ソウル市、寒波を溶かす「停留所温熱ベンチ」81%大幅拡大…民生に密着した交通福祉↑
ソウル市が、市民が冬の寒波の中でも温かく安全にソウル市内バスを利用できるよう、停留所内の温熱ベンチの設置を大幅拡大する。 バス停留所の温熱ベンチ設置事業は、冬や季節の変わり目時期にバスを待つ市民に利便性を提供する代表的な生活密着型交通サービスで、全年齢層の市民から大好評を博している。 そのため、ソウル市は、2023年年末までにソウル市管内の市内バス停留所4,220か所の乗り場のうち3,433か所に温熱ベンチを設置(設置率81.35%)して運営する予定だ。 現在、ソウル市管内の市内バス乗り場4,220か所のうち2,192か所に温熱ベンチが設置済み‧運営中で、2023年の追加設置数は計1,241台だ。このうち、住宅密集地域などに主に設置されている「街路沿い停留所」の温熱ベンチは、設置率が91.62%に達すほど大幅増えて、高齢者、体の不自由な人、子どもなどの交通弱者だけでなく、地域住民の利便性向上が予想される。 これに加えてソウル市は、今回設置する温熱ベンチの座面に市政や区政を広報できるデザインを施して運営している。現在自治区別に異なる温熱ベンチの座面を、ファン(Fun)デザインとヘチキャラクターなどで構成できるよう、デザインの配布も実施した。 オ・セフン(呉世勲)市長は、「バスは、主な公共交通手段なだけに、高齢者や交通弱者をはじめとする市民が冬も公共交通を温かく安全に利用できるよう、寒波低減施設の拡大を続けていく」とし、「市民と同行する民生中心の交通政策推進にさらに集中していく」と述べた。 温熱ベンチ設置写真
登録日投稿者SMG ヒット905