メインコンテンツに移動
  • ソウル市ニュースレター購読 刊行物
  • visiting seoul?
  • モバイルパスポートでタックスリファンド、交通カード、決済までOKソウル市が発掘·支援した観光スタートアップが外国人観光客向けアプリをリリース
T T

プレスリリース

  • モバイルパスポートでタックスリファンド、交通カード、決済までOKソウル市が発掘·支援した観光スタートアップが外国人観光客向けアプリをリリース

  • プレスリリース SMG 231
    • ソウル市が発掘した観光スタートアップが開発したモバイルパスポートアプリ「トリップパス(TripPASS)」がサービスを拡大
    • 実物のパスポートなしで外国人の身分確認、タックスリファンド、交通カード、モバイル決済も可能
    • 外国人向けタクシー配車アプリ、AIリアルタイム通訳に次ぐ外国人観光客の利便性向上に向けた取組

    これからソウルを訪れた外国人観光客は、モバイルパスポートアプリ1つで身分確認からタックスリファンド、交通カード、モバイル決済など、観光・金融・交通に関するあらゆるサービスを簡単かつ安全に利用できる。

    ソウル市が、モバイルパスポート技術を手掛けている観光スタートアップの発掘・支援事業を通じて、外国人観光客向けサービスを画期的に改善するとともに大幅に拡大すると発表した。

    市は、19年に行ったコンペを通じて、韓国初のモバイルパスポート技術を開発した観光スタートアップ「ロードシステム(LORDSYSTEM)」を発掘し、当該企業のサービス領域の拡大および技術の高度化を支援してきた。

    「ロードシステム」は、従来のB2Bサービスに加え、個人観光客の簡単に利用できるモバイルアプリケーション「トリップパス(TripPASS)」を開発し、観光分野における様々な企業と業務協約を結び、外国人観光客向けサービスの領域を拡大した。

    外国人観光客は、インストールした「トリップパス(TripPASS)」アプリ内に生成されたモバイルパスポートを通じて、実物のパスポートがなくても身分の確認はもちろん、タックスリファンド、コンビニ・公共交通機関の決済も可能になる。

    このアプリを利用して、外国人の身分確認が求められるカジノ出入りや、事後免税店のタックスリファンドが可能になる。すでにセブンラックカジノ(江南COEX店・ドラゴンシティ店)とロッテ免税店では、自社のアプリとロードシステムのモバイルパスポート技術を連携させ、出入りの認証やタックスリファンドサービスを提供している。

    モバイルパスポートの情報を基盤に自動生成されるプリペイドカードを、本人名義のクレジットカードでチャージすると、CUコンビニと事後免税店でタックスリファンドおよびモバイル決済が可能。来年の上半期までに現代百貨店免税店、新世界免税店、GS25コンビニなど、サービス提供事業者を拡大する予定だ。

    アプリのプリペイドカード機能に含まれている交通カードで空港鉄道、地下鉄、市内バス、タクシーなど、韓国国内の全ての交通手段もキャッシュレスで利用できる。

    モバイルパスポートアプリ「トリップパス」は、外国人観光客の利便性向上だけでなく、地域商業の活性化にもつながると期待されている。

    トリップパスは、QRコード技術を活かしているため、パスポートリーダーや、海外のクレジットカード決済専用の端末がなくても、QRコードリーダーさえあれば、タックスリファンドやモバイル決済などのサービスを提供できる。

    そのため、事業者が地域の税務署に「事後免税指定」を申告するだけで、零細企業も外国人を対象とする事後免税店になれる。

    アプリは、Google Play(Android)とAppStore(iPhone)でダウンロードできる。AppStore(iPhone)では、24年1月末に新しいバージョンがリリースされる予定だ。

    言語は、今のところ韓国語、英語、日本語、中国語(簡体字・繁体字)に対応していて、来年の上半期までにベトナム語、タイ語にも対応する計画だ。

    中国人観光客は、アプリをダウンロードせずに、中華圏最大級のメッセンジャーアプリ「ウィーチャット(WeChat)」内の「ウィーチャット_トリップパス[Wechat_Trip.PASS]」ミニプログラムでパスポートを認証し、ウィーチャットペイで決済できる。

    なお、「ロードシステム」は、19年のコンペで選定されてから、今回の技術高度化を通じて、世界最大規模のテクノロジー見本市であるCES 2024の2つの部門で革新賞の受賞が確定した。

    ソウル市は、これからも観光スタートアップの発掘・支援事業を行い、外国人観光客を対象としたサービスを拡大・改善し、観光しやすい都市にむけて取り組んでいく計画だ。

    ※最近リリースした外国人観光客向けサービス

    Flitto,TABA,MEDIEASY
    Flitto TABA MEDIEASY
    • 23年11月B2Bソリューションリリース
    • サービス:B2Bソリューション
    • 対応言語:11つの言語
    • 内容 :韓国初AIリアルタイムチャット通訳サービス
    • 23年12月B2Cアプリリリース
    • サービス:モバイルアプリ
    • 対応言語:5つの言語
    • 内容:外国人向けタクシー配車および観光名所情報提供
    • 24年上半期B2Cアプリリリース
    • サービス:B2Bソリューション
    • 対応言語:4つの言語
    • 内容 :AI問診・病院紹介サービス

    ソウル市のキム・ヨンファン観光体育局長は、「ソウル市は画期的で斬新なアイデアのある観光スタートアップを発掘、支援する事業を引き続き行い、ソウルを訪れるインバウンド観光客が安全で楽なスマート観光都市ソウルを体験できるように取り組みたい」とし、「これらの取り組みを通じて、観光しやすいソウルを実現し、さらには観光客3千万時代を前倒しできるように最善を尽くしていきたい」と述べた。

    添付 「トリップパス(TripPASS)」アプリ広報画像

ソウルでの日常 ソウルで ウェブトゥーンと一緒に