ソウル市、2022年人気のスポットなどに無料Wi-Fiを6,500台追加設置
ソウル市は、市民のデジタル福祉を強化するため科学技術情報通信部、通信局と協力して市全域に無料Wi-Fiを構築中であるが、2022年に追加として約6,500台を設置する。 上半期にはチョンゲチョン(清渓川)、イテウォン(梨泰院)観光特区、トンデムン(東大門)キョンドン(京東)市場等に4,530台(人気のスポット2,373台、福祉施設2,157台)の設置を完了しており、下半期に約2,000台を追加設置する。 流動人口の多い道、公園・河川、伝統市場、文化・観光スポットなど、市民が多く訪れる人気のスポットと、社会福祉館やバス停留場など福祉施設に集中的に拡大中である。ソウル市は2011年から無料公共Wi-Fiを設置して以来、2021年までに合計2万3,476台のWi-Fiを設置した。 市は、より多くの地域に公共Wi-Fiをきめ細かく設置することで、市民がいつでもどこでも高品質な無料公共Wi-Fiを負担を感じることなく便利に使用するようにし、特に高齢者などデジタル弱者が取り残されることがないよう支援することで、「デジタル弱者と共に歩む」ことを実践するというのが目標だ。 市は、市民の利便性を高め、公共Wi-Fi利用を活性化させるべく、利用案内ステッカーを新しく制作・貼付した。また街灯や電柱など、材質や表面の凹凸のせいでステッカーを貼付することが困難だった場所にも取り付け可能な案内表札を新たに作成して設置し、案内表札の可読性と耐久性も改善した。 ソウル市はデジタル弱者とともに歩むため、高品質な公共Wi-Fiを拡充して積極的に広報し、市民だけでなくソウルを訪問する観光客にも無料Wi-Fiを便利に利用できる魅力特別市として存在感を高めることを期待している。
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