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プレスリリース

  • オ市長、「タルンイ」シーズン2開始を宣言 来年までに6000台を追加導入

  • プレスリリース SMG 307
    • 22日午前、ソウル市のオ市長が市庁附近の貸出所を訪問。増台計画を発表し市民の意見聞き取る
    • 来年までに6000台を新規導入に先立ち利用状況を調査。貸出所250ヵ所、駐輪スタンド3000台を追加予定
    • インフラ拡大し続け現在3万7500台、貸出所2500ヵ所、会員数325万人突破
    • 自転車専用通行帯はじめ関連インフラを持続的に拡充し、安全・運営効率化など質の面での改善にも拍車

     ソウル市は公共のレンタル自転車「タルンイ」の利用の増加や生活の交通手段としての役割を強化すべく、年末までに3000台、来年にも3000台を追加導入すると発表した。これにより、来年、タルンイの総台数は4万3500台に増加する。  タルンイの増台に伴い、新たに貸出所250ヵ所、駐輪スタンド3000台を設置する。  ソウル市のオ市長は年内に3000台、来年にも3000台を追加導入し、貸出所も増やして市民の利便性を向上させる一方、安全強化や運営の効率化など質の面での改善も並行して取り組むことを明らかにした。  また、アプリから寄せられる市民の要望に応えて貸出所の設置事業を持続的に推進するなど、利用者としての立場に留まらず市民自ら政策作りの当事者として市とともに公共のレンタル自転車政策を作り、自動車中心の交通環境をエコな交通手段が共存する新しい環境に変化させていきたいと強調した。  市はこれまで、財政を手中的に投入し、貸出所など公共のレンタル自転車「タルンイ」のインフラを持続的に拡大。現在までにタルンイ3万7500台、貸出所2500ヵ所余りを運営している。  インフラが拡大するに伴い、タルンイの利用率も大幅に上昇。現在、会員数は325万人を突破している。「タルンイ」の今年1月から9月までの利用率は昨年同期比36.4%増。特に通勤時間帯(8時から10時)の利用率は58.68%、帰宅時間帯(18時から20時)の利用率は41.91%増など、市民にとって生活の交通手段となっている。  累積利用件数も2020年の約5900万件から2021年には約8400万件と40%急増するなど、毎年、成長を続けている。  ソウル市は貸出所を増設後、さらにモニタリングを行い、利用状況に合わせて弾力的に台数を調整し、運営効率を高めたい考えだ。  台数の拡大とともに運営の効率化や安全強化など質的な改善にも取り組む予定だ。 ビッグデータ基盤の自転車配置プログラムで、通勤や帰宅時間帯に貸出所によって台数にばらつきが生じる問題を解決し、現場の整備を強化するなど、運営効率の向上に取り組む。これにより、追加導入される台数以上に、利用する市民が十分な台数が用意されていることを実感できるよう努める。 また、市民が安全に自転車を利用できるよう、追加で導入されるタルンイはすべてトップチューブを補強するなどタルンイ自体を強化する一方、夜間の視認性を改善すべく、タイヤホイールの反射板を2枚に増やした。  タルンイの政策作りには、市民のさらなる参加を促したい考えだ。 タルンイ専用のアプリがおすすめする利用率の高い貸出所でレンタルし、配置台数が不足しがちな貸出所に返却した場合、インセンティブを付与(1日1回限り)する案を検討している。 今年から始まったタルンイアプリから市民の意見を募り、市民の要望に応えた貸出所の設置事業も継続する計画だ。  市は、自転車専用通行帯を開通し、都心から漢(ハン)江(ガン)まで直通の自転車専用道路を完成させた。  来年6月には清渓(チョンゲ)川(チョン)と貞(チョン)陵(ヌン)川(チョン)を自転車の橋として連結し、高麗(コリョ)大学や誠(ソン)信(シン)女子大など東北エリアの大学から漢江をつなげる自転車専用通行帯を設ける予定だ。今後も持続的に自転車専用通行帯を拡大し、安全かつ便利に自転車での移動をしやすくする方針だ。  ソウル市のオ・セフン市長は「多くの市民がタルンイを利用してくださっていることに感謝する」としながら、「タルンイの追加導入の取りやめは事実ではない。むしろタルンイをシーズン2として、公共のレンタル自転車のインフラを一層グレードアップさせ、利用状況を全数調査し利用のしにくさを解消していく」と語った。また、「年末までに3000台、来年にも3000台を追加導入するのはもちろん、今後も市民の皆様のタルンイの利用に不便がないよう丁寧にニーズを分析するなど、タルンイの運営効率を高めていく」と強調した。
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