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50種類の安全事故体験、「ソウル安全体験ハンマダン」開催

50種類の安全事故体験、「ソウル安全体験ハンマダン」開催

‒ 4月23日(木)~25日(土)汝矣島公園の文化広場で3日間開催(9:30~17:30) ‒ 災害安全、火災安全、生活安全、交通安全など6つのマダン、78の体験コーナーを運営  ‒ 体験を中心とした安全教育の機会を提供し、市民の災害対応能力の向上を図る ‒ 官民合同の緊急救助総合訓練(開幕訓練)、国際セミナーなど様々な付帯イベントを開催 □ ソウル市と(株)韓火(ハンファ)損害保険が共同で、韓国最大の総合安全体験イベントである「ソウル安全体験ハンマダン」を汝矣島(ヨイド)公園の文化広場で4月23日(木)~25日(土)の3日間開催する。「ソウル安全体験ハンマダン」は、災害安全、火災安全、生活安全、交通安全、身の安全、ふれあいなど6つのマダン(場)で構成され、各マダンには78の多彩な安全体験コーナーと好奇心に応える情報コーナーが用意される。 ▲ 「災害安全マダン」では地震、台風、風水害、山崩れ、水難事故、渓谷横断、地下鉄安全など14の体験コーナー ▲ 「火災安全マダン」では消火器の使用、火災時の避難要領、消防士体験、火災鎮火体験など10の体験コーナーが運営される予定。 ▲ 「生活安全マダン」では、電気・ガス安全、昇降機安全、心肺蘇生法など17つのコーナー ▲ 「交通安全マダン」では自転車、シートベルト、交通安全ルールなど12のコーナーが用意される。 ▲ 「身の安全マダン」では、児童虐待、性暴力、迷子防止などに関する安全教育が行われ、 ▲ 「ふれあいマダン」では、科学体験、レゴ遊び、環境保護、ロッククライミング体験など21の遊びコーナーが用意される。 □ 23日(木)午前10時~11時には、開幕を報せる「災害対応官民合同緊急救助総合訓練」が行われる。ソウル市や(株)韓火損害保険、永登浦(ヨンドゥンポ)区、永登浦消防署、警察など21の機関から約1,300人が参加し、ソウル市の朴市長も現場で市民と共に体験する予定。 □ 今回、韓火損害保険本社の(永登浦区汝矣大路56)で行われる訓練の重点事項は次の通り。大型・高層ビルで火災が発生した場合のゴールデンタイム内の初動措置および官民集団対応を目標に、消防車両や隊員が事前待機せず実際に出動することで臨場感を高めると同時に、災害拡散時のソウル市の段階別集団対応体系が実際に稼動して行政機関間協業体系を構築するなど、実践さながらの訓練を展開する予定だ。また、ビルの入居者や関係者など約1000人の市民が避難するなど、リアルな防災教育の機会になると思われる。 □ 特に、今回の訓練には日本、モンゴル、台湾、べラルーシなど4ヵ国の消防隊員20人が参加するため、国際都市ソウルのプレゼンスに相応しい「国際合同消防訓練」としての特別な意味をもつ。 □ 今年で9回目になる「ソウル安全体験ハンマダン」は、2007年「119大祝祭」に始まり、毎年約8万人もの子どもや青少年、家族ぐるみでの訪問があるほど名実共に国内最大の安全体験行事として位置づけられている。 □ ソウル市クォン・スンギョン消防災難本部長は、「実際の災害現場では長年経験を積んだ消防隊員でも負傷することがあるほど危険要素があらゆるところに潜んでいる。それだけに、普段から市民を対象とした安全体験教育を繰り返し、災害対応能力を培うべきだ」とし、「数日前、ソウル市江西(カンソ)消防署で心肺蘇生法を学んだ小学生が、教育を受けた直後に50代の男性を助けた。このような美談が今回の体験行事を通じてまた現れることを期待する」と述べた。 ※添付:関連写真、会場配置図などの参考資料 □ 安全体験の現場写真 渓谷横断体験 緊急脱出(緩降機)体験 □ 官民合同緊急救助総合訓練(開幕訓練)の訓練場の写真
SMG 2,103
世界都市の市長らが気候変動対応を呼びかける

世界都市の市長らが気候変動対応を呼びかける

‒ 世界都市市長フォーラム開催、気候変動対応に向けた都市・地方政府の挑戦課題や協力策を議論 ‒ 「市長協約(Compact of Mayors)」に基づき、都市・地方政府の気候変動対応に向けた国際協力を強化 ‒ パリ締約国会議(2015年12月)で発足する新国際気候体制(Post-2020)への理解を深める ‒ 「ソウル・アクションプラン」などフォーラムの成果をパリ締約国会議(COP21)で報告・共有予定 ‒ 市長協約の履行および拡大を支援し、都市間協力強化に向けた「市長フォーラムの定例化」を提案 ∗ 気候変動対応に向け世界都市の代表が一堂に会する。ソウル市は、朴元淳(パク・ウォンスン)市長を始めヨハネスブルグのパークス・タウ(Mpho Parks Tau)市長、モントリオールのドニ・コデール(Denis Coderre)市長、国連ダーバンプラットフォーム特別作業部会のアハメッド・ジョグラフ(Ahmed Djoghlaf)共同議長などが参加する「世界都市市長フォーラム」を4月10日(金)、DDP(ソウル・トンデムンデザインプラザ)で開催すると明らかにした。 ∗ 今フォーラムは、気候環境分野における世界最大規模の都市・地方政府会議である「イクレイ世界都市気候環境総会」の開催とともに「市長協約の拡散による『POST-2020』に向けた地域の気候変動対応の加速化」というテーマで開かれ、世界共通の課題である地球温暖化や異常気象などの気候変動に対応するため、都市・地方政府の意志を集結させる場として設けられた。 ∗ 「市長協約」は、2014年9月に国連本部で開かれた国連気候サミットで潘基文(パン・ギムン)国連事務総長のイニシアチブにより、世界有数の都市・地方政府のネットワークであるイクレイ、C40、UCLGを代表し、ソウルの朴元淳市長、リオデジャネイロのエドゥアルド・パエス(Eduardo Paes)市長、パリのアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長が共同で発表したものだ。協約を遵守し、気候変動対応に向けた各都市・地方政府の取り組みやその成果を一貫したプロセスで報告することで合意した。 ※新気候体制「POST-2020」:先進国だけに温室効果ガスの削減義務を課すという既存の気候体制、「京都議定書」の限界を克服し、先進国および開発途上国が全て積極的に参加する全地球規模の合意が実現する新たな気候体制のこと。 京都議定書が温室効果ガスの削減を中心とした体制である一方、新気候体制は国際社会の気候変動対応をさらに強化するため、削減、適応、財政、技術、力量強化、透明性などあらゆる分野をより幅広く扱う。 ※市長協約(Compact of Mayors):市長協約は3つの世界都市ネットワークが気候変動対応に向けて現在行っている取り組みを盛り込んだ合意文で、毎年都市ごとの温室効果ガス排出量の削減目標と緩和・削減計画を報告し、削減データを単一プラットホームの「イクレイ・カーボン都市気候レジストリ(cCR: Carbonn Climate Registry)」で公開することを中核内容としている。市長協約には、「イクレイ:持続可能性をめざす自治体協議会」、「C40(世界大都市気候先導グループ)」、「UCLG(都市・自治体連合)」がパートナーとして参加したほか、国際連合人間居住計画(UN-Habitat)がこれを後援している。 ∗ 市長協約は、3つの世界都市・地方政府ネットワークによる気候変動対応の取り組みを盛り込んだ合意文で、「『POST-2020』に向けた地域の気候変動対応」の新たなモメンタムでもある。 – 毎年、都市・地方政府は単一プラットホームの「イクレイ・カーボン都市気候レジストリ(cCR: Carbonn Climate Registry)」に温室効果ガスの排出削減目標と気候変動適応計画などを登録し、その履行状況をありのままに公開することを主な内容としている。 ∗ 今フォーラムは、国家間の合意に先立ち、都市・地方政府が自ら温室効果ガスの削減目標を示すことで、各国がより強化された自主決定の約束草案(INDCs)を国連の気候変動枠組条約(UNFCCC)に提出するよう促すと期待される。 ∗ また、今フォーラムを通じて都市・地方政府の気候対応の重要性を確認し、各大陸を代表する都市の市長らが都市別の削減目標と履行策を提示する。 ∗ 国際社会の関心や注目が集まる中、国連の気候変動協約の実務を担当するダーバンプラットフォーム特別作業部会のアハメッド・ジョグラフ共同議長が参加し、気候変動対応に向けた交渉過程や都市・地方政府の役割について発表を行う予定で、ミケル・レンテナール(Michel Rentenaar)オランダ気候変動大使や韓国外交部のキム・チャヌ大使も参加し、都市・地方政府の気候変動対応に向けた行動を積極的に支持する。 <市長協約の履行・拡散に向けた都市・地方政府の実行計画 「ソウル・アクションプラン」を発表> ∗ 朴市長は、フォーラムの閉会演説で市長協約に新しく加わる都市を発表し、国連の気候変動枠組条約(UNFCCC)が出した成果に支持を表明する。次に、都市・地方政府の先導的かつ具体的な実行戦略としてソウル宣言文の行動計画「ソウル・アクションプラン」を発表する。 ∗ ソウル・アクションプランには、イクレイやC40、UCLGなど都市間ネットワークの連携強化、「市長協約」の履行・拡散に向けた都市・市長政府の温室効果ガス削減目標および履行策、気候変動適応計画の策定、力量強化への支援などが盛り込まれている。 ソウル・アクションプラン>の要約 ※全文は添付を参照 – イクレイ、C40、UCLGなど市長協約の連携機構とマイケル・ブルームバーク特使は、地方政府が主導する地域行動を通じて気候変動に積極的に対応していくという約束を再確認し、パリ締約国会議での合意形成に資する。...   Read more
SMG 2,693
世界最大の都市ネットワーク「イクレイ総会」をソウルで開催

世界最大の都市ネットワーク「イクレイ総会」をソウルで開催

– 4月8日〜12日開催、147都市の代表団など約2千人が参加する大規模国際イベント – 5日間に渡り全体会議・特別テーマ会議・分科会など計42の会議と様々な市民体験プログラムを実施 – ソウル宣言文、アクションプラン、世界都市市長フォーラムの成果をパリ開催の締約国会議(12月)で報告 – 気候変動対応策として温室効果ガス削減の共通認識を拡散、都市間協力をリードする環境外交展開 – 世界都市間のMOU、環境政策の諮問、環境学校運営で政策・技術輸出の足がかりに – 成長産業として注目される国内エコ・グリーン企業とバイヤーによる1:1の「バイヤー商談会」 – 市民・NGO・企業の参加の下、気候変動を体験できるテーマ館、ソウル市館、産業技術館を運営 – 紙の消費量を減らす、使い捨てコップを使わない、リサイクル製品を使う…エコ・スマート総会 – 朴市長、「開催成功のため行政力を集中させ、気候変動対応の都市間ネットワークを強化する」  世界最大の都市ネットワーク「イクレイ(ICLEI, International Council For Local Environmental Initiatives)」の世界総会が4月8日(水)から12日(日)までの5日間、ソウルで開催される。パリ(フランス)、東京(日本)、コペンハーゲン(デンマーク)、ハイデルベルク(ドイツ)、ブダペスト(ドイツ)、広州(中国)、ヨハネスブルグ(南アフリカ)、エドモンド(カナダ)、メルボルン(オーストラリア)、ボゴタ(コロンビア)など世界6大陸147都市の代表団(3月4日時点)やNGO関係者などが一堂に会し、「持続可能な都市未来の構築策(Sustainable Solution for an Urban Future)」をテーマに、都市の経験や知見を共有し、温室効果ガス削減に向けた都市の役割と協力策を協議する。ソウル市は、世界の主要都市が集うソウル総会を機に「ソウルの優れた環境政策」と「国内エコ・グリーン企業」の広報にも力を入れる計画だ。 総会期間中、「原発1基減らし」運動などのソウル市の代表政策を世界都市市長団に紹介し、ソウルの環境関連施設15ヵ所の見学プログラムを運営する一方、約10カ国の途上国とMOUを締結し、ソウル市の優秀政策の海外展開と関連企業の海外進出促進を図る。2日目の4月9日(木)には、売上高1億ドル以上の発注企業、政府・公共機関など27ヵ国70社の海外バイヤーが参加する商談会をソウルプラザホテル・グランドボールルーム(地下2階)で開き、国内エコ・グリーン企業の実質的な海外進出を支援する。10日(金)にはDDP(東大門(トンデムン)デザインプラザ)付近の長さ310M、4車線の奨忠壇路(チャンチュンダンノ)が歩行者専用道路として運営され、「気候変動対応に向けたソウルの約束」の宣言式および世界都市市長団の支持宣言後、参加者全員によるパレードが行われる。また、今回の総会はエコ・スマート総会という趣旨の下、メイン会場の舞台や通訳ブース、受付デスクの設置にはリサイクル材を使用するほか、原則としてマイカップを使用する。会議資料はスマホアプリなどで閲覧できるようシステム化した。 ソウル市はこのような内容を盛り込み、DDPと新庁舎、ソウル広場で開催される「2015イクレイ世界総会」の詳細プログラムを公開した上で、主催都市として開催成功のために行政力を集中させると3月10日(火)明らかにした。 -イクレイは持続可能な都市の未来を目指す世界の地方政府間のネットワークとして1990年に発足した。現在87ヵ国の約1千の都市・地方政府が会員として活動しており、韓国ではソウル市をはじめ仁川(インチョン)市、釜山(プサン)市、済州(チェジュ)市、水原(スウォン)市など計51都市が加盟している。1990年の設立時に初めて開かれた総会は以来3年ごとに会員都市で開催されている。今回のソウル総会は9回目にあたる。 <イクレイ世界総会の主要事業の概要> ①イクレイ世界総会 「都市未来のための持続可能な解決策」 ソウル宣言文およびアクションプランの詳細を発表 世界都市市長フォーラム、新気候体制の合意形成 パリ締約国会議で成果を報告(2015.12) ②世界都市間の協力強化 「温室効果ガス削減のための都市間協力・連携」 Seoul on Stage ソウル政策の拡散 都市間の環境政策交流MOUを締結 政策コンサルティング、現地で短期コースの環境学校を運営 ③ソウルの約束-1人当たり1tのCO2を削減 「気候変動対応のためソウル市民、企業、学校などが参加」 市民・市民団体・企業・行政分野の意志を盛り 込んだソウルの約束(議題)を作成 「気候変動対応に向けたソウルの約束」宣言式 ④NGO 主催、企画、進行 「気候変動対応のための市民団体の役割」...   Read more
SMG 2,186
2014年ソウル市の電力使用量3.9%減少

2014年ソウル市の電力使用量3.9%減少

– ソウル市の電力使用量が3.9%減少、全国の電力使用量は0.5%増加(集計期間2014年1月∼10月) – 全国の電力使用量のうちソウル市が占める割合も全国比で9.9%から9.5%に減少 – ソウル市各世帯の月平均の電力使用量は2013年比3.9%減の302kWh – ソウル市、企業、家庭、学校など各界が共にエネルギーの節約•生産•効率化に努め使用量を削減 ソウルの電力使用量が2年連続で減少した。2013年比でソウル市の電力使用の現況(1月∼10月)を分析した結果、全国の電力使用量は0.5%増加した一方、ソウル市の電力使用量は3.9%減少した。 < 電力使用状況 > (単位:GWh) 区分 2013.1∼2013.10 2014.1∼2014.10 増•減 ソウル市 39,201 37,673 ↓3.9% 全国 394,422 396,209 ↑0.5% (%) 9.9% 9.5%   全国の電力使用量のうち、ソウル市が占める割合も全国比で9.9%から9.5%に減少した。ソウル市における前年比の電力使用量を分析した結果、2013年度は1.4%減、2014年は3.9%減となった。他の広域市•道全体の電力使用量は、ソウル3.9%、釜山2.3%、大邱1.9%それぞれ減少し、特に住宅用、一般用、教育用は全国的に使用量が減少した。 < 他広域市における電力削減状況 > 区分 ソウル市 釜山 大邱 仁川 広州 蔚山 大田 2014.1∼10 37,673 16,557 12,346 18,174 6,814 25,066 7,568 2013.1∼10 39,201 17,040 12,586 18,855 6,904...   Read more
SMG 1,738
ソウル広場スケートリンクへようこそ!19日オープン 初日無料

ソウル広場スケートリンクへようこそ!19日オープン 初日無料

– ソウル市が12月19日(金)17時半オープン、来年2月8日まで52日間運営 – 利用時間は日~木 10時~21時半、金・土・祝日 10時~23時 ­今年は市民安全や衛生面の強化に集中:柱の厚み強化やスケート靴乾燥室の初運営など ­地球温暖化により生息地が消えていく白熊を招待するという物語で構成 ­環境に関する文化公演や多様な体験プログラムの運営など様々なイベントを実施 ­ブックカフェの運営:憩いの場の提供とともに多様な軽食を楽しめる ­統合大気環境指数が「重度汚染」の場合、運営中止とともに最低2時間前に事前通知 ソウル市が19日(金)17時半の開会式を皮切りに来年2月8日まで52日間ソウル広場(クァンジャン)スケートリンク(www.seoulskate.or.kr)を運営する。初日は無料。開会式には朴元淳(パク・ウォンスン)市長や朴来学(パク・ネハク)ソウル市議会議長などが参加しスケートリンクのオープンを知らせる。祝賀公演として「ソウルに招待された白熊との出会い」をテーマにしたLEDサンドアート映像やスケート公演チームである「チームブレッシング」のパフォーマンスが披露される予定だ。オープン時間は、日曜日から木曜日10時から21時半まで、金・土曜日と祝日23時までだ。入場料はスケートリンクの造成を支援したウリィ銀行のサポートで今年も1時間あたり1千ウォン(レンタル料込)で利用することができる。 特に今年は市民安全や衛生水準を強化したことが特徴と言える。まず、建築物の構造強化のために既存のレンタルスペースおよび事務棟の建築には、スケートリンクのデッキ上に柱を設置した従来のやり方を変え、デッキ下の床から設置するほか、柱の厚さは10X10⇒15X15に強化し、建築物の中間柱を追加設置するなど建築物の基礎工事をしっかりした。衛生に関しては、新しいスケート靴を1千足購入し、スケート靴の乾燥室も初めて運営するという。昨年に比べトイレの規模も約30㎡拡大し市民がより利用しやすくするなど、スケートリンクを訪れる市民がより快適にスケートを楽しめるようにした。 全体的な構成は、有名建築家のオ・ヨンウク氏のプロボノにより昨年造成された「北極から流れてきた氷河」のイメージを今年も同様に採用しソウル広場スケートリンクならではの場所のアイデンティティを確立することで冬におけるソウルのランドマークになることができるよう力を注いだ。地球温暖化により数が減っている白熊を招待するという物語に基づいて作られたスケートリンクのあちらこちらにスケートを楽しんでいる白熊キャラクターを飾り、まるで北極の流氷に乗ってきた白熊とともにスケートをしているような感覚を味わえる空間を子どもたちに提供する。 < ブックカフェの運営:憩いの場や様々な軽食を提供 > その他の施設として今年もブックカフェを運営。ここでは待っている間本を読んだり、温かい食べ物も売っているため空腹を満たすこともできる。 < 統合大気環境指数が「深刻」の場合、スケートリンクの運営中止とともに最低2時間前市民に事前通知 >  ソウル市は今年も大気汚染から市民健康を保護するため昨年と同様に統合大気環境指数が「重度汚染」である場合、スケートリンクの運営を中止し、最低2時間前には市民に事前通知する予定だ。
SMG 2,805
食べる、見る、楽しむ 「ソウル・キムジャン文化フェスティバル」

食べる、見る、楽しむ 「ソウル・キムジャン文化フェスティバル」

– 11月14日(金)から16日(日)までの3日間ソウル広場や光化門(クァンファムン)広場などを中心に「2014ソウル・キムジャン文化フェスティバル」を開催 – 「ソウル1千万人のキムジャン、大韓民国キムジャンの新たな始まり」をテーマに、キムジャン文化の再現および再創造 – 展示・体験、ストリートアート、パレード、キャンペーンなど様々なイベントも満載 – 分かち合い、展示、体験、市場と食、文化など5つの分野にわたる20あまりのプログラム – 漫画家のホ・ヨンマン、タレントのキム・ホジン、キム・ジヨン、エネス・カヤ、ポロロなど7人の広報大使を委嘱 – 11月14日(金)深夜0時から17日(月)6時まで、市庁舎と広場の周辺道路を規制するため、公共交通手段の利用をおすすめ – 朴市長、「分かち合いと協同のキムジャン文化を世界の人々と共に楽しむフェスティバル、グローバルコンテンツとして発展させたい」 ⃞ 6千人あまりの市民や団体、企業の役員・社員たちが3日間で255トンのキムチを作る、史上最大規模の「キムジャン」、朝鮮王朝最後の国王、高宗(コジョン)が亡国の試練による不眠症に苦しんだ際食べたという「梨トンチミ(大根の水キムチ)のクッス(そうめん)」など、普段あまり接することのできない「宮廷キムチ」・「お寺の精進キムチ」・「宗家(チョンガ)キムチ」などがずらりと並ぶ展示・体験から市場や各種の文化行事に至るまで、韓国固有の「キムジャン文化」を五感で体験できるフェスティバルが来月ソウルで開催される。 ⃞ ソウル市は、「キムジャン文化」が昨年ユネスコの無形文化遺産に登録されるほど世界の注目を集める文化であるにもかかわらず、私たちの実生活からだんだん消えていくことから、「キムジャン文化」を再現・再創造することで韓国だけでなく世界の人々が楽しめるフェスティバルとして発展させる「2014ソウル・キムジャン文化フェスティバル」を初めて開催すると16日(木)、明らかにした。 これに関してソウル市は「光州(クァンジュ)世界キムチ文化祭り」を開催し、20年間韓国の「キムチ」を広めるために尽力してきた光州市とシナジー効果を出すため、7月に相互交流を始めた。「キムチ文化祭りにおける協力および光州キムチ文化祭りの販路」の共有や共同運営プログラムの開発など、持続的に交流をしている。 「立冬になれば、キムジャンをする」という先祖たちの知恵から、キムジャンに最適な11月14日(金)から16日(日)までの3日間、ソウル中心部にあたるソウル広場や光化門広場、清渓(チョンゲ)広場、世宗路(セジョンノ)公園、太平路(テピョンノ)一帯でフェスティバルが開催される予定だ。 作られたキムチは全て一人暮らしの高齢者や低所得家庭、また福祉施設など約2万5千に贈られる。 ソウル市は今年を手始めに、情趣や風流にあふれ、食べどころ・見どころ・楽しみどころ満載のソウル固有の総合フェスティバルであるこのキムジャン文化フェスティバルを毎年恒例化し、多様な文化的要素を取り入れることで、世界の人々が共に楽しむもう一つの韓流コンテンツとして商品化する計画だ。 例えば、韓国の昔ばなし「仲良し兄弟」をモチーフに、2千人が白菜チームと大根チームに分かれ、世宗大路に用意された200m区間の両端に積み上げられた白菜10トンをどれだけ多く運べるかを競う往復レース、「ソウル、キムチ路を走る」が、16日(日)14時に世宗大路で始まる。 若きアーティスト6チームがキムチを各自の分野に持ち込んで新たに解釈。「メディアアート」や「写真」、「キムチモンスター」のキャラクターで披露する大規模な公共アートプロジェクト「これがキムチだ」など、奇抜で面白い様々な文化プログラムが実施される。 この他にも、キムジャンの主役であるお母さんのためのヒーリングプログラム、「私の名前は母です」を始め、キムジャンの材料を市場価格より2割以上安く買える「太平三日市」もソウル広場と太平路の一帯で開かれる。 キムジャン文化フェスティバルは「ソウル1千万人のキムジャン、大韓民国キムジャンの新たな始まり」というテーマで▲ソウル1千万人のキムジャン、大韓民国キムジャンの新たな始まり(分かち合い)▲キムチの歴史と未来を一目で見ることができる展示会(展示)▲自分で作るキムチ(体験)▲キムチやキムチの材料を全て味わい買い求めることができる市場(市場&食)▲キムチをテーマにした文化プログラム(文化)など、5つの分野にわたる20あまりのプログラムが実施される。 企業や団体、市民が一堂に会し、キムチを作り、分かち合い、楽しむこのフェスティバルの特徴は市民が主体であるということだ。このフェスティバルには、約100の企業と100万人あまりの市民が参加する予定だ。 11月7日(金)から23日(日)まで、清渓川では「第6回ソウル提灯祭り」が開催される。昼間はキムジャン文化フェスティバルを楽しみ、夕方には清渓川の華麗な光を観賞することで、一日中ソウルを楽しむことができる。 また、11月14日(金)から16日(日)まで、約70ヵ国の駐韓大使館が参加する「第1回駐韓外国大使館の日」が光化門広場の北側で開かれ、様々な国の食べ物を味わうことができる。 < 分かち合い:ソウル広場などで6千人が255トンのキムチを作り、 社会的弱者層の人々に寄付-過去最大規模 > ⃞ 過去最大規模のキムジャン行事である「1千万人のキムジャン、分かち合いのフェスティバル」は、キムジャン文化フェスティバル期間中、ソウル広場(11月14日~16日)と清渓広場(11月14日)で開かれる。 ⃞ 心をこめて作ったキムチは低所得者など社会的弱者層の人々に贈られ、キムチのように韓国社会が一つにまとまり、共同体精神を促進するきっかけになることを期待している。 ⃞ 今回のキムジャン文化フェスティバルは、韓国に居住する外国人や中国人観光客、多文化家庭、企業が参加するなど、外国人のみならず、社会的・経済的格差を越えたくさんの人が参加することで、キムジャン文化を海外に発信するだけでなく地域愛を分かち合う行事になるとみられる。 ソウル市と参加団体はキムジャンにかかわるボランティアを励ますため、行事が始まる1~2時間前からインディーズバンド、チアリーダー、野菜キャラクター、演歌歌手などの多様な公演やパフォーマンスも用意する予定だ。 – 14日(金):韓国ヤクルトや基督教大韓監理会、ポスコ、義勇消防隊、市民など(約3,000人、約155トン) – 15日(土):韓国在住の外国人300人、中国人観光客200人、ソウル市農水産食品公社、大韓通運、(株)新世界朝鮮ホテル、東部火災など社会活動に関心のある企業、13の地方自治体(約1,500人、約50トン) – 16日(日):ソウル市社会福祉協議会傘下の職員やソウルメトロ、国際ウィ・ラブ・ユー運動本部、多文化家庭、カトリック教、中国人観光客200人、市民など(約1,500人、約50トン) < 展示:宮廷キムチ、お寺の精進キムチ、 宗家キムチなど特別なキムチが大集合 > 光化門広場では宮廷キムチ、お寺の精進キムチ、宗家キムチなど普段あまり見かけることのないキムチが全て集まり、キムチの歴史を振り返って現在と未来を見据えるチャンスを提供する展示会<キムジャン、時間の知恵>が開催される。 「山寺の清らかな味」というテーマで行われるお寺料理の展示館では、韓国の寺で禁じられている五辛菜(にんにく・ねぎ・ニラ・ヒメニラなど)が入っていないキムチを味わい、お寺で食べるキムチの味付けの秘訣を教えてもらうことができる。また、釜戸の神を祭った所や釜戸、釜などがある寺の台所も再現されている。 ソウルの代表的なキムチの一つである宮廷キムチを展示する「心のこもったキムチ」では、高宗の「梨トンチミのクッス」のみならず、王様の食膳に上がっていたという3代キムチ、ジョッグッジ(白菜キムチ)・ソンソンイ(カクテキ)・水キムチを見ることができる。 「守り続けてきた約束(宗家キムチ館)」では、羅州(ナジュ)地域の密陽(ミルヤン)朴氏である朴炅重(パク・キョンジュン)宗家のバントンチミ、西渓(ソゲ)朴世堂(パク・セダン)宗家のポッサムキムチなど韓国の宗家で500年以上受け継がれてきたキムチを味わうことができる。 特に、これまで姑から嫁へと何代にもわたって口承されてきた宗家キムチの作り方を文化遺産として残すため、ポータルサイト会社ネイバーとともに現場インタビューなどを行い、知識百科に「宗家伝承発酵料理」としてキムチの作り方を記録に残す。フェスティバルの現場でも画面を通して、伝統とITが出会う場面を見せる予定だ。...   Read more
SMG 2,653
市民が一緒に作る第一回「DDP東大門フェスティバル」、10月25日開幕

市民が一緒に作る第一回「DDP東大門フェスティバル」、10月25日開幕

– 10月25日、開会式および俳優キム・スヒョンのソウル市広報大使委嘱式やファッションショーなどを開催 – クリスチャン・ヤルヴィの「アブソリュート・アンサンブル」とサラ・チャンの共演や韓流フェスティバルなどを開催 – 展示・体験、ストリートアート、パレード、キャンペーンなど様々なイベントも満載 – DDPに、東大門のブランド力の向上および地域商圏の活性化、インフラ構築のけん引役を期待 – 「ソウルデジタルフォーラム」、「オメガのメディア発表会」、「文化シャネル展」などの開催を通じた東大門のブランド価値向上 – オープン以来、1日平均2万3千人が訪問、流動人口は2割増加 – フェスティバル当日午前6時から深夜0時まで周辺四車線道路の交通規制 3月21日オープンしたDDP(東大門デザインプラザ、ペク・ジョンウォン代表)は、「夢見る(Dream)、作る(Design)、楽しむ(Play)」というキャッチワードの下、創造と革新のランドマークとして浮上しているDDPと東大門エリアをより効果的にPRするために、市民と地域商店が一丸となってDDP東大門フェスティバルを10月25日(土)、DDPの主要施設および周辺道路で開催すると明らかにした。 今回のフェスティバルを機に、DDPが創造経済を主導し、地域産業と共にシナジー効果を生み出している東大門全体のブランド価値を向上させるほか、周辺商圏と共に発展できる経済的ネットワークを構築するよう力を入れる計画だ。 < 10月25日、開会式およびソウル市広報大使委嘱式、韓流フェスティバル、 ファッションショーなどを開催 > □ 10月25日午前10時から午後6時までは、事前行事と展示・体験イベントが予定されており、午前11時から午後1時までは、ソウル市のヨルリン芸術劇場所属チームの公演が行われる。 ○ 「IKON韓流MD商品の展示」、「広蔵(クァンジャン)市場のファッションスクール」、「コッブ二・メドゥプ(毎緝)工房の工芸体験」、「韓流メークアップショー」、「コスプレ・パレード」など、市民が参加する様々な展示・体験文化行事が午前10時から午後6時まで行われる。 ○ 午前11時から午後1時までは、ソウル市のヨルリン芸術劇場所属チーム、「ザ・ホリック(フュージョン国楽)」、「タッピ(タップダンス・パフォーマンス)」、「ドローイングショー(描画のパフォーマンス)」、「A.R Company」、「J.T魔術団」など、市民が作り共に楽しむことのできるプロボノ公演が開催される。 □ 公式行事としては、午後2時から午後2時半まで開会式およびソウル市広報大使委嘱式が行われ、午後2時半から午後5時半までソウルメトロ所属チームの公演が開催される予定だ。午後5時半から午後6時半までは、「ヒップホップ+ファッションショーのコラボ:デザイナーのパク・ジョンチョルによるファッションショー」が行われる。 ○ 当日の午後2時から午後2時半までは本フェスティバルの開会式が行われ、ドラマ「星から来たあなた」で人気を集めた主演俳優のキム・スヒョン氏がソウル市広報大使として委嘱される。 ○ また午後2時半から午後5時半まで、ソウルメトロ所属チームの「エクレシア(ポペラ)」、「ニュースカル(K-Pop)」、「モメンテール(インディーズバンド)」、「ナム・チャンバー(弦楽アンサンブル)」、「キャンディリーノ合唱団」、「音楽工場チャモン(フュージョン国楽)」、「ヴァリアント(子どもK-Pop)」、「ティピテピ(タップダンス・パフォーマンス)」、「I.O.F(ビーボーイ)」などの公演が予定されている。 ○ 午後5時半から午後6時半までは、「ヒップホップ+ファッションショーのコラボ:デザイナーのパク・ジョンチョルによるファッションショー」などのファッションショーが開催される。 □ クリスチャン・ヤルヴィの「アブソリュート・アンサンブル」とサラ・チャンの共演、ソウル市ビーボーイチーム「ギャンブラー・クルー」の公演、K- POPコンサートや東大門DJナイトなどが予定されている。 ○ 午後7時から午後8時までは、クリスチャン・ヤルヴィの「アブソリュート・アンサンブル」とサラ・チャンの共演が行われる。特にDDPのスペシャル舞台で代表的な2曲を演奏するバイオリニストサラ・チャンの公演は、今回のフェスティバルのクライマックスを飾り、素晴らしい感動を贈る計画だ。 ○ 午後8時から午後10時までは、「ソウル市ビーボーイチームのギャンブラー・クルーの公演」や「K-POPコンサートおよび東大門DJナイト」を始め、韓国の有名歌手などが出演する韓流コンサートなどが行われる。 □ DDPは、今回のイベントをきっかけに市民の芸術鑑賞の機会を拡大し、市民参加型の代表的なイベントに発展させるため、第一回DDP東大門フェスティバルを開催・定例化する予定だ。 ○ 今回のDDP東大門フェスティバルは、DDPがオープンしたことで屋外での文化行事や東大門エリアにおけるイベントの活性化が必要になったという市民や商店街のニーズを満たし、景況感を回復するため推進された。 < DDP、東大門というブランド価値を強化し、 商圏活性化・インフラ構築をけん引 > □ 立ち遅れ気味だった東大門は、ソウルデザインフォーラム、文化シャネル展、オメガのメディア発表会、デザイン商品の展示会などが開催されるなど、DDPのオープンにより企業のPRと作品展示の場という二つのイメージを同時に示すことのできる、新たなスタイルの企業イベント空間として位置づけられており、ブランド都市としての東大門の価値を高めている。 ○ DDPは「ソウル型 創造経済モデル-経済ビジョン2030」の一環として、都心の産業が共に成長するために東大門創造クラスターを育成する「デザイン...   Read more
SMG 2,489
ソウル市、24日「外国人住民スタートアップ・ビジネスフェア」初開催

ソウル市、24日「外国人住民スタートアップ・ビジネスフェア」初開催

– 「コリアンドリーム」をつかんだ15社の外国人社長が市民聴で事業紹介 – 貿易、IT、出版など、多様な業種の商品展示および企業広報ショー – 韓国人・外国人の起業希望者および初期段階のスタートアップのための起業コンサルティング、協業の機会も提供 – ソウル市、「外国人住民の起業成功に向け、韓国人・外国人のビジネス交流機会を確保するために支援し続ける」 ソウル市は9月24日(水)、庁舎地下1階の市民聴で午前11時から17時まで、外国人住民によるスタートアップを対象としては初めての「第1回外国人住民スタートアップ・ビジネスフェア」を開催する。 このフェアは、ソウル市が運営する外国人総合支援機関「ソウルグローバルセンター」で相談および教育などを受け、ソウル市で起業に成功した外国人企業のうち、ファッション、IT、食品・飲料、出版、貿易業など、多様な業種から15の企業が参加する。 一般市民や観光客など人通りの多いソウル市市民聴にブースを設け、ベルギー、カナダ、中国など10ヵ国出身の参加企業の代表が自社の商品やビジネスアイデアなどを紹介するとともに、積極的な広報ができるよう個別に事業発表の機会を提供し、韓国の外国人スタートアップのマーケティングや販路開拓を手助けする計画だ。 参加企業は、「スマートフォンを利用したバイクの自動ロック」ソフトウェアや人の接近を感知すると蓋が開く衛生的な「センサー付ゴミ箱」などのIT商品、「香りマーケティング」や韓国の伝統染色を施したバッグなどのファッションアクセサリー、「デジタルコンテンツ、映画製作」などと多岐にわたり、外国人社長の多様なアイデアと商品が紹介される予定だ。 ベルギー出身のユルゲン・ジャーメイ氏は、「起業には成功したが、これまでビジネスについて効果的にアピールする手段がなく、新たな販路開拓が困難だった。しかし今回のビジネスフェアは会社の広報に大きく役立つと思う」とし、「与えられた機会を最大限活かして韓国のビジネスパートナーを見つけ、事業を軌道に乗せたい」と述べた。 ソウルで暮らしながら、起業に成功した外国人企業家に会うことができる今回のビジネスフェアには、約300人の韓国人・外国人企業関係者のみならず、関心のある一般市民も参加することができる。また、韓国の中小企業など、韓国人・外国人企業とのビジネスミーティングを通じて、多様な形態の協業の場も設けられる。 結婚移民者、韓国国籍取得者、留学生など、起業を希望する外国人住民は、起業に成功した人から直接経験談や初期の事業運営ノウハウ、成功事例などについて聞くことができる。また、会場での人的・情報交流を通じて、起業の成功および持続可能な成長に向けたネットワークを形成できる上、ソウル市の創業支援プログラムに関する情報も得られる良い機会になるだろうと期待されている。 会場では、初期段階のスタートアップや韓国人・外国人企業関係者のために法務、税務・会計、特許など関連分野の専門家によるコンサルティングサービスを提供する。また、経営やマーケティング、貿易、協同組合など、あらゆる分野に関する無料相談もイベントとして行われる。 今フェアを主管するソウルグローバルセンターは、起業を夢見る外国人住民を手助けするために、専門相談から教育、保育に至るまで多様なビジネス支援プログラムを実施している。ここ3年間、約150人もの外国人住民がソウルグローバルセンターの支援により起業に成功した。 参加を希望する韓国人・外国人住民は、直接ソウル市庁舎地下1階に位置する市民聴(市庁駅4番出口)へ。詳しい情報はソウルグローバルセンターのホームページ(http://global.seoul.go.kr)または電話(2075-4106)で確認することができる。 ソウル市ユン・ヒチョン外国人多文化担当官は、「今回の外国人住民スタートアップ・ビジネスフェアを通じて、起業を希望する外国人住民がソウルでその夢を叶えることができるという自信を持ってほしい」とし、「スタートアップ・ビジネスフェアが、外国人住民によるスタートアップと韓国企業との持続的な交流につながり、共に成長する基盤を構築できるよう、今後も支援を惜しまないつもりだ」と話した。 参加企業リスト 順 会社名 業種 細部品目 国籍 1 Easyblox 貿易 展示ブースのブロック ベルギー 2 Motokey IT スマートフォンを利用したバイクのオートロック装置 デンマーク 3 Lazzat 飲食業 ウズベキスタン伝統レストラン ウズベキスタン 4 Yui Aroma 貿易 アロマオイル、ディフューザー、香りマーケティング 日本 5 EKO Korea 貿易 センサー付きゴミ箱 カナダ 6 IISE ファッション...   Read more
SMG 2,457
外国人の友だちとソウル6つの観光名所へ秋の旅を

外国人の友だちとソウル6つの観光名所へ秋の旅を

– ソウル市、外国人向けの6つの主要観光名所コースを紹介する「ソウル・ストーリーテリングツアー」を10月30日まで運営 – ▴世宗大路 ▴漢陽都城 ▴東大門 ▴漢城百済 ▴漢江盤浦地区 ▴漢江汝矣島地区 – 毎週木曜日14時から16時(盤浦は18時30分~20時30分)まで。団体申込みの場合、相談の上変更可能 – 各回とも申込み先着順で最大100人まで参加可能…外国語の解説および文化体験ミッションゲームを実施 – 申込みおよび問い合わせ先は「ソウル・ストーリー(www.seoulstory.org)」または☎070-7596-6398まで催 – ソウル市「充実した内容をやさしく学んで楽しい外国人向けのツアーで、ソウルの観光活性化を期待」 ソウル市が6月から無料で運営している外国人向けのソウルツアー「ソウル・ストーリーテリングツアー」にこの3ヵ月間、21ヵ国の約700人が参加し、ソウルの代表的な名所を訪れた。 「ソウル・ストーリーテリングツアー」では外国人に韓国文化を楽しく体験してもらえるよう、外国人の興味や目線に合わせた外国語の解説とツアー、そして韓国文化を体験できる様々なミッションゲームを行っている。 ソウル市は韓国に居住している外国人や外国人観光客を対象とした「ソウル・ストーリーテリングツアー」を10月まで合計30回実施するとし、昨年の「ソウル・ストーリーテリングツアー・プロジェクト」で選ばれた5大観光スポットコースを紹介した。 – 外国人と同行する場合、韓国人もツアーに参加することができる。ただし、韓国人のみの参加は受け付けていない。 – 各コースのプログラムは各回とも英語、日本語、中国語のいずれかの言語で行われる。 6つのコースは①世宗大路(セジョンデロ)ハングル・カオンギル ②漢陽(ハニャン)都城の駱山(ナッサン)区間 ③東大門(トンデムン)一帯 ④漢城百済(ハンソン・ペクジェ)文化遺跡 ⑤漢江(ハンガン)盤浦(パンポ)地区 ⑥漢江汝矣島(ヨイド)地区で、それぞれ2時間コースとして運営されている。(※各コースの詳細は添付1を参照) 世宗大路ハングル・カオンギル:世宗文化会館~救世軍(クセグン)会館~ハングル学会~トリョム緑地公園~光化門(クァンファムン)広場 漢陽都城の駱山区間:マロニエ公園~梨花(イファ)村~駱山亭~駱山公園~恵化門(ヘファムン) 東大門:DDP広場~二間(イガン)水門~東大門歴史館~興仁之門(フンインジムン)~清溪川(チョンゲチョン)~平和(ピョンファ)市場~ドゥサンタワー 漢城百済文化遺跡:漢城百済博物館~夢村土城(モンチョン・トソン)道~コンマル橋~平和の門 漢江盤浦地区:月光広場~セビッソム~瑞来島(ソレソム)~盤浦大橋の月光広場(月光レインボー噴水ショー) 漢江汝矣島地区:汝矣島漢江公園入口~緑陰樹広場~麻浦(マポ)大橋~水の光広場~西江(ソガン)大橋 参加費は無料。申込みはオンラインプラットホーム「ソウル・ストーリー(http://www.seolstory.org)」または電話(☎070-7596-6398)まで。一回のツアーごとに先着100人までだが、希望者が多い場合は、早期に締め切ることもある。 ツアーは個人または団体で申し込むことができる。基本的に木曜日に実施されるが、団体で申し込む場合は、相談の上日程や時間を調整することも可能。個人申込み者のツアーは、希望者が20人以上の場合、毎週木曜日の午後2時から4時まで(漢江盤浦地区は午後6時半~8時半)行われる。 詳しい問い合わせおよび申込みは、オンラインプラットホーム「ソウル・ストーリー(http://www.seolstory.org)」またはストーリーテリングツアー運営事務局(☎070-7596-6398、seoul_story@hanmail.net)まで。 一方、「ソウル・ストーリーテリングツアー」はこの3ヵ月間で11回実施され、中でも世宗大路ハングル・カオンギルコース、そして漢陽都城コースがそれぞれ実施回数3回以上となり人気を集めた。ソウル市によると、今月末までにさらに500人以上が参加する予定で、10月まで合計3,000人あまりの外国人が参加すると同市は見込んでいる。 世宗大路ハングル・カオンギルのツアーに参加したロシア人留学生のAさんは、「世宗大王は文字がないために自分の考えを表現できない民のためハングルを作った。ハングルが創られた当時は、民を教える正しい音という意味の「訓民正音(フンミンジョンウム)」と呼ばれていたそうだが、世宗大王の民に対する深い愛情を感じることができた」と感想を述べた。 漢陽都城コースに参加した中国人留学生Bさんは「中国では経験できない良いプログラムに参加することができてとても楽しかった。友だちと一緒に参加して良い思い出になった」とし、「韓国の他の名所にも行ってみたいし、他のプログラムにも参加してみたい」と話した。 ソウル市のカン・テウン観光政策官は「『ソウル・ストーリーテリングツアー』は、外国人がソウルに関する充実した内容をやさしく学び、楽しく体験できるプログラムだ」とし、「このツアーを通じて外国人観光客、留学生などソウルを訪れた外国人にソウルへの新たなイメージを持ってもらうとともに、また訪問したくなる魅力あふれる観光名所として記憶に残るようになることを期待している」と話した。 「ソウル・ストーリーテリングツアー」コース別の詳細内容 < 世宗大路ハングル・カオンギル > 世宗大路ハングル・カオンギルは、世宗文化会館~救世軍会館~ハングル学会~都染(ドリョム)緑地公園~世宗物語~光化門広場へと続くコースだ。 < 2014年教室で受ける多文化理解教育関連の写真 > 世宗大路ハングル・カオンギルツアーのコース 光化門広場-世宗大王の銅像前 「ガオン」は、中心を意味する純粋な韓国固有語で、「ハングル・カオンギル」は「ハングル中心の道」という意味を持つ。「ハングル・カオンギル」はハングルが創作された「景福宮」、日本の植民地時代にもハングルを守り続け手入れしてきたハングル学会、そしてハングル研究の礎を築いた周時経(チュ・シギョン)先生の家跡など、ハングルにまつわる話や歴史がたくさん詰まったところで、様々なハングルに関する物語や造形物がある。 周先生のあだ名は「チュ・ボタリ(風呂敷包み)」だった。いつも自分で作ったハングル本が入った風呂敷包みを手にし、ハングルを教えに奔走していたためだ。周先生は、国が内外の危機にさらされていた当時のような切迫した状況で、国民にとって本当に必要なのは自国の文字、すなわち国民が文字を会得することだと考え、ハングルを普及しやすくしたほか、ハングルの綴字法(訳注:言語をを文字で表す際に、どの音や意味・文法的機能にどの字を用いるかという規則)を正しく制定し、ハングルの礎を築くために尽力した。...   Read more
SMG 3,012
「外国人観光客おもてなし週間」に心温まるソウルへ

「外国人観光客おもてなし週間」に心温まるソウルへ

– 訪韓観光客ピークシーズン(9月25日~10月5日)を迎え、7つの観光特区で実施 – 7つの観光特区協議会やソウル市観光協会、韓国訪問委員会、ソウル市などによる共同協力事業 – 垂れ幕や横断幕、ポスター、ペナントなどで歓迎ムードづくりを – 観光特区内に7つの臨時観光案内所を設けるなど、観光客案内サービスに注力 – プンムルノリ(韓国の農楽)、鼓笛隊パレード、K-POPダンスなど見所満載な街頭イベントを開催 – 親切なイメージをアピールし、訪問客にとって楽しい観光地・リピートしたい観光地になることを期待  ⃞ ソウル市は秋の訪韓観光客ピークシーズンを迎え、9月25日から10月5日までの11日間、市内観光特区の7地区で「2014年秋の外国人観光客おもてなし週間」を実施することを明らかにした。 – このイベントは7つの観光特区協議会、ソウル市観光協会および観光訪問委員会、観光警察隊、地方自治体、ソウル市などソウル市内の観光関連団体・機関が一緒に参加し官民共同協力の下進められる。 ※ 7つの観光特区協議会:(社)梨泰院(イテウォン)観光特区連合会、明洞(ミョンドン)観光特区協議会、南大門(ナンデムン)観光特区発展委員会、北倉洞(プクチャンドン)観光特区協議会、茶洞・武橋洞(タドン・ムギョドン)観光特区協議会、(社)東大門(トンデムン)観光特区協議会、(社)鍾路(チョンノ)・清渓(チョンゲ)観光特区協議会 今春に続いて2回目の「外国人観光客おもてなし週間」は、観光特区を訪れる外国人観光客にソウル市民の温かいおもてなしの心をを感じてもらい、ソウル観光のイメージを向上させるために進められる事業だ。 – 5月1日から11日までの第一運営期間には、16,139人の観光客が7ヵ所の臨時案内所を利用し、観光案内スタッフの丁寧なサービスに高い満足度を示すなど、熱い関心が寄せられた。 □ 2014年には、前の年に訪韓者数が最も多かった中国人観光客を対象にしていたが、今後2015年からは日本や東南アジア諸国を対象に実施する予定だ。 < 2013年訪韓上位7ヵ国における観光客の構成比率 > 総計 中国 日本 アメリカ 台湾 フィリピン 香港 タイ 1,217万人 (100%) 433万人 (35.5%) 275万人 (22.6%) 72万人 (5.9%) 54万人 (4.5%) 40万人 (3.3%) 40万人 (3.3%) 37万人 (3.1%) 実施期間中、各観光特区では歓迎のメッセージが書かれた垂れ幕や横断幕などが至る所に設置され、外国語案内サービスを受けられる臨時観光案内所が運営される。 – 歓迎の垂れ幕などのデザインは、2014年度の対象国である中国を考慮し選ばれた。 – 臨時観光案内所では、ソウル案内マップなど様々な広報物を配布しているほか、外国語対応が可能な案内スタッフが常に待機している。また、韓国訪問委員会の親切大使がボランティアとして参加し、案内サービスを提供する。...   Read more
SMG 2,353

セビッドゥンドゥンソム、新たな名前「セビッソム」として 15日(水)に全面オープン

– ソウル市、カビッソム·チェビッソム·ソルビッソムとイェビッソムから成る「セビッソム」の全施設を10月15日にオープン – 世界最大規模の人工島であり、世界初の水上コンベンション施設として、公演·会議·展示会など多目的に利用可能 – 昨年9月、ソウル市と(株)暁星が「セビッソム」運営正常化に合意した後、一部オープンを経て全面オープンに – 延べ面積9,995㎡で3つの人工島から成り、水上コンベンションホールやレストラン、カフェなどを運営 – 漢江の歴史写真展、市民写真公募展、社会的企業主催のフリーマーケットなど多彩なオープンイベント – 16時にイェビッソムで行われる開場式には、朴元淳市長や(株)暁星の李相雲副会長、市民など約500人が参加 – ソウル市、「観光客1千万人時代の代表的な観光名所としては無論、グローバルなランドマークとして成長できるよう努力する」 漢江(ハンガン)盤浦(バンポ)大橋の南端に位置する世界最大規模のフローティング·アイルランドであり、世界初の水上コンベンション施設として注目を集めているセビッドゥンドゥンソムが、「セビッソム」という新たな名前で15日(水)全面オープンする。セビッソムを成している3つの人工島(カビッソム、チェビッソム、ソルビッソム)の中で、先にコンベンションホールやレストランなど一部の施設をオープンしたカビッソムとチェビッソムの残りの空間、そしてこれまで市民に公開されていなかったソルビッソムが全面オープンする。 < 延べ面積9,995㎡、3つの人工島… 水上コンベンションホール、レストラン、カフェなど運営 > 「3つの輝く島」という意味の「セビッソム」は、延べ面積9,995㎡(約3,000坪)で、▲コンベンション施設やカフェなどがある「カビッソム」▲レストランがある「チェビッソム」▲水上レジャー施設がある「ソルビッソム」の3つの島が、それぞれ橋でつながった形だ。また▲メディアアート・ギャラリー「イェビッソム」が隣に位置している。 – 3つの島の中で最も大きい「カビッソム(some gavit、赤)」は5,478㎡(3階建て)の広さで、各種のカンファレンス、ファッションショー、メディア発表会、結婚式などが開かれる700席規模の水上コンベンション施設に加え、レストラン、パブ、カフェなども利用できる多目的複合文化施設空間になる予定だ。 –「チェビッソム(some chavit, 青)」は、3,419㎡(3階建て)の広さで収容人数は約1,700人。「青春」や「フェスティバル」をテーマに食・芸術・文化を楽しめるよう、漢江を眺めながら公演鑑賞や食事ができるオープン型の多目的空間としてつくられる。さらに、建物の周りはLED床照明や水上庭園が整えられ、美しい景観を演出する。 – 「ソルビッソム(some solvit, 緑)」は、1,098㎡(2階建て)の広さで展示場や水上レジャー施設など複合文化空間として利用される予定だ。 – 隣接施設のメディアアート・ギャラリー「イェビッソム(some yevit)」は、346㎡の広さで大学生などアマチュアアーティストの発表空間や各種の展示場、発表会場、公演場などとして常時利用される。 < 漢江の歴史写真展、市民写真公募展、 社会的企業主催のフリーマーケットなど開場イベントが盛沢山 > これに関してソウル市の漢江事業本部は、15日(水)16時から18時までセビッソム内のイェビッソムで「漢江の新たな文化をセビッソムがつくります」というスローガンを掲げ、「セビッソム開場式」を開催し、市民のための多彩な行事を催す考えを明らかにした。 開場式には朴元淳(パク・ウォンスン)市長をはじめ、運営会社の(株)暁星(ヒョソン)の李相雲(イ・サンウン)副会長など主な関係者や市民など約500人が参加する予定だ。 まず、「ソルビッソム」では10月13日(月)から11月16日(日)までの約1ヵ月間、過去から現在に至るまでの漢江の美しさを観ることができる写真展『苦盡甘來、漢江の昨日と今日』と、先月市民が撮影した写真を公募した『セビッソム写真コンテスト』の受賞作展示会が開かれる。 「チェビッソム」では14あまりの社会的企業が参加する『セビッソムで楽しむ心温まるフリーマーケット』が開催される。 フリーマーケットでは社会的企業が用意するエコバッグや買い物袋、ファッション工芸品、各種の生活用品、薬草などとともに、アルムダウン・カゲ(美しい店)とグッドウィル・ストア、そして(株)暁星が寄贈した製品が販売される予定だ。 また、米国プロ野球テキサス・レンジャーズの秋信守(チュ・シンス)のサイン入りバットやリズム体操の仁川アジア大会金メダリスト孫延在(ソン・ヨンジェ)のサインが入ったボール、リボン、こん棒などをはじめ、プロゴルファーの朴仁妃(パク・インビ)、柳簫然(ユ・ソヨン)、李貞妍(イ・ジョンヨン)、白圭貞(ペク・ギュジョン)などのサインボールやパター、帽子なども販売される予定。販売による収益金は全て「グット・ウィル・ストアー」に寄付され、障害者の就労や自立を支援するために使われる。 5日(水)~16日(木)の2日間、「セビッソム」のレストランを訪れる人を対象にワインやデザートを無料で提供するなど、特別プロモーションも行われる。 ビュッフェレストラン「chavit cuisine(チェビックイジーン)」では、夕食時にワインが無料で提供される。イタリアンレストラン「Ola!(オラ)」では、昼食時はデザートでティラミスが、夕食時には4人分以上注文するとリコッタチーズサラダが提供される。 ⃝ 「CNNカフェー」では飲み物を2杯以上注文するとアメリカンコーヒー1杯、またはクッキーが無料で提供される「2+1イベント」が、「Vista Pub(ヴィスタパブ)」ではハイネケンビール1杯を注文するともう1杯もらえる「1+1イベント」が行われる。 < 昨年9月ソウル市と(株)暁星が「セビッソム」の運営正常化に合意した後、一部オープンを経て全面オープンへ> 一方で、2007年に市民のアイデアから始まった「セビッソム」は、2009年9月に着工し約2年間の工事の末、2011年9月に竣工されたものの、運営会社の選定や運営上の問題で一旦出入禁止になっていた。しかし2013年9月、ソウル市と「セビッソム」の筆頭出資者である(株)暁星が運営正常化に合意したことで全面オープンすることになった。 「セビッソム」は、市民の意見を収集するためのサイト「千万想像オアシス」に市民が投稿した「フローティング・アイランド」のアイデアがきっかけとなった。総事業費1,390億ウォンは全額民間投資によるもので、(株)暁星の系列会社 (株)フローソムが20年間運営した後、ソウル市に寄付採納する予定だ。 ソウル市と(株)暁星による「セビッソム」の運営正常化に向けた協約には▲30年間の無料使用期間を20年間に短縮し、10年間は有料使用すること▲事後的寄付採納を認めること▲運営遅滞補償金の92億ウォンをセビッソムの公共性確保のために全額投資することなど、これまでソウル市の監査過程で指摘された問題点を改善する内容が盛り込まれている。...   Read more
SMG 4,236
ソウル市「多文化理解教育」、6年間で青少年14万人が受講

ソウル市「多文化理解教育」、6年間で青少年14万人が受講

– 2008年開設当時1,113人から始まり、2013年44,481人へと大幅に増加 – 今年上半期(1月~8月)、73の幼稚園、初・中・高校で、29,713人を対象に623回実施実施 – 12ヵ国出身の14人のボランティア講師からスタートし、2013年正式に専門講師として委嘱、2014年には29ヵ国の35人に増加 – 「出前教育」、「良質の教育」、「子ども目線の教育」の三拍子がそろった教育 – 学校が申請すると、欧州などから来た外国人講師が自国文化について出前講義を行う – 幼稚園児を対象に「伝統衣装・楽器・踊り」の体験授業を、青少年を対象に年4回有名な外国人講師による特別講義を行う – 効果的な教授法の開発を見据えた講師教育や厳格な講師評価など、事後管理にも注力 – 2014年度教育満足度96%、講師に対する満足度94%と非常に好評 – ソウル市、「多文化に対する否定的な認識の改善に加え、他文化に対する偏見や差別の解消に向け努力」 ⃞ 多文化人口100万人時代を迎え、文化の多様性に対する子どもや青少年の理解を深めるため、ソウル市が2008年から運営している「教室で受ける多文化理解教育」は6年間で139,621人を対象に合計2,833回行われた。 ⃞ 特に、年間受講者が2008年1,113人から2013年44,481人へと、6年間で約40倍も増加している。 – 2008年1,113人、2009年1,616人、2010年2,048人、2011年12,279人、2012年48,368人、2013年44,481人へと増えている。 – 2014年3月から8月まで多文化理解教育を運営したところ、2013年58校23,200人から2014年73校29,716人(青少年修練館5ヵ所の500人含め)へと、前年同期比25%増加した。 ⃞ この教育は幼稚園、初・中・高校が申請すれば、実際教室で受講できる出前教育として、一校当たり月3回と申請回数を制限しているのにもかかわらず、受付開始わずか1,2日ですぐ締め切りになるなど、人気が高い。 – 受付期間は毎月18日~25日で、ソウルグローバルセンターの英語版ホームページにアクセスし、受講したい国家・講師名・日にち・時間を選び、申し込みボタンを押すと申請完了となる。 ⃞ 講師の場合、2008年12ヵ国14人のボランティア講師から始まったが、2013年には正式に専門講師として委嘱した。2014年には講師陣が欧米、アフリカ、アジアなど29ヵ国の35人に増え、幼稚園、初・中・高校で自国文化に関する生の情報や知識を紹介している。 ⃞ 教育満足度も高い。「2014年度の参加学校及び初・中・高校生における満足度調査(25校、生徒300人対象)」の結果、学校の96%が教育内容に満足し、生徒の94%が外国人講師に満足していることが明らかになった。 ⃞ そこでソウル市は、近々欧州やアフリカ地域出身の講師を追加募集する計画だ。 ⃞ ソウル市は、このような受講者の増加と高い満足度の背景について、「ニーズのあるところで教育を行う出前教育」、「良質の教育コンテンツ」、「対象・年齢別で行われる子ども目線の教授法」という三拍子がそろっているためだと分析している。 ⃞ 例えば、これまでは受講者が各国の文化院などを直接訪れなければならなかったが、この教育プログラムでは、受講を希望する学校の申請を受け、ソウル市が直接講師を派遣している。 ⃞ 様々な国の文化に対する偏見を無くす教育を行うため、29ヵ国の文化に関する教育プログラムを確保し、優秀な講師や講義評価などを通じてコンテンツの高いクオリティーを維持していることから、この上ない優れた教育コンテンツだと評価されている。 ソウル市は、韓国にいる留学生や結婚移民者のうち熱意のある外国人講師を選抜し、定期的なモニタリング、学校や生徒を対象とした講義および講師への評価、効果的な教授法の開発を見据えた講師教育など、持続的な事後管理もまた重視している。 子ども目線の教授法として、幼稚園児などの幼い子どもの場合「伝統衣装の体験」、「楽器の演奏」、「伝統ダンスや遊び」といった自分で体験して楽しめるものが中心となっており、青少年の場合「有名な外国人講師による特別講義」や「クイズ」などを通じ、興味深いメッセージを伝えるなど、それぞれに合わせた特色のある教育を実施することでより大きな関心や反響を呼んでいる。 さらに今年からは、高い教育ニーズを反映し、教育サービスの対象を学校だけでなく地域児童センターや青少年修練館など、子どもや青少年のための施設へと拡大したことも高い人気を博す理由の一つだ。 それだけでなく、自国の文化を伝えたいという外国人講師の積極的な参加が、この教育プログラムの質を高めている。 – 教育講師として活動して3年目になるジョセフ(ケニア)氏は「多文化理解教育をすることで、韓国の未来を担う子どもたちや青少年に自分の国(本国)の文化を伝えたり誤解を改めることもできるので、とてもやりがいのある仕事。何より自分が韓国社会の一員として積極的に参加できるということにとても満足している」と述べた。 一方、今月17日(水)、漢陽(ハニャン)大学師範大付属高校ではイラ氏(多文化女性連合会会長兼在韓モンゴル人協会会長)による「有名な外国人講師の特別講義」が行われた。 – モンゴル出身のイラ氏は、移住女性として初めて自治体議員や韓国多文化教育学会の理事、ヌリ多文化代案学校の理事を歴任するなど様々な活動を行っている。 – 「多文化、希望のメッセージ:昨日、今日、そして明日」というテーマで行われたこの講義は、韓国で定着するまでのイラ氏の経験談を生徒たちに率直に話し、お互い共感し合うことを趣旨としていた。 ソウル市のユン・ヒチョン外国人多文化担当官は「ソウル市の多文化理解教育は、多文化への否定的な認識を改善するだけでなく、子どもたちや青少年が様々な国の人々や文化に対して偏見や差別認識を持たず、文化的な感受性を磨くことができるよう、思いやりや包容力を育むプログラムだ」とし、「今後も高い教育ニーズや人気に応えるよう持続的に開発していく計画だ」と話した。 <...   Read more
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