験的サービスでは、リアルと同レベルのソウル市庁広場一帯や屋内イベント会場など仮想空間が公開される予定で、今後、主なイベントやフォーラム、教育などにも活用する予定だ。

    まず、代表的なメタバースエンジン(アンリアルエンジン5)で制作されたメタバースに接続し、アバター生成システム(性別、顔、体系、服装などを自由に選択)でアバターを作成すると、ソウル広場にアクセスできるほか、リアルタイム公共情報(気温、天気、大気状況など)を確認できる。また、リアルタイム同期化技術を適用し、季節や時間によって変化する風景を再現。プラットフォームのオープン時には、桜が咲き乱れるソウル市庁広場の景色を楽しめる。

     ソウル市庁広場から地下通路へ抜けると、ソウル技術研究院の地下空間が出てくる。非対面の会議やカンファレンス、記者懇談会などを行える空間だ。

    非対面の会議やカンファレンス、イベントに対応するテレビ会議チャットシステムは、発表者による画面共有機能や外部映像をストリーミングできる機能が備わっている。メタバースの特徴を生かし、同時に複数のイベントを行うことも可能だ。テキストと音声の両方に対応するチャット翻訳機能も備わっており、国内はもちろん、海外からの訪問者への配慮も忘れていない。市民の使いやすさを高めるべく、メタバース内のどこへでも移動できるショートカット機能も追加し、ほかのユーザーを招待することもできる。

    仮想研究室は今後、都市競争力の向上および都市問題解決に向けたニーズの受付窓口、討論の場として活用する予定だ。現在はメタバースに実装されるコンテンツを確認できるテストベッドが用意されており、S-MAPとの連携やNFTなどの進捗状況を見ることができる。その他、記者会見を行うプレスルームやイベントに活用するフォトウォール、個人のプライベート空間まで、公共も個人も有用に使えるメタバース施設が用意されている。

     一方、ソウル市経済政策課では、ソウル技術研究院と共同で、近年、高まっている仮想世界やメタバースへのニーズをソウル市の新産業育成経済政策(「グローバルビューティー産業ハブ、ソウル」基本計画)に反映させ、ビューティーおよびファッション産業のオンライン・デジタル化を加速させるために取り組んでいる。

    各種スマート技術を集約させた仮想イベント会場(市庁広場またはDDP)でソウルビューティーウィークなどのイベントが開催されれば、市民はアバターを通じて仮想経済活動を展開するなど、関連イベントに時空を超えて参加できるようになる。

    経済政策課では、今後、様々なスマート技術を集約させたオンライン仮想空間にソウル市内主要拠点の産業・観光資源を実装して経済活動と連携・高度化させるなど、メタ経済の実現に向けた計画を立て、推進する計画だ。

     また、ソウル市空間情報担当館では、3D S-MAPを経済や文化などテーマ別メタバース空間とリルタイムで連携させた仮想実感型拡張サービスを提供し、朝鮮時代に存在した「六曹(ユクチョ)通り(コリ)」を再現するなど、市民が現実では体験できない実感型サービスを持続的に提供していく。

    さらに、ソウル技術研究院は今後、公共の強みを生かし、民間と公共によるコンテンツ(デジタルヘリテージ、民間のコンテンツなど)が経済、社会、文化とともに自生的に循環し、成長していけるよう取り組む計画だ。

    ソウル技術研究院では、関連の研究を通じて民間(1人)のクリエイターの作品をメタバースにつなげ、循環し、成長していけるよう様々なスマート技術(NFT、仮想決済など)を通じて実証を継続していく。

    また、国内では見ることのできない海外に流出した国の文化遺産を調査し、デジタルデータを作成して実際に基づくデジタル復元(4K)および世界初の超実感型メタバース文化遺産展示会などを開催する予定だ。

     ソウル技術研究院の超実感型メタバースプラットフォームは、5月2日(月)、ソウル技術研究院ホームページ(www.sit.re.kr)からダウンロードし、アクセスできる。

    〇詳細は、ソウル技術研究院のホームページに掲載されたメタバースプラットフォームのダウンロードおよびアクセスに関するマニュアルから確認できる。

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