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プレスリリース

  • ソウル市、良才に「KAIST AI大学院」を誘致、AIグローバル産業ハブに

  • プレスリリース SMG 555
    • 8日(火)、ソ・ジョンヒョプ権限代行とKAISTのシン・ソンチョル総長は、2023年のソウル市良才への移転に関するMOUを締結
    • 良才R&D革新地区内初の教育機関となり、企業の研究所、AI良才ハブが備わる産官学協力体系が完成
    • AI産業をけん引する修・博士レベルの人材を養成し、技術移転・産学共同プロジェクト・就職につなげる
    • 旧品質試験所別館の敷地にキャンパスを建設、ソウル市「AI良才ハブ」教育・研究施設を活用

    韓国初の人工知能(AI)大学院、「KAIST AI大学院」のソウル良(ヤン)才(ジェ)時代が幕を開ける。 ソウル市は、人工知能(AI)産業のハブとして育成している良才R&D革新地区に「KAIST AI大学院」を誘致すると発表した。良才R&D革新地区内にある旧品質管理所別館の敷地(瑞草(ソチョ)区泰封(テボン)路(ノ)108)に2023年、開校する。 ソウル市は、シリコンバレーのような革新産業ハブを建設するには教育機関の誘致が必要と考え、その第1校として、大田(テジョン)にある「KAIST AI大学院」の誘致を強力に推し進めてきた。 KAISTは2023年に良才移転後、最終的には「AI大学院」を単科大学レベルの人工知能大学(College of AI)にする計画だ。市は、「KAIST AI大学院」の誘致を機に、良才一帯のAI産業育成に向け、大学側と包括的に協力していく方針だ。 「KAIST AI大学院」は、政府(科学技術情報通信部)がAI分野の専門人材不足を解消すべく選定した人工知能大学院で、2019年、韓国で初めて修・博士課程(修士40人、博士20人*新入生ベース)を開設し、人材の育成に取り組んでいる。 AI分野の学位・非学位教育課程を運営して修・博士レベルのハイレベルな人材を育成し、AI企業との源泉技術や産学共同プロジェクト、KAISTの卒業生とAI企業をつなぐ就職プログラムなどを共同で推進する。 良才はソウル市が第4次産業革命を見据えてAI産業を集約的に育成することを目的に指定したハブで、6大新産業拠点のひとつに含まれる。サムスンやLGなどのグローバル企業や中小企業、研究所が約280社集まっており、AI分野の技術起業育成専門機関としてソウル市が指定した「AI良才ハブ」が位置付けられ、産官学の協力体系が完成することが期待される。 ソウル市は、R&D革新地区を韓国を超え世界的なAIハブに飛躍させるという目標を掲げている。 「KAIST AI大学院」のキャンパスは、ソウル市が旧品質管理所別館の敷地に造成した「AI良才ハブ」の教育・研究施設「教育専門棟(2020年6月開館)」と、2023年竣工予定の「AI支援センター」が利用される。2つの建物はいずれも「AI良才ハブ」本館の目の前にある。 ソウル市のソ・ジョンヒョプ権限代行は「米国のシリコンバレーがGoogleやFacebookなど多くの革新的企業を誕生させられたのは、スタンフォードをはじめ有数の大学が最適の人材を最適な企業に排出していたためだ。KAIST AI大学院が良才でAI分野におけるグローバルな人材を持続的に排出し、周辺企業や研究所との有機的な協力をリードしていけば、良才は確実に飛躍の翼を広げ世界に羽ばたける」としながら「ソウル市は包括的協力パートナーのKAISTと共に積極的な支援を惜しまない」と語った。