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ソウル訪問外国人、カード1枚で「16の観光地+公共交通」利用

ソウル訪問外国人、カード1枚で「16の観光地+公共交通」利用

– ソウル市、29日(金)に初の外国人客専用観光パス「ディスカバーソウルパス」発売 – 市内の故宮や韓流体験館など16の有料観光地、70%以上の割引 – パスと連動した5言語サービスのアプリも8月にリリース…観光地情報、パス利用の残り時間のカウントダウン機能 – ソウル市・ソウル観光マーケティング(株)・スタートアップ企業が協力し開発、全体の75%を占める個別観光客向け割引特典を強化   □ ソウル市とソウル観光マーケティング(株)は、ソウル市内の故宮、韓流体験館、美術館など16の有料観光地への入場が可能で、交通カードとしても使える外国人観光客専用ワンデーフリーパスの「ディスカバーソウルパス(Discover Seoul Pass)」を29日(金)に発売する。 □ ディスカバーソウルパスは観光施設が利用できる1日券で、一番最初にこのパスを使う観光施設に入場した時刻から24時間利用できる。 □ さらにこのパスはT-money機能も備えていて、観光客がいくらでもチャージして使えるので、ソウル滞在中や今後またソウルを訪問したときにコンビニや交通利用の決済手段としても活用できる。 □ パスの価格は39,900ウォン。16の観光施設を個別訪問した場合の入場料総額152,000ウォンと比べると70%以上お得だ。 ○ パスを購入した人は24時間以内に、16の観光施設のうち一部の施設を利用するだけでパスの価格以上のメリットが得られる。 ○ また、パスのある人は旅行期間中シティツアーバスについても10~20%の割引特典が受けられる。シティツアーバスのコース別割引率は、ソウル市公式観光情報ウェブサイトの「ビジットソウル(VisitSeoul.net)」で確認できる。 □ パスで入場できる16の観光地は、▲京福宮(キョンボックン) ▲昌徳宮(チャンドックン) ▲徳寿宮(トクスグン) ▲昌慶宮(チャンギョングン) ▲宗廟(チョンミョ) ▲西大門刑務所歴史館 ▲サムスン美術館リウム(Leeum) ▲国立現代美術館ソウル館 ▲ミュージアムキムチカン(旧キムチ博物館) ▲Nソウルタワー展望台 ▲MBCワールド ▲K-Live東大門 ▲Trick eyeミュージアム ▲Grevinミュージアム ▲フィギュアミュージアム ▲博物館は生きている(Alive Museum)。 □ グローバル観光レビューサイト「トリップアドバイザー(Trip Adviser)」のビックデータを分析し、外国人観光客に人気の高い体験・観覧施設を中心に対象となる観光施設を最終選考した。 □ またソウル市は代表的な観光地だけでなく、韓流体験スポット、美術館や博物館など様々な形でソウルの文化に触れることができる観光地を対象に入れ、観光客が個々人の好みに合わせて楽しめるよう選択の幅を広げた。 ○ 韓流体験観光施設には、好きな韓国のテレビ番組をドラマ・バライエティの収録スタジオで間接的に体験できる放送テーマバーク「MBCワールド」や、ホログラムでK-popコンサートをリアルに鑑賞できる「K-Live東大門」などがある。 ○ 韓国の伝統的なキムチ作り文化を体験できる「ミュージアムキムチカン」、古美術から現代美術まで一度に鑑賞できる「サムスン美術館リウム」、韓流スターなど韓国内外の有名人を模ったろう人形を展示している「Grevinミュージアム」など魅力あふれる文化名所が多く含まれている。 □ ソウル市は、外国人観光客がパスの使い方や入場できる観光地の詳細情報を得られるよう、スマートフォンアプリ「ディスカバーソウルパス」もリリースし、サービスを連動させる計画だ。 □ アプリは、16の観光施設の情報だけでなく、すでに訪れた施設とこれから訪問できる施設をチェックし教える機能やパスの利用が可能な残り時間をカウントダウンする機能も備えている。5言語(韓国語、日本語、中国語(簡・繁)、英語)でサービスが提供されるこのアプリは、アプリストアから無料でダウンロードできる。...   Read more
SMG 2,244

夏につい手が伸びるかき氷・フレッシュジュース、糖質摂取に注意!

– ソウル市内の販売店のかき氷、フレッシュジュースの糖含量検査結果発表 – フレッシュジュース、かき氷の糖質、1回でWHOの1日摂取推奨量に匹敵…フレッシュジュースは最大糖含量3.5倍の製品も – ソウル市、健康のために糖含量管理と過剰摂取に注意呼びかけ – →フレッシュジュースは天然果実の量を増やし人工甘味料を少なく   □ ソウル市が、暑い夏場に販売が集中する食品のうち糖質を多く含むかき氷とフレッシュジュースの糖質含有量を調査し、その結果を発表した。 □ 今回の調査では、ソウル市内のかき氷専門店、製菓店、フレッシュジュース販売店などで販売されているかき氷63品と、果物と氷をミキサーにかけて作られたフレッシュジュース19品を購入し、分析した。 □ 調査の結果、フレッシュジュースには平均55gの糖質が含まれていることが明らかになった。よって、フレッシュジュース1杯で、WHOが推奨している1日の糖質摂取量 (1日の摂取カロリーの10%、標準カロリー2000kcalを基準に50g) を超えて摂取することになる。WHOの1日推奨摂取量の3.5倍(179g)の糖質を含む製品もあり、フレッシュジュースであっても糖質の摂取に注意が必要であることがわかった。 □ このように、フレッシュジュースの糖含量が高いのは、果物そのものに含まれるブドウ糖や果糖の他にも、甘みを加えるための砂糖や異性化糖、シロップなどが添加されているためである。しかし、健康のためにはフレッシュジュースの天然果実の使用量を増やし、人工甘味料を減らすことで糖含量を低くしなければならない。 ○ 果物の糖質含有量は、100g 当たりバナナ12.2g、マンゴー13.66g、イチゴ 4.89g、グレープフルーツ6.98g、スイカ6.2gである。(米国農務省栄養成分DB) □ フレッシュジュースとともに、夏の代表的な嗜好食品であるかき氷の糖質含有量についても調査を実施した。 □ かき氷は、店舗と製品によって1回あたりの提供量にかなりの差があり、2人で分けて摂取する場合も多いため、かき氷400gを1人分とし、1回あたりの糖含量を算定したところ、平均45.6gだった。フレッシュジュースと同じく、かき氷にもWHOが推奨する1日の摂取量にほぼ匹敵する糖質が含まれていることがわかった。 ○ 一方、1人分を基準とした際のかき氷の最大糖質含有量は、WHOの1日推奨摂取量の1.6倍(82.9g)で、フレッシュジュース製品の最大含有量より低かった。 □ ソウル市保健環境研究院のチョン・クォン院長は、「夏場の嗜好食品であるかき氷類とフレッシュジュースの糖含量がかなり高いことが明らかになっただけに、市民、特に幼い子どもや肥満、糖尿などの健康管理が求められる方は注意してほしい」とし、「今後、他の食品についても糖質、ナトリウムなど、市民の健康維持に必要な成分分析を拡大し、公開する計画だ」と述べた。 添付 ソウル市内販売店のかき氷類およびフレッシュジュースの糖含量検査結果 □ 食品別1回当たりの提供量および糖含量 食品類型 件数 検査結果 提供量*(g) 糖含量(g) 糖含量の割合(%) かき氷類 63 169~1,098 (503)** 21.2~215.2 (82.3) 8.5~23.3 (16.0) ジュース類 19 262~682 (442) 24.3~179.2 (55)...   Read more
SMG 2,502
海外で前払い・予約可能な「外国人観光タクシー」

海外で前払い・予約可能な「外国人観光タクシー」

– 外国人観光タクシー乗車券、(株)ハナツアーを通じて海外販売実施 – 韓国入国前、海外で事前にタクシー 乗車券を購入し、仁川空港で使用可能 – 事前決済でタクシーの不当な料金請求による被害予防とタクシー利用の活性化を期待 – ソウル市「不当な料金請求の撲滅とタクシー利用文化の一新目指す」   □ ソウル市は、外国人が海外でタクシーの乗車券を事前に購入し、入国後、空港⇔ソウル市内間の移動時に使用できるタクシークーポンを7月11日から販売していると発表した。 □ 現在ソウル市の外国人観光タクシー事業の委託運営を行っている大韓商運(株) が、(株)ハナツアーと協力しこのようなサービスを提供する。 □ タクシー利用時、目的地到着後に料金を支払うという現在の一般的なやり方とは違って、入国前にタクシー料金を事前に支払い、入国後、予約しておいたタクシーに乗ることで、タクシーの不当な料金請求による被害を根本的に予防することができるため、外国人がより安心してタクシーを利用できることが期待される。 □ ハナツアーの現地支店を通じて入国日および利用時間を事前に予約、決済するとクーポンが発行される。そして、仁川空港に着いた後、1階の到着ロビーにある外国人観光タクシー案内デスクでこのクーポンを提示すれば、あらかじめ予約しておいたタクシーに乗り、目的先まで移動することができる。 ○ 現在は、ハナツアーの香港支店で仁川空港⇔ソウル区間のクーポンを販売しているが、今後利用状況を把握し、日本や台湾、中国など、販売対象国や提供サービスの範囲を拡大していく予定。 ハナツアー(海外)乗車券の購入 ⇒ 配車の要請(ハナツアー→大韓商運) ⇒ 配車の情報の提供(大韓商運→利用者) ⇒ 仁川空港に到着後、予約したタクシーに乗車 □ 料金は、中型タクシーを基準に、仁川空港⇔ソウル市内のA区間は55,000ウォン($50)、B区間は65,000ウォン($60)、C区間は75,000ウォン($70)。 ○ 模範タクシーや大型タクシーは80,000ウォン($75)~110,000ウォン($100)で、上記金額にはトールゲートの通行料も含まれている。 ○ A区間は、江西(カンソ)、西大門(ソデムン)、永登浦(ヨンドゥンポ)など。B区間は衿川(クムチョン)、龍山(ヨンサン)、鐘路(チョンノ)、東大門(トンデムン)、瑞草(ソチョ)など。C区間は江南(カンナム)、江東(カンドン)、蘆原(ノウォン)など。 □ 外国人観光タクシーは、ソウルを訪問したり観光する外国人を対象に便利で親切なタクシーサービスを提供するため、2009年5月から運行を開始しており、現在空港(仁川・金浦)および電話(1644-2255)などを通じてサービスを提供している。 ○ 2016年6月現在、ソウル市の外国人観光タクシーでは、合計367台のタクシーを運営し、363人が従事している。 □ ソウル市タクシー物流課のヤン・ワンス課長は「今回の観光タクシー乗車券の海外販売が、不当な料金請求などタクシーに対するネガティブなイメージを一新するきっかけになれば」とし、「今後外国人に便利なタクシーサービスを提供するために制度やサービスを着実に改善していきたい」と話した。 添付1 外国人観光タクシー利用のプロセスおよび料金体系の詳細 添付2 外国人観光タクシー乗車券の見本  添付1 外国人観光タクシー利用のプロセスおよび料金体系の詳細 ○ 利用料金(仁川空港⇔ソウル) 区分 中型 模範/大型 A区域 55,000ウォン($50) 80,000ウォン($75) B区域...   Read more
SMG 2,246
24日(金)、DDPで一緒に踊る「パムトッケビ※」募集中

24日(金)、DDPで一緒に踊る「パムトッケビ※」募集中

– 青春ランウェイ&ダンシングナイトのコンセプトでソウルパムトッケビ・ナイトマーケット@DDPの開催 – 14日(火)までソウルホームページでナイトマーケット出店フードトラックやデザイナー募集 – 汝矣島、清渓広場、DDPに続き、木洞運動場ナイトマーケットも7月オープン予定 ※トッケビ: 夜中に現れ、悪者を罰する鬼を指す韓国語   □ ソウル市は、6月24日(金)夕方に開かれる「ソウル・パムトッケビ・ナイトマーケット@DDP」に出店を希望するフードトラック、ファッションマーケットに参加するデザイナーなどを14日(火)まで募集すると発表した。 ○ ソウル市ホームページ→ニュース・お知らせ→告知→告知・公告にて参加申込書をダウンロードし、seoulbamdokkaebi@naver.comへ送信すれば参加申込が完了する。 ○ 募集人員はフードトラック30台、ファッションマーケット参加デザイナー60チーム、地域商人20チームだ。 □ 今年3月オープンした「汝矣島(ヨイド)」と5月にオープンした「清渓広場」に続き、3番目にオープンする「ソウル・パムトッケビ・ナイトマーケット@DDP」は、東大門地域の特徴を考慮しDDPで行われ、6月24日(金)から10月29日(土)まで、毎週金曜・土曜の夜7時から夜12時まで運営される。 □ ファッションやデザインのメッカの東大門で開かれる「ソウル・パムトッケビ・ナイトマーケット@DDP」のコンセプトは「青春ランウェイ&ダンシングナイト」。 □ 24日(金)の夕方、「ソウル・パムトッケビ・ナイトマーケット@DDP」は、青年シェフによるフードトラック、若手デザイナーの閃きのアイデア商品、商圏活性化プロジェクトによるオープンファッションマーケットなど、豊富な内容で構成される。 □ また、ファッショントレンドをリードする東大門の異色街ファッションショー、皆で踊って楽しむDJパーティー、ロマンチックな路上ライブなど文化プログラムも用意されており、「食べる・見る・楽しむ」を全て満たしてくれる、うってつけのイベントと言える。 □ ソウル市は、DDPナイトマーケットに地域共存ゾーンを別途構成・運営しているが、これを機に様々なショッピングモール、観光地、免税店が一堂に揃う東大門地域ならではの個性を生かし、地域経済の活性化にもつなげたい考えだ。 □ また、ソウルデザイン財団ではDDP独自で行っている映画祭、サマーフェスティバル、ファッションウィークなど各種プログラムと連携し「ソウルパムトッケビ・ナイトマーケット@DDP」に花を添える。 〈6月10~14日、「ソウルパムトッケビ・ナイトマーケット」@DDPの参加商人の募集〉 □ 参加申請者を対象とした第1次書類資格審査の後、第2次現場品評会では専門家、市民モニタリング団、市民評価団が味、デザイン、商品性などを評価する。最終的に選ばれた参加者は6月24日(金)のナイトマーケット初日から10月オープン日まで参加することになる。 □ DDPの参加募集終了後は、木洞(モクドン)運動場で開かれるソウルパムトッケビ・ナイトマーケット@木洞運動場でも引き続き参加者を募集し7月のオープンを準備しているため、さらなる盛り上がりが期待される。 □ ソウル市小商工人支援課のチョン・サンテク課長は、「ソウルの代表的なブランドナイトマーケットとして位置づけられるソウルパムトッケビ・ナイトマーケットを、汝矣島に続きDDPでも定期的に運営することになった」とし「ソウルパムトッケビ・ナイトマーケット@DDPに情熱や才能あふれる多くの人々に参加してほしい」と話した。 ※添付:汝矣島の現場写真およびソウルパムトッケビ・ナイトマーケットのポスター   □ ソウルパムトッケビ・ナイトマーケットの現場写真
SMG 2,025

ソウル市、ピークシーズンを狙ったぼったくり根絶キャンペーン・合同取り締まりを実施

– 日本のゴールデンウィーク、中国の労働節を迎え、不当な料金請求問題の予防・取り締まりを実施 – 価格表示制順守キャンペーン後、市・区・観光警察隊による合同取り締まりの実施 – 17㎡以上の店舗対象、違反常習業者に最大1千万ウォンの過料 – 今年下半期を目標に観光特区内の価格表示制の全面義務化を推進   □ ソウル市は25日(月)、日本のゴールデンウィーク(4月29日~5月5日)や中国の労働節(4月30日~5月2日)など観光のピークシーズンを迎え、「ソウル観光三無三強革新対策」のひとつである不当な料金請求問題を根絶するため、観光特区内の価格表示制順守キャンペーンおよび合同取り締まりを実施する計画だと発表した。 〈4⁄21~5⁄8、外国人観光客を狙ったぼったくり根絶のため観光特区を中心に取り締まり実施〉 □ 今回のキャンペーンと合同取り締まりは、ソウル市内にある観光特区地域6か所や外国人の訪問が多い地域(梨花女大街、弘大歩きたい街)内、大型スーパー、コンビニ、伝統市場、その他の小売店を対象とする。 〈キャンペーンおよび合同取り締まりの対象地域〉 観光特区 外国人観光客の訪問が多い地域 中区 鐘路区 龍山区 松坡区 江南区 西大門区 麻浦区 東大門 ファッションタウン 明洞、南大門、 北倉洞、茶洞、 武橋洞 鐘路、清渓 梨泰院市場 蚕室特区 江南マイス 梨花女大街 弘大歩きたい街   □ 価格表示制順守キャンペーン(4月21日~29日)は、消費者団体(消費者市民の会、消費者教育中央会、韓国消費者パワーセンター)やソウル市、各自治区が共に行う。そして海外から観光客の訪問が増加する30日からは、観光警察隊と市・自治区合同取り締まり班を構成し、価格表示義務に関する違反を集中的に取り締まる計画だ。 〈17㎡以上の規模の店舗を対象に取り締まり、違反常習業者に最大1千万ウォンの過料〉 □ ソウル市は、▲販売価格および単位価格の非表示・虚偽表示などを集中的に啓発・取り締まりを実施する計画で、価格表示制の違反業者に対しては、1回目の摘発で是正勧告措置を取り、2回目の摘発からは30万ウォンから最大1千万ウォンの過料を徴収する。 □ 販売価格は個別商品に表示すること(例:販売価格◯◯◯ウォン又は₩◯◯◯)を原則としている。ただし、業態や商品種類、店内のディスプレイなどにより個別表示が困難な場合は、総合的に提示する(例:品目◯◯◯、販売価格◯◯◯ウォン)など、消費者にとって最も分かりやすい方法で販売価格を表示しなければならない。 □ 価格の表示に一部漏れがあったり表示ミスがあるなど軽微な事項については、現場で直接是正措置を取る。また、価格表示制のスムーズな定着・拡大に向け、パンプレットを配るなど積極的な広報活動も併せて実施する。 〈今年下半期を目標に観光特区内の価格表示制の義務化を推進〉 □ ソウル市は外国人観光客を狙った不当な料金請求問題の根絶を目指し、現在17㎡以上の規模の店舗に限って実施されていた価格表示制を、今年下半期中に観光特区内のすべての店舗に義務付けるため、自治区、観光特区協議会、商人会などと協議を進めている。 □ ソウル民生経済課のチャン・ヨンミン課長は「価格の表示は消費者の合理的な購入に必要な最小限のセーフティネットであり、とりわけ外国人観光客が多く訪れる観光特区地域で価格表示制を定着させることは必須だと言える。ソウル市は今後とも消費者団体や商人たちと力を合わせて年中キャンペーンを実施し、ピークシーズンなどには合同取り締まりを強化していく計画だ」と話した。 ※添付1.「ピークシーズンに備えた価格表示制の指導・点検概要」 □ 関連根拠および対象 ○ 根拠...   Read more
SMG 2,550
ソウルシティツアーバス、江南・江北間乗り換え運行開始

ソウルシティツアーバス、江南・江北間乗り換え運行開始

– 4月1日から江北パノラマ路線と江南循環路線が乗り換え接続可能に – 最大75%割引のチケット一枚で江南駅、セビッ島乗り換え – 江南駅で外国人、多文化家庭など体験団180人による試乗式開始   □ それぞれ別々に運行されていたソウルシティツアーバスの江北(カンブク)路線と江南(カンナム)路線が、乗り換えが可能となることでひとつにつながる。4月1日から運行開始予定のこの路線は、最大75%の割引が適用される乗車券1枚で、江南駅とセビッ島で乗り換え、江北パノラマ路線と江南循環路線の両方を利用できるようになる。 □ パノラマ路線は、光化門(クァンファムン)から出発し、南山(ナムサン)~セビッ島~63ビル~弘大(ホンデ)を経由して再び光化門に戻るコースで、4月1日からは江南駅と鷺梁津(ノリャンジン)水産市場が経由地に追加される。 □ 江南区内でのみ運行されていた江南循環路線も、近くの瑞草(ソチョ)区までコースを延長し、セビッ島、高速ターミナル、ソレマウル、法院・教大駅などの観光名所が経由地に追加された。 □ これによって、江北からパノラマ路線に乗って出発した観光客は、江南駅とセビッ島で江南循環路線に乗り換え、カロスキル、韓流スターロード、コエックスモール、高速ターミナル、ソレマウルなど江南と瑞草地区のホットスポットをすべて巡れるようになった。 ○ 江南循環路線は、路線は延長されたものの、トロリーバスを1台増車し、合わせて3台で運行するため、従来通りの間隔で運行される。 □ さらに、江南と江北路線が乗り換えによりつながったことを記念し、6月末まで両路線の乗り換えチケットを最大75%割引販売する。大人一人がパノラマ路線(15,000ウォン)と江南循環路線(12,000ウォン)の乗車券をそれぞれ買うと27,000ウォン払うことになるが、1枚の乗り換えチケットを購入すれば18,000ウォンで済む。 ※ パノラマ路線(15,000ウォン)+江南循環路線(3,000ウォン、75%割引) ※ 江南循環路線(12,000ウォン)+パノラマ路線(6,000ウォン、60%割引) ○ 江南循環路線のみを利用する場合も、7,000ウォン割引され5,000ウォンでチケット購入が可能。 □ また、当日11時30分、江南駅の11出口では、オンラインから募集された外国人、多文化家庭、一般市民など180人による試乗式が開始される予定。 □ ソウル市観光事業課のキム・ジェヨン課長は「今回の江南・江北路線の乗り換え接続は、先月発表した『ソウルシティツアーバス運営改善計画』に基づいて実行される初の事業であり、今後も江南・江北連携新規路線の運営、サービス水準の向上など同計画を着実に推進し、これを通じてシティツアーバスがソウルの代表的な観光交通手段として個人観光客に愛用されるよう取り組んでいきたい」と話した。 □ 江北パノラマ路線および江南循環路線の概要 路線名 延長(所要時間) 運行時間 配車間隔 運行車両 主要コース パノラマ 40.5km(110分) 09:30~18:40 40 2階バス(2),トロリー(2) クァンファムン(出発地)~ミョンドン(明洞)~アニメセンター~ナムサン(南山)ケーブルカー前~ヒルトンホテル~ナムサン(南山)図書館~ハイアットホテル~カンナム駅~セビッソム~ノリャンジン水産市場~63ビル~ヨイナル駅~ホンイック大学前~空港鉄道(ホンデ駅)~イファ女子大学入口~農業博物館~ソウル歴史博物館~セジョン(世宗)文化会館~クァンファムン(光化門)(終着地) カンナム(江南)循環 22.8km(90分) 10:00~19:00 40 トロリー(3) カンナム駅(出発地)~ヨンドン市場~シンサ駅~カロスギル(北)~観光情報センター~ロデオ通り~チョンダムドン十字路~ポンウンサ(奉恩寺)~コエックス~サムソン駅~セブンラックカジノ~韓流スター通り~観光情報センター~カロスギル(北)~セビッソム~高速ターミナル~ソレマウル~法院・キョデ駅-サムスンタウン-カンナム駅(終点)   □ 江北・江南路線の乗り換え路線図 – カンボク・パノラマコース –...   Read more
SMG 2,698

ソウル観光「三無三強革新」で、ぼったくりや低品質の旅行商品撲滅へ

– ソウル市「ソウル観光三無三強革新対策」発表…24日(木)、官民協力のTFを発足 – 観光客を狙った不当な料金請求、低品質の旅行商品など慢性的な問題を解消、個人観光客のニーズを満たす – 観光特区6か所の全店舗に価格表示制を拡大、タクシーのぼったくり問題の根絶に向けた「スリーアウト」制度を導入 – 不当な料金請求の被害補償制度の実施地域拡大、補償金額を1人あたり30万→50万ウォンに引き上げ – 個人観光客向けのモバイル観光市場・ソウル観光パスを今年下半期に導入、飲食店に外国語メニューを普及   □ ソウル市が観光業界と共にソウル観光の3不(不便、不満、不信)の根絶に向け、本格的に取り組んでいく考えを示した。 □ ソウル市はまず、明洞(ミョンドン)、梨泰院(イテウォン)など観光特区6か所内の17㎡以上規模の小売店舗のみに義務付けられてきた価格表示制を、今年下半期に特区内の全店舗に拡大・適用することを目標に掲げ、関連機関(自治区、観光特区協議会、商人会など)との協議に本腰を入れる。 ○ 小売店舗(17㎡以上)を対象とした価格表示制の義務化とタクシーの不当運賃請求の解決に向け、市・自治区・観光警察隊などによる合同点検を強化し、2月からはタクシーの不当な料金請求に対し、「スリーアウト制度」を導入し、2年以内に不当な料金請求で3回摘発されたタクシーは資格を取り消されることになる。 □ 買い物や飲食店、宿泊を利用する際、不当な料金請求の被害にあった外国人観光客にソウル市観光協会と観光特区協議会が補償金を支給する「不当な料金請求の被害補償制度」は、観光特区から弘大(ホンデ)、新村(シンチョン)など主要観光地へと実施地域を拡大し、補償金額も1人あたり30万ウォンから50万ウォンに引き上げる。 □ 今後ソウルは、個人観光客にとってより旅行しやすい都市になる。様々な旅行商品が直接取引される「モバイル観光市場(仮称)」を9月中にオープンし、1日券、2日券のような、一定期間公共交通機関の利用や観光地の割引などの特典を受けられる「ソウル観光パス」を下半期に導入する予定だ。 ○ 「モバイル観光市場」は、例えば「鷺梁津(ノリャンジン)で生まれ育った地元住人が紹介する水産市場ツアー」や「メイクアップツアー with ビューティーブロガー」のような、一人会社が企画する個性あふれる旅行商品が直接取引される。 □ ソウル市は3月24日、このような内容が盛り込まれた「ソウル観光三無三強革新対策」を発表し、外国人観光客を狙った不当な料金請求、低品質の団体観光商品など慢性的な問題を解決し、最近増加傾向にある個人観光客のニーズに応えたいとの意向を明らかにした。 □ 三無三強は、①不当な料金請求、②低品質の観光商品、③個人観光客が感じる不便さを無くし(三無)、④歓待と配慮、⑤丁寧な観光案内、⑥ソウルでしかできない特別な体験の強化(三強)を意味する。 □ 今回の対策は、外国人観光客のブログや海外ウェブサイトに掲載された旅行記、観光案内電話や観光案内所に寄せられた外国人観光客の苦情などを最大限収集する一方で、旅行会社・飲食店・宿泊施設・通訳などの業界、韓国観光公社などの関係機関、教授・記者などの専門家18人を対象に行った深層インタビュー(FGI)を分析し、浮き彫りになった問題を総合的に診断し策定したものだ。 □ 同市は、観光客1千万人を突破し、3年連続世界観光10大都市(マスターカード発表)に選ばれるなど、これまでのソウル観光は量的成長に集中してきたが、今年をソウル観光革新の元年とし、ソウル観光業界に蔓延る問題を抜本的に解決し、質的成長に向け取り組んでいくと説明した。 □ このような観光革新を成功させるためには、観光客と直に接しサービスを提供する観光業界の協力が何よりも重要であるだけに、24日、ソウル市や観光業界などが共に参加する「ソウル観光革新TF(タスクフォース)」を発足し、ソウル観光革新対策を共同推進することにした。   ソウル観光の三無三強革新における課題と実行策 □ 今回の革新対策における主要課題は、 第一に、買い物、宿泊、飲食店などまだ至るところに残存している不当な料金請求の問題を完全に無くすべく、価格表示制度を観光特区6か所の全店舗を対象に拡大し定着を図る。 ○ タクシーの場合、外国人観光タクシーのみに適用されてきた区間定額料金制度(仁川国際空港~ソウル)を拡大する方策に関し、2016年研究機関に依頼し妥当性を検討する計画だ。 □ また、不当な料金請求による被害については、これまで1人あたり30万ウォンだった補償額を今年4月からは50万ウォンに引き上げることで、ぼったくりの根絶に乗り出し、現在は明洞1か所のみに設置されている不当な料金請求による被害の届け先を、空港出国場とソウル駅に新設する予定だ。 ○ ほかにもピークシーズン(5月・10月)には、市、自治区、観光警察が合同で取り締まりに乗り出すとともに、ミステリーショッパー(mystery shopper)方式の抜き打ち点検を実施するなど、ぼったくりの取り締まりを強化する計画だ。 ○ さらに、主要観光名所内の秩序を維持するため、名誉観光保安官を拡大・運営(2015年150人→2016年200人)し、江北(カンブク)地域の都心に集中している観光警察を江南(カンナム)地域などソウル全域に拡大・配置すべく、警察庁と協議していく方針だ。 □ 第二に、買い物が中心となっている低品質の観光商品の販売や流通を減らす一方で良質な観光商品を拡大するため、優秀観光商品の開発費として旅行会社1社あたり最大3千万ウォンを支援するほか、質の高い商品の開発を率いる優秀旅行会社を選定し、最大1千万ウォンのインセンティブとPR活動を支援する。 ○ また、昨年に続き今年も国内外から800社が参加する「ソウル国際トラベルマート」を開催し、医療、ウェディング、韓流など高付加価値の観光商品の拡散を誘導する。 ○ ほかにも、個人観光客向けの体験型観光商品の取引を行う「モバイル観光市場」を構築し、体験型観光商品を発掘しPRと販売を支援することで、行き過ぎた競争によって歪んだ観光市場構造の是正を図る考えだ。...   Read more
SMG 3,539

ソウル市、大学密集地域「新弘合」に青年起業インフラ

– モーテルを改築した「創業モーテル(仮称)」西大門区延世路に来年初登場 – 青年起業のコントロールタワー「ソウル創業ハブ」が2月着工、2017年麻浦区にオープン – 大学へのアクセス向上を図った「ソウル青年創業カフェ」1号店(崇実大)、2号店(新村店)テスト運営 – 朴市長、22日に新弘合地域4大学総長と雇用創出サミット開催、業務協約締結 □ ソウル市が大学と若者の密集地域である新村(シンチョン)駅~弘大(ホンデ)駅~合井(ハプジョン)駅の周辺地域、いわゆる「新弘合地域」の創業インフラをきめ細かく整備するとともに、大学との連携も強化すると発表した。青年起業により有望地域が活気を帯び、雇用創出の効果が見込まれるためだ。 □ 買い取ったモーテルを起業準備中や起業初期段階の人に提供する「創業モーテル(仮称)」が来年上半期に西大門(ソデムン)区延世(ヨンセ)路にオープンし、2017年4月には青年起業のコントロールタワー「ソウル創業ハブ」が麻浦(マポ)区にオープンする。ソウル創業ハブが完成すれば、300以上の会社が入居できる空間を追加提供し、江南(カンナム)地域に集中している民間創業支援インフラとの格差是正が見込まれる。 ○ 創業モーテル(仮称):ソウル市は、西大門区延世路にある地下1階~地上3階規模のモーテル(延べ面積348.6㎡)を買い取り、選定された民間MPを中心にリフォームし活用する計画だ。空間設計や管理運営策については専門家諮問団(官民)を構成・議論する予定で、実際の運営は民間に委託する。 ○ ソウル創業ハブ:青年起業のために必要な作業空間のニーズが増加していることを受け、大学の密集地域に空間を提供するために韓国産業人力公団の敷地を改造する計画。今年2月に着工し、現在、江南と龍山(ヨンサン)2か所で運営している青年創業センターを統括するコントロールタワーの役割を果たす予定。 □ 大学との連携を強化し大学へアクセスしやすくすることで、若者が気楽に利用しネットワークを形成できるよう、テスト運営中のオープン型「ソウル創業カフェ」も、1号店(崇実大入口駅、2015年12月オープン)に続き、2号店(約133㎡、西大門区滄川洞地下歩道に位置)も現在工事が行なわれている。 ○ ソウル創業カフェ:大学に最も近いところに作業空間を設け、予約なしで誰でも気楽に会議室や事務機器などを利用し、ネットワークを形成できるよう作られた場所。市有地に建設する方式や空間の買い取り・賃貸方式を用いる。1号店は都市鉄道公社の協力で空間が設けられ、2号店は市有地に建設中。(運営時間:平日は午前9時から夜10時まで、土曜日は午前10時から午後6時まで。) □ グーグルキャンパス、無重力地帯のような「青年創業ネットワーク空間」も麻浦区ANTビルで工事が完了し、18日(金)にオープンした。ソウル市は、青年スタートアップと有望な投資のマッチングを目的とする事業説明会「デモデー」を、市の主催で大学のキャンパス内で実施する計画も現在検討中だ。 □ ほかにも、ソウル市は優秀創業企業を集中的に育成するためにSBAを通じて今年100億ウォン(SBA20億、民間80億)規模の「青年創業ファンド」を作る計画。 □ これに関連し、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長は22日(火)、梨花女子大学で新弘合地域の大学4校(西江大・延世大・梨花女子大・弘益大)の総長に会い、「青年雇用創出および新弘合地域の活性化」に向けたサミットを開催し、協力を約束する内容の業務協約を結ぶ。 □ このサミットの狙いは、ソウル市が大学側と青年雇用問題の深刻さに対するコンセンサスを形成し、各大学からの様々な提案やアイディア、市の政策・事業を共有することで、実質的な協力策を見出すことだ。 □ 業務協約には ▲青年雇用創出および地域活性化に向けた政策の発掘 ▲需要者に合わせた教育 ▲青年起業の支援 ▲地域社会との協力関係構築などに関し協力を約束する内容が盛り込まれている。 □ この日、朴市長と4校の総長は大学と地域社会の共存・発展のモデルとして高い評価を得ている「梨花スタートアップ52番街ストア」と、グローバル企業のR&Dセンター誘致事例としては国内初の「梨花・ソルベイ研究センター」を訪問し、若者を励まし、現場の声に耳を傾ける。 ○ 梨花スタートアップ52番街:梨花女子大学の正門前の商圏衰退により発生した空き店舗を大学側が直接借り、起業を希望する学生に提供した事例で、3月11日にオープンした。大学は若者が起業家精神を学び、起業を経験できるよう、芸術·文化·技術が融合した青年起業文化通りを形成する計画。 ○ 梨花・ソルベイ研究センター:グローバル化学グループのソルベイ社が、梨花女子大学内で研究センターを運営中。韓国に進出したグローバル企業が大学内に研究センターを設立した初めての事例であり、2014年6月に開館した。ソウル市は、関連産業への一流技術の移転・交換や、国内研究人材の雇用創出の効果などを踏まえ、政府のマッチングにより新規雇用に対する現金支援を行った。 □ ソウル市は、このような優秀事例を現場で確認し拡大していく計画だ。特に、ソウルにある大学の特化技術を活用したグローバル企業のR&Dセンター誘致に向け、活動を強化する予定。 □ 朴市長は「今年から来年上半期にかけて集中的に行われる新弘合地域の企業インフラ構築事業のように、地域の特性や地域住民の意見を反映した実質的な政策を展開していく」とし、「今後も地域と大学の様々な提案を市政に積極的に取り入れ、パートナーとしての協力関係を構築していくことで、地域と大学が共に発展し、若者の良質な就業機会につなげられるよう取り組んでいく」と話した。
SMG 2,297
ソウル都心で開催、2016ソウル国際マラソン

ソウル都心で開催、2016ソウル国際マラソン

– 3月20日(日)8時から光化門広場~蚕室主競技場で開催 – 大会最高記録(2時間5分37秒)の更新に挑むランナーたちの挑戦 – マスターズランナー約2万人が42.195㎞のフルマラソンに参加 – 家族や恋人と走る10㎞コースに7千人が参加するマラソンフェスティバル – 世界108か国で大会中継、午前5時から光化門広場、鐘路など区間別交通規制   □ 20日(日)午前中に自家用車でソウル都心へ向かう予定があるなら、出かける前にソウル市内の交通規制を確認しておきたい。ソウル国際マラソン大会の開催により、午前5時から午後1時35分の間、光化門(クァンファムン)から蚕室(チャムシル)主競技場までの区間で段階的に交通規制が行われるためだ。 □ ソウル市は3月20日(日)、世界中から集まったマラソンランナーが世界記録更新に挑む、韓国唯一のゴールドラベルマラソン大会「2016ソウル国際マラソン大会」を、大韓陸上競技連盟、東亜日報社とソウル都心で共同開催すると発表した。 ○ 今大会では、国内外160人、マラソン同好会から約2万人のランナーが、光化門を出発し蚕室主競技場までを駆け抜ける。 □ 今回の大会では、2012年の大会新記録である、韓国大会初の2時間5分台(2時間5分37秒、ケニアのウィルソン・ロヤナエ・エルペ選手)を更新する2時間4分台でのゴールと、2014年9月に開かれたベルリンマラソン大会の2時間2分57秒(現世界記録、ケニアのデニス・キメット選手)の記録更新も期待されている。 ○ 2時間3分台の記録をもつパトリック・マカウ選手(2時間3分38秒、11年ベルリンマラソン)と前大会の優勝者であるウィルソン・ロヤナエ・エルペ選手(2時間5分37秒)など、2時間3~6分台の記録をもつ選手が今大会に7人も参加する。 □ 国内マラソンの新記録と国内女子マラソンの韓国新記録への挑戦と共に、この日、計2万8千人あまりのマスターズランナーも、国内唯一のゴールドラベル大会であるソウル国際マラソン大会に参加し、42.195㎞のフルコースと10㎞コースを走る。 ○ マスターズランナー:計27,791人(韓国のほか52か国) – 韓国国内のマスターズランナー:男子21,424人、女子4,384人 ※ 外国人の参加状況:2,019人(男子1,376人、女子643人) □ 午前10時半にトゥクソム漢江公園からスタートする「ソウルチャレンジ10㎞」には、7,000人あまりのマラソンマニアが参加する予定で、元々若者の参加率が非常に高いこのコースは、フルコースへのチャレンジにつながる架け橋となり、マラソン界に活気を呼び戻すことが期待される。 □ この日12時半からは、蚕室総合運動場広場の舞台で参加者の完走を祝う人気歌手(ラブリーズ、ソン・スンヨン)の公演も開かれる。 □ 同大会はChannel-A放送を通じて、7時50分から10時40分まで韓国で生中継され、日本、ヨーロッパ、アメリカ大陸、アフリカ、オーストラリア、ロシア、中国など世界108か国でも中継される。 □ 大会開催の20日(日)には、午前5時から午後1時35分までの間、マラソンの主要区間で段階的に交通規制が行われる。 ○ 具体的な交通規制時間や迂回区間などの詳細は120タサンコールセンター(市外局番を除いて120番)、ソウル市庁ホームページ(http://www.seoul.go.kr)で確認できる。 □ ソウル市は、無事かつ安全な大会運営に向け、ソウル地方警察庁、消防災難本部、民間医療奉仕団、緊急医療機関と連携した救急救助体制を整える方針だ。   2016ソウル国際マラソン大会開催 □ 大会概要 ○ 日時:2016年3月20日(午前8時) ○ コース:光化門広場 → 蚕室主競技場(42.195㎞)     トゥクソム漢江公演 → 蚕室主競技場(10㎞) ※...   Read more
SMG 2,753
「Hello~プロ野球!これからはドームで」 高尺スカイドーム、シーズン開幕を迎え大々的に施設改善

「Hello~プロ野球!これからはドームで」 高尺スカイドーム、シーズン開幕を迎え大々的に施設改善

– 15日のプロ野球初のオープン戦に合わせ、観覧席の通路設置など高尺スカイドームの改善作業を完了 – ダッグアウトの天井設置やブルペンなど選手団関連施設の改善、内野ネットの交替も – 球団の「ネクセン」や野球界、野球ファンの意見を尊重し、愛されるドーム球場づくりに努力   □ 韓国初のドーム球場「高尺(コチョク)スカイドームが本格的な野球シーズンの開幕を控え、施設が大幅に改善された姿で野球ファンを迎える。 □ ソウル市とソウル施設公団(www.sisul.or.kr)は、15日に開かれるネクセン・ヒーローズ対SKワイバーンズの「2016年度高尺スカイドームプロ野球オープン戦」に合わせ、選手と野球ファンのために進められた球場施設の改善作業を完了した。 □ ソウル施設公団は昨年9月、「2015高尺スカイドーム・メディアデー」、「プレミア12評価戦」などを通じて、施設の改善が必要だと指摘された事項を入念に収集した。 □ まず、ソウル市とソウル施設公団は、野球ファンに心地よく観覧してもらうため、観覧席の大々的な改善作業に取り掛かった。31席もつながっていて移動が不便だと指摘されていた内野側の座席問題は、座席の間に通路を設置することで改善された。 □ 急こう配が指摘された4階の観覧席は、観客の利便性を考慮し、階段端の欄干の高さを既存の1.2メートルから1.5メートルに高め、左右には高さ90センチの欄干を設置した。また、観覧客の安全を守るため、階段には蛍光表示と危険案内の表示板も設置した。内野席の観客の視界を遮ると指摘されていた縦格子の欄干も横方式のワイヤーに換えている。 □ 選手団関連施設も改善された。まず選手の安全が懸念されていたダッグアウトに保護用天井を設置したほか、地下のブルペンについては階段床にゴム板を敷き、ハンドレールと照明施設を強化した。また、ダッグアウトからブルペンの状況をチェックできるカメラやモニター、インターフォンなども設置した。 □ 試合関連施設もまた改善された。既存の3.5メートルの内野ネットを、観客の安全を考慮し、8メートルのネットへと交換した。 □ プロ野球シーズンの開幕に合わせ、交通施設の改善作業も行われている。高尺スカイドームにつながる地下鉄1号線の九一(クイル)駅西口の工事が、今月末に完了する予定だ。九一駅の西口ができれば、九一駅と高尺スカイドームは直接つながることになる。 □ また、高尺スカイドームは「車の無い」野球場を目指している。駐車場が狭いため、プロ野球の試合があるときは一般駐車が利用不可となる。やむを得ず車で訪れる市民には、球場近くの民営駐車場を利用することをお勧めしたい。高尺スカイドーム近くでは、高尺産業用品総合商店、九老(クロ)機械工具商店、中央流通商店、ロッテマートなどの民営駐車場が運営されている。 □ ソウル施設公団のパク・クァンソン文化体育本部長は「昨年9月、初めて高尺スカイドームを公開してから、プロ野球シーズンの開幕に合わせ、より良い球場づくりに励んできた」とし「今後もネクセン・ヒーローズや野球界、そして野球ファンの意見を尊重し、高尺スカイドームが野球ファンに愛されるドーム球場として位置づけられるよう最善を尽くしたい」と話した。 □ 高尺スカイドームは、延べ面積83,476平方メートル、地下1階~地上4階規模の韓国初のドーム球場で、2016年からネクセン・ヒーローズの本拠地として使われる。   高尺スカイドーム関連写真 □ 施設の改善 1)観覧席:通路の設置 2)ダックアウト:天井の設置 □ 球場の全景
SMG 3,473

ソウル市、今年1千億ウォン投入し高齢者向け雇用創出

– 65歳以上の高齢者50,113人に雇用や社会活動の機会を提供 – 公益活動型、市場型、人材派遣型の3分野で、昨年44,405人から12.8%増加 – アパート宅配事業のソウル全域拡大など、民間資源と連携した様々な事業を発掘   □ ソウル市が今年1年間、総額1,018億ウォン(国費、市費、自治区費含む)の予算を投じ、50,113人の高齢者に雇用機会を提供することを明らかにした。 ○ 費用マッチングの割合は、ソウル市が35%、国が30%、区が35%(ソウル型は国30%:市70%)となる。 □ ソウル市は、高齢者の元気あふれる老後生活を支援するために ▲公益活動型、▲市場型、▲人材派遣型 など3つの分野で高齢者雇用促進事業を推進し、昨年の44,405人より5,708人(12.8%)多い50,113人の高齢者に機会を提供すると発表した。 □ 特に、今年は高齢者の追加収入を創出できる市場型と人材派遣型での雇用の数が、2015年3,850人から2016年10,762人へと約2.8倍の大幅な増加ぶりを見せたのが特徴と言える。 □ まず、高齢者39,351人が参加する公益活動型は、老老ケア(高齢者ケア事業)、脆弱層への支援、公共施設管理、経験伝授ボランティア活動など地域社会の公益増進に役立つ活動に参加し、参加した高齢者は月20万ウォンの手当てがもらえる。 □ 市場型(8,369人)は、地域社会の環境改善、小学校給食スタッフなどの専門サービス型事業と、シニア宅配、カフェ、ショッピングバックの製作など製造販売型事業、そして共同作業場があり、収益が発生する事業に参加する場合、そこで発生した追加収入を高齢者に共同配分する。 □ 人材派遣型(2,393人)は、需要のある事業先の要請を受けて参加者を派遣し、需要先から人件費を支給する。 □ ソウル市は、生計目的の雇用への参加意欲の高いソウル市の高齢者の勤労特性を反映し、追加収入の発生可能性のある市場型と人材派遣型事業が、昨年2,561人から8,369人へと、1,289人から2,393人へとそれぞれ大幅に増加したと説明した。 ※ソウル65歳以上の高齢者を対象に働く理由を聞いた結果、「生計を立てるため」が69.5%と大多数を占めた。(2015ソウル研究院) □ このように市は、ソウルに適した市場型ニッチ雇用モデルの開発のために、CJ大韓通運、SH公社、韓国老人人材開発院、シニアクラブなどと協力し、アパート宅配事業のソウル全域の拡大を推進する。 □ さらに、地域自活センター、(社会的)共同組合など雇用関連事業を推進した経験があり、関連インフラが整った新規機関を積極的に発掘し、高齢者雇用の専担機関であるシニアクラブを現在の7か所から毎年2か所ずつ増やしていく予定だ。 □ そして、高齢者による生産品の認知度を高めるため、優秀事業団を発掘し、PRやマーケティングなど販路開拓を支援し、共同作業型、製造販売型など事業空間を支援するために民間資源との連携を積極的に推進する計画。 □ ソウル市は今年オープン予定の50+キャンパスと協力し50+世代(50~64歳)が、高齢者雇用促進事業を実行する新たな主体になれるよう、「高齢者雇用コーディネーター」を養成し、高齢者雇用を促進する機関などに配置し、高齢者の雇用創出を支 援する方針だ。 □ また、ソウル市は自治区別に地域条件に合う雇用事業インフラを拡充するため、17億ウォンを投入し、19の住民参加事業(町修理工房の設置・運営、童話口演の資格課程教育など)を推進する。 □ ソウル市福祉本部のナム・ウォンジュン本部長は「平均寿命が延び、高齢者向けの働き口や社会的活動機会の拡大は『最高の福祉』になると思う」とし、「これからも高齢者が、健康で活気あふれる老後を送れるよう、ソウルの環境に適した特色ある、様々な雇用機会を積極的に開発・支援していきたい」と話した。   添付1 タイプ(事業量) 事業内容 支援内容 公益活動型(39,351) ‐地域社会の公益増進に向けた活動に参加時、手当支給▶ 老老ケア、公共施設ボランティア、脆弱層支援、経験伝授活動(教育型) ◆勤務時間:月30~35時間 ◆活動費:月20万ウォン⁄人 ◆付帯経費:年14万ウォン⁄人 市場型(8,369) ‐共同作業、製造販売などで収益が発生する事業団に参加時、補助金で人件費の一部を支援し、追加収入を高齢者に共同配分▶ 共同作業型、製造販売型、専門サービス型 ◆勤務時間:自律運営 ◆人件費:助成金+収益金...   Read more
SMG 2,259
道路で途切れた漢陽都城、「痕跡」で繋ぐ

道路で途切れた漢陽都城、「痕跡」で繋ぐ

– ソウル市、興仁之門・光熙門周辺道路上の城跡表示工事を完了 – 2か所、延べ105Mの区間…人工的につなげるのではなく、石材で漢陽都城の形を形状化したもの – 3月1日から3か月間、該当区間を通る19路線のバスで案内放送を実施   □ 「まもなく漢陽(ハニャン)都城を通過いたします。道路上の都城の跡地には城跡が表示されておりますので、どうぞご覧ください」 □ 3月1日から興仁之門(東大門)と光熙門(クァンヒムン)の周辺を通る19の路線のバスでこのようなアナウンスが流れる。案内放送を聞きながら外を覗くと、アスファルトの真ん中にまるで城壁が地面に横たわっているような石床が城門とつながっているのが目に入る。地面にくっきりと刻まれている「漢陽都城」という4文字から、ここが朝鮮王朝時代の城跡であることが見て取れる。 □ ソウル市は1900年代の近代化の課程で道路整備が進むなか、途切れてしまった興仁之門と光熙門周辺の道路上に、朝鮮時代、漢陽都城の城郭のあった場所を表示する「城跡表示モデル事業」工事が完了したと発表した。工事区間の総延長は105Mに上る。 □ 「城跡表示事業」は、道路や施設の建設により途切れた漢陽都城の元の姿を取り戻すため、「漢陽都城断絶区間の連結性回復事業」の一環として、すぐ復元できない区間を単に物理的に繋げるのではなく、城跡の表示、方向表示板の設置などを通じて認知度と連結性を同時に高める事業である。連結区間は、▲興仁之門隣接道路63Mの区間 ▲光熙門隣接道路42Mの区間など2か所で、総延長は105M。 □ ソウル市は、今回のモデル事業地域の亀裂、陥没、毀損などを持続的にモニタリングしながら、他の断絶区間にも拡大して設置する計画。さらに、年内に断絶区間を含め漢陽都城全区間の道路、支柱、電柱などに方向表示板を設置し、市民が気楽に漢陽都城を見て回れるようにする予定。 □ ソウル市漢陽都城都監課のシム・マルスク課長は、「近代化によって途切れた漢陽都城の痕跡を繋げることで、文化財がもつ真の意味を生かしつつ、断絶された漢陽都城の連結性を回復させるきっけにしたい」とし、「ソウル市民はもちろん、韓国国民が守るべき大切な遺産である漢陽都城の持続可能な保存管理策を設けるために最善を尽くす考え」と話した。 東大門(興仁之門)道路の痕跡表示 光熙門道路の痕跡表示
SMG 1,636