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仁寺洞路のマンホール、趣と歴史の香りを放つ

仁寺洞路のマンホール、趣と歴史の香りを放つ

– ソウル市の「歩きやすい幸せな街づくりシーズン2」開始、歩道のマンホールのデザイン化 – 鐘路区仁寺洞路を「マンホールデザインのモデルとなる街」に選定、デザイン市民公募の結果発表 – 優秀作品に「メドゥプ模様マンホール」を選定、8月中に仁寺洞路の57か所に設置予定   □ ソウル市のマンホールは「臭う施設物」というイメージを一新し、マンホール本来の機能を維持しながらも、地域の「趣と特色」を感じさせる親しみやすい形に生まれ変わる。同市は仁寺洞路(インサドンギル)を「マンホールデザインのモデルとなる街」に選定、今年6月1日から14日まで行われたマンホールデザイン公募の結果、「メドゥプ模様のマンホール」を最優秀作品に選んだと3日(月)に発表した。メドゥプは「結び目」という意味で、韓国の伝統的な飾り結びの工芸のことを表す。 □ これは、ソウル市が4月発表した「歩きやすい幸せな街づくりシーズン2」の一環として、市内歩道に歴史・文化・地域情報などがデザインされたマンホールを段階的に増やしていくもの。伝統と文化が息づく仁寺洞路をテーマにマンホールデザイン市民公募を行った結果、「手のひらのソウル(mediahub.seoul.go.kr)」に85人の市民から105の作品が寄せられた。その中からデザイン専門家で構成された審査委員会の審査を経て、4つの入選作品が決まった。 □ 最優秀作品として選ばれた「メドゥプ模様のマンホール」は、設置場所に合わせて再構成し、8月中に仁寺洞路の57か所に政策・設置される予定。   ≪ マンホールデザイン公募展最優秀作品 ≫ 雨水マンホール 上水道マンホール 消火栓マンホール   作品名 作品説明 仁寺洞、メドゥプで結ばれる 過去、寬仁妨(クァニンバン)と大寺洞(テサドン)という二つの町が合併して仁寺洞(インサドン)になり、現在は世界と韓国を結ぶ場所となっていることから「連(繋がる)と結(結ばれる)」という仁寺洞の特徴を伝統工芸であるメドゥプで表現した   □ また、ソウル市マンホールデザインへの市民の関心を高めるため、ソウル市都市安全本部ホームページ(http://safe.seoul.go.kr/safety)にマンホールページを開設した。マンホールに関する資料を載せる一方、興味のある人ならだれでもマンホール関連の最新情報などを共有することができる場を設けた。ソウル市歩道環境改善課のパク・ムンヒ課長は「今回の仁寺洞路のマンホールデザイン改善事業を通じて、今後小さくて重要ではないような施設物でも各地域社会の歴史的かつ文化的特色を表す文化的空間に生まれ変わることを期待している」とし「今後も地域的に歴史・文化など趣のある街づくりのために、デザイン市民公募などを通じてマンホールデザイン改善事業を持続的に拡大していきたい」と語った。 ※ 添付:仁寺洞路事業区間の現状および整備計画   ≪ 仁寺洞路事業区間の現状および整備計画 ≫ ◇ 区間:仁寺洞路(安国洞十字路~鐘路2街十字路) ◇ 規模:幅10m、延長550m 位置図 現状写真   ◇ デザイン改善の前後写真 上水道マンホール 下水道(雨水)マンホール
SMG 2,420
ソウル市世宗路に太陽光発電のバス停·ベンチ設置

ソウル市世宗路に太陽光発電のバス停·ベンチ設置

‒ 都心のミニ太陽光発電所第1号、スマホ·タブレット端末の無料チャージ ‒ バス停とアートベンチの屋根に太陽光電池モジュールを設置、電力生産·運営に利用 ‒ 漢江、近隣公園、地下鉄の駅周辺の売店など、市民の生活エリアでの新再生エネルギー発電の拡大   ソウルのシンボルの一つである世宗(セジョン)路(世宗文化会館前)に、太陽光エネルギーを利用し、スマホやタブレット端末をすぐにチャージすることができるバス停とアートベンチが登場した。バス停のモニタリングシステムやバスの到着時刻を知らせるバス情報案内端末にも太陽光発電による電力が使われる。 ソウル市は、こうした都心のミニ太陽光発電所第1号を7月から2ヵ所で運営するとし、急に充電する必要がある場合、充電できる場所を探し回ることなく無料で利用できるようになると発表した。市民の生活を便利にするために作られたこの2施設の太陽光発電の秘密は屋根にある。 環境にやさしいガラス建築材と一体化した太陽光電池モジュールの「BIPV」を使用したことがその秘密。そこに有線·無線の充電システムを搭載したことで充電が可能になった。 ※ BIPV(Building Integrated Photovoltaic):建築材と一体化した太陽光電池モジュール   太陽光バス停 太陽光アートベンチ 有線·無線の太陽光充電器 太陽光バス情報案内端末   公共機関が建築材と一体化した太陽光電池モジュールを活用し、充電システムまで備えた発電所を都心に設置したのは今回が初めてで、「太陽の都市ソウル」に向けた市民密着型太陽光発電施設の普及策の一環としてソウル市が推進した。設置された太陽光電池モジュールの容量はそれぞれ752W級で、発電量は1時間で60台の携帯電話(携帯電話1台当たり12.5W基準)を充電できる規模だ。太陽光発電により月72kWh 規模の電力が生産される。何より、太陽光バス停とアートベンチを活用すれば、タブレット端末を利用し簡単な業務をこなすこともできるため、都心のスマートスペースとして新しい文化が定着することが期待される。   携帯を利用した映画鑑賞 タブレット端末を利用した業務処理   ソウル市は今回の都心ミニ太陽光発電所第1号を手始めに、漢江、近隣公園、地下鉄の駅周辺にある売店など市民の生活エリアを最大限活用し、太陽光など新再生エネルギーのシンボルを引き続き増やしていく方針だ。   二村(イチョン)駅漢江公園のハイブリッド保安灯 トゥクソム漢江公園のソーラーゾーン 太陽光道路防音壁 ゼロエネルギー体験団地   市庁(シチョン)駅、鐘閣(チョンガク)駅、東大門(トンデムン)駅など、流動人口が多い地下鉄の駅周辺にある売店10ヵ所の屋根にも250W級の太陽光電池を設置し、環境にやさしい電力の使用を拡大していく。   地下鉄の駅周辺にある売店のミニ太陽光発電所   また、太陽光などの新再生エネルギーの裾野を拡大するため、25の自治区別特化事業も活性化し、各地域の環境にマッチしたデザインで最先端の新再生エネルギー体験空間を年末までに完成する予定。   恩平(ウンピョン)区のエコテーマパーク 城東(ソンドン)区の太陽光休憩所 江東(カンドン)区のヘッサルトンネル   ソウル市グリーンエネルギー課のクォン·ミン課長は、「この世宗大路のバス停のベンチに設置されるミニ太陽光発電所は、都心の中でも太陽光など新再生エネルギーの生産を肌で感じてもらいたいという取組の一貫だ」としながら、「市民の生活エリアを最大限活用した太陽光発電所の拡大により、低エネルギー消費社会に向けた市民のコンセンサスを形成し、エネルギー生産への市民参加を促したい」と語った。
SMG 2,986

ソウル市、MERSで危機に瀕した観光市場の復活に向け総力

‒ 「ソウル観光活性化対策」9日(木)発表…10月初めまでの通常回復を目標に力量を集中 ‒ 中核メッセージ「ソウル観光、まさに今だ!」海外の主要広報媒体に集中発信 ‒ 集中広報マーケティング…市長が直接訪れるリレーロードショー、『私たち結婚しました』中国版のロケ支援 ‒ 歓待シーズン運営…1+1コリアグランドセール、ソウルバザーフェスティバル、韓流スターメガコンサート ‒ 観光業界の活力回復支援…ソウルトラベルマート、最大2千万ウォンの集客インセンティブ     ソウル市が、 中東呼吸器症候群(MERS)で半減したソウル観光市場を、中国の国慶節(10月1日~7日)にあたる10月初めまでに通常回復させるという目標を掲げ、観光市場の復活に総力を挙げる。昨年10月、韓国観光公社が発表した統計によると、中国国慶節の連休期間(10月1日~7日)だけで16万4千人が訪韓(2013年同期比38%増)しており、ソウル市は少なくとも今年の国慶節のチャンスは逃すまいと戦略を打ち出した。このために市長自ら積極的に行動に乗り出すほか、市が使えるあらゆる広報媒体、行事、インセンティブなどを総動員し、大々的な広報マーケティングの展開はもちろんのこと、韓流スターや韓流コンテンツを積極的に活用するといった全面的な観光客誘致に乗り出す。 戦略全体を貫く中核メッセージは、「ソウル観光、まさに今だ!(就是现在,来首尔吧!)」。そこには、一つ買うともう一つもらえる「1+1プログラム」の特典など、MERSで一時的に足が遠のいているこの時期が、むしろソウルでお得な観光ができるチャンスであるという意味が込められている。まさにピンチをチャンスに変えるという戦略。まず、ソウル観光対策本部長を自任した朴元淳(パク・ウォンスン)市長が、中国、東南アジア諸国を直接訪れる。8月初め、光州、上海、北京など中国主要都市の訪問を手始めに、ソウル観光市場が以前の水準に回復するまで、何度でも足を運び観光セールス活動を展開する計画。現地の代表的な旅行会社も直接訪問し、人々が集まるショッピングモールや街中などで直接アピールを行う。 さらにソウル市は、現地メディア、オンライン媒体、韓流コンテンツなどにあらゆる広報マーケティング力を結集させる。まず、中国の芸能番組のソウルロケを支援する。現地で同時間帯の視聴率一位を獲得している 『私たち結婚しました』中国版は、現在最終協議段階に入っており、他の番組ついても同じく実施する予定。また、中国国内TV、衛星放送、機内ビデオサービスを通じて、「ソウル観光、まさに今だ!(就是现在,来首尔吧!)」のメッセージを集中的に発信する。国内はもちろん、中国や東南アジアで人気を集めている芸能番組『ランニングマン』を明洞(ミョンドン)などのソウルの主要観光地で撮影し、中国や東南アジアで再び広報を行う方策も進めている。 民間参加型プログラムも実施する。具体的には韓国2大航空会社が中国旅行会社の社長団約400人を招待し、朴市長が観光のホットスポットを直接ガイドするというもの。14日は大韓航空の招待客と南山(ナムサン)の八角亭(パルガクジョン)を通る漢陽(ハニャン)都城の城郭路を歩き、16日はアシアナ航空の招待客と共に明洞を歩く。 ソウルを再び訪れた観光客が満足を超えて感動することもできるようなショッピングや文化イベントも連日開催される予定。サマーセール(7月)、コリアグランドセール(8月28日~10月31日、韓国訪問委員会共同協力)、ソウルバザーフェスティバル(8月)などのイベントのほかにも、韓流スターメガコンサートをソウル広場で開催(10月)し、全世界にオンライン生中継も行う。 9月中にソウル観光商品を海外アウトバウンド会社に広報・販売する「ソウルトラベルマート」を開催し、集客規模に応じて、一時的に最大2千万ウォンのインセンティブを支給するなど、低迷している観光業界が主体的に危機を乗り越えられるよう、観光業界の活力創出に向けて集中的に支援を行う。 ソウル市は、このような内容を盛り込んだ ▲MERSによるマイナスイメージの改善に向けた大々的な広報マーケティング ▲ソウル観光歓待シーズンの運営 ▲観光業界の活力復活を3つの柱とした「ソウル観光活性化対策」を発表し、政府、観光業界、市民と共にMERSで足が遠のいた外国人観光客を呼び戻し、観光業界の復活を図るために総力を挙げると、9日(木)発表した。 集中広報マーケティング…市長が直接足を運ぶリレーロードショー、『私たち結婚しました』中国版のロケ支援など ソウル市は、今後編成予定の追加補正予算案を広報マーケティングに集中的に投入し、ソウルに対するネガティブなイメージの早期改善に向けて積極的に取り組む方針だ。朴市長の中国・東南アジアリレーロードショーについては、現地で人気を集めている韓流スターも同行し、ソウルの紹介やファンミーティングの開催などの方策も協議されている。 歓待シーズンの運営…1+1コリアグランドセール、ソウルバザーフェスティバル、韓流スターメガコンサート 「観光客歓待シーズン」は10月まで運営される予定で、ソウルを再訪した観光客に満足を超えて感動をも与えられるよう、ショッピングや文化など、様々なソウルの魅力を体験することができる機会を提供するのが目的だ。特に中国の国慶節期間(10月1日~7日)中に、韓流スターメガコンサート、花火大会(10月3日)、韓国最大のソウルバザーフェスティバルを開催し、中国人観光客を迎える。今回初めて開催されるソウルバザーフェスティバルは、ソウル市がソウル広場、光化門(クァンファムン)広場、清溪(チョンゲチョン)広場を全面的に使用し、中小規模企業者の商品を安価で大々的に売り出す行事として構想中。これは中小規模企業者の売上にも貢献するものと期待される。 また、ソウル市主管の主要フェスティバルも観光活性化に重点を置いて行われる予定。「漢江モンタン・サマーフェスティバル(7月)」、鍾路(チョンノ)・清溪観光特区で行われる「六矣廛(ユギジョン:朝鮮時代の鐘路にあった6種類の大商店)体験フェスティバル(9月)」、アーティストたちのストリートライブなど、観光客に見どころ満載のイベントや多様な体験の場を提供するほか、ソウル広場に常設公演場を設けオーケストラやバンドの公演なども行う(9月~10月)予定だ。 ソウル市はMERSの終息に合わせて、ソウル観光の再跳躍を図り、観光業界の自主的なサービス改善に向けた実践課題に取り組む決議などを盛り込んだ「ソウル観光人ハンマウム(心をひとつに)大会」も開催する。 観光業界の活力回復を支援…ソウルトラベルマート、最大2千万ウォンの集客インセンティブ 最後に、MERSにより活気を失った観光業界が自主的に危機を乗り越えられるよう、ソウル市は観光業界の活力創出を集中的に支援する予定だ。9月中に4日間行われる「ソウルトラベルマート」には、中国や東南アジアなど国内外の旅行業者300社から1千人を招待し、ビジネス商談やツアープログラムの説明会、ターゲットとなる国・地域に合わせた招待視察旅行などを実施することで、海外の旅行会社にソウルの観光商品を積極的にPRし、販売できる場を設ける。 今年下半期に開催予定の「Hi!ソウルフェスティバル(9月)」、「ソウル世界花火大会(10月)」、「ソウル・ピッチョロン祭り(11月)」など、主要フェスティバルやイベントに関する情報を国内外の旅行会社に事前に提供し、観光客向けた座席を確保するなどして観光商品化を後押しする。また、この期間中に特別乗換ツアープログラムも運営する予定だ。8月から10月まで計7回開かれる夜市には約100社が参加し、韓流関連の商品、手工芸品、食べ物、公演などを楽しむことができる。場所は未定。 官民合同のソウル観光活性化TF等を運営-MERS克服に向けた実行力の確保 これを機にソウル市は、観光関連機関や観光業界、専門家などが参加する強固な官民協力体制を整えることで、短期的にはMERSを克服しソウル市観光の早期回復に取り組む一方、長期的には観光客2千万の観光都市造成に向けたビジョンを作っていく計画だ。ソウル市のキム・ウィスン観光体育局長は「今回のMERS事態は観光業界にとって最大の危機ではあるが、この危機を賢明に乗り越えることができれば、ソウル市の観光が大きな再跳躍を果たすチャンスにもなる」とし、「一人でも多くの観光客を誘致し、明洞の街が観光客で賑わい、ソウルの観光業界が再び活気を取り戻せるよう努力を惜しまない考えだ」と語った。
SMG 2,204

ソウル市、韓国自治体初の「労働政策基本計画」を樹立

□ 「労働」が尊重されるソウル市づくりに向けた変化が始まる。ソウル市は5ヵ年の「ソウル市労働政策基本計画」を樹立・施行すると明らかにした。これは、地方政府レベルで「労働行政」の概念を取り入れ樹立した韓国自治体としては初めての試みで、勤労監督権・労使紛争調整権がないなど自治体の極めて限られた権限・条件などを考慮し、選択と集中を通じて「ソウル型労働政策モデル」を構築するというのがその特徴だ。 ○ 同計画は、「労働を尊ぶ特別市ソウル」のビジョンの下、「労働者権益の保護」と「使用者の模範的な役割の確立」という2大政策目標と61の細部課題で構成される。 □ 今回の計画は、様々な当事者間の利害関係が密にかかわり合うという労働政策の特性を考慮し、労使民政が2年半もの長期間に渡って共に取り組み、得られた結果だ。 ○ 民主労総・韓国労総の2大労総、女性・青年など各界を代表する労働団体および使用者団体の声を反映させ、市議会・学会・研究機関・中央政府(ソウル地方雇用労働庁)からの意見収集を行ったほか、労働問題の専門家による諮問タスクフォースの運営(8回)、労働団体など現場からの意見収集(15回)、政策討論会、「勤労者権益保護委員会」および専門家懇談会の開催など絶えず誠実な意思疎通を図ってきた。 <①労働問題の根本原因の解決に向けた一歩として「労働教育・相談」に市政の力量を集中> □ ソウル市の最初の試みは、労働問題において最も基本的で不可欠な「労働教育・相談事業」だ。 ○ まず、ソウル市傘下の教育機関である「人材開発院」に労働教育課程を新設するなど一般公務員向けの労働教育を大幅に強化し(今後5年間で6,700人の見込み)、一般市民や事業所を直接訪ねる「希望労働アカデミー」を通じて現場中心型の労働教育(今後5年間で約11万9千人の見込み)を実施する。 ○ 労働3権の紹介など基礎的レベルに留まっている現在の中学・高校の教科課程における労働教育を、充実した事例別の内容や肌で感じる実習型方式に改善する方策と、卒業後すぐに就労する「特性化高校」の生徒を対象に労働権利および関係法令に関する詳細な教育を義務的に行う方策を教育部に提案する。 ○ また、労働現場で起こりうる労働権利の侵害や不当労働行為などの問題を類型別にQ&A方式でまとめた「ソウル労働権利章典(仮称)」のブックレットを発行するほか、モバイルアプリやSNSを通じてアクセシビリティーを確保し、毎年新たな事例や法令の改正事項などをアップデートする。 ○ 労働教育・相談事業も大幅に拡大。青少年・女性・高齢者など弱者層の教育・相談(5年間で約2万人の見込み)を実施し、今年2月にオープンした「ソウル労働権益センター」および既存の4自治区の労働福祉センター(5年間で2万5千人の見込み)、「市民名誉オンブズマン制度」(5年間で1万3千人の見込み)を通じた相談もさらに拡大して運営する。また、青年インターンシップなどの就労者教育や事業主向け教育(5年間で2万6千人の見込み)も実施する。 <②女性・青少年・感情労働者・特殊雇用形態労働者など弱者層向け対策の構築に重点> □ ソウル市は、サービス業の割合が71%(全国平均56%)と他地域に比べ高く、零細企業(5人未満)が全体の81%を占めているため、女性・青少年・感情労働者などの弱者層が多いだけでなく、最近宅配サービス・運転代行など特殊雇用職従事者が急増しており、同市はこうした労働者を配慮する対策づくりに重点を置いた。 ○ まず、介護従事者・訪問販売員・保険設計士など仕事の性質上訪問・移動が必要な女性労働者が移動の合間に利用できる休憩所を2019年まで現在の8ヵ所から25ヵ所へと拡大する。また、「アルバイト青(少)年権利保護センター」(5ヵ所)を通じて青少年の権利保護を図り、青少年が理解しやすいよう作成された「青少年労働権利手帳」も毎年改定発行する(5年間で19万部の見込み)。 ○ 一方、感情労働を伴うサービス業の過重な精神的ストレスを解消するため、「感情労働者の人権保護に向けた企業MOUの締結」を2019年まで現在の9社から59社に拡大する。 ○ また、運転代行など特殊雇用職従事者の労働環境を改善するため、「24時間オープンの休憩室」を試験的に運営(1ヵ所)したあと拡大するほか、セーフティーネット構築を目指す社会保険適用策などを中央政府に提案する予定だ。障がい者のリハビリや職業教育の強化に向け、職業リハビリ施設の職員を2019年まで90人以上増員し、施設改善事業(253ヵ所対象)を実施する。 <③雇用安定・適正賃金・労働時間など5大労働懸案に関し、模範的使用者モデルを試験導入> □ ソウル市は、雇用の安定・適正賃金・労働時間・労使協力・職場のハラスメントなど5大労働懸案に関して、模範的な使用者の役割を果たすための先導的モデルを開発し、試験導入を経たのち、民間での拡散を促す計画だ。 ○ まず、今年4月まで5,625人の非正規職を正規職に転換し、引き続き2017年まで1,697人を正規職に転換することで、総計7,322人を正規職化する。これを通じ、定年退職を保障することで雇用安定や処遇改善、職に対するプライドの向上を図る計画だ。 ○ また、ソウル地域の高い物価水準、住宅費、私教育費などを考慮し、労働者の適正賃金を保障するため、全国の広域自治体としては初めて「ソウル型生活賃金制」を2015年から本格的に導入したソウル市は、市や投資機関・出捐機関の直接雇用労働者420人に優先的にこれを適用したほか、標準マニュアルを作成し、25の自治区にソウル型生活賃金制の導入をすでに勧告している。さらに今後公共契約および民間分野への拡散も推進する予定だ。 ○ それとともに労使が互いに尊重し合う文化を拡散させるため、昨年11月ソウル市が発表した投資機関・出捐機関の革新方策に盛り込まれている「参加型労使関係モデル」の具体的な適用策に関する研究を今年中に実施する予定で、試験導入後の成果を見てから拡散の可否を慎重に検討する計画だ。 ○ さらにソウル市は、家族と一緒に夕食時間を過ごせるようにするなど、労働者の暮らしの質を向上させるための「ソウル型労働時間短縮モデル」の開発にも取り掛かり、公共部門の試験導入機関を選定して適用したあと、その成果によって拡大の可否を検討する方針だ。 ○ 加えて、最近社会的に話題になっている職場のハラスメントの予防策を講じた同市は、通報ホットライン(経済振興本部長直通:02-2133-7878)を開設・運営中で、職場のハラスメントの予防教育を実施するとともに悩み相談窓口も設置する。 <④市民の命に直結する労働安全問題にも関心、中央政府とともに改善方策づくりへgt; □ 一方で、工事現場の安全など労働安全問題は、市民の命に直接関わる上、労働政策においても非常に重要であることを考慮し、ソウル市は本格的に労働安全問題に関心を持ち、様々な改善策づくりに取り組む。 ○ まず、ソウル市が発注する工事の現場労働者および管理者を対象に専門心理カウンセラーによる心理相談を行い、2019年まで9,000人の心理相談を推進することで、事故を未然に防止し、危険発生を最小限に留める。 ○ ソウル市は建設現場で働く外国人労働者が言語や生活環境に適応しにくい現実を考慮し、2019年まで総計1,850人を対象に「デリバリー安全教育」を実施する。 ○ また、「清掃勤労環境施設ガイドライン」を作成し、2019年まで約400ヵ所の清掃労働者のシャワー施設や休憩施設など施設面での改善を図り、安全な労働環境を造成する。 ○ 現在、産業災害補償保険法上、労災保険の適用から除外されている小規模・小額工事の労働者(工事代金2千万ウォン未満など)も、その適用対象に含む内容の法令改正を提案するなど、中央政府とともに持続的に労働安全改善策を推進する予定だ。 <⑤実質的な労使民生協力体系の構築および行政基盤づくり> □ 最後にソウル市は、今回発表する労働政策基本計画の実行力を確保するとともに、持続的な修正・補完・発展を図るための制度的基盤づくりにも取り組む。...   Read more
SMG 2,839
50種類の安全事故体験、「ソウル安全体験ハンマダン」開催

50種類の安全事故体験、「ソウル安全体験ハンマダン」開催

‒ 4月23日(木)~25日(土)汝矣島公園の文化広場で3日間開催(9:30~17:30) ‒ 災害安全、火災安全、生活安全、交通安全など6つのマダン、78の体験コーナーを運営  ‒ 体験を中心とした安全教育の機会を提供し、市民の災害対応能力の向上を図る ‒ 官民合同の緊急救助総合訓練(開幕訓練)、国際セミナーなど様々な付帯イベントを開催 □ ソウル市と(株)韓火(ハンファ)損害保険が共同で、韓国最大の総合安全体験イベントである「ソウル安全体験ハンマダン」を汝矣島(ヨイド)公園の文化広場で4月23日(木)~25日(土)の3日間開催する。「ソウル安全体験ハンマダン」は、災害安全、火災安全、生活安全、交通安全、身の安全、ふれあいなど6つのマダン(場)で構成され、各マダンには78の多彩な安全体験コーナーと好奇心に応える情報コーナーが用意される。 ▲ 「災害安全マダン」では地震、台風、風水害、山崩れ、水難事故、渓谷横断、地下鉄安全など14の体験コーナー ▲ 「火災安全マダン」では消火器の使用、火災時の避難要領、消防士体験、火災鎮火体験など10の体験コーナーが運営される予定。 ▲ 「生活安全マダン」では、電気・ガス安全、昇降機安全、心肺蘇生法など17つのコーナー ▲ 「交通安全マダン」では自転車、シートベルト、交通安全ルールなど12のコーナーが用意される。 ▲ 「身の安全マダン」では、児童虐待、性暴力、迷子防止などに関する安全教育が行われ、 ▲ 「ふれあいマダン」では、科学体験、レゴ遊び、環境保護、ロッククライミング体験など21の遊びコーナーが用意される。 □ 23日(木)午前10時~11時には、開幕を報せる「災害対応官民合同緊急救助総合訓練」が行われる。ソウル市や(株)韓火損害保険、永登浦(ヨンドゥンポ)区、永登浦消防署、警察など21の機関から約1,300人が参加し、ソウル市の朴市長も現場で市民と共に体験する予定。 □ 今回、韓火損害保険本社の(永登浦区汝矣大路56)で行われる訓練の重点事項は次の通り。大型・高層ビルで火災が発生した場合のゴールデンタイム内の初動措置および官民集団対応を目標に、消防車両や隊員が事前待機せず実際に出動することで臨場感を高めると同時に、災害拡散時のソウル市の段階別集団対応体系が実際に稼動して行政機関間協業体系を構築するなど、実践さながらの訓練を展開する予定だ。また、ビルの入居者や関係者など約1000人の市民が避難するなど、リアルな防災教育の機会になると思われる。 □ 特に、今回の訓練には日本、モンゴル、台湾、べラルーシなど4ヵ国の消防隊員20人が参加するため、国際都市ソウルのプレゼンスに相応しい「国際合同消防訓練」としての特別な意味をもつ。 □ 今年で9回目になる「ソウル安全体験ハンマダン」は、2007年「119大祝祭」に始まり、毎年約8万人もの子どもや青少年、家族ぐるみでの訪問があるほど名実共に国内最大の安全体験行事として位置づけられている。 □ ソウル市クォン・スンギョン消防災難本部長は、「実際の災害現場では長年経験を積んだ消防隊員でも負傷することがあるほど危険要素があらゆるところに潜んでいる。それだけに、普段から市民を対象とした安全体験教育を繰り返し、災害対応能力を培うべきだ」とし、「数日前、ソウル市江西(カンソ)消防署で心肺蘇生法を学んだ小学生が、教育を受けた直後に50代の男性を助けた。このような美談が今回の体験行事を通じてまた現れることを期待する」と述べた。 ※添付:関連写真、会場配置図などの参考資料 □ 安全体験の現場写真 渓谷横断体験 緊急脱出(緩降機)体験 □ 官民合同緊急救助総合訓練(開幕訓練)の訓練場の写真
SMG 1,869
世界都市の市長らが気候変動対応を呼びかける

世界都市の市長らが気候変動対応を呼びかける

‒ 世界都市市長フォーラム開催、気候変動対応に向けた都市・地方政府の挑戦課題や協力策を議論 ‒ 「市長協約(Compact of Mayors)」に基づき、都市・地方政府の気候変動対応に向けた国際協力を強化 ‒ パリ締約国会議(2015年12月)で発足する新国際気候体制(Post-2020)への理解を深める ‒ 「ソウル・アクションプラン」などフォーラムの成果をパリ締約国会議(COP21)で報告・共有予定 ‒ 市長協約の履行および拡大を支援し、都市間協力強化に向けた「市長フォーラムの定例化」を提案 ∗ 気候変動対応に向け世界都市の代表が一堂に会する。ソウル市は、朴元淳(パク・ウォンスン)市長を始めヨハネスブルグのパークス・タウ(Mpho Parks Tau)市長、モントリオールのドニ・コデール(Denis Coderre)市長、国連ダーバンプラットフォーム特別作業部会のアハメッド・ジョグラフ(Ahmed Djoghlaf)共同議長などが参加する「世界都市市長フォーラム」を4月10日(金)、DDP(ソウル・トンデムンデザインプラザ)で開催すると明らかにした。 ∗ 今フォーラムは、気候環境分野における世界最大規模の都市・地方政府会議である「イクレイ世界都市気候環境総会」の開催とともに「市長協約の拡散による『POST-2020』に向けた地域の気候変動対応の加速化」というテーマで開かれ、世界共通の課題である地球温暖化や異常気象などの気候変動に対応するため、都市・地方政府の意志を集結させる場として設けられた。 ∗ 「市長協約」は、2014年9月に国連本部で開かれた国連気候サミットで潘基文(パン・ギムン)国連事務総長のイニシアチブにより、世界有数の都市・地方政府のネットワークであるイクレイ、C40、UCLGを代表し、ソウルの朴元淳市長、リオデジャネイロのエドゥアルド・パエス(Eduardo Paes)市長、パリのアンヌ・イダルゴ(Anne Hidalgo)市長が共同で発表したものだ。協約を遵守し、気候変動対応に向けた各都市・地方政府の取り組みやその成果を一貫したプロセスで報告することで合意した。 ※新気候体制「POST-2020」:先進国だけに温室効果ガスの削減義務を課すという既存の気候体制、「京都議定書」の限界を克服し、先進国および開発途上国が全て積極的に参加する全地球規模の合意が実現する新たな気候体制のこと。 京都議定書が温室効果ガスの削減を中心とした体制である一方、新気候体制は国際社会の気候変動対応をさらに強化するため、削減、適応、財政、技術、力量強化、透明性などあらゆる分野をより幅広く扱う。 ※市長協約(Compact of Mayors):市長協約は3つの世界都市ネットワークが気候変動対応に向けて現在行っている取り組みを盛り込んだ合意文で、毎年都市ごとの温室効果ガス排出量の削減目標と緩和・削減計画を報告し、削減データを単一プラットホームの「イクレイ・カーボン都市気候レジストリ(cCR: Carbonn Climate Registry)」で公開することを中核内容としている。市長協約には、「イクレイ:持続可能性をめざす自治体協議会」、「C40(世界大都市気候先導グループ)」、「UCLG(都市・自治体連合)」がパートナーとして参加したほか、国際連合人間居住計画(UN-Habitat)がこれを後援している。 ∗ 市長協約は、3つの世界都市・地方政府ネットワークによる気候変動対応の取り組みを盛り込んだ合意文で、「『POST-2020』に向けた地域の気候変動対応」の新たなモメンタムでもある。 – 毎年、都市・地方政府は単一プラットホームの「イクレイ・カーボン都市気候レジストリ(cCR: Carbonn Climate Registry)」に温室効果ガスの排出削減目標と気候変動適応計画などを登録し、その履行状況をありのままに公開することを主な内容としている。 ∗ 今フォーラムは、国家間の合意に先立ち、都市・地方政府が自ら温室効果ガスの削減目標を示すことで、各国がより強化された自主決定の約束草案(INDCs)を国連の気候変動枠組条約(UNFCCC)に提出するよう促すと期待される。 ∗ また、今フォーラムを通じて都市・地方政府の気候対応の重要性を確認し、各大陸を代表する都市の市長らが都市別の削減目標と履行策を提示する。 ∗ 国際社会の関心や注目が集まる中、国連の気候変動協約の実務を担当するダーバンプラットフォーム特別作業部会のアハメッド・ジョグラフ共同議長が参加し、気候変動対応に向けた交渉過程や都市・地方政府の役割について発表を行う予定で、ミケル・レンテナール(Michel Rentenaar)オランダ気候変動大使や韓国外交部のキム・チャヌ大使も参加し、都市・地方政府の気候変動対応に向けた行動を積極的に支持する。 <市長協約の履行・拡散に向けた都市・地方政府の実行計画 「ソウル・アクションプラン」を発表> ∗ 朴市長は、フォーラムの閉会演説で市長協約に新しく加わる都市を発表し、国連の気候変動枠組条約(UNFCCC)が出した成果に支持を表明する。次に、都市・地方政府の先導的かつ具体的な実行戦略としてソウル宣言文の行動計画「ソウル・アクションプラン」を発表する。 ∗ ソウル・アクションプランには、イクレイやC40、UCLGなど都市間ネットワークの連携強化、「市長協約」の履行・拡散に向けた都市・市長政府の温室効果ガス削減目標および履行策、気候変動適応計画の策定、力量強化への支援などが盛り込まれている。 ソウル・アクションプラン>の要約 ※全文は添付を参照 – イクレイ、C40、UCLGなど市長協約の連携機構とマイケル・ブルームバーク特使は、地方政府が主導する地域行動を通じて気候変動に積極的に対応していくという約束を再確認し、パリ締約国会議での合意形成に資する。...   Read more
SMG 2,452
世界最大の都市ネットワーク「イクレイ総会」をソウルで開催

世界最大の都市ネットワーク「イクレイ総会」をソウルで開催

– 4月8日〜12日開催、147都市の代表団など約2千人が参加する大規模国際イベント – 5日間に渡り全体会議・特別テーマ会議・分科会など計42の会議と様々な市民体験プログラムを実施 – ソウル宣言文、アクションプラン、世界都市市長フォーラムの成果をパリ開催の締約国会議(12月)で報告 – 気候変動対応策として温室効果ガス削減の共通認識を拡散、都市間協力をリードする環境外交展開 – 世界都市間のMOU、環境政策の諮問、環境学校運営で政策・技術輸出の足がかりに – 成長産業として注目される国内エコ・グリーン企業とバイヤーによる1:1の「バイヤー商談会」 – 市民・NGO・企業の参加の下、気候変動を体験できるテーマ館、ソウル市館、産業技術館を運営 – 紙の消費量を減らす、使い捨てコップを使わない、リサイクル製品を使う…エコ・スマート総会 – 朴市長、「開催成功のため行政力を集中させ、気候変動対応の都市間ネットワークを強化する」  世界最大の都市ネットワーク「イクレイ(ICLEI, International Council For Local Environmental Initiatives)」の世界総会が4月8日(水)から12日(日)までの5日間、ソウルで開催される。パリ(フランス)、東京(日本)、コペンハーゲン(デンマーク)、ハイデルベルク(ドイツ)、ブダペスト(ドイツ)、広州(中国)、ヨハネスブルグ(南アフリカ)、エドモンド(カナダ)、メルボルン(オーストラリア)、ボゴタ(コロンビア)など世界6大陸147都市の代表団(3月4日時点)やNGO関係者などが一堂に会し、「持続可能な都市未来の構築策(Sustainable Solution for an Urban Future)」をテーマに、都市の経験や知見を共有し、温室効果ガス削減に向けた都市の役割と協力策を協議する。ソウル市は、世界の主要都市が集うソウル総会を機に「ソウルの優れた環境政策」と「国内エコ・グリーン企業」の広報にも力を入れる計画だ。 総会期間中、「原発1基減らし」運動などのソウル市の代表政策を世界都市市長団に紹介し、ソウルの環境関連施設15ヵ所の見学プログラムを運営する一方、約10カ国の途上国とMOUを締結し、ソウル市の優秀政策の海外展開と関連企業の海外進出促進を図る。2日目の4月9日(木)には、売上高1億ドル以上の発注企業、政府・公共機関など27ヵ国70社の海外バイヤーが参加する商談会をソウルプラザホテル・グランドボールルーム(地下2階)で開き、国内エコ・グリーン企業の実質的な海外進出を支援する。10日(金)にはDDP(東大門(トンデムン)デザインプラザ)付近の長さ310M、4車線の奨忠壇路(チャンチュンダンノ)が歩行者専用道路として運営され、「気候変動対応に向けたソウルの約束」の宣言式および世界都市市長団の支持宣言後、参加者全員によるパレードが行われる。また、今回の総会はエコ・スマート総会という趣旨の下、メイン会場の舞台や通訳ブース、受付デスクの設置にはリサイクル材を使用するほか、原則としてマイカップを使用する。会議資料はスマホアプリなどで閲覧できるようシステム化した。 ソウル市はこのような内容を盛り込み、DDPと新庁舎、ソウル広場で開催される「2015イクレイ世界総会」の詳細プログラムを公開した上で、主催都市として開催成功のために行政力を集中させると3月10日(火)明らかにした。 -イクレイは持続可能な都市の未来を目指す世界の地方政府間のネットワークとして1990年に発足した。現在87ヵ国の約1千の都市・地方政府が会員として活動しており、韓国ではソウル市をはじめ仁川(インチョン)市、釜山(プサン)市、済州(チェジュ)市、水原(スウォン)市など計51都市が加盟している。1990年の設立時に初めて開かれた総会は以来3年ごとに会員都市で開催されている。今回のソウル総会は9回目にあたる。 <イクレイ世界総会の主要事業の概要> ①イクレイ世界総会 「都市未来のための持続可能な解決策」 ソウル宣言文およびアクションプランの詳細を発表 世界都市市長フォーラム、新気候体制の合意形成 パリ締約国会議で成果を報告(2015.12) ②世界都市間の協力強化 「温室効果ガス削減のための都市間協力・連携」 Seoul on Stage ソウル政策の拡散 都市間の環境政策交流MOUを締結 政策コンサルティング、現地で短期コースの環境学校を運営 ③ソウルの約束-1人当たり1tのCO2を削減 「気候変動対応のためソウル市民、企業、学校などが参加」 市民・市民団体・企業・行政分野の意志を盛り 込んだソウルの約束(議題)を作成 「気候変動対応に向けたソウルの約束」宣言式 ④NGO 主催、企画、進行 「気候変動対応のための市民団体の役割」...   Read more
SMG 1,951
2014年ソウル市の電力使用量3.9%減少

2014年ソウル市の電力使用量3.9%減少

– ソウル市の電力使用量が3.9%減少、全国の電力使用量は0.5%増加(集計期間2014年1月∼10月) – 全国の電力使用量のうちソウル市が占める割合も全国比で9.9%から9.5%に減少 – ソウル市各世帯の月平均の電力使用量は2013年比3.9%減の302kWh – ソウル市、企業、家庭、学校など各界が共にエネルギーの節約•生産•効率化に努め使用量を削減 ソウルの電力使用量が2年連続で減少した。2013年比でソウル市の電力使用の現況(1月∼10月)を分析した結果、全国の電力使用量は0.5%増加した一方、ソウル市の電力使用量は3.9%減少した。 < 電力使用状況 > (単位:GWh) 区分 2013.1∼2013.10 2014.1∼2014.10 増•減 ソウル市 39,201 37,673 ↓3.9% 全国 394,422 396,209 ↑0.5% (%) 9.9% 9.5%   全国の電力使用量のうち、ソウル市が占める割合も全国比で9.9%から9.5%に減少した。ソウル市における前年比の電力使用量を分析した結果、2013年度は1.4%減、2014年は3.9%減となった。他の広域市•道全体の電力使用量は、ソウル3.9%、釜山2.3%、大邱1.9%それぞれ減少し、特に住宅用、一般用、教育用は全国的に使用量が減少した。 < 他広域市における電力削減状況 > 区分 ソウル市 釜山 大邱 仁川 広州 蔚山 大田 2014.1∼10 37,673 16,557 12,346 18,174 6,814 25,066 7,568 2013.1∼10 39,201 17,040 12,586 18,855 6,904...   Read more
SMG 1,554
ソウル広場スケートリンクへようこそ!19日オープン 初日無料

ソウル広場スケートリンクへようこそ!19日オープン 初日無料

– ソウル市が12月19日(金)17時半オープン、来年2月8日まで52日間運営 – 利用時間は日~木 10時~21時半、金・土・祝日 10時~23時 ­今年は市民安全や衛生面の強化に集中:柱の厚み強化やスケート靴乾燥室の初運営など ­地球温暖化により生息地が消えていく白熊を招待するという物語で構成 ­環境に関する文化公演や多様な体験プログラムの運営など様々なイベントを実施 ­ブックカフェの運営:憩いの場の提供とともに多様な軽食を楽しめる ­統合大気環境指数が「重度汚染」の場合、運営中止とともに最低2時間前に事前通知 ソウル市が19日(金)17時半の開会式を皮切りに来年2月8日まで52日間ソウル広場(クァンジャン)スケートリンク(www.seoulskate.or.kr)を運営する。初日は無料。開会式には朴元淳(パク・ウォンスン)市長や朴来学(パク・ネハク)ソウル市議会議長などが参加しスケートリンクのオープンを知らせる。祝賀公演として「ソウルに招待された白熊との出会い」をテーマにしたLEDサンドアート映像やスケート公演チームである「チームブレッシング」のパフォーマンスが披露される予定だ。オープン時間は、日曜日から木曜日10時から21時半まで、金・土曜日と祝日23時までだ。入場料はスケートリンクの造成を支援したウリィ銀行のサポートで今年も1時間あたり1千ウォン(レンタル料込)で利用することができる。 特に今年は市民安全や衛生水準を強化したことが特徴と言える。まず、建築物の構造強化のために既存のレンタルスペースおよび事務棟の建築には、スケートリンクのデッキ上に柱を設置した従来のやり方を変え、デッキ下の床から設置するほか、柱の厚さは10X10⇒15X15に強化し、建築物の中間柱を追加設置するなど建築物の基礎工事をしっかりした。衛生に関しては、新しいスケート靴を1千足購入し、スケート靴の乾燥室も初めて運営するという。昨年に比べトイレの規模も約30㎡拡大し市民がより利用しやすくするなど、スケートリンクを訪れる市民がより快適にスケートを楽しめるようにした。 全体的な構成は、有名建築家のオ・ヨンウク氏のプロボノにより昨年造成された「北極から流れてきた氷河」のイメージを今年も同様に採用しソウル広場スケートリンクならではの場所のアイデンティティを確立することで冬におけるソウルのランドマークになることができるよう力を注いだ。地球温暖化により数が減っている白熊を招待するという物語に基づいて作られたスケートリンクのあちらこちらにスケートを楽しんでいる白熊キャラクターを飾り、まるで北極の流氷に乗ってきた白熊とともにスケートをしているような感覚を味わえる空間を子どもたちに提供する。 < ブックカフェの運営:憩いの場や様々な軽食を提供 > その他の施設として今年もブックカフェを運営。ここでは待っている間本を読んだり、温かい食べ物も売っているため空腹を満たすこともできる。 < 統合大気環境指数が「深刻」の場合、スケートリンクの運営中止とともに最低2時間前市民に事前通知 >  ソウル市は今年も大気汚染から市民健康を保護するため昨年と同様に統合大気環境指数が「重度汚染」である場合、スケートリンクの運営を中止し、最低2時間前には市民に事前通知する予定だ。
SMG 2,500
食べる、見る、楽しむ 「ソウル・キムジャン文化フェスティバル」

食べる、見る、楽しむ 「ソウル・キムジャン文化フェスティバル」

– 11月14日(金)から16日(日)までの3日間ソウル広場や光化門(クァンファムン)広場などを中心に「2014ソウル・キムジャン文化フェスティバル」を開催 – 「ソウル1千万人のキムジャン、大韓民国キムジャンの新たな始まり」をテーマに、キムジャン文化の再現および再創造 – 展示・体験、ストリートアート、パレード、キャンペーンなど様々なイベントも満載 – 分かち合い、展示、体験、市場と食、文化など5つの分野にわたる20あまりのプログラム – 漫画家のホ・ヨンマン、タレントのキム・ホジン、キム・ジヨン、エネス・カヤ、ポロロなど7人の広報大使を委嘱 – 11月14日(金)深夜0時から17日(月)6時まで、市庁舎と広場の周辺道路を規制するため、公共交通手段の利用をおすすめ – 朴市長、「分かち合いと協同のキムジャン文化を世界の人々と共に楽しむフェスティバル、グローバルコンテンツとして発展させたい」 ⃞ 6千人あまりの市民や団体、企業の役員・社員たちが3日間で255トンのキムチを作る、史上最大規模の「キムジャン」、朝鮮王朝最後の国王、高宗(コジョン)が亡国の試練による不眠症に苦しんだ際食べたという「梨トンチミ(大根の水キムチ)のクッス(そうめん)」など、普段あまり接することのできない「宮廷キムチ」・「お寺の精進キムチ」・「宗家(チョンガ)キムチ」などがずらりと並ぶ展示・体験から市場や各種の文化行事に至るまで、韓国固有の「キムジャン文化」を五感で体験できるフェスティバルが来月ソウルで開催される。 ⃞ ソウル市は、「キムジャン文化」が昨年ユネスコの無形文化遺産に登録されるほど世界の注目を集める文化であるにもかかわらず、私たちの実生活からだんだん消えていくことから、「キムジャン文化」を再現・再創造することで韓国だけでなく世界の人々が楽しめるフェスティバルとして発展させる「2014ソウル・キムジャン文化フェスティバル」を初めて開催すると16日(木)、明らかにした。 これに関してソウル市は「光州(クァンジュ)世界キムチ文化祭り」を開催し、20年間韓国の「キムチ」を広めるために尽力してきた光州市とシナジー効果を出すため、7月に相互交流を始めた。「キムチ文化祭りにおける協力および光州キムチ文化祭りの販路」の共有や共同運営プログラムの開発など、持続的に交流をしている。 「立冬になれば、キムジャンをする」という先祖たちの知恵から、キムジャンに最適な11月14日(金)から16日(日)までの3日間、ソウル中心部にあたるソウル広場や光化門広場、清渓(チョンゲ)広場、世宗路(セジョンノ)公園、太平路(テピョンノ)一帯でフェスティバルが開催される予定だ。 作られたキムチは全て一人暮らしの高齢者や低所得家庭、また福祉施設など約2万5千に贈られる。 ソウル市は今年を手始めに、情趣や風流にあふれ、食べどころ・見どころ・楽しみどころ満載のソウル固有の総合フェスティバルであるこのキムジャン文化フェスティバルを毎年恒例化し、多様な文化的要素を取り入れることで、世界の人々が共に楽しむもう一つの韓流コンテンツとして商品化する計画だ。 例えば、韓国の昔ばなし「仲良し兄弟」をモチーフに、2千人が白菜チームと大根チームに分かれ、世宗大路に用意された200m区間の両端に積み上げられた白菜10トンをどれだけ多く運べるかを競う往復レース、「ソウル、キムチ路を走る」が、16日(日)14時に世宗大路で始まる。 若きアーティスト6チームがキムチを各自の分野に持ち込んで新たに解釈。「メディアアート」や「写真」、「キムチモンスター」のキャラクターで披露する大規模な公共アートプロジェクト「これがキムチだ」など、奇抜で面白い様々な文化プログラムが実施される。 この他にも、キムジャンの主役であるお母さんのためのヒーリングプログラム、「私の名前は母です」を始め、キムジャンの材料を市場価格より2割以上安く買える「太平三日市」もソウル広場と太平路の一帯で開かれる。 キムジャン文化フェスティバルは「ソウル1千万人のキムジャン、大韓民国キムジャンの新たな始まり」というテーマで▲ソウル1千万人のキムジャン、大韓民国キムジャンの新たな始まり(分かち合い)▲キムチの歴史と未来を一目で見ることができる展示会(展示)▲自分で作るキムチ(体験)▲キムチやキムチの材料を全て味わい買い求めることができる市場(市場&食)▲キムチをテーマにした文化プログラム(文化)など、5つの分野にわたる20あまりのプログラムが実施される。 企業や団体、市民が一堂に会し、キムチを作り、分かち合い、楽しむこのフェスティバルの特徴は市民が主体であるということだ。このフェスティバルには、約100の企業と100万人あまりの市民が参加する予定だ。 11月7日(金)から23日(日)まで、清渓川では「第6回ソウル提灯祭り」が開催される。昼間はキムジャン文化フェスティバルを楽しみ、夕方には清渓川の華麗な光を観賞することで、一日中ソウルを楽しむことができる。 また、11月14日(金)から16日(日)まで、約70ヵ国の駐韓大使館が参加する「第1回駐韓外国大使館の日」が光化門広場の北側で開かれ、様々な国の食べ物を味わうことができる。 < 分かち合い:ソウル広場などで6千人が255トンのキムチを作り、 社会的弱者層の人々に寄付-過去最大規模 > ⃞ 過去最大規模のキムジャン行事である「1千万人のキムジャン、分かち合いのフェスティバル」は、キムジャン文化フェスティバル期間中、ソウル広場(11月14日~16日)と清渓広場(11月14日)で開かれる。 ⃞ 心をこめて作ったキムチは低所得者など社会的弱者層の人々に贈られ、キムチのように韓国社会が一つにまとまり、共同体精神を促進するきっかけになることを期待している。 ⃞ 今回のキムジャン文化フェスティバルは、韓国に居住する外国人や中国人観光客、多文化家庭、企業が参加するなど、外国人のみならず、社会的・経済的格差を越えたくさんの人が参加することで、キムジャン文化を海外に発信するだけでなく地域愛を分かち合う行事になるとみられる。 ソウル市と参加団体はキムジャンにかかわるボランティアを励ますため、行事が始まる1~2時間前からインディーズバンド、チアリーダー、野菜キャラクター、演歌歌手などの多様な公演やパフォーマンスも用意する予定だ。 – 14日(金):韓国ヤクルトや基督教大韓監理会、ポスコ、義勇消防隊、市民など(約3,000人、約155トン) – 15日(土):韓国在住の外国人300人、中国人観光客200人、ソウル市農水産食品公社、大韓通運、(株)新世界朝鮮ホテル、東部火災など社会活動に関心のある企業、13の地方自治体(約1,500人、約50トン) – 16日(日):ソウル市社会福祉協議会傘下の職員やソウルメトロ、国際ウィ・ラブ・ユー運動本部、多文化家庭、カトリック教、中国人観光客200人、市民など(約1,500人、約50トン) < 展示:宮廷キムチ、お寺の精進キムチ、 宗家キムチなど特別なキムチが大集合 > 光化門広場では宮廷キムチ、お寺の精進キムチ、宗家キムチなど普段あまり見かけることのないキムチが全て集まり、キムチの歴史を振り返って現在と未来を見据えるチャンスを提供する展示会<キムジャン、時間の知恵>が開催される。 「山寺の清らかな味」というテーマで行われるお寺料理の展示館では、韓国の寺で禁じられている五辛菜(にんにく・ねぎ・ニラ・ヒメニラなど)が入っていないキムチを味わい、お寺で食べるキムチの味付けの秘訣を教えてもらうことができる。また、釜戸の神を祭った所や釜戸、釜などがある寺の台所も再現されている。 ソウルの代表的なキムチの一つである宮廷キムチを展示する「心のこもったキムチ」では、高宗の「梨トンチミのクッス」のみならず、王様の食膳に上がっていたという3代キムチ、ジョッグッジ(白菜キムチ)・ソンソンイ(カクテキ)・水キムチを見ることができる。 「守り続けてきた約束(宗家キムチ館)」では、羅州(ナジュ)地域の密陽(ミルヤン)朴氏である朴炅重(パク・キョンジュン)宗家のバントンチミ、西渓(ソゲ)朴世堂(パク・セダン)宗家のポッサムキムチなど韓国の宗家で500年以上受け継がれてきたキムチを味わうことができる。 特に、これまで姑から嫁へと何代にもわたって口承されてきた宗家キムチの作り方を文化遺産として残すため、ポータルサイト会社ネイバーとともに現場インタビューなどを行い、知識百科に「宗家伝承発酵料理」としてキムチの作り方を記録に残す。フェスティバルの現場でも画面を通して、伝統とITが出会う場面を見せる予定だ。...   Read more
SMG 2,321
市民が一緒に作る第一回「DDP東大門フェスティバル」、10月25日開幕

市民が一緒に作る第一回「DDP東大門フェスティバル」、10月25日開幕

– 10月25日、開会式および俳優キム・スヒョンのソウル市広報大使委嘱式やファッションショーなどを開催 – クリスチャン・ヤルヴィの「アブソリュート・アンサンブル」とサラ・チャンの共演や韓流フェスティバルなどを開催 – 展示・体験、ストリートアート、パレード、キャンペーンなど様々なイベントも満載 – DDPに、東大門のブランド力の向上および地域商圏の活性化、インフラ構築のけん引役を期待 – 「ソウルデジタルフォーラム」、「オメガのメディア発表会」、「文化シャネル展」などの開催を通じた東大門のブランド価値向上 – オープン以来、1日平均2万3千人が訪問、流動人口は2割増加 – フェスティバル当日午前6時から深夜0時まで周辺四車線道路の交通規制 3月21日オープンしたDDP(東大門デザインプラザ、ペク・ジョンウォン代表)は、「夢見る(Dream)、作る(Design)、楽しむ(Play)」というキャッチワードの下、創造と革新のランドマークとして浮上しているDDPと東大門エリアをより効果的にPRするために、市民と地域商店が一丸となってDDP東大門フェスティバルを10月25日(土)、DDPの主要施設および周辺道路で開催すると明らかにした。 今回のフェスティバルを機に、DDPが創造経済を主導し、地域産業と共にシナジー効果を生み出している東大門全体のブランド価値を向上させるほか、周辺商圏と共に発展できる経済的ネットワークを構築するよう力を入れる計画だ。 < 10月25日、開会式およびソウル市広報大使委嘱式、韓流フェスティバル、 ファッションショーなどを開催 > □ 10月25日午前10時から午後6時までは、事前行事と展示・体験イベントが予定されており、午前11時から午後1時までは、ソウル市のヨルリン芸術劇場所属チームの公演が行われる。 ○ 「IKON韓流MD商品の展示」、「広蔵(クァンジャン)市場のファッションスクール」、「コッブ二・メドゥプ(毎緝)工房の工芸体験」、「韓流メークアップショー」、「コスプレ・パレード」など、市民が参加する様々な展示・体験文化行事が午前10時から午後6時まで行われる。 ○ 午前11時から午後1時までは、ソウル市のヨルリン芸術劇場所属チーム、「ザ・ホリック(フュージョン国楽)」、「タッピ(タップダンス・パフォーマンス)」、「ドローイングショー(描画のパフォーマンス)」、「A.R Company」、「J.T魔術団」など、市民が作り共に楽しむことのできるプロボノ公演が開催される。 □ 公式行事としては、午後2時から午後2時半まで開会式およびソウル市広報大使委嘱式が行われ、午後2時半から午後5時半までソウルメトロ所属チームの公演が開催される予定だ。午後5時半から午後6時半までは、「ヒップホップ+ファッションショーのコラボ:デザイナーのパク・ジョンチョルによるファッションショー」が行われる。 ○ 当日の午後2時から午後2時半までは本フェスティバルの開会式が行われ、ドラマ「星から来たあなた」で人気を集めた主演俳優のキム・スヒョン氏がソウル市広報大使として委嘱される。 ○ また午後2時半から午後5時半まで、ソウルメトロ所属チームの「エクレシア(ポペラ)」、「ニュースカル(K-Pop)」、「モメンテール(インディーズバンド)」、「ナム・チャンバー(弦楽アンサンブル)」、「キャンディリーノ合唱団」、「音楽工場チャモン(フュージョン国楽)」、「ヴァリアント(子どもK-Pop)」、「ティピテピ(タップダンス・パフォーマンス)」、「I.O.F(ビーボーイ)」などの公演が予定されている。 ○ 午後5時半から午後6時半までは、「ヒップホップ+ファッションショーのコラボ:デザイナーのパク・ジョンチョルによるファッションショー」などのファッションショーが開催される。 □ クリスチャン・ヤルヴィの「アブソリュート・アンサンブル」とサラ・チャンの共演、ソウル市ビーボーイチーム「ギャンブラー・クルー」の公演、K- POPコンサートや東大門DJナイトなどが予定されている。 ○ 午後7時から午後8時までは、クリスチャン・ヤルヴィの「アブソリュート・アンサンブル」とサラ・チャンの共演が行われる。特にDDPのスペシャル舞台で代表的な2曲を演奏するバイオリニストサラ・チャンの公演は、今回のフェスティバルのクライマックスを飾り、素晴らしい感動を贈る計画だ。 ○ 午後8時から午後10時までは、「ソウル市ビーボーイチームのギャンブラー・クルーの公演」や「K-POPコンサートおよび東大門DJナイト」を始め、韓国の有名歌手などが出演する韓流コンサートなどが行われる。 □ DDPは、今回のイベントをきっかけに市民の芸術鑑賞の機会を拡大し、市民参加型の代表的なイベントに発展させるため、第一回DDP東大門フェスティバルを開催・定例化する予定だ。 ○ 今回のDDP東大門フェスティバルは、DDPがオープンしたことで屋外での文化行事や東大門エリアにおけるイベントの活性化が必要になったという市民や商店街のニーズを満たし、景況感を回復するため推進された。 < DDP、東大門というブランド価値を強化し、 商圏活性化・インフラ構築をけん引 > □ 立ち遅れ気味だった東大門は、ソウルデザインフォーラム、文化シャネル展、オメガのメディア発表会、デザイン商品の展示会などが開催されるなど、DDPのオープンにより企業のPRと作品展示の場という二つのイメージを同時に示すことのできる、新たなスタイルの企業イベント空間として位置づけられており、ブランド都市としての東大門の価値を高めている。 ○ DDPは「ソウル型 創造経済モデル-経済ビジョン2030」の一環として、都心の産業が共に成長するために東大門創造クラスターを育成する「デザイン...   Read more
SMG 2,225
ソウル市、24日「外国人住民スタートアップ・ビジネスフェア」初開催

ソウル市、24日「外国人住民スタートアップ・ビジネスフェア」初開催

– 「コリアンドリーム」をつかんだ15社の外国人社長が市民聴で事業紹介 – 貿易、IT、出版など、多様な業種の商品展示および企業広報ショー – 韓国人・外国人の起業希望者および初期段階のスタートアップのための起業コンサルティング、協業の機会も提供 – ソウル市、「外国人住民の起業成功に向け、韓国人・外国人のビジネス交流機会を確保するために支援し続ける」 ソウル市は9月24日(水)、庁舎地下1階の市民聴で午前11時から17時まで、外国人住民によるスタートアップを対象としては初めての「第1回外国人住民スタートアップ・ビジネスフェア」を開催する。 このフェアは、ソウル市が運営する外国人総合支援機関「ソウルグローバルセンター」で相談および教育などを受け、ソウル市で起業に成功した外国人企業のうち、ファッション、IT、食品・飲料、出版、貿易業など、多様な業種から15の企業が参加する。 一般市民や観光客など人通りの多いソウル市市民聴にブースを設け、ベルギー、カナダ、中国など10ヵ国出身の参加企業の代表が自社の商品やビジネスアイデアなどを紹介するとともに、積極的な広報ができるよう個別に事業発表の機会を提供し、韓国の外国人スタートアップのマーケティングや販路開拓を手助けする計画だ。 参加企業は、「スマートフォンを利用したバイクの自動ロック」ソフトウェアや人の接近を感知すると蓋が開く衛生的な「センサー付ゴミ箱」などのIT商品、「香りマーケティング」や韓国の伝統染色を施したバッグなどのファッションアクセサリー、「デジタルコンテンツ、映画製作」などと多岐にわたり、外国人社長の多様なアイデアと商品が紹介される予定だ。 ベルギー出身のユルゲン・ジャーメイ氏は、「起業には成功したが、これまでビジネスについて効果的にアピールする手段がなく、新たな販路開拓が困難だった。しかし今回のビジネスフェアは会社の広報に大きく役立つと思う」とし、「与えられた機会を最大限活かして韓国のビジネスパートナーを見つけ、事業を軌道に乗せたい」と述べた。 ソウルで暮らしながら、起業に成功した外国人企業家に会うことができる今回のビジネスフェアには、約300人の韓国人・外国人企業関係者のみならず、関心のある一般市民も参加することができる。また、韓国の中小企業など、韓国人・外国人企業とのビジネスミーティングを通じて、多様な形態の協業の場も設けられる。 結婚移民者、韓国国籍取得者、留学生など、起業を希望する外国人住民は、起業に成功した人から直接経験談や初期の事業運営ノウハウ、成功事例などについて聞くことができる。また、会場での人的・情報交流を通じて、起業の成功および持続可能な成長に向けたネットワークを形成できる上、ソウル市の創業支援プログラムに関する情報も得られる良い機会になるだろうと期待されている。 会場では、初期段階のスタートアップや韓国人・外国人企業関係者のために法務、税務・会計、特許など関連分野の専門家によるコンサルティングサービスを提供する。また、経営やマーケティング、貿易、協同組合など、あらゆる分野に関する無料相談もイベントとして行われる。 今フェアを主管するソウルグローバルセンターは、起業を夢見る外国人住民を手助けするために、専門相談から教育、保育に至るまで多様なビジネス支援プログラムを実施している。ここ3年間、約150人もの外国人住民がソウルグローバルセンターの支援により起業に成功した。 参加を希望する韓国人・外国人住民は、直接ソウル市庁舎地下1階に位置する市民聴(市庁駅4番出口)へ。詳しい情報はソウルグローバルセンターのホームページ(http://global.seoul.go.kr)または電話(2075-4106)で確認することができる。 ソウル市ユン・ヒチョン外国人多文化担当官は、「今回の外国人住民スタートアップ・ビジネスフェアを通じて、起業を希望する外国人住民がソウルでその夢を叶えることができるという自信を持ってほしい」とし、「スタートアップ・ビジネスフェアが、外国人住民によるスタートアップと韓国企業との持続的な交流につながり、共に成長する基盤を構築できるよう、今後も支援を惜しまないつもりだ」と話した。 参加企業リスト 順 会社名 業種 細部品目 国籍 1 Easyblox 貿易 展示ブースのブロック ベルギー 2 Motokey IT スマートフォンを利用したバイクのオートロック装置 デンマーク 3 Lazzat 飲食業 ウズベキスタン伝統レストラン ウズベキスタン 4 Yui Aroma 貿易 アロマオイル、ディフューザー、香りマーケティング 日本 5 EKO Korea 貿易 センサー付きゴミ箱 カナダ 6 IISE ファッション...   Read more
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