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文化/観光ニュース

  • ソウル市、中国-IT大手企業テンセントと観光活性化MOU締結

  • ソウル市総合ニュース SMG 631

    ソウル市は今回、中国一のIT大手企業テンセントと協力して、「グローバル観光都市」としての再飛躍のための足場を固める。 テンセントは、SNSメッセンジャーアプリ「WeChat」をはじめメディアコンテンツや金融など多様なオンラインサービスを提供している中国ナンバーワンのインターネット基盤プラットフォーム企業である。現在中国のインターネット企業の中で規模・影響力・利用者数など様々な面においてトップの水準を保っている。 ソウル市は18日、ソウル観光プラザにてテンセントとポストコロナ時代における韓中観光交流の再開に備え、相互協力を約束する業務提携を締結した。今回の提携締結を通じてソウル市とテンセントは、スマートソウル観光の基盤を共に造成するとともに、今後の観光客誘致の足場を固める計画だ。 まずテンセントの場合、ソウル観光の活性化のため「スマートフォン1台で楽しむソウル旅行」をコンセプトとしたモバイルアプリケーションを構築し、ソウル旅行に必要な観光情報の提供、観光商品の購入・予約など様々なサービスを提供する。そしてテンセント傘下のオンライン旅行会社のサイトを活用したプロモーション、インフルエンサーの活動支援などの広報マーケティングを通じて潜在的な中国人観光客の誘致に乗り出す。 ソウル市は、新型コロナウイルス感染症の大流行のために減少した中国人観光客を前もって確保するため、テンセントとの協力に積極的に取り組む。同市は韓流・医療・グルメなどの最新トレンドを取り入れたプレミアムソウル観光コンテンツをテンセントのモバイルアプリケーションに掲載し、グローバル観光都市ソウルのブランドの価値を高めるという計画だ。またポストコロナ時代にテンセントプロモーションを通じて、ソウルを訪れる中国人観光客を対象としたスペシャルウェルカムプログラムを推進する一方、テンセントの海外ネットワークを通じて日本や東南アジアなどの観光客誘致にも乗り出す。 さらに韓中観光が再開されるポストコロナ時代に備えた中長期交流・協力方案を推進する。中国の経済特区であり、テンセント本社がある深セン市と相互交流を推進し、これを基盤にした両都市の企業間・学校間の交流の促進、企業インセンティブ観光、修学旅行などによる相互間の観光客の送出など観光協力事業も展開していく。