市民が選んだ2019年ソウル市10大ニュース、「タルンイ」3年連続1位 2位「公共Wi-Fi」、3位「ケアSOSセンター」
22の投資・出捐機関約2万人の「男女賃金格差現況」を9日ソウル市ホームページに掲示…討論会開催 男女賃金格差を国内で初めて分析・公開し、改善に向けた本格的な取り組みへ 労使、民間専門家が共同で作成した公示モデル提示、社会的な認識の変化を 22の機関で多様な男女賃金格差、女性の割合は18%、男性の平均勤続年数は女性よりも7.7年長い傾向 ソウル市、差別調査官など専門諮問団を各機関に派遣、改善計画を策定…民間への拡大に向け努力 今年も、ソウル市民からの反響が一番大きかったソウル市の政策は、公共自転車「タルンイ」だった。ソウル市は、今年11月からオンライン・オフライン上で実施した「私たちの暮らしを支えた2019年ソウル市10大ニュース」投票の結果、「タルンイ」が20,309票(6.4%)を獲得し、3年連続で1位になったと発表した。ソウル市民の生活と切っても切り離せないエコ交通手段としてすっかり定着した「タルンイ」に、市民からの継続的な関心が寄せられていることが見て取れる。 「私たちの暮らしを支えた2019年ソウル市10大ニュース」投票は、ソウル市の主な政策のうち30個から順位を問わず一人につき最大3つまで選択する形で行われた。投票期間の今年11月14日から12月8日までの約25日間、151,325人の市民が参加、総得票数は318,268票だった。 市民の暮らしに変化をもたらし、もっとも多くの支持を集めた第1位の政策「ソウル市公共自転車、タルンイ(20,309票、6.4%)」は、今年で累積会員数100万人(計117万人)を突破し、レンタル件数は3千万件以上に上る。ソウル市民一人当たり、約3回タルンイを利用した計算になる。 第2位は、「ソウルのどこでも無料Wi-Fiを利用できる公共Wi-Fi、S-Netの構築(19,881票、6.2%)」だった。ソウル市は、市内全域に計4,237kmの独自の通信網(有線・無線)を構築し、16,330台の公共Wi-Fi APを追加設置することで、ソウル全域で公共Wi-Fiを利用できるようにする計画だ。 第3位は、家事や看病のサポートが必要な市民のために、家庭内のあらゆる「ケア」の心配を解決する「ケアSOSセンター(17,619票、5.5%)」だった。「家庭内ケアの心配のないソウル」を目指し今年7月に発足したケアSOSセンターは、専門スタッフの「ケアマネージャー」を派遣し、急病や事故などで家事の手伝いや看病が必要になったときや、通院の付き添い、蛍光灯の交換、掃除、消毒など日常生活のサポートに至るまで、市民のニーズに沿った8つのサービスを提供する。この2か月間で計3,983件の利用があった。 今年は特に、若者や新婚夫婦の新生活の出発点となる住まいの問題を解決する「駅勢圏2030青年住宅(13,972票、4.4%)」や、新婚夫婦住居支援の拡大(13,105票、4.1%)など、青年向けの政策がトップ10にラインクインした。 ほかにも、高齢者など社会的弱者の福祉や健康をケアする「訪問型洞住民センター(4位、5.1%)」、ソウルに青空を取り戻す「大気汚染の心配のないソウル(6位、4.4%)」、今年開館した本と癒しの複合文化空間「ソウルチェクポゴ(9位、4.1%)」など、世代別・対象別の生活密着型政策も10位圏内に入っている。 ※2019年ソウル市10大ニュース投票結果 2019年ソウル市10大ニュース投票結果 順位 政策名 投票数 投票率 1 タルンイ:ときに車より速いエコ交通手段 20,309 6.4% 2 公共Wi-Fi S-Net:市民の通信基本権を全面的に保障 19,881 6.2% 3 ケアSOSセンター:申込みから管理までワンストップで! 17,619 5.5% 4 訪問型洞住民センター:住民と共に築く町の福祉 16,363 5.1% 5 日本軍「慰安婦」被害者追悼碑の設置:共に記憶すればそれが歴史となる 14,933 4.7% 6 大気汚染の心配のないソウル:ソウルに青空を取り戻そう! 13,993 4.4% 7 駅勢圏2030青年住宅:大学生・青年・新婚夫婦の住居安定化を目指して 13,972 4.4% 8 新婚夫婦住居支援の拡大:新婚夫婦の住まいの心配を解決 13,105 4.1% 9 ソウルチェクポゴ:本が宝物の複合文化スペース 13,010... Read more
登録日投稿者SMG ヒット712