ソウル市、バス車庫に公共住宅・生活SOC・公園が揃ったコンパクトシティを造成する
「ソンパ(松坡)区チャンジ(長旨)バス公営車庫」と「カンドン(江東)区カンイル(江一)バス公営車庫」が生活SOC、公園(都市の森)と公共住宅が一緒になった新たなコンパクトシティへとそれぞれ再創造される。 青年・新婚夫婦専用の合計1,800戸の公共住宅、若者層のライフスタイルを考慮した生活利便施設が建ち並び、敷地の50%は公園緑地に変貌する。従来の野外車庫は地下または室内車庫の形に変更される。騒音・煤煙のような野外車庫で発生する住居環境の阻害要因を完全になくし、新たな定住空間へと変身させる計画だ。 今回のバス車庫の複合開発は、ソウル市の「コンパクトシティ(Compact City)」シリーズの3番目の事業だ。ソウル市は以前、道路の上、交通島、雨水ポンプ場の敷地を活用して都市空間を再創造する新たな形のコンパクトシティモデルを続けて発表した。 バス車庫を活用したコンパクトシティモデルは、①従来の車庫の先端・現代化、②青年・新婚夫婦の公共住宅建立、③都市の森(公園)造成、④地域密着型生活SOC拡充、⑤地域生活中心機能の強化の5種類で推進される。 パク・ウォンスン(朴元淳)市長は、「就任後7年間で、有り高基準で合計14万戸の公共住宅を供給した。ひいては公共住宅の比率をOECDの平均より高い10%以上に高めていくことで、青年と庶民の住居セーフティー・ネットをさらに強固にし、住宅市場に影響を与える水準まで供給量を拡大していく。単純に物量だけを拡大するのではなく、革新的なモデルを多様に導入し、都市の立体的な発展まで引き出していく」と述べ、また「住居と余暇、雇用が一緒になった自足機能を備えたバス車庫上部の新しいコンパクトシティが都市空間を再創造し、地域発展の呼び水の役割を担えるように最善を尽くして推進する」と語った。
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