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  • ソウル市、捨てられた廃ビニールを熱分解油に変える

  • ソウル市総合ニュース SMG 1,497

    ソウル市は11日、韓国内の精油・化学会社4社(GSカルテックス、HD現代オイルバンク、LG化学、SKジオセントリック)と、「ゼロウェイストソウルづくりのための廃プラスチック熱分解活性化業務協約」を締結した。

    経済協力開発機構(OECD)は、2060年全世界の廃プラスチック発生量が、2019年比3倍に達するとの見通しを示しており、韓国の2021年プラスチック生産量は、前年比約16%増加するなど、プラスチック廃棄物の処理問題は世界中で深刻化している。

    リサイクルのため別途に選別された廃ビニールにも食べ物や異物などが付着していたり、さまざまな材質が混ざっているため、そのほとんどが廃棄物固形燃料(SRF:Solid Refuse Fuel)として製造されている。廃棄物固形燃料は、セメント工場などでエネルギー源として活用されているが、従量制ごみ袋の中に入れられた廃ビニールは、埋立または焼却処理されているのが現状である。

    しかし、一般ごみとして捨てられていた廃ビニールなどの廃プラスチックを石油化学原料としてリサイクルする熱分解技術が導入され、ソウル市は精油・化学会社4社と協約を結んで、試験事業を実施することを決定した。

    熱分解は、食べ物などの汚染物質が付着して従量制ごみ袋の中に捨てられていた廃ビニール、複合材質廃ビニールなどの廃プラスチックを、300~800℃の高熱で加熱して、プラスチックの生産原料である熱分解油を生産する工程である。市は、自治区と協力して、従量制ごみ袋の中に入れられた廃ビニールを追加で確保して、協力企業に供給する予定だ。これによって、市はこれまで従量制ごみ袋の中に捨てられてきた廃ビニールを再利用して、焼却・埋立量を減らし、廃ビニールを一層安定的に処理できる見通しだ。協約に従って、4社の企業は、ソウル市から廃ビニールの供給を受けて、熱分解生産設備を運営する予定だ。

    この協約によって、廃ビニールリサイクル市場は活性化され、市民の従量制ごみ袋の使用は減り、コスト削減効果も得られることが期待される。市は、試験事業の結果をもとに、協力企業、リサイクル企業、市民の皆に助けとなる協力モデルを築いていく計画である。

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