メインコンテンツに移動
  • ソウル市ニュースレター購読 刊行物
  • visiting seoul?
T T

プレスリリース

  • ソウル市、自律走行型ロボットが公園パトロールし、IoTセンターで違法駐車警告

  • プレスリリース SMG 358
    • ロボット、AI、IoTなど最先端ICT技術を活用した新たなスマートシティサービス3つ導入
    • 「自律走行型ロボット」がこども大公園や炭川遊歩道をパトロールし、緊急事態を感知・通知、生活防疫
    • 衿川区では、IoTセンターでEV充電スタンド内での違法駐車をモニタリングし、警告
    • 麻浦区ではIoTを採用した透明なペットボトルの分別ボックスを設置し、生活ゴミのリサイクル率を強化

    ソウル市は、防犯に向けたパトロールや違法駐車の発見、生活ゴミの分別など、市民の日常の問題を解決するため、ロボットや人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)など最先端のICT技術を用いたスマートシティサービスを導入する。

    明日(2月21日)から広津(クァンジン)区のこども大公園と松坡(ソンパ)区の炭(タン)川(チョン)遊歩道を4輪の「自律走行型ロボット」がパトロールする。ロボットが公園や遊歩道を見回り、人工知能(AI)が悲鳴や火災などの危険を感知、モノのインターネット(IoT)が管制室に音声とサイレンで緊急事態を知らせる。ロボットは消毒薬を噴射し、紫外線消毒や発熱チェックを行うなど、生活の中の防疫も担う。

    衿川(クムチョン)区では、モノのインターネット(IoT)のセンサーが、電気自動車の充電スタンド内での違法駐車車両を監視し、音声案内や警光灯などで違法駐車を知らせるサービスを行っている。麻浦(マポ)区では透明なペットボトルのリサイクル率を上げるため、モノのインターネット(IoT)を用いた分別ボックスサービスを実施している。

    ソウル市は、①「自律走行型パトロールロボット」サービス、②「電気自動車充電スタンド内のモニタリング」サービス、③「IoT透明ペットボトル分別ボックス」サービスなど、3つの市民体験型スマートシティサービスの本格運営を開始したと発表した。

    ①「自律走行型パトロールロボット」は、ロボットや人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)など様々なICT技術を組み合わせたサービスで、サイズは横751㎜、縦1102㎜、高さ1077㎜。公共の場で緊急事態が発生した場合に迅速な対応を通じて事故や犯罪を予防し、市民が夜間でも安全に公園を利用できるよう支援し、パトロールと防疫面を補う。

    散策やジョギングなど、休息と運動に最適な場所として市民に人気が高い広津区のこども大公園、松坡区の炭川遊歩道にそれぞれ1台ずつ、合わせて2台を運営する。

    今回の自律走行型パトロールロボットは、新産業・新技術の採用に向け、一定の条件下で法的規制を猶予・免除する「規制サンドボックス」実証特例地域として承認(産業通商資源部、2021年12月30日)を受けたことで施行が可能になった。

    市は、マルチな環境感知、人工知能(AI)による事件・事故の認知など、ロボットを運営していく中でサービスを高度化し、自律走行型ロボットサービスの商標化を前倒しし、コロナ禍で高まる非対面サービスの需要に対応するのに貢献できると期待している。

    ②「電気自動車充電スタンド内のモニタリング」サービスは、モノのインターネット(IoT)の車両検知センサーが環境部の自動車登録番号から違法駐車車両の番号を割り出し、電気自動車かどうかを確認した結果、電気自動車ではない場合、違法駐車と判断して知らせるサービスだ。「電気自動車の充電スタンドです。ほかの場所に駐車してください」という音声案内と警光灯で違法駐車であることを通知する。

    衿川区と区内の公営駐車場(禿山(トサン)4洞・始(シ)興(フン)4洞・多目的)のEV充電スタンド10面で実施する。

    市は、本サービスを通じてEV充電スタンドを確保し、電気自動車ドライバーの利便性を向上させ、充電スタンド内への駐車文化の改善に貢献できると期待している。実際に、昨年12月の一か月間、同サービスを施行した結果、警光灯や音声案内により約80%(530件中425件)が5分以内に車を移動する効果が確認された。

    ③「IoT透明ペットボトル分別ボックス」は、モノのインターネット(IoT)を用いたゴミ分別ボックスだ。ここに透明なペットボトルを捨て、専用のモバイルアプリ(今日の分別回収)をダウンロードしてQRコードを読み込むと、自分のアプリにポイントが貯まる。透明なペットボトルを環境に優しい原料として再使用するリサイクル率を高め、生活ゴミの資源循環効果を高められると期待されている。

    市民はペットボトル1本あたり10ポイントをアプリで受け取り、集めたポイントはコンビニなどでの支払いに使用できる。100ポイント貯めると200mlの牛乳1個、2000ポイントでピザやアップサイクルTシャツと交換できる。

    麻浦(マポ)区内の単身世帯、若者が密集・移動するエリア、大学、公共の図書館、若者向け賃貸住宅、アートセンターなどに計10台、設置されている。

    ソウル市のパク・ジョンススマート都市政策官は「ソウル市は、市民の生活環境で発生する様々な安全・環境などの問題を最先端のICT技術を通じて解決するため、スマートシティサービスを積極的に掘り起こし、推進している」としながら「今後、市民の満足度と効率性の高いサービスは市全域に拡大し、より安全で便利なスマート都市ソウルを実現していきたい」と語った。

    【添付】市民体感型スマートシティサービス

    自律走行型パトロールロボットサービス
    ▲広津区のこども大公園 ▲松坡区の炭川遊歩道
    電気自動車充電スタンド内のモニタリングサービス
    IoT透明なペットボトル分別ボックスサービス

ソウルでの日常 ソウルで ウェブトゥーンと一緒に